【MO】Pauper DE #5712034 調子悪い
2013年7月18日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDE。
あんまり土地を引かないことが多かったので、
《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》1枚を抜いて《島/Island(USG)》と変えました。
これで土地17枚体制。
ああああちくしょう勝てやしねえ!
あんまり土地を引かないことが多かったので、
《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》1枚を抜いて《島/Island(USG)》と変えました。
これで土地17枚体制。
#5712034
Round1 白青ポストストーム①先手。土地とドロー。××
3枚目の土地を引くのが遅れて《サイクロプス》を出すのが遅れる。《サイクロプス》を出した返しでこっちだけ《激動》を食らって立て直しているうちに負け。
②土地と《サイクロプス》とドロー。
《水流破》2つでクリーチャーが除去され、高速展開された《フェアリーの大群》3体と《熟考漂い》に殴られて負け。こういう負け筋もあるのか・・・
Round2 ウィー=ゼロックス①後手。島と《デルバー》とドロー。××
《悪鬼》で3Tキルされる。
②土地とドローと除去。
相手のクリーチャーを除去していくが若干土地を引きすぎて相手の《サイクロプス》1体が残ってしまう。返しでこいつにキッチリ《ストロボ》で一撃を決められる。
2戦目はこちらが除去ばかり引いて攻めて行けなかったのが敗因。くそう
結果0-2でDrop!
ああああちくしょう勝てやしねえ!
【MO】Pauper DE #5686362 土地引けない
2013年7月17日 対戦記録夜中にやおら跳び起きてPauperDEに参戦。デッキはウィー=ゼロックス
2マッチで7回マリガンした・・・。土地を17枚に増やそうかな。うーん悩む
#5686362
Round1 緑単ストンピィ①後手。土地無し。《広漠なる変幻地》1とドロー無し。《島》と《デルバー》とドロー。××
赤マナを引くのが遅れてギリギリ間に合わず。
②土地無し。土地無し。《島》無し。《山》1と稲妻、ドロー2でキープ。
《イラクサの歩哨》2体にぼこぼこ殴られて終わり。
ダブマリ、トリマリで泣きそう
Round2 緑単ストンピィ①先手。土地無し。土地無し。《島》1と除去。×○×
《悪鬼》を出せたが間に合わず。
②土地と《デルバー》と《悪鬼》。
《悪鬼》で3Tキル。
③土地と《デルバー》と《悪鬼》と除去。
《ヴィリジアンの長弓》と《イラクサの歩哨》と《クウィリーオン・レインジャー》でクリーチャーを除去されて反撃できず負け。
結果0-2でDrop!
2マッチで7回マリガンした・・・。土地を17枚に増やそうかな。うーん悩む
【MO】Pauper DE #5686307
2013年7月15日 対戦記録まだまだDEでますよー
ウィー=ゼロックスでPauperDEですよー
ウィー=ゼロックスでPauperDEですよー
#5686307
Round1 白単ウィニー①先手。《島》とドローと《悪鬼》。○×○
相手は土地1キープのまま土地を引けず。《サイクロプス》で4Tキル。
②土地無し。土地無し。《島》と《デルバー》。
《剃刀のゴーレム》が邪魔で《使徒の祝福》で回避ができずに殴り負け。
③土地と《悪鬼》とコンボパーツ。
《悪鬼》2体が《未達への旅》されるも3枚目の《悪鬼》を手に入れる。相手の展開はそこまで速くなく、残り4点まで削られるも8T目に悪鬼の一撃が間に合った。
Round2 青赤ポスト①先手。土地とクリーチャーもドローも無い。土地と除去。×○×
クリーチャーを捌かれてガッツリアドバンテージを獲られて《熟考漂い》3体と《ウラモグの破壊者》に殴られて負け。
②土地とコンボパーツと《紅蓮破》。
11ターン目に4つの回避を構えて《悪鬼》。これで相手の除去4つを全て躱して12T目にちゃんと呪文を引いて《ストロボ》で一撃。苦しい戦いだった
③土地と除去回避とドロー。
クリーチャーがなかなか引けないが除去回避が整っていく。万全の状態でクリーチャーを出したが返しの《とどろく雷鳴》のカウンター合戦に敗れて負け。くー《とどろく雷鳴》さえ引かれてなけりゃ返しで一撃狙えたのにー
いい感じに悪あがきできたと思う。この姿勢が大事
Round3 親和①先手。土地と《悪鬼》とコンボパーツ。○×○
《悪鬼》で3Tキル。
②《島》1と《デルバー》と《サイクロプス》と除去。
4/4を4体展開される。1体は除去するもののこちらの《サイクロプス》も除去されてしまい流石に間に合わず。
③《島》1と《悪鬼》とドローと除去。
相手が土地1枚で止まる。《金属ガエル》や《甲殻の鍛冶工》が展開されるが《デルバー》でだいぶ削って《悪鬼》で10点。返しでクリーチャーは除去されてしまうも《稲妻》でとどめ。
Round4 青黒コントロール①後手。《島》と赤いカードばかり。《島》とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。×○○
除去で捌かれて負け。
③土地と《サイクロプス》とドロー。
クリーチャーを3体除去されるが4体目に《サイクロプス》を引いてくる。これで一撃。
③《島》無し。《島》とドローと《悪鬼》。相手がダブルマリガン。
《払拭》を構えつつ《悪鬼》を展開。これで相手の《悪魔の布告》を躱す。返しで《クォムバッジの魔女》が展開されるが《使徒の祝福》で10点の攻撃を通してさらに《悪鬼》を追加。返しに相手はクリーチャーを追加するのみで除去は無し。返しにさらに《使徒の祝福》2つで《悪鬼》2体の攻撃を通して勝ち。
結果3-1
連敗脱出!ほっと一息
【MO】Pauper DE #5686294 勝ちたいんだ・・・
2013年7月15日 対戦記録 コメント (2)とにかく沢山出れば勝てるんじゃないかと挑んだPauperDE。
デッキはウィー=ゼロックス。
なあなあでDEに出ちゃってた気がする。どんな時も全身全霊で居よう。「もし相手がこっから土地しか引かなくて、こっちがアレとアレ引けば・・・」くらいポジティブに考えて勝ち拾いに行かないとダメだ。負け確定でない場面でする投了は、よっぽど時間のかかるデッキでもない限り「百害有って一利無し」と肝に銘じる
デッキはウィー=ゼロックス。
#5686294
Round1 ウィー=ゼロックス①後手。《島》とドローと《悪鬼》。××
こちらが《サイクロプス》を出した返しに《サイクロプス》で4Tキルされる。
②《島》無し。土地無し。《島》とドロー。
《サイクロプス》で4Tキルされる。《ギタクシア》で覗いたが相手は手札も引きも良すぎた。
あっちは引けた。こっちは引けなかった。それだけだったのだろうか。本当にそれ以外勝敗に影響してないとしたらクソゲーになってしまう。改善できる点は無くはなかったはず
Round2 親和①後手。土地無し。土地無し。土地と《サイクロプス》。××
3T目に《大霊堂の信奉者》と《エイトグ》。こちらも返しに《悪鬼》。《クラーク族のシャーマン》で流されて反撃できず負け。いや、本当は完全に負け確定の場面ではなかった。9割方負けというだけ。最近投了が早くていけない。
②土地無し。土地と《サイクロプス》。
除去に阻まれ反撃できず。相手は《大霊堂の信奉者》2体に《エイトグ》、《マイアの処罰者》と展開してきて無理。
0-2でDrop!
なあなあでDEに出ちゃってた気がする。どんな時も全身全霊で居よう。「もし相手がこっから土地しか引かなくて、こっちがアレとアレ引けば・・・」くらいポジティブに考えて勝ち拾いに行かないとダメだ。負け確定でない場面でする投了は、よっぽど時間のかかるデッキでもない限り「百害有って一利無し」と肝に銘じる
【MO】Pauper DE #5686244,#5686266,#5686272
2013年7月14日 対戦記録今週末は引きこもってDEに出まくることに決めた。
ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦です。
ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦です。
#5686244
Round1 青単テンポ①先手。《島》無し。土地と《デルバー》2と《サイクロプス》。××
2T目から《フェアリーの大群》2体が展開される。さらに《尖塔のゴーレム》から忍術。それらでアドバンテージを獲られる。こちらは《サイクロプス》3体を引いてしまって反撃できず。
②土地と《デルバー》。
こちらは土地を引きすぎ、《デルバー》2体はバウンスなどされてしっかりクロックパーミッションされて負け。
良いとこ無し!
Round2 青赤ポスト①後手。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。○○
《悪鬼》で3Tキル。
②土地無し。土地無し。《島》とドロー。
《デルバー》を展開して攻撃していく。相手は土地がつまり気味。《デルバー》への除去を弾きつつ《サイクロプス》を展開。1体は《紅蓮破》されるが《デルバー》が《消灯》されたところで2体目の《サイクロプス》を展開。返しで相手はフルタップ。《思案》から《ストロボ》を見つけて勝ち。
Round3 青黒トリンケットコン①後手。《島》1とドローと《悪鬼》。××
赤いカードが手札に溜まって除去を躱せず。《騒がしいネズミ》と《熟考漂い》で相手のペースで負け。
②オールランドでマリガン。土地と除去と除去回避。
手札破壊から、《熟考漂い》と《死せざる邪悪》のドロー。さらに《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》を置かれる。土地も引きすぎて投了。
土地16枚で初手が全部土地の確率は0.003%くらい。10万回やって3回程度しか来ません。
なめてんのかっ!
Round4 緑単ストンピィ①後手。《島》と《デルバー》と《サイクロプス》とドロー。○○
相手が無防備に殴ってきた返しに《サイクロプス》で一撃。
②土地と《デルバー》とドロー。
相手の《大霊堂のスカージ》を除去し、《スカルガンの穴潜み》に殴られる。これで6点まで削られるも《サイクロプス》に《使徒の祝福》でブロックを躱して《ストロボ》で一撃。
流石にここまで負けてきてるだけあってプレイングがお粗末だと感じた。
結果2-2
#5686266
Round1 青黒神秘の指導コン
良く解らないが《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》が入った青黒コントロールだった。①後手。《島》と《デルバー》と《悪鬼》とドロー無し。○○
土地がつまり気味で《尖塔のゴーレム》の前に攻めあぐねるが相手は土地を引きすぎて対抗手段がなく。《サイクロプス》2体を並べてガツンと殴って行ったら勝ち。
②《島》1と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。
《デルバー》と《尖塔のゴ―レム》で睨み合いになる。こちらの《サイクロプス》は《水流破》で落とされる。《デルバー》と《尖塔のゴーレム》で何度か殴り合って、最後は相手の《尖塔のゴーレム》1体を《シャドーの裂け目》でどかして2体の《デルバー》に《ストロボ》2枚を使って12点削って勝利。
《デルバー》と《尖塔のゴーレム》が入っていたり、除去も薄めだったり。良く解らんデッキでした。
Round2 赤単バーン①後手。土地とドローと《サイクロプス》。○××
《サイクロプス》の1体目は除去されるも2体目を追加。5T目にこれで16点。タフネス4が生きて除去されず。6T目に4点殴って勝利。
②《島》1とドロー。
土地が並ぶのが遅れて《サイクロプス》が間に合わず焼き切られる。
③土地無し。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。
《悪鬼》が《焼尽の猛火》にやられ《サイクロプス》も焼かれる。これで相手の攻め手も緩まったがこちらが土地を引きすぎてしまい全く攻められず。時間を与えてしまって焼かれて終わり。
Round3 緑単ランデスポスト①緑単ランデスポスト 先手。土地と《悪鬼》とドロー。○○
《島》を壊されつつも《悪鬼》で4Tキル。
②《ストロボ》3枚が邪魔でマリガン。島とドロー。
相手の《輪作》をきっちり《払拭》してうまうま。《サイクロプス》と《悪鬼》が《木化》されてしまうもさらに《サイクロプス》を追加。8T目に《シャドーの裂け目》、《ストロボ》、《ギタクシア》で攻撃。《濃霧》が飛んで来るも《鋭い痛み》で勝ち。
こういうローグデッキには負けないパワーがある。
Round4 黒単コントロール①後手。島無し。土地と《サイクロプス》2。××
除去で捌かれて《騒がしいネズミ》などでグダグダにされて負け。
②土地と《悪鬼》。
3T目に《払拭》を構えつつ《悪鬼》。4T目、《払拭》を構えつつ20点を狙いに行ったが《見栄え損ない》と《ゲスの評決》が飛んできて躱し切れず。後続もなく投了。
流石に投了は早かったけどもう苦しかった。
この間翻訳記事かいて愛着が湧いた黒単ですがやっぱり許さん。
結果2-2
んー勝ちきれない
#5686272
Round1 エルフ①後手。土地と《悪鬼》と《ストロボ》。○×○
《悪鬼》で3Tキル。
②《島》とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。
《ストロボ》が引けずに決められずにいると3T目に《ティタニアの僧侶/Priest of Titania(USG)》から大量展開。5T目に《ケアヴェクの火吹き》で即死。
③土地と除去。
嫌なエルフを除去していく。かなり1/1を並べられるが遅れて《サイクロプス》を引き当てる。相手の《ティタニアの僧侶》に《稲妻》を撃つと、これを守るために《巨森の蔦》を使ってくれて、《使徒の祝福》でブロックを躱しての《ストロボ》で一撃。
最後はかなりきわどかったはず。よく勝てたもんだ。
Round2 青単テンポ①先手。《島》1とドローと《サイクロプス》。×○×
《山》が引けずクリーチャーが手札に溜まって反撃できず。《デルバー》と《フェアリーの大群》に殴られて終わり。
②土地と除去。
土地多目の手札から《サイクロプス》を引き当てて6T目に《稲妻》、《海賊の魔除け》のパンプと合わせて残り18点をピッタリ削り切った。
③《山》と《広漠なる変幻地》と除去とドロー。
《広漠なる変幻地》で《島》を持ってくるはずが《山》を持ってくるという有りえないミス。山2枚でしばらく過ごす。除去などを撃ってなんとかしのいだが手札が溜まってディスカードモード。その後ようやく《島》を引き、《悪鬼》、《サイクロプス》と展開。しかしここぞという所で《呪文づまりのスプライト》につかまってしまい一撃が決められず。後は《骨断ち矛槍》の付いた《尖塔のゴーレム》や《デルバー》に殴られて削られて負け。
3戦目は相手の回りも悪かったし、《島》持ってきてればなぁああ
本当に悔やまれるミス。
Round3 青単テンポ①先手。土地とドロー。×○×
《フェアリーの大群》が2体展開されて《呪文づまりのスプライト》を構えられるパターン。成す術なく負け。
②《島》と《デルバー》とドロー。
序盤から《デルバー》で殴っていき。これをひたすら守り切って殴り切った。
③土地無し。《島》無し。土地と《デルバー》と《悪鬼》。
《デルバー》を出すが《蒸気の絡みつき》。相手はまた《フェアリーの大群》2体から《呪文づまりのスプライト》構え。それが忍術。こちらは手数が全く足りず土地を引きすぎたのもあって負け。
もうフリースペルとか無しにしようぜ
Round4 相手来なかった
結果1-2
これにてDE3連敗。なーんか青単テンポに負け続き。たまたまかな。
【MO】Pauper DE #5686175,#5686211,#5686225
2013年7月13日 対戦記録さて新シーズン。ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦です。
ちょっと違和感を感じて《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》2を《手練/Sleight of Hand》2へ変更
《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》は序盤に弱く後半に強いところがある。やはり序盤こそこのデッキの要と考えて万遍なく働く《手練/Sleight of Hand》を選択してみた。
《手練/Sleight of Hand》の効果は未だはっきりとは見えてこず。それでも序盤の安定には繋がっているかな?といったところ。今後も変える可能性のある枠です。
#5686175
Round1 白単レベルポスト①後手。《島》1とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。×○○
《未達への旅》でクリーチャーを捌かれてリクルートモードを止められず負け。ポストの揃いが早かったのが辛かった。
②島無し。土地と《悪鬼》と《ストロボ》と《使徒の祝福》。
《レイモス教の兵長》2体に《レイモス教の副長》と展開されるが、リクルートされる前に《悪鬼》で4Tキル。
③土地と《悪鬼》とドローと《ストロボ》。
相手の《果敢な隼/Defiant Falcon(NEM)》を除去。こちらは《デルバー》が吸い付いて2体展開。返しで《エイヴンの裂け目追い》。4T目に《使徒の祝福》を構えつつ《悪鬼》。返しでこれに《静寂の捕縛》がつくが5T目に《使徒の祝福》で外して《ストロボ》2枚で一撃。
1戦目を落とした時はどうなることかと思ったが、《静寂の捕縛》が《使徒の祝福》で簡単に対処でき、且つプロテクションでブロック回避も同時に行えるので相性は良いのかもしれない。
Round2 赤単ゴブリン①後手。土地5枚でマリガン。《島》1とドローと《悪鬼》。××
《悪鬼》が除去されて相手の攻め手が淀みなく負け。
②土地と除去。消耗戦になるも相手が息切れせず負け。
安定感あってゴブリン強いや。一番苦手かも
Round3 ウィー=ゼロックス①先手。土地と《悪鬼》2と《サイクロプス》と《ストロボ》。××
クリーチャーは並んだが呪文を引かず。先にコンボ決められて4Tキル。
②《広漠なる変幻地》1とドローと除去と《サイクロプス》。
《島》を1枚しか引かずに攻めあぐねて、クリーチャー並べられて負け。
先手取りつつも1本も取れず。土地がつまり気味だったのが敗因。
同型に負けるのが一番悔しい。温厚な私も床をおもっきし殴った
Round4 親和①後手。土地とドロー。×○×
2T目に《金属カエル》、《金属カエル》、《エイトグ》と回られて間に合わず。
②土地とドローと《水流破》。
相手が土地を引きすぎて《マイアの処罰者》を除去したところで息切れ。《サイクロプス》でガツンと殴って勝ち。
③《広漠なる変幻地》1とドローと《悪鬼》。
返しで勝ちという所で《水流破》をトップされて《悪鬼》が除去されてしまい負け。
結果1-3
3敗は堪えるなあ
ちょっと違和感を感じて《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》2を《手練/Sleight of Hand》2へ変更
《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》は序盤に弱く後半に強いところがある。やはり序盤こそこのデッキの要と考えて万遍なく働く《手練/Sleight of Hand》を選択してみた。
#5686211
Round1 赤単バーン①先手。《広漠なる変幻地》1と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。○××
《デルバー》に除去を使わせて遅れて出した《悪鬼》で一撃!
②土地とドローと除去。
返しで勝てそうだったが最後に《火炎破》を持たれていてぴったり削り切られる。
③《デルバー》と《島》と《サイクロプス》とドローと《払拭》。
相手に《灰の殉教者/Martyr of Ashes(CSP)》を出される。《サイクロプス》を2体展開するもクリーチャーを引きすぎて殴れず。《灰の殉教者》が怖くて展開も出来ず。相手に時間を与えたら火力がたっぷり飛んできて負け。
3戦目は特に残念。もっとせめて行くしかなかったか。
Round2 青単パーミッション①先手。土地と《デルバー》と《悪鬼》。○×○
《デルバー》2体から展開。1体は《流砂》に飲ませて《払拭》を構えつつ《悪鬼》を展開。相手は展開が無くひたすら構えるのみ。《悪鬼》が1度《撤廃》されるもすぐに出し直して攻撃が通って勝ち。
②土地無し。土地無し。《島》と《デルバー》。
《デルバー》でしばし殴るも《撤廃》されてからカウンターされてその後《除外》で相手のペースに。《サイクロプス》も《除外》されてアドバンテージ差がついて負け。
③《島》と《悪鬼》とドロー。
《デルバー》で攻めるも《尖塔のゴーレム》を出されて攻撃が止まる。《サイクロプス》も《流砂》2枚に飲まれ、《熟慮》などでアドバンテージを獲られていく。しかし相手との土地枚数の差で最終的にこちらの《サイクロプス》1体が生き残る場に。これで殴って何とか勝利。21ターンかかる長い戦いだった。
自分が生まれて初めて作ったコンセプトデッキってのがパーミッションだったんですが、やっぱり相手にしていて楽しいもんじゃないですね
Round3 赤単バーン①後手。土地と《デルバー》とドロー。○×○
相手は執拗に本体を狙ってきたが《サイクロプス》の1撃が間に合って5Tキル。《火炎破》を《使徒の祝福》で躱しての一撃。
②島とドローと除去。
《悪鬼》を除去されトップ勝負になるがデッキの半分以上の土地を引いてしまっては無理。
③土地と《悪鬼》と除去。
3T目に《払拭》構えで《悪鬼》。これで《よろめきショック》を弾いて4T目に《ストロボ》を引いて一撃。
3戦目は相手が重い除去しか持っていなかったのがラッキーでした。
Round4 青黒《粗石の魔道士》コン
《死せざる邪悪》と《熟考漂い》、《髑髏の占い師》、《騒がしいネズミ》などでアドバンテージを獲ってくるデッキ①後手。土地無し。《島》とドローと《サイクロプス》。○×○
相手の土地がつまり気味で除去を躱し、《サイクロプス》と《悪鬼》を展開してじっくり手札が整うのを待ってから一撃。
②島無し。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》と除去。
除去で捌かれた後、《粗石の魔道士》で《処刑人の薬包》まで構えられて成す術なし。
③島無し。《広漠なる変幻地》1と《デルバー》と《悪鬼》。
まず《デルバー》が除去られるが《悪鬼》を展開。返しの《悪魔の布告》を《払拭》。4T目には呪文が足りず4点殴って2体目の《悪鬼》を展開。返しで《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》が出てくる。5T目、《ギタクシア》で覗くと《粗石の魔道士》以外は全て土地の酷いハンド。《悪鬼》2体にそれぞれ《ストロボ》を唱えて一撃!
青黒の割に除去が薄いデッキなのでそこまで辛くなかったかも。運が良かっただけかな?
