【翻訳】New Challengers by Alex Ullman ~新しき挑戦者たち【Pauper】
【翻訳】New Challengers by Alex Ullman ~新しき挑戦者たち【Pauper】
【翻訳】New Challengers by Alex Ullman ~新しき挑戦者たち【Pauper】
元記事URL(http://www.gatheringmagic.com/alexullman-11292016-new-challengers/

New Challengers
by Alex Ullman, November 29, 2016




Pauperが面白いことになっている。最近の改革によってまるで3つの新セット ―エターナルマスターズ、異界月、そしてカラデシュ― が同時に発売されたかのようだ。このような大盤振る舞いは本当に珍しいことであり、メタゲームが劇的に異なって見えるというのはかなり控えめな言い方だろう。

古くからあるデッキは今でも素晴らしい。デルバー、親和、そしてストンピィは依然として強い選択肢であり、トロンは競争相手として再浮上している。

トロンは現在ビッグマナデッキの王冠を手にしている。以前は《流浪のドレイク》デッキに押しのけられていたかつての重鎮が再始動している。
トロン - Bitmaximus, 5-0 Pauper League, November 23, 2016
クリーチャー(13)
2 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle》
4 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder》
4 《熟考漂い/Mulldrifter》

呪文(30)
2 《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
2 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
2 《炎の稲妻/Firebolt》
2 《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》
4 《古きものの活性/Ancient Stirrings》
2 《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
4 《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4 《彩色の星/Chromatic Star》
4 《探検の地図/Expedition Map》
4 《予言のプリズム/Prophetic Prism》

土地(17)
1 《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
1 《未知の岸/Unknown Shores》
3 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》
4 《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
4 《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
4 《ウルザの塔/Urza’s Tower》

サイドボード(15)
2 《緑の防御円/Circle of Protection: Green》
3 《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
2 《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》
2 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《天啓の光/Ray of Revelation》
トロンはピースを的確に場に出せるなら他の戦略を圧倒することができる。マナスクリューの状態から瞬く間に大量のマナを手に入れられるのは強力だ。これを実現させるために、トロンは重要な呪文を確実に唱えるための多くの枠を割く必要がある。《探検の地図》は当然だが、《彩色の宝球》と《彩色の星》のようなカードは的確なマナを供給しながら見えるカードの枚数を増やしてくれる。《予言のプリズム》は同じような役割を果たしながら盤面にしっかりと残ってくれる。《虹色のレンズ》は最新の追加枠(流行ったのはイニストラードを覆う影の直前)でたまに色マナを供給しつつマナカーブを8までジャンプさせてくれる(すなわち《ウラモグの破壊者》のマナだ)。

トロンはその強烈な一撃を背景に繁栄している。《海門の神官》は間をつなぐカードだ ―ブロッカーとして現状を維持しながら最高のドローへとフィルタリングしてくれる。《熟考漂い》がカードアドバンテージを強固にする一方で、《ファングレンの匪賊》はこのフォーマットのほぼすべてのものと戦闘しながら常識外れのライフを得ることができる。《匪賊》はゲームの序盤数ターンの立ち上がりで失敗したときの安全網としてこのデッキでは重要だ。マナカーブの最後を締めくくるのは強烈な一撃でゲームを終わらせる数枚の《ウラモグの破壊者》と《とどろく雷鳴》だ。

トロンデッキはさまざまな除去を一式揃えているが《炎の稲妻》や《チェイナーの布告》のようにカードアドバンテージが備わった呪文に重点が置かれる傾向がある。《ムラーサの胎動》はパズルの重要ピースを回収しながらライフを増強できることでさらに一般的なパーツになっている。《卑下》はドローを整えてくれて他のマナの注ぎ先よりもよく使われる。これらのカードは両方ともムラーサ・トロン ―勝ち手段にトロンエンジンを用いたイゼットベースのコントロールデッキに― おいて重要な役割を果たす 。
ムラーサ・トロン - menglong, 5-0 Pauper League, November 17, 2016
クリーチャー(9)
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle》
4 《熟考漂い/Mulldrifter》

