遅くなりましたが神々の軍勢のPauper目線での評価になります。
僕自身でも評価記事を書きましたが取り上げているカードに差があるので比べてみるのも面白いかもしれません。(http://surucucu.diarynote.jp/201401241820273020/)
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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The Pauper Take On Born Of The Gods(http://www.starcitygames.com/article/27824_The-Pauper-Take-On-Born-Of-The-Gods.html)
ALEX ULLMAN
1/30/14
僕はこう言えたら良かった、僕が初めて神々の軍勢のスポイラーを見た時、神啓/inspireを受けたとね、しかしそれでは嘘になる。ちょうど何処にでもいるマジシャンのように、僕は新しいセットを熱心に貪ったが、僕の食欲はPauperで使えるもののためにある。ほとんど常に何かが最初の段階で僕を捉え、「僕で構築して!」と叫ぶだろう。この時、何かが僕の頭にアイディアを叩き込む前に何度も製品ページを訪れることになる。別の段階を経て、それらが頭蓋からこぼれ出してこのデジタルページで述べる準備が出来た。
神々の軍勢はPauperにとって興味深いセットだ。新しいメカニズム、神啓と貢納、は比較的複雑でありPauperはこれらのカードを最も簡単な方法で実行するであろうことを意味している(New World Order(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/172)の設計方針のおかげだ)。カードリストに目を向けると、非常に少ないカードが予選を通過している。貢納は興味深い能力だが、この能力をもつ2つのコモン、《ファラガックスの巨人/Pharagax Giant(BNG)》と《黄金の木立ちの蛇/Snake of the Golden Grove(BNG)》はプレイされるのが遅すぎる。神啓は直ちに盤面に影響を与えない別のクリーチャーメカニズムだ。これはPauperデッキに入れるためのかなり高いハードルを設定するが、お呼びがかかるかもしれないものが2つある。
僕を興奮させる追加のカードはほとんどテーロスのメカニズムを拡張させるものだ。これは、追加のカードが、ある戦略がデッキとなるための臨界点へと近づかせてくれるためだ。それを考慮するとテーロスブロックのテーマは近い将来には同様の形でプッシュされない可能性が高く、もしそのテーマを中心に構築したいのならすべての有り得るカードを抽出しておくことが重要だ。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》を例にとろう。白のクリーチャーであるということは、それがほぼ確実に攻撃的なレンズを通して見られるだろうということを意味する。トップの白いクリーチャーデッキは白ウィニーだが、今のところそれは英雄的を上手く誘発するカードを使っていない。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》はこの外殻には収まらないが、呪禁のようなデッキに居場所を見つけるかもしれない。1つの大きな脅威を作ることを目的としているからこれは良く似ているよね。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》をそのテーロスの先例である《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と組み合わせれば実直な白単英雄的デッキの核が出来上がる:
これは非常に素直なデッキで、別の新カードである《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を活用している。盾の仲間は十分軽い授与コストを持っていて、どんなデッキにも1クリーチャーに複数のオーラを貼るという魅力的な選択肢を与えてくれる。このデッキはいくらか信じられないくらい強力なスタートを切ることが出来る、《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》に《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》と《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を付けて2ターン目に4/5絆魂っていう風にね。もしくは二つの《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》で7/7絆魂を夢見てもいい。
《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTH)》は最も古いカードで、20年前のUSナショナルチャンピオンの白ウィニーのリストの基盤だったものだ。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、更なるダメージを与える魅力的選択肢になるし、僕らはMatt Lindeからシャドーの恩恵を受けた《サルタリーの強兵/Soltari Trooper(TMP)》も借り入れている。《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》は、《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》をより強化するのでこのデッキでは《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》の強化版になる。Pauperがほとんど単色のフォーマットであることを考慮すれば、《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》はさらに「対象の除去呪文を打ち消す。このクリーチャーはブロックされない。」ことに繋がる。クリーチャーが2つの鎧を着こめば、ああ、そいつは危険だね。
Pauperの呪禁のように、Heroesは巨大な《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》か《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》で一騎当千ルートへ向かうことが出来る。また、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で手広く行って、遥かに伝統的な白ウィニーのようにも戦える。現在の構築ほど強固なものではないが、このデッキは複数の兵士による軍隊を保持することが出来る。
《オーラ術師/Auramancer(ODY)》は上記のデッキに含める価値があるかもしれない。それは元々の役目もこなしながら《グレイブディガー/Gravedigger(6ED)》の位置も務めることが出来る。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、コモンキューのより除去主体のデッキに対して力を溜めるゆっくりとしたゲームをさせてくれるかもしれない。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》は2色の英雄的戦略も可能にする。《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と違って空護衛は白の信心が濃くないので、ギルドに沿ったデッキでも楽に唱えさせてくれる。《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》は授与コストが十分軽くてどちらも魅力的な選択肢であることから、また一緒についてくることが出来る。緑の英雄、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》と《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は最も印象的なボーナスを持っているが、それぞれいくらかの問題がある。《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》は4マナですぐに盤面に影響を与えない、これはそれを使われにくくしているね。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は案内するマナベースでプレイする時に《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と同じ問題を抱えている。
Pauperのラスト・アクション・ヒーローは《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》だ。居場所のないパワフルなカード、《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》は他のクリーチャーを《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》効果から守りながら自らの軍隊を送り出すことが出来る。それは今のところ最も軽い授与コストを持つ《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》と色を共有してもいる。ボロスのリストはこんな感じにすることが出来る:
このデッキは追加の《稲妻/Lightning Bolt(M10)》としていくらかの《感電の弧炎/Galvanic Arc(RAV)》を入れても良いかもしれないし、《馬力充電/Dynacharge(RTR)》は軍隊をもっと強烈にする(英雄的の誘発にもなる)。もし君がデッキをより速く強襲したいなら、《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》も考慮できる。《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はこんな風にデッキで輝く。例えクリーチャーに一度貼られただけでも、《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はアクロスからの兵士に付けて4点のダメージを生み出すだろう。
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》はこのセットで一番のお気に入りの1つだ。Pauperのクリーチャー戦闘はほとんどが公平な戦いだ、《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》と《怨恨/Rancor(ULG)》のようなカードが重要になる理由だね。《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》は(以前の《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》と《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》みたいに)《破滅の刃/Doom Blade(M12)》のような場合にも後にものを残しつつ殴り合いを制することが出来る。もちろん、1/1の体格はそれほど印象的ではないが、上記のリストでは《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》や《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》を着込んで素晴らしい仕事をするんだ。僕は《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》がフォーマットを真っ二つにするとは考えていないが、それは1マナ域にも2マナ域にもなるからどんな攻撃的な赤デッキにもツールを提供する。
このデッキは上記の白英雄より安定性が低いがよりパワーを秘めている。追加の授与クリーチャーと《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》による潜在的な軍隊はこのデッキを除去に対して強くしてくれる。
僕が全てのセットレビューでやっていることが1つあるとするなら、それは黒単アグロを強化する新しいお土産を確認することさ。今回僕の闇の部分に希望を与えてくれたカードは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》だ。授与コストは法外な5マナだが、このクリーチャーはビートダウンを目指した沼デッキのマナカーブに合致するんだ。
ここでは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はその全ての仲間と一緒に2ターン目のちょうどいいクロックになる。ゲーム中盤では、それは《ダウスィーの怪物/Dauthi Horror(TMP)》や《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》を強化することが出来て、ゲームを速やかに終わらせることが出来る。5マナの授与コストは大きすぎる、けれども、黒単アグロを使う人たちは使うに値する2マナ域を探し求めているということを意味している。
もしかしたらニクスへの旅が良いカードをくれることがあるかもしれない。その時まで、僕は希望を持っていよう。
緑は神々の軍勢での大いなる勝者だ。ストンピィデッキに代表される―軽い緑クリーチャーを強化呪文と《怨恨/Rancor(ULG)》でバックアップする―森使いは力仕事のできるいくつかの強固な選択肢を得た。ストンピィは現在あまり使われていないデッキだ、それの理由は部分的に現在の黒いコントロールデッキの除去から生き残るのに十分丈夫なクリーチャーがいないことにある。ストンピィは非常に盤面で戦うデッキであり、早期に決着をつけるデッキだ。10月からこのリストを例に採ろう:
ストンピィは1、2そして3ターン目に場を埋め尽くす最高のデッキの1つだ。しかしながら、4ターン目の《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》で奪われてしまう。でも《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》を使われる前にどうしたらストンピィは勝てるだろうか?《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》はこの追求に役立つ。《地うねり/Groundswell(WWK)》と枠を争うことになる《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》は3ターン目に簡単に1マナで5点ダメージを与えてくれる。Patrick Sullivan並みのダメージを叩きだすことが出来る。[訳注:バスケの選手らしい]
信心を意識した構築はPauperで意味を持つ。先ほど述べたように、各デッキはほとんど1色であり、マナシンボルから何等かのボーナスを得ることは難しい条件ではないんだ(黒単コントロールを見てごらん)。この変化はストンピィにもっと緑マナシンボルを意識して再構成することを求める。《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》のようなカードと、トランプルのないお友達の《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》はどちらも候補になる。《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》も理に適っている(それは2マナ域として再び使える)。悲しいかな、《ムルタニの見習い/Multani’s Acolyte(ULG)》は攻撃的な構築で使えるほど強力じゃない。信心ストンピィデッキはこんな風にすることが出来る:
《茨の盾/Briar Shield(WTH)》は《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》と《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》の代わりに更なる緑の種としてここにいる。ストンピィは実績のある選択肢であり、《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》を最大限に生かすためにいくつかの枠を入れ替えることはこのデッキをトップメタへと押し上げるのに十分かもしれない。以下のような初動は想像に難くない:
ターン1:《森》、《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
ターン2:《森》、2点攻撃、《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》、《若き狼/Young Wolf(DKA)》
ターン3:《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》、《森》を戻して再プレイして《怨恨/Rancor(ULG)》を《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》に、攻撃して5点の《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
12点のダメージだ。除去がこれらを一掃する前に決めるのはそれほど難しくないだろう。
しかし信心はストンピィの取れる1つの道に過ぎない。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は《怨恨/Rancor(ULG)》を付ければ絶対的に巨大な5/3トランプルになる(そして強化呪文1つで更に厄介になるだろう)。《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》は、一方で、《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》と《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》の組み合わせとで非常に上手く働く、単純に攻撃するより遥かに大きくなる可能性があるね。もし神啓持ちのクリーチャーで注目するとしたら、《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》だ、1度攻撃することが出来ればPauperでの最高のブロッカーもやっつける準備が整うからね。
このセットでの個人的なお気に入りは《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》だ。墓地にカードを送る以上に僕が好きなカードは無い、そしてこの小さな奴はそれを非常に上手くこなす。《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》と共に、僕はゴルガリ拷問生活が舞い戻ってくるための姿勢を整えていると思うね:
僕はまだコイツが動いているリストを作っていないけど、それを作ってみることに間違いなく興奮しているよ。僕は《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》をこれでめくることも考えているけど、それはいつも《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》を捨てることを考えているからなんだ。《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は妥当な体格に信じられないくらい強力な効果が加わっている。正しいデッキでは、それは4枚のカードを「引く」ことが出来る、そいつは馬鹿にできないものだ。
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》はコモンが新世界秩序の下で強力であることを示してもいる。模造の《衝動/Impulse(VIS)》はそれが「ぴったり」土地を引けたときはとても強力だ。ポイントなのは、コモンは弱いのではなく、むしろリミテッドで盤面の複雑さを低減するということだ。これはその要件を満たす強力かつ面白いカードなんだ。僕がこのクリーチャーを使っていくつか構築をすることを約束しておくよ。
他にいくつかのカードが僕の目を引いた:
《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
オルゾフ《拷問生活/Tortured Existence(STH)》か《黒死病/Pestilence(USG)》主体のデッキでの別の妥当な《オーラ術師/Auramancer(ODY)》系のカードだ。これはタフネスが4あるので後半に間違いなく良い役割を果たしてくれる。ゲームを変えるものではないけれど、これはエンチャントを使うことを間違いなく安全にしてくれるね。
《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
《軍用隼/War Falcon(M13)》は知っているよ、そして君は《軍用隼/War Falcon(M13)》じゃない。このカードは3ターン目より先に攻撃することが出来ない、そして《軍用隼/War Falcon(M13)》と違って2ターン目に《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》と相打ちすることが出来ない。似ているように見えるけれども、その基本セットの親戚より明らかに劣っている。《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》は《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》が出る前にはゴブリンで使われていたが、ゴブリンは《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を使うことも出来て、不利なテキストを無視して攻撃するのが簡単だったんだ。
《保護色/Crypsis(BNG)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキに入る可能性がある。《保護色/Crypsis(BNG)》はブロッカーとして戦う上で《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》と争うだろう。重いけれど、《保護色/Crypsis(BNG)》はライフを支払わなくていい。これはフォーマットがある程度攻撃的になったら重要になるかもね。
《無効化/Nullify(BNG)》
これはストンピィと呪禁に対する素晴らしい《対抗呪文/Counterspell(TMP)》だ。青は驚異的な選択肢を持っているけれど(そうだよ、《対抗呪文/Counterspell(TMP)》自体も含むよね)、これは別の装備として悪くないね。
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
最速でこれは4ターン目に展開されるだろう、そしてそれで終わりじゃないんだ。もしかしたら遅い黒デッキのサイドボードに入るかもしれないけど、そのクリーチャータイプは《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》を躱せないんだよね。もし《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》が主力の除去になったなら、《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》はより使われるようになるだろう。
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
素晴らしいが遅い。もし赤くて遅いデッキが占術を望むのならばこのカードの出番だ。
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
それがアンタップしたとき、魔法のサイズ4/3になる、それは《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》をやっつけられるんだ。僕はそれが十分だとは思わないが、フォーマットが進化するにつれて考慮されると思うよ。
《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
それ自体のサイズは十分良いが、《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》によって授与の比較には負けてしまう。もしストンピィがより長いゲームと戦闘での除去を望むのならば《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》にお呼びがかかるだろう。
さて、それが僕の神々の軍勢の感想だ。これが僕がすぐにピックしたカードだ:
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》
そしてドラフトの最後に採るカードだ:
《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
《保護色/Crypsis(BNG)》
《無効化/Nullify(BNG)》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》
《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
君はどう思う?どのカードで構築することに興奮して君のPauperデッキで使うかい?下記のコメントで聞かせてくれ!
Keep slingin’ commons -
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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結構授与クリーチャーを評価しているのが意外なところでした。《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はかなりAlexさんの趣味が入ってそうですけどね。
えーと、ちなみに《保護色/Crypsis(BNG)》をウィー=ゼロックスに入れる構想は今のところ有りません。あくまで戦闘を有利に運ぶカードなので、もともとクリーチャーデッキに対して強いウィー=ゼロックスはそこを意識しません。むしろ戦闘以外、呪文による除去への耐性の方がずっと重要なので《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》に取って代わることは無さそうです。少なくとも今のところはね。「カードを1枚引く」って書いてあったら使ったのになあ
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は完全に見逃していました。こいつは最高に夢が有りますね。《衝動/Impulse(VIS)》的なサーチかと思ったら《根囲い/Mulch(STH)》のように墓地が肥えるんですね。こりゃ凄い。
実は次に訳す予定のAlexさんの記事はこの《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》を取り上げたものになっています。お楽しみに。
僕自身でも評価記事を書きましたが取り上げているカードに差があるので比べてみるのも面白いかもしれません。(http://surucucu.diarynote.jp/201401241820273020/)
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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The Pauper Take On Born Of The Gods(http://www.starcitygames.com/article/27824_The-Pauper-Take-On-Born-Of-The-Gods.html)
ALEX ULLMAN
1/30/14
僕はこう言えたら良かった、僕が初めて神々の軍勢のスポイラーを見た時、神啓/inspireを受けたとね、しかしそれでは嘘になる。ちょうど何処にでもいるマジシャンのように、僕は新しいセットを熱心に貪ったが、僕の食欲はPauperで使えるもののためにある。ほとんど常に何かが最初の段階で僕を捉え、「僕で構築して!」と叫ぶだろう。この時、何かが僕の頭にアイディアを叩き込む前に何度も製品ページを訪れることになる。別の段階を経て、それらが頭蓋からこぼれ出してこのデジタルページで述べる準備が出来た。
神々の軍勢はPauperにとって興味深いセットだ。新しいメカニズム、神啓と貢納、は比較的複雑でありPauperはこれらのカードを最も簡単な方法で実行するであろうことを意味している(New World Order(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/172)の設計方針のおかげだ)。カードリストに目を向けると、非常に少ないカードが予選を通過している。貢納は興味深い能力だが、この能力をもつ2つのコモン、《ファラガックスの巨人/Pharagax Giant(BNG)》と《黄金の木立ちの蛇/Snake of the Golden Grove(BNG)》はプレイされるのが遅すぎる。神啓は直ちに盤面に影響を与えない別のクリーチャーメカニズムだ。これはPauperデッキに入れるためのかなり高いハードルを設定するが、お呼びがかかるかもしれないものが2つある。
僕を興奮させる追加のカードはほとんどテーロスのメカニズムを拡張させるものだ。これは、追加のカードが、ある戦略がデッキとなるための臨界点へと近づかせてくれるためだ。それを考慮するとテーロスブロックのテーマは近い将来には同様の形でプッシュされない可能性が高く、もしそのテーマを中心に構築したいのならすべての有り得るカードを抽出しておくことが重要だ。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》を例にとろう。白のクリーチャーであるということは、それがほぼ確実に攻撃的なレンズを通して見られるだろうということを意味する。トップの白いクリーチャーデッキは白ウィニーだが、今のところそれは英雄的を上手く誘発するカードを使っていない。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》はこの外殻には収まらないが、呪禁のようなデッキに居場所を見つけるかもしれない。1つの大きな脅威を作ることを目的としているからこれは良く似ているよね。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》をそのテーロスの先例である《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と組み合わせれば実直な白単英雄的デッキの核が出来上がる:
Heroes
Alex Ullman
Creatures (26)
4 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
2 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
4 《サルタリーの強兵/Soltari Trooper(TMP)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
4 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
4 《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
Lands (18)
18 《平地》
Spells (16)
4 《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
3 《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》
3 《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTH)》
4 《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》
2 《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》
これは非常に素直なデッキで、別の新カードである《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を活用している。盾の仲間は十分軽い授与コストを持っていて、どんなデッキにも1クリーチャーに複数のオーラを貼るという魅力的な選択肢を与えてくれる。このデッキはいくらか信じられないくらい強力なスタートを切ることが出来る、《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》に《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》と《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を付けて2ターン目に4/5絆魂っていう風にね。もしくは二つの《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》で7/7絆魂を夢見てもいい。
《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTH)》は最も古いカードで、20年前のUSナショナルチャンピオンの白ウィニーのリストの基盤だったものだ。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、更なるダメージを与える魅力的選択肢になるし、僕らはMatt Lindeからシャドーの恩恵を受けた《サルタリーの強兵/Soltari Trooper(TMP)》も借り入れている。《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》は、《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》をより強化するのでこのデッキでは《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》の強化版になる。Pauperがほとんど単色のフォーマットであることを考慮すれば、《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》はさらに「対象の除去呪文を打ち消す。このクリーチャーはブロックされない。」ことに繋がる。クリーチャーが2つの鎧を着こめば、ああ、そいつは危険だね。
Pauperの呪禁のように、Heroesは巨大な《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》か《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》で一騎当千ルートへ向かうことが出来る。また、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で手広く行って、遥かに伝統的な白ウィニーのようにも戦える。現在の構築ほど強固なものではないが、このデッキは複数の兵士による軍隊を保持することが出来る。
《オーラ術師/Auramancer(ODY)》は上記のデッキに含める価値があるかもしれない。それは元々の役目もこなしながら《グレイブディガー/Gravedigger(6ED)》の位置も務めることが出来る。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、コモンキューのより除去主体のデッキに対して力を溜めるゆっくりとしたゲームをさせてくれるかもしれない。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》は2色の英雄的戦略も可能にする。《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と違って空護衛は白の信心が濃くないので、ギルドに沿ったデッキでも楽に唱えさせてくれる。《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》は授与コストが十分軽くてどちらも魅力的な選択肢であることから、また一緒についてくることが出来る。緑の英雄、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》と《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は最も印象的なボーナスを持っているが、それぞれいくらかの問題がある。《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》は4マナですぐに盤面に影響を与えない、これはそれを使われにくくしているね。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は案内するマナベースでプレイする時に《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と同じ問題を抱えている。
Pauperのラスト・アクション・ヒーローは《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》だ。居場所のないパワフルなカード、《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》は他のクリーチャーを《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》効果から守りながら自らの軍隊を送り出すことが出来る。それは今のところ最も軽い授与コストを持つ《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》と色を共有してもいる。ボロスのリストはこんな感じにすることが出来る:
Boros Heroes
Alex Ullman
Creatures (23)
4 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
4 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
3 《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
4 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
4 《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
4 《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
Lands (20)
10 《山》
10 《平地》
Spells (17)
4 《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》
4 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
このデッキは追加の《稲妻/Lightning Bolt(M10)》としていくらかの《感電の弧炎/Galvanic Arc(RAV)》を入れても良いかもしれないし、《馬力充電/Dynacharge(RTR)》は軍隊をもっと強烈にする(英雄的の誘発にもなる)。もし君がデッキをより速く強襲したいなら、《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》も考慮できる。《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はこんな風にデッキで輝く。例えクリーチャーに一度貼られただけでも、《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はアクロスからの兵士に付けて4点のダメージを生み出すだろう。
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》はこのセットで一番のお気に入りの1つだ。Pauperのクリーチャー戦闘はほとんどが公平な戦いだ、《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》と《怨恨/Rancor(ULG)》のようなカードが重要になる理由だね。《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》は(以前の《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》と《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》みたいに)《破滅の刃/Doom Blade(M12)》のような場合にも後にものを残しつつ殴り合いを制することが出来る。もちろん、1/1の体格はそれほど印象的ではないが、上記のリストでは《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》や《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》を着込んで素晴らしい仕事をするんだ。僕は《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》がフォーマットを真っ二つにするとは考えていないが、それは1マナ域にも2マナ域にもなるからどんな攻撃的な赤デッキにもツールを提供する。
このデッキは上記の白英雄より安定性が低いがよりパワーを秘めている。追加の授与クリーチャーと《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》による潜在的な軍隊はこのデッキを除去に対して強くしてくれる。
僕が全てのセットレビューでやっていることが1つあるとするなら、それは黒単アグロを強化する新しいお土産を確認することさ。今回僕の闇の部分に希望を与えてくれたカードは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》だ。授与コストは法外な5マナだが、このクリーチャーはビートダウンを目指した沼デッキのマナカーブに合致するんだ。
Black Beats
Alex Ullman
Creatures (32)
4 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
4 《カーノファージ/Carnophage(EXO)》
4 《死体運び/Corpse Hauler(M14)》
4 《ダウスィーの怪物/Dauthi Horror(TMP)》
4 《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer(TMP)》
4 《ラクドスの切り刻み教徒/Rakdos Shred-Freak(RTR)》
4 《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
4 《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》
Lands (18)
18 《沼》
Spells (10)
2 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
4 《血の署名/Sign in Blood(M13)》
ここでは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はその全ての仲間と一緒に2ターン目のちょうどいいクロックになる。ゲーム中盤では、それは《ダウスィーの怪物/Dauthi Horror(TMP)》や《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》を強化することが出来て、ゲームを速やかに終わらせることが出来る。5マナの授与コストは大きすぎる、けれども、黒単アグロを使う人たちは使うに値する2マナ域を探し求めているということを意味している。
もしかしたらニクスへの旅が良いカードをくれることがあるかもしれない。その時まで、僕は希望を持っていよう。
緑は神々の軍勢での大いなる勝者だ。ストンピィデッキに代表される―軽い緑クリーチャーを強化呪文と《怨恨/Rancor(ULG)》でバックアップする―森使いは力仕事のできるいくつかの強固な選択肢を得た。ストンピィは現在あまり使われていないデッキだ、それの理由は部分的に現在の黒いコントロールデッキの除去から生き残るのに十分丈夫なクリーチャーがいないことにある。ストンピィは非常に盤面で戦うデッキであり、早期に決着をつけるデッキだ。10月からこのリストを例に採ろう:
King Stompy
Jason Sirichoke
1st Place at Magic Online Daily Event on 10/13/2013
Creatures (25)
4 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
1 《生命の咆哮の思念/Shinen of Life’s Roar(SOK)》
3 《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》
4 《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》
3 《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
4 《若き狼/Young Wolf(DKA)》
2 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
Lands (17)
17 《森》
Spells (18)
1 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《怨恨/Rancor(ULG)》
4 《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》
3 《地うねり/Groundswell(WWK)》
2 《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
Sideboard
1 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》
3 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
1 《生命の咆哮の思念/Shinen of Life’s Roar(SOK)》
2 《濃霧/Fog(4ED)》
3 《スズメバチの一刺し/Hornet Sting(M11)》
3 《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage(SHM)》
2 《木化/Lignify(LRW)》
ストンピィは1、2そして3ターン目に場を埋め尽くす最高のデッキの1つだ。しかしながら、4ターン目の《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》で奪われてしまう。でも《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》を使われる前にどうしたらストンピィは勝てるだろうか?《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》はこの追求に役立つ。《地うねり/Groundswell(WWK)》と枠を争うことになる《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》は3ターン目に簡単に1マナで5点ダメージを与えてくれる。Patrick Sullivan並みのダメージを叩きだすことが出来る。[訳注:バスケの選手らしい]
信心を意識した構築はPauperで意味を持つ。先ほど述べたように、各デッキはほとんど1色であり、マナシンボルから何等かのボーナスを得ることは難しい条件ではないんだ(黒単コントロールを見てごらん)。この変化はストンピィにもっと緑マナシンボルを意識して再構成することを求める。《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》のようなカードと、トランプルのないお友達の《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》はどちらも候補になる。《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》も理に適っている(それは2マナ域として再び使える)。悲しいかな、《ムルタニの見習い/Multani’s Acolyte(ULG)》は攻撃的な構築で使えるほど強力じゃない。信心ストンピィデッキはこんな風にすることが出来る:
Devoted Stompy
Alex Ullman
Creatures (26)
4 《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》
4 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
4 《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》
4 《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》
4 《若き狼/Young Wolf(DKA)》
2 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
Lands (17)
17 《森》
Spells (17)
2 《茨の盾/Briar Shield(WTH)》
4 《怨恨/Rancor(ULG)》
4 《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
3 《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》
《茨の盾/Briar Shield(WTH)》は《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》と《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》の代わりに更なる緑の種としてここにいる。ストンピィは実績のある選択肢であり、《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》を最大限に生かすためにいくつかの枠を入れ替えることはこのデッキをトップメタへと押し上げるのに十分かもしれない。以下のような初動は想像に難くない:
ターン1:《森》、《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
ターン2:《森》、2点攻撃、《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》、《若き狼/Young Wolf(DKA)》
ターン3:《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》、《森》を戻して再プレイして《怨恨/Rancor(ULG)》を《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》に、攻撃して5点の《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
12点のダメージだ。除去がこれらを一掃する前に決めるのはそれほど難しくないだろう。
しかし信心はストンピィの取れる1つの道に過ぎない。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は《怨恨/Rancor(ULG)》を付ければ絶対的に巨大な5/3トランプルになる(そして強化呪文1つで更に厄介になるだろう)。《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》は、一方で、《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》と《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》の組み合わせとで非常に上手く働く、単純に攻撃するより遥かに大きくなる可能性があるね。もし神啓持ちのクリーチャーで注目するとしたら、《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》だ、1度攻撃することが出来ればPauperでの最高のブロッカーもやっつける準備が整うからね。
このセットでの個人的なお気に入りは《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》だ。墓地にカードを送る以上に僕が好きなカードは無い、そしてこの小さな奴はそれを非常に上手くこなす。《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》と共に、僕はゴルガリ拷問生活が舞い戻ってくるための姿勢を整えていると思うね:
B/G Tortured Existence
E. Hustle
Creatures (28)
3 《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》
4 《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
3 《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RAV)》
3 《墓を掻き回すもの/Grave Scrabbler(FUT)》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
4 《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RAV)》
3 《吸血犬/Vampire Hounds(EXO)》
4 《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
Lands (23)
8 《森》
10 《沼》
2 《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm(RAV)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (9)
4 《拷問生活/Tortured Existence(STH)》
3 《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》
2 《強迫/Duress(USG)》
Sideboard
2 《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
2 《斑の猪/Brindle Boar(M14)》
2 《膿絡み/Festercreep(MOR)》
3 《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》
2 《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
2 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
1 《強迫/Duress(USG)》
1 《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》
僕はまだコイツが動いているリストを作っていないけど、それを作ってみることに間違いなく興奮しているよ。僕は《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》をこれでめくることも考えているけど、それはいつも《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》を捨てることを考えているからなんだ。《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は妥当な体格に信じられないくらい強力な効果が加わっている。正しいデッキでは、それは4枚のカードを「引く」ことが出来る、そいつは馬鹿にできないものだ。
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》はコモンが新世界秩序の下で強力であることを示してもいる。模造の《衝動/Impulse(VIS)》はそれが「ぴったり」土地を引けたときはとても強力だ。ポイントなのは、コモンは弱いのではなく、むしろリミテッドで盤面の複雑さを低減するということだ。これはその要件を満たす強力かつ面白いカードなんだ。僕がこのクリーチャーを使っていくつか構築をすることを約束しておくよ。
他にいくつかのカードが僕の目を引いた:
《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
オルゾフ《拷問生活/Tortured Existence(STH)》か《黒死病/Pestilence(USG)》主体のデッキでの別の妥当な《オーラ術師/Auramancer(ODY)》系のカードだ。これはタフネスが4あるので後半に間違いなく良い役割を果たしてくれる。ゲームを変えるものではないけれど、これはエンチャントを使うことを間違いなく安全にしてくれるね。
《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
《軍用隼/War Falcon(M13)》は知っているよ、そして君は《軍用隼/War Falcon(M13)》じゃない。このカードは3ターン目より先に攻撃することが出来ない、そして《軍用隼/War Falcon(M13)》と違って2ターン目に《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》と相打ちすることが出来ない。似ているように見えるけれども、その基本セットの親戚より明らかに劣っている。《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》は《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》が出る前にはゴブリンで使われていたが、ゴブリンは《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を使うことも出来て、不利なテキストを無視して攻撃するのが簡単だったんだ。
《保護色/Crypsis(BNG)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキに入る可能性がある。《保護色/Crypsis(BNG)》はブロッカーとして戦う上で《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》と争うだろう。重いけれど、《保護色/Crypsis(BNG)》はライフを支払わなくていい。これはフォーマットがある程度攻撃的になったら重要になるかもね。
《無効化/Nullify(BNG)》
これはストンピィと呪禁に対する素晴らしい《対抗呪文/Counterspell(TMP)》だ。青は驚異的な選択肢を持っているけれど(そうだよ、《対抗呪文/Counterspell(TMP)》自体も含むよね)、これは別の装備として悪くないね。
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
最速でこれは4ターン目に展開されるだろう、そしてそれで終わりじゃないんだ。もしかしたら遅い黒デッキのサイドボードに入るかもしれないけど、そのクリーチャータイプは《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》を躱せないんだよね。もし《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》が主力の除去になったなら、《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》はより使われるようになるだろう。
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
素晴らしいが遅い。もし赤くて遅いデッキが占術を望むのならばこのカードの出番だ。
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
それがアンタップしたとき、魔法のサイズ4/3になる、それは《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》をやっつけられるんだ。僕はそれが十分だとは思わないが、フォーマットが進化するにつれて考慮されると思うよ。
《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
それ自体のサイズは十分良いが、《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》によって授与の比較には負けてしまう。もしストンピィがより長いゲームと戦闘での除去を望むのならば《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》にお呼びがかかるだろう。
さて、それが僕の神々の軍勢の感想だ。これが僕がすぐにピックしたカードだ:
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》
そしてドラフトの最後に採るカードだ:
《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
《保護色/Crypsis(BNG)》
《無効化/Nullify(BNG)》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》
《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
君はどう思う?どのカードで構築することに興奮して君のPauperデッキで使うかい?下記のコメントで聞かせてくれ!
