【MO】PauperDEレポ ウィーゼロとは別の凄く強いなにか
2014年11月17日 対戦記録いつものウィー=ゼロックスでDEに参戦。
3回戦の相手は下当たりでラッキーでした。
というわけで、青赤ニヴィックスコントロールに2回負けてしまいました。
このデッキ、何て呼ぶべきか悩ましいんですが、一言でいうなら「ウィーゼロと青赤コントロールを足して2で割ったようなデッキ」です。3週間前のDEではすでに4-0しています
「ウィーゼロに宝船を加えたら長期戦も出来るようになったので、速さを捨ててコントロール的な強さを伸ばそう」って構築思想かなと勝手に思っています。具体的には《巧みな回避》、《突撃のストロボ》のような場合によってはアドバンテージ損になるようなコンボ要素が抜けて、代わりに《炎の稲妻》、《炎の斬りつけ》のような除去が入っています。デッキによって《熟考漂い》、《海門の神官》が何枚か入るみたいです。
徐々にリストは変化していっていて、「ウィー=ゼロックスをコントロールっぽくしたもの」から「青赤コントロールの勝利手段に悪鬼とサイクロプスを採用したもの」に成りつつあるように見えます。そう考えた時に、コントロールのフィニッシャーとして悪鬼とサイクロプスが最適なクリーチャーなのかって言うと、もっと適したカードがありそうな気がするんですよね。サイクロプスはタフネス4だからまだしも、《ストロボ》や《巧みな回避》、《使徒の祝福》を併用しない《窯の悪鬼》が使用に足るのかどうかはちょっと疑問です。
そういう訳でまだリストが洗練されていないデッキだと考えているんですが、そういう細かい部分を吹っ飛ばすくらい4枚の《宝船の巡航》が強い。加えて、新しいデッキ故に対戦相手のプレイング、サイドボーディングが定まらないのが4-0を重ねている理由だと思っています。でも、リストが割れて戦い方が分かったところで正直勝てる気がしないです・・・
#7679451
Round1 青単デルバー①先手。土地定業ギタクシア2払拭。×○○
相手のデルバーが最速で変身。ここに《骨断ちの矛槍》が付いてライフがどんどん減る。4T目にサイクロプスを展開するが返しに 《尖塔のゴーレム》とデルバーが出てきて、祝福1枚ではブロックが躱せず負け。
②土地デルバー電謀魔除けギタクシア。
お互いにデルバーを除去しあう立ち上がり。サイクロプス1体が水流破されるが2体目のサイクロプスが着地。相手の土地が詰まり気味のところで《断絶》を紅蓮破してテンポを稼いぎ、さらに悪鬼を展開。相手に忍術されるが解答を引かれず、返しに巧みな回避で勝ち。
③島とドローなしと赤いカードと魔除けでマリガン。土地思案定業電謀ギタクシア。
《フェアリーの大群》を除去し、その後に思案に合わせて出てきた《呪文づまりのスプライト》を除去。その間《皮剥ぎの鞘》にやや殴られるが忍術はされず。再び出てきた《スプライト》を鞘と一緒に電謀で除去。相手に宝船を通されるも攻め手が引けないようで断絶を構えるだけ。こちらも宝船を通してサイクロプスを1度に2体展開。その後の引きも強く、断絶されながらもチャンプブロックさせて押し切る。
Round2 青単デルバー①後手。土地無し。土地と思案稲妻ギタクシア。○×○
相手の土地が詰まってくれてジワジワ殴って勝ち。
②土地無し。フェッチ2とデルバー稲妻魔除けギタクシア。
相手の《スプライト》や忍術をケアして構えてはみるが、《ゴーレム》が止まらず殴られる。クリーチャーを展開するも《断絶》やカウンターで凌がれる。サイクロプスを2体並べ、《残響する真実》を《紅蓮破》しながら殴るが宝船2回で対策を引かれて押し込むことが出来ず。上から殴られて負け。
③土地サイクロプス2電謀パイロギタクシア。