呪文(28)
1 《転覆/Capsize》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《残響する真実/Echoing Truth》
1 《除外/Exclude》
1 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
1 《双雷弾/Twin Bolt》
2 《卑下/Condescend》
2 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《マナ漏出/Mana Leak》
2 《神秘の指導/Mystical Teachings》
2 《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
1 《とどろく雷鳴/Rolling Thunder》
2 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
2 《強迫的な研究/Compulsive Research》
3 《炎の斬りつけ/Flame Slash》
4 《予言のプリズム/Prophetic Prism》

土地(23)
2 《島/Island》
1 《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》
1 《茨森の滝/Thornwood Falls》
1 《未知の岸/Unknown Shores》
2 《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
4 《急流の崖/Swiftwater Cliffs》
4 《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
4 《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
4 《ウルザの塔/Urza’s Tower》

サイドボード(15)
1 《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
1 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1 《払拭/Dispel》
2 《電謀/Electrickery》
2 《水流破/Hydroblast》
2 《マグマのしぶき/Magma Spray》
2 《否認/Negate》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》
ムラーサ型はより多くの土地が入っているのと、トロンが揃わない時でも機能できるのでより安定したデッキだ。しかしこれは長期戦を勝つために構築されていて、伝統的なトロンや他の長期戦を見据えたデッキとは苦戦を強いられる。これらのデッキが成功できないというわけではないが、その苦労が報われるのはかなり難しいだろう。ムラーサ・トロンのようなデッキは多くのマッチアップに勝てるよう細かく調整することができるがすべてに勝つことはできない。ムラーサデッキが無視することを決めたアグロデッキが1つ出現するだけで突然初期の記録は問題にされなくなってしまう。

これを単純に対戦相手を無理やりやっつける伝統的なトロンと比較してみよう。多くのデッキは単純に《ファングレンの匪賊》と墓地に行くアーティファクトの組み合わせに降参してしまうのでこのような戦略は5-0しやすい。このことが一部のとても不安定な構築(多くのトロンデッキは《ゆらめく岩屋》と《憑依された沼墓》を優先して元から色マナを出せる土地を完全に無視している)を補っている。《ファングレン》は除去を腐らせることができるがデッキを重要なアーティファクトにさらに依存させる。これこそが本質的な脆弱性を強調している。このデッキを倒すには土地を攻めるのではなく、脅威とそのもととなる色マナを攻めることだ。トロンは《プリズム》や《レンズ》無しだと呪文を唱えるのに苦労することがある。これらのリソースをすべて壊しクリーチャーもすべて処理するのは困難だが実現可能だ。

トロンとアグロデッキの隆盛は、Pauperで重要な欠けているものを際立たせる ―全体除去だ。ゲーム後半まで生き残ったクリーチャー頼みのデッキは、他のフォーマットでは様々な全体除去により脆弱性が高まっている。Pauperはこれらのカードがとても少なく、どれも条件が非常に限られている。《電謀》と《エヴィンカーの正義》はどちらもよく使われているが大きな脅威に対してはほとんど何もしてくれない。《ワイアウッドのかぎ爪》が何の結果も出していない一方で、《墓所のネズミ》は大きな人気を得ている。《溶暗》、《Holy Light》、《砂嵐》、そして《減縮》はどれもサイドボードのオールスターだ。最後の1つはちょっと目立っていなけれどね。

《渦巻く砂嵐》には注意が必要だ。ほぼすべての地上生物(ああ、《歯車襲いの海蛇》のことはわかっている)を倒すにはさらなる試験を必要とする。その条件 ―スレッショルド― は《ボジューカの沼》や《大祖始の遺産》がよく使われるフォーマットでは当たり前に達成できるものではない、しかし見返りは大きい。ストンピィ、レッドデックウィンズ、親和、トロン、エルフ、などなど ―これらはすべて盤面の脅威に傾倒している。《渦巻く砂嵐》は”オン”の時にはカードアドバンテージ源となることができる。このジャッジメントのコモンの最高の居場所は、《信仰無き物あさり》と《安堵の再会》を使って墓地を肥やして《グール呼びの共犯者》や《アンデッドの召使い》のようなカードを活かす黒赤の除去デッキかもしれない。全体除去の後にゾンビトークンの群れを繋げるのはまともなプレイのように思えるしメタゲームに新たな趣向をもたらす可能性がある。

