10月21日に東京MTG(http://tokyomtg.com/)を会場に開かれた紙Pauperのオフ会に参加してきました。このオフ会自体は2回目ですが、僕は今回が初参加。というか紙のPauperをすることが実は初めてだったのでそこそこ緊張しました。

持ち込んだのは唯一紙でもデッキを組んでいるウィーゼロ。《ボーラスの占い師》などは持っていないので《秘密を掘り下げる者》が4枚入った比較的古典的なタイプでした。

ちょっと早めに店舗についたものの会場の一角に主催者のゆにさんを見つけて自己紹介もそこそこに早速対戦開始。

ゆに さん
スゥルタイ・ランデス
緑の土地破壊と青のアドバンテージ獲得手段に《ディンローバの恐怖》が添えられたデッキ。
①ブン回って一撃。
②土地を壊されてあまり動けず熟考などに殴られて負け。
③デルバーがすぐに変身して殴りきる。

青赤《リスティックの研究》ポンザ
デルバー、火付け射手、3点火力、土地破壊、リス研。名前の通り
①土地を割られながらも一撃。
②デルバーで殴り合い。赤マナを壊されて相手の方が速くて負け。
③相手が事故ったんだったかな?一撃が決まって勝ち。

7時間目のNG さん
ブラストダームの入った赤緑。知らないデッキタイプなので形容しがたいが、Pauperの平均より大きいサイズの生物の強みを生かしたデッキという感じ
①デルバーで殴ったが赤マナを壊されてブラストダームとのライフレースに負ける。
②一撃が決まって勝ち。
③クリーチャーを展開できたがマナフラ気味でブラストダームに殴られて負け。

白赤《無謀な炎織り/Reckless Fireweaver》
名前の通り。炎織りが2枚並ぶとヤバい
①炎織りや火付け射手で削られたが一撃。
②10点ぐらい削られたがデルバーや悪鬼で殴って確か最後は稲妻でとどめ。

一太刀 さん
ジャンド・サイクリング
①《骨までの齧りつき》で40点ほどゲインされて負け。
②相手が動き出す前に一撃。
③相手が動き出す前に一撃が決まってたぶん4キル。

竹中 さん
緑白アグロ
《たかり猫猿》、高名、移植など+1カウンターを多用したデッキ。《旅の準備》が単純に強い
①引きが良くてキレイに一撃。
②《旅の準備》などでそこそこ大きいクリーチャーができて殴られる。《部族養い》で10点ゲインされたが呪文を重ねて30点殴って勝ち。

ぼか さん
白黒統治者ペスト
勝ち手段が絞られていて《ギルドパクトの守護者》がいない代わりにライフ回復手段が多めだった。殺意とは逆の「死にたくない気持ち」を感じるデッキ
①多少ライフゲインされたが一撃が決まって残り1まで追いつめて最後は使途の祝福でブロックかわして勝ち。
②クリーチャーが除去された後で統治者になられて《黒死病》が置かれて投了。
③《虹色の断片》や《赤の防御円》を置かれたが《鋭い痛み》をトップしてギリギリ勝ち。

MTO さん
親和 《歯車襲いの海蛇》の入ったタイプ
①トリマリスタート。相手が《物読み》4回から4/4連打でそれは無理ですねーってなる。
②相手がちょっとリスキーなキープをして動きが悪いところに一撃を決める。
③こっちのデルバーが即変身して殴る。地上で除去やにらみ合いをしているうちにこのデルバーが6回殴って稲妻で勝ち。

たなべ さん
黒赤《遺棄地の恐怖》リアニメイト
①《遺棄地の恐怖》を《死体発掘》されてごりごり殴られたがライフレースに勝ち。
②1発攻撃を通したがその後が続かず恐怖やアンコウに殴られて負け。
③《遺棄地の恐怖》を《死体発掘》されたが先に一撃決めて勝ち。

アブザン拷問生活
除去オーラ+《オーラ術師》やキャントリップオーラ+《空漁師》などシナジーが満載で《拷問生活》を経由していろんな事ができるデッキ。
①引きが良くて3キルだか4キルだかが決まる。
②《拷問生活》と《茶鱗》でじわじわゲインされて除去も打たれたがサイクロプスが攻撃するチャンスがもらえて呪文が繋がってなんとか打点が足りて勝ち。

海老焼売地獄 さん
青単セルフLO

ここでまずセルフLOとは何ぞや、ということを説明しなければならない。リストは一見《ジェイスの消去》をフィニッシャーにした青単パーミッションのようなのだが、このデッキは《ジェイスの消去》の対象に自分を選択する。「《思考掃き》対象自分。ライブラリーから2枚墓地へ。その後1ドロー。《ジェイスの消去》が2枚置かれているのでさらにライブラリーから2枚墓地へ」という具合になる。
やがて自分のライブラリーが0枚になると《エーテリウムの彫刻家》で0マナになった《妖術師のガラクタ》を自分の墓地の《妖術師のガラクタ》を対象に起動する。すると2枚の《ガラクタ》が無限に場と墓地と手札をループすることになり《ジェイスの消去》が無限に誘発して相手は死ぬ、という誇張無しに画期的なコンボデッキである。

①相手のカウンターをかいくぐって一撃を決めて勝ち。
②《眠りへの誘い》によって何度か攻撃をしのがれているうちに相手のライブラリーがすごい勢いでなくなっていく。やがて4枚目の《妖術師のガラクタ》が墓地に落ちて相手の勝ち筋が消えて勝ち。

自分が何と戦っていたのか分からなくなる決着に戸惑ったが、その後実際にセルフLOコンボが決まるところを観戦できて大いに楽しませてもらいました。


そんなところで時間が来てオフ会終了。結局7時間程度で11マッチ遊ぶことができたんですが紙Pauperが楽しくてあっという間に終わってしまった印象でした。フリープレイ会だったのもあって和気藹々とプレイできて良かったですし、ツイッターで絡みのある方たちと実際に会うことができたのも嬉しかったですね。

次回があれば、もっとゲームの展開に幅のあるドメインでも組んでおきたいですかね。
何はともあれ非常に楽しい一日でした。オフ会に参加した皆さん、会場を貸してくれた東京MTGさん、ありがとうございました。
いなくなった猫猿くん
そんな絵本ありそう。


霊気紛争の中では《たかり猫猿》のフレーバーがお気に入り。他の生物にカウンターを乗せてどこかへ消えてしまう運命に哀愁を感じる。猫・猿というクリーチャータイプとこのシュールなビジュアルに惹きつけられている部分もある。朝目が覚めると猫猿くんの姿はなく、どこを探しても見当たらない。日が暮れる頃、すこしだけ大きくなった自分に気づいて、ああ猫猿くんは僕の中に居たんだ、みたいな。


そもそも猫猿ってなんなのか、英語だとそのまま Cat-monkey なのかと調べてみたらカード名は《たかり猫猿/Scrounging Bandar》という。
Bandar。この言葉、英和辞典を調べてもスッと出てこない。港みたいな意味があるのでそういう地名はたくさん出てくるが。

結局、ヒンドゥー語で猿のことを बंदर と言って、これを英語表記すると Bandar になるらしい。そういえば確かにカラデシュ次元はインドっぽいところだった。だからまあ普通に翻訳すると《たかり猿》になっちゃうんだけれど他の《猿/Monkey》と訳し分けないといけないし、特定の種として訳してもわけわかんなくなるので苦肉の策として《猫猿》の訳をつけたのかなあと思った。

《たかり猫猿》はいるのかいないのか幻想的なイメージなのに対し、カラデシュにいる《狡猾な猫猿/Wily Bandar》は何故か破壊不能を得られるので猫猿のなんたるかがますます分からなくなる。
公式のアートブックなんかにはそこら辺の設定も書かれていたりするんだろうか。



そんなわけでたまにフレーバー目線でカードを見るのも面白かった。

《大胆な潜入者》はアーティファクトにブロックされない2マナ3/1で、リミテでは結構頑張れそうなカードである。こいつが何故ブロックされないのかといったらグレムリンを掲げて「30秒もあれば何でもスクラップにできるよ!」って脅してるんだから確かに大胆である。これが潜入といえるかどうかはかなり怪しい。《暴力の激励》では大災害まで姿を変えると言われているのでグレムリンはよっぽど恐れられているんだろう。

そんなグレムリンも霊気を追っていると他のことが目に入らなくなるようで、《光に目が眩む》では機体のライトに照らされて戦闘できなくなってしまっている。さらに、機体が攻撃するとひかれて追放されてしまうのだから中々ブラックなカードだ。ひかれた側が紛争状態になるのは分かるがひいた側まで紛争状態になるんだから恐ろしい。

フレーバーに富んでいるといえば、なんといっても《危険な窮地》じゃなかろうか。巨大な機体に今にも押しつぶされそうなヴィダルケンとそれを助けようとするアーティファクトクリーチャー。そして生涯の友。死中の友。という短いフレーバーによって機械と人間(ヴィダルケン)との熱い友情が描かれている。
さらに、カードテキストに目を戻すと我々プレイヤーがこの2人を押しつぶす側であり、またこの2人は助からない運命にあることに気づいてハッとさせられる。
でもリミテでは嬉々として使うよね、きっと。

赤だと《エンブロールの歯車砕き》が分かりやすく面白い。よくできたスパナは何をするにも役に立つ。ってスパナの使い方そうじゃねえから。この起動型能力は何度も使えるので結構丈夫なスパナである。





