【MO】PauperDEレポ 最近の成績
2014年12月31日 対戦記録今年最後、ということである程度気合を入れてPauperDEに参戦
デッキはウィー=ゼロックス
1回戦で負けたのがかなり痛い。
最初に青単デルバーに勝っていればなあって思わざるを得ない。
今年は最後にDE3連敗して終わりでした。ちょっと気分悪いですね。
8月23日にPauperDEが復活してからの成績は、76勝50敗の勝率60.3%でした。
最後の連敗で2%くらい落ちちゃいましたね。
DE単位で見ると
4-0 3回
3-1 13回
2-2以下 15回
となっていて、なんともパッとしない感じ。
来年はもっと勝ちたいです。
デッキはウィー=ゼロックス
#7815871
Round1 青単デルバー①後手。島3悪鬼2思案シャドー。×○×
相手にクロックを刻まれているところでこちらは引いたカードを叩きつけるしかない。しかし《呪文づまりのスプライト》を3枚持たれていて間に合わず負け。
②島1思案2パイロ稲妻悪鬼サイクロプス。
ライフがかなり詰められるがサイクロプスが2体着地。こちらのデルバー2体が変身して空を止めて殴って勝ち。
③島無し。土地無し。土地無し。島デルバー定業思案。
相手のデルバーは一向に変身しないもののこちらのデルバーが断絶されつつ《幻影の熊》2体に殴られる。悪鬼などが着地したもののこちらの土地が少なくてテンポよく動けず。《幻影の熊》に殴られ過ぎて負け
《幻影の熊》が入ったビートタイプの青単デルバー。比較的有利な相手だけれどトリプルマリガンしたらちょっと勝てないので仕方ないかな
Round2 親和①後手。土地2悪鬼サイクロプス祝福3。○×○
悪鬼で3Tキル。
②土地悪鬼サイクロプスきりつけシャドー宝船。
フェッチで赤マナを持ってきたら2枚目の島が引けずに動きがめちゃくちゃ鈍る。4/4達をしっかり展開されてこちらはサイクロプス4枚が手札に溜まってしまって負け。
③土地悪鬼ハイドロ定業サイクロプスシャドー。相手1マリ土地1キープ。
2枚目の土地が引けないようで悪鬼でコツコツ殴って勝ち。
1回戦とは対照的に運が良かった
Round3 黒単ハンデスゾンビ①後手。土地無し。土地2定業思案ギタクシア2。××
デルバー2体が煙霧吐き2体に落とされて《リリアナの死霊》や《騒がしいネズミ》に殴られる。悪鬼サイクロプスと展開したが土地が続いてしまい決められず負け。
②島無し。島1サイクロプスシャドー稲妻知恵祝福。
山が中々引けずに相手にしばらく殴られる。ようやく相手のクロックを除去してクリーチャーを展開したが《チェイナーの布告》で落とされる。2枚目の宝船を《悔恨の泣き声》と《朽ちゆくネズミ》とで落とされて挽回できず。
Round4 親和①後手。土地4デルバー悪鬼定業。○○
悪鬼は除去されたがデルバーが変身。《甲殻の鍛冶工》に殴られて《マイアの処罰者》が展開される。ここで定業でデルバーとストロボがめくれる。このデルバーを展開。返しに《マイアの処罰者》2体が追加されるが変身したデルバー2体とストロボと稲妻で止め。
②島2悪鬼サイクロプス定業斬りつけストロボ。
定業で赤マナを引いて2T目に悪鬼。相手はエイトグ展開。これに斬りつけを撃つと相手はアーティファクトを食べてこれを守ったが水流破で除去。悪鬼は《感電破》で落とされる。こちらはデルバーを展開、《甲殻の鍛冶工》が出てきたが斬りつけ。サイクロプスは《感電破》で落とされる。ここで宝船をトップして2体目のデルバー展開。相手は回答が引けずそのまま勝ち。
結果2-2
1回戦で負けたのがかなり痛い。
#7815951
Round1 青単デルバー①後手。デルバーストロボ土地5。土地デルバー定業巧みな回避サイクロプス。×○×
クリーチャーを展開し、宝船を撃つが決めきれず、相手に宝船を撃たれて逆転される。
②島1デルバー定業ギタクシア悪鬼宝船。
こちらのデルバーは処理されたが相手の土地が詰まり気味のところに悪鬼を通す。《嵐縛りの霊》が出てくるが悪鬼の障害にはならない。まずは10点殴り、ようやく2マナ構えて出てきた《尖塔のゴーレム》を斬りつけしながら2回目の攻撃で勝ち。
③島1デルバー思案紅蓮破2稲妻シャドー。
しっかり赤いカードと山を引く。デルバーが対処されて後続が引けない。相手は展開がゆっくりでこちらの除去を撃つ先がない。こちらは宝船を通すが1枚ディスカード。相手も宝船から《尖塔のゴーレム》を3体展開。2体を除去して1体の《尖塔のゴーレム》と悪鬼とのレースになる。しかし呪文がほとんど引けず。断絶もされてこのレースに負け。
まさか悪鬼でゴーレムに殴り負けるとはなあ。前回同様、1回戦目で得意な青単デルバーを落として非常に苦しい
Round2 ボロスキティ①後手。土地デルバー定業2宝船シャドー。××
相手にしっかり除去を引かれて《コーの空漁師》などに殴り切られる
②土地悪鬼定業使徒稲妻シャドー。
除去が躱せず。《カルドーサの再誕》のトークンに殴られて負け。
まあ《稲妻》、《感電破》と除去がしっかり入っているデッキなので若干苦手。それでも宝船を手に入れた分、楽になったとは思う。
Round3 スタンダード白単①後手。土地5思案シャドー。土地なし。フェッチ1デルバー定業稲妻悪鬼。○×○
悪鬼で3Tキル。
②島1定業思案シャドー巧み宝船痛み。土地無し。土地3定業祝福。
クリーチャーの展開が遅れる。《深夜の護衛》と《三つぞろいの霊魂》のトークンに殴られて負け。
③島無し。島1シャドー悪鬼サイクロプス稲妻巧みな回避。土地シャドー巧みな回避稲妻。
サイクロプスで4Tキル。
流石にスタンダードパウパーのデッキには負けたくない。でも全部ダブルマリガンで本当に危なかった
Round4 相手来なかった
結果1-2
最初に青単デルバーに勝っていればなあって思わざるを得ない。
今年は最後にDE3連敗して終わりでした。ちょっと気分悪いですね。
8月23日にPauperDEが復活してからの成績は、76勝50敗の勝率60.3%でした。
最後の連敗で2%くらい落ちちゃいましたね。
DE単位で見ると
4-0 3回
3-1 13回
2-2以下 15回
となっていて、なんともパッとしない感じ。
来年はもっと勝ちたいです。
久しぶりの翻訳になります。
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Treasure Cruise’s Impact on Pauper(http://puremtgo.com/articles/treasure-cruises-impact-pauper)
By: SpikeBoyM, Alex Ullman
Dec 15 2014 12:00pm
また会えたね。久しぶり。
ここ数か月の間、僕はPauperにおける自分の考えを長文で語ってはこなかった。その弁解をすることは簡単だ。もうすぐやって来る自分の結婚式や、別のウェブサイトでの新しい仕事のせいにすることもあるいは出来るだろう。時間不足や何かのせいにしてしまうのは全くもって合理的だ。
これらが全て事実だとはいえ、理由にはならない。僕はPauperについて、そして《宝船の巡航》の影響とフォーマットの現在の状態について語りたいことがあった、だけど単に言葉が出てこなかったんだ。僕は《宝船の巡航》の利点についてのTwitter上の論争に参加して、それがKTKのコモンを禁止しようという反対運動を先導しながらも「禁止されなくても問題ない」という立場から、このカードを唱えることを単純に良しとすべきかどうか全く分からなくなった。
僕は部分的にとても葛藤していた。そのカードがフォーマットにもたらしたことが気に入らないからだ。《宝船の巡航》がPauperを真っ二つにしている訳じゃない(最近印刷されたものの中では最もそれに近い事をしているけど)、むしろデッキのカードが抑圧するんだ。《宝船の巡航》の存在は、全ての伝統的な消耗戦略を無力化し、それによってよりコンボ指向なデッキの繁栄が許されるようになる。そしてそのようなデッキは、Pauperの健全さにとって最も危険なものをもたらすんだ。
1.《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
《宝船の巡航》は紛れも無い強力カードだ。それはむしろVintage Super Leaueを通してヴィンテージで、そしてStar City Games OpensとGrand Prix New Jerseyを通してレガシーで高らかに名乗りを上げた。世界でも最高の相手に対して、Patrick Chapinは主にゾンビの漕ぎ手を動力源とした青赤デッキで全勝を上げた:
まずは、宝船が持っているものに対する反対意見だ。
・《宝船の巡航》は明らかにフォーマットで最高のドロー呪文だ。《思案》、《定業》の方がカードを選択するのが上手いし、《血の署名》の方が簡単に唱えられるとはいえ、《宝船》の乱暴なパワーには敵うものはない。最も近いカードは《予感》くらいのもので、それでも実質3マナ重く、引けるカードが1枚少ない。
・青はフォーマットで最高の色でありながら、軽いキャントリップのおかげで墓地を肥やす手段に最も恵まれていると言える。
・パーマネントに基づいたアドバンテージエンジン(プレインズウォーカーを思い浮かべながら)の欠如が、《宝船の巡航》でないデッキが《宝船の巡航》デッキと戦うことを困難にしている。
これらはもっともな不満であり、主にPauperの特性に言及したものだ。ヴィンテージやレガシーがそうであるように、エターナルなフォーマットは歴史の重みのせいで青に偏っていっている。僕は、他の潜在的なカードアドバンテージエンジンの事情が最も重要だと感じている。Pauperには、盤上で複数ターンに渡って追加のカードを生み出す方法がない。これを、レガシーの常連の《ヴェールのリリアナ》やその他のあらゆるプレインズウォーカーと比較してみてくれ。これらの効果にアクセス出来ないということは、Pauperにおいて《宝船の巡航》と戦うことを遥かに難しくする;《拷問生活》では単純に不十分なんだ。
カードを3枚引くことは、間違いなく、素晴らしい事だ。しかしながら、《宝船の巡航》を他のフォーマットで真の脅威たらしめているのは、「そのカードプールの呪文が他の要素とどれだけ相互作用出来るか」なんだ。上記のChapinのリストを見てみると、《僧院の速槍》と《若き紅蓮術士》はそれがいつ召喚されたかに関わらず、一たび《宝船の巡航》を唱えれば直接影響を及ぼしてくれるカードであることが分かる。これがおそらく、《宝船の巡航》に関してPauperとその他のエターナルフォーマットでの最大の違いだろう。
まず、《若き紅蓮術士》に相当するものが存在しない。《若き紅蓮術士》は1枚の《宝船の巡航》を潜在的にパワー4に変換する。それなりの量の軽い呪文によってね。Pauperは《思案》、《定業》、《稲妻》そしてその他多くの呪文にアクセス出来るとはいえ、それらの呪文をさらなる盤面の脅威に変える方法がない。《巡航》がより古いフォーマットで活躍している理由はこれだけではなく、《巡航》とそれで引いたカードをさらなる呪文へと変換する能力も、その潜在力の要因になっている。
《僧院の速槍》には似たような機能を持つカードがある。《窯の悪鬼》と《ニヴィックスのサイクロプス》がもっとも一般的だが、《小柄な竜装者》、《ジェスカイの学徒》、《ジェスカイの風物見》、《沸血の熟練者》、そして《砂利エラの二人組》のどれもが、《宝船の巡航》とそれで引いたものを唱えることで強化できる。ここでの大きな違いは、これらのクリーチャーがその強化されたダメージを与えるのは最速でも3ターン目だということだ。一方、《速槍》は早ければ2ターン目には追加ダメージの量産に入ることができる。Chapinのデッキから、この流れを想像してくれ:
1ターン目:《沸騰する小湖》をプレイし《蒸気孔》を探してアンタップイン。対戦相手のターン終了時に自分自身に《思考掃き》。今、君の墓地には4枚のカードがある。
2ターン目:《乾燥台地》をプレイしもう1枚の《蒸気孔》を持ってくる(墓地は5枚だ)。《僧院の速槍》を唱える。2点のライフで《ギタクシア派の調査》を唱える(果敢が1回誘発、墓地は6枚)、2点のライフで《ギタクシア派の調査》を唱える(果敢が2回誘発、墓地は7枚)、《宝船の巡航》を唱える(果敢が3回誘発、墓地は1枚)。4点攻撃。
たしかに今言ったのは理想的なシナリオだが、適切なサポートがあるデッキにおいて《僧院の速槍》がどれだけ爆発力があるのかが分かる。《窯の悪鬼》をこれと比べてみると、3ターン目にはより高いダメージを叩きだせるとはいえ、《沸騰する小湖》に対する《進化する未開地》、《蒸気孔》に対する《急流の崖》の存在によって遥かに制約されている。
次の点は無視できない:Pauperにおいて《宝船の巡航》で引けるであろうカードの質は、平均して、モダン、レガシー、そしてヴィンテージよりも低い。これは言うまでも無い事だが、《巡航》でどのように戦い抜くかに影響している。Pauperにも《弧状の稲妻》や《炎の稲妻》のようなカードがあるとはいえ、《宝船の巡航》と同じターンに全力を発揮するのは遥かに難しい。先に提示した青赤テンポデッキの《二股の稲妻》とは違うんだ。それはすなわち:
2.《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》の影響
Pauperのデッキが《宝船の巡航》を最大限に有効活用することができないからといって、そのカードが悪いという訳ではない。むしろ、軽い「3枚引く」呪文の存在はフォーマットの環境を変えてしまっている。消耗戦の後に素早く復帰して燃料補給する能力は、Pauperでもっとも安定したデッキをその王座から押しのけてしまったんだ。
このやりとりの結論は、現在組まれている黒単コンは《巡航》を使った青いデッキと戦う態勢が整っていないということだ。黒単コンは順応することができる(もっと2対1交換を入れる;《無残な収穫》のようなカードでもっと長いゲームを見据える;メインデッキの《ボジューカの沼》)、だがしかし、妨害デッキの筆頭は失脚してしまうのだろう。
このようにして、特定の状況に対してカードを準備し、それらのカードで勝つことを頼りにしたデッキにチャンスが生まれた。それはつまり、コンボデッキのことだ。
1.少なくとも1枚、出来れば2枚の《アゾリウスの大法官庁》か《ディミーアの水路》が場に出ている
2.少なくとも1枚、出来れば2枚の《夜景学院の使い魔》か《陽景学院の使い魔》が場に出ている
3.《フェアリーの大群》、《幽霊のゆらめき》、《賢者街の住人》そして《記憶の壁》を手に入れる
4.青で《フェアリーの大群》を唱える、両方の2マナ土地をタップする。両方の土地をアンタップ(5マナが得られる)そして《幽霊のゆらめき》を《記憶の壁》と《大群》を対象に取ってループさせる。これで好きな回数のループができるだろう。最終的には《賢者街の住人》を唱える。こいつはループによって対戦相手のライブラリーの全てのカードを取り除いてくれるだろう。
このデッキには他の勝ち手段がある。生み出したマナを《転覆》に何度も注ぎ込んで盤面をまっさらにしてしまうか、単純に十分なブロッカーを排除して《熟考漂い》でビートダウンすることができる。エスパーコンボは大量のカードを視野に入れていて、信じられないくらい多角的(例えば、《ゆらめき》の代わりに《断絶》でも勝てる)であり、そして絶望的なマッチアップがない。このデッキはクリックが激しいので初修者にとっては理想的な選択ではないが、しかし、このデッキは信じられないくらい強い。
黒単コントロールはエスパーコンボにとって比較的辛いマッチアップの1つだった(ここではその一端しか話していないけれどね)。黒単コンは《強迫》のようにキーパーツを落とすカードや、《大牙の衆の忍び》のように強引にリソースを削り取るカードが使えた。コンボの鍵となる要素を摘み取るのに使える素晴らしい除去と、勝手に妨害を行ってくれる《騒がしいネズミ》だけでなく、時には不意を突く《押し寄せる砂》や《ボジューカの沼》を組み合わせてれば、黒単コンがどうやってエスパーコンボを苦しめるのかが簡単にわかる。しかしながら、現在、黒単コンは減少していてすぐに帰ってくる態勢にないので、エスパーコンボはメタゲームのトップに登りつめることができる。そして、それこそが過去2週間で起こったことなんだ。
《宝船の巡航》による意図せざる帰結はPauperのコンボデッキに対する明確な弱点を露わにする。1マナのキャントリップから《儀式》に至るまで、多くのゲームにおける最高のコンボピースがコモンである一方で、コンボデッキへの回答はほぼアンコモンとレアにだけに与えらえれているんだ。これには主にリミテッド戦や本格的でないMagicプレイヤーの入手しやすさに関係した、もっともな理由がある。その結果、最高のコンボカードはPauperから取り除かれている。《ぶどう弾》、《巣穴からの総出》、《時間の亀裂》、そして《大あわての捜索》のようなカードの重さにフォーマットが耐えられなかったからだ。エスパーコンボのこの支配率が当分続く場合は、そのデッキのカードが禁止リストに入るかどうかを疑うべきだ。
フォーマットは順応することができるが、Pauperの動きは遅い。《チェイナーの布告》と《炎の斬りつけ》のようなソーサリースピードの除去は、主要な脅威を問答無用で処理できることからフォーマットの基準となっている。これらの強力な呪文はインスタントスピードの除去が必要な環境ではかなり弱く、そのために《稲妻》と《夜の犠牲》に立ち返ることは理に適っている。《雪崩し》、《恐ろしい死》、そして《血の復讐》も魅力的で、かつコストパフォーマンスの良い選択肢だ。別のアプローチは全ての生物を除去しようというもので、確実に対戦相手の場を空にするために《チェイナーの布告》を補ってくれる複数の優良除去を投入する。この攻撃の切り口は大半のデッキに対して機能するかもしれないが、攻撃によるプレッシャーなしでは1ターンの間に全てを召喚して勝利できるエスパーコンボのいる環境下では行き詰りそうだ。
3.新時代のデッキ達
黒単コンとデルバーが2番手争いをしている一方で、エスパーコンボと親和がトップになれるという新しいメタゲームを考慮すると、採るべきアプローチは沢山ある。これらのデッキの内、《宝船の巡航》を使っているデッキが1つしかないにも関わらず、それが5つ以上のデッキに枠を割かせているというのは留意すべきだね;成績トップ10のリストの50%が《宝船の巡航》を使うと考えられるし、それは僕らのプランに織り込むべきだ。
僕がこのメタゲームにアプローチする最初の方法は、どのデッキよりもPatrick Chapinのモダンデッキに近いデッキによるものだ。アゾリウスデルバーは軽い呪文でゲームプランを進めながら早期にプレッシャーをかけようとする。
《神々の思し召し》はここでは中々のカードだ。《二股の稲妻》のような《宝船の巡航》を撃ったあとにも簡単に撃てるカードアドバンテージ源ではないが、無いよりはましだ。大量のトークンで《チェイナーの布告》やその類に全力を発揮させないこのデッキにおいては対象を取る除去を躱せることはカギになる。《蒸気の絡みつき》も残り3点を与えるための道を空けることに使えるし、《宝船の巡航》から撃つのも簡単だ。
このデッキは燃料補給としてゲーム中盤に《宝船の巡航》を活用するようにできている。《思案》、《定業》でデッキを早期に掘り進むことで墓地を肥やしておくことができ、《主の募兵》は崖っぷちの時に安定した燃料供給をしてくれる。一たび《巡航》が解決されれば、《神々の思し召し》の連打と《ジェスカイの学徒》でゲームが終わるはずだ。
アゾリウスデルバーは現在のPauperにおけるテンポデッキ構築の方法の1つだ。青を完全に諦めて赤を足し、変わった《金切るときの声》構造で《ジェスカイの学徒》と《窯の悪鬼》を生かすのは別の選択肢になるだろうね。《信仰無き物あさり》をねじ込めば、そういうデッキはオーバーラン勝ちのために《ゴブリンの奇襲隊》も入れるかもしれない。
テンポは比較的フェアな方法でメタゲームを戦うチャンスをくれる。遅れずにゲームを進め、決して休まないことが目標だ。このアイディアを突き詰めて、対戦相手が戦線を確立する前にマナ域をジャンプしようとしたら何が起こるだろうか?
《ゴルガリの茶鱗》について:このトカゲは君の除去耐性だ。悠長かもしれないが、常に2/3を「引いて」戦線に送り込む能力によって、《茶鱗》はビートダウンにおける魅力的な選択肢になる。《腐れ蔦の外套》もまた、どんなに貧弱な1/1をも反撃部隊に変えるのでこの枠組みの中で輝きを放つ。追加で3点の速攻ダメージを出せるという利点(欲しい時にはだいたい応じてくれる)は、ダメージを突き抜けさせたいデッキでは大きな収穫だ。
《宝船の巡航》はこれまでとは非常に変わった位置を占めている。追加のダメージをねじ込む手段とは対照的に、ここではカードアドバンテージ源として機能するんだ。《巡航》は君を切り札に近づけてくれる代わりに、それ自体が終局の一部になっている。《宝船の巡航》を実際のダメージに変換できる能力によって《野生の雑種犬》の実用性は向上する、まるでそれが可能であるかのようにね。
シミック探査は、バウンス一式が示しているように基本的に攻撃の一手だ。《蒸気の絡みつき》と《急流》はダメージを押し通すために存在している。アゾリウスデルバーとは違って、シミック探査は反撃を受けるターンが増えるほど苦労する。膠着状態を打破する真のカードである《金切るときの声》がないために、このデッキは《腐れ蔦の外套》と生物との組み合わせに頼っている。組み合わせるのが簡単だとは言っても、持続力のあるプランが成立するまえにカードや時間を使い切ってしまうことは十分にあり得る。
最後に、《宝船の巡航》を完全に無視したらどうなるかな?