結果3-1
なんだか比較的珍しいデッキにばかり当たりました。
#5686225
Round1 青赤ポスト①後手。土地とドローとコンボパーツ。除去でキッチリ捌かれて成す術無し。×○○
②島無し。土地と《悪鬼》。
《悪鬼》2体を展開。1体は即除去されるが2体目が生き残る。除去を引かれずこれで一撃。
③土地とドロー。相手はダブルマリガン。
相手に《炎の斬りつけ》を3枚を引かれる。5T目に《サイクロプス》で返しに《炎の斬りつけ》2枚を躱し、6T目に一撃。
苦手な相手でしたが運が味方してくれました。しかし《サイクロプス》のタフネス4も《炎の斬りつけ》4枚積みには苦しめられますね。
Round2 青単ポストストーム①後手。土地と《悪鬼》とドロー。○×○
2T目に《海賊の魔除け》を撃つと《断絶》を捨ててくれる。これで3T目に《悪鬼》を展開して4Tキル。
②土地無し。島無し。《山》1と《悪鬼》でキープ。
《水流破》3枚でクリーチャーを除去されて《記憶の壁》と《幽霊のゆらめき》のループモードに入って投了。
③土地と《サイクロプス》。
《サイクロプス》は《水流破》2枚で落とされるが《デルバー》2体が殴っていく。相手は《消灯》を撃って時間稼ぎ。しかし土地を引きすぎたようで大した行動をとってこない。相手の《記憶の壁》を《紅蓮破》しておけたのも大きい。その後《悪鬼》が着地。これで殴ると《微光地》2枚に《幽霊のゆらめき》で10点ゲインされたが焼け石に水。それを上回るダメージで一撃。
《幽霊のゆらめき》はアカンなあ
Round3 青単ポストストーム①後手。土地と《デルバー》。○×○
相手は謎の《微光地》1枚キープで土地が伸びず。こちらは3T目に《サイクロプス》を展開。これで殴って勝ち。
②《島》とドローと《悪鬼》。
《断絶》2枚で《悪鬼》を退けられて6T目にストームからロックに入って投了。
③土地とドローと《使徒の祝福》。
ちょっと土地を引きすぎるも《クリーチャー》を確保。それらをどんどん展開していくが《消灯》や《断絶》で何度も戻される。11T目に相手が、《探険の地図》プレイから《孤立した砂州》を持ってきてサイクリング、さらに《熟考漂い》を《幽霊のゆらめき》してから《水流破》を引いて《サイクロプス》を除去してくる。これで相手はフルタップ。返しに《悪鬼》が攻撃のチャンスを得る。ここに呪文を6個唱えて19点で勝ち。
3戦目は粘られたがコンボにつなげられずに済んでよかった。
Round4 親和①後手。島無し。土地無し。島無しでトリプルマリガン。×○○
《サイクロプス》を展開して返しで勝てる手札であったが《エイトグ》の攻撃を受け切れず、惜しくも負け。
②土地とドローと《サイクロプス》。
相手に除去を引かれず。《エイトグ》の攻撃は《デルバー》でチャンプして《サイクロプス》で4Tキル。
③土地と《悪鬼》と除去。
2T目に《悪鬼》を展開するが《感電破》。返しで《マイアの処罰者》が出てくるがこちらも《炎の斬りつけ》で除去。その後《デルバー》を展開して殴っていく。相手は《破滅の刃》を持っていたがこれを撃ってこず。こちらは2枚目の《悪鬼》を手札に温存。その後3枚目と《使徒の祝福》を引く。相手に《エイトグ》を出され、これで殴られるが《悪鬼》でチャンプ。返しにブロッカーの《金属ガエル》と《《皮剥ぎの鞘》のトークンを除去しつつ攻撃。対応して飛んできた《破滅の刃》を《使徒の祝福》で躱して勝利。
結果4-0!やったね!
全マッチ後手スタート。しかも必ず1本は取られるという厳しいイベントでしたが運良く優勝できてしまいました。
比較的トップメタのデッキ達に勝つことが出来たので満足
《手練/Sleight of Hand》の効果は未だはっきりとは見えてこず。それでも序盤の安定には繋がっているかな?といったところ。今後も変える可能性のある枠です。
今回は、Pauperの黒単ネズミデッキ、Ratsのお話です。
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Don’t Call It A Comeback: Rats In Pauper
ALEX ULLMAN
7/04/13
(http://www.starcitygames.com/article/26453_Dont-Call-It-A-Comeback-Rats-In-Pauper.html)
黒単コントロールは多くのローグデッキビルダーにとっての聖杯だ。どのセットのリリースも、「黒単コントロールが帰ってきた!」という飽き飽きした叫びをもたらす。このデッキはたまに1週間、あるいは2週間ほど姿を現して。現在も「沼」を使ったコントロールデッキは存在している、というのは《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》を数えるからだ。でもこの歓喜の叫びはリリースからすぐに忌まわしい悲鳴に変わるんだ、黒コンってのはもう滅多に存在しないんだから。
Pauperを除いてはな。
コモンの世界では、黒単コントロールは始めっから使われ続けている。もし君が強力なるコモンの歴史とともに沼地の中でプレイしたいっていうんなら、Pauperをやれ。僕は以前にもこのサイトで黒コンのコンセプトについて説明したけど(http://www.starcitygames.com/article/22144_Mono-Black-In-Pauper.html)、ここでは手短に復習する。
Pauperは大いにクリーチャー依存の(既存のコンボデッキもクリーチャーを利用している)フォーマットだ。だから黒の除去の性質は優秀なものになる。手ごろなパワー(少なくとも2)を持った鬱陶しいクリーチャーもいるから、黒いデッキは相手に脅威を叩きつけながら苦しめてやることが出来る。こういった側面は《血の署名/Sign in Blood(M13)》のドローと合わさってまとまったデッキを形作る。
黒単コントロールはPauperでは煮詰まった存在ではなかった。その初期段階では、《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》、《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》、そして《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》で地上を固めて1,2枚の巨大な《堕落/Corrupt(USG)》でゲームを決めていた。ここでのカギとなる呪文は、クリーチャーを除去しつつライフゲインで1,2回の攻撃をなかったことにする《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》だった。このテンポのあるゲインは相当に良くて、ゴブリンは《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》/《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》(こいつらでライフゲインを阻止できる)に大きく傾倒するようになって最高のアグレッシブデッキになった。それ以来、Pauperは素早いフォーマットになって6マナの《堕落/Corrupt(USG)》に頼ることはもはや有効な戦略ではなくなってしまった。
黒単コントロールは、すべての偉大なるものがそうするように、しばらく地下に潜って、滑らかで洗練されたデッキとして戻って来た。《堕落/Corrupt(USG)》のようなゲームエンドは過去の物;今や《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキの領分だ。代わりに黒単コントロールはネズミ、手札破壊、そして除去を使い続けた。それはより早く、より強く、より優れている。僕の好みの武器はこんなのさ
《死の重み/Dead Weight(ISD)》は《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》と比べて変わった選択に見えるかもしれないが、いくつかの明確な利点がある。《払拭/Dispel(WWK)》はそれなりにプレイされているし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》や《エイトグ/Atog(MRD)》やパンプアップできる能力だけを持っているクリーチャーをやっつけることが出来る。他のクリーチャーから牙を抜くことに使っても、ネズミで討ち取ることが出来るようになるだろう。
《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》は大体の場合は”より悪い”《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》かもしれないが、Pauperの大体のクリーチャーは熊と変わらない。《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》は戦闘時の計算に干渉して2(かそれ以上)対1交換をやってのける。とりわけ、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》の群れを除去することも出来る。こいつは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》のゲームプランを思いっきり落ち込ませるね。的確な枚数は2枚、今や大量のゴブリントークンが闊歩してるわけじゃないからね。《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は対象をとりづらいデメリットを上手く回避している。《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》や《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》や何か除去しづらいクリーチャーを好むデッキを《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は気にしない。他の除去と組み合わせれば狙ったクリーチャーを確実に除去することは難しくない。
最後は《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》、別名Pauper最高の《神の怒り/Wrath of God》だ。このカードは今のところ良い位置にいて、両方のコンボデッキに対応するとき(《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》とエルフだ)独力でそれらのコンボピースを取り除いてくれる。《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》はX呪文にアクセスできるという知識によってゲームを作り上げることも出来る。今や、1/1や2/2達で全てのダメージを削る必要は無く、代わりに相手のライフを小さく齧りとったら十分な量の《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の能力を起動して勝つことが出来る。
1つ《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》に関して覚えておくべきインターフェイス上のトリックがある。不死や頑強を持っているか、トークンを残すようなクリーチャーを相手にするとき”Ctrl”キーを押したまま《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の能力を起動することだ―これで優先権は保たれる。まず最初の起動で後に残る奴らを倒すのに十分なだけ起動して、次に現在盤面にある奴らを倒すのに十分なだけ払えばいい。
例えば、《若き狼/Young Wolf(DKA)》を倒すとき、最初に2で起動して次に1で起動するんだ。《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》だったらこれと逆になるね。
残りは何かな?《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は両方とも完璧に妥当な回答だが、いくつか重要な制限があるね。黒いデッキはメタゲームにおいて全くいないわけではないし、仕事のできない呪文には枠を割く価値が無い。《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は居場所を見つけられるかもしれないがメタゲームの変化に大いに依存している。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》と《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》の組み合わせが主な攻撃的戦略だから、対象をとる除去に頼るのはリスキーなんだ(それでも《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は後に書くように堅実なサイドボード要員になってくれる)。
《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》には誰も驚かないはずだ―こいつらはフォーマット中でも最高の3マナ圏だろう。両クリーチャーの存在は別のゲームを作り出す;両方とも使えるなら君はどっちを使う?
たまには答えが簡単な時もある。カードが引きたい?《憤怒鬼》を唱えよう。ライフが1点しかない?じゃあ《ネズミ》だ。大体において事態はもっと複雑だ。親和と対戦していて、概ね安全な15点のライフがあるとしよう。対戦相手は《金属ガエル/Frogmite(MRD)》を2体と《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》を展開してきて残る手札は2枚だ(それといくつかのマナソースだね)、そして君はこのターン土地を置いて5枚の《沼》が場に出ている。君の手札には《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》がいる。このような状況を考えると、僕は殆ど疑いなく《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》を繰り出すね。可能性があるのは(それが空っぽでなければ)相手の手札が両方とも《感電破/Galvanic Blast(SOM)》の場合で、君は除去を引かなければならない状態にある。
《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》は、絶対にドローをさせたくない時に遥かに効果的だ。上記の例を見てみて、親和の青マナ源が全部使われているとしよう。抱えてる2枚のカードは《物読み/Thoughtcast(MRD)》と他の何かだ。ドローをさせなければ、実質《物読み/Thoughtcast(MRD)》は1枚ドローになる。
確固たるルールはないけれど、僕の方針はトップデッキが君をやっつけ得るなら《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》を唱えようってことだ。もし君がトップデッキを必要としているか、状況を改善したいなら《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》にしよう。例外は常に存在するし、どちらを唱えるのかを決める最高の方法はカーネギー・ホールで公演するようなものさ:練習、練習、練習だ。
《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》と《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》を分けているのは奇妙に見えるかもしれないけど、これが上手くいってるんだ。《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》は防止帯[訳注:車に速度出させないための出っ張ったアレ]でありながら確実に何かを落としていくから序盤により強い。《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》はゲームが進んで他の手札破壊と組み合わせて使えるときにより評価が上がる。《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》は対戦相手に手札を失うかもしれないという恐怖を与えて、抱えておきたいカードを使わせるように強いるんだ。
《強迫/Duress(USG)》の話をすると、2枚というのは少なく見えるかもしれないが、このカードは入れ過ぎるとむしろ効果を発揮しにくくなるんだ。フォーマットにおける最高のコンボデッキはクリーチャーで動いていて(すでにかなり対策しているものだ)、コントロールはそれほど普及していない。しかしながら、相手が何を持っているか知りたいときや、ゲームを決め得るカードを落としたいときがある。メインに2枚の《強迫/Duress(USG)》を積んでサイドに1枚を分けるのが正解さ。《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》は打撃力を低下させてくれる―毎ターンの《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》(そして更なる手札破壊や追加ドロー)は素晴らしいし骨が折れるだろうさ。
最後はマナだ。もちろん、《沼》を使うのは明らかだが、《やせた原野/Barren Moor(ONS)》/《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire(USG)》の枚数が論点だ。《やせた原野/Barren Moor(ONS)》はサイクリングしたい(したがって場に出にくい)カードであり、オンスロートランドは低コストでサイクリング出来るから《ぬかるみ》より《原野》を多く入れるのが理に適っている。そのことから、まず場に出すのは《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire(USG)》からだ。君が6枚の土地を出しているなら、土地をサイクリングし始めて間違いないだろう。
このデッキは、少なくとも1戦目は以前の黒単のスタイルとは大きく異なったプレイをする。《堕落/Corrupt(USG)》によるゲームエンドに向けた組み立てではなく、2/2達と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の組み合わせに頼っている。《堕落/Corrupt(USG)》と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》での大きな違いはライフで、前者はライフが1以上あればいいが、《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の場合はライフを出来るだけ多く保っている必要がある。終盤に《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》を引くことは君に必要な奇跡かもしれないね。ただし《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》と違ってこっちは痛いぜ。
Ratsの別の勝ち筋は、最終的に2/2を生き残らせることだ―《発掘/Unearth(ULG)》が光るところだね。君の《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》が最後に生き残るクリーチャーになることが確信できるまで、ミニ《ゾンビ化/Zombify(ODY)》を抱えておくのは多くの場合正解だ。他には、《発掘/Unearth(ULG)》でカードを引くか、《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》の大量手札破壊に使うかを見極めることがあるだろうね。
除去の順位付けもこのデッキを使う上で重要な点だ。ゲームの序盤ではユーティリティ・クリーチャーを狙い撃つことがはるかに重要。ゲームが進行するにつれて攻撃的な脅威を排除したくなってくる。この例外は《エイトグ/Atog(MRD)》で、瞬きする間に「ふーん、そう」から「やっべえ」ことになるから見たら即殺そう。僕はこんな風に優先的に除去をつかっている:まずは《死の重み/Dead Weight(ISD)》で次に《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》。《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は確実に殺したいもののために取っておく。
これら全ての教訓は1戦目で重要だ。なぜならサイドボードがこのデッキの傑作だからね。いくつかの重要なインとアウトによってこのデッキは、保守的なタップアウト黒単も含めた様々なオプションに変身することが出来る。サイドボーディングのプランを提示するより、僕はAdrian Sullivan(Brian KowalとGerry Thompsonを真似ている人)のような人を真似して、違ったカードをプレイしてることについて議論してみるつもりだ。
《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》は対戦相手へのショック効果がついたステキな《石の雨/Stone Rain(MMQ)》だね。「沼でない」って部分は《雲上の座/Cloudpost(MRD)》や《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》のようなカードを相手にするとき大体意味の無いテキストだ。もし1マナ以上のマナを生み出す土地が入ったデッキならサイドインしよう。ギルド門に大きく依存して見えるデッキもテンポの面からこれを入れるかもしれない。
以前のフィニッシャーだった《堕落/Corrupt(USG)》は、強硬手段をとる必要があるなら加わることになるだろう。大体はミラーマッチと打消し呪文を使っていないコントロール相手に対して、《堕落/Corrupt(USG)》はゲームの決め手になる。これがデッキに入ることで、十分デカい《堕落/Corrupt(USG)》を解決して、勝利するか、Rob Castellonが力ずくで振り落とさなきゃいけないくらいしっかりと運転席に座るまで生き延びるっていうゲームプランになる。
メインの2枚に加えて3枚目の《強迫/Duress(USG)》を入れるのは、どうしても序盤にその内の1枚を引きたいときだ。ほとんどの場合これは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》コンボと対戦するときだが、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》デッキとやるときでも、重要な呪文を落としながら手札の情報が得られるから良く使える。《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》も同じような役割を果たしていて、これら2種類のカードは一緒に入ることが多い。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキと対戦するとき、《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》マシンが4ターン目に起動すれば詰むことが出来るだろう。
《殺し/Snuff Out(MMQ)》、《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》、《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》そして《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》はどれも特定の相手に対してデッキを整えてくれる。超アグレッシブなデッキに対してもっと時間が欲しい?《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》と《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》を入れよう。何にも関係なく誰かを殺したい?《殺し/Snuff Out(MMQ)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》を入れるのが良いだろう。これらのカードの存在は、除去一式のダイアルを調整できるようにしてくれる―誰に対しても良く効く呪文がメインに入っている。ここの呪文は三振かホームランなんだ―勝利への長い道のりを歩むか足止めをするかだね。
最後に、サイドボードで僕一番のお気に入りは《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》だ。このトロールはそんなに見かけないかもしれないが、テンポとカードアドバンテージの源なんだ。クリーチャーが重要なフォーマットで、1枚で2体分の価値があるってのはデカい。僕の不死クリーチャーへの愛は知るところだろうが、そのおじいちゃんに当たる頑強だって悪くはないさ。2/2萎縮と1/1萎縮が(複数ターンでの分割とはいえ)たった3マナで得られるのは素晴らしい。萎縮は、フォーマットがほとんどクリーチャーによって決められているならとても強い能力だ。ブロックして《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》や《エイトグ/Atog(MRD)》と確実に交換できるのは現在のPauper環境の鍵となる。だから《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》は足の生えた《死の重み/Dead Weight(ISD)》のように振舞うのさ。2人目がすぐに戻ってくるのもイカしてるよ。コイツはこのデッキの宿敵と交換するという偉大な仕事をやってのける:《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》だ。最後に、単にスゴく良いアタッカーにもなるね。
上記のように、これはRatsの構築の内の1つでしかない。沢山のデイリー・イベントの結果に目を通せば、この75枚に含まれていない、他に良く使われているカードに気づくだろう。ここからはいくつかの別の選択肢の話だ:
《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》は素晴らしい対アグロツールだ。《破滅小径の悪党/Bane Alley Blackguard(DGM)》の体があって疑似《投火師/Fireslinger(TMP)》能力を持つこの魔女は、X/1達を撃退するのに素晴らしい仕事をしてくれる。問題なのは欠点の方で、君のクリーチャーが全部X/2かそれより小さいときかなり問題になる。《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》は似たような役割を果たすしゲームを決めるときにはより良い仕事をしてくれるよ。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》はなかなかの要素だが、このデッキは既に3マナ域が詰まっている。《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》は2マナで同じ効果を発揮するので、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》や《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がコモンにいる以上は《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》を優先する価値は無い。
《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》は”無料”で対象を選ばない素晴らしい追加候補かもしれない。ゲームの中盤と終盤で《発掘/Unearth(ULG)》を使いたいことを考えると、このデッキでは”無料”のコストはすこし高めかな。2枚目の《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》を1枚の《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》に変えてすぐに試してみよう。
《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》はながーく退屈なマッチでのサイドボードカードとしては大好きだ。ここではちょっと場違いに見えるね。他の長期戦が好みの黒デッキと違って、Ratsは《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》と《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》で扉をバタンと閉めときたいんだ。《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》はこのプランと正反対って訳じゃないから、76枚目か77枚目にはなるかもね。
もう君は手に入れた:Pauperでもっとも辛抱強く、かつ可愛らしいアーキタイプの最新版だ。除去呪文の性質から、《沼》は世の中のコモンでもかなり良い位置に付けている。でも帰って来たなんて言わせない―黒コントロールはそもそも消えたことなんてないんだから。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》はなかなかの選択に見えますね。ホントに使われてないのが不思議なくらい。僕自身、黒単は対戦したことはあれ回したことはなく、読んでいて結構新しい発見がありました。月並みですが、黒単にもいろいろあるんだなあという感想です。
実は黒はコモンに3マナの土地破壊が最も多い色なのでポストが増えるメタだとかなり強いんですよね。他のデッキには割と有利が付くし、本当にしぶとくて、居なくなることのないデッキです。正にRatsということか
拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Don’t Call It A Comeback: Rats In Pauper
ALEX ULLMAN
7/04/13
(http://www.starcitygames.com/article/26453_Dont-Call-It-A-Comeback-Rats-In-Pauper.html)
黒単コントロールは多くのローグデッキビルダーにとっての聖杯だ。どのセットのリリースも、「黒単コントロールが帰ってきた!」という飽き飽きした叫びをもたらす。このデッキはたまに1週間、あるいは2週間ほど姿を現して。現在も「沼」を使ったコントロールデッキは存在している、というのは《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》を数えるからだ。でもこの歓喜の叫びはリリースからすぐに忌まわしい悲鳴に変わるんだ、黒コンってのはもう滅多に存在しないんだから。
Pauperを除いてはな。
コモンの世界では、黒単コントロールは始めっから使われ続けている。もし君が強力なるコモンの歴史とともに沼地の中でプレイしたいっていうんなら、Pauperをやれ。僕は以前にもこのサイトで黒コンのコンセプトについて説明したけど(http://www.starcitygames.com/article/22144_Mono-Black-In-Pauper.html)、ここでは手短に復習する。
Pauperは大いにクリーチャー依存の(既存のコンボデッキもクリーチャーを利用している)フォーマットだ。だから黒の除去の性質は優秀なものになる。手ごろなパワー(少なくとも2)を持った鬱陶しいクリーチャーもいるから、黒いデッキは相手に脅威を叩きつけながら苦しめてやることが出来る。こういった側面は《血の署名/Sign in Blood(M13)》のドローと合わさってまとまったデッキを形作る。
黒単コントロールはPauperでは煮詰まった存在ではなかった。その初期段階では、《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》、《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》、そして《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》で地上を固めて1,2枚の巨大な《堕落/Corrupt(USG)》でゲームを決めていた。ここでのカギとなる呪文は、クリーチャーを除去しつつライフゲインで1,2回の攻撃をなかったことにする《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》だった。このテンポのあるゲインは相当に良くて、ゴブリンは《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》/《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》(こいつらでライフゲインを阻止できる)に大きく傾倒するようになって最高のアグレッシブデッキになった。それ以来、Pauperは素早いフォーマットになって6マナの《堕落/Corrupt(USG)》に頼ることはもはや有効な戦略ではなくなってしまった。
黒単コントロールは、すべての偉大なるものがそうするように、しばらく地下に潜って、滑らかで洗練されたデッキとして戻って来た。《堕落/Corrupt(USG)》のようなゲームエンドは過去の物;今や《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキの領分だ。代わりに黒単コントロールはネズミ、手札破壊、そして除去を使い続けた。それはより早く、より強く、より優れている。僕の好みの武器はこんなのさ
Rats
Sneakattackkid
1st Place at Magic Online Daily Event on 6/9/2013
Creatures (19)
3 《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
3 《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》
2 《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
3 《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》
Lands (23)
17 《沼/Swamp》
4 《やせた原野/Barren Moor(ONS)》
2 《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire(USG)》
Spells (18)
3 《死の重み/Dead Weight(ISD)》
2 《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》
4 《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》
2 《強迫/Duress(USG)》
4 《血の署名/Sign in Blood(M13)》
3 《発掘/Unearth(ULG)》
Sideboard
1 《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》
2 《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》
1 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
1 《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》
2 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
1 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
4 《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》
2 《堕落/Corrupt(USG)》
1 《強迫/Duress(USG)》
《死の重み/Dead Weight(ISD)》は《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》と比べて変わった選択に見えるかもしれないが、いくつかの明確な利点がある。《払拭/Dispel(WWK)》はそれなりにプレイされているし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》や《エイトグ/Atog(MRD)》やパンプアップできる能力だけを持っているクリーチャーをやっつけることが出来る。他のクリーチャーから牙を抜くことに使っても、ネズミで討ち取ることが出来るようになるだろう。
《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》は大体の場合は”より悪い”《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》かもしれないが、Pauperの大体のクリーチャーは熊と変わらない。《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》は戦闘時の計算に干渉して2(かそれ以上)対1交換をやってのける。とりわけ、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》の群れを除去することも出来る。こいつは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》のゲームプランを思いっきり落ち込ませるね。的確な枚数は2枚、今や大量のゴブリントークンが闊歩してるわけじゃないからね。《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は対象をとりづらいデメリットを上手く回避している。《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》や《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》や何か除去しづらいクリーチャーを好むデッキを《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は気にしない。他の除去と組み合わせれば狙ったクリーチャーを確実に除去することは難しくない。
最後は《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》、別名Pauper最高の《神の怒り/Wrath of God》だ。このカードは今のところ良い位置にいて、両方のコンボデッキに対応するとき(《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》とエルフだ)独力でそれらのコンボピースを取り除いてくれる。《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》はX呪文にアクセスできるという知識によってゲームを作り上げることも出来る。今や、1/1や2/2達で全てのダメージを削る必要は無く、代わりに相手のライフを小さく齧りとったら十分な量の《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の能力を起動して勝つことが出来る。
1つ《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》に関して覚えておくべきインターフェイス上のトリックがある。不死や頑強を持っているか、トークンを残すようなクリーチャーを相手にするとき”Ctrl”キーを押したまま《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の能力を起動することだ―これで優先権は保たれる。まず最初の起動で後に残る奴らを倒すのに十分なだけ起動して、次に現在盤面にある奴らを倒すのに十分なだけ払えばいい。
例えば、《若き狼/Young Wolf(DKA)》を倒すとき、最初に2で起動して次に1で起動するんだ。《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》だったらこれと逆になるね。
残りは何かな?《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は両方とも完璧に妥当な回答だが、いくつか重要な制限があるね。黒いデッキはメタゲームにおいて全くいないわけではないし、仕事のできない呪文には枠を割く価値が無い。《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は居場所を見つけられるかもしれないがメタゲームの変化に大いに依存している。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》と《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》の組み合わせが主な攻撃的戦略だから、対象をとる除去に頼るのはリスキーなんだ(それでも《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》は後に書くように堅実なサイドボード要員になってくれる)。
《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》には誰も驚かないはずだ―こいつらはフォーマット中でも最高の3マナ圏だろう。両クリーチャーの存在は別のゲームを作り出す;両方とも使えるなら君はどっちを使う?