面白かったのはそんな所かな、おしまい。
いつの間にか年が明けて霊気紛争のカードリストが公開されましたね。ついでに禁止改定まであった。


個人的に気になったカードを色ごとに書いていこうかと思います。




[白]

・《精緻会の改革派》
《従者つきの騎士》は重いと敬遠されがちだけれど、これならいけるかもしれない。《コーの空漁師》は紛争手段としても《改革派》自身の再利用手段としても噛み合っている。陰鬱と違って、紛争は死亡を条件としていないので《一瞬の瞬き》や《雲隠れ》と単純に組み合わせることもできる。ただ、見返りが1/1トークンというのはさすがに物足りない。
1/1トークンを戦力として生かすためには何と言っても《骨断ちの矛槍》が魅力的だと思うのでサイボーグデッキで頭数を稼ぐために使われてもいいかな。《きらめく鷹》でも紛争できるし。


・《暁羽の鷲》
まあPauperで使われるかは微妙だけれどコモンにしてはすごいことが書いてある。《金切るときの声》の次のターンに出せれば致死とはいかないまでも大ダメージが狙える。特にこのカードは全体強化に加えて自軍に警戒まで与えるので、そのターンの総攻撃で相手を殺せなくても返しの防御を心配しなくていいのが良くできている。



[青]

・《霊気急襲者》
《空中生成エルドラージ》よりも1マナ軽いが結局トークンが出るターンは一緒。末裔トークンが1マナ出せることを考えると対比がおもしろい。
布告除けとして考えるとやはりトークン生成までのタイムラグが気になる。こいつ以外にエネルギーの使い道があるといいんだけれど、コモンには見当たらないかな~。


・《砦の発明者》
即席って調整された親和(アーティファクト)かと思ったんだけれど全然そんなことはなくて、要はアーティファクト版の招集なんですね。アーティファクト土地とは全くシナジーしないので組み合わせるとしたら装備品など、普段タップしないアーティファクトが良い。
特に呪禁をもつ《砦の発明者》は装備品によるサイズアップが活きやすい。青黒アンコウみたいに《対抗呪文》を構えながら出す必要はそれほどないので4マナで出しても十分インパクトがありそうだ。やっぱり工匠だし、ていうか名前が発明者だし《発明者のゴーグル》を付けずにはいられない。
あ、《五元のプリズム》で3ターン目に出せたりもするね。それだけ。


・《凍り付け》
ほぼほぼノーチャンだとは思うけれど一応アーティファクト土地も縛れるな、と。




[黒]

・《霊気毒殺者》
アグロが好きな身としてはあんまり出されたくない生物。でもどういうデッキで活躍するかな…、ゲームを長引かせたい拷問生活とか?


・《強気な回収者》
能力起動がソーサリータイミングなのは当然気になるけれど、アーティファクトを食べることを意識すれば上手く使えるかな?墓地に落ちるとカードが引けるアーティファクトも増えたしね。黒いアーティファクトデッキを考えてみたくなる


・《第四橋をうろつく者》
最序盤に相手の1マナ域を落とせたら最高。とはいえ黒単には《クォムバッジの魔女》っていうタフ1キラー(相手も自分も)がいるので採用する気にならない。
黒ウィニーにちょこっと入れておくと攻撃し続ける助けになるのかな。


・《智恵ある帰還》
カードを1枚引くって書いてあるとつい過大評価してしまいがち。でも黒の入ったカルドーサデッキにはピッタリじゃないかと思う。アーティファクトも、場に出たときに仕事をするクリーチャーも十分にある。《発掘》や《ムラーサの胎動》みたいに、相手に除去を打ったことを後悔させるタイプのカードになりそうだ。



[赤]

・《霊気追跡者》
このサイクルで一番やりそうなのがコレですよね。2マナ2/1先制にしても、1/1を並べるにしてもPauperの赤いデッキで活躍するところがイメージしやすい。ここでもやっぱり《骨断ちの矛槍》が本体につけてもトークンにつけても相性良さそうだ。


・《世話》
そういえばPauperでアクト系のカードって使われないですね。パワー4以下の条件はあんまり気にならないと思うので《屍肉喰らい》デッキで使われるのを見てみたい。


[緑]

・《造命物騎兵》
どういうデッキで使うかは分からないけれど、5マナ6/6トランプルはさすがにデカい。1ターン目《深き闇のエルフ》から2ターン目《弱者選別》すると出る。
あんまりぶち切れずに《巣の侵略者》と合わせるくらいが調度良いと思う。


・《絹織りの精鋭》
紛争できればかなりの高性能。ストンピィにとって3マナは軽くないとはいえ《クウィリーオン・レインジャー》や《巣の侵略者》でマナを伸ばす動きがそのまま紛争達成につながるので、マナはあるけど紛争できない・紛争したけどマナがでない、というタイミングは少なそうだ。
エルフデッキの場合は紛争達成に工夫が要るだろうが、2/2到達というは《エルフの幻想家》より優先されてもおかしくない。



[アーティファクト]


・《領事府の砲塔》
コモンに継続的なエネルギー源があるってことが1つ嬉しいですね。
一応このカード単体で完結してはいるけれどさすがに効率が悪いので別なエネルギーの使い道が欲しい。しかし、このカード1枚を使ってまでエネルギーを注ぎ込みたい先はないかなあ


・《発火器具》
赤の器具。青赤の《粗石の魔道士》デッキに入れてもいいし、単にカルドーサデッキに突っ込んでも邪魔にならなそう


・《獰猛器具》
緑の器具。親和に入れておけば序盤は邪魔にならないし1サイズ上がるのも馬鹿にならないしで活躍しそう。


・《改良器具》
白の器具。白には《レオニンの従者》がいるのでなにかしらデッキになりそうではある。


・《悪意器具》
黒の器具。効果は地味だけれどとりあえず3マナでカード1枚分の得。起動が重くても《粗石の魔道士》でサーチできればよかったんだけどね。


・《万能溶剤》
《粗石の魔道士》から持ってこれる万能除去。《チェイナーの布告》がフラッシュバックできるならこれの起動も行けるっしょ。まあ概ね《処刑人の薬包》で良さそう






霊気紛争はエネルギーの使い道がもうちょっと欲しかったかな~。コモンでエネルギーを溜めてレアリティの高いカードでまとめてエネルギーを消費するデザインになるのは仕方ないか。

書いていて思ったのは《骨断ちの矛槍》は強いなぁってのと、《粗石の魔道士》のサーチ先が増えたのでデッキを組んでみようって人は多そうだなということ。

個人的には《レオニンの従者》と《冷たき集いの吸血鬼》を入れて白黒のアーティファクトデッキを組んでみたくなった。でも軽い除去が欲しくなって《感電破》を入れてカルドーサになりそうではある
エターナルマスターズに収録される全てのカードが公開されてPauperが沸いている。
本当になんの誇張もなくこのセットはPauperマスターズだったっぽい。

エタマスがPauperに与える影響として、大雑把には「既存の高額コモンの再録によるデッキ価格の低下」と「新たにコモンになったカードを使った新デッキの登場」があるでしょう。


・再録された高額コモン

《目くらまし/Daze》
《水流破/Hydroblast》

《無垢の血/Innocent Blood》

《Chain Lightning》
《炎の稲妻/Firebolt》
《紅蓮破/Pyroblast》

《祖先の仮面/Ancestral Mask》
《怨恨/Rancor》


1チケ以上する(していた)ものはざっと8枚。《Chain Lightning》はMOでは安いけれど紙が高かった。特に《目くらまし》、《水流破》、《紅蓮破》は「こいつらが高くてデッキの完成が9割で止まっている」という人が多かったんじゃなかろうか。
今まであった敷居の一番高いところを均されたのでこの機会にPauperをする人が増えるのを期待している。

欲を言えば《連合儀仗兵》じゃなくて《軍旗の旗手》を・・・、青赤が呪文唱えるアーキなら《ギタクシア派の調査》も・・・、黒緑がエルフアーキなら《イラクサの歩哨》も・・・ってところか。あと単純に高いから《ゴリラのシャーマン》も欲しかったけど、これ以上を望むのは贅沢か




・コモン落ち
こっちが本編。


[白]

・《先兵の精鋭》
1マナ2/1兵士。白単ウィニーに入ったり入らなかったりするポジションになりそう。《古参兵の武具師》とかでタフネス上げて使いたい


・《お粗末》 懐かしい


・《北風乗り》 かわいい


・《理想主義の修道士》
だいたい《オーラ術師》。アブザンカラーで《死の重み》とか《破滅の印章》とか《回帰の泉》を使いまわすデッキがあるにはある。これを足してよりエンチャ回収のコンセプトに特化するのも良いんじゃない?