もっとも重要なのは生き残ることだ。ブロックして相打ちすることは、《モルグの窃盗》と《無残な収穫》でカードをよみがえらせる能力を考慮すればそう難しい見通しではない。一たびゲームが長引けば、問題は単純に、たくさんの異なるフィニッシャーのどれで勝つかということだ:《洞窟のランパード》はどんなクリーチャーもブロックしにくい脅威に変える;《よじれた嫌悪者》は《The Abyss》のコピーになる;《汚れ背の匪賊》はブロッカーを気にしない。もう良いや、《ヴィティアのとげ刺し》でさえも《炎の稲妻》と《稲妻》の助けを受けて最後のダメージを与えることができるね。
《無残な収穫》デッキ(ゲーム中盤・終盤でインスタントが撃てるようになるまで、早く地盤を固めるようとするデッキ)は《宝船の巡航》を苦しめるのに打って付けなんだ。その青いカードが一時の増強に相当する一方で、《無残な収獲》はゲームが長引けば3枚よりはるかに多くのカードに相当する。この地点に到達するカギとなるのは除去だ。ここで《炎の稲妻》と《チェイナーの布告》の価値を測ると、これらの呪はそれぞれ1回の《宝船の巡航》の解決に対して66%回答することができる。プレインズウォーカーのレベルでは到底ないものの、これらの類の呪文は《巡航》と戦うことで生じる無駄カードを緩和することができる。たとえ対戦相手が君の墓地のカードを取り除くためにカードを費やしたとしても、これらのカードは大体仕事を終えているだろう、フラッシュバック使いにとって有利な交換を生んでいるんだからね。
豊富な除去と継続的な手札破壊手段があることはラクドスレベレーションをエスパーコンボに対して有利にしてくれる。全ての除去が2体のクリーチャーを処理するかインスタントスピードで撃てれば、《大牙の衆の忍び》が手札をズタズタにできるようになるまでエスパーコンボの場のパーツを止めておくのがずっと簡単になる。ここでの懸念は、もちろん、ゲームが過剰に長引いてしまうとエスパーコンボは何だかんだ言って普通に勝ってしまえることだ。当然これは全てのすばらしいコンボデッキが持つ脅威だ。
4.結論
《宝船の巡航》は、トップのデッキでの存在感に関わらず、Pauperのメタゲームにおける変化を知らしめた。消耗戦デッキは、大胆に一気に加速するのとは対照的に、実際の2対1交換へとさらに方向転換をしていかなければならない。どんな青いデッキも単に土地を1枚タップして補充できる能力は、やりとりの無い古いゲームを作ってしまった。コンボの受け口は広く、健全なフォーマットにとってむしろタチの悪いものをもたらし得る。《宝船の巡航》は明確に素晴らしいカードだ、たとえPauperでの全力がモダンのそれより低くいとしてもね。1マナでカード3枚は強い、どんなふうに考えたって関係ない。今のところPauperは《巡航》がもっとも安全そうなエターナルフォーマットだ。《巡航》が存在してそれが他のデッキにどんな影響を与えるのか、相互作用のない戦略の発端となるならそれは本当に危険だというだけだ。
これは僕らを昔ながらの問題に立ち返らせる:Pauperとは何か?コモンによって競技性を持つために考え出されたものの、フォーマットは完全にそれ以上のものに発展した、まだこの但書きは助言に過ぎない。Pauperの進化の次なるステージはフォーマットを見ているウィザーズにかかっている―何が存続して何が落ちるのか―そしてPauperを導く何らかの意志は新しい反響にかかっている。存在しているならば、灯りは消えることがある。
Keep slingin’ commons-
-Alex
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本サイトのコメント欄によると、Alexさんは「《宝船の巡航》は、ただPauperのコンボデッキへの脆弱性をあらわにしただけであり、禁止にするものではない」という立場です。それでも禁止如何はウィザーズ次第、引いてはPauperプレイヤーの反応次第ということなので、思う所があるならばどんどんフィードバックしするのが良いかもしれませんね。
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Treasure Cruise’s Impact on Pauper(http://puremtgo.com/articles/treasure-cruises-impact-pauper)
By: SpikeBoyM, Alex Ullman
Dec 15 2014 12:00pm
また会えたね。久しぶり。
ここ数か月の間、僕はPauperにおける自分の考えを長文で語ってはこなかった。その弁解をすることは簡単だ。もうすぐやって来る自分の結婚式や、別のウェブサイトでの新しい仕事のせいにすることもあるいは出来るだろう。時間不足や何かのせいにしてしまうのは全くもって合理的だ。
これらが全て事実だとはいえ、理由にはならない。僕はPauperについて、そして《宝船の巡航》の影響とフォーマットの現在の状態について語りたいことがあった、だけど単に言葉が出てこなかったんだ。僕は《宝船の巡航》の利点についてのTwitter上の論争に参加して、それがKTKのコモンを禁止しようという反対運動を先導しながらも「禁止されなくても問題ない」という立場から、このカードを唱えることを単純に良しとすべきかどうか全く分からなくなった。
僕は部分的にとても葛藤していた。そのカードがフォーマットにもたらしたことが気に入らないからだ。《宝船の巡航》がPauperを真っ二つにしている訳じゃない(最近印刷されたものの中では最もそれに近い事をしているけど)、むしろデッキのカードが抑圧するんだ。《宝船の巡航》の存在は、全ての伝統的な消耗戦略を無力化し、それによってよりコンボ指向なデッキの繁栄が許されるようになる。そしてそのようなデッキは、Pauperの健全さにとって最も危険なものをもたらすんだ。
1.《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
《宝船の巡航》は紛れも無い強力カードだ。それはむしろVintage Super Leaueを通してヴィンテージで、そしてStar City Games OpensとGrand Prix New Jerseyを通してレガシーで高らかに名乗りを上げた。世界でも最高の相手に対して、Patrick Chapinは主にゾンビの漕ぎ手を動力源とした青赤デッキで全勝を上げた:
青赤デルバーこれはほとんど理想的な《宝船の巡航》デッキそのものであり、このカードがPauperにおいて大丈夫であろう理由を非常に良く説明してくれている。
Patrick Chapin 4-0 Modern MTG World Championship
クリーチャー 13枚
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》
4 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer(M14)》
1 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
その他の呪文 29枚
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
3 《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2 《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》
2 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2 《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
1 《差し戻し/Remand(RAV)》
1 《マナ漏出/Mana Leak(STH)》
1 《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
1 《電解/Electrolyze(GPT)》
4 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
土地 18枚
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
1 《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
3 《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》
1 《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》
4 《島/Island》
1 《山/Mountain》
サイドボード 15枚
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1 《否認/Negate(M10)》
1 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》
1 《電謀/Electrickery(RTR)》
1 《マグマのしぶき/Magma Spray(ALA)》
1 《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster(RTR)》
1 《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》
2 《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
2 《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
まずは、宝船が持っているものに対する反対意見だ。
・《宝船の巡航》は明らかにフォーマットで最高のドロー呪文だ。《思案》、《定業》の方がカードを選択するのが上手いし、《血の署名》の方が簡単に唱えられるとはいえ、《宝船》の乱暴なパワーには敵うものはない。最も近いカードは《予感》くらいのもので、それでも実質3マナ重く、引けるカードが1枚少ない。
・青はフォーマットで最高の色でありながら、軽いキャントリップのおかげで墓地を肥やす手段に最も恵まれていると言える。
・パーマネントに基づいたアドバンテージエンジン(プレインズウォーカーを思い浮かべながら)の欠如が、《宝船の巡航》でないデッキが《宝船の巡航》デッキと戦うことを困難にしている。
これらはもっともな不満であり、主にPauperの特性に言及したものだ。ヴィンテージやレガシーがそうであるように、エターナルなフォーマットは歴史の重みのせいで青に偏っていっている。僕は、他の潜在的なカードアドバンテージエンジンの事情が最も重要だと感じている。Pauperには、盤上で複数ターンに渡って追加のカードを生み出す方法がない。これを、レガシーの常連の《ヴェールのリリアナ》やその他のあらゆるプレインズウォーカーと比較してみてくれ。これらの効果にアクセス出来ないということは、Pauperにおいて《宝船の巡航》と戦うことを遥かに難しくする;《拷問生活》では単純に不十分なんだ。
カードを3枚引くことは、間違いなく、素晴らしい事だ。しかしながら、《宝船の巡航》を他のフォーマットで真の脅威たらしめているのは、「そのカードプールの呪文が他の要素とどれだけ相互作用出来るか」なんだ。上記のChapinのリストを見てみると、《僧院の速槍》と《若き紅蓮術士》はそれがいつ召喚されたかに関わらず、一たび《宝船の巡航》を唱えれば直接影響を及ぼしてくれるカードであることが分かる。これがおそらく、《宝船の巡航》に関してPauperとその他のエターナルフォーマットでの最大の違いだろう。
まず、《若き紅蓮術士》に相当するものが存在しない。《若き紅蓮術士》は1枚の《宝船の巡航》を潜在的にパワー4に変換する。それなりの量の軽い呪文によってね。Pauperは《思案》、《定業》、《稲妻》そしてその他多くの呪文にアクセス出来るとはいえ、それらの呪文をさらなる盤面の脅威に変える方法がない。《巡航》がより古いフォーマットで活躍している理由はこれだけではなく、《巡航》とそれで引いたカードをさらなる呪文へと変換する能力も、その潜在力の要因になっている。
《僧院の速槍》には似たような機能を持つカードがある。《窯の悪鬼》と《ニヴィックスのサイクロプス》がもっとも一般的だが、《小柄な竜装者》、《ジェスカイの学徒》、《ジェスカイの風物見》、《沸血の熟練者》、そして《砂利エラの二人組》のどれもが、《宝船の巡航》とそれで引いたものを唱えることで強化できる。ここでの大きな違いは、これらのクリーチャーがその強化されたダメージを与えるのは最速でも3ターン目だということだ。一方、《速槍》は早ければ2ターン目には追加ダメージの量産に入ることができる。Chapinのデッキから、この流れを想像してくれ:
1ターン目:《沸騰する小湖》をプレイし《蒸気孔》を探してアンタップイン。対戦相手のターン終了時に自分自身に《思考掃き》。今、君の墓地には4枚のカードがある。
2ターン目:《乾燥台地》をプレイしもう1枚の《蒸気孔》を持ってくる(墓地は5枚だ)。《僧院の速槍》を唱える。2点のライフで《ギタクシア派の調査》を唱える(果敢が1回誘発、墓地は6枚)、2点のライフで《ギタクシア派の調査》を唱える(果敢が2回誘発、墓地は7枚)、《宝船の巡航》を唱える(果敢が3回誘発、墓地は1枚)。4点攻撃。
たしかに今言ったのは理想的なシナリオだが、適切なサポートがあるデッキにおいて《僧院の速槍》がどれだけ爆発力があるのかが分かる。《窯の悪鬼》をこれと比べてみると、3ターン目にはより高いダメージを叩きだせるとはいえ、《沸騰する小湖》に対する《進化する未開地》、《蒸気孔》に対する《急流の崖》の存在によって遥かに制約されている。
次の点は無視できない:Pauperにおいて《宝船の巡航》で引けるであろうカードの質は、平均して、モダン、レガシー、そしてヴィンテージよりも低い。これは言うまでも無い事だが、《巡航》でどのように戦い抜くかに影響している。Pauperにも《弧状の稲妻》や《炎の稲妻》のようなカードがあるとはいえ、《宝船の巡航》と同じターンに全力を発揮するのは遥かに難しい。先に提示した青赤テンポデッキの《二股の稲妻》とは違うんだ。それはすなわち:
青赤デルバー
luna_1984 3-1 in a Pauper Daily Event 11/30/2014
クリーチャー 19枚
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》
4 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
1 《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》
2 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
その他の呪文 23枚
1 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
1 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
3 《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》
4 《対抗呪文/Counterspell(TMP)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
2 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
土地 18枚
10 《島/Island》
2 《山/Mountain》
3 《急流の崖/Swiftwater Cliffs(KTK)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
サイドボード 15枚
1 《消灯/Curfew(USG)》
3 《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart(ISD)》
1 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
2 《水流破/Hydroblast(MED)》
2 《紅蓮破/Pyroblast(MED)》
2 《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
イゼットブリッツこれらの2つのアーキタイプはPatrick Chapinのデッキと似た方法で《宝船の巡航》を最大限に生かそうとしている。1つ目のデッキはテンポ要素を重視しているが、すでに違いが現れている。第1に、《若き紅蓮術士》のように呪文をタダでプレッシャーに変えるカードがない。第2に、引いてくる呪文はすべて1対1のものだ。Chapinのデッキには《二股の稲妻》、《差し戻し》、《電解》がある、そして時には《イゼットの魔除け》がテンポを生み出したりカードの無駄を省いてくれる。1つ目のデッキにはそのようなカードがないんだ。イゼットブリッツのリストはChapinのデッキの《僧院の速槍》的な要素を重視しているが、一撃必殺を狙うことにとても特化している。全てのカードが、アドバンテージを失いながらもダメージを生み出す《蒸気の絡みつき》のように振舞うんだ。実のところ、ChapinっぽいデッキがPauperで同じように存在することはできないんだ、《宝船の巡航》から引いてきたいカードのコストが単純に重いからね。《宝船の巡航》を唱えるとき、君は単純に1対1交換する以上のもの引きたいのさ。
surucucu 4-0 in a Pauper Daily Event 12/8/14
クリーチャー 12枚
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
4 《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
その他の呪文 31枚
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
1 《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
3 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
2 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
土地 17枚
9 《島/Island》
5 《山/Mountain》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
サイドボード 15枚
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
3 《水流破/Hydroblast(MED)》
2 《知恵比べ/Outwit(AVR)》
1 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
4 《紅蓮破/Pyroblast(MED)》
2.《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》の影響
Pauperのデッキが《宝船の巡航》を最大限に有効活用することができないからといって、そのカードが悪いという訳ではない。むしろ、軽い「3枚引く」呪文の存在はフォーマットの環境を変えてしまっている。消耗戦の後に素早く復帰して燃料補給する能力は、Pauperでもっとも安定したデッキをその王座から押しのけてしまったんだ。
黒単コントロール黒単コントロールは妨害を軸とした消耗戦デッキだ。その目標は、《騒がしいネズミ》を利用して《アスフォデルの灰色商人》や《堕落》のような決定的な呪文までゲームを運ぶことだ。この終局のために黒単コンは《チェイナーの布告》や《墓所のネズミ》のような効果的な除去呪文を使うだろうが、それでもほとんどの交換は1対1だ。発展してきた動きは、黒単コンが序盤から交換をしてリードできる前提でのものだ。《宝船の巡航》が唱えられてしまえば、青いデッキは入念に計画された多くの交換を無かったことにしてしまう。HDTVは4枚フル投入の《ボジューカの沼》で改善しようと試いている―これは気に留めておくべき技術の一端だ。
HDTV 4-0 in a Pauper Daily Event on 12/7/14
クリーチャー 20枚
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
4 《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》
4 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(MED)》
4 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
4 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
その他の呪文 23枚
4 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》
2 《堕落/Corrupt(USG)》
2 《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
4 《血の署名/Sign in Blood(M10)》
3 《発掘/Unearth(ULG)》
2 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
土地 17枚
4 《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》
1 《流砂/Quicksand(VIS)》
18 《沼/Swamp》
サイドボード 15枚
3 《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》
3 《強迫/Duress(USG)》
1 《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》
1 《Oubliette(MED)》
1 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
3 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
3 《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》
このやりとりの結論は、現在組まれている黒単コンは《巡航》を使った青いデッキと戦う態勢が整っていないということだ。黒単コンは順応することができる(もっと2対1交換を入れる;《無残な収穫》のようなカードでもっと長いゲームを見据える;メインデッキの《ボジューカの沼》)、だがしかし、妨害デッキの筆頭は失脚してしまうのだろう。
このようにして、特定の状況に対してカードを準備し、それらのカードで勝つことを頼りにしたデッキにチャンスが生まれた。それはつまり、コンボデッキのことだ。
エスパーコンボエスパーコンボがどう動くのか良く知らない人のために:
The_Raging_Flump 3-1 in a Pauper Daily Event on 12/7/14
クリーチャー 21枚
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
3 《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》
1 《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》
4 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》
その他の呪文 18枚
1 《転覆/Capsize(TMP)》
4 《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
2 《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》
2 《予感/Foresee(FUT)》
3 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
3 《定業/Preordain(M11)》
3 《断絶/Snap(ULG)》
土地 21枚
3 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》
3 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》
4 《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
6 《島/Island》
1 《平地/Plains》
2 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
1 《沼/Swamp》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
サイドボード 15枚
1 《死の重み/Dead Weight(ISD)》
2 《神への捧げ物/Divine Offering(MIR)》
1 《ごまかし/Hoodwink(MMQ)》
3 《水流破/Hydroblast(MED)》
2 《孤独な宣教師/Lone Missionary(ROE)》
2 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
2 《墓の刈り取り/Reaping the Graves(SCG)》
2 《寄生牙のドレイク/Wormfang Drake(JUD)》
1.少なくとも1枚、出来れば2枚の《アゾリウスの大法官庁》か《ディミーアの水路》が場に出ている
2.少なくとも1枚、出来れば2枚の《夜景学院の使い魔》か《陽景学院の使い魔》が場に出ている
3.《フェアリーの大群》、《幽霊のゆらめき》、《賢者街の住人》そして《記憶の壁》を手に入れる
4.青で《フェアリーの大群》を唱える、両方の2マナ土地をタップする。両方の土地をアンタップ(5マナが得られる)そして《幽霊のゆらめき》を《記憶の壁》と《大群》を対象に取ってループさせる。これで好きな回数のループができるだろう。最終的には《賢者街の住人》を唱える。こいつはループによって対戦相手のライブラリーの全てのカードを取り除いてくれるだろう。
このデッキには他の勝ち手段がある。生み出したマナを《転覆》に何度も注ぎ込んで盤面をまっさらにしてしまうか、単純に十分なブロッカーを排除して《熟考漂い》でビートダウンすることができる。エスパーコンボは大量のカードを視野に入れていて、信じられないくらい多角的(例えば、《ゆらめき》の代わりに《断絶》でも勝てる)であり、そして絶望的なマッチアップがない。このデッキはクリックが激しいので初修者にとっては理想的な選択ではないが、しかし、このデッキは信じられないくらい強い。
黒単コントロールはエスパーコンボにとって比較的辛いマッチアップの1つだった(ここではその一端しか話していないけれどね)。黒単コンは《強迫》のようにキーパーツを落とすカードや、《大牙の衆の忍び》のように強引にリソースを削り取るカードが使えた。コンボの鍵となる要素を摘み取るのに使える素晴らしい除去と、勝手に妨害を行ってくれる《騒がしいネズミ》だけでなく、時には不意を突く《押し寄せる砂》や《ボジューカの沼》を組み合わせてれば、黒単コンがどうやってエスパーコンボを苦しめるのかが簡単にわかる。しかしながら、現在、黒単コンは減少していてすぐに帰ってくる態勢にないので、エスパーコンボはメタゲームのトップに登りつめることができる。そして、それこそが過去2週間で起こったことなんだ。
《宝船の巡航》による意図せざる帰結はPauperのコンボデッキに対する明確な弱点を露わにする。1マナのキャントリップから《儀式》に至るまで、多くのゲームにおける最高のコンボピースがコモンである一方で、コンボデッキへの回答はほぼアンコモンとレアにだけに与えらえれているんだ。これには主にリミテッド戦や本格的でないMagicプレイヤーの入手しやすさに関係した、もっともな理由がある。その結果、最高のコンボカードはPauperから取り除かれている。《ぶどう弾》、《巣穴からの総出》、《時間の亀裂》、そして《大あわての捜索》のようなカードの重さにフォーマットが耐えられなかったからだ。エスパーコンボのこの支配率が当分続く場合は、そのデッキのカードが禁止リストに入るかどうかを疑うべきだ。
フォーマットは順応することができるが、Pauperの動きは遅い。《チェイナーの布告》と《炎の斬りつけ》のようなソーサリースピードの除去は、主要な脅威を問答無用で処理できることからフォーマットの基準となっている。これらの強力な呪文はインスタントスピードの除去が必要な環境ではかなり弱く、そのために《稲妻》と《夜の犠牲》に立ち返ることは理に適っている。《雪崩し》、《恐ろしい死》、そして《血の復讐》も魅力的で、かつコストパフォーマンスの良い選択肢だ。別のアプローチは全ての生物を除去しようというもので、確実に対戦相手の場を空にするために《チェイナーの布告》を補ってくれる複数の優良除去を投入する。この攻撃の切り口は大半のデッキに対して機能するかもしれないが、攻撃によるプレッシャーなしでは1ターンの間に全てを召喚して勝利できるエスパーコンボのいる環境下では行き詰りそうだ。
3.新時代のデッキ達
黒単コンとデルバーが2番手争いをしている一方で、エスパーコンボと親和がトップになれるという新しいメタゲームを考慮すると、採るべきアプローチは沢山ある。これらのデッキの内、《宝船の巡航》を使っているデッキが1つしかないにも関わらず、それが5つ以上のデッキに枠を割かせているというのは留意すべきだね;成績トップ10のリストの50%が《宝船の巡航》を使うと考えられるし、それは僕らのプランに織り込むべきだ。
僕がこのメタゲームにアプローチする最初の方法は、どのデッキよりもPatrick Chapinのモダンデッキに近いデッキによるものだ。アゾリウスデルバーは軽い呪文でゲームプランを進めながら早期にプレッシャーをかけようとする。
アゾリウスデルバー《僧院の速槍》がいないので、このデッキは同じタイプのダメージ源として《ジェスカイの学徒》に頼っている、ずっと遅いんだけれどね。《金切るときの声》は《若き紅蓮術士》ではないけれど果敢を誘発させながら盤面を脅威でうめつくす能力は良く似ている。それ以上に、《金切るときの声》が1枚で4つの脅威になり得るということは、《ときの声》が《宝船の巡航》に勝るということを思い知らせてくれる。《希望の幻霊》の1枚挿しは《金切るときの声》のフラッシュバックのために追加の白クリーチャーが必要なことへの譲歩だが、それは果敢を誘発させたり、デルバーを疑似的に裏返してくれもするんだ。
Alex Ullman proposed Pauper deck
クリーチャー 9枚
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《ジェスカイの学徒/Jeskai Student(KTK)》
1 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
その他の呪文 28枚
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
2 《太陽の槍/Sunlance(PLC)》
4 《金切るときの声/Battle Screech(JUD)》
1 《主の募兵/Cenn’s Enlistment(EVE)》
2 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
3 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
3 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
4 《マナ漏出/Mana Leak(STH)》
1 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
1 《熟慮/Think Twice(TSP)》
土地 22枚
9 《島/Island》
7 《平地/Plains》
4 《平穏な入り江/Tranquil Cove(KTK)》
2 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
サイドボード 15枚
3 《水流破/Hydroblast(MED)》
2 《今わの際/Last Breath(MMQ)》
2 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
2 《神への捧げ物/Divine Offering(MIR)》
2 《解呪/Disenchant(4ED)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
1 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
1 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
《神々の思し召し》はここでは中々のカードだ。《二股の稲妻》のような《宝船の巡航》を撃ったあとにも簡単に撃てるカードアドバンテージ源ではないが、無いよりはましだ。大量のトークンで《チェイナーの布告》やその類に全力を発揮させないこのデッキにおいては対象を取る除去を躱せることはカギになる。《蒸気の絡みつき》も残り3点を与えるための道を空けることに使えるし、《宝船の巡航》から撃つのも簡単だ。
このデッキは燃料補給としてゲーム中盤に《宝船の巡航》を活用するようにできている。《思案》、《定業》でデッキを早期に掘り進むことで墓地を肥やしておくことができ、《主の募兵》は崖っぷちの時に安定した燃料供給をしてくれる。一たび《巡航》が解決されれば、《神々の思し召し》の連打と《ジェスカイの学徒》でゲームが終わるはずだ。
アゾリウスデルバーは現在のPauperにおけるテンポデッキ構築の方法の1つだ。青を完全に諦めて赤を足し、変わった《金切るときの声》構造で《ジェスカイの学徒》と《窯の悪鬼》を生かすのは別の選択肢になるだろうね。《信仰無き物あさり》をねじ込めば、そういうデッキはオーバーラン勝ちのために《ゴブリンの奇襲隊》も入れるかもしれない。
テンポは比較的フェアな方法でメタゲームを戦うチャンスをくれる。遅れずにゲームを進め、決して休まないことが目標だ。このアイディアを突き詰めて、対戦相手が戦線を確立する前にマナ域をジャンプしようとしたら何が起こるだろうか?
