そろそろMOでも「ニクスへの旅」が実装されますね。
一応Standard Pauperの事も考えて甘目に各カードを見ていきます。
その前に、他サイトのPauper目線のニクスへの旅レビューも紹介させて頂きます。
・シミてく(゜-゜)さん
JOUフルスポイラー公開。期待のコモンが遂に登場!!(http://p.tl/cT14)
ニクスへの旅で面白いデッキを作ってみよう(http://p.tl/3v1P)
・SCG-Alex Ullmanさん
A Pauper Path Through Nyx(http://p.tl/iHcJ)
どちらも具体的なデッキリストが載っていて使い出がありますよ。
それでは色別に、まずは白から。
[白]
《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》(http://p.tl/W8_7)
各色に存在する奮励インスタントサイクルです。ひとまず基本コストが1マナと軽いので検討の余地があるでしょう。
戦闘で相手クリーチャーを一方的に討ち取るなら《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》。打点を一気に上げたいなら《護衛の誓約/Guardians’ Pledge(M12)》とそれぞれ競合するカードがある。それでも《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》はその両方の使い方ができるし、単純な除去よけにもなるのでかなり腐りにくいカードだと思う。白ウィニーなら4マナでも十分打てるでしょう。それでもちょっとパワー不足かな
《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》(http://p.tl/nVoN)
タッパーならもっと軽いのがいくらでもいるのでPauperではノーチャンス。StandardPauperでももっと直接的な除去が使われるんじゃないかなあ
《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》(http://p.tl/mIWU)
クリーチャー・エンチャントに付いたときも普通のクリーチャーに付いたときも効果が地味ですよね。
《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》(http://p.tl/vbfp)
警戒を持っているので強化してやれば場を制圧できるかも。3マナでタフネス1ってのが心もとないですけどね。
《活力の泉/Font of Vigor(JOU)》(http://p.tl/AIAA)
出たー、最弱の泉。カード1枚と5マナ使って7点回復するってのはかなり弱い。バーン対策に積まれることのある《疲弊の休息/Rest for the Weary(WWK)》と比べると悲しくなりますね。それでも、絆魂のような「継続的」なライフ回復ってのはかなり強力なので、エンチャントであることを利して再利用するエンジンが組めれば面白いかもしれません。
《収穫守りのアルセイド/Harvestguard Alseids(JOU)》(http://p.tl/2gcI)
パワー偏重のクリーチャーを展開してからコイツを展開して殴れば相手は嫌な顔をするかも。1/1クリーチャーでも《怨恨/Rancor(ULG)》付けて殴ったら脅威ですよね。
いや、《怨恨/Rancor(ULG)》が強いだけか・・・。
《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer(JOU)》(http://p.tl/ACTv)
期待の英雄的クリーチャー。1マナでタフネス4はなかなかの除去耐性。タフネス5までいけばPauperでは火力圏外になりますし、親和の主力である4/4クリーチャーも止まるので安心感がありますね。
しかし、パワーが低いので出来ればオーラでパワーを上げてやりたいところ。《怨恨/Rancor(ULG)》や《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》何かが候補でしょうか。
《定命の者の強情/Mortal Obstinacy(JOU)》(http://p.tl/zGkC)
クリーチャー強化としてもエンチャント破壊としても中途半端かなあ。コストが1マナと軽いのだけは良い。
《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》(http://p.tl/Hxww)
3マナというのがどれだけ重荷になるかですね。序盤に動きを止めるのには十分でしょうし、Pauperはかなり土地の枚数を抑えたデッキが多い環境なので、3マナを楽に支払えるようになるまでは結構かかると思います。
とはいえ、2マナ出せば《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》、《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》、1マナでも《太陽の槍/Sunlance(PLC)》というより確実な除去を白は持っているので、2マナ払うのも惜しいくらいのテンポ重視のデッキ、3マナが重荷となっている内にゲームを決められる素早いデッキでチャンスがあるかってところでしょうか。
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》(http://p.tl/i1WC)
Standard Pauperですら《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》という上位互換がいるので厳しそう。
《石識の防衛者/Stonewise Fortifier(JOU)》(http://p.tl/z3Nn)
2マナ2/2として出しておいて後半はブロッカーにもなる。それでも構築で使うにはちょっとパワー不足。
《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》(http://p.tl/m4zw)
5マナ飛行3/5以上とは中々のカードパワー。それでもPauperではこの重さのクリーチャーは厳しいかな。
Standard Pauperなら一昔前の《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》のような活躍を見せてくれるかもしれない。
[青]
《空中隊形/Aerial Formation(JOU)》(http://p.tl/AlM0)
奮励サイクル。青のカードで+1/+1修整が付くというのはかなり異色。
奮励で相手の頭上を飛び越えて一気に殴り勝つ使い方が思いつくけれど、青のクリーチャーは元々飛行を持っている奴が多いので何か別の色と組み合わせることになりそう。
ウィー=ゼロックスの場合は、《流砂/Quicksand(VIS)》回避のためとしても《跳躍/Leap(STH)》の方が強いかな。
《擬態するセイレーン/Cloaked Siren(JOU)》(http://p.tl/l9cO)
《ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite(DKA)》がパワー偏重になったもの。コストパフォーマンスはなかなか良い。
青単コントロールが隙を作らずにフィニッシャーを展開したいなら選択肢になるかもしれない。地味に《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》でサーチ出来るのも面白い。
《撤回命令/Countermand(JOU)》(http://p.tl/XR9G)
相手のライブラリーを削るメリットはほとんど無いのでまず使いたくない。Standard Pauperでも今のところ《取り消し/Cancel(M14)》があるので4マナのこれは使われないだろう。
《運命の泉/Font of Fortunes(JOU)》(http://p.tl/-IwX)
2マナ分割払いの《予言/Divination(M10)》。あるいはソーサリータイミングの《熟慮/Think Twice(ISD)》。
《熟慮/Think Twice(ISD)》は青単コントロールでアドバンテージ源になることもあるが、《運命の泉/Font of Fortunes(JOU)》は設置するときに隙が出来やすい。4マナまで伸びれば構えながら置くことも出来るのでもしかしたら使われるかも。《論理の結び目/Logic Knot(FUT)》のことを考えると若干《熟慮/Think Twice(ISD)》より相性がいいかな?