Keep slingin’ commons -
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
=============================================================================
結構授与クリーチャーを評価しているのが意外なところでした。《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はかなりAlexさんの趣味が入ってそうですけどね。
えーと、ちなみに《保護色/Crypsis(BNG)》をウィー=ゼロックスに入れる構想は今のところ有りません。あくまで戦闘を有利に運ぶカードなので、もともとクリーチャーデッキに対して強いウィー=ゼロックスはそこを意識しません。むしろ戦闘以外、呪文による除去への耐性の方がずっと重要なので《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》に取って代わることは無さそうです。少なくとも今のところはね。「カードを1枚引く」って書いてあったら使ったのになあ
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は完全に見逃していました。こいつは最高に夢が有りますね。《衝動/Impulse(VIS)》的なサーチかと思ったら《根囲い/Mulch(STH)》のように墓地が肥えるんですね。こりゃ凄い。
実は次に訳す予定のAlexさんの記事はこの《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》を取り上げたものになっています。お楽しみに。
【MO】PauperPE #6710691
2014年2月11日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperPEに参戦。今回は無事に人が集まってくれた。
リストは1ヶ月ほど変更していない。
リストは1ヶ月ほど変更していない。
#6710691
Round1 Freedコンボ
《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》に《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》を付けるコンボデッキだと思われる。①後手。土地と除去と除去回避。○○
クリーチャーを引かず攻めあぐねるが《サイクロプス》を引いて一撃。
②《島》無し。土地と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。
相手が緑マナを引かず。こちらはクリーチャーをしっかり引いて展開。カウンターを受けるが《悪鬼》はしっかり着地。これで何度か殴って勝ち。
Round2 ゴブリン①先手。土地と《サイクロプス》とコンボパーツ。××
《サイクロプス》が《炎の斬りつけ》されて4Tキルできず。そこから後続を引かず殴られて負け。
②《山》2と《悪鬼》と《使徒の祝福》と除去でキープ。
しっかり除去を引かれて後手に回って最後の攻撃のチャンスもライフが足りずに負け。
メインから《炎の斬りつけ》を取られているとはキツイ。あれが無ければ返しで勝てていたのだが
Round3 ファミリア①先手。土地と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。○×○
《悪鬼》で3Tキル。
②《島》1と《デルバー》とドローと《サイクロプス》。
ドロー呪文を5枚くらい使っても《山》が見えず。《デルバー》だけでは相手の戦線を支えきれず負け。
③土地と《サイクロプス》とドロー。
2T目に《悪鬼》。3T目に《サイクロプス》を展開。1度《断絶》されるも相手の展開が乏しくそのまま殴り切って勝ち。
2戦目を落としたものの基本的に有利な相手。
Round4 親和①先手。《島》とドローと《悪鬼》とコンボパーツ。××
《山》が引けず。相手は4/4を3体展開で全く間に合わず。
②土地無し。土地無し。土地無し。《山》とドローでキープ。
そこから土地引かず負け。
相手のブン回りとこちらの事故。これは仕方がない
Round5 青黒コントロール①後手。土地とドローと《悪鬼》。○××
《シャドーの裂け目》で《ストロボ》をトップして《悪鬼》で4Tキル。
②土地とドローと《払拭》。
《払拭》の効かない除去で捌かれてしまい成す術無し。
③土地無し。《島》1と《悪鬼》と《使徒の祝福》。
何とかクリーチャーを展開していくが引きが振るわず一撃が決められず。ジワジワ削られて負け。
もともと苦手なマッチアップだが引きが噛み合わなかった感じ
Round6 青赤フェアリー
青単デルバーに《稲妻》をタッチしたような形①後手。《島》1とドローとクリーチャー。○○
クリーチャーはカウンターされるも相手が土地を引きすぎてくれて、《悪鬼》で一撃を決めた。
②土地と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。
《デルバー》が即変身して殴っていたらそれだけで相手が投了した。
流石に相手の投了が早すぎた気がする
結果3-3 22位で賞品無し
【MO】PauperPE #6710595
2014年2月8日 対戦記録ウィー=ゼロックスで朝4:30からのPauperPEに参戦。
なんとか33人ぎりぎり集まっての開始。
おまけで8人構築
×× 親和
1戦目は土地を引きすぎて、2戦目は全く山が引けなかった。
これがウィー=ゼロックスというデッキの業か・・・。
なんとか33人ぎりぎり集まっての開始。
#6710595
Round1 青単デルバー①先手。土地と《デルバー》と除去。
まずこちらの《デルバー》を変身させてプレッシャーをかける。相手のクロックはしっかりと除去していく。他のクリーチャーはカウンターされるが結局《デルバー》のみで殴り切った。
②土地と《悪鬼》とドローと除去。
《サイクロプ》2体や《悪鬼》をしっかり着地させる。これで殴って行こうと思うが相手は《尖塔のゴーレム》から忍術を3回してきてアドを稼がれて攻め手を弾かれて負け。
③《島》1とドローと除去と《サイクロプス》。
一向に《山》が引けず、《フェアリーの大群》にちまちま殴られる。ようやく《山》が引けたが相手は《対抗呪文》2まいと《除外》2枚を構えている始末。《呪文づまりのスプライト》と《デルバー》も展開されてかなりこれは負けたと思ったが、相手の《デルバー》に除去を当ててカウンターやバウンスを使わせる。ここで相手の手札が《除外》だけになったところで《電謀》で一掃。さらに《紅蓮破》をトップして《除外》を躱しつつ《サイクロプス》が着地。これで攻めて勝つことが出来た。
3戦目はかなり劇的な逆転劇だった。相手の《デルバー》が変身しなかったことと《紅蓮破》が引けたことが幸運だった。
Round2 呪禁オーラ①先手。《島》とドローと除去。○○
相手が土地にオーラを貼っているうちに《悪鬼》で3Tキル。
②土地と《デルバー》とドロー。
相手が白マナを引かないようで手札が腐っている。《デルバー》2体が着地変身して《悪鬼》まで着地。相手は《怨恨》つきの《シラナの岩礁渡り》しかおらず、これで投了。
こちらのブン回りと相手の事故によるラッキーな勝ち。
Round3 赤単ゴブリン①先手。土地と《悪鬼》とドローと除去。○××
相手が《ゴブリンの奇襲隊》で総攻撃してきた返しに引きが噛み合って《悪鬼》で4Tキル。
②島と《デルバー》とドローと除去。
《サイクロプス》で20点攻撃するが《シルヴォクの生命杖》の3点ゲインで粘られてそれが決め手になって負け。
③土地、除去とクリーチャー無し。《山》4と《悪鬼》と除去。
青マナ引かず、相手はキレイに回って負け。
2戦目は引き次第で勝ちが望めただけに悔しい。3戦目は引きが悪いので仕方ない
Round4 白単ウィニー①後手。土地無し。《島》、クリーチャーもドローも無し。《島》1と《悪鬼》とコンボパーツ。○○
2T目の《悪鬼》を《マナの税収》されるがすぐに《悪鬼》を追加。これが除去もされず5Tキル。
②土地無し。土地無し。《島》とドローと《電謀》。相手もダブルマリガン。
相手が《戦隊の鷹》でサーチし忘れるミス。相手の1/1を2体《電謀》で一掃してその後も何とか除去を決める。《悪鬼》2体を展開。相手は《アケイシアの投槍兵》に装備品を付けて殴ってきて相打ち。そして《デルバー》を展開。《悪鬼》がいるのに《思案》を唱え忘れるミスをしてダメージ損をする。《悪鬼》が《未達への旅》されるが《デルバー》を2枚引いて展開。結局3体のカマキリで殴り勝った。
相手の《戦隊の鷹》のサーチ忘れと装備品の分のアドが響いた格好。
ダブマリ2回しても勝てる!
Round5 神秘の指導コントロール①後手。土地と《サイクロプス》。○××
《サイクロプス》は除去されるが《デルバー》に《海賊の魔除け》と《ストロボ》で10点攻撃する。相手が除去を引かずこれでダメージレースに勝った。
②土地と《悪鬼》と除去と回避。
残り3点まで削ったが《熟考漂い》でアドを取られて除去を躱せず。ジワジワ削られて負け。
③土地6。《山》1。土地とドローと《悪鬼》。
《悪鬼》は除去される。相手の《熟考漂い》をカウンターして《サイクロプス》を展開。1度攻撃のチャンスが巡ってくるが《ストロボ》が引けず、7点攻撃で終わり。その後キッチリ除去されじわじわ殴られて負け。
2戦目も3戦目も惜しかっただけに悔しい。
Round6 親和①先手。土地と《悪鬼》とドローと除去回避。《悪鬼》で3T目に13点。《エイトグ》を展開されるが相手に除去は無くて勝ち。○×○
②土地と《デルバー》と除去回避。
《軍旗の旗手》が邪魔で攻撃しにくい。一気に4/4が2体並び攻撃する間もなく負け。
③土地と《悪鬼》とドロー。
序盤に《軍旗の旗手》を除去して《悪鬼》で10点。その後4/4が2体並ぶが《ストロボ》を使ってブロックせざるを得なくして討ち取る。そこからの相手の引きが土地のみで諦めてくれて勝ち。
3戦目は相手の引きが悪かった。キープが悪かっただけかもしれないですけどね
なんとかTop8に滑り込む。
準々決勝 青赤ミッドレンジ①後手。土地と《デルバー》と《悪鬼》。××
《デルバー》でしばし削るが除去をしっかり引かれて攻めきれず負け。
②土地と《デルバー》と《紅蓮破》と《サイクロプス》。
《デルバー》はすぐ除去されて《サイクロプス》も《紅蓮破》で落ちる。その後クリーチャーを引かず相手のペース。トップ勝負になるが負け。
もおおおおおおおおお!この相手は本当にキツイ!どうすればいいんだ!
結果4-2 準々決勝敗退で7位
おまけで8人構築
×× 親和
1戦目は土地を引きすぎて、2戦目は全く山が引けなかった。
これがウィー=ゼロックスというデッキの業か・・・。
Twitter始めました
2014年2月7日 Magic: The Gatheringみんながやってるのを見て楽しそうだなーと思って始めました。
https://twitter.com/surucucu_mtg
基本的にPauperに関してつぶやくと思います。
Twitterを通してPauperを広めていければ最高だなあ
https://twitter.com/surucucu_mtg
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Twitterを通してPauperを広めていければ最高だなあ
なんとなくPauper関連の情報を検索していたら、非常にすばらしい日本語Pauperサイトに遭遇しました。
それが
シミてく(゜-゜)さん!
(http://simiteku.doorblog.jp/)
追記:お引越しされました→http://simiteku.com/
1年ほど前にPauperに出会ったという管理人の ganp さんですが、驚くほど詳細かつ解り易いPauper記事をまとめられております!キレイに画像が散りばめられていて非常に見やすいです。これからPauperを始めようという人にも、さらにPauperを極めようという人にも勧められるサイトです。
日本語でPauperのまとまった記事があるサイト自体稀なのですが、質が高くて何より更新がマメというのが超貴重!日本のPauper界を盛り上げて行こうという高い志が感じられます。是非皆様お立ち寄りあれ!
と、嬉しい発見でテンションあがって勝手にリンク貼っちゃったけど大丈夫かな?
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と、嬉しい発見でテンションあがって勝手にリンク貼っちゃったけど大丈夫かな?
【MO】Pauper 8人構築
2014年2月4日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauper8人構築
ここ最近の対戦成績が
×○○青単デルバー
○○―トロン
×○○青単デルバー
○○―青単デルバー
○○―青単デルバー
×○○親和
と、まあ調子はいいんだけどもやっぱり青単デルバー多い。
きっちりクロックを除去して、こちらのデルバーで対応を迫って相手を後手後手に追い込むのが綺麗な勝ちパターン。《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》まで入れた前のめりなタイプには特にこれが刺さる。このクロック除去に貢献してくれるのが《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》と《電謀/Electrickery(RTR)》の強力除去。
あとは先手を取れるかどうかが大きい。ここ最近の青単デルバーは4戦とも先手を取っているので幸運としかいいようがない。得意意識が芽生えつつあるけど多分気のせい。青単デルバーを意識したこの構成でしばらく回そう。
#6701539
Round1 青単デルバー①先手。《島》と《デルバー》と《悪鬼》《サイクロプス》《ギタクシア》。○○
《デルバー》が変身して4発殴る。相手は土地がつまり気味。《デルバー》は討ち取られるが《悪鬼》が着地。相手の下手なタイミングの《断絶》を《使徒の祝福》で躱しつつブロック回避して《稲妻》で止め。
②《島》と《デルバー》と除去。
相手の1T目《デルバー》を《海賊の魔除け》で除去。その後相手が《フェアリーの大群》を展開。2体目の《フェアリーの大群》を展開してタップアウトした隙に《電謀》で流す。こちらは《デルバー》が変身して殴る。《悪鬼》は《流砂》に飲まれるが2体目の《デルバー》と《サイクロプス》が着地。《サイクロプス》に《鎖の呪い》が貼られ、《デルバー》への2度の《残響する真実》で時間を稼がれるも相手は回答を引かず、そのまま《デルバー》で殴り切って勝ち。
若干相手のプレイングがお粗末だったかも。先にデルバーを出して相手に構える余裕を与えなければ有利に戦えるかな。
Round2 青単デルバー①先手。土地とドローと《使徒の祝福》。○○
《デルバー》でしばし殴る。《尖塔のゴーレム》が着地したが《静電気の稲妻》。ここに《対抗呪文》を釣って《悪鬼》を通しに行くが《目くらまし》が刺さってしまう。しかし相手が息切れして《サイクロプス》が着地。すこし睨み合うが最後に《サイクロプス》に島渡り付けて一撃を決めた。
②土地と《悪鬼》と除去。
相手の《デルバー》や《フェアリーの大群》を除去していく。こちらは《サイクロプス》を2体展開するが2体とも《睡眠発作》される。相手の変身しない《デルバー》2体を上手いこと《電謀 》で流し、《尖塔のゴーレム》も《静電気の稲妻》で一掃。さらに《悪鬼》と《サイクロプス》を着地させるが回避が引けず《深き刻の忍者》と《尖塔のゴーレム》と睨み合いになる。4体目の《サイクロプス》も着地したが手札に準備が整わない。《尖塔のゴーレム》に何度か上から殴られ始めるが何とか引きが間に合って《海賊の魔除け》で島渡りをつけて一撃を決めた。
《海賊の魔除け》も《電謀》も活躍した。狙い通りに動けると嬉しい。
Round3 親和
最近には珍しく《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》入りのタイプ。①先手。《島》1と《デルバー》2とクリーチャーと《稲妻》。×○○
《デルバー》2体が変身して殴る。《甲殻の鍛冶工》が出てきてもライフレースは勝っていたが《エイトグ》をトップされて《大霊堂の信奉者》で残りを削られて1ターン差で負け。
②《島》1とドローと《水流破》と《サイクロプス》。
《デルバー》は《感電破》で焼かれるが上手く土地を引いて《サイクロプス》を展開。これで5Tキル。
③《山》2とドローと除去。
《甲殻の鍛冶工》を《炎の斬りつけ》で除去。上手く《島》を引いて《デルバー》展開。ここに《感電破》が飛んで来るが相手はマナフィルターを使い切って赤マナ源が無くなる。次に《悪鬼》を探して展開。相手の手札は《感電破》と《エイトグ》のみ。《ストロボ》を使ってオーバーキルの35点殴って勝ち。
3戦目は後手であったし、火力によって《島》を引くまでの時間の余裕があると判断してのキープだった。結果的に勝てたがこれを本当にキープしていいかどうかは悩ましいところ。
結果優勝
ここ最近の対戦成績が
×○○青単デルバー
○○―トロン
×○○青単デルバー
○○―青単デルバー
○○―青単デルバー
×○○親和
と、まあ調子はいいんだけどもやっぱり青単デルバー多い。
きっちりクロックを除去して、こちらのデルバーで対応を迫って相手を後手後手に追い込むのが綺麗な勝ちパターン。《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》まで入れた前のめりなタイプには特にこれが刺さる。このクロック除去に貢献してくれるのが《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》と《電謀/Electrickery(RTR)》の強力除去。
あとは先手を取れるかどうかが大きい。ここ最近の青単デルバーは4戦とも先手を取っているので幸運としかいいようがない。得意意識が芽生えつつあるけど多分気のせい。青単デルバーを意識したこの構成でしばらく回そう。
禁止改訂
2014年2月3日 Magic: The Gathering コメント (5)Pauper 変更無し
正直最近の青単デルバーの隆盛には困っているので何かしら措置を望むところだったんですけどね、もはやPauperはWotCによって管理されるフェイズを逸してしまったのでしょうかね。
DEがあるわけではないのでメタの動きを正確に把握するのは難しいですが、公開されているリストでは25%以上が青単デルバーという隆盛っぷりです。これはメタ第2位の親和の10%と比べて倍以上の占有率ということになります。
今回は変更が無かったわけですが、今後禁止改訂があるとしたらどういったものになるでしょうかね?
1番はやはり《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》かなって気がします。何しろこのカード、青単デルバー、青単コントロール、青赤ミッドレンジ、ウィー=ゼロックスと実に環境の4割以上のデッキが4枚積みしています。Pauperの空はコイツが制していると言っても過言ではない。現状青って色が環境最速のクロックを持っているわけですから、おかしいと言えば実におかしな話です。序盤にデルバー2体展開したらクルクル変身して、それを守っていたらいつの間にか勝っているという、いわゆるデルバーゲーも珍しい事ではないですね。
ウィー=ゼロックスもこの勝ちパターンが有るのでかなりお世話になっているのですが・・・。正直禁止されても文句は言えないかなー
次点で《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》かな。やっぱりフリースペルっておかしいよねって思うことは多々あります。この場合、現在調度良いバランスに見えるファミリアがとばっちりを受けることになるので考えどころか。
青単デルバーだけが採用しているカードとしては《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》もかなりコモン離れした性能ですね。コイツが消えたら青単デルバーがみんな青単コントロールに移行して終わりになるのかな?