相手は2ターン目に《大群》から《スプライト》を構える。ここでデルバーを唱えて《スプライト》を釣って電謀で一掃。その後《ゴーレム》を2体展開され、サイクロプスを《断絶》されるなどしている間に残り4まで削られる。しかしそこから相手の良く解らないプレイに助けられてライフ2点とカード1枚分得する。ゴーレム1体をデルバーと電謀で討ち取って悪鬼を展開。ゴーレムが忍術したおかげでこれを除去して2点得してさらに悪鬼を展開。返しに殴られてライフ2になるが島をトップして呪文の数が足りて一撃。
相手が欲張りすぎたとかケアしすぎた結果、裏目を引いて自爆してくれた感じ。
Round3 黒赤拷問生活①後手。島無し。土地と思案定業宝船。○○
こちらはサイクロプスを展開したがなかなか殴りに行けない。相手も手札を使い切ったが《煙霧吐き》に《危険なマイア》、《臭い草のインプ》2体とクロックが小さく睨み合い。その後2体目のサイクロプスを展開。巧みな回避と宝船で一撃。
②島1思案定業悪鬼ストロボ祝福ギタクシア。
3T目に1マナ構えて悪鬼。返しの《チェイナーの布告》を《知恵比べ》して悪鬼で4Tキル。
1戦目は相手の引きが大人しかったとは思う。2戦目はサイドカードを活かすことができて至福
Round4 青赤ニヴィックスコントロール①後手。島2悪鬼定業ストロボ宝船。○××
相手に《熟考漂い》でアドを取られるがこちらのサイクロプスが除去されず、2体目のサイクロプスを展開すると、返しに再びフルタップで《熟考漂い》。返しで巧みな回避から一撃。
②島1デルバー悪鬼2思案定業稲妻。
定業、思案、思案と撃つが山が引けない。相手は悪鬼とサイクロプスを2体ずつ並べるも呪文がなく、クロックが小さい。しばらくモジモジしてくれるが、こちらが動く前に呪文を引かれて負け。
③土地4サイクロプス定業シャドー。
序盤にしっかり除去されてから宝船を撃たれる。こちらは土地を引きすぎ、さらに《熟考》でアドを取られて負け。
結果3-1
3回戦の相手は下当たりでラッキーでした。
#7679531
Round1 ファミリア①先手。フェッチ2サイクロプス稲妻思案払拭。○×○
3T目にサイクロプス、4T目に1マナ構えながら2体目のサイクロプス。相手は返しで《大群》、《断絶》でマナを出そうとしたがこの《断絶》を払拭してそれを阻止。5T目に巧みな回避と稲妻で一撃。
②土地悪鬼デルバーパイロ稲妻宝船。
初動で島を置こうと思ったらクリックミスで山を置いてしまう。これでデルバーを展開することが出来ず。悪鬼を展開するがは《水流破》され、相手は《使い魔》から《熟考》2体をならべる。こちらも宝船を撃つが土地が続いてしまい殴り切られる。
③島3定業ストロボ稲妻、鋭い痛みでマリガン。土地デルバー思案定業サイクロプス。
デルバーで何回か殴る。その後悪鬼を展開。2マナ立たせて悪鬼で7点で殴ると、相手は手札に《水流破》と《払拭》があるにも関わらず、裏目を恐れて通してくれる。ターンエンドで悪鬼が除去されてしまうが相手は残りライフ5。その後サイクロプスを展開。《夜景学院の使い魔》がブロッカーに立ってトップ勝負に。2体目のサイクロプスを展開してギタクシアで相手の断絶2と払拭を確認して攻撃。ここの戦闘でミスしてサイクロプス1体を落とされ、もう一体のサイクロプスは《記憶の壁》で回収されて《水流破》で除去される。クロックがいなくなったが2枚の稲妻を引き当てて本体を焼いて勝ち。
Round2 親和①後手。土地無し。土地定業払拭サイクロプスギタクシア。×○×
返しで勝ちのところまで追い詰めるが《彩色の星》を2回起動して《エイトグ》を引かれてしまい、《大霊堂の信奉者》のライフルーズで負け。
②先手。島1思案2サイクロプス払拭シャドー2。
44とエイトグを展開される。サイクロプスを展開し、《感電破》は打ち消す。次のターンにシャドーの裂け目2枚とストロボで一撃。
③土地と思案2稲妻斬りつけストロボ。