シミック探査シミック探査は人の顔に4/4を叩きつけようとする、そして早ければ3ターン目にそれをやってのける。墓地にある全てのカードは《わめき騒ぐマンドリル》や《熊人間》という形で更なるダメージになり得る。これらには始動装置が無いように見えるかもしれないが、スレッショルドを丁寧に達成してさえやれば意外にも良く機能する―《マンドリル》は3マナや4マナで撃てばかなり恐ろしい。《サテュロスの道探し》、《入念な研究》、《神々との融和》そして《ゴルガリの茶鱗》と《腐れ蔦の外套》のゴルガリ二人組と一緒なら、墓地を満たしておくのは難しい事ではない。
Alex Ullman proposed Pauper deck
クリーチャー 17枚
4 《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
4 《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
2 《熊人間/Werebear(ODY)》
1 《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(EXO)》
2 《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RAV)》
4 《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills(KTK)》
その他の呪文 20枚
4 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
4 《思案/Ponder(M12)》
1 《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》
3 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
1 《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》
4 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
2 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
1 《急流/Rushing River(PLS)》
土地 20枚
6 《森/Forest》
6 《島/Island》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
4 《茨森の滝/Thornwood Falls(KTK)》
サイドボード 13枚
4 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
3 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《否認/Negate(M10)》
1 《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RAV)》
《ゴルガリの茶鱗》について:このトカゲは君の除去耐性だ。悠長かもしれないが、常に2/3を「引いて」戦線に送り込む能力によって、《茶鱗》はビートダウンにおける魅力的な選択肢になる。《腐れ蔦の外套》もまた、どんなに貧弱な1/1をも反撃部隊に変えるのでこの枠組みの中で輝きを放つ。追加で3点の速攻ダメージを出せるという利点(欲しい時にはだいたい応じてくれる)は、ダメージを突き抜けさせたいデッキでは大きな収穫だ。
《宝船の巡航》はこれまでとは非常に変わった位置を占めている。追加のダメージをねじ込む手段とは対照的に、ここではカードアドバンテージ源として機能するんだ。《巡航》は君を切り札に近づけてくれる代わりに、それ自体が終局の一部になっている。《宝船の巡航》を実際のダメージに変換できる能力によって《野生の雑種犬》の実用性は向上する、まるでそれが可能であるかのようにね。
シミック探査は、バウンス一式が示しているように基本的に攻撃の一手だ。《蒸気の絡みつき》と《急流》はダメージを押し通すために存在している。アゾリウスデルバーとは違って、シミック探査は反撃を受けるターンが増えるほど苦労する。膠着状態を打破する真のカードである《金切るときの声》がないために、このデッキは《腐れ蔦の外套》と生物との組み合わせに頼っている。組み合わせるのが簡単だとは言っても、持続力のあるプランが成立するまえにカードや時間を使い切ってしまうことは十分にあり得る。
最後に、《宝船の巡航》を完全に無視したらどうなるかな?
ラクドスレべレーションラクドスレべレーションは《宝船の巡航》を廃れさせようとする。ここでの着想は、全ての呪文を実質的に複数のカードにするというものだ。《苦々しい天啓》はそれ故に4枚カードを「引く」チャンスへと変わる(とはいえ正味3枚分になりやすい)。ラクドスレベレーションは豊富な除去で遅いゲームを強いる事によってこれを実現する。前述の結論のように、エスパーコンボと戦うために数枚の《炎の斬りつけ》と《チェイナーの布告》を《終止》や《恐ろしい死》に変えるべきだというのは全くもって有り得るね。
Alex Ullman proposed Pauper deck
クリーチャー 16枚
3 《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
1《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
1 《死者のインプ/Cadaver Imp(ROE)》
1 《ヴィティアのとげ刺し/Vithian Stinger(ALA)》
1 《ギトゥの投石戦士/Ghitu Slinger(ULG)》
2 《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》
1 《洞窟のランパード/Cavern Lampad(THS)》
1 《汚れ背の匪賊/Scuzzback Marauders(SHM)》
1 《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination(TSB)》
その他の呪文 18枚
3 《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》
2 《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
3 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》
2 《モルグの窃盗/Morgue Theft(ODY)》
1 《骨読み/Read the Bones(THS)》
3 《苦々しい天啓/Bitter Revelation(KTK)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》
1 《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
土地 23枚
9 《山/Mountain》
8 《沼/Swamp》
4 《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves(KTK)》
2 《ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium(DIS)》
サイドボード 14枚
3 《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》
2 《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》
2 《墓所のネズミ/Crypt Rats(VIS)》
1 《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
もっとも重要なのは生き残ることだ。ブロックして相打ちすることは、《モルグの窃盗》と《無残な収穫》でカードをよみがえらせる能力を考慮すればそう難しい見通しではない。一たびゲームが長引けば、問題は単純に、たくさんの異なるフィニッシャーのどれで勝つかということだ:《洞窟のランパード》はどんなクリーチャーもブロックしにくい脅威に変える;《よじれた嫌悪者》は《The Abyss》のコピーになる;《汚れ背の匪賊》はブロッカーを気にしない。もう良いや、《ヴィティアのとげ刺し》でさえも《炎の稲妻》と《稲妻》の助けを受けて最後のダメージを与えることができるね。
《無残な収穫》デッキ(ゲーム中盤・終盤でインスタントが撃てるようになるまで、早く地盤を固めるようとするデッキ)は《宝船の巡航》を苦しめるのに打って付けなんだ。その青いカードが一時の増強に相当する一方で、《無残な収獲》はゲームが長引けば3枚よりはるかに多くのカードに相当する。この地点に到達するカギとなるのは除去だ。ここで《炎の稲妻》と《チェイナーの布告》の価値を測ると、これらの呪はそれぞれ1回の《宝船の巡航》の解決に対して66%回答することができる。プレインズウォーカーのレベルでは到底ないものの、これらの類の呪文は《巡航》と戦うことで生じる無駄カードを緩和することができる。たとえ対戦相手が君の墓地のカードを取り除くためにカードを費やしたとしても、これらのカードは大体仕事を終えているだろう、フラッシュバック使いにとって有利な交換を生んでいるんだからね。
豊富な除去と継続的な手札破壊手段があることはラクドスレベレーションをエスパーコンボに対して有利にしてくれる。全ての除去が2体のクリーチャーを処理するかインスタントスピードで撃てれば、《大牙の衆の忍び》が手札をズタズタにできるようになるまでエスパーコンボの場のパーツを止めておくのがずっと簡単になる。ここでの懸念は、もちろん、ゲームが過剰に長引いてしまうとエスパーコンボは何だかんだ言って普通に勝ってしまえることだ。当然これは全てのすばらしいコンボデッキが持つ脅威だ。
4.結論
《宝船の巡航》は、トップのデッキでの存在感に関わらず、Pauperのメタゲームにおける変化を知らしめた。消耗戦デッキは、大胆に一気に加速するのとは対照的に、実際の2対1交換へとさらに方向転換をしていかなければならない。どんな青いデッキも単に土地を1枚タップして補充できる能力は、やりとりの無い古いゲームを作ってしまった。コンボの受け口は広く、健全なフォーマットにとってむしろタチの悪いものをもたらし得る。《宝船の巡航》は明確に素晴らしいカードだ、たとえPauperでの全力がモダンのそれより低くいとしてもね。1マナでカード3枚は強い、どんなふうに考えたって関係ない。今のところPauperは《巡航》がもっとも安全そうなエターナルフォーマットだ。《巡航》が存在してそれが他のデッキにどんな影響を与えるのか、相互作用のない戦略の発端となるならそれは本当に危険だというだけだ。
これは僕らを昔ながらの問題に立ち返らせる:Pauperとは何か?コモンによって競技性を持つために考え出されたものの、フォーマットは完全にそれ以上のものに発展した、まだこの但書きは助言に過ぎない。Pauperの進化の次なるステージはフォーマットを見ているウィザーズにかかっている―何が存続して何が落ちるのか―そしてPauperを導く何らかの意志は新しい反響にかかっている。存在しているならば、灯りは消えることがある。
Keep slingin’ commons-
-Alex
=============================================================================
本サイトのコメント欄によると、Alexさんは「《宝船の巡航》は、ただPauperのコンボデッキへの脆弱性をあらわにしただけであり、禁止にするものではない」という立場です。それでも禁止如何はウィザーズ次第、引いてはPauperプレイヤーの反応次第ということなので、思う所があるならばどんどんフィードバックしするのが良いかもしれませんね。
【MO】PauperDEレポ 同型に勝てない
2014年12月23日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。今年はこれで最後かな?
どうも同型に勝てていない。以前は自分の使っているデッキと似たタイプしかいなかったので経験値がある分ミラーマッチは得意だったけれど、最近は様々なリストがあるのでサイドボーディングがぐちゃぐちゃになっている気がする。
ちょっと振り返ってみると、3-0してからのRound4の勝率がかなり低い。そりゃあ相手も3-0してきている強い相手だから、というのもあるだろうけど3-0した時点でプライズ確定して気が緩んでいるのも原因だと思う。もっと欲張ろう
#7797318
Round1 呪禁オーラ①後手。土地、定業、悪鬼、サイクロプス、祝福。○○
2T目に悪鬼。相手は白マナが引けなくて動きが鈍い。しかしこっちもストロボが引けずに決められない。《アルマジロの外套》が付いてしまうが相手は1撃を恐れてブロッカーを残してくれる。相手が殴る体制を整える前にストロボを引いてブロック躱して一撃。
②土地、悪鬼、祝福、シャドー2、稲妻。
相手が呪禁クリーチャーを引かず。《一瞬の平和》を2枚構えられていたが悪鬼で何度も殴って相手がクリーチャー展開する前に勝ち。
相手は2回とも7枚キープだったがもっと積極的にマリガンすべきだったのかも
Round2 青黒ライブラリーアウト
布告除去満載、《エヴィンカーの正義》《清純のタリスマン》プランもあるノンクリーチャーのコントロールデッキ①先手。土地、思案サイクロプスたくみシャドー払拭。×○○
祝福や払拭構えながら《チェイナーの布告》や《無垢の血》で流されていく作業。
②土地、思案、紅蓮破、ギタクシア、シャドー2。
デルバー2体が早々に着地。相手の手札では《対抗呪文》3と《除外》と《水流破》が腐る。大した除去も引かれずに相手の《宝船の巡航》を打ち消して殴り切る。
③土地、悪鬼、魔除け、宝船、祝福。
相手の序盤の《禁忌の錬金術》で《チェイナーの布告》が2枚が落ちてくれる。それでも手札にあった除去でゲームが長引いてしまうが、こっちは《宝船の巡航》を2回撃って燃料補給。《知恵比べ》を探してきてそれを構えながらサイクロプスを展開。返しに《チェイナーの布告》のフラッシュバックを打ち消して、1ターンだけ殴るチャンスが出来たところにしっかり一撃を決められた。
チェイナーのFBは流石に1ターンに2回撃ちづらいので、《知恵比べ》があれば1回殴らせて貰えたりする。といってもやっぱり《宝船》が強かった
Round3 緑タッチ赤ストンピィ
普通のストンピィに《農芸師ギルドの魔道士》や火力、サイドに《紅蓮破》などをタッチしたデッキ。①先手。土地、悪鬼、稲妻、思案、定業。×○○
《怨恨》つきの《クウィリーオン・レインジャー》と悪鬼が相打ち。もう1体の《クウィリーオン・レンジャー》に《吠え群れの飢え》されてしまう。こちらはサイクロプスを2体展開。《巨森の蔦》2枚と《怨恨》を構えられていたので、サイクロプス1体をブロッカーに残す。もう1体のサイクロプスで2回殴って勝つプランをとる。返しに《変異原性の成長》を引かれて守り切れず負け。
②土地、悪鬼、ストロボ、シャドー、ギタクシア、思案。
悪鬼で3Tキル。
③土地4、ストロボ、払拭、ギタクシアでマリガン。土地、稲妻、ストロボ、サイクロプス、ギタクシア。
《農芸師ギルドの魔道士》に《怨恨》2枚がついて殴られる。サイクロプス1体は《ギルドの魔道士》と《稲妻》で除去されたが2体目をトップ。巧みな回避とストロボで殴りきった。
自分も最近この緑タッチ赤のストンピィを試してみている。回していると逆に既存のストンピィの完成度の高さを実感させられるけれど、まだまだ練りようはある感じ
Round4 ウィー=ゼロックス①先手。島1、デルバー思案。祝福、ギタクシア、稲妻、巧みな回避。××
相手の初動を見て青単デルバーと同定する。2T目の思案で、デルバーで殴るプランを採るためにシャッフルを拒んだのが裏目になる。デルバーで殴り切る前にサイクロプスを出されてしまい一撃を決められる
②土地、紅蓮破、宝船、シャドー、ギタクシア。
こちらが2T目悪鬼。相手も返しで悪鬼。お互い4点ずつ殴ってこちらはサイクロプス。再びターンが返ってくるものの、ここぞのドローが土地で決められず、返しで稲妻などで止めを刺される。
2戦目は、こちらが悪鬼、サイクロプスと並べて置いて相手にブロッカーも居ないというのに一撃を決められなかったので自分の引きを呪いたくなる
結果3-1
#7797358
Round1 親和①先手。島無し。土地無し。土地無し。××
島1、思案、巧みな回避、ストロボ。
なんとか悪鬼を出すが3枚目の土地が引けずに一撃がねらえず。《甲殻の鍛冶工》などに殴られて負け。
②フェッチ1、デルバー、悪鬼、水流破、思案2、定業。
4T目に悪鬼にオールインして一撃を決めに行ったが《破滅の刃》を構えらていて通らず。《物読み》を3回撃たれて《マイアの処罰者》2体と《エイトグ》と出てきて負け。
1戦目は回避しようのないトリプルマリガン。これはしょうがない。
2戦目はだいたい相手のブン回りと言っていいと思う。これも・・・しょうがないかなあ
Round2 ウィー=ゼロックス
《シャドーの裂け目》や《ストロボ》が無い代わりに《Chain Lightning(LEG)》や《よろめきショック/Staggershock(ROE)》が入ったタイプ①先手。島無し。土地、デルバー2、宝船。××
こちらの悪鬼は除去されてデルバーだけでは攻めきれず。サイクロプスに殴り切られる。
②島2、水流破、思案2、ストロボ、斬りつけ。
相手の除去が躱せず。ストロボが2枚腐ってしまって相手のクリーチャーを除去出来ず負け。
ちょっと前に流行ったコントロールタイプのウィーゼロに近かったのかもしれない。そう考えると、相手のクリーチャーを除去しきってから攻めるようなサイドボーディングをしたのは失敗だったし、加えて除去が薄い手札をキープしたのもおかしかった。
結果0-2
どうも同型に勝てていない。以前は自分の使っているデッキと似たタイプしかいなかったので経験値がある分ミラーマッチは得意だったけれど、最近は様々なリストがあるのでサイドボーディングがぐちゃぐちゃになっている気がする。
ちょっと振り返ってみると、3-0してからのRound4の勝率がかなり低い。そりゃあ相手も3-0してきている強い相手だから、というのもあるだろうけど3-0した時点でプライズ確定して気が緩んでいるのも原因だと思う。もっと欲張ろう
【MO】PauperDEレポ
2014年12月19日 対戦記録 コメント (2)危うく忘れそうになっていた12/13~12/15の分。
デッキはウィー=ゼロックス。
2敗してもドロップせずに続けることが多いんだけれど、今回は心が折れた。
1つも自分の力で勝っていない。こんなに「やっちまった感」があるDEも初めて
デッキはウィー=ゼロックス。
#7776378
Round1 緑単ストンピィ①先手。土地、稲妻、ストロボ、ギタクシア、祝福、宝船。××
クリーチャーが引けず殴られ続けて負け。
②島1、デルバー、悪鬼、サイクロプス、ギタクシア、巧みな回避、払拭でマリガン。土地、定業、ギタクシア2祝福。
稲妻で序盤を凌ぐが、悪鬼を展開してから呪文がほとんど引けず負け。
相手は、《スカルガンの穴潜み》を出してから殴ったり、《クウィリーオン・レインジャー》の能力を使わなかったり《地うねり》を上陸しなかったり・・・相当な初心者のようだったけれどマナフラッドには勝てなかった。
Round2 青単デルバー①後手。土地、サイクロプス、ギタクシア、払拭2。××
遅めの手札に相手の動きが噛み合って手も足も出ず。
②土地デルバー悪鬼魔除け。
悪鬼を水流破されてデルバーが《鎖の呪い》される。そこから土地を引きすぎて相手に《呪文づまりのスプライト》や《水流破》《対抗呪文》をキレイに構えられて負け。
いいとこなし
結果0-2
2敗してもドロップせずに続けることが多いんだけれど、今回は心が折れた。
#7776418
Round1 黒緑拷問生活①後手。土地、デルバー、払拭、ギタクシア、祝福、シャドー。○×○
3T目にサイクロプス。祝福、払拭を構えながらシャドーとストロボで殴って勝ち。
②フェッチ2、サイクロプス、払拭、祝福、ストロボ、宝船。
相手の《朽ちゆくヒル》を斬りつけで除去。3T目にサイクロプスを展開。これを《チェイナーの布告》されながら2体目の《朽ちゆくヒル》で殴られる。その後クリーチャーを引くのが遅れて7マナに到達されて《チェイナーの布告》のフラッシュバックが間に合ってしまい負け。
③土地、デルバー、思案、定業、知恵比べ、ギタクシア。
3T目に悪鬼を展開。返しの《チェイナーの布告》を知恵比べで打ち消す。相手は緑マナが出ずに手札が腐り気味。そこに悪鬼で2回殴って勝ち。
Round2 呪禁オーラ①先手。土地4、悪鬼サイクロプス払拭。○×○
クリーチャーばかり引いて殴りに行けず。巧みな回避を引いたもののそのころには《アルマジロの外套》で相手のライフが遠い。さらに《祖先の仮面》、2枚目の《アルマジロ》が付いて負け。
②島3、悪鬼、思案、ストロボ、払拭。
相手が土地1枚で止まって《アルマジロの外套》が付かない。こちらは1マナ構えて悪鬼を展開して。これで一撃。
③島1定業2思案サイクロプスデルバー。土地無し。土地3、思案、ストロボ。相手は1マリ。
相手がやや土地を引きすぎて1/1に《怨恨が》つく程度。こちらは思案シャッフルから悪鬼を引く。さらにサイクロプスを並べて睨み合い。こちらが3体目のクリーチャーを展開。相手は《アルマジロの外套》で5/3になった《林間隠れの斥候》で殴ってくる、これをトリプルブロックして悪鬼2体と相打ち。返しに思案定業で祝福を引いてストロボで一撃。
呪禁オーラとのマッチアップは、マリガンの回数よりも「相手よりも良い手札」をキープすることが大事なので、さながらチキンレースの様相を呈する。
Round3 緑青ジェイスミルフォグ①先手。島1、悪鬼、思案、稲妻2、ギタクシア、シャドー。○○
悪鬼を展開。払拭を引いて相手の《一瞬の平和》を打ち消して一撃。
②土地、デルバー、サイクロプス、祝福、ストロボ、シャドー、定業。
宝船から払拭引いて一撃。
こちらが対策を引けるかどうかというゲーム。
相手のデッキに《清純のタリスマン/Pristine Talisman(NPH)》が入っていて、バーンのようなフォグの効かない相手にも戦えるようになっているのを見てちょっと感心した。
Round4 ファミリア①先手。土地、デルバー、定業、シャドー、ストロボ。○××
1T目のデルバーが変身。これで9点殴る。デルバーに飛んできた《断絶》は祝福でかわす。さらにサイクロプスが着地して4Tキル。
②フェッチ1でドロー呪文がなくマリガン。土地、ギタクシア、紅蓮破、魔除け、宝船。
《虹色の断片》を使わせてから悪鬼を展開。悪鬼に飛んできた《断絶》をボーっとしてて躱し損ねるミス。そこから相手が大量展開。土地が微妙に足りず動けなくて負け。
③島無し。島無し。島1サイクロプス2ギタクシア。
3枚目の土地が中々引けず、悪鬼を出すも《断絶》から大量展開される。《虹色の断片》、《鋸歯の矢》、《水流破》も構えられて手も足も出ず。
ファミリアはメインはそこそこ有利だけれど対策をしっかり取られると大変。
結果3-1
#7776458
Round1 緑単ストンピィ①土地デルバー稲妻払拭ストロボ。○××
1T目デルバー。稲妻で《大霊堂のスカージ》を落として《怨恨》も落とす。その後サイクロプスが着地。相手の展開が乏しく、次のターンに思案撃ったところで相手が投了。
②島2思案定業シャドーサイクロプス稲妻。
相手が《森》1枚と《クウィリーオン・レインジャー》から《イラクサの歩哨》、《スカルガンの穴潜み》と淀みない展開。相手に《濃霧》を持たれてこちらは攻められない。こちらは稲妻を構えていたがそのうち相手が2枚目の《地うねり》をトップして《スカルガンの穴潜み》が9/9になって負け。
③土地4デルバー稲妻巧みな回避でマリガン。島3、デルバー、定業、斬りつけ。
山を引くのが遅れて除去が打てない。《大霊堂のスカージ》に《怨恨》が付き、《地うねり》で31点まで回復される。クリーチャーも展開したがマナフラッドして攻められず、《濃霧》も構えられて何もできず負け。
事故に泣かされる嫌な負け方。
Round2 緑白スリヴァー①先手。土地デルバー祝福2払拭シャドー。○×?