青はエンチャントの利用に長けた色でもないので面白い使い方は難しそう。
《神狩りの大ダコ/Godhunter Octopus(JOU)》(http://p.tl/0ySy)
圧倒的に名前負けしている。フレーバーテキストもかなり強気だ。
6マナ5/5デメリット持ちはどの環境でも活躍できないだろう。
《傲慢/Hubris(JOU)》(http://p.tl/wubG)
授与されている相手の(呪禁でない)クリーチャーに撃つか、オーラで強化している自分のクリーチャーに撃つかする場合に普通のバウンスより優先する意味が出てくる。他に有効な場面あるかな?
とりあえず、どちらの場面もPauperではまずお目にかからないので使われないんじゃないかな。
《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》(http://p.tl/qYzc)
同じマナコストでも《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》や《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》の方が強い。Standrad Pauperでももう1マナ払って《閉所恐怖症/Claustrophobia(M14)》を使いたいかな。
《鷲の飛翔/Rise of Eagles(JOU)》(http://p.tl/ImFK)
コストパフォーマンスとしては妥当だと思うけれど6マナの呪文ならもっと決定力が欲しい。2/2飛行トークンは《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》と相打ちになるし《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》で止まってしまう。出てくるのがエンチャントであることを利用して星座と組み合わせるとか・・・。それも厳しいかな
《印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish(JOU)》(http://p.tl/C4ak)
似たようなクリーチャーである《前兆語り/Omenspeaker(THS)》は、青単コントロールにおいて《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を変身させるブロッカーとして使われたことがある。このヒトデはパワーこそ無いもののブロッカーとしては十分だし、《前兆語り/Omenspeaker(THS)》と違って継続的に毎ターン占術することが出来るのは青単コントロールの長期戦の戦略と噛み合うと思う。
《タッサの貪り食い/Thassa’s Devourer(JOU)》(http://p.tl/W-Lx)
相手のライブラリーを削りたいのなら、より軽くて誘発させやすい《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》を使うかなあ。
《トリトンの岸忍び/Triton Shorestalker(JOU)》(http://p.tl/G219)
これは期待できるクリーチャー。1ターン目のブロックされない戦力は《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》の種としてもってこい。前のめりな青単デルバーなら採用してもいいんじゃないかな。
加えて、ならず者のクリーチャータイプも持っているので徘徊の種になってくれる。今のところ徘徊を活かしたならず者デッキが全く息をしていないので期待はほどほどにしておく。
マーフォークじゃなくてフェアリーだったら最高だったかもしれない。
Standard Pauperでも、こいつにオーラを付けて殴るデッキがあってもいいかな。
《戦争翼のセイレーン/War-Wing Siren(JOU)》(http://p.tl/Bf-A)
3マナはちょっと重い。けれど1回英雄的が誘発すれば2/4。《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》を止めることが出来るサイズになる。さらに3/5にまでなれば制空権は取れるでしょう。
《たなびく紺碧/Cerulean Wisps(SHM)》でアンタップしながらサイズアップしてデルバー討ち取ったりしたいかな。
[黒]
《ゴルゴンの血/Aspect of Gorgon(JOU)》(http://p.tl/t1dk)
接死とタフネス強化はそれなりに相性が良い。でも流石に地味だなあ。3マナってのも重く感じる。
《血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite(JOU)》(http://p.tl/kmxF)
2マナ2/1の英雄的クリーチャー。それだけで及第点だと思う。回避能力が何もなくタフネスも貧弱なので、《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》や《液態化/Aqueous Form(THS)》なんかと組み合わせたい。
相手のクリーチャーから+1/+1カウンターを取り除く能力は、今のところ緑単ストンピィの《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》や《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》への牽制になる。この能力は強制なので、《若き狼/Young Wolf(DKA)》と向き合った時はむしろデメリットになるかもしれない。今後、英雄的デッキなるものが出てきたら良いアンチカードになるかも。
《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》(http://p.tl/0ZMB)
パワー2までのクリーチャーならば除去したことにはなる。しかし黒にはもっと確実な除去がいくらでもある。もし、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》のための信心を稼ぎたくて、さらに《Oubliette(ARN)》だけでは足りないというのならこれを使ってもいいのかもしれない。
《残忍な食餌/Cruel Feeding(JOU)》(http://p.tl/KuKr)
奮励サイクル。まるで《殺し屋の行動/Cutthroat Maneuver(THS)》じゃないかと思ったが、肝心のタフネスが上がらないのでこちらのクリーチャーを守る使い方が出来ない。つまり、完全にライフゲインのためのカードということになる。
今の黒単コントロールは《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》でライフゲインは間に合っていると思うし、他のクリーチャーも殴り手としての性能はイマイチだろう。
使うとしたら、シャドーウィニーでライフレースを制するために使うとか、英雄的と組み合わせるとかだろうか。
《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》(http://p.tl/ah26)