そうそう、《苦花/Bitterblossom(MOR)》解禁で今後モダンでの活躍が望めそうですよねコイツ。
もういっその事、《島》禁止しちゃったら?だって環境の6割が《島》を積んでいる。青いってことで言えば親和も青いから、実に環境の7割が青い!ウィー=ゼロックスは《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》と《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》でギリギリ賄えるから、ちょっとそんな環境も見てみたい。
そんな妄想をしている今日この頃。
モダン?《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》禁止で迫害されていた墓地利用系デッキが日の目を見たら面白そう。《苦花/Bitterblossom(MOR)》はかなりヤバそうな匂いがする。白黒トークンとかフェアリーとか、ソウルシスターズがライフ回復しながらフェアリー並べたり。まあ僕のようなニワカが考えるようなことはWotCもテストプレイしていない訳がないので今後の動向を見守りましょう。
【MO】Pauper 8構とPE2つ?
2014年2月3日 対戦記録お誘いを受けたのでウィー=ゼロックスで8人構築
日曜16:30からのPE
開始時刻になっても10人程度しか人が集まらず、そこから徐々に人が減るのみで開催ならず。
月曜8:30からのPE
開始時刻時点で18人ほど集まっていた。わずかな望みも虚しくそこから人が増えることはなくまたしても0回戦敗退となった。
なんで?みんなプレリで忙しいのかな?
#6691053
Round1 青単デルバー①先手。土地無し。《島》1とドローと《サイクロプス》。《断絶》でテンポ取られて《除外》されて相手のペースで投了。×○○
②土地と《サイクロプス》とドローと《紅蓮破》。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》でアド取られるも《サイクロプス》を着地させて殴って行って勝ち。
③島と《デルバー》とドローと《ストロボ》。
《デルバー》2体が変身。《ギタクシア》で見た《目くらまし》をケアしながら動いてひたすら殴って勝ち。《尖塔のゴーレム》引かれなくて良かった。
Round2 青赤緑トロン①後手。《島》とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。○○
綺麗に《山》と《ストロボ》をトップして《悪鬼》で3Tキル。
②土地とドローと《使徒の祝福》。
《悪鬼》も《ストロボ》も引く。3T目に《ファングレンの匪賊》が着地。返しで《悪鬼》を着地させる。4T目に5点ゲインされるが《稲妻》と合わせて29点叩き込んで勝ち。
5点ゲインがなんぼものんじゃい!
Round3 青単デルバー①先手。《島》1と《悪鬼》とドロー無し。土地と《悪鬼》と《ギタクシア》。×○○
こちらの脅威はカウンターされる。相手の《雲ヒレの猛禽》が大きくなって殴られる。《サイクロプス》2と《悪鬼》が着地して殴って相打ちを取られた結果、《サイクロプス》1体が生き残る。その後のトップ勝負で《サイクロプス》が殴れず《雲ヒレの猛禽》に決められる。
②土地と《紅蓮破》2と《稲妻》と《ストロボ》。
相手が《島》1と《デルバー》2枚でキープ。その《デルバー》を2体とも焼いて《悪鬼》が着地。その後相手は2枚目の土地を引かずディスカードモードで勝ち。
③土地と《デルバー》とドローと《電謀》と《ストロボ》。
相手に《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を出させて、旨い事変身しなかった《デルバー》と《呪文づまりのスプライト》を電謀で流す。こちらの《デルバー》で殴りに行くがここに《鎖の呪い》。相手の持っていた《水流破》を《海賊の魔除け》で捨てさせてからの《悪鬼》着地。これで1発殴るが《水流破》をトップされて除去される。2枚目の《悪鬼》を展開。《呪文づまりのスプライト》でアドバンテージを取られつつも《悪鬼》で殴って行ってしっかり除去引いてブロッカー焼いて攻撃通して勝ち。
実は8構初めての優勝
日曜16:30からのPE
開始時刻になっても10人程度しか人が集まらず、そこから徐々に人が減るのみで開催ならず。
月曜8:30からのPE
開始時刻時点で18人ほど集まっていた。わずかな望みも虚しくそこから人が増えることはなくまたしても0回戦敗退となった。
なんで?みんなプレリで忙しいのかな?
【翻訳】Crush & Ramp Part 2: Approaching Hypermana In Pauper by Alex Ullman Pauperハイパーマナ戦略【後編】
2014年1月31日 翻訳 コメント (3)前半を読んでいない方はまずこちらから(http://surucucu.diarynote.jp/201401311826447425/)!
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君がトーナメントで直面する可能性の高いことについて話す時だ!
デルバー:大差をつけてPauperで最も人気のあるデッキだ、デルバーは面白い相手を提示してくれるよ。彼らの最高の呪文の1つは君の脅威に対して無力だ、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を止めるのは難しいだろうからね。プレイに関しては、彼らの打消し呪文を回避するためにオーラとエルフを積極的にプレイして行きたい、そして後のターンで複数の脅威を吐きだすことを可能にするんだ。最大で、デルバーは8枚の確定カウンターを積んでいる(《対抗呪文/Counterspell(TMP)》4、《剥奪/Deprive(ROE)》2、《除外/Exclude(INV)》2がパーミッション主体のバージョンの一般的組み合わせだ)、なのでそれらを使い切らせることは可能だ。《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》はここで素晴らしい助けになるが、怪物が取り戻せる位置に居るかどうかを必ず確かめよう。
アウト(後手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》3、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》1
アウト(先手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》2、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》2、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》4
先手と後手のサイドボーディングプランの違いは《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》のプレイのあるラインにおいての重要性を反映している。後手では、盤面を作り、《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》が着地するまでに攻撃をするものが必要だ。《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》は彼らの一般的サイドボードである《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》や《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》を受けられるし、彼らがとても攻撃的でなくとも、他の《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》を抜いて3枚目の《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》を入れることは理に適っている。
マナ発生源へ《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》が付いた場合、怪物を唱えられるまで保持してからそれを死なせよう。土地を網のために1、2枚捨てることは時として正しいんだ。《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は彼らにとって回答しなければならない別のカードだ、だからもし可能なら空の狙撃手を網の餌にしてフィニッシャーに突っつかせるのを許そう。
デルバーコントロール:より打消し呪文を積んだ人気のない方の青いデッキは遥かに容易だと判明した。このバージョンは《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》による初期のプレッシャーがない。このデッキ(恒例のデルバーから2ターン目に《熟慮/Think Twice(TSP)》や《蓄積した知識/Accumulated Knowledge(NEM)》を打つのがシグナルだ)と戦うときは、1ターンの間に複数の脅威を展開したい。敵のリソースを脅威を突きつけることで使い果たすようにしたい―これで1体の怪物が大きな役割を果たす。
アウト:《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》3
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》1
彼らの除去の大部分はエンチャントベースだ―《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》や《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》―そして彼らの主な脅威は《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》だ。《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》はここで輝くが、「解決しなければならない」ものではない。君のゲームプランはサイドボード後も変わらないが、《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》のサイドインに警戒しよう。
エスパーセイジコンボ:僕がこのデッキが好きな理由はエスパーセイジコンボに対して自動的に投了となってしまわないからだ。早期の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》は成功に不可欠だし、時には彼らは君の軍隊に圧倒されるだろうね。《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》と《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》の組み合わせには目を光らせて置きたい。これは両者がビートダウンしようとする戦いであり、先にやりたいことをやった方が勝つ傾向がある。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》4、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1
イン:《Thermokarst(ICE)》4、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》4
ゲーム2と3では、彼らの計画を邪魔して行きたい。《Thermokarst(ICE)》は《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》と《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》のようなカードのために使うべきだ。1ターン目の《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》によってコンボを始めることを困難にさせるだろう。君は《Thermokarst(ICE)》と脅威を同じターンに撃てるようになるまではコントロールのように動くのが良いだろう。
親和:Erdrazi Greenは親和に対して素晴らしい相性を持っている。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》と《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》のライフゲインは《エイトグ/Atog(MRD)》と《投げ飛ばし/Fling(STH)》を雑事にしてしまう。君の最高の脅威は彼らの《感電破/Galvanic Blast(SOM)》を2枚使わせる(そうでなければ死あるのみだ)、そして君の序盤の展開は全て《金属ガエル/Frogmite(MRD)》を圧倒できる。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》をダブルブロックして1体が生き残ることが出来るから非常に重要だね。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》2
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
親和は消耗戦にはならないので《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》はベンチに下げよう。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は親和にとってライフをほとんど不可能なものにする、そして早期の《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》の着地はアーティファクト土地を食べて彼らのライフを脅かすことを意味する。この対戦を面白くする2つのカードある。1つ目は《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》だ。多くの親和デッキがこのクリーチャーから離れてはいるが、Erdrazi Greenにとって2体の《噛みつきドレイク/Snapping Drake(RAV)》をビートするのは大変なんだ。2つ目は《倒壊/Raze(USG)》だ、いくつかの親和デッキはトロンと戦うためにまだこれを取っている。ゲーム2と3では、君はマナオーラを守るために複数の土地に分けることを考慮した方が良いかもしれない。
青赤緑トロン:フォーマットにおける別のビッグマナデッキだ。君のエンジンの方が速く、君のクリーチャーの方が優れている。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》はオールスターで、君を《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》の範囲外に保ってくれる。最初に《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を着地させれば、そこから負けるのは難しいはずさ。
アウト:《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》4、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1
イン:《Thermokarst(ICE)》4、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
彼らは《地の裂け目/Earth Rift(ODY)》を投入してくるだろう、だからまたオーラを分散させよう。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》に耐える別の脅威だ(また、君を生かしてもくれる)。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は素晴らしいが《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》を打ち倒すことが出来ないのでここは《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》に軍配が上がる。
Izzet Blitz:《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキは君が脅威を並べる前に君を殺しに来るだろう、そして君のすることはシンプルだ―彼らにそれを許すな。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は少なくとも6点分で使いたい。3ターン目に《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を出せない限り、ゲーム1は彼らに分がある―そうしたら今度は君に分があるようになる。
すなわち、時に彼らは《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》と《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》を持っていて、君は負けるしかないということだ。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》2
《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》は「君を殺させない」ようにする。フラッシュバックの《濃霧/Fog(4ED)》を使っているとき、《払拭/Dispel(WWK)》と《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》は君の防御モードを脱線させるから知っておこう。この対戦では、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》の含まれていない境界線の手札はマリガンしたい。加速も鍵となる、特にそれが《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》と対になっている時はね。
黒単コントロール:別の人気のあるデッキだが、最近のトップテーブルの周りには見られなかった。彼らは除去に大きく頼っているが、君はそれ以上の脅威を展開出来る。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》と《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》はそれぞれ複数の除去を使わせることが出来るので傑出している。
アウト(後手):《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
アウト(先手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》2
ゲーム2と3では、君のパラダイムは変化する。最速の脅威で加速していくことは、エルフとサテュロスが除去の的になるだろうから最良の選択肢ではない。その上、彼らは君の着飾った《森》を撲滅するために《腐臭の地/Rancid Earth(TOR)》や《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》を持ちこんでくる。ゲーム2と3では、この理由から君はオーラを分けたほうが良い。君も《Oubliette(ARN)》を壊すために《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》を持ちこもう。
公共広告:これを書いている時点で、《Oubliette(ARN)》はエンチャントが壊れてもクリーチャーが戻ってこないバグを抱えています。Worthは修整されると述べていますが、当分の間牢屋に入ったものが戻ってくることはありませんので注意してください。
バグがあるとは言え、《Oubliette(ARN)》は《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》の信心を稼ぐので課題となっている。君のクリーチャーはテーブルの他のほとんどのクリーチャーを寄せ付けないくらい十分よく戦えるし、エンチャントを破壊できるということは商人を制御下に置ける助けになるだろう。
オーラ:このデッキは復帰してきているので、マッチアップガイドに加えることにしたよ。彼らは、《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》で君の仕事を難しくする以外はIzzet Blitzと非常に似たプレイをする。しかしながら、フォーマットの他の多くのデッキと同じように、彼らは《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に対処できない。
アウト:《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》3、《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》2、《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》1
繰り返す、君の目標は生き残ることだ。彼らは《怨恨/Rancor(ULG)》と《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》を持っているのでブロックすることはあまり重要ではない。君はハッキリとコントロール的に動いて彼らの巨大なパワーブースター(《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》と《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》)を盤面から遠ざけ続けなければならない。このデッキが主要なプレイヤーとなった場合は、僕は簡単に更なる《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》の枠をサイドボードに見付けるだろうね。
エルフ!:今のところ人気のあるデッキではないけれど、僕はとても特別な理由でここに加えている。この対戦は勝利できないんだ。エルフは盤面を埋め尽くすことが出来、大手を振って《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に美味しい一口を提供する。このデッキと戦うために考えられる唯一の方法は別の色に到達することだ、《電謀/Electrickery(RTR)》と《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm(JUD)》のための赤か、《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice(TMP)》のための黒のどちらかだ。これらのどちらもアクティブな《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf(LGN)》には十分ではない、だから選択肢は制限されている。もし君にアイディアがあるなら、どうぞ自由にコメントしてくれ。
Erdrazi Greenはパワフルな戦略だ。Pauperのデッキはゲームを作っていく段階での巨大な怪物の猛攻を対処するようには準備されていない。今後も、僕はマナの一撃をお見舞いするカードや強力な6マナ域を探し続けるつもりだ。現在の整合性は大きな恩恵だから別の色を追加することはためらうね。
君たちの考えを教えてくれ。どんなカードを見逃している?僕がカバーしていないマッチアップでもっとアドバイスが欲しいのは?そして僕はZviのハイパーマナの正義を達成できたかな?後でいくらでも言ってくれ。
Keep slingin’ commons -
- Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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テーロスから《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》が取り上げられているのが目を引きましたね。実際これが動いているのを見たことが有りますが、回るときはかなりおかしい動きをしてきます。それこそ3ターン目の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に対抗できるデッキは限られるでしょうね。
但しデッキの中でマナエンジンと脅威となるクリーチャーとがはっきり分かれているので、偏った引きをした際には脆さが出るかもしれません。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》や《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》辺りはそういう中間を埋める良いカードなんですかね。
以前にもSentinel Greenと題したデッキをアップしてくれたAlexさん。ポストのマナエンジンから《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》、《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》にアクセスするというものでしたね。どうやらこういうデッキがお好みの様子です。以前にも記事で「僕はゴルガリだ。」と仰ってましたので黒と緑が好きなんでしょうねえ。
最近PEで姿を見せてきた青赤ミッドレンジや白単ウィニー、金属術との戦い方も気になるところです。
次の翻訳は「神々の軍勢」の新カードレビューになります。なるべく早く訳しまーす。
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君がトーナメントで直面する可能性の高いことについて話す時だ!
デルバー:大差をつけてPauperで最も人気のあるデッキだ、デルバーは面白い相手を提示してくれるよ。彼らの最高の呪文の1つは君の脅威に対して無力だ、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を止めるのは難しいだろうからね。プレイに関しては、彼らの打消し呪文を回避するためにオーラとエルフを積極的にプレイして行きたい、そして後のターンで複数の脅威を吐きだすことを可能にするんだ。最大で、デルバーは8枚の確定カウンターを積んでいる(《対抗呪文/Counterspell(TMP)》4、《剥奪/Deprive(ROE)》2、《除外/Exclude(INV)》2がパーミッション主体のバージョンの一般的組み合わせだ)、なのでそれらを使い切らせることは可能だ。《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》はここで素晴らしい助けになるが、怪物が取り戻せる位置に居るかどうかを必ず確かめよう。
アウト(後手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》3、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》1
アウト(先手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》2、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》2、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》4
先手と後手のサイドボーディングプランの違いは《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》のプレイのあるラインにおいての重要性を反映している。後手では、盤面を作り、《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》が着地するまでに攻撃をするものが必要だ。《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》は彼らの一般的サイドボードである《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》や《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》を受けられるし、彼らがとても攻撃的でなくとも、他の《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》を抜いて3枚目の《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》を入れることは理に適っている。
マナ発生源へ《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》が付いた場合、怪物を唱えられるまで保持してからそれを死なせよう。土地を網のために1、2枚捨てることは時として正しいんだ。《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は彼らにとって回答しなければならない別のカードだ、だからもし可能なら空の狙撃手を網の餌にしてフィニッシャーに突っつかせるのを許そう。
デルバーコントロール:より打消し呪文を積んだ人気のない方の青いデッキは遥かに容易だと判明した。このバージョンは《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》による初期のプレッシャーがない。このデッキ(恒例のデルバーから2ターン目に《熟慮/Think Twice(TSP)》や《蓄積した知識/Accumulated Knowledge(NEM)》を打つのがシグナルだ)と戦うときは、1ターンの間に複数の脅威を展開したい。敵のリソースを脅威を突きつけることで使い果たすようにしたい―これで1体の怪物が大きな役割を果たす。
アウト:《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》3
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》1
彼らの除去の大部分はエンチャントベースだ―《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》や《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》―そして彼らの主な脅威は《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》だ。《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》はここで輝くが、「解決しなければならない」ものではない。君のゲームプランはサイドボード後も変わらないが、《魔力の乱れ/Force Spike(7ED)》のサイドインに警戒しよう。
エスパーセイジコンボ:僕がこのデッキが好きな理由はエスパーセイジコンボに対して自動的に投了となってしまわないからだ。早期の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》は成功に不可欠だし、時には彼らは君の軍隊に圧倒されるだろうね。《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》と《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》の組み合わせには目を光らせて置きたい。これは両者がビートダウンしようとする戦いであり、先にやりたいことをやった方が勝つ傾向がある。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1、《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》4、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1
イン:《Thermokarst(ICE)》4、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》4
ゲーム2と3では、彼らの計画を邪魔して行きたい。《Thermokarst(ICE)》は《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》と《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》のようなカードのために使うべきだ。1ターン目の《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》によってコンボを始めることを困難にさせるだろう。君は《Thermokarst(ICE)》と脅威を同じターンに撃てるようになるまではコントロールのように動くのが良いだろう。
親和:Erdrazi Greenは親和に対して素晴らしい相性を持っている。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》と《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》のライフゲインは《エイトグ/Atog(MRD)》と《投げ飛ばし/Fling(STH)》を雑事にしてしまう。君の最高の脅威は彼らの《感電破/Galvanic Blast(SOM)》を2枚使わせる(そうでなければ死あるのみだ)、そして君の序盤の展開は全て《金属ガエル/Frogmite(MRD)》を圧倒できる。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》をダブルブロックして1体が生き残ることが出来るから非常に重要だね。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》2
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
親和は消耗戦にはならないので《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》はベンチに下げよう。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は親和にとってライフをほとんど不可能なものにする、そして早期の《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》の着地はアーティファクト土地を食べて彼らのライフを脅かすことを意味する。この対戦を面白くする2つのカードある。1つ目は《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》だ。多くの親和デッキがこのクリーチャーから離れてはいるが、Erdrazi Greenにとって2体の《噛みつきドレイク/Snapping Drake(RAV)》をビートするのは大変なんだ。2つ目は《倒壊/Raze(USG)》だ、いくつかの親和デッキはトロンと戦うためにまだこれを取っている。ゲーム2と3では、君はマナオーラを守るために複数の土地に分けることを考慮した方が良いかもしれない。
青赤緑トロン:フォーマットにおける別のビッグマナデッキだ。君のエンジンの方が速く、君のクリーチャーの方が優れている。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》はオールスターで、君を《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》の範囲外に保ってくれる。最初に《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を着地させれば、そこから負けるのは難しいはずさ。
アウト:《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》4、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1
イン:《Thermokarst(ICE)》4、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
彼らは《地の裂け目/Earth Rift(ODY)》を投入してくるだろう、だからまたオーラを分散させよう。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》に耐える別の脅威だ(また、君を生かしてもくれる)。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は素晴らしいが《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》を打ち倒すことが出来ないのでここは《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》に軍配が上がる。
Izzet Blitz:《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキは君が脅威を並べる前に君を殺しに来るだろう、そして君のすることはシンプルだ―彼らにそれを許すな。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は少なくとも6点分で使いたい。3ターン目に《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を出せない限り、ゲーム1は彼らに分がある―そうしたら今度は君に分があるようになる。
すなわち、時に彼らは《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》と《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》を持っていて、君は負けるしかないということだ。
アウト:《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》2
《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》は「君を殺させない」ようにする。フラッシュバックの《濃霧/Fog(4ED)》を使っているとき、《払拭/Dispel(WWK)》と《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》は君の防御モードを脱線させるから知っておこう。この対戦では、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》の含まれていない境界線の手札はマリガンしたい。加速も鍵となる、特にそれが《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》と対になっている時はね。
黒単コントロール:別の人気のあるデッキだが、最近のトップテーブルの周りには見られなかった。彼らは除去に大きく頼っているが、君はそれ以上の脅威を展開出来る。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》と《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》はそれぞれ複数の除去を使わせることが出来るので傑出している。
アウト(後手):《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
アウト(先手):《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》1、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》2
ゲーム2と3では、君のパラダイムは変化する。最速の脅威で加速していくことは、エルフとサテュロスが除去の的になるだろうから最良の選択肢ではない。その上、彼らは君の着飾った《森》を撲滅するために《腐臭の地/Rancid Earth(TOR)》や《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》を持ちこんでくる。ゲーム2と3では、この理由から君はオーラを分けたほうが良い。君も《Oubliette(ARN)》を壊すために《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》を持ちこもう。
公共広告:これを書いている時点で、《Oubliette(ARN)》はエンチャントが壊れてもクリーチャーが戻ってこないバグを抱えています。Worthは修整されると述べていますが、当分の間牢屋に入ったものが戻ってくることはありませんので注意してください。
バグがあるとは言え、《Oubliette(ARN)》は《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》の信心を稼ぐので課題となっている。君のクリーチャーはテーブルの他のほとんどのクリーチャーを寄せ付けないくらい十分よく戦えるし、エンチャントを破壊できるということは商人を制御下に置ける助けになるだろう。
オーラ:このデッキは復帰してきているので、マッチアップガイドに加えることにしたよ。彼らは、《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》で君の仕事を難しくする以外はIzzet Blitzと非常に似たプレイをする。しかしながら、フォーマットの他の多くのデッキと同じように、彼らは《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に対処できない。