相手のブロック躱して一撃。
②島1デルバー2定業2シャドーストロボ。
白と緑のスリヴァーがブロッカーに立って2枚目の祝福を探すが宝船でも見つからず、踏み潰される。
③土地4デルバー斬りつけ祝福。
《巣の活性化》を撃たれたところでMOがクラッシュ。10分以上ログインできなかったが、ようやくログインしてみると何故か勝っていた。
多分相手も同じタイミングで落ちていて、たまたま相手に優先権があったから10分動かなかったことで負けになっていたのかな。
ちなみに、リプレイしてみたらやはり同じタイミングでMOがクラッシュしたのでもうリプレイはしない。
Round3 呪禁オーラ①先手。フェッチ2思案2払拭ギタクシア宝船。××
2T目に《ぬめるボーグル》に《天上の鎧》2つ。3枚目の土地がひけずサイクロプスでは間に合わなかった。
②島1デルバーとドローなしでマリガン。島2フェッチ、デルバー、ギタクシア、ストロボ。
デルバー、悪鬼と展開。電謀を引くのが1ターン遅くて《ぬめるボーグル》に《天上の鎧》が付いてしまう。そこから《アルマジロの外套》《怨恨》《アルマジロの外套》で負け。
相手にキレイにブン回られてしまった。これはしょうがない
Round4 青単デルバー①先手。土地無し。土地稲妻2ギタクシア。○○
こちらは序盤にほとんど展開出来ないが、相手の《深き刻の忍者》を除去しつつ宝船を通す。サイクロプスと悪鬼を並べて《尖塔のゴーレム》2体と睨み合いになる。相手は《断絶》を構えていたが払拭をトップデッキ。巧みな回避と稲妻を使いながら殴って一撃。
②島2、思案、宝船、サイクロプス、巧みな回避、電謀。
相手がデルバー2体を展開。返しに山をトップして電謀で流す。その後デルバーを唱えると《呪文づまりのスプライト》が釣れてこれを稲妻。返しに相手が《広がりゆく海》を自分の土地に貼るミスをしてしまって投了。
結果2-2?
1つも自分の力で勝っていない。こんなに「やっちまった感」があるDEも初めて
【MO】PauperDEレポとリツイートキャンペーン
2014年12月9日 対戦記録 コメント (8)PCトラブルで10日ほどMOが出来なかったけれど、これを機にフォルダやソフトの整理をしたのでむしろスッキリしたかもしれない。
いつも通りのWee=XeroxでPauperDEに参戦。
トークン相手に除去するところをミスしたのと、親和相手にマリガンすべきところでマリガンしなかったのがミスかなあ
1ヶ月ぶりくらいの4-0。嬉しいですねえ
でも、実はもっと嬉しいことがありまして・・・
先週行われたワールド・マジック・カップのニコニコ生放送のリツイートキャンペーンに当選しました!KTK1BOXが頂けるようです。
表彰式が終わったくらいで寝てしまったので当選発表をリアルタイムでは見られなかったものの、自分で放送しているときにコメントで教えてもらって気が付きました。ありがとうございます
というわけでみんなフォローしようね!→twitter.com/mtgjp
いつも通りのWee=XeroxでPauperDEに参戦。
#7753309
Round1 白単トークン①先手。フェッチ1、悪鬼サイクロプスドロー無しでマリガン。土地無し。土地無し。土地2とデルバーストロボでキープ。××
悪鬼を出し、ブロック回避待ちになるが引けず。1ターン差で殴り負け。
②土地悪鬼払拭稲妻祝福。
除去を《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》に使ってしまったことで《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》が除去出来ず。ストロボが打てなくて一撃にとどかず負け。
トリプルマリガンは仕方ないにしても2戦目はもっと考えて除去を使うべきだったか。
Round2 黒単コントロール①後手。土地デルバー思案2払拭ギタクシア。○×○
相手が上手い事土地ばかり引いてくれてサイクロプスで一撃。
②土地、思案、ギタクシア2、サイクロプス。
《チェイナーの布告》2枚が躱せず。フラッシュバックまでマナが伸びてじわじわ殴られて負け。
③土地、ギタクシア2、定業、稲妻、祝福。
相手の除去が《Oubliette》、《堕落の触手》と重く、デルバー、悪鬼と展開して《Obuilette》を祝福で躱して返しにストロボで一撃。
重めの除去を積んだタイプで助かった。
Round3 黒赤拷問生活①先手。土地、デルバー、サイクロプス、稲妻、祝福、ギタクシア。○×○
除去を全く引かれず、《モグの戦争司令官》のトークンと《臭い草のインプ》の上から悪鬼とデルバーで殴り続けて勝ち。
②土地無し。山2、悪鬼、定業2、思案でキープしてみる。
やっぱり島が引けず負け。
③土地、宝船、サイクロプス、祝福、思案。
《危険なマイア》2体が並んだが祝福でブロックをかわしてサイクロプスで4Tキル。
やっぱり島の無いキープはダメだ
Round4 親和①先手。島無し。島2、悪鬼、サイクロプス2、祝福。××
青いカードも山も引けず。1枚も呪文唱えずに負け。
②島1、悪鬼、斬りつけ定業2、祝福、シャドー。
クリーチャーを除去し合って一撃を狙うが、払拭を2枚構えられていて届かず。最後は《オーリックの太陽追い》が止まらず負け。
本当に土地を置く事しかできない負け方したのは初めてかもしれない。
結果2-2
トークン相手に除去するところをミスしたのと、親和相手にマリガンすべきところでマリガンしなかったのがミスかなあ
#7753238
Round1 親和①後手。島無し。島無し。土地とギタクシア、ストロボ、シャドー。×○○
相手が《感電破》をしっかり持っていて《甲殻の鍛冶工》《マイアの処罰者》《マイアの処罰者》と展開されて負け。
②土地、悪鬼、サイクロプス、ギタクシア、斬りつけ、宝船。
相手が土地1キープで除去も無い。2T目に悪鬼。3T目に7点殴りながら2体目の悪鬼。返しで《金属ガエル》が2体並ぶが1体除去してもう一体をシャドーにして一撃。
③土地、斬りつけ2、稲妻、水流破、ストロボ。
相手のエイトグに斬りつけを撃つと土地を2つ食べてくれる。これを水流破で除去。こちらのサイクロプスが《感電破》される。相手の《悪魔の布告》が見えていたが、いいタイミングでデルバーを引けて悪鬼と一緒に展開。返しに出てきた《甲殻の鍛冶工》を斬りつけしてストロボ、思案で一撃。
2戦目の相手のキープがまずかったか?
Round2 青単デルバー①後手。フェッチ1、デルバー2、シャドー、祝福、ストロボ、稲妻。相手ダブマリ。○○
島をトップして1T目からデルバーを展開。2T目は《呪文づまりのスプライト》を警戒して構える。3T目に《尖塔のゴーレム》を出されたがデルバーにストロボを使って殴るとスルーしてくれる。2体目のデルバーを展開。《尖塔のゴーレム》が忍術で手札に帰ってくれる。忍者は除去し、シャドーの裂け目などでブロックを躱してデルバー2体で殴り切った。
②島2、デルバー、悪鬼、シャドー、紅蓮破、斬りつけ。
1T目にデルバー。《フェアリーの大群》から忍術を許してしまうが赤マナがしっかり引けて悪鬼が着地する。デルバーと相打ちになった忍者を糧に《縫い合わせのドレイク》を展開される。返しでこれを除去しながら悪鬼で13点の攻撃を通す。畳み掛けたかったが続けて土地を引いてしまい、さらに《スプライト》2体で阻害される。こちらが悪鬼、相手がデルバーと展開。これが《断絶》をめくって変身。呪文を唱えながら悪鬼2体で殴ってフェアリー達と相打ち。悪鬼が1体残る。相手は更に《ゴーレム》を展開してきて猶予が無くなったがこちらのトップが思案、稲妻、稲妻、紅蓮破と強くて勝ち。
対戦しているときは「相手のプレイがぬるくて勝たされてもらった」と思ったが、こちらにとって嫌なプレイングも相手の立場になって考えると裏目があり、別にぬるくは無かったと思い直した
もともとデッキの相性差があって、相手にとって不利な選択をせまることが出来たということかな
Round3 緑青ジェイスミルフォグ①先手。島1、デルバー、定業、サイクロプス、シャドー、宝船。○○
1T目に《茨森の滝》が出てきたが何のデッキか解らない。《ジェイスの消去》が出てきたところでジェイスミルフォグと気付く。こちらはクリーチャーを並べるが何ターンも凌がれ続ける。9T目、召喚酔いの悪鬼以外のクリーチャー5体で総攻撃をかけたが《もつれ》される。返しのドローで《払拭》が削られてしまうが、次のターンに定業から残り1枚の払拭を引き、1体の悪鬼にストロボを唱えて相手の《一瞬の平和》を打ち消して勝ち。
②土地、サイクロプス、定業、ストロボ2、稲妻。
相手の土地が伸び悩む。こちらはサイクロプス、悪鬼、デルバーと展開。デルバーが2回裏返らず打点が足りない。《もつれ》をされても面倒なので攻撃し損ねる。すると相手がタップアウトして《ジェイスの消去》を展開。ここぞとばかりにストロボ2枚打って勝ち。
1戦目は払拭がしっかり引けた幸運。2戦目は、たまたまデルバーが2回裏返らなかったことで相手が油断してくれたとかいう良く解らない勝ち方でもやもや。
ジェイスミルフォグとのマッチアップは、こちらが《払拭》や《鋭い痛み》を引けるかどうかの勝負になるが、それ以前に相手のフォグが切れるかどうかの勝負がある。こちらとしては、毎ターン致死量の攻撃をしてフォグを消費させないといけないのでとても大変。ただ、この対戦相手の場合はこちらのアップキープにフォグを打って来たり、4点しかない攻撃に対してフォグを使ったりしてくれたのでやり易かった。
《もつれ》によって僅かに強化されたデッキだけれど、バーンや灰色商人に対して何か対策が採れないと生き残るのは難しそう
Round4 エルフ①後手。土地、デルバー、悪鬼、サイクロプス、ストロボ。○○
デルバー、悪鬼と展開。相手は《樺の知識のレインジャー》、《エルフの幻想家》から3T目に《森林守りのエルフ》。3T目に《森林守り》を除去してブロッカーが居ないところに変身したデルバーと二段攻撃の悪鬼で一撃。
②山1と赤い除去ばかりで悩むがマリガン。土地、電謀、宝船、ストロボ、ギタクシア。
相手の《ラノワールのエルフ》を斬りつけ。2T目に森1枚から《クウィリーオン・レインジャー》、《樺の知識のレインジャー》、《クウィリーオン・レインジャー》と展開される。返しに電謀でレインジャー3体を除去。相手の土地が止まり、手札では《ウラモグの破壊者》が腐る。3T目に悪鬼を展開。濃霧を構えられていたが思案から払拭を引いてストロボで一撃。
相手の動きに対してこちらの引きがキレイに噛み合った。
2戦目に、《電謀》があるのに《ラノワールのエルフ》に《炎の斬りつけ》を打ったのは、「電謀をケアせずにフル展開してもらうため」だったんだけれど多分意味は無かったかな
結果4-0
1ヶ月ぶりくらいの4-0。嬉しいですねえ
でも、実はもっと嬉しいことがありまして・・・
先週行われたワールド・マジック・カップのニコニコ生放送のリツイートキャンペーンに当選しました!KTK1BOXが頂けるようです。
表彰式が終わったくらいで寝てしまったので当選発表をリアルタイムでは見られなかったものの、自分で放送しているときにコメントで教えてもらって気が付きました。ありがとうございます
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【MO】PauperDEレポ
2014年11月24日 対戦記録 コメント (2)ウィー=ゼロックスで2回PauperDEに出ました。
なかなか4-0ってできないですね
苦手な黒単と青赤ミッドレンジにせっかく勝てたのに割と得意なストンピィにブン回られて負けたのはなんだか勿体ない気がしてもやもや。多分錯覚なのであんまり気にしないようにする
それはそれとして、ストンピィってデッキは回していて楽しそう。凄く好きなデッキである。
#7704522
Round1 青単コントロール①先手。土地と悪鬼サイクロプス2ストロボ。○○
相手1T目にデルバー。これが宝船を見せつけて変身。これでしばらく殴られる。こちらの悪鬼は《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》で寝かされる。サイクロプスは《取り消し》。しかし2体目のサイクロプス、デルバーが着地。サイクロプスで14点殴ってそのまま押し込んで勝ち。
②土地デルバー思案サイクロプスシャドー。
こちらが1ターン目にデルバー。これが変身して殴っていく。サイクロプスは水流破される。相手がデルバーを展開するが、これをシャドーの裂け目で躱して稲妻2発で勝ち。
相手のデルバーは2回とも《宝船》をめくって変身したが、結局《宝船》は撃たれなかった。《取り消し》が入っている当たり、新規参入者なのだと思う
Round2 ファミリア①後手。土地デルバーサイクロプス稲妻シャドー。デルバーでちょっと殴るが《断絶》される。サイクロプスを4T目に展開。相手は《フェアリーの大群》から《熟考漂い》を並べてきたがコンボには至らず。サイクロプスで5Tキル。○×○
②土地無し。土地無し。島2悪鬼2稲妻。
悪鬼を2体展開。相手の《虹色の断片》を見たので攻められない。睨み合っている内にこちらは紅蓮破を3枚引きこむ。相手も手札を溜めこんでから行動開始。パイロ2枚を撃つもコンボ始動を防げず負け。
③土地デルバー定業払拭ストロボ。
デルバー2体で殴り、相手の使い魔を除去。《熟考》に着地されたが《シャドーの裂け目》や紅蓮破で押しきった。
このマッチアップでのデルバーはほとんど除去されることがないので強いと思います。
Round3 宝船バーン①先手。島1デルバー悪鬼2稲妻払拭。○○
1T目のデルバーが除去される。しばらく山が引けなかったがそこまでライフも削られず。悪鬼2体を展開。相手は除去を持っていたがギリギリまで構えてくる。ターンが返ってきてギタクシアを撃つと払拭をトップデッキ。これを構えて悪鬼で殴って勝ち。
②島1デルバー悪鬼水流破サイクロプス、定業2。
順番にクリーチャーを展開していく。サイクロプスには2枚の火力と払拭を使ってくれる。2体目のサイクロプスは除去できない模様。《火炎破》をケアしつつストロボで殴って勝ち。
Round4 黒単コントロール①後手。土地悪鬼サイクロプス定業稲妻。××
宝船を2回打ったが土地を引きすぎる。デルバーでじわじわ殴ったが除去が間に合ってしまい後続が引けず。追い詰めたライフも灰色商人で回復されて負け。
②土地サイクロプス思案稲妻シャドー。
ギタクシアで相手の布告を確認。これに対してデルバー、悪鬼2体を展開して攻めるが灰色商人2体で凌がれる。こちらのクリーチャーが並んだところで《黒死病》を引かれて一掃されてしまう。その後、宝船を2回撃つも《チェイナーの布告》が躱せず負け。
普通のゲーム展開だと、《黒死病》は重すぎて間に合わなかったり、働いたとしてもオーバーキルだったりする。今回はこちらがブロック回避呪文を引けずにいるところに非常に上手く刺さってしまった。
結果3-1
なかなか4-0ってできないですね
#7704602
Round1 黒単コントロール①先手。島無し。土地デルバー悪鬼稲妻。○○
デルバー悪鬼と展開。変身したデルバーと巧みな回避で大きくなった悪鬼で攻撃。返しで除去を撃たれず。巧みな回避のフラッシュバックで止め。
②土地悪鬼2稲妻サイクロプス。相手がトリマリ。
悪鬼悪鬼サイクロプスと展開。ドロー呪文が引けなくてもたつくが相手の除去が重く、それを躱して勝ち。
《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》が入っていなくて《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》と《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》が入っている手札破壊偏重タイプだった。多分一番多い黒単よりも苦手なタイプ。2戦目はラッキーですね
Round2 青赤ミッドレンジ①先手。土地思案定業ギタクシア稲妻。○○
相手はタップインスタートでカウンターが構えられず3T目にサイクロプスが着地。《炎の斬りつけ》を引けていないようでこれが除去されず。相手はフルタップで《海門の神官》を展開するのみ。返しにシャドーの裂け目から宝船で大ダメージ。ここで相手投了。
②島無し。土地思案定業シャドー。
相手はデルバーを2体展開。4点殴られたがどちらも除去。こちらはギタクシア2枚をペイライフで撃ってから無理矢理《宝船》に繋げる。その後、使徒の祝福を構えて悪鬼を展開して《炎の稲妻》を躱す。相手は残りの土地をフルタップで2回目の宝船。こちらも返しでシャドー、ストロボから2回目の宝船。そこで呪文が引けず、「隠れ家のゲインで1点足りないな~」と悩んでいたら勝手に投了してくれた。
相手の心が折れるのが早くて有難かった。マジックは続け得なので、時間が気にならない内は投了しないほうがいいと思います。
Round3 宝船バーン①先手。島定業思案回避シャドー悪鬼。×○×
悪鬼を抱えたまま山が引けず。何もできずに焼かれる。
②島定業定業悪鬼ギタクシア宝船。
クリーチャーを続けて展開して除去される。これを燃料に宝船でしっかりアドを取ってサイクロプスを展開。そこから水流破が引けてしっかりケアをしながら一撃。
③土地デルバー稲妻水流破。
宝船を撃ったが引いた3枚の内、2枚が土地。手札が土地ばかりで攻められない。サイクロプス悪鬼と展開して殴るが足りず。返しで火力を引かれて負け。
前に当たった宝船バーンと同じ人。《火炎の裂け目/Flame Rift(NEM)》など、前回は見なかったカードが入っていたので調整しているんだなあと思った。
Round4 ストンピィ①後手。フェッチ2思案ギタクシアサイクロプス祝福宝船。×○×
1T目に《スカルガンの穴潜み》。これに怨恨が付いて《地うねり》で殴られる。しかに他には展開がなく、サイクロプスの4Tキルが間に合った。
②島無し。土地悪鬼思案払拭祝福。
2T目に悪鬼を展開して3T目に巧みな回避で10点。返しで勝てそうだったが《地うねり》2枚を持たれていて負け。
③島2サイクロプスギタクシアシャドー回避稲妻でマリガン。島1定業2祝福ストロボ。
1T目の《イラクサの歩哨》に怨恨が付いて《地うねり》で8点。こちらは返しで悪鬼を展開。3T目の相手の攻撃を通すと、《地うねり》と《巨森の蔦》でぴったり12点で3ターンキル。
ストンピィに3ターンキルされたのは初めてかもしれない。《地うねり》のカードパワーが目立った。
結果2-2
苦手な黒単と青赤ミッドレンジにせっかく勝てたのに割と得意なストンピィにブン回られて負けたのはなんだか勿体ない気がしてもやもや。多分錯覚なのであんまり気にしないようにする
それはそれとして、ストンピィってデッキは回していて楽しそう。凄く好きなデッキである。
Pauperのウィー=ゼロックスの価格
2014年11月23日 Magic: The Gathering コメント (2)いつの間にか高騰していた
MTGGoldfish調べで52チケ(http://www.mtggoldfish.com/deck/251611)
そのうち、《水流破/Hydroblast(ICE)》、《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》が9割以上を占めている。
水流破はいつも通りの値段なのだけれど紅蓮破とギタクシアの高騰がすごい。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》が沢山使われて、対策として紅蓮破の、探査と相性の良いカードとしてギタクシアの需要が高まったってことなんですかね
紅蓮破6チケには驚きだなあ
それでも他のフォーマットに比べれば比較的安く組めるからみんなPauperすると良いよ!