他に何があるだろうか?《農民の結集》はエターナル・マスターズでコモン落ちして、フォーマットから締め出される以前は一部のトークン主体のデッキで使われた。先週はハイブリッドのボロス・ミッドレンジ ―トークン生成を《カルドーサの再誕》に大きく頼ったトークンデッキ― が見かけられた。カルドーサ・トークンはボロス・ミッドレンジを踏襲しそれをさらに攻撃的にしたものだ。
カルドーサ・トークン - madarameBK, 5-0 Pauper League, November 23, 2016
クリーチャー(11)
3 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4 《きらめく鷹/Glint Hawk》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher》

呪文(28)
2 《農民の結集/Rally the Peasants》
4 《感電破/Galvanic Blast》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《炎の稲妻/Firebolt》
3 《金切るときの声/Battle Screech》
3 《カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere》
4 《胆液の水源/Ichor Wellspring》
4 《予言のプリズム/Prophetic Prism》

土地(21)
1 《山/Mountain》
1 《平地/Plains》
1 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
2 《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》
2 《光輝の泉/Radiant Fountain》
2 《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
4 《風に削られた岩山/Wind-Scarred Crag》
4 《古えの居住地/Ancient Den》
4 《大焼炉/Great Furnace》

サイドボード(15)
2 《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
2 《電謀/Electrickery》
2 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
3 《溶鉄の雨/Molten Rain》
3 《紅蓮破/Pyroblast》
3 《軍旗の旗手/Standard Bearer》
僕はボロスとジェスカイどちらのミッドレンジも遅いバーンデッキだという考え方をしている。それらは《胆液の水源》のようなカードを《きらめく鷹》や《コーの空漁師》と一緒に使って《稲妻》や《感電破》を引く。これらのカードが適度な航空戦力と組み合わさることでゲームを迅速に終わらせることができる。《金切るときの声》と《カルドーサの再誕》を活用することでこのデッキは急転回して《農民の結集》で勝利することができる。青が入っていないにも関わらず、カルドーサ・トークンは驚くほどのカードアドバンテージを持っている。《炎の稲妻》、《金切るときの声》、そして《農民の結集》はすべてフラッシュバックを持っている。《金切るときの声》と《カルドーサの再誕》はどちらも複数のクーリチャーを生み出す、《再誕》には欠点があるが《結集》にとっての生物の重要性によって緩和されている。

僕の経験では、カルドーサ・トークンは勝ちに行く前のターンにミッドレンジからコンボデッキへとシフトする。十分なライフを持って《金切るときの声》のためにタップアウトしたなら必殺の《結集》がすぐやって来そうだ。頌歌/Anthem効果が1ターンの内に4点のパワーを追加できることで、白単の《護衛の制約》ようなカードよりもトークンがはるかに爆発的なものになる。一般的に使われる《濃霧》効果である《虹色の断片》の効き目を減らすことができるので、この構築が2つの色のトークンを生み出せることは重要だ。

それでもカルドーサ・トークンは根本的にはアグロデッキであり、前述した全体除去の多くでその攻撃を受けることができる。《残響する衰微》と《屍賊の嘆き》はこのマッチアップで有用性が増しているし、それらはより頑丈なクリーチャーを処理するために他の黒い除去とよくペアになっている。

黒い除去といえば《チェイナーの布告》がすごい勢いで帰ってくる。悪いカードではないが、1対1交換が大幅に遅れを取るような環境では間違いなく苦戦させられていた。今やこのフォーマットは1対1交換がはるかに合理的になったので、黒ベースのコントロールデッキは再び記録を残す可能性がある。
黒単コントロール - lupi, 5-0 Pauper League, November 23, 2016
クリーチャー(19)
1 《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi》
2 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
4 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》
4 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》

呪文(19)
2 《見栄え損ない/Disfigure》
2 《夜の犠牲/Victim of Night》
3 《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
2 《血の署名/Sign in Blood》
2 《発掘/Unearth》
4 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
4 《夜の囁き/Night’s Whisper》