アウト:《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》3、《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》2、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》1
イン:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》3、《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》2、《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》1
繰り返す、君の目標は生き残ることだ。彼らは《怨恨/Rancor(ULG)》と《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》を持っているのでブロックすることはあまり重要ではない。君はハッキリとコントロール的に動いて彼らの巨大なパワーブースター(《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》と《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》)を盤面から遠ざけ続けなければならない。このデッキが主要なプレイヤーとなった場合は、僕は簡単に更なる《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》の枠をサイドボードに見付けるだろうね。
エルフ!:今のところ人気のあるデッキではないけれど、僕はとても特別な理由でここに加えている。この対戦は勝利できないんだ。エルフは盤面を埋め尽くすことが出来、大手を振って《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に美味しい一口を提供する。このデッキと戦うために考えられる唯一の方法は別の色に到達することだ、《電謀/Electrickery(RTR)》と《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm(JUD)》のための赤か、《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice(TMP)》のための黒のどちらかだ。これらのどちらもアクティブな《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf(LGN)》には十分ではない、だから選択肢は制限されている。もし君にアイディアがあるなら、どうぞ自由にコメントしてくれ。
Erdrazi Greenはパワフルな戦略だ。Pauperのデッキはゲームを作っていく段階での巨大な怪物の猛攻を対処するようには準備されていない。今後も、僕はマナの一撃をお見舞いするカードや強力な6マナ域を探し続けるつもりだ。現在の整合性は大きな恩恵だから別の色を追加することはためらうね。
君たちの考えを教えてくれ。どんなカードを見逃している?僕がカバーしていないマッチアップでもっとアドバイスが欲しいのは?そして僕はZviのハイパーマナの正義を達成できたかな?後でいくらでも言ってくれ。
Keep slingin’ commons -
- Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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テーロスから《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》、《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》が取り上げられているのが目を引きましたね。実際これが動いているのを見たことが有りますが、回るときはかなりおかしい動きをしてきます。それこそ3ターン目の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》に対抗できるデッキは限られるでしょうね。
但しデッキの中でマナエンジンと脅威となるクリーチャーとがはっきり分かれているので、偏った引きをした際には脆さが出るかもしれません。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》や《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》辺りはそういう中間を埋める良いカードなんですかね。
以前にもSentinel Greenと題したデッキをアップしてくれたAlexさん。ポストのマナエンジンから《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》、《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》、《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》にアクセスするというものでしたね。どうやらこういうデッキがお好みの様子です。以前にも記事で「僕はゴルガリだ。」と仰ってましたので黒と緑が好きなんでしょうねえ。
最近PEで姿を見せてきた青赤ミッドレンジや白単ウィニー、金属術との戦い方も気になるところです。
次の翻訳は「神々の軍勢」の新カードレビューになります。なるべく早く訳しまーす。
【翻訳】Crush & Ramp Part 2: Approaching Hypermana In Pauper by Alex Ullman Pauperハイパーマナ戦略【前編】
2014年1月31日 翻訳
以前にもあった緑のハイパーマナ戦略を推し進めたデッキ構築の記事です。
テーロスのカードもなかなか活躍している様子で結構面白そうなデッキです。
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Crush & Ramp Part 2: Approaching Hypermana In Pauper(http://www.starcitygames.com/article/27727_Crush-Ramp-Part-2-Approaching-Hypermana-In-Pauper.html)
ALEX ULLMAN
1/16/14
この3週間、僕はPauperで1つのデッキをプレイしてきた。1つの経験が僕にフォーマットを様々な角度から取り組ませてくれた、そしてその経験は目を開かせてくれた。僕がそこに取り掛かる前に、マジックオンラインのチームに感謝する時間を取ろうと思う。僕の1つ前の記事(http://www.starcitygames.com/article/27631_A-Paupers-Year-In-Review-.html)が掲載された数日後、ウィザーズはイベントが集まり易いようにPauperのプレミアイベントの最少人数を少なくするとアナウンスした(http://community.wizards.com/content/blog/4020536)。その上彼らは5番目のプレミアイベントを追加したんだ。
僕は自分の記事が彼らの計画に影響を与えたとは信じていない―ただタイミングが良かっただけだ。それはつまり、マジックオンラインチームは顧客のニーズに気を配っていると信じるに値するね。これらの人々は多くの批判や批評を受ける(同意する人もいればしない人もいる)、しかし彼らは全てのプレイヤーにとって最適な環境のために努力を続けている。
さらなるイベントの追加(そして開催されやすくなったこと)はPauperにとって良い兆しだ。先週末の5分の4は開催されたし135のユニークな参加者がいた。これは始まりだが、フォーマットを強力なものにしていこう。もし君がPauperを始めようとしていて、何か違ったものが欲しいなら、いいだろう、このデッキは君の好みに合っていると思うよ。
これはクリスマスの日に家にいたことで始まった。僕はお祝いしないから、マジックオンラインを起動することにしてシーズンの心持ちで何かを一緒にいれた。僕のフェイスブックページ(http://facebook.com/nerdtothecore)で使われているカードについての議論は《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》も含んでいた。これは僕にインスタントスピードの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》を思い起こさせた:《雪崩し/Skred(CSP)》だ。
《雪崩し/Skred(CSP)》は素晴らしいカードだ―それはどんなクリーチャーも処理できるしゲームが進むにつれて向上していくんだ。プレイヤーには打てないし、現在の赤いデッキ達は切実に勝利の為に2つの方法で焼くことを必要としているんだ。しかしこのことは僕を止めなかった。自分の頭の回りをガタガタしていたアイディアのいくつかを取ってデッキと一緒にした。特に、僕が素晴らしい相互作用だと思ったものを強調したい―《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》は早い《放漫トカゲ/Imperiosaur》に貢献する。台無しの警告:《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》はそのコントローラーのマナプールにマナを加える、土地ではないので実際これは動作しない。僕は結局《放漫トカゲ/Imperiosaur(FUT)》を《轟くベイロス/Rumbling Baloth(M14)》に交換した、これがその結果だ:
このデッキの2つの事が僕に好印象を与えた。まずは《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》のエンジンだ。これはなかなかの爆発的スタートとデッキを瞬間的に4マナ域まで伸ばすことを可能にさせる。第2に、僕は《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》が素晴らしく働くのが大好きだった。僕はJosh Silvestriによってこのカードに気付いた。このカードが土地の枠を最大限にパワフルにしてくれることから、彼はどれだけこのカードが好きかを語っていた。Pauperは比較的パワーレベルが均一だ、そして消耗戦でクリーチャーが戻ってくることは助けになる。
立ち止まるしかない。このデッキはやることをやっていれば良かった―クリーチャーを出して、除去をする―でもこれは何も特別じゃない。僕は赤から去って、Zvi Mowshowitzのハイパーマナデッキ構築の記事(http://www.starcitygames.com/article/26607_Hypermana-Deckbuilding.html)を読んだ後に作った緑単デッキへと移った。僕は「全てのカードがマナか生物でなければならない」というルールから抜け出せなくなり、大きく生物に依存したデッキを作り上げた(でもそのどれも素晴らしくはなかった)。
ありがたいことに、僕は途方に暮れた。
運命的な練習試合で、対戦相手と僕は同じスタートを切った―僕は《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》、彼は《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》、《繁茂/Wild Growth(ICE)》、そして《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》。僕は、古き緑単ポストのデッキリストの禁止カードを《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》/《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》/《繁茂/Wild Growth(ICE)》のマナエンジンで置き換えたものの登場によって打ちのめされ始めた。そこから続くダンスは括目したものだった。
いくつかの考えがすぐに頭に浮かんだ。最初に浮かんだのはZviのハイパーマナの記事を再び読む必要があるということだった。2つ目は僕を踏みつけるようなマナエンジンのパワーだった。2つのリストを思い返した。1つ目は第一回Casting Commns Pauperイベントで2位になったコンボデッキのリストだ:
2つ目のリストは僕が組んだ緑単ポストだ:
Freedコンボによるマナエンジンはとても簡単に《雲上の座/Cloudpost(MRD)》エンジンと置き換わった。けれども、エルフとオーラは呪文であり土地ではないので、変換の際に失われるものがあるだろう。つまりは土地破壊一式だ。僕がSentinel Greenの記事を書いた当時、《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキはどこにでもいた。今やそのカードは禁止されて、基本でない土地のマナエンジンに頼るデッキの数は青赤緑トロンとエスパーセージコンボへと減少した。パワフルではあるが、これら2つのデッキは他人のリソースを破壊することに注力するデッキとしてそこまで流行っていない。
これはこれら2つのデッキの子孫として僕が取り組み始めたものだ:
このデッキを進化させていく前に、僕はPauperのハイパーマナのデッキ構築についてもっと語りたいと思う。もし君が読んでないなら、Zviの記事を強く勧めるよ、もう1回リンクするね(http://www.starcitygames.com/article/26607_Hypermana-Deckbuilding.html)。Zviはマナブーストからデッキを構築する方法の詳細に取り組んでいて、それはとても啓発的なものだ。彼の理論の信条がこの調整にどうやって適応出来るかを見てみよう:
「1.あなたのマナ基盤は、あなたの色を含み、鉄壁でなければならない。」
このデッキは20枚の土地で回り、その内18枚が1ターン目に緑マナを生み出す。緑の呪文を唱えるだけであれば色への制約は問題ではない。判決:合格
「2.あなたのマナカードをそれ自身の力でパワフルな武器に変えられなければならない。」
痛いね。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は戦闘において素晴らしいクリーチャーであるが、《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》はいまひとつ物足りない。そうは言っても、パワー1のクリーチャーで攻撃することは最悪というわけではない。しかしながら8枚の土地オーラはダメージを与えることは全くできない。これらのカードは戦略的に不可欠であり代用が聞かないが、武器化することも出来ない。判決:不合格
「3.あなたが加速した先の脅威はそれ自身でゲームに勝てなければならない。」
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》は《破滅の刃/Doom Blade(M12)》で死んでしまうかもしれないが、それでもゲームを決めることは出来る。このデッキは3ターンという早さでエルドラージを場に出せるし、その後ゲームは速やかに終わるだろう。1枚の《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》もその友人たちを連れてくるので取引を固める能力がある、そして《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は親和(特にエイトグ)とトロン(《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》と《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》)にとって厄介の塊だ。判決:合格
「4.最大の脅威は対戦相手を圧倒するのに十分パワフルでなければならない。」
序盤の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》はいかなるゲームプランを妨害するのにも十分だ。ほとんどのPauperデッキは序盤に場を溢れさせることは出来ないので、破壊者は直ぐに土地を食べ始めるだろう。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》もPauperデッキが手頃に用意できるいかなるブロッカーも食べることが出来るのでこの役割を果たす。判決:合格
「5.攻撃に対して自分のカードが自分を生かすようにする必要がある。」
上記のデッキはこの分野で優れている。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は序盤の複数の展開と相打ちできるいいサイズであり、エルドラージ・落とし子トークンはチャンプブロックでいい役割を果たす。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》はフォーマットの2/2達に対して生き残ることが出来て信じられないくらい良いブロッカーだ。2ターン目に2体出したり3ターン目に3体出すということもあり得る。
上記のリストの《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》は《角海亀/Horned Turtle(TMP)》のようにも働く(最終的にそれらは交換されてしまうけれどね)。このデッキでの真の発見は《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》だった。このカードは2ターンという早さで場に出て来る(そしてその過程で4点のライフを得られる)。《丘巨人/Hill Giant(4ED)》サイズの体格は相当良いが、ライフ回復こそが輝きだ。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》はこのデッキのキーカードの1つだ(そしてすぐ後の構築で分かるように4枚に増やされている)。判決:合格
「6.全てのカードはマナか脅威かだ。」
後で見るように、Eldrazi Greenのメインデッキ全てのカードはマナか脅威のどちらかになっているよ。判決:合格
「7.全体除去でやられないための方法が必要だ。」
良いニュース:全体除去はPauperにはほとんど存在しないんだ!《電謀/Electrickery(RTR)》は《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》のお蔭で僕らを壊滅させはしない。《黒死病/Pestilence(USG)》と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》は問題になり得るが、これらのデッキと戦うことは特にそれらのカードへの脆弱性を減らすようなプレイの仕方に変更することが求められる(よって《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》に大きく依存しない)。また、これらのカードはそのコントローラーを殺すことなく《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を排除するのに非常に苦労するはずだ。判決:合格
ほとんど単色の環境であるが故にPauperでのハイパーマナは理に適っている。利用可能な土地の性質は単独で魅力的な提案へ向かう。《堕落/Corrupt(USG)》、《火炎破/Fireblast(VIS)》、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》、《噴出/Gush(MMQ)》、そして《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》は全て「一辺倒な」マナベースへの魅力を持っている。強いデュアルランド無しでは、君の呪文の能力を高めるにはカラーパイ上の1点を中心に構築することだけが理に適っているんだ。ハイパーマナはそれによる制限よりもむしろ制限によるアドバンテージによってこの分野で魅力的になる。
Pauper2人構築と8人構築の挑戦を通して、このデッキ使うことの意義を証明した。このデッキをどう扱うかを学んだ後(何度かの試みが必要だった)、僕は改良を始めた、そして《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》を中心に考えた。この緑の《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》はいつも良いものだが素晴らしくは無かった。僕はこの枠からもっと良いものが得られると感じた。僕は4枚目の《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》のために1枚をカットした、これは様々な対戦でキーカードになるからね。
僕はその後《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》の為に別の2枚をカットし、デッキに1枚を残した。これは僕の記事のSentinel Greenの時に見捨てていた良いカードだったが、ここでは遥かにうなずけるものだ。Sentinel Greenでは脅威は2次的なものだった―土地破壊で時間を稼いだ。現在そのような贅沢はないので、《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》は仕事のための良きツールとなれる。僕はそれに満足していたし、それらは素晴らしいチャンプブロックもしてくれるんだ。
僕はその後最後の《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》を《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》と入れ替えた。大牙獣は単なるブロックに加えて全てにおいて明らかに優れている。《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》は打ち消せないカードドローでありマナを見付けてくれる。その上、それ自体が強力な脅威なんだ。《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》は愛着のあるカードなんだが、時にはお気に入りを切り捨てなければならない。
何回戦かの後、僕は《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》を使っていなかったことを思い出した、そしてフェアリースナイパーの為の枠を何とか作った。僕は《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》をサイドに下げもした、《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》はクリーチャーとして同じような利便性があるからね。もし親和がメタゲームを埋め尽くすようなら、僕は2枚目の《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》を60枚の枠に戻すことを考えるよ。
Eldrazi Greenは3つの部分に分かれる:核、取り換え不可能な物、そして柔軟性のある枠だ。まずは核となる部分だ:
18 《森》
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《繁茂/Wild Growth(ICE)》
これらはデッキを動かすために必要なカードで、数は変えようがない。《森》の枚数は君に1ターン目に必ず緑マナにアクセスさせてくれるだろう。エルフとオーラの構造も爆発的なスタートのための最高のチャンスだ。Erdrazi Greenが進めるようにするには、これらのカードは必要不可欠だ。
これらは、僕が触れないと考える唯一のカードだ。以下のカードは、十分なテスト無しでは変えては行けないカードだ。
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は働いてくれる。それは2マナ域とトークンをくれる―2つの物が、君のより重要なクリーチャーを《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》から守ってくれるんだ。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は信心を稼ぎブロックもしてくれる、ビートダウンと戦うときはどちらも便利なものだ。もし黒の布告効果が無い機会が来たなら、僕は《根の壁/Wall of Roots(MIR)》に変えてみるかもしれない、けれど今は《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》がトップだ。
《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は3/3を遥かに超えている。このデッキでは、君はいつも少なくとも4点のライフを得ることが出来るだろう。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》以外とは相打ちが取れるから基本的には《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》になる。これが2ターン目に着地出来るという事実が僕の中でこいつの枠を固定させているよ。
《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》と《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は君がカードアドバンテージを得るための主な手段だ。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》は4/4達の安定した流れをくれて、それはPauperでの最大のクリーチャーと戦ったり速やかにゲームを決めることが出来るものだ。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は小さいがより早く登場する。僕は序盤に7マナあったら平気で《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》を唱えるよ(繰り返す、これはしばしば3ターン目に起きるんだ)。多くのデッキはゲーム序盤の3体で6のパワーを処理することが出来ない。それが出来るデッキに対しては、《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は怪物が登場するまでの時間稼ぎになってくれる。
怪物について話すと、僕は《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を2枚以下にすることはないだろうね。エルドラージは回答を迫るものだ―出来なければ、ゲームは速やかに終わる。その内の1枚に3ターン目にアクセスすることはどんな回答も締め出す素晴らしい行為だ。
《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》も切り捨てることを戸惑うカードだ。このカードは君のデッキのあらゆるファッティの更なるコピーだ。それは《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》やその同類の餌でもある。僕はこのチューターエルフの3枚目も考慮したがまだスペースが見つからなかった。
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》は批判されうるものだが、コイツは役に立つ。マナが欲しい時も怪物が欲しい時も、対戦相手がリソースを使い果たそうとしているような対戦でのこのカードが大好きだ。そういうデッキが普及することが僕にこれをメインに2枚入れされたんだ。これを更に入れることも、全く入れないことも考えられるよ。
2枚の《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》、3枚の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》、そして2枚の《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》で6枚の自由な枠が残った。つまり多くの余地があるわけではない。僕の目を惹くような潜在性を持つカードは以下の通りだ:
《木立を歩むもの/Walker of the Grove(MOR)》:モダンマスターズによってコモンになったカードだ。このカードは《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》で持ってくることが出来て5マナで使うことが出来る。除去重視のデッキには2体の怪物となる。今のところは枠を見付けられていないが、候補リストにはある。
《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》と《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》:デルバーは、君の防御を飛び越えてくるので易しい対戦ではない。この暴漢たちはフェアリーの群れを止めることが出来るんだ。アスプは大きくなれる(このデッキとっては簡単だ)から好きだし、蜘蛛は警戒があるから好きだ。選択がずっと簡単になるから、どれか1つが6マナであることを願うよ。
このデッキは大体は単純だ。君の初手は爆発的である必要がある―もし3ターン目までに何の加速も出来ないのならマリガンした方がいいだろう。最初の7枚(か6枚か5枚)で最も重要なのは、何をトップデッキしてもそれを場に出せるだけのマナ基盤を確立する能力だ。
このデッキのキーターンは1ターン目と2ターン目だ。もし初手に《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》があるなら、相手が1ターン目の除去を取っている場合を「除いて」それを最初に出したい。取っている場合は、可能ならば《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》か《繁茂/Wild Growth(ICE)》からスタートしたい―これは2,3ターン目の君のランプを守ってくれるだろう。ゲーム1では、1つの土地に沢山のオーラを貼るのは大抵許される、今のところ《石の雨/Stone Rain(4ED)》効果をメインから取っているデッキは無いからね(このデッキが取り上げられたら変わるかもしれないね)。
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後半(http://surucucu.diarynote.jp/201401311829007105)サイドボーディングプランへ続く!
テーロスのカードもなかなか活躍している様子で結構面白そうなデッキです。
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Crush & Ramp Part 2: Approaching Hypermana In Pauper(http://www.starcitygames.com/article/27727_Crush-Ramp-Part-2-Approaching-Hypermana-In-Pauper.html)
ALEX ULLMAN
1/16/14
この3週間、僕はPauperで1つのデッキをプレイしてきた。1つの経験が僕にフォーマットを様々な角度から取り組ませてくれた、そしてその経験は目を開かせてくれた。僕がそこに取り掛かる前に、マジックオンラインのチームに感謝する時間を取ろうと思う。僕の1つ前の記事(http://www.starcitygames.com/article/27631_A-Paupers-Year-In-Review-.html)が掲載された数日後、ウィザーズはイベントが集まり易いようにPauperのプレミアイベントの最少人数を少なくするとアナウンスした(http://community.wizards.com/content/blog/4020536)。その上彼らは5番目のプレミアイベントを追加したんだ。
僕は自分の記事が彼らの計画に影響を与えたとは信じていない―ただタイミングが良かっただけだ。それはつまり、マジックオンラインチームは顧客のニーズに気を配っていると信じるに値するね。これらの人々は多くの批判や批評を受ける(同意する人もいればしない人もいる)、しかし彼らは全てのプレイヤーにとって最適な環境のために努力を続けている。
さらなるイベントの追加(そして開催されやすくなったこと)はPauperにとって良い兆しだ。先週末の5分の4は開催されたし135のユニークな参加者がいた。これは始まりだが、フォーマットを強力なものにしていこう。もし君がPauperを始めようとしていて、何か違ったものが欲しいなら、いいだろう、このデッキは君の好みに合っていると思うよ。
これはクリスマスの日に家にいたことで始まった。僕はお祝いしないから、マジックオンラインを起動することにしてシーズンの心持ちで何かを一緒にいれた。僕のフェイスブックページ(http://facebook.com/nerdtothecore)で使われているカードについての議論は《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》も含んでいた。これは僕にインスタントスピードの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》を思い起こさせた:《雪崩し/Skred(CSP)》だ。
《雪崩し/Skred(CSP)》は素晴らしいカードだ―それはどんなクリーチャーも処理できるしゲームが進むにつれて向上していくんだ。プレイヤーには打てないし、現在の赤いデッキ達は切実に勝利の為に2つの方法で焼くことを必要としているんだ。しかしこのことは僕を止めなかった。自分の頭の回りをガタガタしていたアイディアのいくつかを取ってデッキと一緒にした。特に、僕が素晴らしい相互作用だと思ったものを強調したい―《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》は早い《放漫トカゲ/Imperiosaur》に貢献する。台無しの警告:《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》はそのコントローラーのマナプールにマナを加える、土地ではないので実際これは動作しない。僕は結局《放漫トカゲ/Imperiosaur(FUT)》を《轟くベイロス/Rumbling Baloth(M14)》に交換した、これがその結果だ:
Season’s Beatings
Alex Ullman
Creatures (26)
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
2 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
4 《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
4 《轟くベイロス/Rumbling Baloth(M14)》
4 《殺戮角/Slaughterhorn(GTC)》
4 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》
Lands (22)
10 《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CSP)》
10 《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
2 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》
Spells (14)
2 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《雪崩し/Skred(CSP)》
このデッキの2つの事が僕に好印象を与えた。まずは《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》のエンジンだ。これはなかなかの爆発的スタートとデッキを瞬間的に4マナ域まで伸ばすことを可能にさせる。第2に、僕は《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》が素晴らしく働くのが大好きだった。僕はJosh Silvestriによってこのカードに気付いた。このカードが土地の枠を最大限にパワフルにしてくれることから、彼はどれだけこのカードが好きかを語っていた。Pauperは比較的パワーレベルが均一だ、そして消耗戦でクリーチャーが戻ってくることは助けになる。
立ち止まるしかない。このデッキはやることをやっていれば良かった―クリーチャーを出して、除去をする―でもこれは何も特別じゃない。僕は赤から去って、Zvi Mowshowitzのハイパーマナデッキ構築の記事(http://www.starcitygames.com/article/26607_Hypermana-Deckbuilding.html)を読んだ後に作った緑単デッキへと移った。僕は「全てのカードがマナか生物でなければならない」というルールから抜け出せなくなり、大きく生物に依存したデッキを作り上げた(でもそのどれも素晴らしくはなかった)。
ありがたいことに、僕は途方に暮れた。
運命的な練習試合で、対戦相手と僕は同じスタートを切った―僕は《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》、彼は《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》、《繁茂/Wild Growth(ICE)》、そして《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》。僕は、古き緑単ポストのデッキリストの禁止カードを《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》/《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》と《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》/《繁茂/Wild Growth(ICE)》のマナエンジンで置き換えたものの登場によって打ちのめされ始めた。そこから続くダンスは括目したものだった。
いくつかの考えがすぐに頭に浮かんだ。最初に浮かんだのはZviのハイパーマナの記事を再び読む必要があるということだった。2つ目は僕を踏みつけるようなマナエンジンのパワーだった。2つのリストを思い返した。1つ目は第一回Casting Commns Pauperイベントで2位になったコンボデッキのリストだ:
Freed Combo
shinolikesbugs
2nd Place at Miscellaneous on 11/23/2013
Creatures (10)
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
1 《古術師/Archaeomancer(M13)》
1 《幻の漂い/Drift of Phantasms(RAV)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
Lands (16)
9 《森》
4 《島》
3 《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
Spells (34)
4 《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
4 《肥沃な大地/Fertile Ground(USG)》
4 《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
1 《転覆/Capsize(TMP)》
4 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
1 《万の眠り/Gigadrowse(GPT)》
1 《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch(MIR)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
3 《思考訓練/Train of Thought(GPT)》
Sideboard
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
4 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
1 《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder(UDS)》
1 《万の眠り/Gigadrowse(GPT)》
1 《思考訓練/Train of Thought(GPT)》
2つ目のリストは僕が組んだ緑単ポストだ:
Eldrazi Green
Alex Ullman
Creatures (32)
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