たまには答えが簡単な時もある。カードが引きたい?《憤怒鬼》を唱えよう。ライフが1点しかない?じゃあ《ネズミ》だ。大体において事態はもっと複雑だ。親和と対戦していて、概ね安全な15点のライフがあるとしよう。対戦相手は《金属ガエル/Frogmite(MRD)》を2体と《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》を展開してきて残る手札は2枚だ(それといくつかのマナソースだね)、そして君はこのターン土地を置いて5枚の《沼》が場に出ている。君の手札には《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》がいる。このような状況を考えると、僕は殆ど疑いなく《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》を繰り出すね。可能性があるのは(それが空っぽでなければ)相手の手札が両方とも《感電破/Galvanic Blast(SOM)》の場合で、君は除去を引かなければならない状態にある。
《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》は、絶対にドローをさせたくない時に遥かに効果的だ。上記の例を見てみて、親和の青マナ源が全部使われているとしよう。抱えてる2枚のカードは《物読み/Thoughtcast(MRD)》と他の何かだ。ドローをさせなければ、実質《物読み/Thoughtcast(MRD)》は1枚ドローになる。
確固たるルールはないけれど、僕の方針はトップデッキが君をやっつけ得るなら《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》を唱えようってことだ。もし君がトップデッキを必要としているか、状況を改善したいなら《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》にしよう。例外は常に存在するし、どちらを唱えるのかを決める最高の方法はカーネギー・ホールで公演するようなものさ:練習、練習、練習だ。
《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》と《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》を分けているのは奇妙に見えるかもしれないけど、これが上手くいってるんだ。《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》は防止帯[訳注:車に速度出させないための出っ張ったアレ]でありながら確実に何かを落としていくから序盤により強い。《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》はゲームが進んで他の手札破壊と組み合わせて使えるときにより評価が上がる。《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》は対戦相手に手札を失うかもしれないという恐怖を与えて、抱えておきたいカードを使わせるように強いるんだ。
《強迫/Duress(USG)》の話をすると、2枚というのは少なく見えるかもしれないが、このカードは入れ過ぎるとむしろ効果を発揮しにくくなるんだ。フォーマットにおける最高のコンボデッキはクリーチャーで動いていて(すでにかなり対策しているものだ)、コントロールはそれほど普及していない。しかしながら、相手が何を持っているか知りたいときや、ゲームを決め得るカードを落としたいときがある。メインに2枚の《強迫/Duress(USG)》を積んでサイドに1枚を分けるのが正解さ。《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》は打撃力を低下させてくれる―毎ターンの《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》(そして更なる手札破壊や追加ドロー)は素晴らしいし骨が折れるだろうさ。
最後はマナだ。もちろん、《沼》を使うのは明らかだが、《やせた原野/Barren Moor(ONS)》/《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire(USG)》の枚数が論点だ。《やせた原野/Barren Moor(ONS)》はサイクリングしたい(したがって場に出にくい)カードであり、オンスロートランドは低コストでサイクリング出来るから《ぬかるみ》より《原野》を多く入れるのが理に適っている。そのことから、まず場に出すのは《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire(USG)》からだ。君が6枚の土地を出しているなら、土地をサイクリングし始めて間違いないだろう。
このデッキは、少なくとも1戦目は以前の黒単のスタイルとは大きく異なったプレイをする。《堕落/Corrupt(USG)》によるゲームエンドに向けた組み立てではなく、2/2達と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の組み合わせに頼っている。《堕落/Corrupt(USG)》と《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》での大きな違いはライフで、前者はライフが1以上あればいいが、《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》の場合はライフを出来るだけ多く保っている必要がある。終盤に《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》を引くことは君に必要な奇跡かもしれないね。ただし《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》と違ってこっちは痛いぜ。
Ratsの別の勝ち筋は、最終的に2/2を生き残らせることだ―《発掘/Unearth(ULG)》が光るところだね。君の《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》が最後に生き残るクリーチャーになることが確信できるまで、ミニ《ゾンビ化/Zombify(ODY)》を抱えておくのは多くの場合正解だ。他には、《発掘/Unearth(ULG)》でカードを引くか、《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》の大量手札破壊に使うかを見極めることがあるだろうね。
除去の順位付けもこのデッキを使う上で重要な点だ。ゲームの序盤ではユーティリティ・クリーチャーを狙い撃つことがはるかに重要。ゲームが進行するにつれて攻撃的な脅威を排除したくなってくる。この例外は《エイトグ/Atog(MRD)》で、瞬きする間に「ふーん、そう」から「やっべえ」ことになるから見たら即殺そう。僕はこんな風に優先的に除去をつかっている:まずは《死の重み/Dead Weight(ISD)》で次に《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》。《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》は確実に殺したいもののために取っておく。
これら全ての教訓は1戦目で重要だ。なぜならサイドボードがこのデッキの傑作だからね。いくつかの重要なインとアウトによってこのデッキは、保守的なタップアウト黒単も含めた様々なオプションに変身することが出来る。サイドボーディングのプランを提示するより、僕はAdrian Sullivan(Brian KowalとGerry Thompsonを真似ている人)のような人を真似して、違ったカードをプレイしてることについて議論してみるつもりだ。
《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》は対戦相手へのショック効果がついたステキな《石の雨/Stone Rain(MMQ)》だね。「沼でない」って部分は《雲上の座/Cloudpost(MRD)》や《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》のようなカードを相手にするとき大体意味の無いテキストだ。もし1マナ以上のマナを生み出す土地が入ったデッキならサイドインしよう。ギルド門に大きく依存して見えるデッキもテンポの面からこれを入れるかもしれない。
以前のフィニッシャーだった《堕落/Corrupt(USG)》は、強硬手段をとる必要があるなら加わることになるだろう。大体はミラーマッチと打消し呪文を使っていないコントロール相手に対して、《堕落/Corrupt(USG)》はゲームの決め手になる。これがデッキに入ることで、十分デカい《堕落/Corrupt(USG)》を解決して、勝利するか、Rob Castellonが力ずくで振り落とさなきゃいけないくらいしっかりと運転席に座るまで生き延びるっていうゲームプランになる。
メインの2枚に加えて3枚目の《強迫/Duress(USG)》を入れるのは、どうしても序盤にその内の1枚を引きたいときだ。ほとんどの場合これは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》コンボと対戦するときだが、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》デッキとやるときでも、重要な呪文を落としながら手札の情報が得られるから良く使える。《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》も同じような役割を果たしていて、これら2種類のカードは一緒に入ることが多い。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキと対戦するとき、《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》マシンが4ターン目に起動すれば詰むことが出来るだろう。
《殺し/Snuff Out(MMQ)》、《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》、《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》そして《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》はどれも特定の相手に対してデッキを整えてくれる。超アグレッシブなデッキに対してもっと時間が欲しい?《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》と《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》を入れよう。何にも関係なく誰かを殺したい?《殺し/Snuff Out(MMQ)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》を入れるのが良いだろう。これらのカードの存在は、除去一式のダイアルを調整できるようにしてくれる―誰に対しても良く効く呪文がメインに入っている。ここの呪文は三振かホームランなんだ―勝利への長い道のりを歩むか足止めをするかだね。
最後に、サイドボードで僕一番のお気に入りは《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》だ。このトロールはそんなに見かけないかもしれないが、テンポとカードアドバンテージの源なんだ。クリーチャーが重要なフォーマットで、1枚で2体分の価値があるってのはデカい。僕の不死クリーチャーへの愛は知るところだろうが、そのおじいちゃんに当たる頑強だって悪くはないさ。2/2萎縮と1/1萎縮が(複数ターンでの分割とはいえ)たった3マナで得られるのは素晴らしい。萎縮は、フォーマットがほとんどクリーチャーによって決められているならとても強い能力だ。ブロックして《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》や《エイトグ/Atog(MRD)》と確実に交換できるのは現在のPauper環境の鍵となる。だから《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》は足の生えた《死の重み/Dead Weight(ISD)》のように振舞うのさ。2人目がすぐに戻ってくるのもイカしてるよ。コイツはこのデッキの宿敵と交換するという偉大な仕事をやってのける:《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》だ。最後に、単にスゴく良いアタッカーにもなるね。
上記のように、これはRatsの構築の内の1つでしかない。沢山のデイリー・イベントの結果に目を通せば、この75枚に含まれていない、他に良く使われているカードに気づくだろう。ここからはいくつかの別の選択肢の話だ:
《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》は素晴らしい対アグロツールだ。《破滅小径の悪党/Bane Alley Blackguard(DGM)》の体があって疑似《投火師/Fireslinger(TMP)》能力を持つこの魔女は、X/1達を撃退するのに素晴らしい仕事をしてくれる。問題なのは欠点の方で、君のクリーチャーが全部X/2かそれより小さいときかなり問題になる。《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》は似たような役割を果たすしゲームを決めるときにはより良い仕事をしてくれるよ。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》はなかなかの要素だが、このデッキは既に3マナ域が詰まっている。《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》は2マナで同じ効果を発揮するので、《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》や《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がコモンにいる以上は《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》を優先する価値は無い。
《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》は”無料”で対象を選ばない素晴らしい追加候補かもしれない。ゲームの中盤と終盤で《発掘/Unearth(ULG)》を使いたいことを考えると、このデッキでは”無料”のコストはすこし高めかな。2枚目の《ソリンの渇き/Sorin’s Thirst(M12)》を1枚の《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》に変えてすぐに試してみよう。
《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》はながーく退屈なマッチでのサイドボードカードとしては大好きだ。ここではちょっと場違いに見えるね。他の長期戦が好みの黒デッキと違って、Ratsは《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》と《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi(BOK)》で扉をバタンと閉めときたいんだ。《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》はこのプランと正反対って訳じゃないから、76枚目か77枚目にはなるかもね。
もう君は手に入れた:Pauperでもっとも辛抱強く、かつ可愛らしいアーキタイプの最新版だ。除去呪文の性質から、《沼》は世の中のコモンでもかなり良い位置に付けている。でも帰って来たなんて言わせない―黒コントロールはそもそも消えたことなんてないんだから。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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《裂き爪のトロウ/Rendclaw Trow(EVE)》はなかなかの選択に見えますね。ホントに使われてないのが不思議なくらい。僕自身、黒単は対戦したことはあれ回したことはなく、読んでいて結構新しい発見がありました。月並みですが、黒単にもいろいろあるんだなあという感想です。
実は黒はコモンに3マナの土地破壊が最も多い色なのでポストが増えるメタだとかなり強いんですよね。他のデッキには割と有利が付くし、本当にしぶとくて、居なくなることのないデッキです。正にRatsということか
【MO】Pauper DE #5656631
2013年7月9日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。
メインの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》がやはりしっくり来なかったので、
メインに《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》を2枚、
サイドに《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》を2枚の構成に戻しました。
やっぱりデッキによっては完全に腐るカードは入れたくないですね。
この時の優勝デッキはなんと白単リベリオンポスト。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》のマナをレベルのリクルートに使ったデッキです。《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》までリクルートできるとあってビート耐性がかなり高い。青単テンポにはカウンターを寄せ付けず、《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》が制圧力を発揮して非常に強い。これは今後に期待ですね
メインの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》がやはりしっくり来なかったので、
メインに《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》を2枚、
サイドに《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》を2枚の構成に戻しました。
やっぱりデッキによっては完全に腐るカードは入れたくないですね。
#5656631
Round1 緑単ストンピィ①先手。《島》とドローと《サイクロプス》と《ストロボ》2枚。○○
《大霊堂のスカージ》に26点までゲインされるも《サイクロプス》で4Tキル。4T目に《島》2枚と《山》1枚しか置けていなかったので、《思案》で《ギタクシア》か《島》。その後の《渦まく知識》で《島》が引けなければ勝てなかった。だいたい7割くらいの賭けに勝った計算。
②土地と《デルバー》と除去。
《デルバー》を2体展開してこれが変身。相手は土地を引きすぎてクロックが足りない。これで殴っていき、最後の《濃霧》も《払拭》して勝ち。結局《デルバー》だけで5Tキル。恐ろしや
Round2 緑白呪禁オーラ①先手。土地無し。《島》無し。土地無し。《島》、《山》、《ストロボ》、《思案》でキープ。○×○
《思案》から《悪鬼》を引いて手札が整うのを待って4Tキル。トリプルマリガンでも勝てる!
②土地と《サイクロプス》と《ストロボ》。
《ぬめるボーグル》に早々に《超者の意向》で警戒がついて攻められず。回避も引けない内に負け。
③土地と《デルバー》と《電謀》。
《デルバー》で攻め始めると相手は《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》から展開。これを無視して2T目に《悪鬼》。3T目に攻撃。返しで《ぬめるボーグル》が出てきたがこれを《電謀》で一掃。その後《稲妻》を撃ちつつ攻める。《オーラのナーリッド》が出てきたがこれをちょうど《稲妻》で処理できる。その後《濃霧》2枚で2ターン凌がれるも相手に解答は無く勝利。
《電謀/Electrickery(RTR)》の分だけ若干有利なのかな?
Round3 青単ポストストーム①後手。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。○××
2T目に《悪鬼》。これに《断絶》3回で粘られるもコンボにはいたらず。《微光地》で27点までゲインされたが呪文を沢山唱えて35点攻撃して一撃。
②土地と《悪鬼》と《デルバー》と《払拭》。
クリーチャーを引きすぎて攻めあぐねる。良いところまで追い詰めたが《水流破》3枚でクリーチャーを減らされ、《幽霊のゆらめき》と《記憶の壁》のゲインモードに入って投了。
③《島》と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。
1T目に《デルバー》。2T目に《悪鬼》を出したが《水流破》で除去される。《デルバー》は《大クラゲ》で戻される。4T目に《サイクロプス》を出すも返しで《断絶》から上手いことマナ加速されて《ウラモグの破壊者》が出てきて投了。
3戦目は相手の回りにやられちゃったかな?若干苦手意識が芽生えつつありますが、サイドボードのプランしっかり考えよう。
Round4 親和①後手。《島》とドロー。○×○
相手が土地1キープで立ち上がりが遅く、《悪鬼》で4Tキル。
②《島》無し。《島》無し。《島》とドロー。《サイクロプス》で4Tキルかと思いきや《強迫》で《ストロボ》を落とされる。その後《マイアの処罰者》に殴られ、最後は《感電破》でとどめ。
③土地無し。《島》とドローと除去でキープ。
《強迫》や《破滅の刃》など苦手な呪文で追い詰められる。トップ勝負になり、最終的に相手の勝ち確定の場面になる。しかし痛恨のミスをしてくれてターンを渡してくれる。返しに《稲妻》をトップ残りライフを削ってまさかの勝利。
まず相手のミスがラッキー。《稲妻》トップもラッキー。こんなことあるんですねー
結果3-1
こんな勝ち方でいいのか?感謝感謝
参加人数98人でWhat’s Happeningに載れました。結構モチベーション上がります
この時の優勝デッキはなんと白単リベリオンポスト。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》のマナをレベルのリクルートに使ったデッキです。《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》までリクルートできるとあってビート耐性がかなり高い。青単テンポにはカウンターを寄せ付けず、《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》が制圧力を発揮して非常に強い。これは今後に期待ですね
M14の新収録コモンまとめ
2013年7月8日 Magic: The Gathering1マナのキャントリップ枠が《急かし/Quicken(GPT)》しかない
ただそれだけのことがゼロックス使いにとって
恐怖であり、同時に存在の証明でもあった。
はい、フルスポ出ました。
基本セットで新規収録のコモン、しかも使えるものとなると数は少ないですが見て行きましょう。スタンPauper目線であまーく評価していきます。
何てったって今回はスリヴァーが居ますからね!これだけ特定のアーキタイプを強化する基本セットは今までなかったはずです。
[白]
・天界のほとばしり
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/YDanoHCDem_JP.jpg)
スタンPauperならば白単の除去に。といっても《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》が落ちてからですけどね
待てよ、これウィー=ゼロックスで撃たれたらマズくないか?白単相手に払拭が抜けないのは面倒だぞ
・突進するグリフィン
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FGSBKAMFgl_JP.jpg)
殴ることだけ考えれば悪くないか?フレーバーテキストが頭悪そうで良い
・暁駆けの聖騎士
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/cRiJRiuKkY_JP.jpg)
これにオーラでも付いたら制圧力はある。でも重いですね。
・陽動の達人
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/8FE6isB2Du_JP.jpg)
攻めるデッキでは能力が噛み合うかもしれません。2マナ2/1だったらアンコモンになってたかなあ。1マナ追加すると側面攻撃がついて伝説になります。
・魂癒し人
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/H11YotTdwB_JP.jpg)
もうちょっと上手い名前の翻訳はなかったのか。《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》は使われましたがこれは厳しそう
[青]
・伝書ドレイク
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/nKvQljeSXh_JP.jpg)
スタンPauperならドローより制圧力のあるサイズの方が重要だと思います。
・海岸ドレイク
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FHfO8hIRte_JP.jpg)
《協約のペガサス/Concordia Pegasus(RTR)》の色違い。《嵐雲のカラス/Storm Crow(ALL)》よりは強いです。他には特に言うこともないですね
・訓練されたコンドル
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/p86HIQqlzE_JP.jpg)
これでクリーチャーを飛ばすくらいなら始めから飛行クリーチャーを入れろって話ですね。リミテでは面白そうな能力です。
・西風の突撃
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/dVMkj8pZie_JP.jpg)
これでクリーチャーを飛ばすくらいなら・・・。
それでもリミテでは《空中浮遊/Levitation(ULG)》並に活躍するかもしれません。
[黒]
・呪われたスピリット
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/NbxhuA23GK_JP.jpg)
名前のわりに普通。いや名前も普通か。《名門のグール/Highborn Ghoul(DKA)》の方が強そうですね。
・血の幼子
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/9kzcek5tPp_JP.jpg)
ハスク枠。クリーチャータイプまで含めると同型再版ではないんですね。自分自身を生け贄に捧げられないのはMO勢としてはミスクリックが無くて安心かも
・死体運び
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/XagYMKi5SV_JP.jpg)
能力の起動にタップが不要で及第点のサイズなので使えそうな気がします。一押しです
・凶眼のコカトリス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/xrYfrrFpbr_JP.jpg)
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(M13)》との差が酷い
・ただれたイモリ
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/3LGIkD8376_JP.jpg)
だいたい《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》。自軍を対象に取れなくなっているので上位互換といっていいでしょう。フレーバーもおもしろい
・血の儀式文
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/98LkSqWWpk_JP.jpg)
《殺害/Murder(M13)》落ちちゃいましたね。代わりに入ったのは《暗黒の儀式/Dark Ritual(USG)》付き?使い勝手悪いぞお
代わりに《破滅の刃/Doom Blade(M12)》がアンコモンに昇格しての再録です
・ミノタウルスの嫌悪者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/AFJbEUl83B_JP.jpg)
セレズニアでは5マナで出てきます。珍しいクリーチャータイプに需要は・・・ないな。
・影生まれの使徒
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/oNhvGbi4Aj_JP.jpg)
Pauperだと何枚でも入れていいという部分だけが際立つ面白いやつ。
・アンデッドのミノタウルス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/moRYY5fm0L_JP.jpg)
《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies(4ED)》を過去にする!
[赤]
・アカデミーの略奪者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/zdo86rUGzL_JP.jpg)
《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》に似ている。赤緑マッドネスでも作りますか?3マナという重さがネックだけど悪さをしたくなります
・サイクロプスの暴君
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/UuDMPUWPX9_JP.jpg)
威嚇だからって異様に重くないですか?
・無法の槌角
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/oUFVzfjQdw_JP.jpg)
4マナでパワー5って結構凄いですね。
・レガーサの火猫
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/fHgY0TXF0o_JP.jpg)
うーん使いにくい。一応《臆病な巨人/Craven Giant(STH)》の上位互換です。
・地鳴りの踏みつけ
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/UcHuHHTYQc_JP.jpg)
《尻込み/Falter(USG)》の同型再版。と見せかけてソーサリーになったので下位互換。リミテでは決め手になることがあるでしょうね
[緑]
・獣の代言者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/EQGx5VkFTW_JP.jpg)
ビーストデッキを夢想したくなる面白いクリーチャー。ただ、3マナ2/3という緑らしからぬスペックが不憫
・エルフの神秘家
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/h4yfYdQXnW_JP.jpg)
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M12)》の同型再版。《Fyndhorn Elves(ICE)》、《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》とあわせて16マナクリエルフが出来る!いや、しないけど
・弱者狩り
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FbDR9pR39N_JP.jpg)
リミテでは貴重な除去になりそうです。《捕食/Prey Upon(ISD)》に3マナで+1/+1カウンターが付いてきたと考えるとちょっと重いかな。
・轟くベイロス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/3cKGlKjUeX_JP.jpg)
4マナ4/4!Pauperでは《ブラストダーム/Blastoderm(NEM)》、《放漫トカゲ/Imperiosaur》と競合します。ちょっと分が悪いかな
・胞子塚
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/QCf0YpIp3w_JP.jpg)
上陸持ちのクリーチャー。それなりにトークンを並べることは出来そうだけど地味すぎるか
[スリヴァー]
・歩哨スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/xnu0fYbUIC_JP.jpg)
これは既存のスリヴァーデッキにすんなり入りそうなスペックですね!
警戒が付けばダメージレースが非常にしやすくなるんじゃないでしょうか。期待大です。
・巣の活性化
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/WZi2LXOw4N_JP.jpg)
これも入るかな?2T目《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》、3T目にこれで頭数増えたら多分強いですよね
・収差スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/ZEiW7ZL3A3_JP.jpg)
粒揃いのラインナップでは見劣りするスリヴァー。自軍のみというメリットがあるとはいえ《ハートのスリヴァー/Heart Sliver(TMP)》のほうが優先されるんじゃないでしょうか
・先制スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/G5Lgz4Ud3p_JP.jpg)
そのまんまな名前ですね。《かぎ爪のスリヴァー/Talon Sliver(TMP)》を過去にする性能。有望ですね
・鳴動スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/w4dcT7OkgM_JP.jpg)
重すぎですわ
・捕食スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/SK5ZL5ZXKo_JP.jpg)
M14の目玉といっても過言ではない、《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》のまさかの上位互換。コイツをコモンに収録するとはやってくれましたね。コイツの存在が新しいメタを作るかもしれないッ!