・《農民の結集》
白も赤もそれぞれ単色のトークンデッキが存在していて、《戦乱の閃光》が出た時にそれらを合わせたボロストークンを試したけれどなかなか難しいもんだった。
トークン意識せず感電破をタッチしたサイボーグデッキに1,2枚いれるのが強いかも



[青]

・《セファリッドの賢者》
重くて使いにく《海門の神官》は多分ノーチャン


・《氷河の壁》 壁


・《流浪のドレイク》
今回のコモン落ちで一番驚いた。5マナ2/3飛行のフリースペル
今までのファミリアの《フェアリーの大群》をこれに置き換えるだけでも普通に戦えるでしょう。
大群より弱いのは、3ターン目からガチャガチャ動き始められないのとサイクリングできないところか。《散弾の射手》を構えられても問題がないのはメリット、アンタップできる枚数が多いのは既存のファミリアだと大したメリットにはならないと思う。
逆に、《幽霊のゆらめき》よりコストが重いフリースペルということは、使い魔やバウンスランドがなくても《島》5枚と《記憶の壁》と《幽霊のゆらめき》だけで無限マナを達成できるということ。青系デッキに無限ループの勝ち手段をタッチできるとしたらこれってスゴくない?
問題は無限コンボの1ループ毎に土地を5つクリックしなきゃならいってことか。持ち時間制のMOだとこれが結構バカにならない


・《幻影獣》 昔シャンダラーでお世話になった。象亀と一緒に


・《麻痺の感触》
青単が《散弾の射手》や《クォムバッジの魔女》を止めるために使うか、単純にキャントリップオーラだから現実の酸デッキがお守りに使うか。でも多分ほかの選択肢を押しのけるほどではない


・《高波》 防衛もってなければ1回は殴れたんだけどね


・《イーヴォ島の管理人》
飛行生物のコストを軽くする。Pauperは3マナ2/2飛行を出してる場合じゃない環境だと思うけれど、《戦隊の鷹》や《コーの空漁師》、《呪文詰まりのスプライト》が1マナになると聞くとなんだかすごい気もする。夢がある




[黒]

・《夜の囁き》
今後Pauperで使われる可能性で言ったらこれが一番じゃないかなあ。タッチ黒のデッキが2マナ2ドローできるようになったら環境が変わってきそう。
2点ライフを支払うわけだからコントロール側がこれを打っても手札を使いきる前にアグロにひき殺されることはあるだろうし、そういう意味では軽い除去が積める赤系のコントロールが強化されると思う。カルドーサ系はプリズムで黒マナ出すのは簡単そうだ


・《うろつくセンザンコウ》 特には


・《覚醒舞い》
3マナで2/2が2体出たら結構インパクトがある。除去を2枚使わせられそうだし。
青黒で《死せざる邪悪》を使ったデッキとか、黒緑で《屍肉喰らい》が殴るデッキとかは見たことがあるけどあんまり詳しくない。だれかこのカードを活躍させてみて



[赤]

・《アヴァラックス》
後続も引いてこれるし速攻もあるしパワーも上げられるんで無限マナからの勝ち手段としてはなかなか。


・《炭化》
似たカードいくつかと比較すると汎用的なんだけどそのぶん重いから使われない。


・《捨て身の狂乱》
特定のキーカードに依存するデッキでもなければ無作為ディスカードは思ったほど怖くない。
もともと《熟慮》が十分Pauperで使える強さのカードなので、《熟慮》よりちょっと強いこれも使われると思う。ディスカードの部分を生かした青赤デッキが組めればさらに活躍するだろうけど、無作為なのでスレッショルドや探査と組み合わせることになるのかな


・《ドラゴンの卵》
火吹きの2/2ドラゴンが強いというよりも布告除けや生贄の種として活きそう。


・《密林の猿人》
しばらくアグロドメインを使っているがこのカードをすんなり入れる気にはならない。
アグロドメインは《森》のある初手からオーラやフェッチによって色マナを用意するデッキなのでモダンのZooと比べるとはるかに動きが遅い。当たり前だけどPauperには《Taiga》がないので《猿人》を1ターン目に置けることは少ない
なので《猿人》で速攻をかけようとしても《海門の神官》や《アンコウ》で止められてコントロール相手に息切れするのが目に見えてしまう。


・《オークの軍旗》 重くてダメそう


・《死せざる怒り》
+2/+2の修正はPauper常連クリーチャーの戦闘での優劣を覆せるものだし墓地から戻ってくるしで期待できる。
でも3マナ払ってクリーチャー強化して殴る赤いデッキがパッと思いつかない。ゴブリンは点で攻めるより横に並べて奇襲隊のが強いと思うし、カルドーサも相手の生物焼いてからじっくりなぐった方が良さそう。


・《ワイルドファイアの密使》 懐かしい



[緑]

・《エルフの先兵》
2ターン目に出てきてすぐに2/2になって、3ターン目には5/5くらいになってそう。エルフデッキにおいて《電謀》を耐える勝ちにつながるクリーチャーの追加は相当な強化になるんじゃないかと思う。


・《皇帝クロコダイル》 昔の憧れ。感慨深いがちょっと力不足


・《敏捷なマングース》
早目に墓地が肥やせて、除去かカウンターが使えるテンポのいいデッキで活躍するカードと認識している。多色化するとタップインが多くなるのがPauperの辛いところ


・《森の力》
急にトランプルが付くと結構ビックリするのでストンピィに1枚入ってたら怖いかも。


・《ヤヴィマヤの女魔術師》
5枚目以降の《オーラのナーリッド》が欲しくなることはそんなにないかなあ。ナーリッドもその回避能力が売りだったりするし







と、言うわけで期待度順にコモン落ちカードを並べると

1. 《流浪のドレイク》

2. 《夜の囁き》

3. 《エルフの先兵》

4. 《捨て身の狂乱》

5. 《覚醒舞い》

6. 《死せざる怒り》

次点で《密林の猿人》と《敏捷なマングース》ってところ

《夜の囁き》で黒をタッチできるデッキが強化されるが、《流浪のドレイク》を使ったコンボデッキがゆっくりしたゲームプランを許さない環境を作り上げる可能性がある。
《エルフの先兵》が何と入れ替わるのかは知らないがエルフデッキは単純に強化されてメタ上の地位をちょっと上げる、と予想。
「ゲートウォッチの誓い」のカードがずいぶん大量にリークされてしまったみたいですね・・。

エクスペディションに《不毛の大地》、《露天鉱床》、《古えの墳墓》、《黄塵地帯》、《禁忌の果樹園》、《コーの安息所》、《マナの合流点》、《ウギンの目》、《地平線の梢》、《地盤の際》、フィルターランド各種が収録されるらしく、需要があってただでさえ高額なカードのエクスペディションを揃えなければならない人は大変だなあと思うばかり。

スポイラーの目玉であったであろうニッサ・チャンドラなどの神話レアもリークされてしまって、情報量が多すぎて頭が追いついていかない感じがする。やっぱりスポイラーは小出しの方がいいや。



◇マナ(無色でしか払えないマナ)が導入されるということで、Pauperでは無色マナを自由に生み出せるデッキはトロンくらいしかないので◇コストを持った面白いカードが出てもインパクトは薄いかなーと思ってたんですが、ちゃんと《Crumbling Vestige》、《Holdout Settlement》という2種類の◇マナを出せる5色地形が登場しましたね。


《Crumbling Vestige》
土地
Crumbling Vestigeはタップ状態で場に出る。
Crumbling Vestigeが場に出たときあなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。
T:あなたのマナ・プールに◇を加える。

僕が最近ドメインを使っているからというのもありますが、いかにも《豊かな成長》や《ナイレアの存在》を貼りたくなるデザイン。基本土地タイプを稼いでくれないカードをドメインに入れるのは抵抗がありますが、序盤のテンポを良くさせてくれそうな気がします。まあターンによっては全く仕事をしないこともありそうだし、4枚積み得のカードってわけではないですね。


《Holdout Settlement》
土地
T:あなたのマナ・プールに◇を加える。
T、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。

いわゆるバネ葉土地。これを使うのであれば無色マナだけで出せるクリーチャーが欲しいところ。
《皮剝ぎの鞘》、《大霊堂のスカージ》あたりが適任かな?それでどういうデッキになるのはあまり想像がつかないけれども・・・。

とにかく、どちらも今までのPauperではできなかったことができるカードなのでデッキ構築に影響を与えてくれることを期待します。






加えて、「ゲートウォッチの誓い」は双頭巨人戦を意識したセットだそうで、新キーワードの怒涛/Surgeが用意されています。


《押し潰す触手》 4青青
ソーサリー
怒涛3青青(あなたかあなたのチームメイトがこのターンに他の呪文を唱えていた場なら、あなたはこの呪文を怒涛コストで唱えてもよい。)
すべての土地でないパーマネントをオーナーの手札に戻す。押し潰す触手の怒涛コストが支払われていたなら、青の8/8のタコ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。



簡単に怒涛を達成しようと思うなら《ギタクシア派の調査》が思い浮かぶし、そこまでしなくとも《思案》、《定業》なんかとは相性が良さそうな能力。というか青か赤に良い怒涛呪文が出ようものならウィーゼロがまた強化されてしまったりしない?大丈夫?

