1ヶ月ほど前にMM3がMOに実装されてから個人的に注目度が高かった出来事として、まずシミてくの管理人のganpさんが《秘密を掘り下げる者》の代わりに《ボーラスの占い師》を入れたウィーゼロで5-0を達成するということがあった(https://goo.gl/J2nvLB)。
同時に《炎樹族の使者》を採用したストンピィがデルバーからトップメタの座を奪い取り(1つ前の日記参照)、またkungfutreesという方が青赤氷雪フェアリーを何度も5-0させ(https://goo.gl/QPvnlH)、その後ThermoBlitzというウィーゼロに《熱錬金術師》と《二人組の見張り番》のコンボを入れたデッキ(https://goo.gl/ukvZCi)で5-0を重ねたのに驚かされた。
自分はというとganpさんの真似から入って《ボーラスの占い師》入りのウィーゼロでトナプラに籠っていた。思ったことは、アグロデッキ相手に1/3のブロッカーを出しながら除去を引いてくるのが強いってのと、コントロール相手にも布告除けを出しながら手札補充ができてまあまあ強いということ。青単デルバー相手だと2マナ1/3がそれほど意味をなさなくて今まで通りデルバーを使いたくなるけれど、最近は青単デルバーも減ってきたしまあイケるかなと思った。
コントロール相手にまあまあ強いと言ったのは1/3のサイズが相手にとって脅威ならなくて弱いと感じたから。特別除去の的になってくれることもなく《海門の神官》や《騒がしいネズミ》と睨み合いをしているうちに相手のペースに持ち込まれてしまうことがあって、場合によっては単体除去の避雷針になるデルバーの方が引きたいということがあった。コントロール相手にプレッシャーをかけられてカードアドバンテージにもなり得るということで言えば《ジェスカイの賢者》の方が良いのかな、と思った。
と、いうわけで《ジェスカイの賢者》を2枚メインデッキに入れたリストでリーグに出てみました。まあ、新しいカードの登場によって古いカードの可能性に気づくことってあるよね。
スレッショルドとか死体発掘とかローグデッキに当たれたのは運が良かったな。
なんだか随分アグロな環境になりましたね。《炎樹族の使者》が与えた影響はめちゃくちゃ大きかった。前回の翻訳記事であったようにPauper全体のテンポや、デッキ同士の力関係を変化させてしまったと言っていいと思う。
CN2で登場した統治者関連のカード、《宮殿の歩哨》と《黒薔薇の棘》を使ったデッキはまだそれほど見かけていない。流通量の問題はあると思うが、それに加えて《炎樹族の使者》の存在が逆風になっているかもしれない。
《ジェスカイの賢者》は今回活躍しなかったけどまだこのリストで頑張ろうかな。
悪鬼とサイクロプス以外の生物としていくつか試してみた上での認識は
対コントロール:《ジェスカイの賢者》≧《ボーラスの占い師》>《秘密を掘り下げる者》
対アグロ:《ボーラスの占い師》≧《秘密を掘り下げる者》>《ジェスカイの賢者》
こんな感じ。コントロール相手に真っ向からアドバンテージ勝負をするのかどうか、アグロに対してライフレースを挑むのか一旦受けに回るのかっていうような戦略によっても優先順位が前後すると思う。
1マナの《秘密を掘り下げる者》4枚全部を2マナのカードに変えるならデッキが重くなるので土地を1枚足して18にした方が良さそう。自分の場合は今までのマナカーブから抜けきれなくて《ジェスカイの賢者》を2枚だけ入れて代わりに《秘密を掘り下げる者》1枚と《海賊の魔除け》1枚を抜いた。対青単デルバー用のパーツを対コントロール用のパーツと入れ替えた形。もっと言うと勝率の高い相手へのガードを下げて弱点を補強した形。これで全体の勝率が上がってくれるといいなあ。
同時に《炎樹族の使者》を採用したストンピィがデルバーからトップメタの座を奪い取り(1つ前の日記参照)、またkungfutreesという方が青赤氷雪フェアリーを何度も5-0させ(https://goo.gl/QPvnlH)、その後ThermoBlitzというウィーゼロに《熱錬金術師》と《二人組の見張り番》のコンボを入れたデッキ(https://goo.gl/ukvZCi)で5-0を重ねたのに驚かされた。
自分はというとganpさんの真似から入って《ボーラスの占い師》入りのウィーゼロでトナプラに籠っていた。思ったことは、アグロデッキ相手に1/3のブロッカーを出しながら除去を引いてくるのが強いってのと、コントロール相手にも布告除けを出しながら手札補充ができてまあまあ強いということ。青単デルバー相手だと2マナ1/3がそれほど意味をなさなくて今まで通りデルバーを使いたくなるけれど、最近は青単デルバーも減ってきたしまあイケるかなと思った。
コントロール相手にまあまあ強いと言ったのは1/3のサイズが相手にとって脅威ならなくて弱いと感じたから。特別除去の的になってくれることもなく《海門の神官》や《騒がしいネズミ》と睨み合いをしているうちに相手のペースに持ち込まれてしまうことがあって、場合によっては単体除去の避雷針になるデルバーの方が引きたいということがあった。コントロール相手にプレッシャーをかけられてカードアドバンテージにもなり得るということで言えば《ジェスカイの賢者》の方が良いのかな、と思った。
と、いうわけで《ジェスカイの賢者》を2枚メインデッキに入れたリストでリーグに出てみました。まあ、新しいカードの登場によって古いカードの可能性に気づくことってあるよね。