4 《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》
2 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
4 《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》
4 《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
3 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
3 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
Lands (20)
18 《森》
2 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》
Spells (8)
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《繁茂/Wild Growth(ICE)》
Sideboard
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
3 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
1 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
3 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
2 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
3 《闘技/Pit Fight(GTC)》
Freedコンボによるマナエンジンはとても簡単に《雲上の座/Cloudpost(MRD)》エンジンと置き換わった。けれども、エルフとオーラは呪文であり土地ではないので、変換の際に失われるものがあるだろう。つまりは土地破壊一式だ。僕がSentinel Greenの記事を書いた当時、《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキはどこにでもいた。今やそのカードは禁止されて、基本でない土地のマナエンジンに頼るデッキの数は青赤緑トロンとエスパーセージコンボへと減少した。パワフルではあるが、これら2つのデッキは他人のリソースを破壊することに注力するデッキとしてそこまで流行っていない。
これはこれら2つのデッキの子孫として僕が取り組み始めたものだ:
Eldrazi Green
Alex Ullman
Creatures (32)
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
4 《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》
2 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
4 《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》
4 《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
3 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
3 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
Lands (20)
18 《森》
2 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》
Spells (8)
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《繁茂/Wild Growth(ICE)》
Sideboard
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
3 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
1 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
3 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
2 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
3 《闘技/Pit Fight(GTC)》
このデッキを進化させていく前に、僕はPauperのハイパーマナのデッキ構築についてもっと語りたいと思う。もし君が読んでないなら、Zviの記事を強く勧めるよ、もう1回リンクするね(http://www.starcitygames.com/article/26607_Hypermana-Deckbuilding.html)。Zviはマナブーストからデッキを構築する方法の詳細に取り組んでいて、それはとても啓発的なものだ。彼の理論の信条がこの調整にどうやって適応出来るかを見てみよう:
「1.あなたのマナ基盤は、あなたの色を含み、鉄壁でなければならない。」
このデッキは20枚の土地で回り、その内18枚が1ターン目に緑マナを生み出す。緑の呪文を唱えるだけであれば色への制約は問題ではない。判決:合格
「2.あなたのマナカードをそれ自身の力でパワフルな武器に変えられなければならない。」
痛いね。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は戦闘において素晴らしいクリーチャーであるが、《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》はいまひとつ物足りない。そうは言っても、パワー1のクリーチャーで攻撃することは最悪というわけではない。しかしながら8枚の土地オーラはダメージを与えることは全くできない。これらのカードは戦略的に不可欠であり代用が聞かないが、武器化することも出来ない。判決:不合格
「3.あなたが加速した先の脅威はそれ自身でゲームに勝てなければならない。」
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》は《破滅の刃/Doom Blade(M12)》で死んでしまうかもしれないが、それでもゲームを決めることは出来る。このデッキは3ターンという早さでエルドラージを場に出せるし、その後ゲームは速やかに終わるだろう。1枚の《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》もその友人たちを連れてくるので取引を固める能力がある、そして《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は親和(特にエイトグ)とトロン(《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》と《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》)にとって厄介の塊だ。判決:合格
「4.最大の脅威は対戦相手を圧倒するのに十分パワフルでなければならない。」
序盤の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》はいかなるゲームプランを妨害するのにも十分だ。ほとんどのPauperデッキは序盤に場を溢れさせることは出来ないので、破壊者は直ぐに土地を食べ始めるだろう。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》もPauperデッキが手頃に用意できるいかなるブロッカーも食べることが出来るのでこの役割を果たす。判決:合格
「5.攻撃に対して自分のカードが自分を生かすようにする必要がある。」
上記のデッキはこの分野で優れている。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は序盤の複数の展開と相打ちできるいいサイズであり、エルドラージ・落とし子トークンはチャンプブロックでいい役割を果たす。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》はフォーマットの2/2達に対して生き残ることが出来て信じられないくらい良いブロッカーだ。2ターン目に2体出したり3ターン目に3体出すということもあり得る。
上記のリストの《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》は《角海亀/Horned Turtle(TMP)》のようにも働く(最終的にそれらは交換されてしまうけれどね)。このデッキでの真の発見は《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》だった。このカードは2ターンという早さで場に出て来る(そしてその過程で4点のライフを得られる)。《丘巨人/Hill Giant(4ED)》サイズの体格は相当良いが、ライフ回復こそが輝きだ。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》はこのデッキのキーカードの1つだ(そしてすぐ後の構築で分かるように4枚に増やされている)。判決:合格
「6.全てのカードはマナか脅威かだ。」
後で見るように、Eldrazi Greenのメインデッキ全てのカードはマナか脅威のどちらかになっているよ。判決:合格
「7.全体除去でやられないための方法が必要だ。」
良いニュース:全体除去はPauperにはほとんど存在しないんだ!《電謀/Electrickery(RTR)》は《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》のお蔭で僕らを壊滅させはしない。《黒死病/Pestilence(USG)》と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》は問題になり得るが、これらのデッキと戦うことは特にそれらのカードへの脆弱性を減らすようなプレイの仕方に変更することが求められる(よって《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》と《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》に大きく依存しない)。また、これらのカードはそのコントローラーを殺すことなく《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を排除するのに非常に苦労するはずだ。判決:合格
ほとんど単色の環境であるが故にPauperでのハイパーマナは理に適っている。利用可能な土地の性質は単独で魅力的な提案へ向かう。《堕落/Corrupt(USG)》、《火炎破/Fireblast(VIS)》、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》、《噴出/Gush(MMQ)》、そして《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》は全て「一辺倒な」マナベースへの魅力を持っている。強いデュアルランド無しでは、君の呪文の能力を高めるにはカラーパイ上の1点を中心に構築することだけが理に適っているんだ。ハイパーマナはそれによる制限よりもむしろ制限によるアドバンテージによってこの分野で魅力的になる。
Pauper2人構築と8人構築の挑戦を通して、このデッキ使うことの意義を証明した。このデッキをどう扱うかを学んだ後(何度かの試みが必要だった)、僕は改良を始めた、そして《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》を中心に考えた。この緑の《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》はいつも良いものだが素晴らしくは無かった。僕はこの枠からもっと良いものが得られると感じた。僕は4枚目の《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》のために1枚をカットした、これは様々な対戦でキーカードになるからね。
僕はその後《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》の為に別の2枚をカットし、デッキに1枚を残した。これは僕の記事のSentinel Greenの時に見捨てていた良いカードだったが、ここでは遥かにうなずけるものだ。Sentinel Greenでは脅威は2次的なものだった―土地破壊で時間を稼いだ。現在そのような贅沢はないので、《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》は仕事のための良きツールとなれる。僕はそれに満足していたし、それらは素晴らしいチャンプブロックもしてくれるんだ。
僕はその後最後の《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》を《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》と入れ替えた。大牙獣は単なるブロックに加えて全てにおいて明らかに優れている。《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》は打ち消せないカードドローでありマナを見付けてくれる。その上、それ自体が強力な脅威なんだ。《シタヌールの樹木読み/Citanul Woodreaders(PLC)》は愛着のあるカードなんだが、時にはお気に入りを切り捨てなければならない。
何回戦かの後、僕は《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》を使っていなかったことを思い出した、そしてフェアリースナイパーの為の枠を何とか作った。僕は《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》をサイドに下げもした、《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》はクリーチャーとして同じような利便性があるからね。もし親和がメタゲームを埋め尽くすようなら、僕は2枚目の《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》を60枚の枠に戻すことを考えるよ。
Eldrazi Green
Alex Ullman
Creatures (32)
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
1 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
2 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
2 《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》
4 《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》
4 《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
4 《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》
3 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
Lands (20)
18 《森》
2 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》
Spells (8)
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《繁茂/Wild Growth(ICE)》
Sideboard
1 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
4 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
3 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
2 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
1 《心なごむ詩句/Calming Verse(PCY)》
4 《Thermokarst(ICE)》
Eldrazi Greenは3つの部分に分かれる:核、取り換え不可能な物、そして柔軟性のある枠だ。まずは核となる部分だ:
18 《森》
4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《旅するサテュロス/Voyaging Satyr(THS)》
4 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
4 《繁茂/Wild Growth(ICE)》
これらはデッキを動かすために必要なカードで、数は変えようがない。《森》の枚数は君に1ターン目に必ず緑マナにアクセスさせてくれるだろう。エルフとオーラの構造も爆発的なスタートのための最高のチャンスだ。Erdrazi Greenが進めるようにするには、これらのカードは必要不可欠だ。
これらは、僕が触れないと考える唯一のカードだ。以下のカードは、十分なテスト無しでは変えては行けないカードだ。
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は働いてくれる。それは2マナ域とトークンをくれる―2つの物が、君のより重要なクリーチャーを《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》から守ってくれるんだ。《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は信心を稼ぎブロックもしてくれる、ビートダウンと戦うときはどちらも便利なものだ。もし黒の布告効果が無い機会が来たなら、僕は《根の壁/Wall of Roots(MIR)》に変えてみるかもしれない、けれど今は《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》がトップだ。
《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は3/3を遥かに超えている。このデッキでは、君はいつも少なくとも4点のライフを得ることが出来るだろう。《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple(THS)》は《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》以外とは相打ちが取れるから基本的には《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》になる。これが2ターン目に着地出来るという事実が僕の中でこいつの枠を固定させているよ。
《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》と《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は君がカードアドバンテージを得るための主な手段だ。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》は4/4達の安定した流れをくれて、それはPauperでの最大のクリーチャーと戦ったり速やかにゲームを決めることが出来るものだ。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は小さいがより早く登場する。僕は序盤に7マナあったら平気で《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》を唱えるよ(繰り返す、これはしばしば3ターン目に起きるんだ)。多くのデッキはゲーム序盤の3体で6のパワーを処理することが出来ない。それが出来るデッキに対しては、《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は怪物が登場するまでの時間稼ぎになってくれる。
怪物について話すと、僕は《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を2枚以下にすることはないだろうね。エルドラージは回答を迫るものだ―出来なければ、ゲームは速やかに終わる。その内の1枚に3ターン目にアクセスすることはどんな回答も締め出す素晴らしい行為だ。
《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》も切り捨てることを戸惑うカードだ。このカードは君のデッキのあらゆるファッティの更なるコピーだ。それは《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》やその同類の餌でもある。僕はこのチューターエルフの3枚目も考慮したがまだスペースが見つからなかった。
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》は批判されうるものだが、コイツは役に立つ。マナが欲しい時も怪物が欲しい時も、対戦相手がリソースを使い果たそうとしているような対戦でのこのカードが大好きだ。そういうデッキが普及することが僕にこれをメインに2枚入れされたんだ。これを更に入れることも、全く入れないことも考えられるよ。
2枚の《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》、3枚の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》、《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》、そして2枚の《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》で6枚の自由な枠が残った。つまり多くの余地があるわけではない。僕の目を惹くような潜在性を持つカードは以下の通りだ:
《木立を歩むもの/Walker of the Grove(MOR)》:モダンマスターズによってコモンになったカードだ。このカードは《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》で持ってくることが出来て5マナで使うことが出来る。除去重視のデッキには2体の怪物となる。今のところは枠を見付けられていないが、候補リストにはある。
《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》と《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》:デルバーは、君の防御を飛び越えてくるので易しい対戦ではない。この暴漢たちはフェアリーの群れを止めることが出来るんだ。アスプは大きくなれる(このデッキとっては簡単だ)から好きだし、蜘蛛は警戒があるから好きだ。選択がずっと簡単になるから、どれか1つが6マナであることを願うよ。
このデッキは大体は単純だ。君の初手は爆発的である必要がある―もし3ターン目までに何の加速も出来ないのならマリガンした方がいいだろう。最初の7枚(か6枚か5枚)で最も重要なのは、何をトップデッキしてもそれを場に出せるだけのマナ基盤を確立する能力だ。
このデッキのキーターンは1ターン目と2ターン目だ。もし初手に《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》があるなら、相手が1ターン目の除去を取っている場合を「除いて」それを最初に出したい。取っている場合は、可能ならば《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》か《繁茂/Wild Growth(ICE)》からスタートしたい―これは2,3ターン目の君のランプを守ってくれるだろう。ゲーム1では、1つの土地に沢山のオーラを貼るのは大抵許される、今のところ《石の雨/Stone Rain(4ED)》効果をメインから取っているデッキは無いからね(このデッキが取り上げられたら変わるかもしれないね)。
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後半(http://surucucu.diarynote.jp/201401311829007105)サイドボーディングプランへ続く!
【MO】PauperPE 2つ
2014年1月30日 対戦記録 コメント (2)更新し忘れてましたね。
デッキはウィー=ゼロックス。《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》対策に《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》と《大焼炉/Great Furnace(MRD)》を4枚ずつ積んでいます。
#6654119
人数が集まらず。
日曜16:30からの一番参加しやすい時間帯だけにここに人が集まらないのは残念でならない。
当たりたくない相手に当たり過ぎ。全部後手だし運が無かった。
というわけでシーズン最後の週のPEは1度も入賞できずに終わってしまいました。
最初の週に優勝があって次の週はTop8止まり、最後は入賞無しとだんだん悪くなってしまいましたね。傾向として、やや黒単が増えてファミリアが減った感があります。当然ウィー=ゼロックスは黒単には弱く、ファミリアには結構強いです。環境の変化について行けなかったって感じですね。残念。
ちょっとリアルの方が忙しくなってきたので週末にPEに出まくる生活からは一旦離脱。ひとまず自分の挑戦は休止です。Casting Commonsのリーダーボードで上を狙いたかったんですけどポイントは9点どまり。これを書いている時点で同率14位でした。
デッキはウィー=ゼロックス。《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》対策に《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》と《大焼炉/Great Furnace(MRD)》を4枚ずつ積んでいます。
#6654119
人数が集まらず。
日曜16:30からの一番参加しやすい時間帯だけにここに人が集まらないのは残念でならない。
#6654131
Round1 黒単コントロール①後手。《島》1とドローとコンボパーツ。○××
相手が除去を引かず、《サイクロプス》で4Tキル。
②土地無し。《山》1と悪鬼、後手で《ギタクシア》あるからキープ。
土地は引いたが除去が躱せず。《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》2枚目で手札を壊されて引きも振るわず負け。一応アーティファクト・土地を入れていたのでねじ切りの効果軽減は出来た。
③変幻地2とドロー。
クリーチャーを展開後、《ストロボ》を構えたままトップ勝負に入るが回避が引けず、じり貧になって負け。
あと一歩届かずって感じ?辛いなあ
Round2 青赤ミッドレンジ①後手。土地と《デルバー》と《悪鬼》2とドロー。○××
《デルバー》が着地。《海門の神官》の返しに《悪鬼》。《海門の神官》除去しつつ《ストロボ》で止め。相手が赤マナ引かなくて助かった。
②《島》1とドローと除去。
除去が躱せず負け。
③土地無し。《山》2と《悪鬼》と払拭。
《払拭》構えずに《悪鬼》出したら《水流破》。その後クリーチャーも除去も引くのが遅れる。《デルバー》に7回殴られて負け。
ああ一番辛い相手だ。
Round3 黒単コントロール①後手。土地と《デルバー》とドローと《サイクロプス》。××
《村八分》連発で《デルバー》を落とされ《サイクロプス》も除去される。
《騒がしいネズミ》や《貪欲なるネズミ》に手札をボロボロにされて《アスフォデルの灰色商人》2体で負け。
②土地と《サイクロプス》と《使徒の祝福》。
《サイクロプス》が《村八分》で抜かれて《騒がしいネズミ》で手札がボロボロに。クリーチャーを引いても除去されてジワジワ殴られて終わり。
《村八分》入りは除去回避を使う機会すら与えてくれないので一番キツイかもしれない
Round4 Bye
この時点で完全のプライズ圏外なのでドロップ。
結果0-3
当たりたくない相手に当たり過ぎ。全部後手だし運が無かった。
#6654143
Round1 親和①後手。《変幻地》1とドローとコンボパーツ。《悪鬼》を引くのが1ターン遅れて《エイトグ》投げ飛ばしで5Tキルされる。×○×
②土地とドローと《ストロボ》2。
3T目に《サイクロプス》展開。これが除去されず4Tキル。
③土地と《デルバー》とコンボパーツ。
《エイトグ》と4/4を3体展開される除去するも4/41体と《金属カエル》が残る。《デルバー》2体で殴り合ったがぎりぎりの差で届かず。
3戦目が本当にギリギリの負けだったので悔やまれる。相手の引きが上回った。
Round2 青赤緑スレッショルド①後手。《島》無し。土地と《悪鬼》。○○
《悪鬼》2体が着地。除去を引かれず《シャドーの裂け目》で殴り切った。
②《変幻地》1とドローと《紅蓮破》とコンボパーツ。
旨い事《山》を引く。3T目に《悪鬼》着地。《水流破》を《払拭》して《シャドーの裂け目》と《ストロボ》で4Tキル。
流石に相手のデッキの完成度が低く安定性に欠けていた。
Round3 ゴブリン①後手。土地とドローと《サイクロプス》。○××
《火花鍛冶》を出されるが《サイクロプス》で5Tキル。
②《山》2と《電謀》とドローと《水流破》。
除去を引くのが遅れて《ゴブリンの奇襲隊》で一気に詰められて負け。
③《山》2と《悪鬼》と稲妻。
《島》が全く引けずちまちま殴られて3点火力3連打で負け。
3戦目のキープはある種賭けだった。やはり青マナなしのキープはいけないのか。
Round4 黒単コントロール①後手。土地と《サイクロプス》と除去。○××
除去を撃たれつつも《サイクロプス》2体が着地。《堕落の触手》を躱して、《シャドーの裂け目》をトップして《ファイレクシアの憤怒器》をどかして殴り切った。
②土地無し。《島》1と《使徒の祝福》4。土地無し。土地3と《定業》。
《騒がしいネズミ》されて除去も構えられてクリーチャー引かず無理。
③《島》と《デルバー》とドロー。
除去されきってからトップ勝負になるも相手の方がアドバンテージを獲るカードが多くて負け。
2戦目は流石にマリガン酷すぎ。3戦目のトップ勝負は土地の少ないこちらが有利かと思ったが《血の署名》で引かれたのが響いたか。引きで敗れた感が強い。
Round5 親和①先手。土地と《デルバー》と《サイクロプス》。○○
相手ダブマリで《デルバー》でビート。《サイクロプス》で殴るが2体が《感電破》で落とされ3体目が決めてくれた。
②《島》1と《水流破》と《ギタクシア》2。
ちゃんと土地が引けて《悪鬼》2体を展開。《甲殻の鍛冶工》は《炎の斬りつけ》。《マイアの処罰者》に殴られるも相手が色事故しているうちに《悪鬼》2体で20点殴り切った。
引きの弱い親和はかわいい
Round6 ゴブリン①先手。《島》1と《デルバー》2と《悪鬼》とドロー無し。×○○
《ゴブリンの監視人/Goblin Lookout(LGN)》と《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》で一気に決められてしまう。
②土地と《悪鬼》と《サイクロプス》と除去。
《悪鬼》で10点。除去されるが《サイクロプス》で10点で勝ち。
③土地とドロー。
《悪鬼》と《サイクロプス》を引いて展開。相手が土地を引きすぎて除去がなく、回避を付けて殴って勝ち。
結果3-3 18位で賞品無し
というわけでシーズン最後の週のPEは1度も入賞できずに終わってしまいました。
最初の週に優勝があって次の週はTop8止まり、最後は入賞無しとだんだん悪くなってしまいましたね。傾向として、やや黒単が増えてファミリアが減った感があります。当然ウィー=ゼロックスは黒単には弱く、ファミリアには結構強いです。環境の変化について行けなかったって感じですね。残念。
ちょっとリアルの方が忙しくなってきたので週末にPEに出まくる生活からは一旦離脱。ひとまず自分の挑戦は休止です。Casting Commonsのリーダーボードで上を狙いたかったんですけどポイントは9点どまり。これを書いている時点で同率14位でした。
【MO】PauperPE #6654064
2014年1月25日 対戦記録 コメント (2)前日10時くらいに寝て4時起きからの早朝4:30のPEに参戦。
デッキはウィー=ゼロックス
1勝しかできていない。これは良くない。
でも引きが悪い時はこんなもんかなって気もする。トロンと青赤ミッドレンジにはキッチリ除去引かれてしまったし、アシッドトリップにも防御円を引かれてしまった。こういうのはあまり考えてもしょうがない。
重要なのは引きが悪くない時にミスせずにチャンスをものにできるかどうかだと思っている。
8構もしました
××―青単デルバー
1没
○○―親和
○○―ウィー=ゼロックス
○××黒単コントロール
3没
黒単も最後の引き次第ではワンチャン有ったんだけどな。残念
デッキはウィー=ゼロックス
#6654064
Round1 親和①先手。土地と《悪鬼》3とドロー無し。○○
《悪鬼》を3体展開。1体除去されるが2体で押し込む。相手のクリーチャーをきちんと除去ったら投了してくれた。
②《島》1と《思案》とクリーチャーと除去。
相手が土地しか引かず。《悪鬼》は《水流破》されるも《サイクロプス》2体が着地して、《ギタクシア》で土地4枚のハンドを確認してからオールインして勝ち。
2戦目は流石に相手の事故が酷すぎた。キープが悪かった説も無くはないけどね
Round2 トロン①先手。土地と《デルバー》と《悪鬼》と除去。クリーチャーばかり固めて引いて殴れず。それらを《とどろく雷鳴》で一掃されてそこから相手のペースで負け。××
②土地とドローと《ストロボ》。
除去を弾き切れず相手のペースになって負け。
1戦目は本当にクリーチャーしか引かなかった。デルバーが全く変身してくれないしサイクロプスも殴れない。こっちのクリーチャーはパワー1しかいないのである。
Round3 アシッドトリップ
MTGOStratで記事を書かれているShaffawaffa5氏と当たる。実はこの方とはチャットで話したことがあり、こちらの事をウィーゼロの人として気に入ってくれるようだ。”Hello friend!”とか言いながら対戦スタート①先手。島と《ギタクシア》2と《悪鬼》と《払拭》。○××
《山》を《広がりゆく海》されたが追加の《山》を引いて《ストロボ》で一撃。
②《島》無し。土地無し。《島》とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。
《赤の防御円》を出されて《鋭い痛み》が引けず負け。
③土地と除去と《ギタクシア》と《使徒の祝福》。
一向にクリーチャーを引かず。結局半分掘るもクリーチャーが引けずに負け。
3戦目の引きはちょっと酷すぎるぞ。
Round4 青赤ミッドレンジ
ついに当たってしまった青赤ミッドレンジ。全盛期のイゼットポスト宜しく非常に辛い対戦が予想された。①後手。土地5。《島》無し。土地と《デルバー》とドロー。××
ダブマリでは手数が足りず、アドバンテージとられ続けて負け。
②土地5と《思案》と《使徒の祝福》。
キープしてみるも除去が躱せず。やはりキープミスだったか。
やっぱり辛い。除去が軽く、ソーサリーが多いのが黒単と比べても辛いところ。
Round5 Bye
Round6 親和
tundrawolfさんと当たった。正直当たりそうな気はしていた。①先手。《島》無し。土地とドローと《ストロボ》。×○×
2T目の《悪鬼》が除去されて《甲殻の鍛冶工》に殴られて《エイトグ》着地で負け。
②土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。
相手はダブマリだったがきっちり除去を2枚引かれる。しかし3体目に《サイクロプス》が着地。《エイトグ》着地されるも《サイクロプス》で2回殴って勝ち。
③土地無し。土地と《水流破》。
クリーチャーも除去も引けず《甲殻の鍛冶工》に殴られる。一瞬隙が出来るも火力トップで負け。
3戦目は引きが悪かったかな。ダブマリもしたくなかったけどマリガンだったのかなあ
結果2-4 実質1-4
1勝しかできていない。これは良くない。
でも引きが悪い時はこんなもんかなって気もする。トロンと青赤ミッドレンジにはキッチリ除去引かれてしまったし、アシッドトリップにも防御円を引かれてしまった。こういうのはあまり考えてもしょうがない。
重要なのは引きが悪くない時にミスせずにチャンスをものにできるかどうかだと思っている。
8構もしました
××―青単デルバー
1没
○○―親和
○○―ウィー=ゼロックス
○××黒単コントロール
3没
黒単も最後の引き次第ではワンチャン有ったんだけどな。残念
思ったよりも早いタイミングでフルスポイラーが出ました。
プレビューでは派手な神話やレアが先に公開されるので、Pauperプレイヤーとしては最後に一度にコモンが公開されるこのタイミングが一番興奮しますね。
色別に順番に見ていくことにしましょう。
まずは白から。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
小型の《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》。《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》はPauperでは重すぎたけれどスタンダードPauperでは使用されるレベルのクリーチャーでした。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》はより軽くなって使いやすくなったと思います。しかし、白にはクリーチャーを対象にする良い呪文が少ないです(特に緑と比較して)。有望なのは《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》や《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》でしょうか。後に登場する授与クリーチャーと合わせて英雄的デッキを組んでみるのも面白いかもしれません。クリーチャータイプが人間・兵士というのもポイントですね。
《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
素晴らしいコストパフォーマンスのクリーチャー。しかし無視できない制限が付いています。良く似ている《軍用隼/War Falcon(M13)》と比較するとデメリットが目立ちます。《軍用隼/War Falcon(M13)》はPauperで使われた実績を持ちますが、特に優秀だったのは《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》をブロックして討ち取ることが出来たことでした。もちろん単独で。《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》にはこれが出来ません。さらに《軍用隼/War Falcon(M13)》にはクリーチャータイプの制限はあるものの、2ターン目に攻撃できる利点もありました。《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》が《軍用隼/War Falcon(M13)》の位置を奪うのは難しそうです。
《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
軽い授与クリーチャーです。授与クリーチャーの素晴らしい点は《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》をパワーアップさせることです。それ故に緑白呪禁オーラにとって検討する余地があります。残念なのは、あまりにも特徴が無いことですね。これを使うくらいならば1マナ余分に払って《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》や《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》を使った方がいいと思います。
次は青です。
《保護色/Crypsis(BNG)》
基本的には攻撃してきた相手を討ち取る使い方を考えますね。体にペイントを施すだけでダメージも負わなくなるとは凄い。もちろんブロックされなくすることを利用して最後の一撃を通しても良い。しかしこの使い方だと、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》、《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》などを押しのけるのは無理でしょうね。現状だと入るデッキが思い付かないけれど面白いカードですね。
《無効化/Nullify(BNG)》
《本質の散乱/Essence Scatter(M10)》の色拘束が強くなったらオーラ呪文も打ち消せるようになりました。環境に存在するオーラ呪文と言えば、まず《怨恨/Rancor(ULG)》。そして緑白呪禁オーラが使用する各種のオーラ。これらのデッキと戦うときは《剥奪/Deprive(ROE)》より優先してもいいかもしれません。テーロスブロックではかなりの数のオーラが出たので、スタンダードPauperでは青の定番カードになるかも?