マジック・オリジンの魔巧は青赤向けの能力のわりに期待外れなところがあったので、今回の怒涛もそのくらいのカードパワーに調整されるのかな、怒涛して《稲妻》以下みたいな。






大量にリークが来てしまってスポイラーのモチベーションを保つのが大変だけれど、コモンはこれからっぽいのでそれを楽しみにしよう
http://wizardsmtgo.tumblr.com/post/133414262009/pauper-event-changes
こちらの記事でPauperイベントの変更に関するアナウンスがありました。

これによると11月25日深夜のメンテナンス明けからPauperにリーグが導入され、同時に8人構築とDEが廃止になります。


・Pauperリーグ
参加費とプライズは既存のリーグと同じ。すなわち、
参加費:8 Event Ticketsもしくは80 Play Points
5回戦
プライズ:
5勝: 150 Play Points,ブースター2パック, QP3
4勝: 120 Play Points,ブースター1パック,QP1
3勝: 80 Play Points
2勝: 40 Play Points
1勝: 20 Play Points
0勝: 10 Play Points
リーグ開始:11月25日深夜のメンテナンス明け


・Pauper8人構築とPauperDEの廃止
リーグの導入と同時にこれらが廃止される。
大雑把な理由は、Pauperプレイヤーが沢山戦えるためにはリーグが最適で、これらを廃止してリーグに人が集中したほうがマッチングも早く適切になるから。
2人構築はデッキの調整に適しているとかリーグにはない良さがあるので存続。

・Pauperだけじゃなく
他のフォーマットもキューや時間指定のあるイベントではなく、リーグ主体にしていくことを考えている。




まとめるとこんな感じ。

スタンダードもモダンもリーグで5勝したリストは公式に掲載されているのでPauperも多分そうなるんでしょう。というわけで、5-0目指して頑張るぞ!
http://magic.wizards.com/en/MTGO/articles/archive/magic-online/september-2015-event-changes-2015-09-28
こちらの記事でMOのイベントの変更についてアナウンスがありました。

全部書き写すのは骨なので、個人的に重要そうな部分と興味のある部分を大雑把にまとめます。




・モダンリーグ開始
たくさんの要望があったのでモダンにもリーグが追加されます。
プライズの内容は現在のスタンダードリーグと同様。
最初のリーグは9月30日のメンテナンス明けから。


・レガシー、ヴィンテージのDEを4回戦に
スタンダードやモダンと同じプライズの4回戦イベントになります。
変更は10月7日のメンテナンス明けから。
同時に8人構築も追加。DEの開催数も増加。


・Pauper、レガシー、ヴィンテージの8人構築を復活
10月7日のメンテナンス明けから8人構築が復活します。
スタンダード・モダンも含めて、賞品が
1位:140pp,2pack,2QP → 120pp,2pack,2QP
2位:60pp,1pack,1QP → 80pp,1pack,1QP
3,4位:60pp
と、ちょっぴり変更になります。

・Pauper DEの開催数増加と時刻変更
日本時間では
月曜 3:00,7:30
火曜 1:00,5:30
水曜 1:00,5:30
木曜 メンテ、6:30
金曜 2:00,6:30
土曜 3:00,7:30
日曜 3:00,7:30

赤字が変更もしくは追加。ちなみに全て午前です。
変更は10月7日のメンテナンス明けから。
※11月にはサマータイム終了でこれが1時間遅れます。


・Pauper以外のフォーマットのDEの開催数増加と時刻変更
面倒くさいので優しい方のまとめなり、リンク先の元記事なりで確認してください。
とりあえず変更は10月7日のメンテナンス明けからです。

・Pauperについてもう一言
最も手頃なフォーマットであるPauperのDE参加費を上げるのは相応しくないという考えからPauper DEは4回戦にせず3回戦のまま。
Pauperが成長するためにはリーグの開催がベストだという考えから、次にリーグが追加されるフォーマットはPauperになる。ただし、リーグのパフォーマンスが満足いくものになってから。




間違いがあったら教えてください。
http://twitter.com/mtg_lee/status/642011972683329537



Magic Onlineのイベント運営に携わっている Lee Sharpe さんがTwitter上で

「PauperのDEもスタンダード・モダンみたいにしたい?」(超意訳)

と質問を投げかけています。


過去にもMOのイベントに関してのアンケート的なツイートの後(http://twitter.com/mtg_lee/status/560178024671236096)、「Pauper DEを増やして」という声を受けてそれまで週3回だったものが週6回に増えたことがあったり、こちらの声にはちゃんと耳を傾けてくれるようなので希望がある人は言っておいた方が後悔しないかもしれません。
【7/25追記】【MO】イベントの参加費・プライズが8/12から変わる話
原文記事はこちら
JULY 2015 EVENT CHANGES(http://magic.wizards.com/en/MTGO/articles/archive/magic-online/august-2015-constructed-event-changes-2015-07-20

簡単に言うと、

・「Play Point」を導入
 10 Play Points = 1 Event Ticket、このポイントで各種イベントに参加できる、トレード不可

・構築イベントのプライズがPlay Pointのみ、もしくはPlay Pointとブースターの組み合わせになる

・導入は8月12日のメンテナンス明けから
 マジック・オリジンのリリースイベント終了と同時

・今週のメンテナンスでPhantom Pointは廃止され、1Phantom Pointにつき6Play Pointsに置き換わる。このPlay Pointはすぐに使用できる



さらに、

■ 各種イベントの参加費・プライズ

・2人構築
 参加費:2 Event Tickets もしくは 20 Play Points
 プライズ:1位:30 Play Points
 2位:5 Play Points

・8人構築
 参加費:6 Event Tickets もしくは 60 Play Points
 プライズ:1位:140 Play Points+ブースター2パック+QP2
 2位:60 Play Points+ブースター1パック+QP1
 3,4位:60 Play Points

・構築デイリーイベント(追記:スタンダード・モダン)
 参加費:12 Event Tickets もしくは 120 Play Points
 プライズ:4勝:360 Play Points+ブースター6パック+QP3
 3勝:180 Play Points+ブースター3パック+QP1

・構築デイリーイベント(追記:レガシー・ヴィンテージ・Pauper)
 参加費:6 Event Tickets もしくは 60 Play Points
 スイスドロー3回戦
 プライズ:3勝:80 Play Points+ブースター3パック+QP2
 2勝:60 Play Points
 1勝:20 Play Points

・その他リミテッドイベント
 現状の参加費のオプションに加えて、Play Pointのみのオプションが加わる
 プライズは変更なし







この変更で、構築勢がすぐに次のイベントに出やすくなるとか、セットが変わったり趣向が変化したときにデッキを上手にいじれたら良いねってことらしいです。


まず2人構築について。パックの価格に思い切り左右されていたイベントが、いつでも勝率6割で±0になるイベントになった。1回のイベントが短いぶん、プライズをチケットに変換する手間が省ける恩恵は大きいと思う。ただ、結局もらえるのはPlay Pointだけなのでそのために2人構築に入ってくる人はどれだけいるのかわからない、というかトレード不可のPlay Pointの価値を僕がまだ分かってないです
8人構築は若干期待値が下がったかな?もちろんパックの価格によりますが、現行のプライズと比較すると1パック=3チケの時と大体同じくらいになっています。8人構築も連続して回しやすくなるのは悪くないでしょう。
ちょっと残念なのがデイリーイベント。なんといっても参加費が2倍になってしまった。競技性を高める意図であえて敷居を上げたんだとか。パックの価格に左右されず安定した価値のプライズがもらえるのは悪くないんだけれど、ほかのイベントに比べると期待値がガクッと下がっています。ざっと計算すると勝率5割の人は3チケ程度期待値が下がる(と思う、たぶん)。逆に勝率が6割をこえるような場合はむしろ期待値が上がる。なので大雑把にはハイリスク・ハイリターンなイベントになるということ。ハイリターンとはいっても、DEだけでは勝率が高い人のコレクションはPlay Pointがひたすら溜まっていくだけになるはずなので、リミテッドのイベントで消費しようということになるでしょう。結局、DE主体のプレイヤーは勝率にかかわらずなにかしらスタイルを変えざるを得ないと思います。

追記:レガシー・ヴィンテージ・PauperのDEは参加費すえおきで低レートのイベントになるようです。特にPauperは手軽さが売りのフォーマットでもあるので、参加費が倍になってイベントの敷居が高くなってしまうよりもずっと良かったと思います。ただ、勝率にかかわらず期待値が下がるのは辛いし、3-0の先に目指すものがないのは寂しいなというのが個人的な感想です。

レガシー・ヴィンテージ・PauperのDEが3回戦になったことで8人構築の復活の望みは潰えたのかもしれません。それでも、一回のイベントが短くなったぶんPauper DEの開催数の増加!これホントお願いしますわ!
GP千葉レポ
GP千葉レポ
GP千葉レポ
グランプリ千葉に参加してきました。
フォーマットはモダンマスターズ2015のリミテッド。



・0日目

12時ごろ会場着。当初予定になかったLCT Catに衝動的に参加。
非常にありがたいことにタルモゴイフのいるプールが回ってくる。
《大竜巻》や《圧倒する暴走》の入った赤緑ビートを組んで3没。

Vermeerさん主催のオフ会に参加。MTGの話しながら酒飲むの楽しい
その中で緑白トークン、白青親和が組みたくて、黒赤狂喜や青赤エレメンタルはあまり組みたくないとかそんな話を聞いた気がする。5色ドメインの評価も思ったより高かったか



・1日目

もらったプールのレアは《彗星の嵐》、《トゲ撃ちの古老》、《硬鎧の群れ》、《圧倒する暴走》、《萎れ葉のしもべ》、《遥か忘れられし御幣》。
割とすんなり画像1枚目の緑白トークンを組む。
最初の方はメモってなくて相手のデッキ忘れた。