場に出た時に仕事するしパワーも4ある。でも噛み合わない。小さくて良いから、もっと軽くて誘発しやすければ・・・。と思ったが《影小道の住人/Shadow Alley Denizen(GTC)》ですら使われていなかった。
《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》(http://p.tl/cX9Q)
流石に対象が限定的過ぎでは。
《回帰の泉/Font of Return(JOU)》(http://p.tl/2mfi)
かなりのアドバンテージが取れそうな泉。
置くのに2マナ。そして墓地を肥やし、隙をみて4マナで3枚のクリーチャーカードを回収。さらに回収したクリーチャーを唱えて・・・となるとかなり悠長なカード。黒単コントロールがコントロール同型の消耗戦を見据えて1枚忍ばせるくらいかな?黒には《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》がいるので置いといて信心を稼ぐことにも意味があるのは嬉しい。
《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》(http://p.tl/XnDP)
《破滅の刃/Doom Blade(M12)》も《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》も《稲妻/Lightning Bolt(M11)》も効かない除去耐性。上手くクリーチャー・エンチャントを出し入れするエンジンを組めたらデッキになるかもしれない。コイツが2体、3体と並んだら破壊力がありそう。灰色商人を使っていると、何でドレインじゃないんだろうって思えてくるけどしょうがない。
《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》(http://p.tl/eXQ6)
基本的にPauperでは《死の重み/Dead Weight(ISD)》の下位互換。
《ファリカに選ばれしもの/Pharika’s Chosen(JOU)》(http://p.tl/ctI0)
《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》の同型。構築では厳しい。
《蘇りし歓楽者/Returned Reveler(JOU)》(http://p.tl/ESna)
テーロスブロックに微妙に存在するライブラリーを削るカードは一体なんなんだろう。自分のライブラリーも削ることが出来るが、その目的ならより適したクリーチャーが居る。2マナ1/3にも魅力は感じない。
クリーチャータイプだけ独特で好き。
《腐敗した大男/Rotted Hulk(JOU)》(http://p.tl/x87j)
良いとこ無しですなあ。
[赤]
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(JOU)》(http://p.tl/wjFc)
M13からの再録です。
《炎語りの意志/Flamespeaker’s Will(JOU)》
《定命の者の強情/Mortal Obstinacy(JOU)》と対になったオーラ。Pauperではエンチャント破壊よりアーティファクト破壊の方が需要があるとはいえ、アーティファクト破壊を目的に入れるカードでもない。
《双角の連続襲撃/Flurry of Horns(JOU)》(http://p.tl/hxoE)
コストパフォーマンスは上々。Pauperには2/2クリーチャーが結構いるので2/3というサイズには意味がある。おまけの速攻も嬉しい。けれどどんなデッキに入るかを考えると頭を抱えてしまう。赤のビッグマナ系なんてどうだろうか。
《激憤の泉/Font of Ire(JOU)》(http://p.tl/iJL7)
《溶岩の斧/Lava Axe(ULG)》の5マナが分割の6マナになった。おそらく分割された方が打ちやすいんじゃないだろうか。でもバーンに入るようなレベルではない。
《暴食するサイクロプス/Gluttonous Cyclops(JOU)》(http://p.tl/3G_r)
《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》と比べると、重くなって使いにくくなっただけな印象。トランプルがないのも寂しい。せめてタフネスが5あればな。
《稲妻の髪飾り/Lightning Diadem(JOU)》(http://p.tl/BDtf)
場に出た時の能力でアド損を回避できるデザインは《騎士の勇気/Knightly Valor(RTR)》に似ていて好みではあるんだけれど、如何せん重すぎるよなあ。
《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》(http://p.tl/yV5p)
アラーラの断片からの再録。もともと不死や頑強対策として青赤ポストが使っていた実績がある。《火柱/Pillar of Flame(AVR)》と違って《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》でサーチ出来るので1枚挿しされていることが多かった。
現在の青赤ミッドレンジには《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》は入っていないのでおそらく《火柱/Pillar of Flame(AVR)》方が優先度が高いだろう。
Standard Pauperでは特に能力を生かせる対象が居ないので《ショック/Shock(M14)》の方が強いかな。
《悲しげなミノタウルス/Pensive Minotaur(JOU)》(http://p.tl/JTvz)
3マナ2/3。こいつを見ると《双角の連続襲撃/Flurry of Horns(JOU)》のコストパフォーマンスの良さが分かる。
《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》(http://p.tl/nKCg)
奮励サイクル。赤はパワーが2上がる。更にトランプルまで付くのが偉い。英雄的と組み合わせてかなりのダメージが期待できる呪文だと思う。
《サテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite(JOU)》(http://p.tl/cENP)
待望の1マナ英雄的。《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》のインパクトには及ばないけれど、コイツは是非とも使ってやりたい。赤単でも他のどの色との組み合わせも考える価値があると思う。
《印章持ちのスキンク/Sigiled Skink(JOU)》(http://p.tl/Gitr)
まあ及第点のサイズ。相打ち覚悟で攻撃して1回占術出来ればいいんじゃないだろうか。
もちろん回避能力をつけても良いけど、占術するためにそこまでするかっていうと微妙。
《落星/Starfall(JOU)》(http://p.tl/S9QR)
クリーチャー限定の3点火力で5マナ!重たい!