2017 Apr 20
Round1 赤単スライ 〇〇①先手。フェッチ1・デルバー・サイクロプス2・稲妻・祝福・ギタクシア。土地3・噴出2・激闘。積極的なマリガンが運良く報われた。
全力で殴られつつも悪鬼で4キル。
②土地1・デルバー・悪鬼・サイクロプス・払拭・変異原性・噴出。土地2・悪鬼・斬りつけ・思案・激闘。残り2まで殴られたが悪鬼で4キル。
Round2 緑青スレッショルド ×〇〇①後手。山2・悪鬼2・デルバー・サイクロプス・噴出。土地2・悪鬼・祝福2・変異原性。バウンスではなく《水流破》や《鎖の呪い》など本物の除去が使われていたら《蓄積した知識》のカード差で負けていたと思う
悪鬼、サイクロプスと着地したが手札が祝福2と変異原性2で自分から攻めに行けない。相手の場に熊人間とマングースが並び、ドロー呪文が引けないうちにスレッショルドして殴られる。これでファイレクシアマナ呪文が打てなくなって負け。
②土地3・悪鬼・サイクロプス・ギタクシア・変異原性。
悪鬼とサイクロプスを展開。相手はマングースを2体並べる。4T目に呪文を重ねて攻撃。相手は留意2回でスレッショルドを達成してブロックしてくるが悪鬼に変異原性を使って一方的に討ち取る。さらに熊人間が追加されたが斬りつけして勝ち。
③フェッチ1・思案・ギタクシア・稲妻・払拭・サイクロプス・遺産。
相手が青い呪文だらけの遅い手札。遺産を通すことができず相手に蓄積した知識をつかわれる。その後サイクロプスが2体着地してスレッショルドしたマングース2体に対して総攻撃。こちらのサイクロプス1体が生き残って有利な場になるが相手に4枚目の蓄積した知識を使われ手札差を付けられる。その後サイクロプスが熊人間と相打ちし、デルバー同士の殴り合いに。相手が単なる時間稼ぎとして蒸気の絡みつきを使ってくれることが3回あり、こちらは相手のデルバーを除去できて勝ち。
Round3 ストンピィ ××①後手。土地2・悪鬼2・賢者・サイクロプス・稲妻。
生物はたくさん引けたが呪文が足りず、相手によどみなく殴られて負け。
②島2・デルバー・定業2・斬りつけ・祝福。
山が引けず負け。
Round4 青黒死体発掘 〇〇①先手。土地3・サイクロプス・変異原性・激闘・祝福。この相手は上で挙げた青赤氷雪フェアリーの人で、アモンケットで出るサイクリング付きのワームを使ったデッキを考えているところらしいです。
3T目にサイクロプスを展開。相手は《ジャングルの織り手》をサイクリングして3T目に死体発掘。4T目の激闘は払拭されたが5T目に2枚目の激闘と変異原性で勝ち。
②島1・悪鬼2・賢者・払拭・ギタクシア・噴出。島2・定業3・激闘。
3T目に払拭を構えて悪鬼を展開。返しのターン、相手はチェイナーの布告を打たずに3枚目の土地を探しにブレスト。これを払拭して悪鬼が生き残る。4T目にギタクシアから激闘で一撃。
Round5 ストンピィ ×〇〇①先手。土地1・デルバー2・悪鬼・変異原性2・ギタクシア。
イラクサ、炎樹族、スカルガンとそこそこ回られる。除去が引けなかったがデルバーに変異原性を打ったりしてなんとか受けに回ってみるが止めきれずに負け。
②土地2・思案・ギタクシア・変異原性・噴出・激闘。
稲妻2枚で凌いで4T目にサイクロプス。スカージに吠え群れの飢えが決まってゲインされるも激闘と変異原性で一撃。
③土地3・デルバー・悪鬼・サイクロプス・噴出。
デルバー、悪鬼、サイクロプスと順番に展開。相手はインスタントは無いが狼2、スカージ2、侵略者、炎樹族とクリーチャーを並べてくる。4T目、噴出で2枚目の祝福を引くことができてブロックをかわして勝ち。
結果4-1
スレッショルドとか死体発掘とかローグデッキに当たれたのは運が良かったな。
なんだか随分アグロな環境になりましたね。《炎樹族の使者》が与えた影響はめちゃくちゃ大きかった。前回の翻訳記事であったようにPauper全体のテンポや、デッキ同士の力関係を変化させてしまったと言っていいと思う。
CN2で登場した統治者関連のカード、《宮殿の歩哨》と《黒薔薇の棘》を使ったデッキはまだそれほど見かけていない。流通量の問題はあると思うが、それに加えて《炎樹族の使者》の存在が逆風になっているかもしれない。
《ジェスカイの賢者》は今回活躍しなかったけどまだこのリストで頑張ろうかな。
悪鬼とサイクロプス以外の生物としていくつか試してみた上での認識は
対コントロール:《ジェスカイの賢者》≧《ボーラスの占い師》>《秘密を掘り下げる者》
対アグロ:《ボーラスの占い師》≧《秘密を掘り下げる者》>《ジェスカイの賢者》
こんな感じ。コントロール相手に真っ向からアドバンテージ勝負をするのかどうか、アグロに対してライフレースを挑むのか一旦受けに回るのかっていうような戦略によっても優先順位が前後すると思う。
1マナの《秘密を掘り下げる者》4枚全部を2マナのカードに変えるならデッキが重くなるので土地を1枚足して18にした方が良さそう。自分の場合は今までのマナカーブから抜けきれなくて《ジェスカイの賢者》を2枚だけ入れて代わりに《秘密を掘り下げる者》1枚と《海賊の魔除け》1枚を抜いた。対青単デルバー用のパーツを対コントロール用のパーツと入れ替えた形。もっと言うと勝率の高い相手へのガードを下げて弱点を補強した形。これで全体の勝率が上がってくれるといいなあ。
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