R1○○

R2×○○

R3○○

R4○××

R5 緑白トークン ○○

R6 緑白トークン ○×○

R7 白青親和 ○○

R8 青黒赤コントロール ××

R9 緑白トークン ○×○

バブルマッチを制して7-2で初日抜け!
圧倒的9-0で初日抜けしたVermeerさん達と焼肉ビール。美味くない訳がない



・2日目

実はドラフト公式戦デビュー。

1stドラフトの初手は《先駆のゴーレム》で文句なし。
あまり色が定まらなくてドメインに行こうと思ったり、やっぱり緑白トークンしたくなったりで出来たデッキが画像2枚目のナヤ。とりあえず《ウラモグの破壊者》と《コジレックの職工》が出せる気がしなかったので別のもの入れたほうが良かった

R10 白青親和 ○××
《きらめく鷹の偶像》2枚、《頭蓋囲い》2枚ポンポンであっという間に負けた。

R11 青赤 ○×○
このままなら負けかなーと思っていたら相手が《全ては塵》を撃ってくれて逆転できた

R12 白青黒親和 ××
《きらめく鷹の偶像》3枚が止まらなかったり、《苦悶のねじれ》でしゃくられたり


順当に8-4。


2ndドラフトは青の流れが比較的良くてあんまりやりたくなかった青赤エレメンタルに(画像3枚目)。《白熱の魂炊き》をもう1枚取る機会があったのに流しちゃった。代わりに何を取ったんだっけかなあ?
あと2枚の《概念の群れ》が目の前を通り過ぎて行った。

R13 白青親和 ○○
相手は大して強いところが取れていないっぽかった。

R14 緑白青トークン ×○×
普通に負け

この時点で9-5で、プライズはあきらめたけれど最後の1戦くらいはドロップせずにやることに

R15 Bye
どうせプライズ圏外なら戦わせてくれー






と思ったけどぎりっぎり230位以内に入ってプライズもらえました。
MTG続け得ってことですかね。



普段MOでPauperしかしてない自分にはあんまり馴染みのないフォーマットでしたが運に後押しされてプライズフィニッシュできました。こうなってくるともっと練習をしておけば・・・とか思うもんですが後の祭り。MM2リミテが普通に楽しかったし、もうちょっと普段からリミテッドをしようかなと思いました。

一緒にGP回ってくれた皆さん、すごくお世話になったしめちゃくちゃ楽しかったです、ありがとうございました!
先日MM2がMOに実装されて、Pauperでは新しく19枚のカードが使用可能になりました。これを環境の一区切りとして、4月1日(DTK実装および宝船禁止)からMM2実装までの戦績を振り返ってみます。


4-0 4回
3-1 6回
x-2 12回

勝率 62%
入賞率 45%
パック平均 3.64パック

10-7 黒単
5-4 青単デルバー
3-4 青黒アンコウ
3-4 激闘ゼロックス
4-1 親和
4-1 エスパーファミリア
3-1 ストンピィ
3-0 白トークン(タッチ青含む)
3-0 トロン
0-3 トリココントロール
2-1 ゴブリン
2-1 バーン
2-0 エルフ
1-1 青赤ミッドレンジ
1-0 呪禁オーラ
1-0 グリクシスファミリア
1-0 ドメインズー
1-0 カルドーサボロス
1-0 緑白スリヴァー
1-0 白青トロン
1-0 グリクシス氷雪コントロール
1-0 エスパーブリンク
0-1 ニヴィックス・コントロール
0-1 サイボーグ
0-1 黒赤コン
0-1 青黒タイムデストラクション
0-1 青黒神秘の指導
0-1 緑青ランデス


ちなみに4月だけでは勝率70%
4-0 3回
3-1 3回
x-2 4回

5月だけでは勝率55%
4-0 1回
3-1 3回
x-2 8回

くっきり明暗わかれてしまった。
黒単や青黒アンコウは5月になってリストが洗練された印象。環境初期にあった隙が減ってしまってもともとの相性差が出てしまったのだと思う。
黒単を食い物にするようなコントロールデッキがちょこちょこ現れたが、これらのデッキに対してゼロックスはかなり分が悪い。トリココントロールは稲妻・斬りつけ・紅蓮破・水流破・未達・炎の稲妻・感電破などの除去に加えて防御円などが入っていてほとんど勝てる気がしない。最近見かけなくなってホッとしている。

青赤系のコントロールが増えるようだと正直厳しいが、青単デルバー・ファミリア・トロン・バーンあたりには勝ち越せるので今後増えて頂きたい。親和・ストンピィにも勝ち越してはいるけれど大体五分の相性だと思っている。

こうして見ると色んなデッキと戦っているものだなあ
ひそかに心待ちにしていたテンペスト・リマスタードのカードリストが公開されました(http://t.co/zQCOq3oiye)。

テンペスト・リマスタードというのはMagic Online限定の再録セットで、テンペストブロックの3つのエキスパンションから選ばれたカードが、レアリティを再調整されたうえで収録されている。

Pauper勢としてはこの「レアリティの再調整」が重要で、すなわち、コモンに降格したカードは新たにPauperで使えるようになるわけですね。

今回コモン落ちしたカードは12枚。


《鎧のスリヴァー/Armor Sliver(TMP)》
同じ色の《板金スリヴァー/Plated Sliver(LGN)》の方がはるかに手頃だし、両方を使う必要に迫られることもないと思います。


《堅牢な防衛隊/Staunch Defenders(TMP)》
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M15)》よりは強いがPauperの5マナクリーチャーの敷居は高い


《記憶術のスリヴァー/Mnemonic Sliver(TMP)》
今のスリヴァーデッキには合わないけれど能力は結構強い。白青や緑青のスリヴァーデッキが作られることはあるかな?


《ミューズの囁き/Whispers of the Muse(TMP)》
青単コントロールのカードアドバンテージ源としては、《ウーナの寵愛/Oona’s Grace(EVE)》や《熟慮/Think Twice(TSP)》と比較しても一長一短でおもしろい選択肢になる。もしくはトロンで余ったマナの使い先にしてもいいかも。


《棘のスリヴァー/Barbed Sliver(TMP)》
このスリヴァーのために赤いスリヴァーデッキを組むってことはないだろうなあ。


《有角スリヴァー/Horned Sliver(TMP)》
緑白スリヴァーにとってトランプルは嬉しい能力だけれど3マナ2/2のサイズは心許ないかな。


《エルフの儀式/Elven Rite(STH)》
劣化した《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》みたいだけれどちょっと違って、こちらは1体のクリーチャーに2個の+1/+1カウンターを置くことができる。《旅の準備》自体は呪禁オーラやスリヴァーで使われることが(たまに)あるので、このカードにもチャンスはあるかもしれない。《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》が入ったストンピィで使ってもいいかも


《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(TMP)》
こいつの3点回復には、泣かされた人も救われた人も結構いるんじゃないだろうか。ファッティ戦略が少なく基本サイズが2/2程度のPauperでは1/3は良いブロッカーになるはず。《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》を装備して《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》と組み合わせたらビートデッキはたまらないと思う。


《青サビ/Verdigris(TMP)》
オンスロートに《帰化/Naturalize(ONS)》が収録されたときには驚いたもんだ


《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes(TMP)》
オデッセイ時代に渋々使われていた共鳴者。Pauperでも似たような立ち位置になるかもしれない


《スカイシェイパー/Skyshaper(EXO)》
親和に1枚挿しされたらちょっと怖いかも?


《リモコン飛行機械/Telethopter(TMP)》
パワー3の飛行とはいえPauperの4マナクリーチャーとしては物足りない。





黒にコモン落ちが無いのは何なんだろう。他の4色はそれぞれスリヴァーがコモン落ちしているのに《魂のムチ打ちスリヴァー/Mindwhip Sliver(TMP)》だけ仲間外れというのは何とも違和感がある。

期待できるのは《ミューズの囁き/Whispers of the Muse(TMP)》と《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(TMP)》くらいですかね。なんだかまた青が強化されてしまって、青好きとしてはちょっぴり心苦しい。


それと、ヴィンテージ・マスターズの発売で《噴出/Gush(MMQ)》や《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》が値下がりしたようにテンペスト・リマスタードでも値下がりが期待できるカードがありますね

・《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》 1.86tix

・《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》 1.17tix

・《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》 3.32tix

2015/4/1、CardBot(http://www.cardbotmtgo.com/)調べ

もともと大した値段じゃないですが、さらに手に入り易くなるんじゃないかと思います。




個人的には新枠旧絵の対抗呪文、マナ漏出、そしてシャドーの裂け目が格好いいなと思う反面、使う予定はないのが現状です。
いつの間にか高騰していた
MTGGoldfish調べで52チケ(http://www.mtggoldfish.com/deck/251611)

そのうち、《水流破/Hydroblast(ICE)》、《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》が9割以上を占めている。

水流破はいつも通りの値段なのだけれど紅蓮破とギタクシアの高騰がすごい。
《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》が沢山使われて、対策として紅蓮破の、探査と相性の良いカードとしてギタクシアの需要が高まったってことなんですかね
紅蓮破6チケには驚きだなあ









それでも他のフォーマットに比べれば比較的安く組めるからみんなPauperすると良いよ!