最初に《信奉者》を除去。ドロー呪文を何回か打ってやっと引いたサイクロプスを展開する。相手はしばらく展開が無いと思ったら、一度に《マイアの処罰者》を3体並べてくる。こちらも悪鬼を展開して一撃を狙いに行くが《破滅の刃》を1枚だけ持たれていてこれが躱せずに負け。
久しぶりにみた《大霊堂の信奉者》入りの親和。《処罰者》3体展開はちょっとどうしようもない。引きの強い親和に負けるのはしょうがないかなあ
Round3 黒単コントロール①先手。土地思案定業2シャドー祝福。○○
デルバーが2体が変身。《夜の犠牲》を祝福でかわし、《堕落の触手》は払拭で打ち消す。1体は除去される頃には相手のライフは5点。デルバーの攻撃と稲妻で止め。
②島1デルバーサイクロプス2払拭稲妻ストロボ。
1ターン目のデルバーが変身して殴る。さらに悪鬼サイクロプスを展開し、除去を撃たれた結果サイクロプスだけが生き残る。2体目のサイクロプスも除去されず、相手は手札で《減縮》、《灰色商人》が腐っている様子。《ファイレクシアの憤怒鬼》、《騒がしいネズミ》が並ぶが宝船でアドバンテージを獲り返してながらサイクロプス2体で強引に殴って行って勝ち。
相手が《減縮》をサイドインしてきたのは、おそらく1戦目にデルバー2体にやられたのがトラウマになったからだと思う。
Round4 青赤ニヴィックスコントロール①後手。土地デルバー悪鬼ギタクシア2思案。××
土地が2枚で詰まってしまい除去も引けず。相手の悪鬼にコツコツ殴られて負け。
②島2水流破定業紅蓮破悪鬼祝福。
山が引けず手札があふれて2枚ディスカード。そうしているうちに相手は土地を伸ばして《熟考漂い》。こちらもようやく宝船を撃つが紅蓮破2枚でカウンターされる。さらに2枚目の《熟考》と宝船でアドバンテージ差をつけられる。ようやくサイクロプスを展開した返しに《熟考》の攻撃と火力で負け。
相性はもともと良くないと思うが、この事故の負け方は悔いが残る
結果2-2
というわけで、青赤ニヴィックスコントロールに2回負けてしまいました。
このデッキ、何て呼ぶべきか悩ましいんですが、一言でいうなら「ウィーゼロと青赤コントロールを足して2で割ったようなデッキ」です。3週間前のDEではすでに4-0しています
「ウィーゼロに宝船を加えたら長期戦も出来るようになったので、速さを捨ててコントロール的な強さを伸ばそう」って構築思想かなと勝手に思っています。具体的には《巧みな回避》、《突撃のストロボ》のような場合によってはアドバンテージ損になるようなコンボ要素が抜けて、代わりに《炎の稲妻》、《炎の斬りつけ》のような除去が入っています。デッキによって《熟考漂い》、《海門の神官》が何枚か入るみたいです。
徐々にリストは変化していっていて、「ウィー=ゼロックスをコントロールっぽくしたもの」から「青赤コントロールの勝利手段に悪鬼とサイクロプスを採用したもの」に成りつつあるように見えます。そう考えた時に、コントロールのフィニッシャーとして悪鬼とサイクロプスが最適なクリーチャーなのかって言うと、もっと適したカードがありそうな気がするんですよね。サイクロプスはタフネス4だからまだしも、《ストロボ》や《巧みな回避》、《使徒の祝福》を併用しない《窯の悪鬼》が使用に足るのかどうかはちょっと疑問です。
そういう訳でまだリストが洗練されていないデッキだと考えているんですが、そういう細かい部分を吹っ飛ばすくらい4枚の《宝船の巡航》が強い。加えて、新しいデッキ故に対戦相手のプレイング、サイドボーディングが定まらないのが4-0を重ねている理由だと思っています。でも、リストが割れて戦い方が分かったところで正直勝てる気がしないです・・・
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