クリーチャー・エンチャントはほとんど使われていないし、それ以前に《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》ってのがある。
[緑]
《冒涜の疫病/Desecration Plague(JOU)》(http://p.tl/UA7A)
Pauperで使える緑の土地破壊は、3マナに《Thermokarst(ICE)》、4マナに《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》、《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》、《井戸の汲みつくし/Drain the Well(EVE)》がありました。
これは4種類目の4マナの土地破壊になります。エンチャントを破壊できるというメリットがあるとは言え、他の4マナ土地破壊と比べるとメリットが小さいかな。
そういえば、テーロスに再録された《破砕/Demolish(THS)》と対になっていますね。
《豊穣の泉/Font of Fertility(JOU)》(http://p.tl/2fKN)
置き《不屈の自然/Rampant Growth(MIR)》。本家に比べて全体で掛かるコストは重いが、小さい隙で扱えるのとエンチャントシナジーが期待できる利点がある。緑は比較的エンチャントを利用しやすい色なので何か出来ないかな。
《不屈の自然/Rampant Growth(MIR)》自体がPauperでは全く使われていないのであまり期待は出来ないか。
《黄金の雌鹿/Golden Hind(JOU)》(http://p.tl/GYcU)
なんだか5色出そうで出ない鹿。《葉光らせ/Leaf Gilder(LRW)》の同型。
リミテッドは悪くないだろうけど、Pauperではマナクリーチャーとしてもアタッカーとしても中途半端。
《定命の者の大敵/Humbler of Mortals(JOU)》(http://p.tl/E5cN)
《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals(THS)》と名前がややこしい。コストもパワー・タフネスまで一緒である。
それはさておき《大敵》の方は星座でトランプルをくれる。しかも自分のクリーチャー全体に。6マナは決して軽くはないが、緑のビッグマナ系のデッキであれば最後の決め技として使えるかもしれない。ただ、そういうデッキにはもとからトランプルを持っている《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》が入っていたりするのが悩みどころ。
緑には《怨恨/Rancor(ULG)》という星座誘発に打って付けのカードがあるのは嬉しい。
《クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight(JOU)》(http://p.tl/_AKn)
謎に包まれた神クルフィックス。とりあえず洞察力は凄いらしい、なんたって6枚も掘れる、最大3枚も引ける。ひとまず呪禁オーラに1,2枚入れて試したいところ。24枚以上はオーラが入っていると思うのでまずアドバンテージを獲ることが出来るだろう。
大体いつでも仕事はしてくれそうだけれど、唯一土地が詰まっているときには腐ってしまう。呪禁オーラはかなり土地を切り詰めているのでいつも3マナまで伸びるとは限らない。このカードを入れるとしたら《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》か《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》か、3マナ域のオーラを削ることになるかな。
《市場の祝祭/Market Festival(JOU)》(http://p.tl/HEDh)
《はびこり/Overgrowth(STH)》と違って好きな色マナが出るので、これと《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》で無限コンボに入れるのは偉い。でも《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》の方が軽くて使いやすいのかな。解らない。誰か試してみて。
《自然からの武装/Nature’s Panoply(JOU)》(http://p.tl/2QxY)
奮励サイクル。緑はカウンターが乗る。
《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》と比べるとやや見劣りするか。それでもインスタントだったり、対象が1体でも使えるメリットはある。緑単ストンピィで《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》と競合するのだろうか。4マナまで伸びるデッキじゃないから採用は厳しいかなあ。
《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》(http://p.tl/6B9w)
3マナ2/3で場に出た時に仕事をしてくれる。緑単ストンピィに入れようとするとコストもサイズもパッとしないけれど、《怨恨/Rancor(ULG)》という最高の相方がいるので合わせて使ってみたい。
《フィーリーズ団の雷鳴蹄/Pheres-Band Thunderhoof(JOU)》(http://p.tl/qBCp)
緑の英雄的は皆カウンターが2つのるが、その分重たい。中でも雷鳴蹄はもっとも重い5マナ。それでも《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》1発で除去されるサイズなので心許ない。
《貪欲なるレウクロッタ/Ravenous Leucrocota(JOU)》(http://p.tl/1syj)
リミテッドでは良く見かけそうだけれど構築ではパッとしないかな。
《名高い織り手/Renowned Weaver(JOU)》(http://p.tl/DmJk)
《梢の蜘蛛/Canopy Spider(TMP)》みたいなトークンを出せる1マナ1/1。《梢の蜘蛛/Canopy Spider(TMP)》自体が《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》を止められないのでまず採用されないのが痛い。出てくるトークンがエンチャントであるので、インスタントタイミングで星座を誘発出来るのはちょっと面白い。
《サテュロスの木立ち踊り/Satyr Grovedancer(JOU)》(http://p.tl/dqDz)
《鋼胴の甲虫/Ironshell Beetle(JUD)》の同型。これを出し入れしてカウンターを沢山乗せたり出来ないかな。でもそういう使い方だったら《結合虫/Bond Beetle(M13)》の方が軽いんだよなあ。
多色、アーティファクト、土地にコモンは無し。
てな感じでした。
個人的に期待しているのは、
《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》
《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer(JOU)》
《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》
《擬態するセイレーン/Cloaked Siren(JOU)》
《印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish(JOU)》
《トリトンの岸忍び/Triton Shorestalker(JOU)》
《戦争翼のセイレーン/War-Wing Siren(JOU)》
《血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite(JOU)》
《回帰の泉/Font of Return(JOU)》
《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
《サテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite(JOU)》
《定命の者の大敵/Humbler of Mortals(JOU)》
《クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight(JOU)》
《自然からの武装/Nature’s Panoply(JOU)》
このくらいでしょうかね。