夏時間

2014年10月31日 Magic: The Gathering
そういえば今週の日曜の夕方くらいで終わるんだよね
MOのイベントの時刻も一時間遅くなるから注意しましょうね~
【MOバグ】Pauperで《Sinkhole》等、紙でコモンのカードが使えてしまう問題が発生中
現在、「紙でコモンで印刷されたが、MOではコモンになったことが無いカード」がPauperで使えてしまうバグが発生中です。スタンダードPauperでも《弧状の稲妻/Arc Lightning(KTK)》など、過去にコモンだったカードが使えてしまうようです。

10/22のメンテナンスで修正予定とのこと。

公式のツイート
https://twitter.com/MagicOnline/status/520349444730925056

Pauperのイベントに出る際はお気を付けください。














あとは興味のある人向けのバグ発覚の経緯などについて、




このバグが多くに認知されたきっかけがこのYoutube(http://bit.ly/1vQbBkx)、及びツイート(http://bit.ly/1BZ32Vr)、だと思う。

パウパーでヒムを撃たれたって見出しがあって、「ことごとくダブルマリガンでもしたのかな」と思ってたら本当に撃たれてて驚いた(13分15秒あたりでヒムが飛んできて言葉を失っている)。

で、どのカードが使えるようになってしまっているのかをMOで確認してみると、「紙でコモンで印刷されたが、MOではコモンになったことが無いカード」がことごとく使えてしまうことが分かった。
追記:変則的な希少度のコモン1にあたるカードは使えないようです。《Maze of Ith(DRK)》、《Mishra’s Factory(ATQ)》など

MOで違反のあるデッキを組むと「黄色の△に!のマーク」が出るが、それを右クリックすると違反の理由がポップアップされる。Pauperとして構築したデッキに入れてみても、「Deck contains illegal cards.」と言われなかったカードは使用可能ということ。

Pauperでは使えないはずのカード30枚超をデッキに入れても「所有してないカードが入っています」系の注意しかされなかったよ、というのが張り付けたスクリーンショットの言わんとするところ。

スクショを添付してバグレポートしたのが昨日の夜中。一夜明けてみたら「10/22まで待ってくれ」ということで割と絶望している。

フィルターの論理和か論理積かをちょこっと変えるだけの問題だと思うし、プログラムでも1行ないし数行の変更で足りそうな気がするけど、さすがに甘く見過ぎかな?






せっかくPauperDEの賞品もKTKになったところなのに、なんだかDEに出るのがためらわれる。とにかく、このバグを利用するようなマナー違反なプレイヤーがいないことを祈る。
Pauperウィー=ゼロックスに《宝船の巡航》投入
今朝は所用でDEに出られなかったんですが早速手に入れました、《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》。








ウィー=ゼロックスは1マナの呪文を沢山唱えるデッキなので墓地が溜まり易く、かつ墓地に依存しないので探査と相性がいいはず。ついでに言うと、後半でもあまり土地が伸びないし、同じターンに多くの呪文を唱えたいので、探査による軽さを生かせるデッキなのかなと思ってデッキに入れるのを楽しみにしてました。




問題は何枚投入して何を抜くのか。
とりあえず試しに、役割が被る《噴出/Gush(MMQ)》2枚をそのまま《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》に置き換えて回してみました。









何戦かした感じ、5・6ターン目にはだいたい1マナで撃てました。もちろん、こちらのクリーチャーが除去されたりすると更に撃ちやすくなるので、除去コントロールを相手に序盤に相手の隙をつくことが出来なかったときの復帰がしやすくて嬉しいです。

予想外だったのが2枚目の撃ちやすさ。初手にある《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》を軽くつかうには少なくとも5ターンは待たないといけないんですが、1枚目の《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》で3枚も引くと大体1マナのキャントリップが引けたりするので再び墓地を肥やすのは結構簡単でした。
1枚目を使ってから、次のターンにある程度墓地を肥やして、さらに次のターンに2枚目を撃つってパターンが多かったです。

墓地のリソースを使い捨ててしまう以上、探査持ちのカード同士はお互いにディスシナジーがあるんですが、《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》はドロー呪文という性質上それを緩和できていると思います。

0マナで続けて撃つと土地が消えて自分の首を絞めてしまう《噴出/Gush(MMQ)》と比べると、なんだか良いところばかりな気もしました。


ただ序盤には当然撃ちにくい。なのでウィー=ゼロックスの瞬殺パターンには貢献してくれないし、むしろ邪魔になっちゃいますね。
まあ、今は相性の良いデッキにより勝てるようにするよりは、相性の悪いデッキにより負けないようなカードを求めていたのでいいでしょう。








不安なのは墓地対策です。黒系の《ボジューカの沼/Bojuka Bog(WWK)》はタイミング次第でなんとかなるかもしれないが、《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》まで使われるようになったらウィー=ゼロックスで強く使うのは難しそう。そして《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》は色んなデッキに《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》を使わせるぐらい強い気がする。赤いデッキは《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》があるからそんなことないかも


とりあえず、当面のDEは《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》メイン2枚でいってみます。呪禁オーラのようなスピード勝負の場合にはサイドアウトすると思います












しかし、青と探査って相性良すぎやしないか。下の環境に行けばいくほど軽くて強い呪文が増えるし、レガシーで使われるのも納得できる。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》がさながらマナ加速になるのは相当胡散臭い。

今まで相手の隙を突くために色々考えていたはずなのに、「なんでもいいから《宝船》引いて来ればいいんでしょ」と頭が馬鹿になっているのを感じる。まさかPauperで1マナ3枚ドローの呪文を撃つ日がくるとは・・・

DE復活前にカード価格を調べて(http://surucucu.diarynote.jp/201408152352213863/)から、メタもまあまあ落ち着いて来たかなということでもう一度見てみます。

DE復活前と見比べてみて下さい





Cradbotさんを参考に0.2チケ以上を目安に、最安値のエキスパンションを載せています

単位[チケット]
[白]
2.05 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
0.66 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》
0.52 《黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte(INV)》
0.48 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
0.21 《砂の殉教者/Martyr of Sands(CSP)》

[青]
21.87 《目くらまし/Daze(NEM)》
4.57 《水流破/Hydroblast(MED)》
3.47 《血清の幻視/Serum Visions(5DN)》
3.57 《除外/Exclude(INV)》
3.21 《断絶/Snap(ULG)》
2.84 《蓄積した知識/Accumulated Knowledge(NEM)》
1.78 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
0.87 《リスティックの研究/Rhystic Study(PCY)》
0.78 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
0.74 《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》
0.56 《禁制/Prohibit(INV)》

[黒]
4.44 《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》
2.78 《発掘/Unearth(ULG)》
1.95 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(MED)》
1.19 《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》
0.92 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
0.84 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
0.79 《闇の旋動/Spinning Darkness(WTH)》
0.44 《Oubliette(MED)》
0.43 《葬送の魔除け/Funeral Charm(TSB)》
0.38 《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》
0.33 《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》
0.24 《黒死病/Pestilence(USG)》
0.19 《死体発掘/Exhume(USG)》

[赤]
4.86 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ME2)》
4.67 《火炎の裂け目/Flame Rift(NEM)》
3.35 《紅蓮破/Pyroblast(TD0)》
1.54 《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
1.22 《炎の稲妻/Firebolt(ODY)》
0.83 《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》
0.78 《欠片の飛来/Shard Volley(MOR)》
0.41 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
0.36 《倒壊/Raze(USG)》
0.25 《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts(TMP)》
0.21 《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》

[緑]
2.50 《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》
1.91 《土地譲渡/Land Grant(MMQ)》
1.61 《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor(MMQ)》
1.34 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
1.28 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
1.12 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
0.59 《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》
0.55 《輪作/Crop Rotation(ULG)》
0.46 《怨恨/Rancor(M13)》
0.32 《根の壁/Wall of Roots(MIR)》
0.30 《熊人間/Werebear(ODY)》
0.21 《胞子カエル/Spore Frog(PCY)》

[多色]
0.50 《ぬめるボーグル/Slippery Bogle(EVE)》
0.54 《魔力変/Manamorphose(SHM)》

[無色]
4.24 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(DDD)》
2.81 《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
0.18 《古えの居住地/Ancient Den(MRD)》
0.18 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
0.15 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
0.15 《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
0.15 《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》










全体的に上がったように見えなくもない。けれど下がったものもある。あまり傾向がつかめないなあ・・・
Pauperのウィー=ゼロックスに入れる《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》の枚数の話。


1つ前の日記で「2枚では少なすぎたので3枚にしたら上手くいった」みたいに書いていたが、どうも自分の考え方が間違っていたことに気が付いたのでそれを懺悔したく。






経緯としては

・しばらくストロボ3枚のウィーゼロを回す
・DE復活に際してリストを見直す
・黒単にアド負けしないように《噴出》を投入、代わりにストロボを2枚に減らす
・DE出てみたら、引きたいときにストロボが来なくて勝てない
・ストロボ3枚に戻す
・調子を取り戻す

って話なんですけど、これは「やっぱりストロボは3枚必要だった」っていう結論では決して無い。

要は、しばらくストロボ3枚で回していて染み付いた「このくらいライブラリーを掘ればストロボ引けるだろう」って感覚があって、ストロボを2枚に減らしたのにその感覚そのまんまでゲームプラン考えてたのがいけない。そりゃ勝てるわけがない

じゃあストロボ2枚の場合のプランをしっかり考えればいいじゃんってなるのだけれど、あんまり使い込んだデッキなので、《思案》・《定業》の積み方とか《ギタクシア派の調査》を打つタイミングとか土地の置き方とか、無意識に感覚で覚えてきたような部分を是正するのは割と骨が折れる。

1ショットキルのあるデッキにしつつ無駄牌を減らすならばストロボは2枚か3枚になると思うけれど、自分はストロボ3枚に慣れ過ぎたので今後も3枚のリストを使うと思います。