《スフィンクスの信奉者/Sphinx’s Disciple(BNG)》
これは重い。《熟考漂い/Mulldrifter》と同じくらい重い。それでも《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》よりもアドバンテージを稼げる可能性を持っています。継続的に攻撃出来れば良いアドバンテージ源になってくれるし、《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》と組み合わせてみるのも面白い。場に出てすぐに仕事をしない点から、コンボ的に運用するのが似合っていると思います。神々の軍勢では沢山のタップ能力を与えるオーラが登場しているから、それらと組み合わせてみたいですね。デッキを考えてみましょう。
続いては黒。
《目抉り/Eye Gouge(BNG)》
待て待て待て。テーロス次元にどれだけサイクロプスが居るんだ。《都市国家の破壊者/Polis Crusher(THS)》くらいのものか?何でこんなにピンポイントな除去が印刷されてしまったのか、僕は真剣に《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》がPauperで暴れすぎたからではないかと懸念しています。但し、サイクロプス以外には-1/-1にしかならないということから、サイドカードに採られることは無いと思っています。もしこれがソーサリーで-2/-2の修整であったなら涙が止まらなかったところです。
そういえば環境には最強のサイクロプスが居ましたね。《変わり谷/Mutavault(M14)》には目が1つしかないらしい。
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
まるで親和みたいな能力です。《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》の4/5というサイズは親和の主力である4/4クリーチャーを一方的に打ち取れることから、Pauperではかなり重要ですね。2ターン目に《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》、3ターン目に《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と展開すれば、4ターン目に登場することも出来ます。しかしこれが軽く展開出来るということは、十分に展開が終わっているということでもあるのでオーバーキルなカードかもしれません。《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer(TMP)》などを入れた黒単ウィニーに入れるとかなりの脅威になりそうです。これでクリーチャータイプがゾンビであったらもっと良かったんですけどね。
《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret(BNG)》
再生と神啓の組み合わせは面白いです。もっと軽くてタフネスが低かった方が再生する機会が多くて強かったかもしれません。再生コストが重いのが気になりますが、良い時間稼ぎにはなってくれそうです。多人数戦では鬱陶しいクリーチャーになること間違いないでしょう。
あの殺人王、ティマレットの召使いとは、長生きできなそうな仕事だなあ。
いよいよ赤。
《一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass(BNG)》
なるほど。《目抉り/Eye Gouge(BNG)》はこいつのためのカードだったのか。こういうフレーバーもマジックの面白いところ。
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
3マナで4/3と考えればコストパフォーマンスは上々か?素のサイズは2/3で3マナとしては普通。流石にPauperで活躍するレベルではないかな。
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
とにかく軽い授与。それにしたって普通過ぎる。何かこの軽さを生かす手段は無いかな。うーん、厳しいか。
《洗い流す砂/Scouring Sands(BNG)》
《電謀/Electrickery(RTR)》と比較すると、2マナでしか打てないこと、ソーサリーであることがデメリット。そうまでして占術がしたいかが問題ですが、多分したくないでしょう。《電謀/Electrickery(RTR)》は偉大ですねえ。
最後に緑。
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
信心が3つでようやく《巨大化/Giant Growth(RTR)》。信心が4つ以上あれば《地うねり/Groundswell(WWK)》クラスのカードになります。緑単ストンピィでは、《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》を使えば信心を稼ぎやすくなります。+5まで望めるならデッキに入れてもいいと思います。エルフでの使用を考えるなら、《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride(ONS)》と競合することになりますが、ダブルシンボルのエルフが少ないのと、エルフトークンを出す《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster(LRW)》の存在を考えるとやはり《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride(ONS)》の方が良いかな。信心というメカニズムはデッキの構築段階に影響を与えて面白いですね。
《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor(BNG)》
これは緑白呪禁オーラの追加の白マナ源になるかもしれません。とにかく、カードを引けるのが素晴らしいですね。2マナというのは若干重いですが選択肢にはなると思います。
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》
専用のデッキを組めば相当大きくなる可能性を秘めているクリーチャー。普通に運用しても、一度攻撃し始めることが出来ればどんどん対処するのが難しくなります。悠長過ぎるかもしれませんが、4マナ3/3という最低限のサイズは備えています。マナ加速から速いターンに出して攻撃し始めれば楽しいかもしれません。
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
3マナ1/1というのは当然重すぎますが、+1/+1カウンター2つというのは無視できないです。例えば、《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》から2ターン目に《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》。3ターン目に《怨恨/Rancor(ULG)》を付けて5/3トランプル。土地をプレイして《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》2枚で17/15で攻撃。後には9/7が残る。もちろんこれは上手くいった場合ですが、緑には英雄的を誘発する素晴らしい呪文が多く揃っているので試してみてもいいかもしれない。
今回、多色とアーティファクトにはコモンは存在しません。
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》がアンコモンに格上げになってしまったのは、神啓との組み合わせがスタンダードPauperで実現できなくなってしまって少し悲しいですね。
特に注目するカードは、
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
《スフィンクスの信奉者/Sphinx’s Disciple(BNG)》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
他に注目するコモンがあったら是非とも教えて下さい。
プレビューでは派手な神話やレアが先に公開されるので、Pauperプレイヤーとしては最後に一度にコモンが公開されるこのタイミングが一番興奮しますね。
色別に順番に見ていくことにしましょう。
まずは白から。
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
小型の《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》。《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》はPauperでは重すぎたけれどスタンダードPauperでは使用されるレベルのクリーチャーでした。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》はより軽くなって使いやすくなったと思います。しかし、白にはクリーチャーを対象にする良い呪文が少ないです(特に緑と比較して)。有望なのは《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》や《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》でしょうか。後に登場する授与クリーチャーと合わせて英雄的デッキを組んでみるのも面白いかもしれません。クリーチャータイプが人間・兵士というのもポイントですね。
《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
素晴らしいコストパフォーマンスのクリーチャー。しかし無視できない制限が付いています。良く似ている《軍用隼/War Falcon(M13)》と比較するとデメリットが目立ちます。《軍用隼/War Falcon(M13)》はPauperで使われた実績を持ちますが、特に優秀だったのは《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》をブロックして討ち取ることが出来たことでした。もちろん単独で。《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》にはこれが出来ません。さらに《軍用隼/War Falcon(M13)》にはクリーチャータイプの制限はあるものの、2ターン目に攻撃できる利点もありました。《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》が《軍用隼/War Falcon(M13)》の位置を奪うのは難しそうです。
《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
軽い授与クリーチャーです。授与クリーチャーの素晴らしい点は《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》をパワーアップさせることです。それ故に緑白呪禁オーラにとって検討する余地があります。残念なのは、あまりにも特徴が無いことですね。これを使うくらいならば1マナ余分に払って《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》や《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》を使った方がいいと思います。
次は青です。
《保護色/Crypsis(BNG)》
基本的には攻撃してきた相手を討ち取る使い方を考えますね。体にペイントを施すだけでダメージも負わなくなるとは凄い。もちろんブロックされなくすることを利用して最後の一撃を通しても良い。しかしこの使い方だと、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》、《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》などを押しのけるのは無理でしょうね。現状だと入るデッキが思い付かないけれど面白いカードですね。
《無効化/Nullify(BNG)》
《本質の散乱/Essence Scatter(M10)》の色拘束が強くなったらオーラ呪文も打ち消せるようになりました。環境に存在するオーラ呪文と言えば、まず《怨恨/Rancor(ULG)》。そして緑白呪禁オーラが使用する各種のオーラ。これらのデッキと戦うときは《剥奪/Deprive(ROE)》より優先してもいいかもしれません。テーロスブロックではかなりの数のオーラが出たので、スタンダードPauperでは青の定番カードになるかも?
《スフィンクスの信奉者/Sphinx’s Disciple(BNG)》
これは重い。《熟考漂い/Mulldrifter》と同じくらい重い。それでも《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》よりもアドバンテージを稼げる可能性を持っています。継続的に攻撃出来れば良いアドバンテージ源になってくれるし、《現実からの遊離/Freed from the Real(SOK)》と組み合わせてみるのも面白い。場に出てすぐに仕事をしない点から、コンボ的に運用するのが似合っていると思います。神々の軍勢では沢山のタップ能力を与えるオーラが登場しているから、それらと組み合わせてみたいですね。デッキを考えてみましょう。
続いては黒。
《目抉り/Eye Gouge(BNG)》
待て待て待て。テーロス次元にどれだけサイクロプスが居るんだ。《都市国家の破壊者/Polis Crusher(THS)》くらいのものか?何でこんなにピンポイントな除去が印刷されてしまったのか、僕は真剣に《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》がPauperで暴れすぎたからではないかと懸念しています。但し、サイクロプス以外には-1/-1にしかならないということから、サイドカードに採られることは無いと思っています。もしこれがソーサリーで-2/-2の修整であったなら涙が止まらなかったところです。
そういえば環境には最強のサイクロプスが居ましたね。《変わり谷/Mutavault(M14)》には目が1つしかないらしい。
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
まるで親和みたいな能力です。《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》の4/5というサイズは親和の主力である4/4クリーチャーを一方的に打ち取れることから、Pauperではかなり重要ですね。2ターン目に《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》、3ターン目に《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と展開すれば、4ターン目に登場することも出来ます。しかしこれが軽く展開出来るということは、十分に展開が終わっているということでもあるのでオーバーキルなカードかもしれません。《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer(TMP)》などを入れた黒単ウィニーに入れるとかなりの脅威になりそうです。これでクリーチャータイプがゾンビであったらもっと良かったんですけどね。
《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret(BNG)》
再生と神啓の組み合わせは面白いです。もっと軽くてタフネスが低かった方が再生する機会が多くて強かったかもしれません。再生コストが重いのが気になりますが、良い時間稼ぎにはなってくれそうです。多人数戦では鬱陶しいクリーチャーになること間違いないでしょう。
あの殺人王、ティマレットの召使いとは、長生きできなそうな仕事だなあ。
いよいよ赤。
《一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass(BNG)》
なるほど。《目抉り/Eye Gouge(BNG)》はこいつのためのカードだったのか。こういうフレーバーもマジックの面白いところ。
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
3マナで4/3と考えればコストパフォーマンスは上々か?素のサイズは2/3で3マナとしては普通。流石にPauperで活躍するレベルではないかな。
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
とにかく軽い授与。それにしたって普通過ぎる。何かこの軽さを生かす手段は無いかな。うーん、厳しいか。
《洗い流す砂/Scouring Sands(BNG)》
《電謀/Electrickery(RTR)》と比較すると、2マナでしか打てないこと、ソーサリーであることがデメリット。そうまでして占術がしたいかが問題ですが、多分したくないでしょう。《電謀/Electrickery(RTR)》は偉大ですねえ。
最後に緑。
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
信心が3つでようやく《巨大化/Giant Growth(RTR)》。信心が4つ以上あれば《地うねり/Groundswell(WWK)》クラスのカードになります。緑単ストンピィでは、《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》を使えば信心を稼ぎやすくなります。+5まで望めるならデッキに入れてもいいと思います。エルフでの使用を考えるなら、《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride(ONS)》と競合することになりますが、ダブルシンボルのエルフが少ないのと、エルフトークンを出す《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster(LRW)》の存在を考えるとやはり《ワイアウッドの誇り/Wirewood Pride(ONS)》の方が良いかな。信心というメカニズムはデッキの構築段階に影響を与えて面白いですね。
《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor(BNG)》
これは緑白呪禁オーラの追加の白マナ源になるかもしれません。とにかく、カードを引けるのが素晴らしいですね。2マナというのは若干重いですが選択肢にはなると思います。
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》
専用のデッキを組めば相当大きくなる可能性を秘めているクリーチャー。普通に運用しても、一度攻撃し始めることが出来ればどんどん対処するのが難しくなります。悠長過ぎるかもしれませんが、4マナ3/3という最低限のサイズは備えています。マナ加速から速いターンに出して攻撃し始めれば楽しいかもしれません。
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
3マナ1/1というのは当然重すぎますが、+1/+1カウンター2つというのは無視できないです。例えば、《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》から2ターン目に《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》。3ターン目に《怨恨/Rancor(ULG)》を付けて5/3トランプル。土地をプレイして《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》2枚で17/15で攻撃。後には9/7が残る。もちろんこれは上手くいった場合ですが、緑には英雄的を誘発する素晴らしい呪文が多く揃っているので試してみてもいいかもしれない。
今回、多色とアーティファクトにはコモンは存在しません。
《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》がアンコモンに格上げになってしまったのは、神啓との組み合わせがスタンダードPauperで実現できなくなってしまって少し悲しいですね。
特に注目するカードは、
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
《スフィンクスの信奉者/Sphinx’s Disciple(BNG)》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》
他に注目するコモンがあったら是非とも教えて下さい。
土日にPEに出続けていたら、なかなか時間が取れずに短い記事の翻訳がこんなに遅くなってしまいました。
1月2日に掲載された2013年のPauperを振り返る記事です。
AlexさんはPauper界で最も精力的な人間の1人でしょう。今年の活躍にも期待したいです。
拙訳ですがよろしければどうぞ
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A Pauper’s Year In Review(http://www.starcitygames.com/article/27631_A-Paupers-Year-In-Review-.html)
ALEX ULLMAN
1/02/14
Pauperは流動的なフォーマットだ。2013年から2014年へとカレンダーをめくるに際して、コモンフォーマットはその最大の手荒な修整を経ながら、ウィザーズから注目と参加を集める当たり年を外れていっている。ウィザーズがPauperをデイリーイベントのローテーションから外したことをきっかけに、過去12ヶ月でPauperがどこまで来たのかの正確なところは忘れられがちだ。2回の禁止と(隠れていたとはいえ)モダンマスターズのいくつかの恩恵、そして突然のPauperの供給の変化はおそらくもはや配置転換ではなく終末に見える。
一月:《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》、《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》、《激励/Invigorate(CMD)》禁止
これらの禁止の前のPauperは、使っているデッキよりもシルバーバレットを持っているかどうかのフォーマットになってしまっていた。《巣穴からの総出/Empty the Warrens》は《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》、《残響する真実/Echoing Truth(DST)》、《Holy Light(DRK)》そして《電謀/Electrickery(RTR)》によって最も簡単に解答することが出来た。緑でさえも《砂嵐/Sandstorm(MIR)》で楽しんでいた!《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》は、一方、はるかに解答が難しかった。唯一《心優しき一角獣/Benevolent Unicorn(MIR)》のみがコモンのストームのフィニッシュ呪文を完全に撃退出来たが、それは信じられないくらい簡単にクリーチャーと全ての物を処理することが出来た。
コンボはフォーマットにとって良いものだったという一般的な総意にも関わらず、これらの2つのカードは取り除かれる必要があった。ストームはコモンでは回答できないメカニズムのままだ。最も手に入れやすいカードは同時に最も扱いやすいべきだ;コモンで印刷されたストームへの回答は未だに理に適っていないし、新世界秩序はそれを変えていない。コモンは世界の光景を描くとともにリミテッドのバックボーンを提供してくれる―マジックの歴史の中で最も壊れたメカニズムの1つへの回答は調和できていない。Pauperがこれら2つのモダンマスターズでの素晴らしい新アートを利用できなかったのはもったいないことだ。
《激励/Invigorate(MMQ)》は全く話が別だ。壊れていたのはそれ自身というよりむしろ、「無料」の強化呪文と感染クリーチャーとの組み合わせだった。代替コストのライフゲインは毒によって勝つには実質無意味だった。《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》や《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》経由の《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》は感染デッキが2ターンという速さで勝てることを意味していた。効果的で限定的な除去(《消灯/Curfew(USG)》のような)が無ければ、ゲームは終わっていた。
ストームカードと違って、《激励/Invigorate(MMQ)》の問題を直したりするのは簡単では無かった。それはエターナルマジックの犠牲者だった―10年以上離れて印刷されたカードの意図しない相互作用だ。このカードはどんなデッキも1ターン目のクリーチャーに回答出来ないという抑圧的な環境を生み出した。《激励/Invigorate(MMQ)》は他のデッキの繁栄を許容するために去らなければならなかった。
これらの禁止は直接の影響を与えた。フォーマットは遥かに遅くなり、よりクリーチャー主体のデッキが候補として浮上した。白ウィニーとラッツ(《発掘/Unearth(ULG)》ベース)のようなデッキは一月の禁止を受けて真価を発揮した。
しかしながら、前述のカードをPauperから取り除いたことは遥かに油断ならない何かを解き放った。結局のところ、感染と伝統的ストームは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》と《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》の強力なコンビを抑え込んでいたんだ。しかしそれ以上のことは後にしよう。
モダンマスターズはPauperにわずかに新しいツールをくれた、まだ多大な影響を与えたものは無いがね。僕は《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》と《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》の新しいアートはPauperへの贈り物だったと考えている。これらのカードは他のフォーマットで使われているのが見られるが、モダンマスターズの開発中にはPauperで支配的だった。もちろん、これらのカードは新アートを楽しむ前に摘出されてしまったが、僕は新アートがコモン使い達にとって喜ばしいものだったとまだ信じているよ。
9月:《雲上の座/Cloudpost(MRD)》&《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》禁止
第一弾の禁止の後、フォーマットは健全になったように見えた。それは違っていた。感染とストームはフォーマットにとって良くなかったが、それらはフォーマットの最重要ターンを短く保って《雲上の座/Cloudpost(MRD)》に睨みをきかせていた。これらの制限要素が無くなって、ミラディンから来たマナエンジンは繁栄することが出来た。神座には2つの特色がある。まず、「公平な」有力なコントロールデッキであるイゼットポストだ、これは最高の打消し呪文と赤のボードコントロール要素で他のコントロールデッキをフォーマットから駆逐した。《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》か《転覆/Capsize(TMP)》ロックによるゲームエンドは他の色が出来ることに比べて単純に良いものだった。これは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》の1つの功績だ。
他のものは、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》を《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》で回して任意の大きさのストームカウントを生み出して対戦相手の全てのパーマネントに《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》を唱えるというものだ。これはメタゲームでの呪禁オーラを妥当なものにし、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》による1撃死をビート戦略へと変えた。ウィザーズは1月の段階で明らかに《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》の禁止の可能性を検討していたが、その激しい関係ほどに支配的であると証明されないことを期待してカードを通過させてしまった。
これらのカードをPauperのプールから取り除くことは、フォーマットにおける盤面で戦うデッキへの不利を低下させた。白ウィニーとラッツ―1月の禁止以降最初に見られるようになったが《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》との対戦に問題の有るデッキ―を戻ってこさせた。デルバーデッキはストームの年の間もフォーマットのトップかその近くに居続けたが、それらは10月に使われ始めたデッキを抑制してしまうほど強力ではなかった。現在は、分析したり試したりするためのデイリーイベントが無くなってしまったために何が最高のデッキかははっきりとは分からない。
現在の状況
僕が以前述べたように、Pauperは過渡期にあるフォーマットだ。ウィザーズがパウパーのデイリーイベントが戻ってこない代わりに8人勝ち抜きキューと最低65人のプレミアイベント[訳注:今は最低33人上限64人です]がスタートし、見える結果の様相は変化した。今は1日3ダース以上のデッキリストの代わりに、僕らは1週間にたった8個とプレミアイベントのTop16しか見ることが出来ない。これまでたった2つのプレミアイベントしか開催されていない(そしてスタンダードとテーロスシールドを除いては、全てのプレミアイベントは必要な参加者を獲得する問題を抱えている)。複数の要因が有るかもしれないが(休日、ホリデイキューブ)、Pauperをしている人は少ないように見える。
Peta Jhanはこの記事(http://puremtgo.com/articles/state-program-december-20th-2013)で上手く的を射ている。Pauperは入門的フォーマットとして見ることが出来る。デイリーイベントによる堅実な見返りは、フォーマットを続ける新規の(Pauperに打ち込む)プレイヤーが少ないことを意味し、代わりにコモンでのマジックのゲームがビルダーたちを補足するのを助けていた(Peteは彼の記事でこれを分析する素晴らしい仕事をする)。問題は、解決策が提示されていなかったことだ。だから、僕は自分でもいくつかアイディアを提供するかもしれないと思ったんだ。
2014年のPauper
来たる年で、僕はPauperの為に提供してみたいものが沢山ある。僕はこれらの提案は、マジックオンラインの競技的な構築フォーマットでありながら、もっとレアの多い60枚の束への入り口としても機能するPauperの絆を強めると感じている。
スイス8人構築キューの提案:金を支払って最初のラウンドで負けてしまうのは不愉快に感じる。デイリーイベントの魅力的な要素の1つは、夜や午後に遊ぶのに十分短く、デッキをテストすることも出来るというところだ。僕は多くの人が2回目の負けでドロップするだろうと思うが、遊び続ける機会と別のデッキと試してみることが出来るのは、新しいプレイヤーにとって明らかな魅力だ。Pauperにおけるスイスでの勝利に応じたパックのキューの提案は、皆のお気に入りのデッキで複数回ゲームをするチャンスをくれるし悪い気分も減らしてくれる。
デイリーイベントの復活:金銭上の判断から、以前と同じようにPauperのデイリーイベントが復活するとは考えていない。堅実な見返りのある4回戦のスイスイベントをすることには恩恵は有ると思う、特に新規プレイヤーの参加を保ったり、競技的な環境で自分のデッキを試すことが出来るからね。もしPauperにデイリーイベントが戻って来るなら、賞品の減額と参加費の減少が見られると思う。加えて、これらのイベントは他のデイリーイベントが日に3,4回あるのに比べて日に、2回しかないかもしれない。
スタンダードPaueprの制定と紙の世界へのリンク:クラシックPauperは最高のフォーマットだ。均衡が取れている時は、パワーが高くなるし、ゲームやマッチアップで大量の「プレイ」が退化する。それは(新規プレイヤーがすぐにレガシーに飛びこまない限り)構築マジックへの大きな足掛かりではない。スタンダードPauperは過給されたリミテッドと似ていて、8セット全て(2つのコアセットと2つのフルブロック)があるとそれは健全なブロック構築と同じくらい多くのデッキが現れる。
スタンダードPauperは、全てのカードが最新のものであるしあからさまに強烈なことが少ないので新規プレイヤーにとって遥かにとっつきやすい。クラシックPauperには(オンライン限定のマスターズエディションによって)いくらかルール的な差異がある、しかしスタンダードPauperはこの点での問題は無いだろう。紙のフォーマットにすることは、さらにリミテッドから構築への良き移行にもなるだろう。
もしこの道筋が辿られたなら、ウィザーズがスタンダードとクラシックのPauperで大きなPauperイベント(デイリーとプレミアイベント)を回転させるのも見てみたい。このことはスタンダードPauperという小さい(あまりに早く解答されてしまうことに苦しむ)フォーマットに十分な休憩を取らせながらフォーマットを新鮮に保ってくれるだろう。
Pauperチャンピオンシップの提案:毎年の資格取得が必要な招待制トーナメントを設けることは、フォーマットに人を参加させるための大きな動機になる(僕はどこからこのアイディアを得たんだっけな・・・)。スタンダードとクラシックでのプレミアイベントを設けることは、Pauperチャンピオンシップのための資格を獲ったプレイヤー達が成功の評価のレベルを得ながらフォーマットを成長させるのを助けてくれる。
2014年のAlex
嘘はつかない―去年は僕にとって素晴らしい年だった。僕はSCGで書き続けることが出来たし、様々な方法でコンテンツを生み出すことが出来た。Pauper関連のコンテンツがほとんどのフェイスブックページ(https://www.facebook.com/nerdtothecore)を始めた、リアルタイムのメタゲームのアップもあるよ。僕は自分の個人のブログ(http://www.nerdtothecore.blogspot.com/)を使って様々なコモンのデザインとそれがどのようにPauperに関わっているかの分析を始めた。最後に、友達のMikeとPauperのポッドキャスト(http://www.castingcommons.com/series/common-cause/)を始めた、これは僕に実際に聴衆と話す新しい方法になったね。
2014年は、Pauperのコンテンツを生み出し続けたいし、モダンのデザインがPauperフォーマットにどう影響しているかを分析してみたい。君たち、読者とももっと交流して君たちが何を読みたいのかについて知りたいな。プレイングについては、自分のゲームを発展させ続けたいしもっと手を広げていきたい。Pauperをプレイするのも記事にするのも止まらないだろうが、僕は2014年を99枚のカードと統率者を含まないリアルの構築マジックをする年にしたいと思う。僕には素晴らしいローカルコミュニティがあり、今年は君たちと北東部のプロツアー予選で出会うかもしれないね。
しかし、直ぐにこれを始めよう―君たちは2014年僕の記事で何が見たい?もっとローグデッキが欲しい?それともスタンダードPauper?
Happy New Year, and keep slingin’ commons!