・スリヴァー構築物
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/l5lB2T0CQv_JP.jpg)
色拘束が厳しくなりがちなスリヴァーデッキの潤滑剤として・・・。ないな
以上。とにかくスリヴァー、スリヴァーですね。僕はスリヴァーデッキがそんなに好きじゃないないので作りませんが、M14のリリースと同時にトナプラで目にする機会が非常に多くなると予想されます。メタにどう影響するのか、楽しみです
ただそれだけのことがゼロックス使いにとって
恐怖であり、同時に存在の証明でもあった。
はい、フルスポ出ました。
基本セットで新規収録のコモン、しかも使えるものとなると数は少ないですが見て行きましょう。スタンPauper目線であまーく評価していきます。
何てったって今回はスリヴァーが居ますからね!これだけ特定のアーキタイプを強化する基本セットは今までなかったはずです。
[白]
・天界のほとばしり
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/YDanoHCDem_JP.jpg)
スタンPauperならば白単の除去に。といっても《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》が落ちてからですけどね
待てよ、これウィー=ゼロックスで撃たれたらマズくないか?白単相手に払拭が抜けないのは面倒だぞ
・突進するグリフィン
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FGSBKAMFgl_JP.jpg)
殴ることだけ考えれば悪くないか?フレーバーテキストが頭悪そうで良い
・暁駆けの聖騎士
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/cRiJRiuKkY_JP.jpg)
これにオーラでも付いたら制圧力はある。でも重いですね。
・陽動の達人
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/8FE6isB2Du_JP.jpg)
攻めるデッキでは能力が噛み合うかもしれません。2マナ2/1だったらアンコモンになってたかなあ。1マナ追加すると側面攻撃がついて伝説になります。
・魂癒し人
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/H11YotTdwB_JP.jpg)
もうちょっと上手い名前の翻訳はなかったのか。《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》は使われましたがこれは厳しそう
[青]
・伝書ドレイク
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/nKvQljeSXh_JP.jpg)
スタンPauperならドローより制圧力のあるサイズの方が重要だと思います。
・海岸ドレイク
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FHfO8hIRte_JP.jpg)
《協約のペガサス/Concordia Pegasus(RTR)》の色違い。《嵐雲のカラス/Storm Crow(ALL)》よりは強いです。他には特に言うこともないですね
・訓練されたコンドル
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/p86HIQqlzE_JP.jpg)
これでクリーチャーを飛ばすくらいなら始めから飛行クリーチャーを入れろって話ですね。リミテでは面白そうな能力です。
・西風の突撃
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/dVMkj8pZie_JP.jpg)
これでクリーチャーを飛ばすくらいなら・・・。
それでもリミテでは《空中浮遊/Levitation(ULG)》並に活躍するかもしれません。
[黒]
・呪われたスピリット
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/NbxhuA23GK_JP.jpg)
名前のわりに普通。いや名前も普通か。《名門のグール/Highborn Ghoul(DKA)》の方が強そうですね。
・血の幼子
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/9kzcek5tPp_JP.jpg)
ハスク枠。クリーチャータイプまで含めると同型再版ではないんですね。自分自身を生け贄に捧げられないのはMO勢としてはミスクリックが無くて安心かも
・死体運び
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/XagYMKi5SV_JP.jpg)
能力の起動にタップが不要で及第点のサイズなので使えそうな気がします。一押しです
・凶眼のコカトリス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/xrYfrrFpbr_JP.jpg)
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(M13)》との差が酷い
・ただれたイモリ
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/3LGIkD8376_JP.jpg)
だいたい《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》。自軍を対象に取れなくなっているので上位互換といっていいでしょう。フレーバーもおもしろい
・血の儀式文
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/98LkSqWWpk_JP.jpg)
《殺害/Murder(M13)》落ちちゃいましたね。代わりに入ったのは《暗黒の儀式/Dark Ritual(USG)》付き?使い勝手悪いぞお
代わりに《破滅の刃/Doom Blade(M12)》がアンコモンに昇格しての再録です
・ミノタウルスの嫌悪者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/AFJbEUl83B_JP.jpg)
セレズニアでは5マナで出てきます。珍しいクリーチャータイプに需要は・・・ないな。
・影生まれの使徒
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/oNhvGbi4Aj_JP.jpg)
Pauperだと何枚でも入れていいという部分だけが際立つ面白いやつ。
・アンデッドのミノタウルス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/moRYY5fm0L_JP.jpg)
《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies(4ED)》を過去にする!
[赤]
・アカデミーの略奪者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/zdo86rUGzL_JP.jpg)
《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》に似ている。赤緑マッドネスでも作りますか?3マナという重さがネックだけど悪さをしたくなります
・サイクロプスの暴君
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/UuDMPUWPX9_JP.jpg)
威嚇だからって異様に重くないですか?
・無法の槌角
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/oUFVzfjQdw_JP.jpg)
4マナでパワー5って結構凄いですね。
・レガーサの火猫
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/fHgY0TXF0o_JP.jpg)
うーん使いにくい。一応《臆病な巨人/Craven Giant(STH)》の上位互換です。
・地鳴りの踏みつけ
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/UcHuHHTYQc_JP.jpg)
《尻込み/Falter(USG)》の同型再版。と見せかけてソーサリーになったので下位互換。リミテでは決め手になることがあるでしょうね
[緑]
・獣の代言者
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/EQGx5VkFTW_JP.jpg)
ビーストデッキを夢想したくなる面白いクリーチャー。ただ、3マナ2/3という緑らしからぬスペックが不憫
・エルフの神秘家
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/h4yfYdQXnW_JP.jpg)
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M12)》の同型再版。《Fyndhorn Elves(ICE)》、《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》とあわせて16マナクリエルフが出来る!いや、しないけど
・弱者狩り
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/FbDR9pR39N_JP.jpg)
リミテでは貴重な除去になりそうです。《捕食/Prey Upon(ISD)》に3マナで+1/+1カウンターが付いてきたと考えるとちょっと重いかな。
・轟くベイロス
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/3cKGlKjUeX_JP.jpg)
4マナ4/4!Pauperでは《ブラストダーム/Blastoderm(NEM)》、《放漫トカゲ/Imperiosaur》と競合します。ちょっと分が悪いかな
・胞子塚
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/QCf0YpIp3w_JP.jpg)
上陸持ちのクリーチャー。それなりにトークンを並べることは出来そうだけど地味すぎるか
[スリヴァー]
・歩哨スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/xnu0fYbUIC_JP.jpg)
これは既存のスリヴァーデッキにすんなり入りそうなスペックですね!
警戒が付けばダメージレースが非常にしやすくなるんじゃないでしょうか。期待大です。
・巣の活性化
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/WZi2LXOw4N_JP.jpg)
これも入るかな?2T目《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》、3T目にこれで頭数増えたら多分強いですよね
・収差スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/ZEiW7ZL3A3_JP.jpg)
粒揃いのラインナップでは見劣りするスリヴァー。自軍のみというメリットがあるとはいえ《ハートのスリヴァー/Heart Sliver(TMP)》のほうが優先されるんじゃないでしょうか
・先制スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/G5Lgz4Ud3p_JP.jpg)
そのまんまな名前ですね。《かぎ爪のスリヴァー/Talon Sliver(TMP)》を過去にする性能。有望ですね
・鳴動スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/w4dcT7OkgM_JP.jpg)
重すぎですわ
・捕食スリヴァー
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/SK5ZL5ZXKo_JP.jpg)
M14の目玉といっても過言ではない、《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》のまさかの上位互換。コイツをコモンに収録するとはやってくれましたね。コイツの存在が新しいメタを作るかもしれないッ!
・スリヴァー構築物
(http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/m14/poi798sjkasd/l5lB2T0CQv_JP.jpg)
色拘束が厳しくなりがちなスリヴァーデッキの潤滑剤として・・・。ないな
以上。とにかくスリヴァー、スリヴァーですね。僕はスリヴァーデッキがそんなに好きじゃないないので作りませんが、M14のリリースと同時にトナプラで目にする機会が非常に多くなると予想されます。メタにどう影響するのか、楽しみです
【MO】Pauper DE ぼろ負けだー
2013年7月7日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。
ミラーマッチが増えてきたので、メインの《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》2枚とサイドの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》2枚を入れ替えてみました。
というわけでDE3連敗。どうもメインの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》は良くなさそう。青単テンポも増えてきたしやっぱり《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》に戻そう。
ミラーマッチが増えてきたので、メインの《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》2枚とサイドの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》2枚を入れ替えてみました。
#5656512
Round1 緑単ストンピィ①後手。土地無し。島無し。土地と《デルバー》と除去。××
3T目《サイクロプス》を出すも相手の周りが早く返しで負け。
②土地無し。土地無し。土地と《ストロボ》、《サイクロプス》でキープ。
3T目に《サイクロプス》を出すも相手に《濃霧》を2枚構えられて逆転できず。
流石に引きが悪い。相手もブン回り過ぎ
Round2 ウィー=ゼロックス①後手。土地とドローと《ストロボ》と《シャドーの裂け目》。×○○
こちらがクリーチャーを出す前に相手にクリーチャーを出され、それに干渉できず負け。
②土地と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー。
相手のペイライフが響いて《サイクロプス》で《ストロボ》なしで一撃。
③《島》とドローと《サイクロプス》と除去。
相手のクリーチャーを除去したら動きが止まる。この隙に《サイクロプス》を出して相手を後手に回らせて勝ち。
Round3 青赤ポスト①先手。土地とドローと除去。××
除去で捌かれて《神秘の指導》で《除外》を構えられて早めに投了してしまった。
②土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。
除去で捌かれて成す術なし。
やっぱりメインで《炎の斬りつけ》が腐るのは良くないかなあ
Round4 不戦勝
ドロップは嫌いだからチャレンジしたけどByeかあ。
結果1-2
#5656581
Round1 親和①後手。土地と《サイクロプス》とドロー。○××
クリーチャーを並べられるも《サイクロプス》で4Tキル。
②《島》1とドロー無しでマリガン。島無し。
《悪鬼》は除去され、《エイトグ》2体への回答が無く負け。
③《広漠なる変幻地》1と《デルバー》とドロー。
消耗戦になるが相手のトップの方が強くて負け。
トップの強い親和には勝てないよなあ
Round2 青赤ポスト①先手。《島》とドローと《サイクロプス》。○○
《サイクロプス》で4Tキル。タフネス4偉い。
②土地とドローと《紅蓮破》と《払拭》。
相手の《熟考漂い》2体をキッチリ《紅蓮破》で捌いて息切れさせる。土地配分の差でこちらの手数が上回って《悪鬼》と《サイクロプス》が除去されずに《ストロボ》で一撃を決めた。
2戦目はかなり理想的な試合運びが出来ました。
Round3 青単ポストストーム①先手。《島》とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》と除去。×○×
順当に《悪鬼》、《サイクロプス》と出すもドロー呪文が乏しく決める前にコンボスタートされて負け。
②土地無し。《島》とドローと《サイクロプス》。
《大クラゲ》で1ターン粘られるも《断絶》を《払拭》で躱して《サイクロプス》で6Tキル。
③島無し。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》と《ストロボ》。
《デルバー》で殴ったりするが回避が引けずに微妙にコンボスタートに間に合わず。無限コンボに入ららて負け。
本当にうんざりするデッキだ・・・。
Round4 緑単ストンピィ①先手。土地と《デルバー》2とコンボパーツ。○○
《デルバー》がなかなか変身しなかったが《サイクロプス》を引けてこれで4Tキル。
②土地と《デルバー》と《サイクロプス》。
1T目に相手の《大霊堂のスカージ》を除去するとクリーチャーの展開が止まる。その後《デルバー》、《サイクロプス》2体を展開。5T目に《スカルガンの穴潜み》が出てきて《怨恨》が2枚付くがそれだけ。返しで呪文沢山唱えて一撃。
まあラッキーでした
結果2-2
#5656593
Round1 緑単ストンピィ①先手。《島》と《悪鬼》とドロー。○○
1T目《定業》から《山》を確保。2T目に《悪鬼》。3T目に《ストロボ》をトップして勝ち。
②土地と《サイクロプス》とドローが4枚。
《サイクロプス》で4Tキルかと思いきや、《ギタクシア》で《濃霧》が見える。《スカスルガンの穴潜み》や《イラクサの歩哨》に殴られるも《サイクロプス》に《使徒の祝福》して討ち取ったりして耐える。こちらのライフはあと4点だったが相手も息切れ気味。そこでようやく《払拭》を引いて一撃。
Round2 赤単ゴブリン①後手。土地無し。土地と《デルバー》とドローと除去。××
消耗戦になるが相手のプレイングにスキが無くクリーチャーを減らされて負け。最後に土地2枚引いたのが痛かった。
②土地無し。《島》1とドローと《悪鬼》と《サイクロプス》。
除去はされなかったが決めにも行けず。引きが振るわずに相手の方が早くて負け。やや土地引きすぎたのが痛い。
うん。土地引きすぎた
Round3 青単テンポ①先手。土地と《サイクロプス》とドロー。2T目に《フェアリーの大群》2体から《断絶》で《サイクロプス》を戻され、《フェアリーの大群》が忍術して殴ってきてクリーチャー大量展開。最後の乾坤一擲も《呪文づまりのスプライト》に阻まれて負け。××
②島無し。土地4と《デルバー》と《シャドーの裂け目》。
そこからも土地を引いてデッキの半分以上の土地を引く。相手は2T目《フェアリーの大群》2体から《呪文づまりのスプライト》構えで次々と忍術というブン回り。そんなん勝てるか
Round4 青単テンポ①後手。《島》1、ドロー無しでマリガン。《島》と《悪鬼》とドロー。××
相手の《デルバー》への除去を《呪文づまりのスプライト》で弾かれてクロックが止まらず。一撃を狙うことも出来ずに負け。
②土地と除去とドロー。
《悪鬼》が《鎖の呪い》で除去されてその後一進一退の攻防をするが相手の《呪文づまりのスプライト》トップデッキで流れが変わってそこから《深き刻の忍者》につなげられて投了。土地も引きすぎたなあ。
結果1-36連敗で1-3。引きも悪かったしたまにはこういうこともあるか
というわけでDE3連敗。どうもメインの《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》は良くなさそう。青単テンポも増えてきたしやっぱり《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》に戻そう。
さーて今日もウィー=ゼロックスでPauperDE参戦だ。
平日の割に107人も集まりました。最近モダンも下火気味で、スタンダードの次に人気のあるフォーマットなのではないでしょうか
なんだか調子いいです。
ここで久しぶりにリストを上げてみますね。
おそらくウィー=ゼロックスのリストで遊びがあるのは青字の部分ではないでしょうか。
ここが人によっては《断絶/Snap(ULG)》だったり《魔力変/Manamorphose(SHM)》だったり、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》だったりします。《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》は《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》か《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》との選択ですね。
他のウィー=ゼロックスと比べて珍しいのは《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》と《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》を積んでいるところだと思います。
《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》はもはやマナフラッド恐怖症の自分が、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》などとの組み合わせで手札の土地をライブラリーに戻す効果を狙って入れています。単純にキーカードのサーチが目的ならば《手練/Sleight of Hand》の方が良いのかもしれません。
《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》は青単テンポを意識して入れているカードです。そもそも環境に青が多いので島渡りが生き易く、青マナで使えるピン除去はフェアリー達に対処するのに都合がいいんです。こちらのクリーチャーのパンプアップにも使えるので腐らない良いカードだと思うんですけど、他の人が使っているところはあまり見ない・・・。
ちなみに《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキではシナジーが薄くて決して必須枠ではないのです。それでも4枚積みなのは、何枚か抜いてみて、このデッキのバランスの良さを支えているのはこのカードだと気付いたからです。中途半端なデッキは良くないですが、尖り過ぎても脆さがでます。《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキの丸みの部分なわけです。
サイドボードは、お高くなるのを承知で《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》4枚積みです。環境が青いので《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》はもはや必須。同型や《エイトグ/Atog(MRD)》対策も考えると《水流破/Hydroblast(ICE)》も4枚積みたい。
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》は親和の4/4を除去するために入れます。緑単ストンピィにも《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》と代えて入れますね。
《電謀/Electrickery(RTR)》は青単テンポ対策。これがハマれば大体勝てます。ゴブリンストームが居た頃は4枚積んで大活躍していました。
《払拭/Dispel(WWK)》は青単ポストストームや赤単バーン。あとは青赤ポストと黒単コントロールに対してサイドインします。
《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》は《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》や《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》対策ですね。最近これらが減って来たので1枚に抑えました。
もしもこのデッキの値段を抑えようとするならば、メインの《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》を抜いて《手練/Sleight of Hand》や追加の《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》に。
サイドボードの《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》を抜いて、追加の《電謀/Electrickery(RTR)》、《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》、《介入/Intervene(ULG)》あたりが候補になるかと思います。
そうすると多分全体で10チケちょっとで組めます。
さあお試しあれ。
平日の割に107人も集まりました。最近モダンも下火気味で、スタンダードの次に人気のあるフォーマットなのではないでしょうか
#5625470
Round1 青単ポストストーム①後手。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー呪文。○○
《悪鬼》で3Tキル。相手も流石に干渉できなかった。
②土地と《デルバー》と《紅蓮破》。
1T目《デルバー》から攻め始める。相手の《フェアリーの大群》は打ち消して攻勢を保つ。すぐに《悪鬼》を引いて展開。これを《悪鬼》をバウンスして何とか一撃を防いで来るもコンボには繋がらず相手はじり貧。最終的に息切れしたところに一撃を決めて勝利。
Round2 赤単ゴブリン①後手。土地と《悪鬼》と《ストロボ》とドロー呪文。××
《悪鬼》が《稲妻》で除去され、あとは手札に《ストロボ》が3枚溜まって動けず、ちくちく殴られて負け。
②土地がフェッチのみでマリガン。島無し。土地と《水流破》と《ストロボ》でキープ。
《火花鍛冶》に出られてクリーチャーが機能せず、《ストロボ》が2枚溜まって反撃も出来ず負け。
クリーチャーが居ないときに機能しない呪文が手札に溜まると弱いですねえ。良いとこ無しでした
Round3 緑単ストンピィ①先手。《島》と《サイクロプス》。○×○
《山》を手に入れて《サイクロプス》を展開。5T目の一撃は《巨森の蔦》で阻まれるも返しの攻撃を何とか残り1点で凌いで6T目に一撃を決めて勝ち。危なかったー
②土地と《悪鬼》とドロー呪文。
クリーチャーを沢山引くことが出来たが呪文が欠けて殴り負ける。呪文が無いとみんな小柄なんですよ、本来は
③土地と《デルバー》とドロー。相手がダブマリ。
こちらは《デルバー》スタートで殴っていく。相手は《イラクサの歩哨》と《スカルガンの穴潜み》で殴ってくる。3T目に《サイクロプス》を展開。返しで《胞子ガエル》を出される。4T目に《シャドーの裂け目》で7点殴ってみると《胞子ガエル》を使ってくれて一安心。相手はダブマリが響いてここまで土地1枚のみ。5T目に《使徒の祝福》で躱して一撃。
ぎりぎりの勝利って感じです
Round4 ウィー=ゼロックス①後手。《島》とクリ―チャーでマリガン。土地と《サイクロプス》とドロー。×○○
先に《悪鬼》を出されて対処できず負け。このマッチアップは先手とるのが大事だよなあ。
②《島》と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。相手は1マリガン。
相手は《デルバー》を出したものの《山》が引けずに沈黙。《悪鬼》と相手の《デルバー》で相打ちになるも《サイクロプス》を展開してこれが除去されず勝ち。ドロー呪文無しで島だけキープも結構やっちゃいけないキープ。でも1マリガンじゃ仕方ないか
③土地と《サイクロプス》と除去。相手は1マリガン。
1T目に《デルバー》を引いて展開してのスタート。相手はクリーチャーが引けない模様。3T目に《サイクロプス》を展開。これも除去されず。4T目、《ストロボ》を唱えて殴ると《デルバー》に《稲妻》、《サイクロプス》に《断絶》が飛んで来るがそれぞれ《水流破》と《紅蓮破》で弾いて勝ち。こっちの攻撃に合わせて動いたら裏目になったとき痛いからダメだって!