MTGGoldfish調べで52チケ(http://www.mtggoldfish.com/deck/251611)
そのうち、《水流破/Hydroblast(ICE)》、《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》が9割以上を占めている。
水流破はいつも通りの値段なのだけれど紅蓮破とギタクシアの高騰がすごい。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》が沢山使われて、対策として紅蓮破の、探査と相性の良いカードとしてギタクシアの需要が高まったってことなんですかね
紅蓮破6チケには驚きだなあ
それでも他のフォーマットに比べれば比較的安く組めるからみんなPauperすると良いよ!
【MO】PauperDEレポ ウィーゼロとは別の凄く強いなにか
2014年11月17日 対戦記録いつものウィー=ゼロックスでDEに参戦。
3回戦の相手は下当たりでラッキーでした。
というわけで、青赤ニヴィックスコントロールに2回負けてしまいました。
このデッキ、何て呼ぶべきか悩ましいんですが、一言でいうなら「ウィーゼロと青赤コントロールを足して2で割ったようなデッキ」です。3週間前のDEではすでに4-0しています
「ウィーゼロに宝船を加えたら長期戦も出来るようになったので、速さを捨ててコントロール的な強さを伸ばそう」って構築思想かなと勝手に思っています。具体的には《巧みな回避》、《突撃のストロボ》のような場合によってはアドバンテージ損になるようなコンボ要素が抜けて、代わりに《炎の稲妻》、《炎の斬りつけ》のような除去が入っています。デッキによって《熟考漂い》、《海門の神官》が何枚か入るみたいです。
徐々にリストは変化していっていて、「ウィー=ゼロックスをコントロールっぽくしたもの」から「青赤コントロールの勝利手段に悪鬼とサイクロプスを採用したもの」に成りつつあるように見えます。そう考えた時に、コントロールのフィニッシャーとして悪鬼とサイクロプスが最適なクリーチャーなのかって言うと、もっと適したカードがありそうな気がするんですよね。サイクロプスはタフネス4だからまだしも、《ストロボ》や《巧みな回避》、《使徒の祝福》を併用しない《窯の悪鬼》が使用に足るのかどうかはちょっと疑問です。
そういう訳でまだリストが洗練されていないデッキだと考えているんですが、そういう細かい部分を吹っ飛ばすくらい4枚の《宝船の巡航》が強い。加えて、新しいデッキ故に対戦相手のプレイング、サイドボーディングが定まらないのが4-0を重ねている理由だと思っています。でも、リストが割れて戦い方が分かったところで正直勝てる気がしないです・・・
#7679451
Round1 青単デルバー①先手。土地定業ギタクシア2払拭。×○○
相手のデルバーが最速で変身。ここに《骨断ちの矛槍》が付いてライフがどんどん減る。4T目にサイクロプスを展開するが返しに 《尖塔のゴーレム》とデルバーが出てきて、祝福1枚ではブロックが躱せず負け。
②土地デルバー電謀魔除けギタクシア。
お互いにデルバーを除去しあう立ち上がり。サイクロプス1体が水流破されるが2体目のサイクロプスが着地。相手の土地が詰まり気味のところで《断絶》を紅蓮破してテンポを稼いぎ、さらに悪鬼を展開。相手に忍術されるが解答を引かれず、返しに巧みな回避で勝ち。
③島とドローなしと赤いカードと魔除けでマリガン。土地思案定業電謀ギタクシア。
《フェアリーの大群》を除去し、その後に思案に合わせて出てきた《呪文づまりのスプライト》を除去。その間《皮剥ぎの鞘》にやや殴られるが忍術はされず。再び出てきた《スプライト》を鞘と一緒に電謀で除去。相手に宝船を通されるも攻め手が引けないようで断絶を構えるだけ。こちらも宝船を通してサイクロプスを1度に2体展開。その後の引きも強く、断絶されながらもチャンプブロックさせて押し切る。
Round2 青単デルバー①後手。土地無し。土地と思案稲妻ギタクシア。○×○
相手の土地が詰まってくれてジワジワ殴って勝ち。
②土地無し。フェッチ2とデルバー稲妻魔除けギタクシア。
相手の《スプライト》や忍術をケアして構えてはみるが、《ゴーレム》が止まらず殴られる。クリーチャーを展開するも《断絶》やカウンターで凌がれる。サイクロプスを2体並べ、《残響する真実》を《紅蓮破》しながら殴るが宝船2回で対策を引かれて押し込むことが出来ず。上から殴られて負け。
③土地サイクロプス2電謀パイロギタクシア。
相手は2ターン目に《大群》から《スプライト》を構える。ここでデルバーを唱えて《スプライト》を釣って電謀で一掃。その後《ゴーレム》を2体展開され、サイクロプスを《断絶》されるなどしている間に残り4まで削られる。しかしそこから相手の良く解らないプレイに助けられてライフ2点とカード1枚分得する。ゴーレム1体をデルバーと電謀で討ち取って悪鬼を展開。ゴーレムが忍術したおかげでこれを除去して2点得してさらに悪鬼を展開。返しに殴られてライフ2になるが島をトップして呪文の数が足りて一撃。
相手が欲張りすぎたとかケアしすぎた結果、裏目を引いて自爆してくれた感じ。
Round3 黒赤拷問生活①後手。島無し。土地と思案定業宝船。○○
こちらはサイクロプスを展開したがなかなか殴りに行けない。相手も手札を使い切ったが《煙霧吐き》に《危険なマイア》、《臭い草のインプ》2体とクロックが小さく睨み合い。その後2体目のサイクロプスを展開。巧みな回避と宝船で一撃。
②島1思案定業悪鬼ストロボ祝福ギタクシア。
3T目に1マナ構えて悪鬼。返しの《チェイナーの布告》を《知恵比べ》して悪鬼で4Tキル。
1戦目は相手の引きが大人しかったとは思う。2戦目はサイドカードを活かすことができて至福
Round4 青赤ニヴィックスコントロール①後手。島2悪鬼定業ストロボ宝船。○××
相手に《熟考漂い》でアドを取られるがこちらのサイクロプスが除去されず、2体目のサイクロプスを展開すると、返しに再びフルタップで《熟考漂い》。返しで巧みな回避から一撃。
②島1デルバー悪鬼2思案定業稲妻。
定業、思案、思案と撃つが山が引けない。相手は悪鬼とサイクロプスを2体ずつ並べるも呪文がなく、クロックが小さい。しばらくモジモジしてくれるが、こちらが動く前に呪文を引かれて負け。
③土地4サイクロプス定業シャドー。
序盤にしっかり除去されてから宝船を撃たれる。こちらは土地を引きすぎ、さらに《熟考》でアドを取られて負け。
結果3-1
3回戦の相手は下当たりでラッキーでした。
#7679531
Round1 ファミリア①先手。フェッチ2サイクロプス稲妻思案払拭。○×○
3T目にサイクロプス、4T目に1マナ構えながら2体目のサイクロプス。相手は返しで《大群》、《断絶》でマナを出そうとしたがこの《断絶》を払拭してそれを阻止。5T目に巧みな回避と稲妻で一撃。
②土地悪鬼デルバーパイロ稲妻宝船。
初動で島を置こうと思ったらクリックミスで山を置いてしまう。これでデルバーを展開することが出来ず。悪鬼を展開するがは《水流破》され、相手は《使い魔》から《熟考》2体をならべる。こちらも宝船を撃つが土地が続いてしまい殴り切られる。
③島3定業ストロボ稲妻、鋭い痛みでマリガン。土地デルバー思案定業サイクロプス。
デルバーで何回か殴る。その後悪鬼を展開。2マナ立たせて悪鬼で7点で殴ると、相手は手札に《水流破》と《払拭》があるにも関わらず、裏目を恐れて通してくれる。ターンエンドで悪鬼が除去されてしまうが相手は残りライフ5。その後サイクロプスを展開。《夜景学院の使い魔》がブロッカーに立ってトップ勝負に。2体目のサイクロプスを展開してギタクシアで相手の断絶2と払拭を確認して攻撃。ここの戦闘でミスしてサイクロプス1体を落とされ、もう一体のサイクロプスは《記憶の壁》で回収されて《水流破》で除去される。クロックがいなくなったが2枚の稲妻を引き当てて本体を焼いて勝ち。
Round2 親和①後手。土地無し。土地定業払拭サイクロプスギタクシア。×○×
返しで勝ちのところまで追い詰めるが《彩色の星》を2回起動して《エイトグ》を引かれてしまい、《大霊堂の信奉者》のライフルーズで負け。
②先手。島1思案2サイクロプス払拭シャドー2。
44とエイトグを展開される。サイクロプスを展開し、《感電破》は打ち消す。次のターンにシャドーの裂け目2枚とストロボで一撃。
③土地と思案2稲妻斬りつけストロボ。
最初に《信奉者》を除去。ドロー呪文を何回か打ってやっと引いたサイクロプスを展開する。相手はしばらく展開が無いと思ったら、一度に《マイアの処罰者》を3体並べてくる。こちらも悪鬼を展開して一撃を狙いに行くが《破滅の刃》を1枚だけ持たれていてこれが躱せずに負け。
久しぶりにみた《大霊堂の信奉者》入りの親和。《処罰者》3体展開はちょっとどうしようもない。引きの強い親和に負けるのはしょうがないかなあ
Round3 黒単コントロール①先手。土地思案定業2シャドー祝福。○○
デルバーが2体が変身。《夜の犠牲》を祝福でかわし、《堕落の触手》は払拭で打ち消す。1体は除去される頃には相手のライフは5点。デルバーの攻撃と稲妻で止め。
②島1デルバーサイクロプス2払拭稲妻ストロボ。
1ターン目のデルバーが変身して殴る。さらに悪鬼サイクロプスを展開し、除去を撃たれた結果サイクロプスだけが生き残る。2体目のサイクロプスも除去されず、相手は手札で《減縮》、《灰色商人》が腐っている様子。《ファイレクシアの憤怒鬼》、《騒がしいネズミ》が並ぶが宝船でアドバンテージを獲り返してながらサイクロプス2体で強引に殴って行って勝ち。
相手が《減縮》をサイドインしてきたのは、おそらく1戦目にデルバー2体にやられたのがトラウマになったからだと思う。
Round4 青赤ニヴィックスコントロール①後手。土地デルバー悪鬼ギタクシア2思案。××
土地が2枚で詰まってしまい除去も引けず。相手の悪鬼にコツコツ殴られて負け。
②島2水流破定業紅蓮破悪鬼祝福。
山が引けず手札があふれて2枚ディスカード。そうしているうちに相手は土地を伸ばして《熟考漂い》。こちらもようやく宝船を撃つが紅蓮破2枚でカウンターされる。さらに2枚目の《熟考》と宝船でアドバンテージ差をつけられる。ようやくサイクロプスを展開した返しに《熟考》の攻撃と火力で負け。
相性はもともと良くないと思うが、この事故の負け方は悔いが残る
結果2-2
というわけで、青赤ニヴィックスコントロールに2回負けてしまいました。
このデッキ、何て呼ぶべきか悩ましいんですが、一言でいうなら「ウィーゼロと青赤コントロールを足して2で割ったようなデッキ」です。3週間前のDEではすでに4-0しています
「ウィーゼロに宝船を加えたら長期戦も出来るようになったので、速さを捨ててコントロール的な強さを伸ばそう」って構築思想かなと勝手に思っています。具体的には《巧みな回避》、《突撃のストロボ》のような場合によってはアドバンテージ損になるようなコンボ要素が抜けて、代わりに《炎の稲妻》、《炎の斬りつけ》のような除去が入っています。デッキによって《熟考漂い》、《海門の神官》が何枚か入るみたいです。
徐々にリストは変化していっていて、「ウィー=ゼロックスをコントロールっぽくしたもの」から「青赤コントロールの勝利手段に悪鬼とサイクロプスを採用したもの」に成りつつあるように見えます。そう考えた時に、コントロールのフィニッシャーとして悪鬼とサイクロプスが最適なクリーチャーなのかって言うと、もっと適したカードがありそうな気がするんですよね。サイクロプスはタフネス4だからまだしも、《ストロボ》や《巧みな回避》、《使徒の祝福》を併用しない《窯の悪鬼》が使用に足るのかどうかはちょっと疑問です。
そういう訳でまだリストが洗練されていないデッキだと考えているんですが、そういう細かい部分を吹っ飛ばすくらい4枚の《宝船の巡航》が強い。加えて、新しいデッキ故に対戦相手のプレイング、サイドボーディングが定まらないのが4-0を重ねている理由だと思っています。でも、リストが割れて戦い方が分かったところで正直勝てる気がしないです・・・
【MO】PauperDEレポ #7650967
2014年11月11日 対戦記録今週もDEは1回だけ
ストンピィは引きに振り回されたので仕方がないが、青単デルバーにはもっと頑張れたはず。ギタクシアで相手の手札を見た後、ケアをし過ぎて動けなくなって後手に回って負けることが多い気がする。アドバンテージ損しながら攻めるプランも頭に入れなくてはいけない
#7650967
Round1 バーン①先手。土地2と宝船定業払拭ギタクシア。○○
悪鬼で10点。除去されたがさらにサイクロプスで10点殴って勝ち。相手が若干土地を引かなかったので《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》を撃ちあぐねてくれたのが良かった。
②島無し。土地デルバー悪鬼稲妻。
デルバー、悪鬼が除去されるものの、相手が土地を引きすぎてくれる。宝船からデルバーとサイクロプス2を展開して除去されず勝ち。
Round2 ストンピィ①後手。土地無し。島無し。土地無しで3マリガン。土地デルバーギタクシアでキープ。××
土地を引くのが遅れてサイクロプスが間に合わず。
②土地無し。土地定業回避祝福払拭。
クリーチャーを1枚も引かず殴られて負け。
こういう負けは回避できないので受け入れる。
Round3 青単デルバー①後手。土地デルバー悪鬼定業シャドー祝福。○××
相手に散々展開された後にようやくサイクロプスが着地。返しで負けそうだったが相手が計算しそこねてブロッカーを残してくれて1点残る。次のターンに巧みな回避からブロック躱して勝ち。
②土地思案きりつけシャドー宝船。
《呪文づまりのスプライト》を巡る攻防で1枚上手をいかれて獲り返せないアドバンテージ差をつけられて負け。
③土地デルバー定業思案ギタクシア。
相手はデルバースタート。ギタクシアで相手の断絶やスプライトが見えて、それをケアしながら動いて後手に回る。悪鬼で殴ったあとにギタクシアを打って3点損してしまうミス。最後の最後できっちり3点足りずに負け。
相手のミスに助けられた命を自分のミスで投げ打っていく。これは後悔が残る
Round4 緑青マッドネス
《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills(KTK)》入り①先手。土地デルバーサイクロプス回避払拭。○○
デルバーが即変身。相手は3T目に雑種犬。こちらは3T目にサイクロプスを展開して4キル。
②島無し。土地悪鬼定業2ギタクシア。
2T目に悪鬼を展開するが《波止場の用心棒》にしばらく邪魔される。《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》に殴られ始めたところで稲妻を引いて用心棒を除去。タップアウトでクリーチャーを展開してターンを返し、相手の攻撃を凌ぐ。返しに相手のバウンスを紅蓮破で打ち消しながら一撃。
こちらがタップアウトしているときにバウンスを撃たなかった相手のミス。
結果2-2
ストンピィは引きに振り回されたので仕方がないが、青単デルバーにはもっと頑張れたはず。ギタクシアで相手の手札を見た後、ケアをし過ぎて動けなくなって後手に回って負けることが多い気がする。アドバンテージ損しながら攻めるプランも頭に入れなくてはいけない
【MO】PauperDEレポ #7620504
2014年11月3日 対戦記録 コメント (6)《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》に触れないのは問題だということでサイドボードを変更。
いろいろ候補はあったのだけれど、
・《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
布告3枚を受けることが出来るのは凄く強い。対象を取る除去があったり《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》、《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》がいるとあまり仕事をしてくれない。
デッキとの相性を考えて《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》って選択肢もある。
・《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
対象に取れる呪文は多いが後半に腐ってしまうので、長期戦を強いられるコントロールとのマッチアップでの弱さが光った
・《被覆/Envelop(JUD)》
最近流行りの宝船にも良く効く。それでも性質上、自分のターンに悪鬼・サイクロプスを大きくすることが出来ないのが辛い。
それで結局落ち着いたのが《知恵比べ/Outwit(AVR)》。《血の署名/Sign in Blood(M10)》、《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》も消せるってのと、バーンへのサイドも兼ねられる。
とはいえ、正直かなり微妙なところ。
なんとか3-1。苦手な青黒に勝てて良かった。泣きそうなほど辛かったけど
一応そのマッチアップで《知恵比べ/Outwit(AVR)》が《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》を打ち消してくれたものの、サイドボードはまだ迷走中。
いろいろ候補はあったのだけれど、
・《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
布告3枚を受けることが出来るのは凄く強い。対象を取る除去があったり《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》、《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》がいるとあまり仕事をしてくれない。
デッキとの相性を考えて《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》って選択肢もある。
・《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
対象に取れる呪文は多いが後半に腐ってしまうので、長期戦を強いられるコントロールとのマッチアップでの弱さが光った
・《被覆/Envelop(JUD)》
最近流行りの宝船にも良く効く。それでも性質上、自分のターンに悪鬼・サイクロプスを大きくすることが出来ないのが辛い。
それで結局落ち着いたのが《知恵比べ/Outwit(AVR)》。《血の署名/Sign in Blood(M10)》、《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》も消せるってのと、バーンへのサイドも兼ねられる。
とはいえ、正直かなり微妙なところ。
サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
1 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
2 《知恵比べ/Outwit(AVR)》
#7620504
Round1 黒緑拷問生活①先手。土地と悪鬼宝船2、使徒の祝福。○○
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》を一回喰らうが相手のクロックが無い。宝船を2回を打つことが出来て、悪鬼にシャドーの裂け目。《骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone(ISD)》を払拭して勝ち。
②島1思案定業サイクロプス払拭斬りつけ宝船。
宝船を《強迫/Duress(USG)》されてサイクロプスに《殺し/Snuff Out(MMQ)》が飛んで来る。デルバー2体がなかなか変身せず、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》2体に殴られる。悪鬼を展開し、次のトップが巧みな回避。これでデルバー2体が変身して悪鬼と合わせて勝ち。
初手に宝船2枚が来たのは初めて。特に悶絶することもなく2枚とも撃つことが出来て勝ちに貢献してしまった。
Round2 白単ウィニー①先手。土地と悪鬼ギタクシア宝船定業。×○×
土地を引きすぎて是めることが出来ず。そうしているうちに殴り切られる。
②土地と悪鬼サイクロプス思案、鋭い痛み。
後続を持っていたで2ターン目に悪鬼を展開。これで3ターンキル。
③土地と悪鬼電謀シャドー宝船。
《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》、《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》でしっかり対策されて宝船2回うっても負け。
白には強力なサイドカードが多く、どれだけサイドカードを採られているかで相性が決まる。そして最近はしっかり対策がとられている気がする。有利なメイン戦を取れなかったのが痛い。
Round3 青黒ライブラリーアウト
ノンクリーチャーで《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》まで入った除去コントロール。《血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tome(ISD)》か《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice(TMP)》+《清純のタリスマン/Pristine Talisman(NPH)》が勝ち手段。①先手。土地と悪鬼祝福2ギタクシア。○×○
相手がカウンターばかりで除去の無い手札をキープ。2ターン目に悪鬼を展開して、解答を迫ってカウンターを構えさせない。1体は《無垢の血》されるも2体目の悪鬼が着地。相手に《悪魔の布告》を引かれていないことに賭けてストロボをぶっ放して勝ち。
②フェッチ1デルバー定業2思案宝船払拭。
宝船を2回うったが《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》など、大量の除去を躱せず。デッキの悪鬼・サイクロプスが尽きてしまい、デルバーだけでは残りのライブラリー枚数的に殴り切れなくなって投了。
③島無し。島2シャドー紅蓮破2祝福。
除去をくらいながらも宝船で引き増す。《清純のタリスマン/Pristine Talisman(NPH)》、《光輝の泉/Radiant Fountain(M15)》で39点までゲインされたがようやく相手の除去が尽きて悪鬼に攻撃のチャンスが巡ってくる。これを逃さずに思案、定業、ギタクシア、魔除け、紅蓮破、ストロボと42点叩き込んで勝ち。
相手Deluxeicoffさんだったんだけれど、終わった後すごい褒めて貰えたから本当にいい人
Round4 黒赤緑ドラゴン探査
どんなデッキなのかはここ(http://ichiro.diarynote.jp/201410260115374376/)で。①先手。土地と稲妻2祝福ギタクシア。○×○
デルバーを展開して4ターン目に悪鬼を展開。相手は《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》を2体並べて墓地を肥やす。5ターン目に稲妻と合わせて呪文を4つ唱えて一撃。
②土地とデルバー稲妻サイクロプスシャドー。全く呪文が引けずにクリーチャーばかり押し寄せる。《よろめく従者/Shambling Attendants(KTK)》は稲妻2枚で除去するが、《スゥルタイのゴミあさり/Sultai Scavenger(KTK)》に《ドラゴンの鱗/Dragon Scales(SCG)》と《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak(RAV)》が付き、《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills(KTK)》に《ドラゴンの息/Dragon Breath(SCG)》が付いてしまう。シャドーの裂け目をトップして呪文あと1枚のところまでいったが、トップは土地で返しで負け。
③島2定業2回避ストロボギタクシア。
《強迫》を2回撃たれるが、相手はこちらの事故を狙ってか定業とギタクシアを落として、ストロボは残してくれる。そこから土地もサイクロプスも引きこむ。デルバーで殴るとここに《破滅の刃》を使ってくれてサイクロプスが着地。相手は隠れ家で1点ゲインしていたが土地を引けて呪文3つとストロボで勝ち。
除去が多くないのでまだ助かった。《殺し/Snuff Out(MMQ)》や《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》が積まれると怖い。《終止/Terminate(ARB)》や《恐ろしい死/Ghastly Demise(ODY)》、《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》もありかなあ。
《骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone(ISD)》が墓地に落ちてはいたが探査で墓地のクリーチャーが居なくなってしまうのでかわいそうだった。