第3セットが出て、英雄的デッキのピースが揃ってきたなって気がしてます。
僕は赤を基調にした英雄的デッキを作ってみるつもりです。
一応Standard Pauperの事も考えて甘目に各カードを見ていきます。
その前に、他サイトのPauper目線のニクスへの旅レビューも紹介させて頂きます。
・シミてく(゜-゜)さん
JOUフルスポイラー公開。期待のコモンが遂に登場!!(http://p.tl/cT14)
ニクスへの旅で面白いデッキを作ってみよう(http://p.tl/3v1P)
・SCG-Alex Ullmanさん
A Pauper Path Through Nyx(http://p.tl/iHcJ)
どちらも具体的なデッキリストが載っていて使い出がありますよ。
それでは色別に、まずは白から。
[白]
《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》(http://p.tl/W8_7)
各色に存在する奮励インスタントサイクルです。ひとまず基本コストが1マナと軽いので検討の余地があるでしょう。
戦闘で相手クリーチャーを一方的に討ち取るなら《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》。打点を一気に上げたいなら《護衛の誓約/Guardians’ Pledge(M12)》とそれぞれ競合するカードがある。それでも《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》はその両方の使い方ができるし、単純な除去よけにもなるのでかなり腐りにくいカードだと思う。白ウィニーなら4マナでも十分打てるでしょう。それでもちょっとパワー不足かな
《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》(http://p.tl/nVoN)
タッパーならもっと軽いのがいくらでもいるのでPauperではノーチャンス。StandardPauperでももっと直接的な除去が使われるんじゃないかなあ
《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》(http://p.tl/mIWU)
クリーチャー・エンチャントに付いたときも普通のクリーチャーに付いたときも効果が地味ですよね。
《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》(http://p.tl/vbfp)
警戒を持っているので強化してやれば場を制圧できるかも。3マナでタフネス1ってのが心もとないですけどね。
《活力の泉/Font of Vigor(JOU)》(http://p.tl/AIAA)
出たー、最弱の泉。カード1枚と5マナ使って7点回復するってのはかなり弱い。バーン対策に積まれることのある《疲弊の休息/Rest for the Weary(WWK)》と比べると悲しくなりますね。それでも、絆魂のような「継続的」なライフ回復ってのはかなり強力なので、エンチャントであることを利して再利用するエンジンが組めれば面白いかもしれません。
《収穫守りのアルセイド/Harvestguard Alseids(JOU)》(http://p.tl/2gcI)
パワー偏重のクリーチャーを展開してからコイツを展開して殴れば相手は嫌な顔をするかも。1/1クリーチャーでも《怨恨/Rancor(ULG)》付けて殴ったら脅威ですよね。
いや、《怨恨/Rancor(ULG)》が強いだけか・・・。
《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer(JOU)》(http://p.tl/ACTv)
期待の英雄的クリーチャー。1マナでタフネス4はなかなかの除去耐性。タフネス5までいけばPauperでは火力圏外になりますし、親和の主力である4/4クリーチャーも止まるので安心感がありますね。
しかし、パワーが低いので出来ればオーラでパワーを上げてやりたいところ。《怨恨/Rancor(ULG)》や《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》何かが候補でしょうか。
《定命の者の強情/Mortal Obstinacy(JOU)》(http://p.tl/zGkC)
クリーチャー強化としてもエンチャント破壊としても中途半端かなあ。コストが1マナと軽いのだけは良い。
《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》(http://p.tl/Hxww)
3マナというのがどれだけ重荷になるかですね。序盤に動きを止めるのには十分でしょうし、Pauperはかなり土地の枚数を抑えたデッキが多い環境なので、3マナを楽に支払えるようになるまでは結構かかると思います。
とはいえ、2マナ出せば《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》、《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》、1マナでも《太陽の槍/Sunlance(PLC)》というより確実な除去を白は持っているので、2マナ払うのも惜しいくらいのテンポ重視のデッキ、3マナが重荷となっている内にゲームを決められる素早いデッキでチャンスがあるかってところでしょうか。
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》(http://p.tl/i1WC)
Standard Pauperですら《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》という上位互換がいるので厳しそう。
《石識の防衛者/Stonewise Fortifier(JOU)》(http://p.tl/z3Nn)
2マナ2/2として出しておいて後半はブロッカーにもなる。それでも構築で使うにはちょっとパワー不足。
《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》(http://p.tl/m4zw)
5マナ飛行3/5以上とは中々のカードパワー。それでもPauperではこの重さのクリーチャーは厳しいかな。
Standard Pauperなら一昔前の《暁の熾天使/Seraph of Dawn(AVR)》のような活躍を見せてくれるかもしれない。
[青]
《空中隊形/Aerial Formation(JOU)》(http://p.tl/AlM0)
奮励サイクル。青のカードで+1/+1修整が付くというのはかなり異色。
奮励で相手の頭上を飛び越えて一気に殴り勝つ使い方が思いつくけれど、青のクリーチャーは元々飛行を持っている奴が多いので何か別の色と組み合わせることになりそう。
ウィー=ゼロックスの場合は、《流砂/Quicksand(VIS)》回避のためとしても《跳躍/Leap(STH)》の方が強いかな。
《擬態するセイレーン/Cloaked Siren(JOU)》(http://p.tl/l9cO)
《ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite(DKA)》がパワー偏重になったもの。コストパフォーマンスはなかなか良い。
青単コントロールが隙を作らずにフィニッシャーを展開したいなら選択肢になるかもしれない。地味に《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》でサーチ出来るのも面白い。
《撤回命令/Countermand(JOU)》(http://p.tl/XR9G)
相手のライブラリーを削るメリットはほとんど無いのでまず使いたくない。Standard Pauperでも今のところ《取り消し/Cancel(M14)》があるので4マナのこれは使われないだろう。
《運命の泉/Font of Fortunes(JOU)》(http://p.tl/-IwX)
2マナ分割払いの《予言/Divination(M10)》。あるいはソーサリータイミングの《熟慮/Think Twice(ISD)》。
《熟慮/Think Twice(ISD)》は青単コントロールでアドバンテージ源になることもあるが、《運命の泉/Font of Fortunes(JOU)》は設置するときに隙が出来やすい。4マナまで伸びれば構えながら置くことも出来るのでもしかしたら使われるかも。《論理の結び目/Logic Knot(FUT)》のことを考えると若干《熟慮/Think Twice(ISD)》より相性がいいかな?