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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次の記事ももう上がってるから空いた時間で取り掛からないとなー
1月2日に掲載された2013年のPauperを振り返る記事です。
AlexさんはPauper界で最も精力的な人間の1人でしょう。今年の活躍にも期待したいです。
拙訳ですがよろしければどうぞ
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A Pauper’s Year In Review(http://www.starcitygames.com/article/27631_A-Paupers-Year-In-Review-.html)
ALEX ULLMAN
1/02/14
Pauperは流動的なフォーマットだ。2013年から2014年へとカレンダーをめくるに際して、コモンフォーマットはその最大の手荒な修整を経ながら、ウィザーズから注目と参加を集める当たり年を外れていっている。ウィザーズがPauperをデイリーイベントのローテーションから外したことをきっかけに、過去12ヶ月でPauperがどこまで来たのかの正確なところは忘れられがちだ。2回の禁止と(隠れていたとはいえ)モダンマスターズのいくつかの恩恵、そして突然のPauperの供給の変化はおそらくもはや配置転換ではなく終末に見える。
一月:《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》、《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》、《激励/Invigorate(CMD)》禁止
これらの禁止の前のPauperは、使っているデッキよりもシルバーバレットを持っているかどうかのフォーマットになってしまっていた。《巣穴からの総出/Empty the Warrens》は《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》、《残響する真実/Echoing Truth(DST)》、《Holy Light(DRK)》そして《電謀/Electrickery(RTR)》によって最も簡単に解答することが出来た。緑でさえも《砂嵐/Sandstorm(MIR)》で楽しんでいた!《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》は、一方、はるかに解答が難しかった。唯一《心優しき一角獣/Benevolent Unicorn(MIR)》のみがコモンのストームのフィニッシュ呪文を完全に撃退出来たが、それは信じられないくらい簡単にクリーチャーと全ての物を処理することが出来た。
コンボはフォーマットにとって良いものだったという一般的な総意にも関わらず、これらの2つのカードは取り除かれる必要があった。ストームはコモンでは回答できないメカニズムのままだ。最も手に入れやすいカードは同時に最も扱いやすいべきだ;コモンで印刷されたストームへの回答は未だに理に適っていないし、新世界秩序はそれを変えていない。コモンは世界の光景を描くとともにリミテッドのバックボーンを提供してくれる―マジックの歴史の中で最も壊れたメカニズムの1つへの回答は調和できていない。Pauperがこれら2つのモダンマスターズでの素晴らしい新アートを利用できなかったのはもったいないことだ。
《激励/Invigorate(MMQ)》は全く話が別だ。壊れていたのはそれ自身というよりむしろ、「無料」の強化呪文と感染クリーチャーとの組み合わせだった。代替コストのライフゲインは毒によって勝つには実質無意味だった。《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》や《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》経由の《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》は感染デッキが2ターンという速さで勝てることを意味していた。効果的で限定的な除去(《消灯/Curfew(USG)》のような)が無ければ、ゲームは終わっていた。
ストームカードと違って、《激励/Invigorate(MMQ)》の問題を直したりするのは簡単では無かった。それはエターナルマジックの犠牲者だった―10年以上離れて印刷されたカードの意図しない相互作用だ。このカードはどんなデッキも1ターン目のクリーチャーに回答出来ないという抑圧的な環境を生み出した。《激励/Invigorate(MMQ)》は他のデッキの繁栄を許容するために去らなければならなかった。
これらの禁止は直接の影響を与えた。フォーマットは遥かに遅くなり、よりクリーチャー主体のデッキが候補として浮上した。白ウィニーとラッツ(《発掘/Unearth(ULG)》ベース)のようなデッキは一月の禁止を受けて真価を発揮した。
しかしながら、前述のカードをPauperから取り除いたことは遥かに油断ならない何かを解き放った。結局のところ、感染と伝統的ストームは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》と《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》の強力なコンビを抑え込んでいたんだ。しかしそれ以上のことは後にしよう。
モダンマスターズはPauperにわずかに新しいツールをくれた、まだ多大な影響を与えたものは無いがね。僕は《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》と《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》の新しいアートはPauperへの贈り物だったと考えている。これらのカードは他のフォーマットで使われているのが見られるが、モダンマスターズの開発中にはPauperで支配的だった。もちろん、これらのカードは新アートを楽しむ前に摘出されてしまったが、僕は新アートがコモン使い達にとって喜ばしいものだったとまだ信じているよ。
9月:《雲上の座/Cloudpost(MRD)》&《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》禁止
第一弾の禁止の後、フォーマットは健全になったように見えた。それは違っていた。感染とストームはフォーマットにとって良くなかったが、それらはフォーマットの最重要ターンを短く保って《雲上の座/Cloudpost(MRD)》に睨みをきかせていた。これらの制限要素が無くなって、ミラディンから来たマナエンジンは繁栄することが出来た。神座には2つの特色がある。まず、「公平な」有力なコントロールデッキであるイゼットポストだ、これは最高の打消し呪文と赤のボードコントロール要素で他のコントロールデッキをフォーマットから駆逐した。《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》か《転覆/Capsize(TMP)》ロックによるゲームエンドは他の色が出来ることに比べて単純に良いものだった。これは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》の1つの功績だ。
他のものは、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》を《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》で回して任意の大きさのストームカウントを生み出して対戦相手の全てのパーマネントに《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》を唱えるというものだ。これはメタゲームでの呪禁オーラを妥当なものにし、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》による1撃死をビート戦略へと変えた。ウィザーズは1月の段階で明らかに《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》の禁止の可能性を検討していたが、その激しい関係ほどに支配的であると証明されないことを期待してカードを通過させてしまった。
これらのカードをPauperのプールから取り除くことは、フォーマットにおける盤面で戦うデッキへの不利を低下させた。白ウィニーとラッツ―1月の禁止以降最初に見られるようになったが《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》との対戦に問題の有るデッキ―を戻ってこさせた。デルバーデッキはストームの年の間もフォーマットのトップかその近くに居続けたが、それらは10月に使われ始めたデッキを抑制してしまうほど強力ではなかった。現在は、分析したり試したりするためのデイリーイベントが無くなってしまったために何が最高のデッキかははっきりとは分からない。
現在の状況
僕が以前述べたように、Pauperは過渡期にあるフォーマットだ。ウィザーズがパウパーのデイリーイベントが戻ってこない代わりに8人勝ち抜きキューと最低65人のプレミアイベント[訳注:今は最低33人上限64人です]がスタートし、見える結果の様相は変化した。今は1日3ダース以上のデッキリストの代わりに、僕らは1週間にたった8個とプレミアイベントのTop16しか見ることが出来ない。これまでたった2つのプレミアイベントしか開催されていない(そしてスタンダードとテーロスシールドを除いては、全てのプレミアイベントは必要な参加者を獲得する問題を抱えている)。複数の要因が有るかもしれないが(休日、ホリデイキューブ)、Pauperをしている人は少ないように見える。
Peta Jhanはこの記事(http://puremtgo.com/articles/state-program-december-20th-2013)で上手く的を射ている。Pauperは入門的フォーマットとして見ることが出来る。デイリーイベントによる堅実な見返りは、フォーマットを続ける新規の(Pauperに打ち込む)プレイヤーが少ないことを意味し、代わりにコモンでのマジックのゲームがビルダーたちを補足するのを助けていた(Peteは彼の記事でこれを分析する素晴らしい仕事をする)。問題は、解決策が提示されていなかったことだ。だから、僕は自分でもいくつかアイディアを提供するかもしれないと思ったんだ。
2014年のPauper
来たる年で、僕はPauperの為に提供してみたいものが沢山ある。僕はこれらの提案は、マジックオンラインの競技的な構築フォーマットでありながら、もっとレアの多い60枚の束への入り口としても機能するPauperの絆を強めると感じている。
スイス8人構築キューの提案:金を支払って最初のラウンドで負けてしまうのは不愉快に感じる。デイリーイベントの魅力的な要素の1つは、夜や午後に遊ぶのに十分短く、デッキをテストすることも出来るというところだ。僕は多くの人が2回目の負けでドロップするだろうと思うが、遊び続ける機会と別のデッキと試してみることが出来るのは、新しいプレイヤーにとって明らかな魅力だ。Pauperにおけるスイスでの勝利に応じたパックのキューの提案は、皆のお気に入りのデッキで複数回ゲームをするチャンスをくれるし悪い気分も減らしてくれる。
デイリーイベントの復活:金銭上の判断から、以前と同じようにPauperのデイリーイベントが復活するとは考えていない。堅実な見返りのある4回戦のスイスイベントをすることには恩恵は有ると思う、特に新規プレイヤーの参加を保ったり、競技的な環境で自分のデッキを試すことが出来るからね。もしPauperにデイリーイベントが戻って来るなら、賞品の減額と参加費の減少が見られると思う。加えて、これらのイベントは他のデイリーイベントが日に3,4回あるのに比べて日に、2回しかないかもしれない。
スタンダードPaueprの制定と紙の世界へのリンク:クラシックPauperは最高のフォーマットだ。均衡が取れている時は、パワーが高くなるし、ゲームやマッチアップで大量の「プレイ」が退化する。それは(新規プレイヤーがすぐにレガシーに飛びこまない限り)構築マジックへの大きな足掛かりではない。スタンダードPauperは過給されたリミテッドと似ていて、8セット全て(2つのコアセットと2つのフルブロック)があるとそれは健全なブロック構築と同じくらい多くのデッキが現れる。
スタンダードPauperは、全てのカードが最新のものであるしあからさまに強烈なことが少ないので新規プレイヤーにとって遥かにとっつきやすい。クラシックPauperには(オンライン限定のマスターズエディションによって)いくらかルール的な差異がある、しかしスタンダードPauperはこの点での問題は無いだろう。紙のフォーマットにすることは、さらにリミテッドから構築への良き移行にもなるだろう。
もしこの道筋が辿られたなら、ウィザーズがスタンダードとクラシックのPauperで大きなPauperイベント(デイリーとプレミアイベント)を回転させるのも見てみたい。このことはスタンダードPauperという小さい(あまりに早く解答されてしまうことに苦しむ)フォーマットに十分な休憩を取らせながらフォーマットを新鮮に保ってくれるだろう。
Pauperチャンピオンシップの提案:毎年の資格取得が必要な招待制トーナメントを設けることは、フォーマットに人を参加させるための大きな動機になる(僕はどこからこのアイディアを得たんだっけな・・・)。スタンダードとクラシックでのプレミアイベントを設けることは、Pauperチャンピオンシップのための資格を獲ったプレイヤー達が成功の評価のレベルを得ながらフォーマットを成長させるのを助けてくれる。
2014年のAlex
嘘はつかない―去年は僕にとって素晴らしい年だった。僕はSCGで書き続けることが出来たし、様々な方法でコンテンツを生み出すことが出来た。Pauper関連のコンテンツがほとんどのフェイスブックページ(https://www.facebook.com/nerdtothecore)を始めた、リアルタイムのメタゲームのアップもあるよ。僕は自分の個人のブログ(http://www.nerdtothecore.blogspot.com/)を使って様々なコモンのデザインとそれがどのようにPauperに関わっているかの分析を始めた。最後に、友達のMikeとPauperのポッドキャスト(http://www.castingcommons.com/series/common-cause/)を始めた、これは僕に実際に聴衆と話す新しい方法になったね。
2014年は、Pauperのコンテンツを生み出し続けたいし、モダンのデザインがPauperフォーマットにどう影響しているかを分析してみたい。君たち、読者とももっと交流して君たちが何を読みたいのかについて知りたいな。プレイングについては、自分のゲームを発展させ続けたいしもっと手を広げていきたい。Pauperをプレイするのも記事にするのも止まらないだろうが、僕は2014年を99枚のカードと統率者を含まないリアルの構築マジックをする年にしたいと思う。僕には素晴らしいローカルコミュニティがあり、今年は君たちと北東部のプロツアー予選で出会うかもしれないね。
しかし、直ぐにこれを始めよう―君たちは2014年僕の記事で何が見たい?もっとローグデッキが欲しい?それともスタンダードPauper?
Happy New Year, and keep slingin’ commons!
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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次の記事ももう上がってるから空いた時間で取り掛からないとなー
【MO】PauperPE 今回もそれなりに頑張った
2014年1月20日 対戦記録今日は午後4:30からのPE。
日本人にとって無理なく出られるのは唯一この時間帯だけである。
しかし、最少人数である33人が時間になっても集まらない事態。
15分ほど待って、ようやく33人目が入ってくれて最少人数での開催となった。
今回は優勝が白単ウィニー。他にもトップ8に白単金属術が姿を見せていた。終わったかと思われた白系が息を吹き返してきたようである。ちなみにウィー=ゼロックスもトップ8に2人送り出している。あとはデルバーが2つ。そして黒単1つと親和1つであった。
今回は日本人が参加しやすい時間帯であったので、生放送でのリスナーさんの話を聞く限り、最低でも6人くらいは日本人が参加していたらしい。放送中に「僕もPauper始めます」というリスナーさんが居たので嬉しい限り。PEのような規模の大きい大会が定期的にあるとやはり盛り上がりますね。
ちなみに、MTGプレイヤーによるMTGプレイヤーのためのPauperサイト、「Casting Commons」でPauperPEのリーダーボードなるものが纏められている(http://www.castingcommons.com/pauper-premier-event/leaderboard/)。PauperPEの入賞回数や順位によってプレイヤーのランク付けを行うというものである。
このリーダーボードでのトップを狙ってまた頑張ろう。
日本人にとって無理なく出られるのは唯一この時間帯だけである。
しかし、最少人数である33人が時間になっても集まらない事態。
15分ほど待って、ようやく33人目が入ってくれて最少人数での開催となった。
#6622218
Round1 黒単コントロール①先手。土地とドローと《使徒の祝福》と《ストロボ》。○××
《サイクロプス》で1撃。
②土地とドローと除去回避。
《思案》でトップに3枚土地送ったのが響く。手札のカードで除去を躱しきれず負け。
③土地と《悪鬼》とドロー。
引きはまあまあだったが除去を躱しきれず負け。
強い相手だった。結局この相手は全勝してトップ抜けを果たす。
Round2 青単デルバー①後手。土地無し。《島》とドロー。○○
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》をドロー呪文2回釣って何とか《悪鬼》で4キルの手札が足りた。
②《島》無し。《山》1。《島》無し《紅蓮破》。
相手が《島》1でしばらく止まってお互い《デルバー》展開。相手の《デルバー》を焼いてもたついているうちに《悪鬼》着地して殴り切る。
1戦目の引きの良さ、2戦目の相手の温いキープで勝ち。
Round3 青単コントロール①後手。土地と《サイクロプス》。○×○
3T目に《サイクロプス》着地。これで2回殴って勝ち。
②《島》と《デルバー》とドロー無しと《紅蓮破》。
カウンターが決まって相手のペース。ガンガン殴られて負け。
③土地と《悪鬼》とドローと除去。
相手が《島》ばかり引いて手数が足りず《デルバー》2体と悪鬼で殴って勝ち。
この相手には優勝したときのPEと8構とで2度負けている。苦手な相手だったが3戦目は相手の引きが悪く助かった。
Round4 ファミリア①後手。《島》1と《デルバー》と除去とドロー。○○
旨いこと2T目に《山》が引けて《悪鬼》展開。3T目に《《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》を除去しつつ13点。4T目にも《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》を除去しつつ止め。
②《変幻地》2とドローと《紅蓮破》。
《悪鬼》が着地。しかし《赤の防御円》を出されてしまう。《鋭い痛み》をサイドインしておらず頼みは《デルバー》だけ。しかし相手の引きが悪く、《熟考漂い》を上手く《紅蓮破》したおかげで《デルバー》2体でのビートが間に合った。
サイドミスはいけませんね。
Round5 黒単コントロール①後手。土地と《悪鬼》とドロー。×○○
ギリギリまで追い詰めるも《堕落の触手》2、《堕落》で大量ゲインされて長期戦になって相手のペースで負け。
②《デルバー》と《島》とクリーチャー。
相手ワンマリガン。除去が《堕落の触手》しかなく《デルバー》と《悪鬼》で殴り切った。
③土地とドロー。
ディスカード連打されるも《思案》から最高のめくれ方をして32点叩き込んで勝ち。相手が重とこを固めて引いててくれていたのが助かった。
3戦目は相手が最善のプレイをしていたら負けていた。とはいえこちらの手札が見えるわけでもないので仕方のないところ。上手くミスの隙に付け込むことが出来た。
Round6 青単デルバー①先手。《変幻地》1と《デルバー》とドローと《サイクロプス》。○××
クリーチャーを大量展開されるがその分カウンターが乏しかったようで隙を突いて一撃。
②《島》とドローとクリーチャー。
土地が一向に引けず殴られ、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を許して負け。
③《島》1とドローと《悪鬼》と除去。
最後の最後で《電謀》を相手のターンに撃ったために呪文が足りず一撃が決まらず。トップ勝負になるが《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を続けて引かれて負け。
ミスで勝ちを逃してしまった。これは良くない。
とはいえ、1戦目の相手が全勝してくれたおかげでオポが良く、結果3位抜けすることが出来てトップ8勝ち抜き戦へ。
準々決勝 親和①先手。《島》と《サイクロプス》とドロー無し。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー。××
展開するもブロック回避が引けず、《エイトグ》と4/4に殴られて負け。
②土地無し。《島》1とドローと《サイクロプス》と除去。
土地を引きすぎて《エイトグ》2体並べられて負け。
エイトグ対処できないと駄目ですね。もしくは先に殴り切らないとね。
結果
予選スイス4-2 3位抜け
準々決勝敗退で7位
今回は優勝が白単ウィニー。他にもトップ8に白単金属術が姿を見せていた。終わったかと思われた白系が息を吹き返してきたようである。ちなみにウィー=ゼロックスもトップ8に2人送り出している。あとはデルバーが2つ。そして黒単1つと親和1つであった。
今回は日本人が参加しやすい時間帯であったので、生放送でのリスナーさんの話を聞く限り、最低でも6人くらいは日本人が参加していたらしい。放送中に「僕もPauper始めます」というリスナーさんが居たので嬉しい限り。PEのような規模の大きい大会が定期的にあるとやはり盛り上がりますね。
ちなみに、MTGプレイヤーによるMTGプレイヤーのためのPauperサイト、「Casting Commons」でPauperPEのリーダーボードなるものが纏められている(http://www.castingcommons.com/pauper-premier-event/leaderboard/)。PauperPEの入賞回数や順位によってプレイヤーのランク付けを行うというものである。
このリーダーボードでのトップを狙ってまた頑張ろう。
【MO】PauperPEとか8人構築とか
2014年1月19日 対戦記録ちょっと沢山参加したので簡易で。
8構
○×× 黒単コントロール
1没
○×○ファミリア
×○×呪禁オーラ
2没
○×○青単デルバー 相手がとにかく下手だった
○○―親和
××―親和
3没
2014.1.19 #6636361
×○×青単コントロール
1没
2014.1.19 #6636685
○××青単コントロール 青コンはホントに苦手で勘弁
1没
2014.1.19 #6636819
×○×ウィー=ゼロックス 土地引きすぎた、それだけ
1没
2014.1.19 #6636931
○○―ウィー=ゼロックス
○××トロン 鋭い痛みが引けなかった
2没
PE #6622163
×○○ファミリア
○××デルバー
○×○ファミリア 相手の時間切れ勝ち
○××青単コントロール
○××デルバー
××―親和
2-4
デルバーとは2戦とも紙一重だったと思う、親和はブン回られてしまった
PE #6622193
○×○白単ウィニー
×○×黒単コントロール 最後にヒドイミスをした。そうでなくても苦手な相手。
×○○ウィー=ゼロックス
○××親和 4/4を4体並べられたりした。回った親和には勝てない。
×○×親和
相手来なかった
3-3
いいところなしだ。
8構
○×× 黒単コントロール
1没
○×○ファミリア
×○×呪禁オーラ
2没
○×○青単デルバー 相手がとにかく下手だった
○○―親和
××―親和
3没
2014.1.19 #6636361
×○×青単コントロール
1没
2014.1.19 #6636685
○××青単コントロール 青コンはホントに苦手で勘弁
1没
2014.1.19 #6636819
×○×ウィー=ゼロックス 土地引きすぎた、それだけ
1没
2014.1.19 #6636931
○○―ウィー=ゼロックス
○××トロン 鋭い痛みが引けなかった
2没
PE #6622163
×○○ファミリア
○××デルバー
○×○ファミリア 相手の時間切れ勝ち
○××青単コントロール
○××デルバー
××―親和
2-4
デルバーとは2戦とも紙一重だったと思う、親和はブン回られてしまった
PE #6622193
○×○白単ウィニー
×○×黒単コントロール 最後にヒドイミスをした。そうでなくても苦手な相手。
×○○ウィー=ゼロックス
○××親和 4/4を4体並べられたりした。回った親和には勝てない。
×○×親和
相手来なかった
3-3
いいところなしだ。
【MO】PauperPE めちゃくちゃ頑張った結果
2014年1月13日 対戦記録 コメント (3)PauperのDEは無くなってしまったわけですが、それでもいつでも出来る手軽な8人構築はありますし、トップを目指して頑張ることが出来るプレミアイベント(PE)も登場したわけですね。
4回戦しかないDEと比べて、PEは6回戦あります。そこで5-1以上か4-2でオポ差がよっぽど良くなければTop8には残れません。つまり、殆ど負けは許されない訳です。
3-1でもプラスになるDEではとりあえずトップメタのデッキを使っていれば良さそうなものですが、PEでの入賞を狙うとなるとメタを読んでオリジナリティの有るデッキを使う必要があったりします。これが環境をより流動的にするんじゃないかと僕は思います。
もしかしたら、全く新しいアーキタイプが出てきてもおかしくないんです。
そんな中で自分はやはりトップメタの青単デルバーを意識した形のウィー=ゼロックスで挑みました。リストは少し前に載せたものと変わっていないので割愛
強いて言えば《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》、《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt(MRD)》メインなのがポイントですかね。
それでは、対戦の記録をご覧ください。
初めてのPEは優勝という最高の結果で終わることが出来ました!
しかし!とはいえ!最後のミスは本当に酷かった。
まあ全体的に後手が多かったのはキツかったですが、「《山》を一向に引かない」とか「先手ダブマリ」とかキツイ負けパターンには1度も陥らなかったので良かったですし、加えてかなりラッキーなドローが連発したことも事実。何度も言うが本当に運が良かったとしか言いようがない。
夜中の12:30からPEが始まって、決勝が終わったのは朝日も昇る6:30ごろでした。9回戦に渡る長丁場でしたが、リスナーの方々の応援が非常にありがたかったですし、待ち時間に集中を切らすこともなく楽しんでプレイすることができました。
本当にありがとうございました。
早速公式にも掲載されました。
http://www.wizards.com/magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6592304
ベスト16に、
5 デルバー
2 トロン
2 ファミリア
2 親和
1 青単コントロール
1 黒単コントロール
1 現実の酸
1 黒単ハンデスビート
1 ウィー=ゼロックス
こうしてみると青単デルバーが圧倒的に多い。あと黒単もまあまあ居るけど4:6で不利だと思っているから当たらなくてよかったかな。4-2以上のリストだと、トロン、ファミリア、親和、青単コントロールとやはりお馴染みのところが勝っています。3-3まで含めると現実の酸、黒単ハンデスビートは結構異色の面白いデッキですね。緑単ストンピィが居てもおかしくないかなと思ったけれど厳しいようだ。
果たして、ウィー=ゼロックスで出場した人はどれだけ居たのだろうか。出来れば流行って欲しいけれどあんまりメタられてしまうのも困る。とりあえず今はこの優勝を噛み締めよう
4回戦しかないDEと比べて、PEは6回戦あります。そこで5-1以上か4-2でオポ差がよっぽど良くなければTop8には残れません。つまり、殆ど負けは許されない訳です。
3-1でもプラスになるDEではとりあえずトップメタのデッキを使っていれば良さそうなものですが、PEでの入賞を狙うとなるとメタを読んでオリジナリティの有るデッキを使う必要があったりします。これが環境をより流動的にするんじゃないかと僕は思います。
もしかしたら、全く新しいアーキタイプが出てきてもおかしくないんです。
そんな中で自分はやはりトップメタの青単デルバーを意識した形のウィー=ゼロックスで挑みました。リストは少し前に載せたものと変わっていないので割愛
強いて言えば《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》、《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt(MRD)》メインなのがポイントですかね。
それでは、対戦の記録をご覧ください。
PauperPE #6592304 参加者37人
Round1 緑単ストンピィ①後手。土地と《サイクロプス》とドロー。○○
《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》などに除去を合わせつつ4T目に《サイクロプス》を展開して5Tキル。
②島無し。土地とドロー3と除去。
《悪鬼》を引きこみ相手の大きいところは除去。回避も引いて《ストロボ》待ち。チクチク小さいところで殴られるが大きいところには除去を合わせていく。ようやく引いた《ストロボ》で一撃。残りライフ3点まで行かれたが相手のクロックが小さくて助かった。
幸先の良いスタート!1戦目くらいは危なげなく突破しないとね
Round2 シータトロン
ちなみに「シータ」というのは青赤緑の組み合わせの呼称です。インテットカラーとも言う。①後手。土地と《悪鬼》とドローと《ストロボ》。○○
相手が1T目に《山》を置いてきたのでバーンかと判断。そこで《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》で手札を削ってみる。すると相手はアド損を嫌って《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》をディスカード。これで2T目に《悪鬼》が着地して除去されず、そのまま3Tキル。
②《デルバー》が《炎の稲妻》されてスタート。ドロー呪文無しだったが都合良く《ストロボ》をトップして《サイクロプス》で4Tキル。
相手にとっては交通事故も良いところでしょう。1戦目は《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》をディスカードさせることが出来たのがホントにラッキーだった。
Round3 白親和①先手。《島》と《デルバー》とドロー2。○×○
1T目《デルバー》。《変幻地》から3T目に《悪鬼》を展開。相手の除去を《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》でケアしながらこれで削る。ブロッカーを展開されたが最後は《稲妻》で止め。
②《島》無し。土地と《デルバー》とドロー。
《サイクロプス》が着地するが《エイトグ》に着地されて回避が引けず。《ストロボ》2枚が腐って受けに回らざるを得なくなって負け。
③土地と除去と《払拭》。
《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser(SOM)》を除去。《サイクロプス》を2体引いて殴っていく。相手の大量ドローから除去を撃たれまくるがトップ勝負で相手の土地引きすぎが響いて《デルバー》が残って殴り切った。
相手は「オレ3連続で土地引いちゃったよー」とか、ブラフなのか何なのか判らないチャットを飛ばしてくる面白い方でした。こういうコミュニケーションも面白い。しかし、それをPEで仕掛けてくる度胸は凄い
調子よく3-0だぜ!