結果3-1
なんとか3-1。苦手な青黒に勝てて良かった。泣きそうなほど辛かったけど
一応そのマッチアップで《知恵比べ/Outwit(AVR)》が《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》を打ち消してくれたものの、サイドボードはまだ迷走中。
【MO】PauperDEレポ チェイナーの布告
2014年10月29日 対戦記録今週は2つだけ。
デッキは宝船入りのウィー=ゼロックス。
分かっちゃいたけど。分かっちゃいたけど、《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》が天敵すぎる。《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》は効かない、ソーサリーだから《払拭/Dispel(WWK)》もできない。フラッシュバック出来るようになるまでゲームが長引いてしまうと一気に勝ち目がなくなってしまう。
今回4ラウンド全てのマッチアップが《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》を使ったデッキだったので精神的に辛いのなんの。まあ各DEでまばらに当たるよりは1つのDEでまとめて当たった方が救われるかな。
対策するとしたら除去全般に効く《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》、しかし当然後半に腐る。布告だけを意識すると《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》、ウィーゼロとのシナジーを考えると《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》などがサイドカードの候補になります。
ただし、トークンを並べたところで《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》や《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》がいるとあんまり意味がない。
布告に強い白単トークンがいよいよ流行りだしてきたので、ぜひこの調子で頑張って欲しいところ
デッキは宝船入りのウィー=ゼロックス。
#7589510
Round1 ファミリア①後手。土地と悪鬼と除去とストロボ。○×○
悪鬼が引けて相手に除去もなく勝ち。
②土地4と魔除けシャドー宝船。土地とパイロ2定業シャドー。
ドロー呪文を引けずにもたつく。悪鬼で一撃を狙うが足りず。しぶしぶ相手にターンを返すと相手も決めきれない。しかし引きが噛み合わずにこの隙をつくことが出来ずコンボ決められて負け。
③島4とシャドー稲妻払拭。土地と悪鬼2ギタクシア魔除け。
相手が島2と《水流破》キープ。悪鬼2体が除去されるがそこで相手の土地がストップ。こちらはサイクロプスを出して断絶かわして勝ち。
3戦目は一枚土地引かれるだけで《海門の神官》《熟考漂い》が居たので割と厳しかったかも。でも基本的には相性は良い
Round2 親和①先手。島無し。土地とストロボ祝福ドロー呪文稲妻。○○
相手が土地1キープ。こちらも3枚目の土地が遅れてサイクロプスが1ターンおくれるが順当に5Tキル。
②島1と定業斬りつけサイクロプスシャドーの裂け目ストロボ。
相手が白い土地しか引かず、《金属ガエル》3体しか出てこない3T目にサイクロプスだして4Tキル。
Round3 緑青オーラコンボ
土地に《肥沃な大地/Fertile Ground(USG)》、《はびこり/Overgrowth(STH)》などを付けて《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》、《古術師/Archaeomancer(M13)》、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》で無限マナを出してX火力で決めるデッキ。①先手。島2悪鬼2ドロー2ストロボ。××
山を引くのが遅れる。ようやく引いて悪鬼を展開するも《断絶》、その後コンボが決まって負け。
②土地4と思案ギタクシア巧みな回避。
土地を引きすぎて何もできず負け。
ぶどう弾ストームが現役のころからちょこちょこ活躍しているオーラコンボ。これが進化したものがファミリアらしい。ここら辺があんまり流行るようだと《倒壊》を使うかも。
Round4 黒単コントロール①先手。土地と悪鬼2ギタクシア払拭サイクロプス。×○○
除去が躱せず、2/2達に良いように殴られて負け。
②土地とデルバー悪鬼サイクロプス定業稲妻。相手1マリガン。
1マナの除去を引かれず、デルバー、悪鬼、悪鬼と展開して、布告を撃たれながらも悪鬼で2回殴って勝ち。
③フェッチ2デルバー思案定業回避宝船。相手1マリガン土地1キープ。
しばらく2枚目の土地を引かれず。こちらはデルバー、悪鬼を展開。宝船で稲妻を引きこんで止め。
結果3-1
#7589594
Round1 青黒ライブラリーアウト
ノンクリーチャーで《無垢の血》、《チェイナーの布告》、《悪魔の布告》と入った除去コン。《血まみれの書の呪い》でのLOと、《エヴィンカーの正義》+《清純のタリスマン》が勝ち手段。①先手。島1デルバー2稲妻ギタクシア思案シャドー。×○×
除去が躱せず血まみれの書の呪いで負け。
②島無し。島1デルバー2思案定業ストロボ。
宝船で引き増して相手の除去が尽きたところに一撃。
③土地無し。土地4とサイクロプスとストロボ。
チェイナーの布告を引かれていて除去を躱せず、タリスマンとエヴィンカーで負け。
Round2 黒単コントロール①後手。土地とサイクロプス2ギタクシア祝福。××
チェイナーが躱せず殴られて負け。
②土地無し。土地3とシャドー2巧み。
布告だけで除去されて宝船2回打っても負け。
Round3 黒単コントロール①先手。島1思案定業宝船払拭祝福稲妻。○×○
土地が詰まったものの、相手のハンデスで宝船が加速。そこからクリーチャーを並べて一撃。
②土地とデルバー悪鬼サイクロプスストロボ。相手が《精神ねじ切り》2枚で手札が消えて殴り切られる。
③土地と祝福2宝畝ストロボシャドー。
デルバーが変身してしばらく殴らせてくれる。ハンデスされたが宝船で回復。《リリアナの死霊》で《巧みな回避》を捨ててサイクロプスで止め。
Round4 黒単コントロール①後手。島1デルバー悪鬼2ギタクシア祝福2。×○×
4Tキルできる場面でブロック回避つけ忘れて殴ってブロックされる。その後除去ひかれて負け。
②島1悪鬼2定業払拭祝福サイクロプス。宝船が生きて勝ち。
③土地サイクロプス思案、ギタクシア祝福払拭。
除去が躱しきれなくて負け。
久しぶりに目を覆いたくなるような悲惨なミスをやらかす。せっかく苦手な黒単に勝てるチャンスだったと言うのに・・・。
結果1-3
分かっちゃいたけど。分かっちゃいたけど、《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》が天敵すぎる。《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》は効かない、ソーサリーだから《払拭/Dispel(WWK)》もできない。フラッシュバック出来るようになるまでゲームが長引いてしまうと一気に勝ち目がなくなってしまう。
今回4ラウンド全てのマッチアップが《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》を使ったデッキだったので精神的に辛いのなんの。まあ各DEでまばらに当たるよりは1つのDEでまとめて当たった方が救われるかな。
対策するとしたら除去全般に効く《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》、しかし当然後半に腐る。布告だけを意識すると《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》、ウィーゼロとのシナジーを考えると《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》などがサイドカードの候補になります。
ただし、トークンを並べたところで《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》や《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》がいるとあんまり意味がない。
布告に強い白単トークンがいよいよ流行りだしてきたので、ぜひこの調子で頑張って欲しいところ
【MO】PauperDEレポ バグ最終週
2014年10月20日 対戦記録今週は1つだけ。いつものウィーゼロでPauperDEに参戦
久しぶりに4-0。
ここ1カ月はかなり調子がいいです。
今週のメンテナンスでバグが直って、《Hymn to Tourach(FEM)》などが消えた正常な環境になるのが楽しみ。最近はリプレイを見ても、黒単コントロールがバーンにヒムを撃って《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics(ALL)》2枚落ちて負けるとか、完全に別のゲームをしていましたからね。
多分これで《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を積んだデッキが目立ってくるんじゃないかと思っています。
#7570571
Round1 呪禁オーラ①後手。フェッチ1とデルバー、ドロー2サイクロプス2払拭でマリガン。土地と悪鬼ストロボと使徒の祝福でキープ。○○
《シラナの岩礁渡り》に《アルマジロの外套》が付いて29までゲインされる。4ターン目、デルバーが変身して悪鬼にシャドーの裂け目とストロボなどで3+26点殴ってピッタリ勝ち。
②土地2と悪鬼サイクロプスドロー稲妻。
《シラナの岩礁渡り》に《天上の鎧》が2つついて攻められる。こちらがデルバー、悪鬼と展開すると、相手は《未達への旅》を撃ってくる。ここで自分のデルバーを稲妻して悪鬼に使徒の祝福でプロテクション(白)をつけてシラナを除去。相手の手札は《一瞬の平和》だけになり、しばらく殴って勝ち。
1戦目、遅めのハンドをマリガンしたのは結果的に正解だった。
DEが復活してからというもの、実は呪禁オーラとは6戦して全勝している。PEが始まったころまで遡っても7割以上勝っているので相性は良いのだと思う。
Round2 トロン①後手。土地とドロー2と稲妻宝船。○×○
デルバーが除去されたが悪鬼は使徒の祝福で守る。そうこうしている内に溜まった墓地で5ターン目に1マナで宝船。しかし引いたのはクリーチャーばかりで一撃は決められず、横に広げるのみ。そこからドロー呪文があまり引けずクリーチャー除去も飛んできたが、手数で勝ってサイクロプスでの一撃が間に合った。
②土地無し。島1と悪鬼ストロボ思案稲妻リフト。熟考2体からファングレン、ウラモグと展開されてワンチャンがついえる。
③土地と稲妻祝福ギタクシアストロボ。
悪鬼をすぐ展開。返しにファングレンで10点ゲインされる。一撃を狙うが赤マナが足りない。とりあえず20点与えると返しに悪鬼が除去されず。返しに思案シャッフルから使徒の祝福を引いて10点殴ってとどめ。相手が即除去をしないミスに助けられた。
総じて運が良かったかなあ。
Round3 バーン①後手。土地無し。島3サイクロプス2稲妻。土地と悪鬼と払拭、稲妻でキープ。○×○
悪鬼を展開して4点攻撃2体目の悪鬼を展開。返しに1体除去されるが稲妻と合わせて16点叩き込んで止め。
②島1デルバー、ドロー呪文2、サイクロプス、ギタクシア、稲妻。
3T目のサイクロプスを、こちらがタップアウトしている内にしっかり火炎破で対処される。相手は山1枚のみになったが、こちらもそこからクリーチャーを引かず、宝船をパイロされて焼き切られる。
③土地と水流破2、ドロー呪文2、サイクロプス。
水流破を構えながらサイクロプスを2体展開。1体が生き残って相手がタップアウト。ストロボから水流破を2枚空撃ちする賭けにでたら、火炎破を引かれてなくて勝ち。
Round4 ゴブリン①後手。土地と悪鬼、ドロー呪文3、祝福。○○
2/2を3体に1/1を展開される。悪鬼を展開した返しに《ゴブリンの奇襲隊》まで出てきてくるが、相手が1体ブロッカーを残したことでライフが3残る。相手の土地が2枚で止まっていたので返しで妨害を受けずに思案からストロボを引いて使徒の祝福で躱して悪鬼で一撃。
②土地と斬りつけ、思案、ギタクシア、使徒の祝福、ストロボ。
1ターン目に出てきた2/2を切りつけで除去すると、あとは1/1が3体しか並ぶだけでクロックが小さいく、土地も引きすぎている様子。悪鬼を2体展開し、生き残った1体に巧みな回避ストロボで一撃。
結果4-0
久しぶりに4-0。
ここ1カ月はかなり調子がいいです。
今週のメンテナンスでバグが直って、《Hymn to Tourach(FEM)》などが消えた正常な環境になるのが楽しみ。最近はリプレイを見ても、黒単コントロールがバーンにヒムを撃って《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics(ALL)》2枚落ちて負けるとか、完全に別のゲームをしていましたからね。
多分これで《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を積んだデッキが目立ってくるんじゃないかと思っています。
【MO】PauperDEレポ バグ1週目
2014年10月13日 対戦記録自分の戦績の記録のための日記だけれど、バグが発生中だから参考記録みたいなところがある。
デッキは変わらず。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》あればなんとか、と思ったけれどランダム手札破壊って強いなあ。
DE終わってから「Pauperで使えないはずのカード撃たれて負けて、4-0のチャンスを失いました」と補償請求したら、参加費の6チケットは返って来ました。対戦相手にどういう処分があるのか、または無いのかはプライバシーポリシー的に非公開な情報なんですけどちょっと気になっちゃいますね。
なかなか4-0出来ないですね。でも《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を投入してからDEに3回出て、全部3-1出来ているので手応えはなかなか。だいたいどの場面でも強く活躍してくれている。ただ、3ドローがあまりに魅力的なので、これを撃つことに執着し過ぎて盤面おろそかにして大量に手札抱えたまま負けたりしないようにとは思った。というのも、青系コントロールと対戦していて、相手が熟考漂いをフルタップで唱えたおかげで隙が出来て勝てたって経験が何回かあるので。そういうのは熟考のアドバンテージの魅力に憑かれたんだろうなと思える。
DEのリプレイを見て回ると、宝船入り青単デルバーと宝船入り青単コントロールが何回《宝船の巡航》を撃つかのゲームをしていたり、宝船バーンとかいう新しいデッキに出会ったり、ファミリアが思考掃きを入れて宝船を積んだり、いかに宝船を強く使うか選手権が見られて面白い。
新隠れ家サイクルもちょくちょく見るようになってきたけれど、他のKTKのカードは今のところ見ていない。
デッキは変わらず。
#7533003
Round1 白単ウィニー①先手。島1、ドロー無しクリーチャー3でマリガン。土地とドロー呪文2、ストロボ。○○
相手の《未達への旅》を祝福で躱す。《コーの空漁師》で唱え直されたが、稼いだ時間で展開したクリーチャーで一撃。
②土地と悪鬼、サイクロプス、祝福、ギタクシア。
2T、3Tと悪鬼を展開。《軍旗の旗手》、《Order of Leitbur》が出てくる。ギタクシアを唱えて3T目に10点、返しで防御ルーンを置かれたが1マナしか立っていない。ブロッカーを除去してパワー10、2体で殴って勝ち。
Round2 青単デルバー①後手。土地悪鬼2、ドロー。×○○
《断絶》3回でテンポを獲られているうちにデルバーで殴り切られる。
②土地とサイクロプス2デルバー除去2。
1T目に展開したデルバーが変身。相手は引きが振るわないのか全く動かず、これで12点殴る。デルバーが断絶されて相手がデルバー2体を展開し変身。こちらのサイクロプスが流砂2枚につかまるが悪鬼を引いて展開。デルバーを除去しながら止め。
③島1、サイクロプス2悪鬼ドローでマリガン。土地と悪鬼と除去。
相手のデルバー2体を除去して消耗戦。フェアリーの大群から忍術されるがサイクロプスを着地させてから、払拭しか持っていない相手に宝船で生物を引いて押し込んで勝ち。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》が思いっきり活躍して心地よい
Round3 黒単①先手。島とデルバーとドローとストロボ。○××
デルバーが変身。相手の除去が《Oubliette(ARN)》と《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》だったので祝福で上手く躱せて7回殴って勝ち。
②島無し。島無し。土地とドッジギタクシアストロボ。ヒムうたれて負け。
③土地デルバー除去ドロー2ストロボ。ヒムうたれて負け。
2戦目は自分のミスもあったのでヒムだけの性というわけではない。3戦目は落とされたくないところが落ちて勝ち筋が消えてしまった感じ。
Round4 青単デルバー①後手。島無し。島無し。土地とデルバーと払拭とストロボ。×○○
土地が伸びず、火力も引けずで忍者にアドバンテージを獲られてしまって負け。
②島とデルバー2とドロー3。
相手は土地1キープで定業でも土地が引けない。こちらのデルバー2体は変身して殴っていく。ダメ押しで悪鬼も展開して勝ち。
③フェッチ2と除去3と払拭ギタクシア。
相手のクリーチャーを順次除去。相手が一手足りずに《呪文づまりのスプライト》の打消しを回避したりしてこちらのデルバーが殴る展開に。そのまま相手は土地を引き、受け手に回ったときのバウンスの弱さが際立って勝ち。
結果3-1
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》あればなんとか、と思ったけれどランダム手札破壊って強いなあ。
DE終わってから「Pauperで使えないはずのカード撃たれて負けて、4-0のチャンスを失いました」と補償請求したら、参加費の6チケットは返って来ました。対戦相手にどういう処分があるのか、または無いのかはプライバシーポリシー的に非公開な情報なんですけどちょっと気になっちゃいますね。
#7533081
Round1 トロン①後手。土地とデルバー、ギタクシア、ストロボ、シャドー。○×○
デルバーが早速変身するが相手の手札を覗くと除去3枚。デルバーが除去され、トロンが揃って熟考漂いまで展開されるがドロー呪文で悪鬼と使徒の祝福を持ってくる。これで相手のソーサリー火力を躱せてストロボで一撃。
②土地4とデルバー、悪鬼、シャドー。
相手は自然とトロンをそろえ、こちらは土地を引きすぎてデルバーが最後まで裏返らずまけ。
③土地とデルバー、ドロー、紅蓮破、鋭い痛み、ギタクシア。
デルバーでライフを詰める。デルバーと悪鬼が除去されるがサイクロプスが着地。防御円が出された返しに鋭い痛みで13点殴って勝ち。相手のトロンが揃わなかったのが有難かった
Round2 宝船バーン
《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》、《思考掃き/Thought Scour(DKA)》、《留意/Mental Note(JUD)》などで墓地を肥やして宝船撃って焼き切る。①先手。土地とデルバー悪鬼回避ストロボ。×○○
こちらのクリーチャーはしっかり除去され、消耗戦になってから宝船2回で弾を補充されて焼き切られる。
②島2、デルバー、思案、稲妻、紅蓮破、サイクロプス。
宝船を2回撃たれるも、《欠片の飛来》で土地が消えたり損な動きをしてくれて最後にこちらのクリーチャーが残って殴り切る。
③土地とドロー2サイクロプス2払拭。
今度は相手の宝船をしっかり紅蓮破してこっちは宝船を撃ってでアドバンテージ差をつけて圧倒する。
キレイに回られたらかなり怖い。リストが洗練されるのが楽しみ(ただのイゼットコンになる可能性もあるが)。
Round3 神秘の指導コントロール①後手。島1とドロー2悪鬼デルバー2、巧みな回避。○○
デルバー2体が着地して1体が《悪魔の布告》で落ちる。その後悪鬼が着地。相手の除去が切れてノーガードのところに殴って勝ち。
②土地とデルバー、悪鬼、宝船、思案。
2T目にデルバー展開。3T目に1マナ構えて悪鬼。除外を払拭して着地。相手の布告をデルバーで受けて4T目に一撃。
長引いたら勝ち目が無さそうだったが軽い除去が少なくて(引かれなくて)助かった。
Round4 トロン①後手。フェッチ1とデルバー、サイクロプス、ドロー無しでマリガン。土地とデルバーとギタクシア。×○×
クリーチャーは除去されずに守るも《ファングレンの匪賊》が3体出て相手のライフは50を超える。引き次第でチャンスはあったが土地を引きすぎて負け。
②土地と悪鬼、サイクロプス2、思案。
相手が除去の無いハンド。悪鬼で3Tキルが決まる。
③島1、悪鬼、デルバー、サイクロプス、ギタクシア、定業でキープ。
土地が伸びずに相手のトロンが揃ってウラモグに殴られて負け。
最後はマリガンすべきだったか、残念。
負けた時にはなるべく自分のプレイの中に負けた理由を見出したい。そうすればちょっとは成長できるし(した気になれるし)、運の性にして不貞腐れるよりは健康的だと思う。キープ基準がうんぬんというのは実際にマリガンしたらどうなっていたかが未知であるので、割と深い検討をしなくてもここに負けた理由を押し付けることが出来る。そういう意味でマリガンってのは優しいシステムだなと思った。
結果3-1
なかなか4-0出来ないですね。でも《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を投入してからDEに3回出て、全部3-1出来ているので手応えはなかなか。だいたいどの場面でも強く活躍してくれている。ただ、3ドローがあまりに魅力的なので、これを撃つことに執着し過ぎて盤面おろそかにして大量に手札抱えたまま負けたりしないようにとは思った。というのも、青系コントロールと対戦していて、相手が熟考漂いをフルタップで唱えたおかげで隙が出来て勝てたって経験が何回かあるので。そういうのは熟考のアドバンテージの魅力に憑かれたんだろうなと思える。
DEのリプレイを見て回ると、宝船入り青単デルバーと宝船入り青単コントロールが何回《宝船の巡航》を撃つかのゲームをしていたり、宝船バーンとかいう新しいデッキに出会ったり、ファミリアが思考掃きを入れて宝船を積んだり、いかに宝船を強く使うか選手権が見られて面白い。
新隠れ家サイクルもちょくちょく見るようになってきたけれど、他のKTKのカードは今のところ見ていない。
現在、「紙でコモンで印刷されたが、MOではコモンになったことが無いカード」がPauperで使えてしまうバグが発生中です。スタンダードPauperでも《弧状の稲妻/Arc Lightning(KTK)》など、過去にコモンだったカードが使えてしまうようです。
10/22のメンテナンスで修正予定とのこと。
公式のツイート
https://twitter.com/MagicOnline/status/520349444730925056
Pauperのイベントに出る際はお気を付けください。
あとは興味のある人向けのバグ発覚の経緯などについて、
このバグが多くに認知されたきっかけがこのYoutube(http://bit.ly/1vQbBkx)、及びツイート(http://bit.ly/1BZ32Vr)、だと思う。
パウパーでヒムを撃たれたって見出しがあって、「ことごとくダブルマリガンでもしたのかな」と思ってたら本当に撃たれてて驚いた(13分15秒あたりでヒムが飛んできて言葉を失っている)。
で、どのカードが使えるようになってしまっているのかをMOで確認してみると、「紙でコモンで印刷されたが、MOではコモンになったことが無いカード」がことごとく使えてしまうことが分かった。
追記:変則的な希少度のコモン1にあたるカードは使えないようです。《Maze of Ith(DRK)》、《Mishra’s Factory(ATQ)》など
MOで違反のあるデッキを組むと「黄色の△に!のマーク」が出るが、それを右クリックすると違反の理由がポップアップされる。Pauperとして構築したデッキに入れてみても、「Deck contains illegal cards.」と言われなかったカードは使用可能ということ。
Pauperでは使えないはずのカード30枚超をデッキに入れても「所有してないカードが入っています」系の注意しかされなかったよ、というのが張り付けたスクリーンショットの言わんとするところ。
スクショを添付してバグレポートしたのが昨日の夜中。一夜明けてみたら「10/22まで待ってくれ」ということで割と絶望している。
フィルターの論理和か論理積かをちょこっと変えるだけの問題だと思うし、プログラムでも1行ないし数行の変更で足りそうな気がするけど、さすがに甘く見過ぎかな?