相手は《魔力変/Manamorphose(SHM)》、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》の入ったタイプだった。《紅蓮破》、《水流破》は見なかったけど入ってなかったのかな。
結果3-1
なんだか調子いいです。
ここで久しぶりにリストを上げてみますね。
クリーチャー(12)
《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
呪文(32)
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
3 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
2 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
土地(16)
2 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
8 《島/Island(USG)》
6 《山/Mountain(USG)》
サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
4 《水流破/Hydroblast(ICE)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
おそらくウィー=ゼロックスのリストで遊びがあるのは青字の部分ではないでしょうか。
ここが人によっては《断絶/Snap(ULG)》だったり《魔力変/Manamorphose(SHM)》だったり、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》だったりします。《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》は《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》か《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》との選択ですね。
他のウィー=ゼロックスと比べて珍しいのは《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》と《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》を積んでいるところだと思います。
《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》はもはやマナフラッド恐怖症の自分が、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》などとの組み合わせで手札の土地をライブラリーに戻す効果を狙って入れています。単純にキーカードのサーチが目的ならば《手練/Sleight of Hand》の方が良いのかもしれません。
《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》は青単テンポを意識して入れているカードです。そもそも環境に青が多いので島渡りが生き易く、青マナで使えるピン除去はフェアリー達に対処するのに都合がいいんです。こちらのクリーチャーのパンプアップにも使えるので腐らない良いカードだと思うんですけど、他の人が使っているところはあまり見ない・・・。
ちなみに《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキではシナジーが薄くて決して必須枠ではないのです。それでも4枚積みなのは、何枚か抜いてみて、このデッキのバランスの良さを支えているのはこのカードだと気付いたからです。中途半端なデッキは良くないですが、尖り過ぎても脆さがでます。《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキの丸みの部分なわけです。
サイドボードは、お高くなるのを承知で《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》4枚積みです。環境が青いので《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》はもはや必須。同型や《エイトグ/Atog(MRD)》対策も考えると《水流破/Hydroblast(ICE)》も4枚積みたい。
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》は親和の4/4を除去するために入れます。緑単ストンピィにも《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》と代えて入れますね。
《電謀/Electrickery(RTR)》は青単テンポ対策。これがハマれば大体勝てます。ゴブリンストームが居た頃は4枚積んで大活躍していました。
《払拭/Dispel(WWK)》は青単ポストストームや赤単バーン。あとは青赤ポストと黒単コントロールに対してサイドインします。
《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》は《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》や《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》対策ですね。最近これらが減って来たので1枚に抑えました。
もしもこのデッキの値段を抑えようとするならば、メインの《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》を抜いて《手練/Sleight of Hand》や追加の《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》に。
サイドボードの《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》を抜いて、追加の《電謀/Electrickery(RTR)》、《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》、《介入/Intervene(ULG)》あたりが候補になるかと思います。
そうすると多分全体で10チケちょっとで組めます。
さあお試しあれ。
【MO】Pauper DE #5625352、#5625364
2013年6月30日 対戦記録 コメント (2)ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。
リストはいつもと変更なし。
6月頭から久々に連敗。調子良かっただけに悔しい。
公式の「What’s Happening?」にも載っけてもらえました^^(https://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/5625364)
ちなみに他に4-0したのは、青単ポストストームが2つとウィー=ゼロックスがもう1つ。あとは青単テンポが2つでした。《水流破/Hydroblast(ICE)》と《定業/Preordain(M11)》の使用率が高すぎてかなり異様に見えます。青以外の、ゴブリンとかバーンとか黒コンとか白ウィニーとかに頑張って欲しいところです(緑単は頑張ってるので良い)。
ここのところ大体2回に1回は入賞できていて、たまに4-0をしています。というわけでまあ儲かっています。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》のお蔭なんでしょうかね。
減るかと思っていたウィー=ゼロックスの分布がここへきて逆に数を増やしていてビックリです。青赤ポストを抜いて、青単ポストストーム、親和、緑単ストンピィ、青単テンポに次ぐ第5勢力に躍り出ました。さすがに流行り過ぎなんじゃないかな。
リストはいつもと変更なし。
#5625352
Round1 青赤ポスト①先手。土地なし。《島》とドロー呪文と《サイクロプス》。××
クリーチャーを引きすぎて攻めあぐねる。相手は手札が悪く隙はあったが《熟考漂い》1体から捲られて負け。
②土地と《悪鬼》と《サイクロプス》と《紅蓮破》。
序盤は3枚目の土地が引けずクリーチャーが守れず攻められない。終盤には土地を引きすぎて呪文が無く攻められず。《ウラモグの破壊者》に殴られた返しに1回殴るも一撃には足りず負け。
まあ一番苦手な相手ですので。にしても良いとこなさ過ぎたけど。
Round2 青赤ポスト①先手。《島》1と《デルバー》と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー呪文。相手の土地がつまり気味なところに《デルバー》2体を展開。《悪鬼》は除去されるも《デルバー》守って殴り切った。○○
②土地と《サイクロプス》と《紅蓮破》とドロー呪文。
《デルバー》で少し殴る。4T目の《熟考漂い》を《紅蓮破》で打ち消して、返しの4T目に《悪鬼》。返しで相手は動かず。5T目に《定業》、《思案》から攻撃すると《悪鬼》に除去がとんでくる。これを《使徒の祝福》と《水流破》で躱して16点攻撃して勝ち。
苦手な相手じゃないのかって?相手が下手だったんです
Round3 緑単ストンピィ①後手。島無し。土地とドロー呪文。《怨恨》の付いた《《スカルガンの穴潜み》などに殴られるが最後の最後で《悪鬼》で一撃のチャンス。しかし《思案》で決められる手札を積み間違えて負け。具体的には手札の《ストロボ》と合わせてもう1つ呪文を唱えれば勝ちだったが、《山》が1枚しかない状態で《海賊の魔除け》ではなく《稲妻》をトップに置いてしまった。ありえん××
②土地とドローと《サイクロプス》と除去。
《イラクサの歩哨》に《怨恨》が2つついて殴られる。《サイクロプス》で決めたいが回避を引けず6点クロックに殴られて負け。
ひさしぶりに勝てる試合をミスで落とした。酒飲んでたわけでもないけど、テレビ点けてたから気でも散ったのか。悔やまれる。
1-2Drop
6月頭から久々に連敗。調子良かっただけに悔しい。
#5625364
Round1 赤単バーン①先手。《島》無し。《島》とドロー呪文でキープ。○○
《サイクロプス》のタフネス4が生きて4Tキル。
②《島》とデルバー。
相手は《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》スタート。こちらは《デルバー》を展開。そこから《山》もクリーチャーも引きこんで、3T目に《サイクロプス》。これは待機空けの《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》と《Chain Lightning(LEG)》で落とされる。しかし相手は土地が1枚で止まって苦しそう。4T目に《水流破》を構えつつ《悪鬼》を展開。返しの《稲妻》を躱して5T目に《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》を除去しつつ《稲妻》2発で勝ち。
このマッチアップは一番タフネス4が生きると言っていいかもしれない。
Round2 親和①先手。土地と《デルバー》とドロー。○○
相手がダブルマリガンで《デルバー》を置いたら投了された。
②悩んだがサイドボーディングせず2戦目。《島》とドロー呪文。
1T目に《デルバー》を展開。これがなかなか変身せず。相手は2T目に《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》。こちらは3T目に悪鬼。《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》や《金属ガエル/Frogmite(MRD)》が出てきてボコボコ殴られるが4T目に《悪鬼》に《シャドーに裂け目》で13点。《甲殻の鍛冶工》を除去して返しの攻撃でライフを3点残す。5T目に再び《シャドーの裂け目》と《使徒の祝福》で残りライフ1点ででぴったり勝利。
相手が多少ブン回ろうと関係なく勝ててしまうのがこのデッキの強み。
2戦目は、マリガンが多い→親和かウィー=ゼロックス、ってことで《水流破》だけ積んでも良かったかも。
Round3 青赤ポスト①先手。《島》と《悪鬼》とドロー呪文。相手はダブルマリガン。○○
2T目に《悪鬼》。3T目にも《悪鬼》。これが除去されず、返しで《熟考漂い》を想起されただけで4Tキル。
②土地と《サイクロプス》と《ストロボ》とドロー呪文。
土地を引きすぎたが3T目にサイクロプス。これは《炎の斬りつけ》。4T目にも《サイクロプス》を展開するとこれは除去されず。返しで相手はフルタップで《予言のプリズム》を展開。5T目、ドローは土地だったが《シャドーの裂け目》で《思案》を引き、さらに呪文を見つけて26点攻撃して勝ち。20点だと《微光地》のライフゲイン分足りなかったのでギリギリだった。
青赤ポストに勝てた!これは大きいなあ。タフネス4が偉いとはいえ《水流破》、《紅蓮破》を引かれなかったのは運が良かったなあ。
Round4 青単テンポ①後手。土地と《悪鬼》と《ストロボ》とドロー呪文。○○
1T目に出された《デルバー》を即除去。2T目に《フェアリーの大群》が2体出てきて《呪文づまりのスプライト》を構えられる。3T目に《デルバー》を囮に《呪文づまりのスプライト》を使わせて《悪鬼》が着地。さらに《スプライト》が忍術してくるも返しで運よく《使徒の祝福》を見つけてブロックを躱して4Tキル。正直言って負けパターンまっしぐらだったが《悪鬼》が通りさえすれば逆転の目が消えないのがこのデッキの楽しさ。
②土地無し。土地無しでダブルマリガン。しかし相手もダブルマリガン。土地と《悪鬼》とドローの手札でキープ。
相手はまた《フェアリーの大群》を展開。こちらの《ギタクシア》を《呪文づまりのスプライト》で食べられるも《悪鬼》を通す。《スプライト》が忍術したが《深き刻の忍者》には《稲妻》。《尖塔のゴーレム》を出されて攻めあぐねるも《サイクロプス》が着地。《悪鬼》が《断絶》されて《スプライト》を構えられるも《稲妻》で打消しを阻止。《尖塔のゴーレム》2体を前に大きくなった《サイクロプス》と《悪鬼》で攻撃し、《サイクロプス》のみが生き残る。相手の場は《フェアリーの大群》1体のみ。こちらはさらに《デルバー》を追加。《フェアリーの大群》が無謀にも攻撃してきた返しで《稲妻》、《紅蓮破》と繋げて13点ピッタリ攻撃して勝利。
結果4-0!しかも全勝した!わあい
公式の「What’s Happening?」にも載っけてもらえました^^(https://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/5625364)
ちなみに他に4-0したのは、青単ポストストームが2つとウィー=ゼロックスがもう1つ。あとは青単テンポが2つでした。《水流破/Hydroblast(ICE)》と《定業/Preordain(M11)》の使用率が高すぎてかなり異様に見えます。青以外の、ゴブリンとかバーンとか黒コンとか白ウィニーとかに頑張って欲しいところです(緑単は頑張ってるので良い)。
ここのところ大体2回に1回は入賞できていて、たまに4-0をしています。というわけでまあ儲かっています。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》のお蔭なんでしょうかね。
減るかと思っていたウィー=ゼロックスの分布がここへきて逆に数を増やしていてビックリです。青赤ポストを抜いて、青単ポストストーム、親和、緑単ストンピィ、青単テンポに次ぐ第5勢力に躍り出ました。さすがに流行り過ぎなんじゃないかな。
【MO】Pauper DE #5625283
2013年6月28日 対戦記録PauperDEにいつものウィー=ゼロックスで参戦。
フリースペルってやっぱりいけない。
#5625283
Round1 ウィー=ゼロックス①後手。《島》1、《デルバー》2と《悪鬼》。×○○
《デルバー》を1体除去される。《山》が引けずに《悪鬼》が出せないが残りの《デルバー》を全部引いて3体並べる。しかし相手の《悪鬼》が処理できず、返しで一撃で負け。
②土地無し。《島》2と《デルバー》と《水流破》。
《サイクロプス》で4Tキルを決める。相手は《ギタクシア》で覗いてたくせにアタックが不用意すぎた
③土地と《水流破》とドロー呪文。
序盤相手の《悪鬼》が殴るところに《水流破》を合わせてアドバンテージを獲る。その後互いにクリーチャーを消費しあう。こちらは土地を引きすぎて相手の《デルバー》に殴られる展開に。後2点まで追い詰められるもこちらも《デルバー》を出して防御。そこからトップ勝負になり《サイクロプス》、《ストロボ》と引いてブロックを強要して一方的な場にして勝利。
相手は《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》をつんでいたがこれが後半腐ってくれて助かった。サイド後に《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》抜かないのもありがたい。
Round2 シミックポストストーム①先手。《島》1とドロー呪文。×○×
4T目に早速コンボを決められ6T目に《ケアヴェクの火吹き》で一撃。
②土地と《デルバー》と《紅蓮破》、《鋭い痛み》、ドロー呪文。
すぐに悪鬼を引いて3T目に20点攻撃。しかし《一瞬の平和》で阻まれる。4T目に《鋭い痛み》でフラッシュバックを防いで攻撃。そのまま残り3点を押し切った。
③土地と《サイクロプス》と払拭。
5T目に《サイクロプス》で19点与えるも、返しでコンボスタートされて全て戻される。《稲妻》であと1点まで追い込むも《微光地》でライフは火力圏外へ。そこから《記憶の壁》と《幽霊のゆらめき》を持たれて逆転は不可能。
コンボ速すぎるよう。
Round3 青単テンポ①後手。土地と《デルバー》と《サイクロプス》。×○×
《デルバー》が《海賊の魔除け》で除去られ《サイクロプス》は《目くらまし》される。相手の《デルバー》に殴られこれが忍術。《深き刻の忍者》を止めるすべがなく、9枚目の土地を引いて流石に投了。土地引きすぎ
②土地と《デルバー》と《電謀》。
相手が勝ち急いでブロッカーが消えた隙に《悪鬼》で14点叩き込んで勝ち。これは相手が悪い。
③島無し。《島》とドローと除去。
相手は2T目に《フェアリーの大群》、3T目にも《フェアリーの大群》を展開。さらに《呪文づまりのスプライト》を3枚構えられて動けず。そんなん勝てるか。
フリースペルってやっぱりいけない。
1-2Drop
フリースペルってやっぱりいけない。
今回の翻訳はPauperのローグデッキ特集です。
Pauperのトップメタは固まっている感がありますが、メタを揺るがしうるローグデッキはまだまだ眠っていると思います。
今回は意訳マシマシで、正直訳しようがなかったところもありましたがよろしかったらどうぞ。
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The Poor Rogues
Alex Ullman
(http://www.starcitygames.com/article/26374_The-Poor-Rogues.html)
今こそはPauperをすべき最高の機会だ。デイリーイベントではいつものように25人以上のプレイヤーが3-1か4-0の成績を上げ、メタゲームのイメージをハッキリさせるのに一役かっている。これらのデッキの殆どは既存のデッキに固執していて、確立されたラインの内側には彩を添えている。デイリーイベントに出ている多くの人達はQPを稼ぐために、そしてデジタルチケットの為に売るパックを頂こうとしているのだからこれは納得がいく。
良く知られているもので戦うのは理にかなった選択だ。特に、現状デイリーイベントが最大のイベントであるゆえに”Pauperを新しくする”ことの恩恵がないからね。試してみるためのオープンシリーズはないし、あるのはたったの4ラウンドだけだ。安全なゾーンにとどまることは、価値の観点から、正しい要望だよ。
世の中には、ウィザーズが作ったコモンに込められたものを発見することに目を向けている、恐れを知らないプレイヤーがいる。自らの方法で勝とうとするプレイヤーは、何かより良いものを見つけたと信じているんだ。ときどきこれらのデッキは、小学生の塗り絵のはみ出しみたいに1,2週間だけ流行ることがある。でも流れ作業に身を任せたいやつがいるかい?思い切って飛び出してみようぜ。
このデッキは5月の終わりにとても人気があった。僕のお気に入りの1枚を取り上げるなら《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》だね、このデッキは間接的な方法でカードアドバンテージを獲りに行くんだ。ただカードを引くんじゃなく、キャントリップ型のアーティファクトを繰り返し使うために《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》、《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》そして《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》を使っている。《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》は《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》の死亡誘発の為のもので、アーティファクトを3体のトークンへ変える。このデッキは《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》によるショックサイズのライフ回復による時間稼ぎのプランも持っている。《倒れし者の記憶/Remember the Fallen(NPH)》は大体いつも2つのものを回収できるし、アーティファクトとして《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》を対象にしてクリーチャー2体を得ることも出来るだろう。
沢山の歯車のあるデッキであるBoros Trinketsは実際に何かに向かっているわけではない。《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》からのトークンを悪用する手段が無いし、パーマネントが領域を移動することによる恩恵も受けられていない。カードを引くことは楽しいもんだが、Boros Trinketsは多くの勝利手段をもっていて、その殆どが敵対する驚異に対応する必要がある。もし僕がこのデッキをに手を付けるなら、死亡したマシンから生まれるトークンとの相性が良いから1,2枚の《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を試してみるだろう。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わさった時は1枚の《奇襲隊》が大量のダメージを叩きだせるね。
変えるパーツとして望ましいとしたら、このデッキはアーティファクトエンジンを放棄して他の場に出た時の能力に焦点を合わせたほうが良くなるかもしれない。もしかしたらこのデッキの改良はギルド門侵犯プレビュー(http://www.starcitygames.com/magic/standard/25581-Gatecrashing-In-Pauper.html)まで戻る間で議論されてるかもね。
このデッキはTrinketsのような動きでカードを引く能力は無いかもしれないが、より良い攻撃的なゲームプランがある:パワー4の初太刀野郎を誘発させてね。他のクリーチャーだって怠け者じゃない、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》は土地しか戻すものが無い時には上手く働くだろう。代案として、このデッキは《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》テーマを抜かずにアーティファクト土地と上陸クリーチャーを詰め込めるかもね。《空漁師/Skyfisher》に《鷹/Hawk》、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》、《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》と12枚のアーティファクト土地でできた核を想像してみなよ。他のクリーチャーほど印象的ではないけど、2/3達や3/3達は他の攻撃的なデッキのものより良い。
Pauperプレイヤー達はきっとRube Goldbergs[訳注:ルーブ・ゴールドバーグ・マシン(いわゆるピタゴラ装置)の生みの親]が大好きだろうね。Boros Trinketsと違って、このデッキは実際にうまく生かすことのできるカードの手札に戻る効果を使っている。《現実の酸/Reality Acid(PLC)》は場を離れた時の誘発型能力を持っているので、これを何かに付けたら、《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》か《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》かもしくは《ドレイクの使い魔/Drake Familiar(RAV)》につなげる事で《名誉回復/Vindicate(APC)》が付いてくる。かなり良いね。
デッキの残りの部分は同様の相互作用に乗っ取ってデザインされている。《オーラ術師/Auramancer(ODY)》は(おそらく《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》で壊された)《現実の酸/Reality Acid(PLC)》を回収してくれるし、《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》でもう1つ戻すことが出来る。《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》と《足縄/Hobble(PLS)》はどちらもクリーチャーを止めるものだが、1ターン分の価値があるライフと、更なるドローをくれる。僕がこのデッキに1つ不安があるとするなら、3枚目の《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》を割り込ませる方法が見つからないことだね。このデッキは他のフォーマットでのようにこのトビウオを再利用することができ、その全てを早いターンに引きたくないというのは解るものの、3枚というのが”唱えられない”のと”全部引いちゃう”のとの間の最適枚数に思えるよ。
今後、このデッキがコンボ・マッチアップを立て直してくれるといいな。4ターン目の《石の雨/Stone Rain(4ED)》は《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》によって「お前に《激動/Upheaval(ODY)》」っ言ってくるデッキに対して十分早くはないかも知れない。これは追加の土地妨害用の《ブーメラン/Boomerang》か《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble(5DN)》や《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DIS)》によるマナ加速によって可能になるかもしれない。コンボ方面が対処できるようになるまで上手くはいかないだろうけどね。
僕がこのデッキを知ったのは、他のPauperライターがTwitterでこれを何て呼ぶのかを尋ねていたときだ。ざっと見たところ、○○トークンって呼べるのかな?このデッキは、ひたすらに対戦相手より大量の生物を展開して《踏み荒らし/Overrun(TMP)》を唱えて勝つという大群戦略を採っている。時間稼ぎのための多くの手段があり、最終的には巨大な《見張り番/Keep Watch(JUD)》を燃料にして巨大な《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》を唱える。効果的だが、これは遅いし簡単に妨害できてしまう。他の攻撃的なデッキはより速く勝つことができるし、コントロールデッキは非常に容易くX/1達を捌くことが出来る。それでもこのデッキを解体した方がいいってわけじゃない。
Pauperのカードプールの深淵さを持ってすればこのデッキを1色にすることも出来得る。《見張り番/Keep Watch(JUD)》の大量ドローを欠く代わりに《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M13)》を《ムルタニの見習い/Multani’s Acolyte(ULG)》と一緒に増やせばカードの流れは保たれる。他のウルザズ・ブロックの繋ぎ役、《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder(UDS)》は3枚のカードを”引く”ことに使えて《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》等の燃料にもなる。《数の力/Strength in Numbers》と《大群の力/Might of the Masses(ROE)》は爆発力を詰め込める。加えて、このデッキは《怨恨/Rancor(ULG)》を使ってもいい―僕は、植物・トークンの死亡と引き換えに殴りかかって行けば幸せになれると保証するよ。
ちょっと違う方向に行くと、トークン戦略はしばらく後のStandard-Pauperにも生かせるかもしれない。これまでのStandard-Pauperでもっとも支配的だったデッキの1つはセレズニア苗木だ。これは《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》を《踏み荒らし/Overrun(TMP)》のようにつかったものだ。現在はより良いマナが利用可能で、このデッキは帰ってこようと企てているときかもしれない。
まだ試してないけど、このデッキは大量のトークンを吐きだす。Surfkattのデッキからいくつかの技術を借りたほうがいいかもしれないな。《本質の管理人/Essence Warden(PLC)》と《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》はライフゲインさせてくれる(おそらく《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》と《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》もそうだろう)が、最初はまず面白いやつらを全部入れてみることにするかな。
このリストを見た時、Cyborgsという名前が去来した。半分人間で半分機械ってやつだね。僕はこのリストを取り上げてみてそのまま何ゲームもやってみた。このデッキを実際にプレイしてみて、《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》+《二度裂き/Double Cleave(EVE)》のコンボは、一度もこれで勝ったことはないけども、食指をそそるステキなトリックだね。気付いた《二度裂き/Double Cleave》の最高の使い方は守りだね。行き詰った盤面で、相手が攻撃して来たらそれが打開されるような時だ。《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》は比較的もろいこちらのクリーチャーを生き残らせることで、このデッキでは良く働く。
このデッキ唯一にして最大の穴は、どうやってもカードアドバンテージを取り戻せないことだ。5ターン以上長引いたとき(このフォーマットではあまり起きない)に、厄介なキャントリップが全くないのだ。僕が思いついた唯一の解決策は何枚かの《漂う牧草地/Drifting Meadow(USG)》(《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》が無色マナを出すから《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》よりこっちだ)を使うことだ、そしてもしかしたら1,2枚の《倒れし者の記憶/Remember the Fallen(NPH)》かな。他の選択肢は、もっと”瞬殺”カードを入れてみることだ。おそらく《切りつける豹/Slash Panther(NPH)》は《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》より居場所を見つけられるかもしれない。これまでにこのデッキについて言ってきたが、これは大体のものを持っているようだが、もうひと押しが必要に見える。
本日最後のリストは実は1年ほど前のPauperを思い出させるものだ。プレイヤーは多くなかったが、このデッキはいくらかの成功を収めた。最近モダンマスターズで《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》がコモンに降格したことで、このデッキが再登場するのは時間の問題だった。
レベルは今までの白いカードの中で最もアドバンテージに優れたものかもしれない。このデッキが動くのには1体のクリーチャーが居ればいい。更に危険なことにならないために《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant(MMQ)》を殺すのが良いだろう。レベルの繋がりは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》エンジンによって計り知れない恩恵を受け、大したテンポを犠牲にすることなく、呪文を唱えつつ軍団を探してくることができる。
《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》は、これがレベルのサーチを通して唱えずに場に出るというルールの作用からしてヤバいパーツで、被覆や呪禁のクリーチャーにも付けることが出来る。なんてこった。《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》は鬱陶しいタフネス1のクリーチャー(そんなやつ沢山いるよね)を除去でき、もの凄く遅いゲームではクロックになってくれる(もしくは《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》がつけばもっと速い)。
他のカードは1枚積みの回答だ。《滑空者/Glider》はそれぞれの色の敵と戦う。《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》は極め付きの《濃霧/Fog(4ED)》だし、《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》は4点攻撃すれば《堕落/Corrupt(USG)》だし、クリーチャーと交換すれば《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》なる。そしてこのデッキでとんでもない事がしたいなら《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を叩きつければいい。
もし相手が何かもたついてくれたら、それは小型クリチャーでゆっくりと勝ちにいくゲームプランだ。いつでも多くのレベルが居るだろうから)、僕は(そいつらが居なくならなければ全体強化効果を入れてみたいね。このデッキの古いヴァージョンには1,2枚の《隊列の叫び/Marshaling Cry(FUT)》が入っていて、なかなかの(ビックリするほどではないかもしれない)強化だけでなくサイクリングとフラッシュバックによる恩恵もあった。
これらはPauperのローグデッキのほんの一部にすぎない。1回(か2回)だけ勝利した記録の優位があるが、DEで2敗か3敗してる、面白いアイディアに基づいた開発途中のデッキがあるんだ。ここにあるリストのように、必要なのはほんの少しの正しい調整なんだ。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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デッキ名がなかなか定まらない感じですが、1つ目はBoros Wellspringなんて呼ばれ方を見たことがあります。この中では一番メタにあっていて有望なデッキではないでしょうか。
Acid Tripには1年前にトナプラで当たったことがあったかな?赤系ストームと感染が消えて、初動の遅いこういったデッキも一考の余地ありってところでしょうか。でもやっぱりTier2とかまで食い込むポテンシャルは感じられない。
RUG Tokenは最近DEで当たったときに少し説明したように、スピードではウィー=ゼロックスに分がありますし、記事でも言われているようにこのコンボを阻害するのは結構簡単なんですよね。得られる爆発力の割には下準備が面倒な感じ。
Cyborgsはスーサイド・ホワイトなんて呼ばれ方もしているようです。白単ウィニーは最近まったく見ないですが、禁止改訂前の形の白単ウィニーが今のメタに合っていないだけで白自体が弱いわけではないと思います。こういった新しい形のものは開発の余地ありですよね。
最後にレベル。このデッキはリクルート能力が青単テンポに対してかなり強いので天敵といえます。しかし肝心の青単テンポがいまトップメタにいないんですよね。《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》が呪禁オーラにも効くって言うのは面白いですね。
しかし、これだけのデッキを実際プレイして改良してるAlexさんはホントにPauper好きなんだなあ。
Pauperのトップメタは固まっている感がありますが、メタを揺るがしうるローグデッキはまだまだ眠っていると思います。
今回は意訳マシマシで、正直訳しようがなかったところもありましたがよろしかったらどうぞ。
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The Poor Rogues
Alex Ullman
(http://www.starcitygames.com/article/26374_The-Poor-Rogues.html)
今こそはPauperをすべき最高の機会だ。デイリーイベントではいつものように25人以上のプレイヤーが3-1か4-0の成績を上げ、メタゲームのイメージをハッキリさせるのに一役かっている。これらのデッキの殆どは既存のデッキに固執していて、確立されたラインの内側には彩を添えている。デイリーイベントに出ている多くの人達はQPを稼ぐために、そしてデジタルチケットの為に売るパックを頂こうとしているのだからこれは納得がいく。
良く知られているもので戦うのは理にかなった選択だ。特に、現状デイリーイベントが最大のイベントであるゆえに”Pauperを新しくする”ことの恩恵がないからね。試してみるためのオープンシリーズはないし、あるのはたったの4ラウンドだけだ。安全なゾーンにとどまることは、価値の観点から、正しい要望だよ。
世の中には、ウィザーズが作ったコモンに込められたものを発見することに目を向けている、恐れを知らないプレイヤーがいる。自らの方法で勝とうとするプレイヤーは、何かより良いものを見つけたと信じているんだ。ときどきこれらのデッキは、小学生の塗り絵のはみ出しみたいに1,2週間だけ流行ることがある。でも流れ作業に身を任せたいやつがいるかい?思い切って飛び出してみようぜ。
Boros Trinkets
Scalapelex
2nd Place at Magic Online Daily Event on 5/19/2013
Creatures (12)
2 《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》