というのが結論。
22日の夜にVanguard Pauperによるクラン大会に参加しました。









使ったデッキは《Fallen Angel》アバターを使った赤単ゴブリン
Fallen Angel Avatar  手札 +0/ライフ -5

あなたがコントロールするクリーチャーが1体死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

クリーチャー(36)
4 《モグの狂信者/Mogg Fanatic(TMP)》
4 《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(ROE)》
4 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》
4 《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》
4 《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》
4 《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts(TMP)》
4 《ゴブリンの群勢/Goblin Cohort(BOK)》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》

呪文(7)
4 《稲妻/Lightning Bolt(4ED)》
3 《命知らず/Reckless Abandon(UDS)》

土地(17)
17 《山/Mountain(USG)》

サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《電謀/Electrickery(RTR)》
4 《倒壊/Raze(USG)》
2 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
2 《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》


前回はダッコン・ウィーゼロっていうかなりアンフェアなデッキを使ったんですが、今回は割とオーソドックスなフェアデッキにしてみました。普通の赤単ゴブリンと違って《モグの狂信者》、《ゴブリンの付け火屋》を4積みにして、サクリ台と合わせてキルターンを早めた形。環境が把握しきれていないので、ゲームが長引くと何されるか分かったもんじゃないですからね。








・Rnoud1 ジョイラ+トロン
Jhoira of the Ghitu Avatar 手札 +1/ライフ +0

(3),カードを1枚捨てる:無作為に選ばれたインスタント・カード3枚をコピーする。あなたはそれらのコピーのうちの1つをマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。
(3),カードを1枚捨てる:無作為に選ばれたソーサリー・カード3枚をコピーする。あなたはそれらのコピーのうちの1つをマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。

トロンで得たマナでジョイラを沢山起動して何かしら強い呪文で勝つデッキ。

1本目
ちょっと除去を喰らったりライフゲインされたりしたが押し切る。

2本目
赤の防御円を出されたけれど《倒壊》2回で土地を攻めて数で押す。そのままジョイラは1度も起動されなかった。




・Round2 レッドキャップ+シミックカウンターバーン
Murderous Redcap Avatar 手札 +0/ライフ -2

カウンターが置かれているクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたは「前者は、後者に、その前者のパワーに等しいダメージを与える」ことを選んでもよい。

カウンターが乗っかって出てくるシミックカラーのクリーチャーを使って本体を焼き切ったりする。

1本目
《ヴィグの水植物/Vigean Hydropon(DIS)》2回で10点削られたがゴブリン並べて奇襲隊で勝ち。

2本目
《スカイシュラウドのこぶ背獣》、《北極マーフォーク》、《水辺の蜘蛛》と気持ちよく展開される。こちらがフラッド気味だったのと《滋養》されたので間に合わず。

3本目
相手の動きが悪く、こちらはキレイに回る。《滋養》されたが問題なく押し切る

《北極マーフォーク》で《こぶ背獣》再利用されたときは感心とショックで変な声が出てしまった





・Round3 セラ天+青単デルバー
Serra Angel Avatar 手札 +0/ライフ -1

あなたが呪文を1つ唱えるたび、あなたは2点のライフを得る。

一番当たりたくなかったアバター。普通の青単デルバーとはちょっと違って《熟考漂い》など重めのカードも入っていてミッドレンジっぽかった

1本目、2本目ともに勝ち筋が全く見えず負け。
リソース失うのを覚悟で総攻撃を仕掛けても、なんやかんや上手く受けられた結果相手のライフが増えるだけで泣きそうになった。こちらの呪文が大体《呪文づまりのスプライト》に引っかるのと、《尖塔のゴーレム》を越えられるクリーチャーがいないのとでアバターが無くても結構厳しいはず




・Round4 マラレン+ミッドナイトゴンド
Maralen of the Mornsong Avatar 手札 +0/ライフ -3

ゲームの開始時に、あなたは望む点数のライフを支払ってもよい。
あなたはカードを引けない。
あなたのドロー・ステップの開始時に、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。XはMaralen of the Mornsong Avatarによって支払われたライフの点数である。それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、その後、あなたのライブラリーを切り直す。

ライフと引き換えに毎ターントップデッキを操作して《深夜の護衛》、《ゴンドの存在》の無限トークンコンボを目指すデッキ。

1本目
《魂の管理人》を出されたがキレイに《奇襲隊》まで繋げて勝ち。

2本目
1ターン目マナクリから3ターン目に無限トークンコンボを決められる。《電謀》を持っていたので1ターンは攻撃を凌ぐことが出来たはずだったけれどなんかプレイするカード間違ってマナが足りなくて負け。

3本目
土地1キープから土地が伸びず。《魂の従者》2体でライフを詰めることが出来ず、コンボを決められて無限ライフが不可避になったので投了。













最終的に全勝者はいなくて、3-1が3人、2-2が5人、1-3が1人、0-4が1人。
自分は2-2のオポ最下位で8位でした。ちょっとRound4の事故が残念だったかな?

優勝したのは黒き剣のダッコンを搭載したバーン、準優勝はレッドキャップ+赤緑ステロイドでした。他にはネクロポーテンス+バーン、地獄の番人+想起、石切りの巨人+エクイップ、と色んなデッキが見られて楽しかったです。優勝、準優勝者にはそれぞれVMA1パックとM151パックが送られました。主催者様に感謝ですね

周りのデッキと比べると自分の堕天使ゴブリンはあんまりにも捻りが無さ過ぎてつまらなかったかも。Vanguard Pauperならではのデッキを何か作ってみたくなっちゃうなあ。




みさなんお疲れ様でした!
タルキール覇王譚は楔3色がテーマ、さらに変異が帰ってきます。
5つある氏族にはそれぞれ新しい能力が割り振らていて、特に探査は期待できそうです。












[白]

・《アイノクの盟族》(http://bit.ly/1qqM55n
アブザンのキーワード能力の長久を持ったクリーチャー。長久はPauperでは悠長な能力だと思うが、+1/+1カウンターの乗ったクリーチャーを強化してくれるおまけは悪くない。今まで日の目を見ていなかった、移植を持ったクリーチャーや《幻影の遊牧の民》などを使った新しいタイプのデッキに期待。


・《果敢な一撃》(http://bit.ly/1AGoHkp
名前通りにジェスカイのキーワード能力「果敢」を誘発させたくなるが元の効果が地味すぎる。ただ、白で1マナインスタントのキャントリップは少ないので微々たる可能性がある


・《マルドゥの軍族長》(http://bit.ly/1uz8s8a
マルドゥの能力語の強襲を持ったクリーチャー。白単ウィニーなら強襲達成は簡単そうだが《従者つきの騎士》の方が強そう。


・《戦場での猛進》(http://bit.ly/1uLsV8F
白の全体強化の中でも絆魂が付くのは他にはない大きな利点。しかし白は意外と戦士が少ない色。むしろ赤や黒に多いので、このカードを上手く使うなら多色化する必要がある。ソーサリーってのも厳しい





[青]

・《軽蔑的な一撃》(http://bit.ly/1urKuMJ
Pauper環境は軽いカードがほとんどなので対象が狭い。逆に《禁制/Prohibit(INV)》はたまに使われる


・《引き剥がし》(http://bit.ly/1pcXQGh
最後の1文が余計。《否定の法典/Statute of Denial(M15)》ときも同じことを思った


・《ジェスカイの風物見》(http://bit.ly/1wmFDPg
3マナ、2/1、飛行、果敢。ギリギリ採用できないくらいの絶妙な強さな気がする


・《鐘音の一撃》(http://bit.ly/1pdQrXe
《閉所恐怖症》のバリエーション。序盤はもちろん、終盤でも6マナ払うのは結構大変なので十分に除去として機能してくれそうではある。競合する《鎖の呪い》と比べると信頼度が落ちるが、青単デルバーにとってガンになる《クォムバッジの魔女》、《火花鍛冶》、そして《散弾の射手》などのタップ能力持ちを止められるのは中々大きいかもしれない。
多分トロンの《ウラモグの破壊者》に貼ると警戒持ちになるので注意


・《テイガムの策謀》(http://bit.ly/1pcYhk6
カード引けないのかよ!《巧みな軍略》の方がいいかなあ


・《宝船の巡航》(http://bit.ly/X7lOMF
これはいい。8マナは重いけれど3枚引くってのは洒落にならない。4マナで撃ったとしても《集中》より強い。3マナで撃てるなら十分採用できると思う。ただ、探査は墓地を使い捨てにしてしまう能力なので複数枚投入するのはためらわれる。インスタントであれば《深遠の謎》のように、《神秘の指導》のサーチを前提に1枚差しでも欲しい時に使えたんだが・・・。さすがに贅沢か
青赤ミッドレンジや青黒コントロールには1枚入れてみていいと思う。青単コントロールの場合は《蓄積した知識》、《熟慮》、そして《論理の結び目》を使うことが多いのでそのまま採用するのは難しいけれど、これらと入れ替えてでも使われる可能性はあると思う。
ウィーゼロも墓地は比較的すぐ溜まるので1枚入れてみてもいいな。




[黒]

・《苦々しい天啓》(http://bit.ly/1m1knLq
拷問生活デッキなどにとっては強い効果。しかし4マナ・・・。


・《縁切られた先祖》(http://bit.ly/X9vHcR
黒には珍しいサイズのクリーチャー。カードパワーはそれほどでもない


・《従順な復活》(http://bit.ly/1usNoB4
3マナの《死の二重唱》と比べると、対象が1枚でも打てる利点はあるがだいたい下位互換。こういうカードで使われてるのは《無残な収穫》くらいかな?