せっかくPauperDEの賞品もKTKになったところなのに、なんだかDEに出るのがためらわれる。とにかく、このバグを利用するようなマナー違反なプレイヤーがいないことを祈る。
10/22のメンテナンスで修正予定とのこと。
公式のツイート
https://twitter.com/MagicOnline/status/520349444730925056
Pauperのイベントに出る際はお気を付けください。
あとは興味のある人向けのバグ発覚の経緯などについて、
このバグが多くに認知されたきっかけがこのYoutube(http://bit.ly/1vQbBkx)、及びツイート(http://bit.ly/1BZ32Vr)、だと思う。
パウパーでヒムを撃たれたって見出しがあって、「ことごとくダブルマリガンでもしたのかな」と思ってたら本当に撃たれてて驚いた(13分15秒あたりでヒムが飛んできて言葉を失っている)。
で、どのカードが使えるようになってしまっているのかをMOで確認してみると、「紙でコモンで印刷されたが、MOではコモンになったことが無いカード」がことごとく使えてしまうことが分かった。
追記:変則的な希少度のコモン1にあたるカードは使えないようです。《Maze of Ith(DRK)》、《Mishra’s Factory(ATQ)》など
MOで違反のあるデッキを組むと「黄色の△に!のマーク」が出るが、それを右クリックすると違反の理由がポップアップされる。Pauperとして構築したデッキに入れてみても、「Deck contains illegal cards.」と言われなかったカードは使用可能ということ。
Pauperでは使えないはずのカード30枚超をデッキに入れても「所有してないカードが入っています」系の注意しかされなかったよ、というのが張り付けたスクリーンショットの言わんとするところ。
スクショを添付してバグレポートしたのが昨日の夜中。一夜明けてみたら「10/22まで待ってくれ」ということで割と絶望している。
フィルターの論理和か論理積かをちょこっと変えるだけの問題だと思うし、プログラムでも1行ないし数行の変更で足りそうな気がするけど、さすがに甘く見過ぎかな?
せっかくPauperDEの賞品もKTKになったところなのに、なんだかDEに出るのがためらわれる。とにかく、このバグを利用するようなマナー違反なプレイヤーがいないことを祈る。
My Approach to Pauper(http://puremtgo.com/articles/my-approach-pauper)
By: SpikeBoyM, Alex Ullman
Sep 08 2014
2015年の4月、変わりが無ければ、僕はPauperを始めてから10年目を迎えるだろう。僕がPauper Deck Challengeの3回目の16週シーズンを開始したことを考えると、今こそがPauperの始め時ということだ。この期間を通して僕は、最も一般的/commonなフォーマットにおけるかなりの数の意見をまとめている。僕はこの議題で(おそらく)他の誰より多くの言葉を綴ってきたが、このフォーマットに対して自分流のアプローチをするのが何故なのか、そしてその策略の正確な性質について議論したことはなかった。
僕は今日その改善を試みようと思う。僕が自分の思いのあらゆるニュアンスを伝えるのが苦手だというだけでもこれは難題だ、けど行ってみよう。
メタゲームを探る
もし君が今までに僕のフェイスブックページ(https://www.facebook.com/nerdtothecore)を訪れたことがあるなら、最近のPauperメタゲームを追った投稿を1つ(か2つかもっと)見つける可能性が高い。全てのイベントを載せるために、現在1年以上の間アーキタイプとその成績を追い続けている。僕は2013年の10月からスプレッドシートにデータを採り続けていて、どのデッキの調子が良いかを正確に見るために、あらゆる面白いことをやってきた。僕は職業柄英語が専門なんだけれど、フォーマットを良く見るのに役立つのはこの数学だ。
この試みは、《雲上の座》と《時間の亀裂》の影響を理解する手段として始まった。ストームと感染の禁止をきっかけにこれらのカードがフォーマットを傷つけていると感じたんだ。僕は可能な限りのデイリーイベントを集計し、その結果を投稿し始めた。これらのカードが禁止になってから一度も間を空けたことはない。僕は非デルバーデッキの傾向を見始めた(デルバーは僕が追跡した全期間で、トップかそれに近いに留まっていた)、そして最終的にはメタゲームの循環を見るつもりだ。
デルバーは常に存在していたし、《アスフォデルの灰色商人》の登場以降の黒単コンもそうだった。エスパー基盤のコンボが少ないサンプルで安定して最高の成果を残している一方で、白ウィニーとストンピィも常に存在していた。親和は優勢になっては消えてしまう、今までにないデッキの極みに達しなければトロンも似たような饗宴と飢餓の循環を経るだろう。イゼットブリッツは不安定さを搭載しながらもむしろ安定した結果を残している。
手元のこの情報からメタゲームの方向を予測することで、自由な枠に入れる正しいカードを見つけることが出来る。Pauperではこれは大きなアドバンテージになる。白ウィニーが《コーの奉納者》をメインに入れるようになっているのを知ることで、《未達への旅》のような除去の価値が下がるんだ。
これが本当に意味するところは、フォーマットとしてのPauperを尊重するということだ。Pauperをどんなデッキも許される場所と捉える人が居る一方で、お構いなしに大量のコモンを使うだけの人もいる。過去にはフォーマットを個人的な金の農場と見なすものがいた。それは、これらのどれでもない。むしろPauperはモダンとレガシーのようなエターナルフォーマットなんだ。確立されたデッキが存在し、時々ある戦略が隆盛する。メタゲームは循環していき停滞はしない。フォーマットの動的な性質によって、ニッチなデッキは1週間は大成功できるかもしれないが、次の週は完全にいなくなる。
僕が集めるデータは限られていて、少なくとも1勝を挙げたデッキの掲載結果しか反映していない。しかしながらこれが手に入る最高の情報であり、成功したアーキタイプと戦略を反映している。何か月にも及ぶデータは、ちょっとした逸話よりもずっと優れている。
そして正直なところ、僕は流行を観察するのが大好きだ。数週間前にデイリーイベントが復活してからいくつかの大きな変化があった。最も注目すべきは《秘密を掘り下げる者》主体のアグロ-テンポデッキがその王位から退いたことだ。黒単コンがその位置についたが、数カ月間のデルバーのような難攻不落の一枚岩、というわけではない。メタゲームが動的であり続け、やがてこの観察を素晴らしく意味のあるものにしてくれることを望むね。こういう情報を見守るのが僕のPauperへのアプローチの1つだ。
Pauperの柱
僕の意見では、Pauperで使えるカードには単純明快で古く、他の選択肢より優れたものがある。これらのカードは攻撃のプランの軸になるくらいに強力だ。このモデルは完全ではないが、どれだけ変わったデッキが使われているかを確かめるのに役立つ。そしてこれらのカードを生かす方法だけでなく、それらの弱点をも教えてくれる。それじゃあ各色を巡ってみようか。
白
奇妙に見えるかもしれないが、白は今のところ《コーの空漁師》を中心に構築されている。ゼンディカーのオールスターはPauperで多くの役割をこなす。まず、回避能力持ちの殴り手でありながら、闊歩する2/2達をブロックするのに適したサイズを持っている。さらに重要なのが、戦場に出た時の能力の再利用を可能にしてくれることだ。Pauperでは最高のクリーチャーは何らかのおまけを伴う傾向があるから、これがとても大きいんだ。《空漁師》とシナジーを奏でるカードが《忠実な聖戦士》しかいないはずの白ウィニーが、最高の《コーの空漁師》デッキであるというのは奇妙に見えるかもしれない。これは、どうやら《コーの空漁師》単体のカードとしての強さを物語っている。《コーの空漁師》デッキは試合のあらゆるタイミングで自分のカードから利益を得ようともして、それを引くのが序盤でも後半でも変わらないようにしている。
《コーの空漁師》デッキは除去によって妨害される傾向にある。その強さはある効果を再利用することから来ているから、この能力の相方となるパーマネントがもはや存在しないのであれば、うん、そりゃあ《空漁師》はただの飛行クリーチャーになってしまうね。
《侵入する生物種》が似たように定着したデッキを背負うことが出来るのかを見てみるのは面白いだろうね。似ているとは言え、Magic2015のコモンはより大きいから、相方をかなり強くしてくれない限りはこれを軸に構築する価値は無いね。《侵入する生物種》が単純に相応なコストなのにも関わらず、《コーの空漁師》のコストは最大の可能性を秘めている。
青
最高の青のカードについては多くの候補が存在する。《秘密を掘り下げる者》は錯覚だよ―後半の脅威を抑制する要素のおかげで成功しているだけだ。《呪文づまりのスプライト》はましな選択だが、最高に機能するためには他に多くのカードを必要としすぎる(《コーの空漁師》と同じようにね)。《尖塔のゴーレム》は次の論理的な選択肢だけれど、その強さは、実際の柱と一緒に上手く機能する能力によるものなんだ。その本当の柱が《対抗呪文》だ。青いデッキは反動的であることを軸に組まれていて、あらゆるものへの回答になる《対抗呪文》はこのための最高のカードなんだ。以上。
《対抗呪文》は青マナに依存させるようにデッキを歪ませる。使い手に常に青青を立てることが出来るように求めもする。これが《秘密を掘り下げる者》、《呪文づまりのスプライト》、そして《尖塔のゴーレム》を強力なパーツに変える―それらによって《対抗呪文》は最適に動作できるんだ。去年からあるイゼットコントロールも同様の理屈で動いている、ただ赤マナも残したがるけどね。
この反動への依存からアドバンテージを得るのが《対抗呪文》デッキとの最高の戦い方だ。早期に脅威を展開したり、パーミッションの壁を押し破ることで、《対抗呪文》ではないインスタントを軸としたデッキが生き残ることが出来る。唯一の主な脅威に対処することで、青使いの全てが無かったことになってしまうのは良くあることだ。他の方法は、君も自分のカウンターを積んで「強力な」脅威と組み合わせることだ。この格言は何故デルバーがこれほど人気なのかを解らせてくれるね―デルバーはデルバーと戦えるからさ。
黒
皆は僕が《堕落》とか《アスフォデルの灰色商人》って言うのを期待してるんだろう。そいつらは違う。黒で軸にすべき最高のカードは《騒がしいネズミ》だ。《騒がしいネズミ》は、一たび場に出れば、対戦相手を後退させる。信心を稼ぎ、《アスフォデルの灰色商人》によってゲームを決める助けになるのはただ素晴らしい。ゲーム中に《騒がしいネズミ》が場に出る回数を増やしてくれることから、カードの方の《発掘》は黒いデッキのほとんど何処にでもいる。また、《騒がしいネズミ》はクリーチャーであるという利点からフォーマットの多くのカード(《コーの空漁師》や《大牙の衆の忍び》)と上手く働き、足掛かりとしての地位を保証している。
《騒がしいネズミ》を無力化するには手札1枚の手痛い損失が気にならないくらい十分にカードを引くことだ。カードアドバンテージを獲ることで、何にしろ、《騒がしいネズミ》の連鎖を緩和することが出来る。そいつは一旦場に出てしまうと、死なない限りは実際何もしてくれないんだ。この点で、白の除去やその他の追放効果は特に強くなっている。
赤
それは《稲妻》だ。《稲妻》は、それを使っていないデッキを《稲妻》デッキにしてしまえるくらいに強い(親和のことだよ)。《稲妻》はゲームを終わらせたり、ブロッカーをどけたりと多くの働きをする。《稲妻》によって彩られたデッキは、ゴブリンとイゼットブリッツのようにビートダウンしたり、バーンのように振り切れようとする傾向がある
《稲妻》デッキはそう簡単に対策できない。《稲妻》デッキの主要なクリーチャー達には安価な除去が必須で、それとは別にライフを高く保つ手段が必要になる。本当のバーンデッキと戦うにはライフ回復専用の枠が必要になってしまうが、それはビートダウン相手にはほとんど役に立つことがない。
単純な候補ばかりのリストの中でも最も単純なこのカードには、ある種の美しさがある。
緑
今のところその柱が外に追いやられてしまっているという点で、緑は白と似ている。《怨恨》はビートダウンデッキを後押しするが、ある特定の状況を要求する。感染が刃引きされた後にその座を退いたことで、緑のクリーチャーデッキはストンピィと呪禁に限られている。ストンピィは素晴らしく機能する攻撃的デッキの1つと言えるから、これは奇妙なことだ。問題となっているのは、現時点で多数の黒単コントロールがいることかもしれない。そのデッキは準備不足のストンピィの使い手を叩きのめすことに信じられないくらい長けているからね。
知っての通り《怨恨》デッキはクリーチャーを場に残す必要があり、除去、特に複数のクリーチャーを落とせるものは場を空にしておくのに役立つ。《炎の稲妻》や《チェイナーの布告》は素晴らしい回答だが《見栄え損ない》のようなカードは致命打になり得る。《怨恨》の強さの一部はその蘇る能力にあり、それが無ければただの悪くないカードでしかないんだ。
柱の立場に迫るカードは他にもあるが―エスパーコンボ、ウルザトロンの中核―これらの5枚は僕にとってデッキを構築する理由になる。腰を据えてフォーマットに臨むとき、僕は(なんであろうと)どのカードを自分が使うかだけでなく、そのカードと対面した時どうやってやっつけるかを自分に問いかけなければならない。
パワー
僕は何か新しいものを生み出すところまでは来ていない。そうする時には、必ず何らかの理由をもっておきたいんだ。もし柱から外れるんだとしたら、何らかの強力なことのためにそうしたい。《東屋のエルフ》と《旅するサテュロス》を《繁茂》や《楽園の拡散》と一緒に使って脅威を叩きつけるかい?《アスフォデルの灰色商人》と《熟考漂い》を再利用するために《拷問生活》を軸にして力強くデッキを構築するかい?バカバカしいくらい強力だ。抽象的に強力で、今のところ使われていないカードは沢山ある。手に入るメタゲームのデータと連動してそれらを見付け出し、それらが柱を脅かしうるのかを確かめる―それが僕のアイディアの練り方だ。
さて、これが僕のPauperにおける考え方だ。それは他のフォーマットと変わりない。フォーマットにはフォーマットの最高のカードがあり強いデッキがある。それだけでなく、新しいデッキが浮かび上がり、現状に対抗するだけの相当な量の手つかずの領域がある。これらは僕の取り組み方だ。君のはどうだい?