土地(22)
19 《沼/Swamp》
3 《やせた原野/Barren Moor》

サイドボード(13)
4 《押し寄せる砂/Choking Sands》
1 《墓所のネズミ/Crypt Rats》
1 《死の否定/Death Denied》
2 《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
3 《精神ねじ切り/Wrench Mind》
黒単コントロール - Andor2, 5-0 Pauper League November 24, 2016
クリーチャー(18)
1 《墓所のネズミ/Crypt Rats》
2 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
3 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
4 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》

呪文(19)
2 《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
2 《夜の犠牲/Victim of Night》
3 《見栄え損ない/Disfigure》
3 《堕落の触手/Tendrils of Corruption》
1 《堕落/Corrupt》
2 《血の署名/Sign in Blood》
2 《発掘/Unearth》
4 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》

土地(23)
20 《沼/Swamp》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2 《やせた原野/Barren Moor》

サイドボード(15)
1 《墓所のネズミ/Crypt Rats》
2 《困窮/Distress》
4 《強迫/Duress》
1 《無残な収穫/Grim Harvest》
2 《Icequake》
2 《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《減縮/Shrivel》
黒単コントロールの目標は脅威を食い止めながら徐々にアドバンテージを獲得していくことだ。最終的に十分なリソースが得られて、これまでのターンが勝利の足掛かりへと変わるだろう。前述のデッキ達は少し異なった方法でこの道のりを歩む。Lupi は《アスフォデルの灰色商人》の見返りのために信心を稼ぐというお馴染みの道を進む、一方で Andor2 はこのテーロスの常連を避けることで《墓所のネズミ》による疑似《火の玉》に対して十分なライフゲインと《堕落》を1枚を入れている。両方のデッキは2/2の群れの道を開けるために除去をたっぷり使っている。

黒いデッキはクリーチャーが除去を回避できる場合に苦戦する傾向がある。《若き狼》や《嵐縛りの霊》は厄介だし《金切るときの声》の《チェイナーの布告》に対する防御力のせいで他のクリーチャーが仕事を終えてしまうことは珍しくない。黒単デッキはその除去が場とかみ合わなくても苦戦する ―《グルマグのアンコウ》は黒と戦う上での最高の脅威だ、《破滅の刃》も《夜の犠牲》もこのゾンビ・魚には役に立たない。黒ベースのコントロールと言われるすべてのデッキは全勝デッキの内の5%程度を推移していて、禁止以前の環境の1.1%とはかけ離れている。
ムラーサ・ブラック - Sixes, 5-0 Pauper League, November 24, 2016
クリーチャー(19)
2 《墓所のネズミ/Crypt Rats》
2 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
2 《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》
3 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》
3 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
3 《スレイベンの異血種/Thraben Foulbloods》
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats》

呪文(19)
1 《死の否定/Death Denied》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《残響する衰微/Echoing Decay》
1 《夜の犠牲/Victim of Night》
3 《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
2 《発掘/Unearth》
3 《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
3 《死の重み/Dead Weight》
4 《金属紡績工の組細工/Metalspinner’s Puzzleknot》

土地(22)
2 《森/Forest》
8 《沼/Swamp》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
2 《やせた原野/Barren Moor》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds》
2 《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
4 《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》

サイドボード(15)
1 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》
1 《夜の犠牲/Victim of Night》
3 《強迫/Duress》
2 《吐き気/Nausea》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2 《もつれ/Tangle》
3 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
その内の1つがこのバージョンのムラーサ・ブラックだ。《チェイナーの布告》を軸にしたもう1つの構築であり、ムラーサ・ブラックは信心を無視して《ムラーサの胎動》でライフ回復とじわじわとアドバンテージを取ることができるクリーチャーを回収することに磨きをかけている。上記のリストは《スレイベンの異血種》をゲームの締めくくりとして使ってもいる。これを促進するためにこのデッキは昂揚の燃料として《死の重み》と《金属紡績工の組細工》も使っている。1枚の《死の否定》はゲームの中盤で複数のカードを「引く」手段として機能して、しばしば滅多打ちにして勝利を確実なものにしている。

Pauperは現在多様化している。《流浪のドレイク》の禁止はかつての標準デッキから新しい構築への可能性を広げた。そして、僕らはほんの一部を学び始めたばかりなのだと思う。霊気紛争はほぼ2ヶ月も先の話で、僕らはこの古くも新しいPauperの世界をたっぷり探検することができるだろう。

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