青はエンチャントの利用に長けた色でもないので面白い使い方は難しそう。
《神狩りの大ダコ/Godhunter Octopus(JOU)》(http://p.tl/0ySy)
圧倒的に名前負けしている。フレーバーテキストもかなり強気だ。
6マナ5/5デメリット持ちはどの環境でも活躍できないだろう。
《傲慢/Hubris(JOU)》(http://p.tl/wubG)
授与されている相手の(呪禁でない)クリーチャーに撃つか、オーラで強化している自分のクリーチャーに撃つかする場合に普通のバウンスより優先する意味が出てくる。他に有効な場面あるかな?
とりあえず、どちらの場面もPauperではまずお目にかからないので使われないんじゃないかな。
《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》(http://p.tl/qYzc)
同じマナコストでも《睡眠発作/Narcolepsy(ROE)》や《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》の方が強い。Standrad Pauperでももう1マナ払って《閉所恐怖症/Claustrophobia(M14)》を使いたいかな。
《鷲の飛翔/Rise of Eagles(JOU)》(http://p.tl/ImFK)
コストパフォーマンスとしては妥当だと思うけれど6マナの呪文ならもっと決定力が欲しい。2/2飛行トークンは《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》と相打ちになるし《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》で止まってしまう。出てくるのがエンチャントであることを利用して星座と組み合わせるとか・・・。それも厳しいかな
《印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish(JOU)》(http://p.tl/C4ak)
似たようなクリーチャーである《前兆語り/Omenspeaker(THS)》は、青単コントロールにおいて《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を変身させるブロッカーとして使われたことがある。このヒトデはパワーこそ無いもののブロッカーとしては十分だし、《前兆語り/Omenspeaker(THS)》と違って継続的に毎ターン占術することが出来るのは青単コントロールの長期戦の戦略と噛み合うと思う。
《タッサの貪り食い/Thassa’s Devourer(JOU)》(http://p.tl/W-Lx)
相手のライブラリーを削りたいのなら、より軽くて誘発させやすい《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》を使うかなあ。
《トリトンの岸忍び/Triton Shorestalker(JOU)》(http://p.tl/G219)
これは期待できるクリーチャー。1ターン目のブロックされない戦力は《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》の種としてもってこい。前のめりな青単デルバーなら採用してもいいんじゃないかな。
加えて、ならず者のクリーチャータイプも持っているので徘徊の種になってくれる。今のところ徘徊を活かしたならず者デッキが全く息をしていないので期待はほどほどにしておく。
マーフォークじゃなくてフェアリーだったら最高だったかもしれない。
Standard Pauperでも、こいつにオーラを付けて殴るデッキがあってもいいかな。
《戦争翼のセイレーン/War-Wing Siren(JOU)》(http://p.tl/Bf-A)
3マナはちょっと重い。けれど1回英雄的が誘発すれば2/4。《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》を止めることが出来るサイズになる。さらに3/5にまでなれば制空権は取れるでしょう。
《たなびく紺碧/Cerulean Wisps(SHM)》でアンタップしながらサイズアップしてデルバー討ち取ったりしたいかな。
[黒]
《ゴルゴンの血/Aspect of Gorgon(JOU)》(http://p.tl/t1dk)
接死とタフネス強化はそれなりに相性が良い。でも流石に地味だなあ。3マナってのも重く感じる。
《血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite(JOU)》(http://p.tl/kmxF)
2マナ2/1の英雄的クリーチャー。それだけで及第点だと思う。回避能力が何もなくタフネスも貧弱なので、《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》や《液態化/Aqueous Form(THS)》なんかと組み合わせたい。
相手のクリーチャーから+1/+1カウンターを取り除く能力は、今のところ緑単ストンピィの《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》や《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》への牽制になる。この能力は強制なので、《若き狼/Young Wolf(DKA)》と向き合った時はむしろデメリットになるかもしれない。今後、英雄的デッキなるものが出てきたら良いアンチカードになるかも。
《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》(http://p.tl/0ZMB)
パワー2までのクリーチャーならば除去したことにはなる。しかし黒にはもっと確実な除去がいくらでもある。もし、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》のための信心を稼ぎたくて、さらに《Oubliette(ARN)》だけでは足りないというのならこれを使ってもいいのかもしれない。
《残忍な食餌/Cruel Feeding(JOU)》(http://p.tl/KuKr)
奮励サイクル。まるで《殺し屋の行動/Cutthroat Maneuver(THS)》じゃないかと思ったが、肝心のタフネスが上がらないのでこちらのクリーチャーを守る使い方が出来ない。つまり、完全にライフゲインのためのカードということになる。
今の黒単コントロールは《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》でライフゲインは間に合っていると思うし、他のクリーチャーも殴り手としての性能はイマイチだろう。
使うとしたら、シャドーウィニーでライフレースを制するために使うとか、英雄的と組み合わせるとかだろうか。
《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》(http://p.tl/ah26)