By: SpikeBoyM, Alex Ullman
Sep 08 2014
2015年の4月、変わりが無ければ、僕はPauperを始めてから10年目を迎えるだろう。僕がPauper Deck Challengeの3回目の16週シーズンを開始したことを考えると、今こそがPauperの始め時ということだ。この期間を通して僕は、最も一般的/commonなフォーマットにおけるかなりの数の意見をまとめている。僕はこの議題で(おそらく)他の誰より多くの言葉を綴ってきたが、このフォーマットに対して自分流のアプローチをするのが何故なのか、そしてその策略の正確な性質について議論したことはなかった。
僕は今日その改善を試みようと思う。僕が自分の思いのあらゆるニュアンスを伝えるのが苦手だというだけでもこれは難題だ、けど行ってみよう。
メタゲームを探る
もし君が今までに僕のフェイスブックページ(https://www.facebook.com/nerdtothecore)を訪れたことがあるなら、最近のPauperメタゲームを追った投稿を1つ(か2つかもっと)見つける可能性が高い。全てのイベントを載せるために、現在1年以上の間アーキタイプとその成績を追い続けている。僕は2013年の10月からスプレッドシートにデータを採り続けていて、どのデッキの調子が良いかを正確に見るために、あらゆる面白いことをやってきた。僕は職業柄英語が専門なんだけれど、フォーマットを良く見るのに役立つのはこの数学だ。
この試みは、《雲上の座》と《時間の亀裂》の影響を理解する手段として始まった。ストームと感染の禁止をきっかけにこれらのカードがフォーマットを傷つけていると感じたんだ。僕は可能な限りのデイリーイベントを集計し、その結果を投稿し始めた。これらのカードが禁止になってから一度も間を空けたことはない。僕は非デルバーデッキの傾向を見始めた(デルバーは僕が追跡した全期間で、トップかそれに近いに留まっていた)、そして最終的にはメタゲームの循環を見るつもりだ。
デルバーは常に存在していたし、《アスフォデルの灰色商人》の登場以降の黒単コンもそうだった。エスパー基盤のコンボが少ないサンプルで安定して最高の成果を残している一方で、白ウィニーとストンピィも常に存在していた。親和は優勢になっては消えてしまう、今までにないデッキの極みに達しなければトロンも似たような饗宴と飢餓の循環を経るだろう。イゼットブリッツは不安定さを搭載しながらもむしろ安定した結果を残している。
手元のこの情報からメタゲームの方向を予測することで、自由な枠に入れる正しいカードを見つけることが出来る。Pauperではこれは大きなアドバンテージになる。白ウィニーが《コーの奉納者》をメインに入れるようになっているのを知ることで、《未達への旅》のような除去の価値が下がるんだ。
これが本当に意味するところは、フォーマットとしてのPauperを尊重するということだ。Pauperをどんなデッキも許される場所と捉える人が居る一方で、お構いなしに大量のコモンを使うだけの人もいる。過去にはフォーマットを個人的な金の農場と見なすものがいた。それは、これらのどれでもない。むしろPauperはモダンとレガシーのようなエターナルフォーマットなんだ。確立されたデッキが存在し、時々ある戦略が隆盛する。メタゲームは循環していき停滞はしない。フォーマットの動的な性質によって、ニッチなデッキは1週間は大成功できるかもしれないが、次の週は完全にいなくなる。
僕が集めるデータは限られていて、少なくとも1勝を挙げたデッキの掲載結果しか反映していない。しかしながらこれが手に入る最高の情報であり、成功したアーキタイプと戦略を反映している。何か月にも及ぶデータは、ちょっとした逸話よりもずっと優れている。
そして正直なところ、僕は流行を観察するのが大好きだ。数週間前にデイリーイベントが復活してからいくつかの大きな変化があった。最も注目すべきは《秘密を掘り下げる者》主体のアグロ-テンポデッキがその王位から退いたことだ。黒単コンがその位置についたが、数カ月間のデルバーのような難攻不落の一枚岩、というわけではない。メタゲームが動的であり続け、やがてこの観察を素晴らしく意味のあるものにしてくれることを望むね。こういう情報を見守るのが僕のPauperへのアプローチの1つだ。
Pauperの柱
僕の意見では、Pauperで使えるカードには単純明快で古く、他の選択肢より優れたものがある。これらのカードは攻撃のプランの軸になるくらいに強力だ。このモデルは完全ではないが、どれだけ変わったデッキが使われているかを確かめるのに役立つ。そしてこれらのカードを生かす方法だけでなく、それらの弱点をも教えてくれる。それじゃあ各色を巡ってみようか。
白
奇妙に見えるかもしれないが、白は今のところ《コーの空漁師》を中心に構築されている。ゼンディカーのオールスターはPauperで多くの役割をこなす。まず、回避能力持ちの殴り手でありながら、闊歩する2/2達をブロックするのに適したサイズを持っている。さらに重要なのが、戦場に出た時の能力の再利用を可能にしてくれることだ。Pauperでは最高のクリーチャーは何らかのおまけを伴う傾向があるから、これがとても大きいんだ。《空漁師》とシナジーを奏でるカードが《忠実な聖戦士》しかいないはずの白ウィニーが、最高の《コーの空漁師》デッキであるというのは奇妙に見えるかもしれない。これは、どうやら《コーの空漁師》単体のカードとしての強さを物語っている。《コーの空漁師》デッキは試合のあらゆるタイミングで自分のカードから利益を得ようともして、それを引くのが序盤でも後半でも変わらないようにしている。
《コーの空漁師》デッキは除去によって妨害される傾向にある。その強さはある効果を再利用することから来ているから、この能力の相方となるパーマネントがもはや存在しないのであれば、うん、そりゃあ《空漁師》はただの飛行クリーチャーになってしまうね。
《侵入する生物種》が似たように定着したデッキを背負うことが出来るのかを見てみるのは面白いだろうね。似ているとは言え、Magic2015のコモンはより大きいから、相方をかなり強くしてくれない限りはこれを軸に構築する価値は無いね。《侵入する生物種》が単純に相応なコストなのにも関わらず、《コーの空漁師》のコストは最大の可能性を秘めている。
青
最高の青のカードについては多くの候補が存在する。《秘密を掘り下げる者》は錯覚だよ―後半の脅威を抑制する要素のおかげで成功しているだけだ。《呪文づまりのスプライト》はましな選択だが、最高に機能するためには他に多くのカードを必要としすぎる(《コーの空漁師》と同じようにね)。《尖塔のゴーレム》は次の論理的な選択肢だけれど、その強さは、実際の柱と一緒に上手く機能する能力によるものなんだ。その本当の柱が《対抗呪文》だ。青いデッキは反動的であることを軸に組まれていて、あらゆるものへの回答になる《対抗呪文》はこのための最高のカードなんだ。以上。
《対抗呪文》は青マナに依存させるようにデッキを歪ませる。使い手に常に青青を立てることが出来るように求めもする。これが《秘密を掘り下げる者》、《呪文づまりのスプライト》、そして《尖塔のゴーレム》を強力なパーツに変える―それらによって《対抗呪文》は最適に動作できるんだ。去年からあるイゼットコントロールも同様の理屈で動いている、ただ赤マナも残したがるけどね。
この反動への依存からアドバンテージを得るのが《対抗呪文》デッキとの最高の戦い方だ。早期に脅威を展開したり、パーミッションの壁を押し破ることで、《対抗呪文》ではないインスタントを軸としたデッキが生き残ることが出来る。唯一の主な脅威に対処することで、青使いの全てが無かったことになってしまうのは良くあることだ。他の方法は、君も自分のカウンターを積んで「強力な」脅威と組み合わせることだ。この格言は何故デルバーがこれほど人気なのかを解らせてくれるね―デルバーはデルバーと戦えるからさ。
黒
皆は僕が《堕落》とか《アスフォデルの灰色商人》って言うのを期待してるんだろう。そいつらは違う。黒で軸にすべき最高のカードは《騒がしいネズミ》だ。《騒がしいネズミ》は、一たび場に出れば、対戦相手を後退させる。信心を稼ぎ、《アスフォデルの灰色商人》によってゲームを決める助けになるのはただ素晴らしい。ゲーム中に《騒がしいネズミ》が場に出る回数を増やしてくれることから、カードの方の《発掘》は黒いデッキのほとんど何処にでもいる。また、《騒がしいネズミ》はクリーチャーであるという利点からフォーマットの多くのカード(《コーの空漁師》や《大牙の衆の忍び》)と上手く働き、足掛かりとしての地位を保証している。
《騒がしいネズミ》を無力化するには手札1枚の手痛い損失が気にならないくらい十分にカードを引くことだ。カードアドバンテージを獲ることで、何にしろ、《騒がしいネズミ》の連鎖を緩和することが出来る。そいつは一旦場に出てしまうと、死なない限りは実際何もしてくれないんだ。この点で、白の除去やその他の追放効果は特に強くなっている。
赤
それは《稲妻》だ。《稲妻》は、それを使っていないデッキを《稲妻》デッキにしてしまえるくらいに強い(親和のことだよ)。《稲妻》はゲームを終わらせたり、ブロッカーをどけたりと多くの働きをする。《稲妻》によって彩られたデッキは、ゴブリンとイゼットブリッツのようにビートダウンしたり、バーンのように振り切れようとする傾向がある
《稲妻》デッキはそう簡単に対策できない。《稲妻》デッキの主要なクリーチャー達には安価な除去が必須で、それとは別にライフを高く保つ手段が必要になる。本当のバーンデッキと戦うにはライフ回復専用の枠が必要になってしまうが、それはビートダウン相手にはほとんど役に立つことがない。
単純な候補ばかりのリストの中でも最も単純なこのカードには、ある種の美しさがある。
緑
今のところその柱が外に追いやられてしまっているという点で、緑は白と似ている。《怨恨》はビートダウンデッキを後押しするが、ある特定の状況を要求する。感染が刃引きされた後にその座を退いたことで、緑のクリーチャーデッキはストンピィと呪禁に限られている。ストンピィは素晴らしく機能する攻撃的デッキの1つと言えるから、これは奇妙なことだ。問題となっているのは、現時点で多数の黒単コントロールがいることかもしれない。そのデッキは準備不足のストンピィの使い手を叩きのめすことに信じられないくらい長けているからね。
知っての通り《怨恨》デッキはクリーチャーを場に残す必要があり、除去、特に複数のクリーチャーを落とせるものは場を空にしておくのに役立つ。《炎の稲妻》や《チェイナーの布告》は素晴らしい回答だが《見栄え損ない》のようなカードは致命打になり得る。《怨恨》の強さの一部はその蘇る能力にあり、それが無ければただの悪くないカードでしかないんだ。
柱の立場に迫るカードは他にもあるが―エスパーコンボ、ウルザトロンの中核―これらの5枚は僕にとってデッキを構築する理由になる。腰を据えてフォーマットに臨むとき、僕は(なんであろうと)どのカードを自分が使うかだけでなく、そのカードと対面した時どうやってやっつけるかを自分に問いかけなければならない。
パワー
僕は何か新しいものを生み出すところまでは来ていない。そうする時には、必ず何らかの理由をもっておきたいんだ。もし柱から外れるんだとしたら、何らかの強力なことのためにそうしたい。《東屋のエルフ》と《旅するサテュロス》を《繁茂》や《楽園の拡散》と一緒に使って脅威を叩きつけるかい?《アスフォデルの灰色商人》と《熟考漂い》を再利用するために《拷問生活》を軸にして力強くデッキを構築するかい?バカバカしいくらい強力だ。抽象的に強力で、今のところ使われていないカードは沢山ある。手に入るメタゲームのデータと連動してそれらを見付け出し、それらが柱を脅かしうるのかを確かめる―それが僕のアイディアの練り方だ。
さて、これが僕のPauperにおける考え方だ。それは他のフォーマットと変わりない。フォーマットにはフォーマットの最高のカードがあり強いデッキがある。それだけでなく、新しいデッキが浮かび上がり、現状に対抗するだけの相当な量の手つかずの領域がある。これらは僕の取り組み方だ。君のはどうだい?
【MO】PauperDEレポ #7515446
2014年10月6日 対戦記録 コメント (2)今回は試しに《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を2枚入れてみました
もともと《噴出》のために《島》が必要だったので《急流の崖/Swiftwater Cliffs(KTK)》を積んでいなかったけれど、今度は探査のために《広漠なる変幻地》を入れたいので結局2色土地は入らなかった。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》1回しか撃ってないじゃないか!
それでも言い訳をさせてもらうと、前の日記で書いた通り、《宝船》はウィー=ゼロックスの瞬殺パターンには貢献してくれず、ゲームが長引いたときに活躍してくれるカード。今回勝てた3つのマッチはどれも瞬殺パターンを決めることが出来たので《宝船》が生きず、《宝船》が引きたかった青単デルバーとのマッチではそもそも引けなかった。
だから特に《宝船》が弱いって訳ではない。引けなかったんなら3枚に増やせば?って思いもあるけれど、トナプラではまあまあ打ててるんでこのままでいいかな。また次の機会に活躍してくれることを祈ろう
クリーチャー(12)
《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
呪文(31)
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
3 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
1 《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》
2 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
土地(17)
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
9 《島/Island(USG)》
5 《山/Mountain(USG)》
サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
1 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
もともと《噴出》のために《島》が必要だったので《急流の崖/Swiftwater Cliffs(KTK)》を積んでいなかったけれど、今度は探査のために《広漠なる変幻地》を入れたいので結局2色土地は入らなかった。
#7515446
Round1 ティムールトロン①後手。土地、デルバー、サイクロプス、使徒の祝福2と宝船。○○
デルバーと悪鬼を除去されるがサイクロプスは除去されず。宝船を3マナで唱えてからストロボを引いて一撃。
②土地、デルバー、サイクロプス、ドロー呪文2、紅蓮破。
相手が除去もトロンも引いてなかったので3T目にサイクロプス。返しでフルタップして《海門の神官》が出てくる。そのまま4Tキル。
ティムールって言いたいだけ
Round2 バーン①後手。土地、ドロー、ブロック回避とサイクロプス。○○
3T目に展開したサイクロプスが除去されず。4Tキルを狙いにいくと《火炎破》が飛んで来る。これを使徒の祝福で躱して勝ち。1ターン差の勝利
②島2、デルバー、悪鬼、ドロー呪文、海賊の魔除け、稲妻。
1T目のデルバーが除去されるが2T目のデルバーが1/1のまま殴る。相手の手札が振るわず、苦し紛れに自分に《針落とし》。こちらは赤マナを引いてサイクロプスを展開。海賊の魔除けで手札破壊しつつこれで攻撃。さらに悪鬼も展開したところで相手が投了
1戦目は、こちらがサイクロプスにストロボを撃ったタイミングで《火炎破》されると《使徒の祝福》でストロボごと弾いてしまい決めきれなかったパターン。このミスをされることは良くある。
Round3 青単デルバー①後手。土地、悪鬼、ブロック回避、ストロボ、ドロー呪文。××
サイクロプスで一撃を狙えたが、《骨断ちの矛槍》でライフを詰められたせいで《使徒の祝福》が打てず呪文の数が足りなくて負け。青い呪文が引ければ勝てたのに・・・ってやつ
②土地、デルバー、除去。
1T目デルバーを展開してから相手のクロックを落として忍術のチャンスなどを与えない。《尖塔のゴーレム》を倒すのにカードを2枚使い、場に悪鬼だけの状態にまで持ち込む。ここで呪文を重ねていきたいところで《呪文づまりのスプライト》を2枚構えられていてまんまと餌食に。そこから忍者でアドバンテージを獲られて負け。
このマッチで《宝船》を引きたかったんだが引かなきゃしょうがない。
Round4 アゾリウスミッドレンジ①後手。土地、悪鬼、思案、ギタクシア。○○
《平穏な入り江/Tranquil Cove(KTK)》を出し入れされて2点ゲインされる。悪鬼が《太陽の槍》で落とされたがサイクロプスが着地。《未達への旅》を使徒の祝福で躱して返しに呪文を重ねて36点で勝ち。
②土地、悪鬼、サイクロプス、ストロボ、ドロー呪文、稲妻。
3T目に使徒の祝福を構えて悪鬼を展開。相手は除去を3枚構えていたが全てソーサリータイミングなので1ターンは躱すことが出来る。返しでギタクシア2回から使徒の祝福を引いて《海門の神官》を躱してストロボで勝ち。
《現実の酸》かと思ったらそれは入っていなくて、《海門の神官》《熟考漂い》、《太陽の槍》《未達への旅》と純粋なコントロールに寄せた形、だったのかな?リストが気になるところ
結果3-1
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》1回しか撃ってないじゃないか!
それでも言い訳をさせてもらうと、前の日記で書いた通り、《宝船》はウィー=ゼロックスの瞬殺パターンには貢献してくれず、ゲームが長引いたときに活躍してくれるカード。今回勝てた3つのマッチはどれも瞬殺パターンを決めることが出来たので《宝船》が生きず、《宝船》が引きたかった青単デルバーとのマッチではそもそも引けなかった。
だから特に《宝船》が弱いって訳ではない。引けなかったんなら3枚に増やせば?って思いもあるけれど、トナプラではまあまあ打ててるんでこのままでいいかな。また次の機会に活躍してくれることを祈ろう
今朝は所用でDEに出られなかったんですが早速手に入れました、《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》。
ウィー=ゼロックスは1マナの呪文を沢山唱えるデッキなので墓地が溜まり易く、かつ墓地に依存しないので探査と相性がいいはず。ついでに言うと、後半でもあまり土地が伸びないし、同じターンに多くの呪文を唱えたいので、探査による軽さを生かせるデッキなのかなと思ってデッキに入れるのを楽しみにしてました。
問題は何枚投入して何を抜くのか。
とりあえず試しに、役割が被る《噴出/Gush(MMQ)》2枚をそのまま《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》に置き換えて回してみました。
何戦かした感じ、5・6ターン目にはだいたい1マナで撃てました。もちろん、こちらのクリーチャーが除去されたりすると更に撃ちやすくなるので、除去コントロールを相手に序盤に相手の隙をつくことが出来なかったときの復帰がしやすくて嬉しいです。
予想外だったのが2枚目の撃ちやすさ。初手にある《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を軽くつかうには少なくとも5ターンは待たないといけないんですが、1枚目の《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》で3枚も引くと大体1マナのキャントリップが引けたりするので再び墓地を肥やすのは結構簡単でした。
1枚目を使ってから、次のターンにある程度墓地を肥やして、さらに次のターンに2枚目を撃つってパターンが多かったです。
墓地のリソースを使い捨ててしまう以上、探査持ちのカード同士はお互いにディスシナジーがあるんですが、《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》はドロー呪文という性質上それを緩和できていると思います。
0マナで続けて撃つと土地が消えて自分の首を絞めてしまう《噴出/Gush(MMQ)》と比べると、なんだか良いところばかりな気もしました。
ただ序盤には当然撃ちにくい。なのでウィー=ゼロックスの瞬殺パターンには貢献してくれないし、むしろ邪魔になっちゃいますね。
まあ、今は相性の良いデッキにより勝てるようにするよりは、相性の悪いデッキにより負けないようなカードを求めていたのでいいでしょう。
不安なのは墓地対策です。黒系の《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》はタイミング次第でなんとかなるかもしれないが、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》まで使われるようになったらウィー=ゼロックスで強く使うのは難しそう。そして《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》は色んなデッキに《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》を使わせるぐらい強い気がする。赤いデッキは《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》があるからそんなことないかも
とりあえず、当面のDEは《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》メイン2枚でいってみます。呪禁オーラのようなスピード勝負の場合にはサイドアウトすると思います
しかし、青と探査って相性良すぎやしないか。下の環境に行けばいくほど軽くて強い呪文が増えるし、レガシーで使われるのも納得できる。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》がさながらマナ加速になるのは相当胡散臭い。
今まで相手の隙を突くために色々考えていたはずなのに、「なんでもいいから《宝船》引いて来ればいいんでしょ」と頭が馬鹿になっているのを感じる。まさかPauperで1マナ3枚ドローの呪文を撃つ日がくるとは・・・
ウィー=ゼロックスは1マナの呪文を沢山唱えるデッキなので墓地が溜まり易く、かつ墓地に依存しないので探査と相性がいいはず。ついでに言うと、後半でもあまり土地が伸びないし、同じターンに多くの呪文を唱えたいので、探査による軽さを生かせるデッキなのかなと思ってデッキに入れるのを楽しみにしてました。
問題は何枚投入して何を抜くのか。
とりあえず試しに、役割が被る《噴出/Gush(MMQ)》2枚をそのまま《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》に置き換えて回してみました。
何戦かした感じ、5・6ターン目にはだいたい1マナで撃てました。もちろん、こちらのクリーチャーが除去されたりすると更に撃ちやすくなるので、除去コントロールを相手に序盤に相手の隙をつくことが出来なかったときの復帰がしやすくて嬉しいです。
予想外だったのが2枚目の撃ちやすさ。初手にある《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を軽くつかうには少なくとも5ターンは待たないといけないんですが、1枚目の《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》で3枚も引くと大体1マナのキャントリップが引けたりするので再び墓地を肥やすのは結構簡単でした。
1枚目を使ってから、次のターンにある程度墓地を肥やして、さらに次のターンに2枚目を撃つってパターンが多かったです。
墓地のリソースを使い捨ててしまう以上、探査持ちのカード同士はお互いにディスシナジーがあるんですが、《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》はドロー呪文という性質上それを緩和できていると思います。
0マナで続けて撃つと土地が消えて自分の首を絞めてしまう《噴出/Gush(MMQ)》と比べると、なんだか良いところばかりな気もしました。
ただ序盤には当然撃ちにくい。なのでウィー=ゼロックスの瞬殺パターンには貢献してくれないし、むしろ邪魔になっちゃいますね。
まあ、今は相性の良いデッキにより勝てるようにするよりは、相性の悪いデッキにより負けないようなカードを求めていたのでいいでしょう。
不安なのは墓地対策です。黒系の《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》はタイミング次第でなんとかなるかもしれないが、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》まで使われるようになったらウィー=ゼロックスで強く使うのは難しそう。そして《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》は色んなデッキに《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》を使わせるぐらい強い気がする。赤いデッキは《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》があるからそんなことないかも
とりあえず、当面のDEは《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》メイン2枚でいってみます。呪禁オーラのようなスピード勝負の場合にはサイドアウトすると思います
しかし、青と探査って相性良すぎやしないか。下の環境に行けばいくほど軽くて強い呪文が増えるし、レガシーで使われるのも納得できる。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》がさながらマナ加速になるのは相当胡散臭い。
今まで相手の隙を突くために色々考えていたはずなのに、「なんでもいいから《宝船》引いて来ればいいんでしょ」と頭が馬鹿になっているのを感じる。まさかPauperで1マナ3枚ドローの呪文を撃つ日がくるとは・・・
DE復活前にカード価格を調べて(http://surucucu.diarynote.jp/201408152352213863/)から、メタもまあまあ落ち着いて来たかなということでもう一度見てみます。
DE復活前と見比べてみて下さい
Cradbotさんを参考に0.2チケ以上を目安に、最安値のエキスパンションを載せています
全体的に上がったように見えなくもない。けれど下がったものもある。あまり傾向がつかめないなあ・・・
DE復活前と見比べてみて下さい
Cradbotさんを参考に0.2チケ以上を目安に、最安値のエキスパンションを載せています
単位[チケット]
[白]
2.05 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
0.66 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》
0.52 《黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte(INV)》
0.48 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
0.21 《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》
[青]
21.87 《目くらまし/Daze(NEM)》
4.57 《水流破/Hydroblast(MED)》
3.47 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
3.57 《除外/Exclude(INV)》
3.21 《断絶/Snap(ULG)》
2.84 《蓄積した知識/Accumulated Knowledge(NEM)》
1.78 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
0.87 《リスティックの研究/Rhystic Study(PCY)》
0.78 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
0.74 《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》
0.56 《禁制/Prohibit(INV)》
[黒]
4.44 《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》
2.78 《発掘/Unearth(ULG)》
1.95 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(MED)》
1.19 《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》
0.92 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
0.84 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
0.79 《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》
0.44 《Oubliette(MED)》
0.43 《葬送の魔除け/Funeral Charm(TSB)》
0.38 《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》
0.33 《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》
0.24 《黒死病/Pestilence(USG)》
0.19 《死体発掘/Exhume(USG)》
[赤]
4.86 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ME2)》
4.67 《火炎の裂け目/Flame Rift(NEM)》
3.35 《紅蓮破/Pyroblast(TD0)》
1.54 《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
1.22 《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》
0.83 《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》
0.78 《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》
0.41 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
0.36 《倒壊/Raze(USG)》
0.25 《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts(TMP)》
0.21 《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》
[緑]
2.50 《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》
1.91 《土地譲渡/Land Grant(MMQ)》
1.61 《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor(MMQ)》
1.34 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
1.28 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
1.12 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
0.59 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
0.55 《輪作/Crop Rotation(ULG)》
0.46 《怨恨/Rancor(M13)》
0.32 《根の壁/Wall of Roots(MIR)》
0.30 《熊人間/Werebear(ODY)》
0.21 《胞子カエル/Spore Frog(PCY)》
[多色]
0.50 《ぬめるボーグル/Slippery Bogle(EVE)》
0.54 《魔力変/Manamorphose(SHM)》
[無色]
4.24 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(DDD)》
2.81 《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
0.18 《古えの居住地/Ancient Den(MRD)》
0.18 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
0.15 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
0.15 《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
0.15 《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》
全体的に上がったように見えなくもない。けれど下がったものもある。あまり傾向がつかめないなあ・・・