4 《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
2 《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
Lands (23)
2 《古えの居住地/Ancient Den(MRD)》
2 《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
7 《山/Mountain》
5 《平地/Plains》
1 《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
2 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave(ONS)》
3 《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》
1 《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》
Spells (25)
1 《他所のフラスコ/Elsewhere Flask(SHM)》
4 《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》
4 《予言のプリズム/Prophetic Prism(GTC)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
3 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
1 《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》
4 《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》
2 《倒れし者の記憶/Remember the Fallen(NPH)》
Sideboard
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
4 《電謀/Electrickery(RTR)》
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
1 《地の裂け目/Earth Rift(ODY)》
4 《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》
このデッキは5月の終わりにとても人気があった。僕のお気に入りの1枚を取り上げるなら《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》だね、このデッキは間接的な方法でカードアドバンテージを獲りに行くんだ。ただカードを引くんじゃなく、キャントリップ型のアーティファクトを繰り返し使うために《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》、《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》そして《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》を使っている。《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》は《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》の死亡誘発の為のもので、アーティファクトを3体のトークンへ変える。このデッキは《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》によるショックサイズのライフ回復による時間稼ぎのプランも持っている。《倒れし者の記憶/Remember the Fallen(NPH)》は大体いつも2つのものを回収できるし、アーティファクトとして《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle(ALA)》を対象にしてクリーチャー2体を得ることも出来るだろう。
沢山の歯車のあるデッキであるBoros Trinketsは実際に何かに向かっているわけではない。《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth(SOM)》からのトークンを悪用する手段が無いし、パーマネントが領域を移動することによる恩恵も受けられていない。カードを引くことは楽しいもんだが、Boros Trinketsは多くの勝利手段をもっていて、その殆どが敵対する驚異に対応する必要がある。もし僕がこのデッキをに手を付けるなら、死亡したマシンから生まれるトークンとの相性が良いから1,2枚の《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を試してみるだろう。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わさった時は1枚の《奇襲隊》が大量のダメージを叩きだせるね。
変えるパーツとして望ましいとしたら、このデッキはアーティファクトエンジンを放棄して他の場に出た時の能力に焦点を合わせたほうが良くなるかもしれない。もしかしたらこのデッキの改良はギルド門侵犯プレビュー(http://www.starcitygames.com/magic/standard/25581-Gatecrashing-In-Pauper.html)まで戻る間で議論されてるかもね。
Battlegate Boros
Alex Ullman
0th Place at Test deck on 6/23/2013
Creatures (29)
4 《戦門のミミック/Battlegate Mimic(EVE)》
2 《セロドンの一年仔/Cerodon Yearling(ARB)》
4 《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire(APC)》
3 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
4 《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(GTC)》
4 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
4 《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
4 《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》
Lands (23)
8 《山/Mountain》
8 《平地/Plains》
2 《ボロスの駐屯地/Boros Garrison(RAV)》
2 《ボロスのギルド門/Boros Guildgate(GTC)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (8)
1 《貴神の神罰/Scourge of the Nobilis》
3 《軍部の栄光/Martial Glory(GTC)》
4 《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》
このデッキはTrinketsのような動きでカードを引く能力は無いかもしれないが、より良い攻撃的なゲームプランがある:パワー4の初太刀野郎を誘発させてね。他のクリーチャーだって怠け者じゃない、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》は土地しか戻すものが無い時には上手く働くだろう。代案として、このデッキは《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》テーマを抜かずにアーティファクト土地と上陸クリーチャーを詰め込めるかもね。《空漁師/Skyfisher》に《鷹/Hawk》、《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》、《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》と12枚のアーティファクト土地でできた核を想像してみなよ。他のクリーチャーほど印象的ではないけど、2/3達や3/3達は他の攻撃的なデッキのものより良い。
Acid Trip
Shaffawaffa5
2nd Place at Magic Online Daily Event on 6/2/2013
Creatures (16)
2 《オーラ術師/Auramancer(ODY)》
2 《ドレイクの使い魔/Drake Familiar(RAV)》
4 《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》
2 《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
2 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
Lands (20)
8 《島》
2 《平地》
4 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》
2 《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(RTR)》
4 《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》
Spells (24)
2 《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
1 《足縄/Hobble(PLS)》
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
3 《現実の酸/Reality Acid(PLC)》
4 《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
2 《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
4 《思案/Ponder(LRW)》
4 《定業/Preordain(M11)》
Sideboard
2 《浅瀬のシャーマン/Reef Shaman(APC)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
1 《足縄/Hobble(PLS)》
2 《Holy Light(DRK)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
3 《塵は塵に/Dust to Dust(5ED)》
Pauperプレイヤー達はきっとRube Goldbergs[訳注:ルーブ・ゴールドバーグ・マシン(いわゆるピタゴラ装置)の生みの親]が大好きだろうね。Boros Trinketsと違って、このデッキは実際にうまく生かすことのできるカードの手札に戻る効果を使っている。《現実の酸/Reality Acid(PLC)》は場を離れた時の誘発型能力を持っているので、これを何かに付けたら、《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》か《夢で忍び寄るもの/Dream Stalker(TSP)》かもしくは《ドレイクの使い魔/Drake Familiar(RAV)》につなげる事で《名誉回復/Vindicate(APC)》が付いてくる。かなり良いね。
デッキの残りの部分は同様の相互作用に乗っ取ってデザインされている。《オーラ術師/Auramancer(ODY)》は(おそらく《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》で壊された)《現実の酸/Reality Acid(PLC)》を回収してくれるし、《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》でもう1つ戻すことが出来る。《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》と《足縄/Hobble(PLS)》はどちらもクリーチャーを止めるものだが、1ターン分の価値があるライフと、更なるドローをくれる。僕がこのデッキに1つ不安があるとするなら、3枚目の《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》を割り込ませる方法が見つからないことだね。このデッキは他のフォーマットでのようにこのトビウオを再利用することができ、その全てを早いターンに引きたくないというのは解るものの、3枚というのが”唱えられない”のと”全部引いちゃう”のとの間の最適枚数に思えるよ。
今後、このデッキがコンボ・マッチアップを立て直してくれるといいな。4ターン目の《石の雨/Stone Rain(4ED)》は《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》によって「お前に《激動/Upheaval(ODY)》」っ言ってくるデッキに対して十分早くはないかも知れない。これは追加の土地妨害用の《ブーメラン/Boomerang》か《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble(5DN)》や《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet(DIS)》によるマナ加速によって可能になるかもしれない。コンボ方面が対処できるようになるまで上手くはいかないだろうけどね。
RUG Tokens
Surfkatt
2nd Place at Magic Online Daily Event on 6/16/2013
Creatures (20)
2 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
2 《護民官の道探し/Civic Wayfinder(RAV)》
4 《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M13)》
4 《本質の管理人/Essence Warden(PLC)》
4 《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
4 《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
Lands (20)
14 《森/Forest》
1 《島/Island》
1 《山/Mountain》
4 《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》
Spells (20)
4 《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
4 《見張り番/Keep Watch(JUD)》
4 《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》
4 《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》
2 《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》
2 《巨人釣り/Giantbaiting(SHM)》
Sideboard
2 《包囲ワーム/Siege Wurm(RAV)》
3 《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor(MMQ)》
3 《ドルイドの講話/Druid’s Deliverance(RTR)》
3 《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage(SHM)》
4 《Thermokarst(ICE)》
僕がこのデッキを知ったのは、他のPauperライターがTwitterでこれを何て呼ぶのかを尋ねていたときだ。ざっと見たところ、○○トークンって呼べるのかな?このデッキは、ひたすらに対戦相手より大量の生物を展開して《踏み荒らし/Overrun(TMP)》を唱えて勝つという大群戦略を採っている。時間稼ぎのための多くの手段があり、最終的には巨大な《見張り番/Keep Watch(JUD)》を燃料にして巨大な《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》を唱える。効果的だが、これは遅いし簡単に妨害できてしまう。他の攻撃的なデッキはより速く勝つことができるし、コントロールデッキは非常に容易くX/1達を捌くことが出来る。それでもこのデッキを解体した方がいいってわけじゃない。
Pauperのカードプールの深淵さを持ってすればこのデッキを1色にすることも出来得る。《見張り番/Keep Watch(JUD)》の大量ドローを欠く代わりに《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M13)》を《ムルタニの見習い/Multani’s Acolyte(ULG)》と一緒に増やせばカードの流れは保たれる。他のウルザズ・ブロックの繋ぎ役、《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder(UDS)》は3枚のカードを”引く”ことに使えて《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》等の燃料にもなる。《数の力/Strength in Numbers》と《大群の力/Might of the Masses(ROE)》は爆発力を詰め込める。加えて、このデッキは《怨恨/Rancor(ULG)》を使ってもいい―僕は、植物・トークンの死亡と引き換えに殴りかかって行けば幸せになれると保証するよ。
ちょっと違う方向に行くと、トークン戦略はしばらく後のStandard-Pauperにも生かせるかもしれない。これまでのStandard-Pauperでもっとも支配的だったデッキの1つはセレズニア苗木だ。これは《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》を《踏み荒らし/Overrun(TMP)》のようにつかったものだ。現在はより良いマナが利用可能で、このデッキは帰ってこようと企てているときかもしれない。
Saps Attack
Alex Ullman
0th Place at Test deck on 6/23/2013
Creatures (20)
4 《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
4 《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》
4 《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(CMD)》
4 《サリッド/Thallid(TSB)》
4 《サリッドの発芽者/Thallid Germinator(TSP)》
Lands (23)
7 《森/Forest》
6 《平地/Plains》
4 《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》
2 《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate(RTR)》
2 《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary(RAV)》
2 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (17)
4 《金床の拳/Fists of the Anvil(MRD)》
1 《大群の力/Might of the Masses(ROE)》
2 《根生まれの防衛/Rootborn Defenses(RTR)》
4 《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》
2 《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》
2 《数の力/Strength in Numbers(TSP)》
2 《巨人釣り/Giantbaiting(SHM)》
まだ試してないけど、このデッキは大量のトークンを吐きだす。Surfkattのデッキからいくつかの技術を借りたほうがいいかもしれないな。《本質の管理人/Essence Warden(PLC)》と《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》はライフゲインさせてくれる(おそらく《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》と《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》もそうだろう)が、最初はまず面白いやつらを全部入れてみることにするかな。
Cyborgs
jphsnake
1st Place at Magic Online Daily Event on 6/9/2013
Creatures (28)
4 《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus(CON)》
3 《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》
4 《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire(NPH)》
4 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
4 《献身的な補充兵/Ardent Recruit(MBS)》
4 《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser(SOM)》
3 《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》
2 《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》
Lands (20)
4 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》
4 《古えの居住地/Ancient Den(MRD)》
12 《平地/Plains》
Spells (12)
4 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
2 《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk(MBS)》
1 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》
3 《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
2 《二度裂き/Double Cleave(EVE)》
Sideboard
1 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》
1 《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》
1 《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《解呪/Disenchant(4ED)》
3 《マナの税収/Mana Tithe(PLC)》
2 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
2 《太陽の槍/Sunlance(PLC)》
このリストを見た時、Cyborgsという名前が去来した。半分人間で半分機械ってやつだね。僕はこのリストを取り上げてみてそのまま何ゲームもやってみた。このデッキを実際にプレイしてみて、《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》+《二度裂き/Double Cleave(EVE)》のコンボは、一度もこれで勝ったことはないけども、食指をそそるステキなトリックだね。気付いた《二度裂き/Double Cleave》の最高の使い方は守りだね。行き詰った盤面で、相手が攻撃して来たらそれが打開されるような時だ。《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》は比較的もろいこちらのクリーチャーを生き残らせることで、このデッキでは良く働く。
このデッキ唯一にして最大の穴は、どうやってもカードアドバンテージを取り戻せないことだ。5ターン以上長引いたとき(このフォーマットではあまり起きない)に、厄介なキャントリップが全くないのだ。僕が思いついた唯一の解決策は何枚かの《漂う牧草地/Drifting Meadow(USG)》(《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》が無色マナを出すから《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》よりこっちだ)を使うことだ、そしてもしかしたら1,2枚の《倒れし者の記憶/Remember the Fallen(NPH)》かな。他の選択肢は、もっと”瞬殺”カードを入れてみることだ。おそらく《切りつける豹/Slash Panther(NPH)》は《焼身の魂喰い/Immolating Souleater(NPH)》より居場所を見つけられるかもしれない。これまでにこのデッキについて言ってきたが、これは大体のものを持っているようだが、もうひと押しが必要に見える。
本日最後のリストは実は1年ほど前のPauperを思い出させるものだ。プレイヤーは多くなかったが、このデッキはいくらかの成功を収めた。最近モダンマスターズで《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》がコモンに降格したことで、このデッキが再登場するのは時間の問題だった。
Rebel Post
xin30hp
2nd Place at Magic Online Daily Event on 6/16/2013
Creatures (23)
2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout(TSP)》
2 《アムローの求道者/Amrou Seekers(TSP)》
4 《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
3 《果敢な隼/Defiant Falcon(NEM)》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider(MMQ)》
4 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant(MMQ)》
4 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant(MMQ)》
1 《熱風の滑空者/Thermal Glider(MMQ)》
2 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》
Lands (24)
12 《平地/Plains》
4 《雲上の座/Cloudpost(MRD)》
4 《微光地/Glimmerpost(SOM)》
4 《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》
Spells (13)
2 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
3 《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》
3 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
4 《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》
Sideboard
1 《サマイトの香炉持ち/Samite Censer-Bearer(FUT)》
4 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
1 《熱風の滑空者/Thermal Glider(MMQ)》
2 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
1 《Holy Light(DRK)》
3 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
3 《塵は塵に/Dust to Dust(5ED)》
レベルは今までの白いカードの中で最もアドバンテージに優れたものかもしれない。このデッキが動くのには1体のクリーチャーが居ればいい。更に危険なことにならないために《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant(MMQ)》を殺すのが良いだろう。レベルの繋がりは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》エンジンによって計り知れない恩恵を受け、大したテンポを犠牲にすることなく、呪文を唱えつつ軍団を探してくることができる。
《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》は、これがレベルのサーチを通して唱えずに場に出るというルールの作用からしてヤバいパーツで、被覆や呪禁のクリーチャーにも付けることが出来る。なんてこった。《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》は鬱陶しいタフネス1のクリーチャー(そんなやつ沢山いるよね)を除去でき、もの凄く遅いゲームではクロックになってくれる(もしくは《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》がつけばもっと速い)。
他のカードは1枚積みの回答だ。《滑空者/Glider》はそれぞれの色の敵と戦う。《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》は極め付きの《濃霧/Fog(4ED)》だし、《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》は4点攻撃すれば《堕落/Corrupt(USG)》だし、クリーチャーと交換すれば《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》なる。そしてこのデッキでとんでもない事がしたいなら《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》を叩きつければいい。
もし相手が何かもたついてくれたら、それは小型クリチャーでゆっくりと勝ちにいくゲームプランだ。いつでも多くのレベルが居るだろうから)、僕は(そいつらが居なくならなければ全体強化効果を入れてみたいね。このデッキの古いヴァージョンには1,2枚の《隊列の叫び/Marshaling Cry(FUT)》が入っていて、なかなかの(ビックリするほどではないかもしれない)強化だけでなくサイクリングとフラッシュバックによる恩恵もあった。
これらはPauperのローグデッキのほんの一部にすぎない。1回(か2回)だけ勝利した記録の優位があるが、DEで2敗か3敗してる、面白いアイディアに基づいた開発途中のデッキがあるんだ。ここにあるリストのように、必要なのはほんの少しの正しい調整なんだ。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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デッキ名がなかなか定まらない感じですが、1つ目はBoros Wellspringなんて呼ばれ方を見たことがあります。この中では一番メタにあっていて有望なデッキではないでしょうか。
Acid Tripには1年前にトナプラで当たったことがあったかな?赤系ストームと感染が消えて、初動の遅いこういったデッキも一考の余地ありってところでしょうか。でもやっぱりTier2とかまで食い込むポテンシャルは感じられない。
RUG Tokenは最近DEで当たったときに少し説明したように、スピードではウィー=ゼロックスに分がありますし、記事でも言われているようにこのコンボを阻害するのは結構簡単なんですよね。得られる爆発力の割には下準備が面倒な感じ。
Cyborgsはスーサイド・ホワイトなんて呼ばれ方もしているようです。白単ウィニーは最近まったく見ないですが、禁止改訂前の形の白単ウィニーが今のメタに合っていないだけで白自体が弱いわけではないと思います。こういった新しい形のものは開発の余地ありですよね。
最後にレベル。このデッキはリクルート能力が青単テンポに対してかなり強いので天敵といえます。しかし肝心の青単テンポがいまトップメタにいないんですよね。《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》が呪禁オーラにも効くって言うのは面白いですね。
しかし、これだけのデッキを実際プレイして改良してるAlexさんはホントにPauper好きなんだなあ。
【MO】Pauper DE #5593343, #5593434
2013年6月24日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。
最近mtgGoldfishさんでのこのデッキの名前が「Nivix Fiend Combo」というそのまんまなネーミングになってちょっと残念。
[追記]:その後どなたかが投票してくれて再び「Wee Xerox」に戻りました。FacebookかTwitterのアカウントで投票できるようです
なんだか相手の運の良さを見せつけられた感が強いです。
DGMが2チケでしか売れないんですけどこれって逆に凄くないですか^^;
最近mtgGoldfishさんでのこのデッキの名前が「Nivix Fiend Combo」というそのまんまなネーミングになってちょっと残念。
[追記]:その後どなたかが投票してくれて再び「Wee Xerox」に戻りました。FacebookかTwitterのアカウントで投票できるようです
#5593343
Round1 緑単ストンピィ①後手。《山》2と《悪鬼》、《サイクロプス》、《稲妻》2で行ってみる。○××
普通に《広漠なる変幻地》から島を持ってこれて、《稲妻》で相手を除去しながらの殴り合いに。全力パンプの《シラナの岩礁渡り》がとまらず焦ったが返しで《シャドーの裂け目》からつながって6Tキル。
②土地と《悪鬼》とドロー。
相手の《大霊堂のスカージ》が大きくなってしまいこちらは土地を引きすぎて攻めあぐねて後手にまわる。そのまま逆転できず。
③土地1ドロー呪文無しでマリガン。土地1、《サイクロプス》とドローでキープ。
サイクロプスを並べて一撃を狙うが《濃霧》に阻まれる。《シラナの岩礁渡り》に上から殴られ、返しで勝てるかという所で強化をトップされて負け。
おしかったなー
Round2 親和①先手。《サイクロプス》と島とドロー。○××
相手が土地1枚で止まる。こちらは順当に土地を引き当てて3T目に《サイクロプス》を展開。相手は返しでも土地が引けなかったようで投了。
②土地無し。島とドローと《サイクロプス》と《ストロボ》。
《サイクロプス》が《紅蓮破》、《破滅の刃》、《水流破》で落とされて殴られて負け。
③土地無し。《島》1とドロー。
相手がいい周り過ぎて無理。除去多目の相手だった。払拭をサイドインすべきだったか。回り方に差があったから仕方なくはある。
0-2Drop!
なんだか相手の運の良さを見せつけられた感が強いです。
#5593434
Round1 親和①先手。《島》とクリーチャーはいるがドロー無し。○××
が、1T目に《定業》を引いてそこから《山》に繋がる。4T目に1マナ構えでサイクロプスを出して都合のいいトップをして5Tキル。
②土地と除去と《サイクロプス》。
《強迫》で《ストロボ》を落とされて《悪鬼》で決められず。相手に《物読み》連打から4/4を4体を並べられて負け。《ストロボ》さえあれば~
③土地無し。島無し。島無しでキープ。
結局山1しかひけず、鍛冶工に殴られて負け。
この負けは悔しい
Round2 青赤ポスト①後手。《島》とドローとクリーチャー。×○○
除去で捌かれ、《転覆》のバイバックモードに入られて負け。
②《島》とドローと《ストロボ》。
相手は《微光地》でライフ22点あったが《悪鬼》で20点決めたら投了してくれた。
③島と《デルバー》とドローだが《ストロボ》2枚が邪魔でマリガン。土地無し。土地と《悪鬼》でキープ。
相手の除去がやや少なく、3T目からの《悪鬼》2体を守って最後は《ストロボ》と《使徒の祝福》で21点ピッタリ与えて勝ち。
ダブマリでも勝てる。マリガン大切
Round3 緑単ストンピィ①後手。《島》無し。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》。わらわら並べられるも《悪鬼》で3Tキル。○×○
②《島》無し。土地無し。
《島》1キープも土地ひけず。《渦まく知識》で絶望が見えて投了。
③土地無し。《島》1ドロー無し。
そこから《ギタクシア》で《山》を引く。《生命の咆哮の思念》出されるが《サイクロプス》のタフネスが生きる。結局4Tキル。
ちょっとマリガン多すぎて怖い
Round4 ウィー=ゼロックス①先手。土地無し。土地と《サイクロプス》。○×○
3T目に《サイクロプス》。返しで《悪鬼》を出されるがこれを除去しつつ16点。返しで《サイクロプス》も出てきたが最後に《シャドーの裂け目》で躱して勝ち。
②《島》1とドローと除去。
こちらがクリーチャーを展開する前に4Tキルされる。
③《島》と《デルバー》と《水流破》。
《デルバー》で殴っていき9点ほど削る。相手の《悪鬼》を《水流破》で除去したが《稲妻》があったのでミスだったか?相手の《サイクロプス》が除去できず《デルバー》がチャンプブロックに行く羽目に。更なるこちらの《デルバー》2体が《紅蓮破》されるも《悪鬼》をトップして相手の《サイクロプス》にチャンプブロックを強要。次ターンに《稲妻》をトップして止め。
このマッチアップで先手とれたのは大きかった。相手はデルバーの入っていない代わりに《手練》や《血清の幻視》も入れているタイプでした。
結果3-1
DGMが2チケでしか売れないんですけどこれって逆に凄くないですか^^;
【MO】クラン大会しました
2013年6月22日 Magic: The Gathering コメント (4)クラン大会に出てきました。
フォーマットはレア神話レア合わせて最大4枚制限のモダンです。
参加者は12人。
普通のモダンとかなり様相が異なるのでサイドボードが適当ですが以下にリストを
ええ、ええ、相変わらずのウィー=ゼロックスですとも。
レア枠は土地4枚。というか他は全部コモン。
もともとサイドボードに《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》入れてたんですが、全部コモンにした方がおもしろいやーいって思って抜いちゃいましたw
参加者は当日集まったクランメンバー12名!