場に出た時に仕事するしパワーも4ある。でも噛み合わない。小さくて良いから、もっと軽くて誘発しやすければ・・・。と思ったが《影小道の住人/Shadow Alley Denizen(GTC)》ですら使われていなかった。
《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》(http://p.tl/cX9Q)
流石に対象が限定的過ぎでは。
《回帰の泉/Font of Return(JOU)》(http://p.tl/2mfi)
かなりのアドバンテージが取れそうな泉。
置くのに2マナ。そして墓地を肥やし、隙をみて4マナで3枚のクリーチャーカードを回収。さらに回収したクリーチャーを唱えて・・・となるとかなり悠長なカード。黒単コントロールがコントロール同型の消耗戦を見据えて1枚忍ばせるくらいかな?黒には《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》がいるので置いといて信心を稼ぐことにも意味があるのは嬉しい。
《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》(http://p.tl/XnDP)
《破滅の刃/Doom Blade(M12)》も《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》も《稲妻/Lightning Bolt(M11)》も効かない除去耐性。上手くクリーチャー・エンチャントを出し入れするエンジンを組めたらデッキになるかもしれない。コイツが2体、3体と並んだら破壊力がありそう。灰色商人を使っていると、何でドレインじゃないんだろうって思えてくるけどしょうがない。
《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》(http://p.tl/eXQ6)
基本的にPauperでは《死の重み/Dead Weight(ISD)》の下位互換。
《ファリカに選ばれしもの/Pharika’s Chosen(JOU)》(http://p.tl/ctI0)
《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》の同型。構築では厳しい。
《蘇りし歓楽者/Returned Reveler(JOU)》(http://p.tl/ESna)
テーロスブロックに微妙に存在するライブラリーを削るカードは一体なんなんだろう。自分のライブラリーも削ることが出来るが、その目的ならより適したクリーチャーが居る。2マナ1/3にも魅力は感じない。
クリーチャータイプだけ独特で好き。
《腐敗した大男/Rotted Hulk(JOU)》(http://p.tl/x87j)
良いとこ無しですなあ。
[赤]
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(JOU)》(http://p.tl/wjFc)
M13からの再録です。
《炎語りの意志/Flamespeaker’s Will(JOU)》
《定命の者の強情/Mortal Obstinacy(JOU)》と対になったオーラ。Pauperではエンチャント破壊よりアーティファクト破壊の方が需要があるとはいえ、アーティファクト破壊を目的に入れるカードでもない。
《双角の連続襲撃/Flurry of Horns(JOU)》(http://p.tl/hxoE)
コストパフォーマンスは上々。Pauperには2/2クリーチャーが結構いるので2/3というサイズには意味がある。おまけの速攻も嬉しい。けれどどんなデッキに入るかを考えると頭を抱えてしまう。赤のビッグマナ系なんてどうだろうか。
《激憤の泉/Font of Ire(JOU)》(http://p.tl/iJL7)
《溶岩の斧/Lava Axe(ULG)》の5マナが分割の6マナになった。おそらく分割された方が打ちやすいんじゃないだろうか。でもバーンに入るようなレベルではない。
《暴食するサイクロプス/Gluttonous Cyclops(JOU)》(http://p.tl/3G_r)
《不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclops(THS)》と比べると、重くなって使いにくくなっただけな印象。トランプルがないのも寂しい。せめてタフネスが5あればな。
《稲妻の髪飾り/Lightning Diadem(JOU)》(http://p.tl/BDtf)
場に出た時の能力でアド損を回避できるデザインは《騎士の勇気/Knightly Valor(RTR)》に似ていて好みではあるんだけれど、如何せん重すぎるよなあ。
《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》(http://p.tl/yV5p)
アラーラの断片からの再録。もともと不死や頑強対策として青赤ポストが使っていた実績がある。《火柱/Pillar of Flame(AVR)》と違って《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》でサーチ出来るので1枚挿しされていることが多かった。
現在の青赤ミッドレンジには《神秘の指導/Mystical Teachings(TSP)》は入っていないのでおそらく《火柱/Pillar of Flame(AVR)》方が優先度が高いだろう。
Standard Pauperでは特に能力を生かせる対象が居ないので《ショック/Shock(M14)》の方が強いかな。
《悲しげなミノタウルス/Pensive Minotaur(JOU)》(http://p.tl/JTvz)
3マナ2/3。こいつを見ると《双角の連続襲撃/Flurry of Horns(JOU)》のコストパフォーマンスの良さが分かる。
《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》(http://p.tl/nKCg)
奮励サイクル。赤はパワーが2上がる。更にトランプルまで付くのが偉い。英雄的と組み合わせてかなりのダメージが期待できる呪文だと思う。
《サテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite(JOU)》(http://p.tl/cENP)
待望の1マナ英雄的。《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》のインパクトには及ばないけれど、コイツは是非とも使ってやりたい。赤単でも他のどの色との組み合わせも考える価値があると思う。
《印章持ちのスキンク/Sigiled Skink(JOU)》(http://p.tl/Gitr)
まあ及第点のサイズ。相打ち覚悟で攻撃して1回占術出来ればいいんじゃないだろうか。
もちろん回避能力をつけても良いけど、占術するためにそこまでするかっていうと微妙。
《落星/Starfall(JOU)》(http://p.tl/S9QR)
クリーチャー限定の3点火力で5マナ!重たい!