Round4 青単コントロール①先手。土地と除去とドロー無し。××
序盤に展開できずに《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》が出てカウンターされて《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》などに殴り切られる。
除去多目のハンドをキープしたのが間違いだったがそうでなくても厳しかった。
②《島》無し。《島》とドロー。
相手に《デルバー》が2体着地。こちらの《デルバー》は除去されて相手の《デルバー》に殴り切られて負け。
相手は《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》、《前兆語り/Omenspeaker(THS)》が1枚ずつ入った独自の青単コントロールでした。もともと辛いマッチアップでしたねえ。
Round5 スリヴァー①後手。○×○
《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》が2体展開されるがどちらも除去。相手が《森》を引かず手札は真緑。《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver(M14)》だけ出てくるが4T目《サイクロプス》。《使徒の祝福》を引いて一撃。
②土地とドローと除去無し。《山》と除去と《悪鬼》でキープしてみる。
《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》を除去して《悪鬼》を展開。《島》も引けたが、相手は《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》、《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》を構えて《悪鬼》が中々殴れない。そうこうしているうちに《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》系が並んでしまって殴り切られる。
③《島》1とドローと《悪鬼》と除去。
2T目に《ギタクシア》から都合よく《山》をトップして《悪鬼》を展開。3T目にブロッカーを焼きつつ7点攻撃。返しで2体スリヴァーを展開されるも《シャドーの裂け目》から《使徒の祝福》、《稲妻》と合わせてちょうど13点で4Tキル。
1戦目も3戦目も運が良かったかなーって感じです。相手は《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》、《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》としっかりサイドカードを取られていて結構苦手なタイプのスリヴァーだったと思います。
Round6 ファミリア①先手。土地と《デルバー》とドローと《ストロボ》。○○
相手は3T目まででバウンスランドを置きつつ《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》を展開するのみ。《サイクロプス》を引いてこれで4Tキル。
②土地と《悪鬼》と《紅蓮破》。
《ストロボ》をトップする。《水流破》をケアして3T目に《悪鬼》を展開。飛んできた《水流破》を《紅蓮破》して《悪鬼》が着地。しかし返しに《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《断絶/Snap(ULG)》から大量にマナを出しての《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》によって回収された《水流破》で《悪鬼》が落とされる。しかし《ギタクシア》から追加の《悪鬼》を引いてこれで5Tキル。
最近のファミリアは以前に比べて除去が薄くなっているのでケアすべきは《水流破》と《断絶》のみとなっている。ので、3,4ターン目のブン回りを《紅蓮破》、《払拭》でケアして行動すれば大体は有利に思える。
それにしても引きが噛み合ったなあ。
と、いう訳で5-1で3位抜けしました!
こっから1敗したら即終わりのTop8勝ち抜き戦に挑みますよお!
準々決勝 デルバー①後手。土地と《デルバー》と除去。○×○
《サイクロプス》で隙を突いて6Tキル。
②《島》1と《悪鬼》とドロー無し。《島》と《デルバー》とドロー無し。
相手の《デルバー》2体に殴られてこちらの《デルバー》は《ブーメラン》されて一方的に殴られて負け。
③《島》2と《デルバー》3とドロー。
《デルバー》で殴っていって相手に解答を迫る。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》が忍術からアドを取られるが《サイクロプス》を着地させる。しかしここに《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》が付けられる。相手がフルタップで《尖塔のゴーレム》を出してきたところで《鎖の呪い》を《紅蓮破》。返しに《炎の斬りつけ》トップして引いて《尖塔のゴーレム》を除去して一撃。
最後の《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》トップが輝いていた。相手にも「PERFECT」と言われる素晴らしい引きであった。
準決勝 デルバー①後手。《変幻地》1と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。×○○
《デルバー》が3体吸い付きこれを展開。《ギタクシア》を囮に《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を釣って《デルバー》を展開したが、《スプライト》これが忍術。何とか《山》を引いて《忍者》を除去。更に相手の《デルバー》を《海賊の魔除け》で除去。こちらは《デルバー》2体展開で殴る。1体はバウンスされて《スプライト》の餌食に。これを囮に《尖塔のゴーレム》を《静電気の稲妻》で落としにいったら《目くらまし》が刺さってしまい一気に不利に。そのままずるずると不利な交換を強いられて負け。
②土地と《デルバー》と《サイクロプス》と除去。
《デルバー》を2体展開。これで殴っていく。相手にバウンスやカウンターを食らうも相手のライフを結構削る。相手の土地がつまり気味のところで《サイクロプス》を着地させる。最後は相手の《デルバー》を《シャドーの裂け目》でどかして殴り切った。
③土地無し。土地とドロー。
《デルバー》をトップして展開。相手は《フェアリーの大群》2体を展開して変身した《デルバー》は殴れず。2枚目の《デルバー》を引いて殴っていく。相手が忍術した隙に《サイクロプス》を展開しながら殴って10点まで削る。しかしブロッカーに立たせた《サイクロプス》が《水流破》されてさらに《忍者》にドローを許す。しかし《悪鬼》を展開。《忍者》は《デルバー》と相打ち。7T目、《思案》の後《悪鬼》に《シャドーの裂け目》を打って飛んできた《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》を《紅蓮破》で打ち消すと相手は投了した。
《デルバー》の活躍がめざましかったか。最後は相手がカウンターを引いていないおかげで勝つことが出来た。《目くらまし》が腐っていたとかだったのかな?
とにかく、とにかくキツイデルバーを相手に何とか勝った。次は決勝だ!
決勝 シータトロン
対戦前に、「勝ちを譲るからスプリットしないか?」と持ちかけられる。
個人的にはスプリットで得られる利益より、勝ち抜いて来た者どうしで対戦する楽しさの方が上なので丁重にお断り。①後手。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー。×○○
相手が《山》と除去を多目に引いていて、これを凌ぎきれなくてギリギリ足らず負け。
②土地と《紅蓮破》とドロー。
相手の赤マナが《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》しかなくて2T目の《悪鬼》に間に合わず、《ストロボ》も引いて3Tキルで突っ走る。
③土地と《悪鬼》とドロー。
《ギタクシア》で覗くと相手は《紅蓮破》と《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》というなんとも温いキープ。2T目に《悪鬼》を展開。相手は《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》でブロッカーを立たせてくる。3T目、《思案》を打つとそこには《シャドーの裂け目》と《ストロボ》が!
ここで、いままで9ラウンド戦ってきた集中がついに緩む。リスナーさんからの「優勝コメント考えないと^^」というコメントが頭をよぎる。そんなことは勝つまで考えないようにしていたが、《ストロボ》を見つけた瞬間、「ああ、オレ優勝コメント考えていいんだ」と思ってしまう。
手札には《使徒の祝福》と《稲妻》。ここは単純に《ストロボ》をトップにおけばいいのに!それでいいのに!わざわざカッコイイ勝ち方をしようと思って《ストロボ》の上に《シャドーの裂け目》を積んでしまう!!
つまり、《シャドーの裂け目》でブロックを躱しつつ《ストロボ》をドローして勝とうと思ったわけです。
しかし、当然相手は《シャドーの裂け目》に《紅蓮破》を合わせてくる。リスナーさんから総ツッコミを受け、自分の愚かさに愕然としつつ、トークンを《稲妻》しつつ13点の攻撃をしてターンエンド。そして返しで着地してしまう・・・。
《赤の防御円/Circle of Protection: Red(4ED)》
MTGは勝った瞬間に負けている。この言葉がこれほど沁みるとは思わなかった。
けれど、まだデッキに解答は残されているので諦めずに勝負を続ける。
こちらは続けて《サイクロプス》を2体引いて展開。ここで相手はトロンが揃わない故に、こちらのクリーチャーの分だけマナを残さなければいけないことが足かせになって展開が出来ないでいる。そうしている内に《定業》から発見される・・・。
《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
これで《赤の防御円/Circle of Protection: Red(4ED)》を無視して殴り切って勝利!
実は予選スイスで当たっていたシータトロンには《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》をサイドインすることを怠っていた。近頃黒単の増加に伴いその解答としてバーンが増えたので、トロンには《赤の防御円》が積まれている。これに決勝で気付くことが出来て本当に良かった。
有り得ないミスをして落とすかと思ったが、《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》を引いたときには何かに感謝したくなった。
結果
予選5-1 3位通過
決勝トーナメント3-0
優勝!!
初めてのPEは優勝という最高の結果で終わることが出来ました!
しかし!とはいえ!最後のミスは本当に酷かった。
まあ全体的に後手が多かったのはキツかったですが、「《山》を一向に引かない」とか「先手ダブマリ」とかキツイ負けパターンには1度も陥らなかったので良かったですし、加えてかなりラッキーなドローが連発したことも事実。何度も言うが本当に運が良かったとしか言いようがない。
夜中の12:30からPEが始まって、決勝が終わったのは朝日も昇る6:30ごろでした。9回戦に渡る長丁場でしたが、リスナーの方々の応援が非常にありがたかったですし、待ち時間に集中を切らすこともなく楽しんでプレイすることができました。
本当にありがとうございました。
早速公式にも掲載されました。
http://www.wizards.com/magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6592304
ベスト16に、
5 デルバー
2 トロン
2 ファミリア
2 親和
1 青単コントロール
1 黒単コントロール
1 現実の酸
1 黒単ハンデスビート
1 ウィー=ゼロックス
こうしてみると青単デルバーが圧倒的に多い。あと黒単もまあまあ居るけど4:6で不利だと思っているから当たらなくてよかったかな。4-2以上のリストだと、トロン、ファミリア、親和、青単コントロールとやはりお馴染みのところが勝っています。3-3まで含めると現実の酸、黒単ハンデスビートは結構異色の面白いデッキですね。緑単ストンピィが居てもおかしくないかなと思ったけれど厳しいようだ。
果たして、ウィー=ゼロックスで出場した人はどれだけ居たのだろうか。出来れば流行って欲しいけれどあんまりメタられてしまうのも困る。とりあえず今はこの優勝を噛み締めよう
【MO生主対抗ドラフト】一番乗り杯!
2014年1月11日 Magic: The Gathering コメント (3)おだんごさん主催の生主企画「一番乗り杯」に参加してきました!
昼の部、夜の部に分かれてTHS8-4ドラフトに生主8人で乗り込むという面白企画。
これをMTG総合コミュで解説したりしつつ、リスナーさんたちはまるで実際に8人ドラフトしている様子を卓の周りから眺るように、8人全ての生主の後ろからピックや対戦の様子を覗きながらコメントして楽しめるという訳ですね。
第1回は無界さんが企画して、「天狗杯」という名前で開催されました。
これを僕はリスナーとして見ていたんですが、もう楽しくて楽しくて仕方がなかったんです。
今回は生主の1人として参加することになったのでテンションマックスでした。
まずは昼の部、参加者は
feathさん
ニルさん
Vermmerさん
蓮さん
おだんごさん
アルノーさん
モアイさん
するくく
の8名。全員がきちんと卓について8人でドラフトを始めることに成功しました。
8人それぞれが生放送枠を取って放送することになるんですが、何を隠そう僕はドラフトの様子を放送をするのが初めてでした。というかTHSドラフト自体が初めて!右も左もわからん状態!
それでも、心優しきリスナーさんたちの助言もありつつなんとか卓を無駄に荒らすことなく1パック目から空いている色を決めて青緑のデッキを組むことができました。
《捕海/Griptide(THS)》が2枚入ってあとは《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》や《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》など優良コモンも完備。マナカーブもしっかりしていたし、ボムには《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》と《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》というなかなかのデッキに仕上がりました。
1回戦の相手はVermeerさん!
Vermeerさん自身も言っていましたがかなりキレイに回ってくれたとのこと。うーん回り方次第では決して不利ではなかったのだが悔しい。
昼の部は1没に終わってしまったわけですが。
その後、総合コミュニティでアルノーさんと一緒に解説役に回って観戦を楽しみました。
優勝したおだんごさんを始め参加者の方々へのインタビューをしたりして、なんだかんだいって面白い役回りを体験できました。
腹ごしらえをして7時から夜の部!
参加者は、
無界さん
feathさん
Gloryさん
しきみさん
灰汁さん
蓮さん
おだんごさん
するくく
の8名。だったはずなのですが、灰汁さんが同卓し損ねてしまうという事件発生。
それ以外の7名と謎の外人Xという構図になりました。
今回は序盤やや迷走しつつも青黒に色を絞りました。たまたま《残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel(THS)》がピック出来ていい感じに。ただし序盤の2マナ域が乏しいという不安があり、かなりもっさりしたデッキになってしまいました。デッキパワーは中々なのですが速いデッキにはちょっと厳しそう。
1回戦の相手はfeathさん!
デッキは赤白の英雄的ウィニー。このアーキタイプ一番当たりたくなかった奴だ!
またも1没。しかも1ゲームも取れていないという悲しさよ。
うーん残念。デッキ的には結構紙一重であったと思うけれど、何をケアするか、コンバットの練度の差などが出ましたね。決まったデッキを使い込んで練度上げる構築と、組んだデッキをすぐに使いこなす必要があるリミテッドとの差が出た気がします。
というか、環境そのものを使い込んで練度を上げると言った方が適切か。
結局夜の部の優勝はGloryさんでした。おめでとうございます。
ちなみに謎の外人Xはキレイに1没してくれていました。
そんなこんなで昼と夜あわせて6,7時間もの間MOとニコ生に噛り付いて色んな人とワイワイMTGを楽しむことができました。いや~楽しかった。
何が面白いかと言いますとね、そもそもMTGがコミュニケーションゲームだということに理由があると思うんです。
MTGは対戦相手があって初めて成立するゲーム。相手と色々とコミュニケーションを取りながら対戦することが宇宙一楽しいMTGというゲームを生み出しているのだと思います。それだけに、リアルのMTGとMOとの間にはかなりの差があると言えます。MOは確かに勝敗を賭けたゲームとしての面白さを再現出来てはいますが、コミュニケーションゲームとしての魅力はというと半減していると言わざるを得ないと思います。これは仕方のないことです。
しかし今回のような企画では、ニコニコ生放送というコンテンツを通して、リアルに近いような和気あいあいとしたコミュニケーションをしながらのMTGがMOで実現出来るわけですね。そういうMTGの一番楽しいところを味わえたことはもちろん、それをリスナーの方や他の生主の方々と共有出来たということが嬉しくてしょうがない。生主としてそういう楽しさを提供する側に回れたということが幸せでしょうがないというわけです。
今回は特に主催者であるおだんごさんが滞りの無い運営のために尽力してくださったのが非常に有難かったですね。
そして参加した生主の皆さん。コメントで大いに盛り上げて下さったリスナーの皆さんに感謝です。楽しかった!
昼の部、夜の部に分かれてTHS8-4ドラフトに生主8人で乗り込むという面白企画。
これをMTG総合コミュで解説したりしつつ、リスナーさんたちはまるで実際に8人ドラフトしている様子を卓の周りから眺るように、8人全ての生主の後ろからピックや対戦の様子を覗きながらコメントして楽しめるという訳ですね。
第1回は無界さんが企画して、「天狗杯」という名前で開催されました。
これを僕はリスナーとして見ていたんですが、もう楽しくて楽しくて仕方がなかったんです。
今回は生主の1人として参加することになったのでテンションマックスでした。
まずは昼の部、参加者は
feathさん
ニルさん
Vermmerさん
蓮さん
おだんごさん
アルノーさん
モアイさん
するくく
の8名。全員がきちんと卓について8人でドラフトを始めることに成功しました。
8人それぞれが生放送枠を取って放送することになるんですが、何を隠そう僕はドラフトの様子を放送をするのが初めてでした。というかTHSドラフト自体が初めて!右も左もわからん状態!
それでも、心優しきリスナーさんたちの助言もありつつなんとか卓を無駄に荒らすことなく1パック目から空いている色を決めて青緑のデッキを組むことができました。
《捕海/Griptide(THS)》が2枚入ってあとは《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》や《ネシアンのアスプ/Nessian Asp(THS)》など優良コモンも完備。マナカーブもしっかりしていたし、ボムには《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》と《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》というなかなかのデッキに仕上がりました。
1回戦の相手はVermeerさん!
相手はボロスウィニータッチ青。青には《老いざるメドマイ/Medomai the Ageless(THS)》、《捕海/Griptide(THS)》、《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》などカードパワーの高いところが充実していました。
1戦目はこちらの《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad(THS)》に《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》を授与して殴り切ろうと思いきや、《老いざるメドマイ/Medomai the Ageless(THS)》が降臨して、《捕海/Griptide(THS)》でブロックを空けられて追加ターンを得られてしまって負けてしまいました。
2戦目。今度はこちらの土地が島2で少しストップ。そうしているうちに向こうの軍勢がテンポよく展開されてしまいます。《捕海/Griptide(THS)》も良いところで刺さってしまってても足も出ずに負けてしまいました。
Vermeerさん自身も言っていましたがかなりキレイに回ってくれたとのこと。うーん回り方次第では決して不利ではなかったのだが悔しい。
昼の部は1没に終わってしまったわけですが。
その後、総合コミュニティでアルノーさんと一緒に解説役に回って観戦を楽しみました。
優勝したおだんごさんを始め参加者の方々へのインタビューをしたりして、なんだかんだいって面白い役回りを体験できました。
腹ごしらえをして7時から夜の部!
参加者は、
無界さん
feathさん
Gloryさん
しきみさん
灰汁さん
蓮さん
おだんごさん
するくく
の8名。だったはずなのですが、灰汁さんが同卓し損ねてしまうという事件発生。
それ以外の7名と謎の外人Xという構図になりました。
今回は序盤やや迷走しつつも青黒に色を絞りました。たまたま《残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel(THS)》がピック出来ていい感じに。ただし序盤の2マナ域が乏しいという不安があり、かなりもっさりしたデッキになってしまいました。デッキパワーは中々なのですが速いデッキにはちょっと厳しそう。
1回戦の相手はfeathさん!
デッキは赤白の英雄的ウィニー。このアーキタイプ一番当たりたくなかった奴だ!
1戦目。相手の《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》にオーラが付いてビートされます。こちらは《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon(THS)》で下を止めつつ殴り合いをします。バットリを打ち合う攻防があってこの攻防で《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》が相当に大きくなります。これを《形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon(THS)》の怪物化で落とせるかどうかが勝負だったのですが7マナ目の土地が来ない!結局コイツだけに殴り切られてしまいました。
2戦目。序盤からこちらが2マナ、3マナ域のクリーチャーを展開してビートしていきます。上手くバットリも決まって優勢に持ち込んだところで再び《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》が登場。またもコイツにオーラが付けられていきます。こちらは《残酷なハイソニア/Hythonia the Cruel(THS)》を叩きつけて残りのライフを削りに行きますが、ここにピッタリ合わせられたのが《岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks(THS)》!その後やはり大きくなった《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》が止まらずに殴り切られてしまいました。
またも1没。しかも1ゲームも取れていないという悲しさよ。
うーん残念。デッキ的には結構紙一重であったと思うけれど、何をケアするか、コンバットの練度の差などが出ましたね。決まったデッキを使い込んで練度上げる構築と、組んだデッキをすぐに使いこなす必要があるリミテッドとの差が出た気がします。
というか、環境そのものを使い込んで練度を上げると言った方が適切か。
結局夜の部の優勝はGloryさんでした。おめでとうございます。
ちなみに謎の外人Xはキレイに1没してくれていました。
そんなこんなで昼と夜あわせて6,7時間もの間MOとニコ生に噛り付いて色んな人とワイワイMTGを楽しむことができました。いや~楽しかった。
何が面白いかと言いますとね、そもそもMTGがコミュニケーションゲームだということに理由があると思うんです。
MTGは対戦相手があって初めて成立するゲーム。相手と色々とコミュニケーションを取りながら対戦することが宇宙一楽しいMTGというゲームを生み出しているのだと思います。それだけに、リアルのMTGとMOとの間にはかなりの差があると言えます。MOは確かに勝敗を賭けたゲームとしての面白さを再現出来てはいますが、コミュニケーションゲームとしての魅力はというと半減していると言わざるを得ないと思います。これは仕方のないことです。
しかし今回のような企画では、ニコニコ生放送というコンテンツを通して、リアルに近いような和気あいあいとしたコミュニケーションをしながらのMTGがMOで実現出来るわけですね。そういうMTGの一番楽しいところを味わえたことはもちろん、それをリスナーの方や他の生主の方々と共有出来たということが嬉しくてしょうがない。生主としてそういう楽しさを提供する側に回れたということが幸せでしょうがないというわけです。
今回は特に主催者であるおだんごさんが滞りの無い運営のために尽力してくださったのが非常に有難かったですね。
そして参加した生主の皆さん。コメントで大いに盛り上げて下さったリスナーの皆さんに感謝です。楽しかった!
【Pauper デッキ】赤単英雄的を練ってみる
2014年1月10日 デッキ
《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》をフューチャーしたデッキです。
ひとまずリストを。
まだまだ中途半端ながらも、非常に速いブン回りパターンが存在するのが楽しい。
1ターン目《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》
2ターン目《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》に《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》で8点とか。
1ターン目《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
2ターン目《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》、《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》で10点とか。
2ターン目《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
3ターン目《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》に《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》で10点とか。
回しているうちにシナジティックな動きを発見しては喜んでいる段階ですね。
やっぱり一番重要なのは《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》ですね。
コイツが生きれば結構勝てる気がします。
あとは《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》の一撃狙いも残っているので楽しいです。
《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》はカードパワーは有る。けれど単体ではシナジーが薄くて孤立気味な感じがします。
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》は序盤専用って感じですね。相手がブロッカー出す前にどれだけ殴れるかが鍵。まあブロッカー焼いたりもしますけど。
クリーチャーの数は悩みどころだなあ。ゴブリンみたいに増やすかバーンに寄せるか。黒単にはクリーチャーより呪文で焼いていくプランの方が強そうだなあ。
サイドボードは見ての通り適当も良いとこ。
とりあえず《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》は入れ得。
他には親和対策の《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》なんかが選択肢かな?
まだ構築度合60%くらい。もう少し煮詰めてみたいデッキです。
ひとまずリストを。
クリーチャー(16)
4 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
4 《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
4 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》
4 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》
呪文(27)
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《Chain Lightning(LEG)》
4 《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》
4 《粗暴な力/Brute Force(PLC)》
4 《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
2 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
1 《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》
土地(17)
17 《山/Mountain(USG)》
サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
4 《電謀/Electrickery(RTR)》
4 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
3 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》
まだまだ中途半端ながらも、非常に速いブン回りパターンが存在するのが楽しい。
1ターン目《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》
2ターン目《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》に《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》で8点とか。
1ターン目《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
2ターン目《タイタンの力/Titan’s Strength(THS)》、《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》で10点とか。
2ターン目《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
3ターン目《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》に《無謀なる突進/Reckless Charge(ODY)》で10点とか。
回しているうちにシナジティックな動きを発見しては喜んでいる段階ですね。
やっぱり一番重要なのは《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》ですね。
コイツが生きれば結構勝てる気がします。
あとは《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》の一撃狙いも残っているので楽しいです。
《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》はカードパワーは有る。けれど単体ではシナジーが薄くて孤立気味な感じがします。
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》は序盤専用って感じですね。相手がブロッカー出す前にどれだけ殴れるかが鍵。まあブロッカー焼いたりもしますけど。
クリーチャーの数は悩みどころだなあ。ゴブリンみたいに増やすかバーンに寄せるか。黒単にはクリーチャーより呪文で焼いていくプランの方が強そうだなあ。
サイドボードは見ての通り適当も良いとこ。
とりあえず《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》は入れ得。
他には親和対策の《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》なんかが選択肢かな?
まだ構築度合60%くらい。もう少し煮詰めてみたいデッキです。