・《マルドゥの頭蓋狩り》(http://bit.ly/1uLXBqm
強襲を達成できれば《貪欲なるネズミ》以上のカードになれるが、黒単コントロールでそれは難しいはず。このカードのために黒単コントロールのリストが歪むことはなさそう。《カーノファージ》や《吸血鬼の裂断者》を積んだ黒単ビートになら入るかもしれない。


・《ラクシャーサの秘密》(http://bit.ly/1wo5ne3
地味だけれどアドバンテージ獲りながら墓地を肥やせるということで一考の余地はあるかなと


・《よろめく従者》(http://bit.ly/1m1a7ms
黒でゾンビでタフネス5。《破滅の刃》も《夜の犠牲》も《炎の斬りつけ》も効かないということで、Pauperでは呪禁に次ぐぐらいの除去耐性がある。警戒するべき除去はは布告系と《未達への旅》、そして《部族の炎》あたりか。逆にこれらが入っていないデッキ相手にはまず活躍してくれると思う。十分なサイズに加えて接死も心強い。普通の黒単コントロールに入れても4マナくらいで出てきそうだが、《アスフォデルの灰色商人》、《Oubliette》とはあまり相性が良くない。
パワーが低いのが欠点と言えば欠点で、いざクロックを刻むとなると《よじれた嫌悪者》を使いたくなるかもしれない


・《スゥルタイのゴミあさり》(http://bit.ly/1m1QEC6
黒には珍しいまともな航空戦力。もともと6マナ飛行3/3と、黒ならば許せるくらいのコストパフォーマンスに探査がついている。《臭い草のインプ》を発掘しながら制空権をとるのは面白そう。
青単デルバー相手にも、呪文づまりのスプライトに打ち消される心配がないので悪くないがバウンスへの弱さが気になるか




[赤]

・《石弾の弾幕》(http://bit.ly/1m1m1Nf
獰猛という能力は《窯の悪鬼》、《ニヴィックスのサイクロプス》と相性がいいのだけれど重さが目立つ。他にパワー4以上のクリーチャーを使うデッキも無くはないがそれらのデッキには合っているとは思えない。
《電謀》に《洗い流す砂》と、最近この手の除去が増えてきている。挙げた2つは自分がコントロールしていないクリーチャーにダメージを与えるのに対し、これは対戦相手がコントロールするクリーチャーにだけダメージを与えるので、多人数戦でチームメイトがいるときにはちょっと使い勝手が良い。


・《跳躍の達人》(http://bit.ly/1qR3D8B
別に取り上げるほどのこともないのだけれど、白マナで飛行を得るって珍しいなと思って。あとイラストとかカード名とかいろいろ凄いなと


・《苦しめる声》(http://bit.ly/1uMdnBO
《野生の勘》の色拘束が緩くなった。赤黒の拷問生活で使ったり、赤緑のマッドネスなんかを組むのであればこの改良は嬉しいはず。期待している


・《谷を駆ける者》(http://bit.ly/1qQ4aJx
《泥騒ぎの群勢》はゴブリンで稀に使われるが、攻撃強制とクリーチャータイプがゴブリンでないデメリットが痛い。



[緑]

・《射手の胸壁》(http://bit.ly/1nSalb6
守りを固めて相手のターンエンドにクロックを刻むというのは理に適っている。しかしクロックが小さすぎるか。もう少し重くてもいいから能力の起動にタップを必要としなければ、《現実からの遊離》+《斧折りの守護者》無限マナコンボのフィニッシャーになれたかもしれない。


・《熊の覚醒》(http://bit.ly/1s0wsmJ
《捕食者の一撃》の下位互換。カード引かせてくれれば良かったのに。


・《部族養い》(http://bit.ly/1rXl1WY
パワー4を維持するにはちょっと工夫が必要だが2マナインスタントで10点ゲインというのは、《滋養》、《疲弊の休息》を上回るのでバーン対策に成り得るかもしれない。


・《わめき騒ぐマンドリル》(http://bit.ly/1BAhIMc
4/4トランプルは1体でゲームを決めるほどの力はないけれど、早いターンに出せればなかなかの脅威になってくれる。問題はどんなデッキで使うか。
黒緑の拷問生活に《熊人間》と代えて入れる感じだろうか。ドメインズーもフェッチで割と墓地が肥えるので使えるかも


・《境界の偵察》(http://bit.ly/1D30RU7
《忌まわしい回収》と同じテキスト。緑単色でも使えるようになったが3マナのソーサリーになってしまっている。黒を含まない墓地利用系のデッキはほとんど活躍していないが、探査持ちカードと合わせて新しいデッキを考えてもいい。





[多色]

多色のコモンは5つそれぞれの氏族に属する変異クリーチャー5種。

どれも基本コストが楔3マナ+無色3マナ、変異コストが楔3マナ+無色2マナとなっていて、重たいなりにコモンにしては派手なクリーチャーになっている。



・《グドゥルの嫌悪者》(http://bit.ly/1sGMO20
このサイクルでは一番地味かもしれない。3/4というサイズは中途半端に見えるし、攻撃が通ってもルーター効果だけとは。リミテを考えれば十分強いんだけどね


・《アブザンの先達》(http://bit.ly/1pdFchD
4/4絆魂。分かりやすく強力なクリーチャー。出来れば除去耐性か回避能力を付与したいところ。となると《大霊の盾》が最適かな


・《イフリートの武器熟練者》(http://bit.ly/1m1z6pZ
この色のデッキに能力が噛み合っていないけれど、白も青もブリンク・明滅が得意な色なので変異で出して引っくり返して・・・と出来るが、手間の割に4/3先制では見返りが小さいか。
ファミリアの無限コンボに組み込んで無限にパワーを上げて殴るとか・・・。


・《子馬乗り部隊》(http://bit.ly/1pZBdoY
サイズは小さいけれど、場に出るか表になった時点でしっかり仕事をしてくれるので、直ちに除去されて悲しくなるということは無い。まあこのカードを有効活用できるデッキも思いつかないけれど。サイクルのなかでは一番可能性がありそう


・《雪角の乗り手》(http://bit.ly/1uMk5Yv
6マナ5/5トランプル。緑だと《巨大イボイノシシ》や《巨体の狐》などがいて、わざわざ3色にまたがってまで使うスペックではない。






[無色]

・戦旗サイクル5種(http://bit.ly/1sGXDB4

ドラゴンの迷路にあった《導き石/Cluestone》サイクルの楔3色バージョン。そもそも3色のデッキがPauperには乏しく、2色のデッキで《導き石》が使われたことも無かったので戦旗も活躍しないと思われる
2マナの《印鑑/Signet》サイクルは使われたのだけれど、もう2マナのマナアーティファクトは作られそうにない






・新隠れ家サイクル10種
ゼンディカーでアンコモンであった《隠れ家/Refuge》サイクルがまさかのコモン同型再版、しかも10種類。名前が統一されていないので「1点ゲイン付きタップインデュアルランド」とでも呼ぶべきかもしれないけれど、流石に長いので「新隠れ家」と呼ばせてもらう

《門を這う蔦》とかドラゴンの迷路の《門番/Gatekeeper》サイクルを使っているデッキも稀に見かけるが、もはや《ギルド門/Guildegate》はお役御免と言って差し支えないと思う。2色デッキにタップインデュアルランドを5枚以上投入したいケースくらいでしかギルド門を見かける事は無くなってしまいそう

これによってPauperの多色デッキはほんの少し強化されることになる。特に、青赤ミッドレンジや青黒コントロールなどにとっては1点といえどもライフゲインは嬉しいだろう。

多色デッキといっても、もともとギルド門を使っていなかったデッキも結構ある。親和は各種アーティファクト土地を抜くわけにはいかず、色マナはアーティファクトによって安定させる。トロンもウルザランドとマナフィルターというマナベース。他に入るのはサイクリングランドや《憑依された沼墓》だ。ドメインズーは基本地形に依存していて、特殊地形はフェッチランドしか入れられない。ファミリアはコンボパーツとしてバウンスランドが必須で、これと相性の悪いタップインランドは中々入れられない。

逆に「新隠れ家」を相手にする場合、速やかに20点のライフを削ることを目標とするデッキにとっては、1点のライフゲインが馬鹿にならない。バーン、ゴブリン、ウィーゼロ、ストンピィ、白ウィニーなどがそれにあたる。バーンやゴブリンが1点の差に泣くことは多いし、ウィーゼロは「呪文2つとストロボで20点!」っていう3~4ターンキルの動きを阻害されてしまう。

それでも、考えてみればどのデッキもかつて《雲上の座》が使えた頃から活躍しているデッキではある。つまり、《微光地》のライフゲインを乗り越えて(バーンは乗り越えられてないかも)今までやって来たので、今後もなんとかやっていくんじゃないだろうか。

やっていけるといいなあ














特に注目するのは

・《宝船の巡航》

・《マルドゥの頭蓋狩り》

・《よろめく従者》

・《スゥルタイのゴミあさり》

・《苦しめる声》

・《わめき騒ぐマンドリル》

・新隠れ家10種











だいたい隠れ家と探査。
探査のためにフェッチランドが増えるか、普通に隠れ家が増えるか見もの

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