試合はスイスドロー4回戦で行いました。
初戦は赤白PWコンにクリーチャー捌かれて負け。
××
2戦目、緑白呪禁オーラにオーラつけられる前に殴り切って勝ち。
○○
3戦目、青白の親和、というかアーティファクトデッキに除去を躱して辛くも勝利。
○○
4戦目、白黒トークンに《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》を抜いたことを悔やみつつも何とか勝利。
×○○
その結果。4-0が1人、3-1が2人になって3位に入ることが出来ました。
皆で持ち寄った賞品から《ラル・ザレック/Ral Zarek(DGM)》氏を頂いて大満足。
コピーデッキの乱立を防ぐための措置であったレア・神話レア制限の効果で、皆さんそれぞれ個性あふれるオリジナルデッキを持ち寄っていてめちゃくちゃ楽しかった。うちのクランはこれからもオリジナリティの溢れるフォーマットで不定期ながらも大会をしていく予定です。
フォーマットはレア神話レア合わせて最大4枚制限のモダンです。
参加者は12人。
普通のモダンとかなり様相が異なるのでサイドボードが適当ですが以下にリストを
クリーチャー(12)
4 《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
4 《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
呪文(30)
4 《手練/Sleight of Hand(9ED)》
4 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3 《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
3 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
2 《ミジウムの外皮/Mizzium Skin(RTR)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
土地(18)
4 《蒸気孔/Steam Vents(GPT)》
8 《島/Island(USG)》
6 《山/Mountain(USG)》
サイドボード(15)
4 《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
4 《マナ漏出/Mana Leak(STH)》
4 《石の雨/Stone Rain(MMQ)》
2 《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
1 《ミジウムの外皮/Mizzium Skin(RTR)》
ええ、ええ、相変わらずのウィー=ゼロックスですとも。
レア枠は土地4枚。というか他は全部コモン。
もともとサイドボードに《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》入れてたんですが、全部コモンにした方がおもしろいやーいって思って抜いちゃいましたw
参加者は当日集まったクランメンバー12名!
試合はスイスドロー4回戦で行いました。
初戦は赤白PWコンにクリーチャー捌かれて負け。
××
2戦目、緑白呪禁オーラにオーラつけられる前に殴り切って勝ち。
○○
3戦目、青白の親和、というかアーティファクトデッキに除去を躱して辛くも勝利。
○○
4戦目、白黒トークンに《紅蓮地獄/Pyroclasm(ICE)》を抜いたことを悔やみつつも何とか勝利。
×○○
その結果。4-0が1人、3-1が2人になって3位に入ることが出来ました。
皆で持ち寄った賞品から《ラル・ザレック/Ral Zarek(DGM)》氏を頂いて大満足。
コピーデッキの乱立を防ぐための措置であったレア・神話レア制限の効果で、皆さんそれぞれ個性あふれるオリジナルデッキを持ち寄っていてめちゃくちゃ楽しかった。うちのクランはこれからもオリジナリティの溢れるフォーマットで不定期ながらも大会をしていく予定です。
僕がMOで所属させてもらっているクラン「A Piece of Future」で、6/22(土)に大会主催することになりました。
開始時間は20時ごろを予定しております。
フォーマットは今が熱いモダン!(ただしレア制限あり)です。
デッキ、サイドボードあわせてレア、神話レアは4枚まで使用可能です。
参加条件:開始時間までに irc2.2ch.net の #MTG_PC チャンネルに接続できること。日本語で意思の疎通が出来る方。
最低施行人数:4人
形式:スイスドロー、二本先取、持ち時間30分、サイドボードあり
日時:2013年 6月22日土曜日 20時より開始
IRCチャットについてやフォーマットの詳細など、詳しくはクランリーダーの大会告知ページを参照してくださいませ。
http://jumphero.blog39.fc2.com/blog-entry-970.html
作ったデッキのテストもIRCでどうぞ。
もちろんクランメンバー以外の方も飛び入り大歓迎ですし、参加費も特にありません。
このレア制限はオリジナルデッキを増やす狙いのものです。自分はオリジナルに調整したデッキで出ようと思います。興味があったらお声掛けください!
開始時間は20時ごろを予定しております。
フォーマットは今が熱いモダン!(ただしレア制限あり)です。
デッキ、サイドボードあわせてレア、神話レアは4枚まで使用可能です。
参加条件:開始時間までに irc2.2ch.net の #MTG_PC チャンネルに接続できること。日本語で意思の疎通が出来る方。
最低施行人数:4人
形式:スイスドロー、二本先取、持ち時間30分、サイドボードあり
日時:2013年 6月22日土曜日 20時より開始
IRCチャットについてやフォーマットの詳細など、詳しくはクランリーダーの大会告知ページを参照してくださいませ。
http://jumphero.blog39.fc2.com/blog-entry-970.html
作ったデッキのテストもIRCでどうぞ。
もちろんクランメンバー以外の方も飛び入り大歓迎ですし、参加費も特にありません。
このレア制限はオリジナルデッキを増やす狙いのものです。自分はオリジナルに調整したデッキで出ようと思います。興味があったらお声掛けください!
【MO】Pauper DE #5561403
2013年6月18日 対戦記録 コメント (2)昨日0-4したってPauperDE参戦。デッキはウィー=ゼロックス。
青単テンポにやられた記憶から1枚のみの《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》と入れ替えて《稲妻/Lightning Bolt(M10)》4枚体制にしてみました。
今回は珍しいデッキ2つに当たりました。別に下当たりって訳でもなく、ちゃんと勝ち残ってきた相手なので可能性は感じさせますね。ただし、白黒強請アグロはアグロに寄せるか強請メインの除去コントロールにするかどっちかにした方が強いと思う。
そして《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》トークンデッキは欲張り過ぎてなんだかデッキが洗練されていない。もっとカードの取捨選択をする必要があると思った。
前回0-4してからの4-0で一安心。ウィー=ゼロックスはまだまだやれますよ。mtgGoldfishさん調べでは、デルバーなしのクリーチャー8枚体制のものも合わせてだいたい5%ちょいの分布を占めているようです。Tier2からTier2.5ってところでしょうかね。
最近、他のウィー=ゼロックスのリストを眺めていて言いたいことが溜まってきました。そのうちガッツリデッキ解説でもするかも。
青単テンポにやられた記憶から1枚のみの《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》と入れ替えて《稲妻/Lightning Bolt(M10)》4枚体制にしてみました。
#5561403
Round1 親和①先手。土地どドローと《ストロボ》。○○
3T目に《悪鬼》を展開。返しでクリーチャー展開されるも除去はなし。これで4Tキル。
②除去と土地でキープ。
《サイクロプス》を引く。相手は《金属カエル》2体を並べるがこれは無視する。《マイアの処罰者》を《炎の斬りつけ》で落として4T目にサイクロプスを展開。返しの《エイトグ》は《水流破》。《甲殻の鍛冶工》だけ殴ってくるが《使徒の祝福》でプロテクション(緑)を付けて討ち取る。しばし相手はドローが振るわず。1枚きりの手札を抱えている。おそらく投げ飛ばし?最初からあった《シャドーの裂け目》に最後に《ストロボ》をトップデッキして1撃決めて勝ち。
Round2 白黒強請アグロ
先日翻訳した記事で言及されたデッキと似ている。あちらは強請と軽量除去で構成されていたがこちらは《夜空のミミック/Nightsky Mimic(EVE)》と《御身の刃/Edge of the Divinity》。《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》とウィニーより。《盲目の狩人/Blind Hunter(GPT)》や《重要人物のペット/Kingpin’s Pet(GTC)》もいた。除去は少な目①先手。《島》1とドロー呪文とクリーチャー。○○
3T目に《悪鬼》を展開。返しで《夜空のミミック》に《御身の刃》が2つついて10点殴られるも返しで4Tキル。
②《島》1とデルバーとドロー呪文。
《デルバー》と《吸血鬼の裂断者》で殴り合いになる。相手は《重要人物のペット》に《御身の刃》で5/5飛行クリーチャーを作られる。こちらは2体目のデルバーで応戦。《海賊の魔除け》で何とか《ペット》と相打ちを獲る。さらに後続を展開されるも《夜空のミミック》と《税収飲み》に《電謀》が刺さる。強請や《盲目の狩人》でチクチク吸われるも土地枚数の少なさからクリーチャーの数で上回り、最後は《悪鬼》と《サイクロプス》が殴ってブロックされなかった方に《海賊の魔除け》でパンプして勝ち。
Round3 入門の儀式トークン
また良く解らないデッキですが、中身は単純。《若き狼/Young Wolf(DKA)》、《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》、《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M13)》、《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》、《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》、《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》《光り葉の待ち伏せ/Gilt-Leaf Ambush(LRW)》などなど、とにかくクリーチャーを並べてくる。そいつらで攻撃。《見張り番/Keep Watch(JUD)》で手札補充。《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》で一撃必殺というデッキ。色マナ確保に《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》や《魔力変/Manamorphose(SHM)》も入っていた。①後手。土地無しでマリガン。《広漠なる変幻地》1枚とドロー呪文でキープ。○×○
相手は《若き狼》、《カルニの庭》、《光り葉の待ち伏せ》から《入門の儀式》で総攻撃で決めに来るも1体を《稲妻》で除去して持ちこたえる。返しに《悪鬼》で一撃。
②土地と《デルバー》と《サイクロプス》。
《入門の儀式》で決めにきたところ、計算をミスってブロックいかずに負け。
③土地と《悪鬼》と《電謀》。
《若き狼》、《国境地帯のレインジャー》と並べられて意外と《電謀》が生きず。《悪鬼》、《サイクロプス》と並べるも攻撃を通せずしばし膠着。しかし《シャドーの裂け目》を引いて解決。これで躱して一撃。
お互い一撃狙いのデッキだがスピード、リカバリーの効くところでこちらに分がある。除去耐性ではあちらに分がある。おそらくデッキの内容が知られていないというアドバンテージを考えてもこっちの方が強いかな。
Round4 赤単バーン①先手。土地と《悪鬼》とドロー。×○○
2T目に《悪鬼》を展開するが返しで《焼尽の猛火》。そこから相手が《悪鬼》を展開。こちらも《サイクロプス》を展開するも《火炎破》を持たれて《悪鬼》の一撃を止められず。
②土地無しマリガン。土地と《悪鬼》。
3T目に1マナ構えて《悪鬼》を展開。相手が土地1枚で止まり、《ゴブリンの投火師》を展開するのみ。こちらのドローが振るって、《ゴブリンの投火師》を除去しつつ《ストロボ》。さらに相手の《稲妻》を躱して4Tキル。
③《島》と《デルバー》、《サイクロプス》と《水流破》、《払拭》。
1T目の《デルバー》が返しに《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》で落とされる。《ケルドの匪賊》を《水流破》でカウンターし、こちらの《悪鬼》に飛んできた《火炎破》を《払拭》。今度は相手は土地を引きすぎて息切れ。《悪鬼》と《サイクロプス》で押し切って勝ち。
というわけで4-0!
今回は珍しいデッキ2つに当たりました。別に下当たりって訳でもなく、ちゃんと勝ち残ってきた相手なので可能性は感じさせますね。ただし、白黒強請アグロはアグロに寄せるか強請メインの除去コントロールにするかどっちかにした方が強いと思う。
そして《入門の儀式/Rites of Initiation(ODY)》トークンデッキは欲張り過ぎてなんだかデッキが洗練されていない。もっとカードの取捨選択をする必要があると思った。
前回0-4してからの4-0で一安心。ウィー=ゼロックスはまだまだやれますよ。mtgGoldfishさん調べでは、デルバーなしのクリーチャー8枚体制のものも合わせてだいたい5%ちょいの分布を占めているようです。Tier2からTier2.5ってところでしょうかね。
最近、他のウィー=ゼロックスのリストを眺めていて言いたいことが溜まってきました。そのうちガッツリデッキ解説でもするかも。
【MO】Pauper DE #5561340、#5561356 惨敗
2013年6月16日 対戦記録ウィー=ゼロックスでPauperDEに参戦。リストは変更なし
先に結果を言うと惨敗。
惨敗である。
青単テンポがまた復権してきたのならメインに除去を増やすかなあ。
この負けをあまり引きずらないように、次は勝とう。
先に結果を言うと惨敗。
惨敗である。
#5561340
Round1 ウィー=ゼロックス①先手。《島》4とドロー呪文でマリガン。《島》1とドロー呪文と《サイクロプス》。○○
2T目に《悪鬼》をだされるが返しでこちらも《悪鬼》。これらが相打ち。4T目に《サイクロプス》を展開。返しで《サイクロプス》を出されるも5T目に《ストロボ》をみつけて《シャドーの裂け目》で一撃。
②《山》2と《悪鬼》と《紅蓮破》、《稲妻》でキープ。
2T目に《悪鬼》。返しで《サイクロプス》を出される。これを《紅蓮破》しながら4点攻撃。しかし再び《サイクロプス》が出てくる。《ストロボ》を撃って攻撃するとスルーしてくれたので稲妻で決めに行くがここに《払拭》されて2点足りない。返しに呪文3つで10点食らうがそれだけ。5T目に《島》が引けて残りを削って勝ち。
Round2 親和①後手。《島》1とドロー呪文だらけ。×○×
《デルバー》で《甲殻の鍛冶工》と殴り合う。《竜装者》で一撃が狙えたが《感電破》をトップされて落とされる。《デルバー》で10点も狙えたが《厳粛な空護り》をトップされて勝てず。《物読み》4回撃たれたのがひどい。
②《島》1とドローと《悪鬼》。《悪鬼》は《感電破》2枚で落とされるが《デルバー》と《サイクロプス》を展開。相手の《エイトグ》2体を《炎の斬りつけ》と《水流破》で落として《シャドーの裂け目》で16点。これで後1点まで追い詰める。相手は《厳粛な空護り》を持っていたが青マナが出ず。次ターンに《デルバー》で殴って勝ち。
③土地と《竜装者》と《サイクロプス》と《渦まく知識》。
クリーチャーを並べていくも《感電破》2発と《紅蓮破》2発に阻まれる。《甲殻の鍛冶工》は1体焼いたが2体目が出てきて殴り負け。
Round3 青単テンポ①先手。《島》無しマリガン。《島》と《デルバー》と赤いカードでキープ。××
《デルバー》で殴るが《断絶》されて《呪文づまりのスプライト》、《深き刻の忍者》からアドバンテージを獲られてマウントとられて負け。
②土地無し。土地と《竜装者》と《サイクロプス》。
2T目に《フェアリーの大群》2体から《呪文づまりのスプライト》を構えられ、《電謀》も通らずブン回られて負け。
フリースペルあかんて
Round4 ウィー=ゼロックス①《島》無し。《島》1とドローと《サイクロプス》。○○
先に《悪鬼》を出されてこちらは《山》が引けず。《ひずみの一撃》で11点くらって次の攻撃も防げないとわかり投了。
②《島》無し。《サイクロプス》とドロー呪文と除去。
3T目に《サイクロプス》を展開。相手も《サイクロプス》を出してくるがこれを除去しながら殴って勝ち。
③土地と《水流破》2、《紅蓮破》2。
相手の《ウェザーシード・フェアリー》と《デルバー》との殴り合いになる。相手の《ストロボ》や《ミジウムの外皮》を、クリーチャーをカウンターすることで腐らせる。あとは《稲妻》でライフを詰めて勝ち。
おそらく《デルバー》の入っていないクリーチャー8枚体制のタイプ。呪文のチョイスも《ミジウムの外皮》や《変異原性の成長》とどちらかと言うと受け身のものだったのでクリーチャーをキッチリ処理してしまうと弱かった。あと《水流破》も《紅蓮破》も強い
結果2-2
ウィー=ゼロックスが弱くて泣きそう
#5561356
Round1 青単テンポ①先手。《島》無し。土地と《サイクロプス》とドロー。3T目の《悪鬼》が《呪文づまりのスプライト》と《目くらまし》に阻まれて相手のペースに。そこから《サイクロプス》を展開するも少し土地を引きすぎて逆転できず。××
②土地とドロー呪文。
相手は1T目に《デルバー》。こちらは2T目に《悪鬼》を出すも《目くらまし》が刺さる。《デルバー》がすぐに変身して殴られる。あとは少し土地を引きすぎて一撃を決められず負け。
終始相手のペースで良いとこ無し。このマッチアップでは《竜装者》の飛行がやっぱり生きるのかなあ。
Round2 白単ウィニー①後手。土地とドロー。○××
メモ忘れるくらいすぐ勝った。
②《島》無し。土地と《サイクロプス》とデルバー。一撃を狙いに行くがしっかり《虹色の断片》を引かれている。それでも返しで勝つところまで追い詰めたが《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard(JUD)》をトップされてブロックを回避されて負け。
③《島》と悪鬼と回避。
《山》が引けずディスカードモードに。相手にはよどみなく並べられて負け。
久しぶりの白単。本来お客さんのハズだが負けるときは負ける。悔しい
Round3 緑単ストンピィ①先手。土地と《サイクロプス》でキープ。××
相手は《大霊堂のスカージ》を3体展開。1体は除去するも残りに《怨恨》が付いてライフ差を付けられる。その後クリーチャーを5体引いてしまって殴れず負け。
②土地と除去。
相手クリーチャーを除去していって《デルバー》で殴る。が、相手は土地2枚で1マナ2/2クリーチャーをどんどん並べてくるすばらしい回り。《サイクロプス》と《悪鬼》も並べて一撃を狙うが《濃霧》と《巨森の蔦》を持たれていて後1点足りず、返しで負け。呪文を唱える順番を考えれば相手がミスする可能性もあったか。
久しぶりに3敗。
Round4 青単テンポ①先手。土地と《デルバー》と《サイクロプス》の良い手札。少し土地を引きすぎて《サイクロプス》が殴れず。隙を見せるとすぐに相手のペースになって負け。××
②《島》無し。土地無し。土地無し。全部土地でキープ。そっからも土地引きすぎて無理。
結果0-4
DEで4敗するのは初めてです。たまにはこういうこともある、では片づけられない悔しさがこみ上げる。
青単テンポがまた復権してきたのならメインに除去を増やすかなあ。
この負けをあまり引きずらないように、次は勝とう。
【翻訳】ドラゴンの迷路がPauperに与える最初の影響 by Alex Ullman
2013年6月15日 翻訳
久しぶりにAlexさんの記事を翻訳。今回はドラゴンの迷路のカードがPauperに与える最初の影響についてです。素人ゆえに意訳しまくりの拙訳ですがよろしければどうぞ。
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Initial Impact Of Dragon’s Maze On Pauper
(http://www.starcitygames.com/article/26308_Initial-Impact-Of-Dragons-Maze-On-Pauper.html)
ALEX ULLMAN
6/10
ドラゴンの迷路がやってきて、Pauperでの存在感を露わにしている。最新のテクニックの先駆者であることの恩恵が、既に正しいと解っている何かをすることより小さいもんだからPauperは新しいカードに適応するのが遅いんだ。新カードの香りはまだ残っていて、今のところほんの少しのカードがプレイされているようだ。特にインパクトのあるものはフォーマットの様相を変える一助になっているね。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》だ。
サイクロプスデッキは新しいものではない。ドラゴンの迷路が芽吹かせたのではなく、時間をかけて進化してきたものだ。Pauperのフォーマットが制定された黎明期からの古いルーツがある。Pauperの第2回目のプレミアイベントでは"ghweiss"が17位でフィニッシュしてるんだぜ。
このデッキは色んな方向から攻撃を行う。《川滝のミミック/Riverfall Mimic(EVE)》と《天主の勢力/Clout of the Dominus(EVE)》は《不可視の忍び寄り/Invisible Stalker(ISD)》と《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver(ISD)》と同じくらい厄介だ。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》は、《天主の勢力/Clout of the Dominus(EVE)》を付けたり単純に軽い呪文によるパワー強化をして上から攻めることが出来る。呪文は《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》で1ゲームに2回使うことが出来るし、《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird(GPT)》と大量ドロー、《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch(MIR)》で長期戦を見据えることが出来る。非常に汎用性の高いリストだ。マナの厳しさが妨げになってこのリストが流行ることは無かった。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》自身はデッキを支えることが出来なかったし、《ミミック》と《勢力》のプランは引きに依存し過ぎていた。
ラヴニカへの回帰での《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》の追加は《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》の第2のチャンスだった。2種類の呪文大好きクリーチャー、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》と《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》が印刷されたことは、デッキを軽い呪文で埋め尽くすことの理由をくれた。《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》、そして《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》のような1マナのとっておきが《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》か《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》のどちらかに大ダメージを叩きこむ機会をくれるし、《ギルド門》はそれらすべてに繋がるものだ。以下に挙げるサイクロプス・ヴァージョンは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》のスポットを《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》が占めているだけのように見えるね。
Pauperの他の2色デッキと違ってWeeFiend(と呼ばれていたとして)は早期に両方のマナを少なくとも1つは欲しかった。実際2ターン目の《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》は潜在的に10点分のダメージがあった(《稲妻/Lightning Bolt(M10)》が手札にあることを勘定しなくてもね)。より良いマナのためにテンポロスするのも待つだけの価値があるし、《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》はそのプランのための鍵だった。
4ターン目に―ブロッカーをすり抜けて―勝つために1ターン目を棒に振ることを気にする奴がいるかい?
このデッキは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》が《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》に代わるまで上手くいってなかった。何故?《サイクロプス》の方が遥かに固いからだ―《稲妻/Lightning Bolt(M10)》が当たり前のフォーマットではタフネス4がキーってことだね。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は珍しく防衛をもっているけど、君は頻繁に呪文を唱えるだろうからこの一文は無いも同然だ。《サイクロプス》は遥かによいブロッカーにもなるし、何か洒落たインスタントがあれば攻撃してきたクリーチャーの大体はやっつけることが出来る、すなわち、恐るべき《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》だね。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》は飛べるけど、《サイクロプス》は能力でブロックされなくできるし、一時的なパワーの大きさほど飛行は重要じゃない。これが成功したヴァージョンの《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキだ。
《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》は、赤1マナで実質8点のダメージになるヤバいやつだ。《思案/Ponder(M12)》と《定業/Preordain(M11)》を繋げることは君が唱える呪文の質を良くするだけでなく、無料の《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》になる。このデッキは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を裏返すために精密にチューンナップされたマシンでもある。サイクロプスデッキは単純で、サイドボーディング後の《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》や《払拭/Dispel(WWK)》による防御も上手く働く。このデッキはシンプルで、印象的だね。
このデッキは立ち直りも早い。たった12体(たまに1枚の《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》で13体)のクリチャーで回しているが、必要としているのは真の脅威となる1枚の《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》か《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》だけだ。《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》は攻めでも素晴らしいし、貴重な品を除去から守ることも出来る。ゲームの序盤、《悪鬼》や《サイクロプス》を落とそうと試みるとき、それがカウンターされるだけで壊滅的なゲームエンドに成り得る。
このデッキはフォーマットにおける新しい時計/Clockだ。《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》、《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》、そして《激励/Invigorate(MMQ)》の禁止があって親和とストンピィは「最速の勝利」の地位に躍り出た。過去数か月の間、金属性の機械と緑の種族はビートダウン側の分布を支配してきていた。NivixFiendは、かつての感染のようにどこからともなく勝つことが出来るデッキでその分布を変えた。それとだいたい同じくらい重要なのは、それが一方的《激動/Upheaval(ODY)》を撃つ前に《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》コンボデッキに勝つことが出来ることだ。このデッキは本物で、軽い赤と青の呪文が刷られる限り、忘れ去られることはないだろう。
ドラゴンの迷路からの贈り物を使う第2のデッキはゴブリンだ。いいや、《暴動の長槍使い/Riot Piker(DGM)》を入れるスペースはないよ。むしろ、《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》に期待しているのさ。
《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》は個的なおしゃれ枠として登場したが、深く掘り下げてみるとかなりの有用性をもっている。同じ年のより良いものとして《馬力充電/Dynacharge(RTR)》が存在しているし、それはより良い《踏み荒らし/Overrun(TMP)》だ。この背後にある理由は(驚いたことに)メタゲームだと思われる。さっき言ったように、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》は親和による恐るべき敵だ。他の重要なアグロデッキであるストンピィは《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》と《若き狼/Young Wolf(DKA)》を利用して1体のクリーチャーを2枚のカードへと変える。
《死の火花/Death Spark(ALL)》のようなカードと組み合わせれば、《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》はゴブリンの大群の突撃によって戦闘での有利な交換を可能にする。これはとても重要だ。ゴブリンは、御存じのように、勝つためにはクリーチャーが必要だからね。ゲーム終盤、多くのプレイヤーは1枚の《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》に備えてライフ総量を来たるべき+1/+0修整から守る。シンプルなインスタントで調整したいプレイヤーに「やったぜ!」という瞬間をもたらすこの能力はしばしば素晴らしい勝利につながり、対戦相手を苛立たせるだろう。
ドラゴンの迷路からやって来た最近に成功したデッキは、Pauperの有名な先駆者Deluxeicoffの調整したこのミッドレンジだ。
このデッキの歴史はDeluxeicoffのFacebookページ(https://www.facebook.com/Deluxeicoff)に記録されている。非常に解り易い《夜空のミミック/Nightsky Mimic(EVE)》デッキとしてスタートしたものが、勝ちに至るために強請と軽い呪文に大きく依存したものに進化したんだ。13体の様々な強請持ちクリーチャーとたった5枚の2マナ以上の呪文で、Grey Ghost(制作者による命名だ)はじわじわと対戦相手を敗北へ近づけていく。
このデッキは素晴らしく解り易い:クリーチャーと除去だ。《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》は非常に洗練された成分で、過剰な土地を呪文と強請の種に変えてくれるんだ。《流砂/Quicksand(VIS)》は《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》によって使いやすくなる一方、強請とは関係がない。除去をディスカードと吸命に変化させるオプションが強力なんだ。
ギルド門侵犯の単色の2マナ域で最高潮に達したように、これは強請デッキであって《税収飲み/Tithe Drinker(DGM)》デッキではない。これはフォーマットのマナ基盤に対する譲歩で、実際《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》が使われているようにこのデッキは黒に偏っている。これはディスカードによってアドバンテージを獲りにいくRatsデッキではない。むしろ、フォーマットにいるクリーチャーを攻撃して、その華奢な軍隊で敵の死に対して課税することが出来るようにするのさ。
これまでに取り上げた3つのデッキは、現在のPauperのメタゲームで如何にクリーチャーが普及しているかを示している。NivixFiendはクリーチャー主体のコンボデッキで、その名の通りの潜在力によって現在のレベルで成功している。ゴブリンはクリーチャーの戦闘で勝つために《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》を加え、Grey Ghostは除去と強請という正にギルド門侵犯のリミテッドのような組み合わせを背景としている。かつてのストームコンボの世界秩序から”クリーチャー”を問題とするように変化したことは素晴らしいことだ。
最後のデッキは僕がドラゴンの迷路からのカードを中心に組んでみたものだ。僕のレビュー(http://www.starcitygames.com/article/26105_A-Pauper-Run-At-Dragons-Maze.html)では《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》を完全に見落としていた。正しいデッキでは、《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》は3マナで4ドローになり、それはPauperの他のどのカード1枚の相場よりもいいものだ。僕の気取った攻撃的なディミーアのリストを見直すより、《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》をRatsデッキの外殻に投入することにしたよ。結果は有望さ
このデッキは大体Ratsデッキみたいに動いて、邪魔くさいクリーチャーを一緒につなげて、除去によって勝利の為に2点ずつライフを削るための道のりをきれいにする。《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》は《発掘/Unearth(ULG)》と《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》と共にこの計画を推し進める。このデッキの背後にあるアイディアは結局墓地に行くカードを気にして手札に持たないことだ。《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》は第2ターンに何かするために許した枠で、《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》の良いソックリさんになる。
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》はカジュアルではいつも重要要素だ。《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》/《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》デッキがTier1になったことはないが、ここでは1番星のように輝いている。《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》を複数引いてしまうのは、君の場の展開を阻害してしまうように間が悪い。この外殻において、1枚の《ハーピー》が更なる《発掘/Unearth(ULG)》や《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》の助けによって機能的に素晴らしいね。
除去一式はかなり流動的だ。目的は共通の脅威となるものを落とすことで(当たり前だって?)、《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》はよく使える。始めは《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》2枚で試していたが、自分がもっと早い段階でダメージを受けることに気付いた。最序盤の展開への答えとして、そして《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》で1枚が落ちたとしても悪くないってことで《肉体の饗宴/Feast of Flesh(CSP)》で行くことにした(複数引けたら最高だね)。《ひどい憔悴/Crippling Fatigue(TOR)》を1枚入れるのもいいと思ったが、ライフロスだからね、特に早い段階でクリーチャーを仕留めたいときにはキツすぎたんだ。
《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》と《熟慮/Think Twice(TSP)》が墓地利用の締めくくりだ。《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》は《ひどい憔悴/Crippling Fatigue(TOR)》と同じ点で劣っている。《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》はRatsデッキの性質により《ウーナの寵愛/Oona’s Grace(EVE)》を下した。相手のリソースを剥ぎ取るのが目的ならば、土地1枚をディスカードと交換出来たほうがこの計画を助長するからね。《ウーナの寵愛/Oona’s Grace(EVE)》はより大きなマナも必要とするし、このデッキは後半(《寵愛》にとってベストな時)に《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》を戻すためにマナを使えるようにしておきたいんだ。
フォーマットがドラゴンの迷路から加わったカードを調整している一方で、来たるべき基本セットがすでに待ちきれないPauperプレイヤーもいる。僕?既に分かっているカードをじっくり眺めて、それらがどうやったらうまく使えるか試してるだけでもう幸せさ。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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やっぱりウィー=ゼロックスが取り上げられていて嬉しい限り。しかしここに自分のリストを取り上げてもらえなかったのが、おこがましいとは言え悔しい。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》が入る前のヴァージョンではかなり目立つ成績を挙げてたんですが、最近に4-0のリスト載せられなかったから仕方ないか。
記事では《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》について触れていますが、今のところ自分は《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》派ですね。というのは、《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》とシャッフルの組み合わせ、デッキ圧縮によってマナフラッドを少しでも減らせるからです。もし《噴出/Gush(MMQ)》を入れたいなら《島》であることに意味があるので重要ですね。
3つ目に取り上げられているデッキは結構研究されていたデッキのようです。GTC登場直後にもちらほら見ました。このDeluxeicoffって人は凄い人で、割とローグデッキを好んで使うようですが1つのデッキに執着するでもなく安定して勝っているんですよね。赤白の《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》などでアドバンテージを獲るデッキもこの方が押し上げた感があります。あと一時期は呪禁オーラでもかなり頑張ってましたし、最近はウィー=ゼロックスにも手を付けているようです。
4つ目の《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》デッキはなかなかのもんですね。墓地利用と合わせれば3マナ4ドローというのは確かに凄い。自分だと《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》入れたくなっちゃうけどやっぱり痛いのか。
どのデッキもトップメタとは言えないデッキですけどTire2を賑わせるのは間違いないですね。新セットでの収穫はパッと見大したものが無いですが、時間が経つとメタに合ったカードや新しいデッキが出てくるものですね。当然M14にも期待しちゃいますよね。
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Initial Impact Of Dragon’s Maze On Pauper
(http://www.starcitygames.com/article/26308_Initial-Impact-Of-Dragons-Maze-On-Pauper.html)
ALEX ULLMAN
6/10
ドラゴンの迷路がやってきて、Pauperでの存在感を露わにしている。最新のテクニックの先駆者であることの恩恵が、既に正しいと解っている何かをすることより小さいもんだからPauperは新しいカードに適応するのが遅いんだ。新カードの香りはまだ残っていて、今のところほんの少しのカードがプレイされているようだ。特にインパクトのあるものはフォーマットの様相を変える一助になっているね。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》だ。
サイクロプスデッキは新しいものではない。ドラゴンの迷路が芽吹かせたのではなく、時間をかけて進化してきたものだ。Pauperのフォーマットが制定された黎明期からの古いルーツがある。Pauperの第2回目のプレミアイベントでは"ghweiss"が17位でフィニッシュしてるんだぜ。
Izzet Midrange
ghweiss
17th Place at Magic Online Premier Event on 4/12/2009
Creatures (19)
2 《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
3 《カミソリひれのハンター/Razorfin Hunter(APC)》
4 《川滝のミミック/Riverfall Mimic(EVE)》
2 《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird(GPT)》
4 《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》
Lands (24)
8 《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》
8 《冠雪の山/Snow-Covered Mountain(CSP)》
4 《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks(GPT)》
4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (17)
3 《天主の勢力/Clout of the Dominus(EVE)》
2 《偽り/Jilt(APC)》
3 《溶岩の投げ矢/Lava Dart(JUD)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
1 《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch(MIR)》
Sideboard
4 《灰の殉教者/Martyr of Ashes(CSP)》
4 《水流破/Hydroblast(ICE)》
1 《否認/Negate(M13)》
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
2 《撤廃/Repeal(GPT)》
このデッキは色んな方向から攻撃を行う。《川滝のミミック/Riverfall Mimic(EVE)》と《天主の勢力/Clout of the Dominus(EVE)》は《不可視の忍び寄り/Invisible Stalker(ISD)》と《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver(ISD)》と同じくらい厄介だ。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》は、《天主の勢力/Clout of the Dominus(EVE)》を付けたり単純に軽い呪文によるパワー強化をして上から攻めることが出来る。呪文は《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》で1ゲームに2回使うことが出来るし、《蒸気核の奇魔/Steamcore Weird(GPT)》と大量ドロー、《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch(MIR)》で長期戦を見据えることが出来る。非常に汎用性の高いリストだ。マナの厳しさが妨げになってこのリストが流行ることは無かった。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》自身はデッキを支えることが出来なかったし、《ミミック》と《勢力》のプランは引きに依存し過ぎていた。
ラヴニカへの回帰での《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》の追加は《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》の第2のチャンスだった。2種類の呪文大好きクリーチャー、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》と《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》が印刷されたことは、デッキを軽い呪文で埋め尽くすことの理由をくれた。《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》、そして《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》のような1マナのとっておきが《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》か《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》のどちらかに大ダメージを叩きこむ機会をくれるし、《ギルド門》はそれらすべてに繋がるものだ。以下に挙げるサイクロプス・ヴァージョンは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》のスポットを《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》が占めているだけのように見えるね。
Pauperの他の2色デッキと違ってWeeFiend(と呼ばれていたとして)は早期に両方のマナを少なくとも1つは欲しかった。実際2ターン目の《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》は潜在的に10点分のダメージがあった(《稲妻/Lightning Bolt(M10)》が手札にあることを勘定しなくてもね)。より良いマナのためにテンポロスするのも待つだけの価値があるし、《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》はそのプランのための鍵だった。
4ターン目に―ブロッカーをすり抜けて―勝つために1ターン目を棒に振ることを気にする奴がいるかい?
このデッキは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》が《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》に代わるまで上手くいってなかった。何故?《サイクロプス》の方が遥かに固いからだ―《稲妻/Lightning Bolt(M10)》が当たり前のフォーマットではタフネス4がキーってことだね。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は珍しく防衛をもっているけど、君は頻繁に呪文を唱えるだろうからこの一文は無いも同然だ。《サイクロプス》は遥かによいブロッカーにもなるし、何か洒落たインスタントがあれば攻撃してきたクリーチャーの大体はやっつけることが出来る、すなわち、恐るべき《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》だね。《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》は飛べるけど、《サイクロプス》は能力でブロックされなくできるし、一時的なパワーの大きさほど飛行は重要じゃない。これが成功したヴァージョンの《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキだ。
NivixFiend
hiveking
2nd Place at Magic Online Daily Event on 5/26/2013
Creatures (12)
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
4 《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
Lands (18)
10 《島/Island(USG)》
6 《山/Mountain(USG)》
2 《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》
Spells (30)
3 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
1 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
1 《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》
4 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
2 《断絶/Snap(ULG)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
Sideboard
3 《払拭/Dispel(WWK)》
3 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
3 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《倒壊/Raze(USG)》
《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》は、赤1マナで実質8点のダメージになるヤバいやつだ。《思案/Ponder(M12)》と《定業/Preordain(M11)》を繋げることは君が唱える呪文の質を良くするだけでなく、無料の《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》になる。このデッキは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を裏返すために精密にチューンナップされたマシンでもある。サイクロプスデッキは単純で、サイドボーディング後の《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》や《払拭/Dispel(WWK)》による防御も上手く働く。このデッキはシンプルで、印象的だね。
このデッキは立ち直りも早い。たった12体(たまに1枚の《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》で13体)のクリチャーで回しているが、必要としているのは真の脅威となる1枚の《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》か《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》だけだ。《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》は攻めでも素晴らしいし、貴重な品を除去から守ることも出来る。ゲームの序盤、《悪鬼》や《サイクロプス》を落とそうと試みるとき、それがカウンターされるだけで壊滅的なゲームエンドに成り得る。
このデッキはフォーマットにおける新しい時計/Clockだ。《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》、《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》、そして《激励/Invigorate(MMQ)》の禁止があって親和とストンピィは「最速の勝利」の地位に躍り出た。過去数か月の間、金属性の機械と緑の種族はビートダウン側の分布を支配してきていた。NivixFiendは、かつての感染のようにどこからともなく勝つことが出来るデッキでその分布を変えた。それとだいたい同じくらい重要なのは、それが一方的《激動/Upheaval(ODY)》を撃つ前に《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》コンボデッキに勝つことが出来ることだ。このデッキは本物で、軽い赤と青の呪文が刷られる限り、忘れ去られることはないだろう。
ドラゴンの迷路からの贈り物を使う第2のデッキはゴブリンだ。いいや、《暴動の長槍使い/Riot Piker(DGM)》を入れるスペースはないよ。むしろ、《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》に期待しているのさ。
Goblins
VictorCB
1st Place at Magic Online Daily Event on 5/26/2013
Creatures (33)
4 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》
3 《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》
4 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
4 《ゴブリンの群勢/Goblin Cohort(BOK)》
4 《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》
3 《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar(M10)》
4 《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts(TMP)》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》
3 《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》
Lands (17)
17 《山/Mountain(USG)》
Spells (10)
2 《死の火花/Death Spark(ALL)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2 《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》
2 《Chain Lightning(LEG)》
Sideboard
2 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》杖
2 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
1 《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt(MRD)》
2 《粉々/Smash to Smithereens》
3 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
3 《倒壊/Raze(USG)》
《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》は個的なおしゃれ枠として登場したが、深く掘り下げてみるとかなりの有用性をもっている。同じ年のより良いものとして《馬力充電/Dynacharge(RTR)》が存在しているし、それはより良い《踏み荒らし/Overrun(TMP)》だ。この背後にある理由は(驚いたことに)メタゲームだと思われる。さっき言ったように、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》は親和による恐るべき敵だ。他の重要なアグロデッキであるストンピィは《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》と《若き狼/Young Wolf(DKA)》を利用して1体のクリーチャーを2枚のカードへと変える。
《死の火花/Death Spark(ALL)》のようなカードと組み合わせれば、《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》はゴブリンの大群の突撃によって戦闘での有利な交換を可能にする。これはとても重要だ。ゴブリンは、御存じのように、勝つためにはクリーチャーが必要だからね。ゲーム終盤、多くのプレイヤーは1枚の《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》に備えてライフ総量を来たるべき+1/+0修整から守る。シンプルなインスタントで調整したいプレイヤーに「やったぜ!」という瞬間をもたらすこの能力はしばしば素晴らしい勝利につながり、対戦相手を苛立たせるだろう。
ドラゴンの迷路からやって来た最近に成功したデッキは、Pauperの有名な先駆者Deluxeicoffの調整したこのミッドレンジだ。
Grey Ghost
deluxeicoff
2nd Place at Magic Online Daily Event on 5/26/2013
Creatures (16)
4 《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
3 《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》
2 《重要人物のペット/Kingpin’s Pet(GTC)》
4 《徴税理事/Syndic of Tithes(GTC)》
3 《税収飲み/Tithe Drinker(DGM)》
Lands (22)
1 《平地/Plains(USG)》
8 《沼/Swamp(USG)》
3 《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
3 《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica(GPT)》
4 《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(GTC)》
3 《流砂/Quicksand(VIS)》
Spells (22)
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》
4 《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
4 《破滅の刃/Doom Blade(M12)》
2 《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》
2 《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》
4 《発掘/Unearth(ULG)》
Sideboard
3 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》
4 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》
3 《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》
1 《報酬獲得/Reaping the Rewards(EXO)》
4 《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》
このデッキの歴史はDeluxeicoffのFacebookページ(https://www.facebook.com/Deluxeicoff)に記録されている。非常に解り易い《夜空のミミック/Nightsky Mimic(EVE)》デッキとしてスタートしたものが、勝ちに至るために強請と軽い呪文に大きく依存したものに進化したんだ。13体の様々な強請持ちクリーチャーとたった5枚の2マナ以上の呪文で、Grey Ghost(制作者による命名だ)はじわじわと対戦相手を敗北へ近づけていく。
このデッキは素晴らしく解り易い:クリーチャーと除去だ。《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》は非常に洗練された成分で、過剰な土地を呪文と強請の種に変えてくれるんだ。《流砂/Quicksand(VIS)》は《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》によって使いやすくなる一方、強請とは関係がない。除去をディスカードと吸命に変化させるオプションが強力なんだ。
ギルド門侵犯の単色の2マナ域で最高潮に達したように、これは強請デッキであって《税収飲み/Tithe Drinker(DGM)》デッキではない。これはフォーマットのマナ基盤に対する譲歩で、実際《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》が使われているようにこのデッキは黒に偏っている。これはディスカードによってアドバンテージを獲りにいくRatsデッキではない。むしろ、フォーマットにいるクリーチャーを攻撃して、その華奢な軍隊で敵の死に対して課税することが出来るようにするのさ。
これまでに取り上げた3つのデッキは、現在のPauperのメタゲームで如何にクリーチャーが普及しているかを示している。NivixFiendはクリーチャー主体のコンボデッキで、その名の通りの潜在力によって現在のレベルで成功している。ゴブリンはクリーチャーの戦闘で勝つために《武器への印加/Weapon Surge(DGM)》を加え、Grey Ghostは除去と強請という正にギルド門侵犯のリミテッドのような組み合わせを背景としている。かつてのストームコンボの世界秩序から”クリーチャー”を問題とするように変化したことは素晴らしいことだ。
最後のデッキは僕がドラゴンの迷路からのカードを中心に組んでみたものだ。僕のレビュー(http://www.starcitygames.com/article/26105_A-Pauper-Run-At-Dragons-Maze.html)では《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》を完全に見落としていた。正しいデッキでは、《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》は3マナで4ドローになり、それはPauperの他のどのカード1枚の相場よりもいいものだ。僕の気取った攻撃的なディミーアのリストを見直すより、《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》をRatsデッキの外殻に投入することにしたよ。結果は有望さ
Pilfered Rats
Alex Ullman
Test deck on 6/16/2013
Creatures (17)
1 《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
3 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
4 《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》
1 《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》
Lands (23)
1 《島/Island(USG)》
14 《沼/Swamp(USG)》
1 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》
4 《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(GTC)》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (20)
2 《破滅の刃/Doom Blade(M12)》
1 《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
2 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
1 《熟慮/Think Twice(TSP)》
2 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
4 《肉体の饗宴/Feast of Flesh(CSP)》
4 《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》
1 《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》
3 《発掘/Unearth(ULG)》
このデッキは大体Ratsデッキみたいに動いて、邪魔くさいクリーチャーを一緒につなげて、除去によって勝利の為に2点ずつライフを削るための道のりをきれいにする。《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》は《発掘/Unearth(ULG)》と《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》と共にこの計画を推し進める。このデッキの背後にあるアイディアは結局墓地に行くカードを気にして手札に持たないことだ。《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》は第2ターンに何かするために許した枠で、《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》の良いソックリさんになる。
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》はカジュアルではいつも重要要素だ。《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》/《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》デッキがTier1になったことはないが、ここでは1番星のように輝いている。《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》を複数引いてしまうのは、君の場の展開を阻害してしまうように間が悪い。この外殻において、1枚の《ハーピー》が更なる《発掘/Unearth(ULG)》や《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》の助けによって機能的に素晴らしいね。
除去一式はかなり流動的だ。目的は共通の脅威となるものを落とすことで(当たり前だって?)、《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》はよく使える。始めは《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》2枚で試していたが、自分がもっと早い段階でダメージを受けることに気付いた。最序盤の展開への答えとして、そして《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》で1枚が落ちたとしても悪くないってことで《肉体の饗宴/Feast of Flesh(CSP)》で行くことにした(複数引けたら最高だね)。《ひどい憔悴/Crippling Fatigue(TOR)》を1枚入れるのもいいと思ったが、ライフロスだからね、特に早い段階でクリーチャーを仕留めたいときにはキツすぎたんだ。
《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》と《熟慮/Think Twice(TSP)》が墓地利用の締めくくりだ。《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》は《ひどい憔悴/Crippling Fatigue(TOR)》と同じ点で劣っている。《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》はRatsデッキの性質により《ウーナの寵愛/Oona’s Grace(EVE)》を下した。相手のリソースを剥ぎ取るのが目的ならば、土地1枚をディスカードと交換出来たほうがこの計画を助長するからね。《ウーナの寵愛/Oona’s Grace(EVE)》はより大きなマナも必要とするし、このデッキは後半(《寵愛》にとってベストな時)に《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》を戻すためにマナを使えるようにしておきたいんだ。
フォーマットがドラゴンの迷路から加わったカードを調整している一方で、来たるべき基本セットがすでに待ちきれないPauperプレイヤーもいる。僕?既に分かっているカードをじっくり眺めて、それらがどうやったらうまく使えるか試してるだけでもう幸せさ。
Keep slingin’ commons-
-Alex
SpikeBoyM on Magic Online
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やっぱりウィー=ゼロックスが取り上げられていて嬉しい限り。しかしここに自分のリストを取り上げてもらえなかったのが、おこがましいとは言え悔しい。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》が入る前のヴァージョンではかなり目立つ成績を挙げてたんですが、最近に4-0のリスト載せられなかったから仕方ないか。
記事では《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》について触れていますが、今のところ自分は《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》派ですね。というのは、《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》とシャッフルの組み合わせ、デッキ圧縮によってマナフラッドを少しでも減らせるからです。もし《噴出/Gush(MMQ)》を入れたいなら《島》であることに意味があるので重要ですね。
3つ目に取り上げられているデッキは結構研究されていたデッキのようです。GTC登場直後にもちらほら見ました。このDeluxeicoffって人は凄い人で、割とローグデッキを好んで使うようですが1つのデッキに執着するでもなく安定して勝っているんですよね。赤白の《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》などでアドバンテージを獲るデッキもこの方が押し上げた感があります。あと一時期は呪禁オーラでもかなり頑張ってましたし、最近はウィー=ゼロックスにも手を付けているようです。
4つ目の《盗まれた計画/Pilfered Plans(DGM)》デッキはなかなかのもんですね。墓地利用と合わせれば3マナ4ドローというのは確かに凄い。自分だと《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》入れたくなっちゃうけどやっぱり痛いのか。
どのデッキもトップメタとは言えないデッキですけどTire2を賑わせるのは間違いないですね。新セットでの収穫はパッと見大したものが無いですが、時間が経つとメタに合ったカードや新しいデッキが出てくるものですね。当然M14にも期待しちゃいますよね。