クリーチャー・エンチャントはほとんど使われていないし、それ以前に《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》ってのがある。
[緑]
《冒涜の疫病/Desecration Plague(JOU)》(http://p.tl/UA7A)
Pauperで使える緑の土地破壊は、3マナに《Thermokarst(ICE)》、4マナに《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》、《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》、《井戸の汲みつくし/Drain the Well(EVE)》がありました。
これは4種類目の4マナの土地破壊になります。エンチャントを破壊できるというメリットがあるとは言え、他の4マナ土地破壊と比べるとメリットが小さいかな。
そういえば、テーロスに再録された《破砕/Demolish(THS)》と対になっていますね。
《豊穣の泉/Font of Fertility(JOU)》(http://p.tl/2fKN)
置き《不屈の自然/Rampant Growth(MIR)》。本家に比べて全体で掛かるコストは重いが、小さい隙で扱えるのとエンチャントシナジーが期待できる利点がある。緑は比較的エンチャントを利用しやすい色なので何か出来ないかな。
《不屈の自然/Rampant Growth(MIR)》自体がPauperでは全く使われていないのであまり期待は出来ないか。
《黄金の雌鹿/Golden Hind(JOU)》(http://p.tl/GYcU)
なんだか5色出そうで出ない鹿。《葉光らせ/Leaf Gilder(LRW)》の同型。
リミテッドは悪くないだろうけど、Pauperではマナクリーチャーとしてもアタッカーとしても中途半端。
《定命の者の大敵/Humbler of Mortals(JOU)》(http://p.tl/E5cN)
《定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals(THS)》と名前がややこしい。コストもパワー・タフネスまで一緒である。
それはさておき《大敵》の方は星座でトランプルをくれる。しかも自分のクリーチャー全体に。6マナは決して軽くはないが、緑のビッグマナ系のデッキであれば最後の決め技として使えるかもしれない。ただ、そういうデッキにはもとからトランプルを持っている《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》が入っていたりするのが悩みどころ。
緑には《怨恨/Rancor(ULG)》という星座誘発に打って付けのカードがあるのは嬉しい。
《クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight(JOU)》(http://p.tl/_AKn)
謎に包まれた神クルフィックス。とりあえず洞察力は凄いらしい、なんたって6枚も掘れる、最大3枚も引ける。ひとまず呪禁オーラに1,2枚入れて試したいところ。24枚以上はオーラが入っていると思うのでまずアドバンテージを獲ることが出来るだろう。
大体いつでも仕事はしてくれそうだけれど、唯一土地が詰まっているときには腐ってしまう。呪禁オーラはかなり土地を切り詰めているのでいつも3マナまで伸びるとは限らない。このカードを入れるとしたら《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(INV)》か《祖先の仮面/Ancestral Mask(MMQ)》か、3マナ域のオーラを削ることになるかな。
《市場の祝祭/Market Festival(JOU)》(http://p.tl/HEDh)
《はびこり/Overgrowth(STH)》と違って好きな色マナが出るので、これと《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》で無限コンボに入れるのは偉い。でも《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》の方が軽くて使いやすいのかな。解らない。誰か試してみて。
《自然からの武装/Nature’s Panoply(JOU)》(http://p.tl/2QxY)
奮励サイクル。緑はカウンターが乗る。
《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》と比べるとやや見劣りするか。それでもインスタントだったり、対象が1体でも使えるメリットはある。緑単ストンピィで《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》と競合するのだろうか。4マナまで伸びるデッキじゃないから採用は厳しいかなあ。
《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》(http://p.tl/6B9w)
3マナ2/3で場に出た時に仕事をしてくれる。緑単ストンピィに入れようとするとコストもサイズもパッとしないけれど、《怨恨/Rancor(ULG)》という最高の相方がいるので合わせて使ってみたい。
《フィーリーズ団の雷鳴蹄/Pheres-Band Thunderhoof(JOU)》(http://p.tl/qBCp)
緑の英雄的は皆カウンターが2つのるが、その分重たい。中でも雷鳴蹄はもっとも重い5マナ。それでも《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》1発で除去されるサイズなので心許ない。
《貪欲なるレウクロッタ/Ravenous Leucrocota(JOU)》(http://p.tl/1syj)
リミテッドでは良く見かけそうだけれど構築ではパッとしないかな。
《名高い織り手/Renowned Weaver(JOU)》(http://p.tl/DmJk)
《梢の蜘蛛/Canopy Spider(TMP)》みたいなトークンを出せる1マナ1/1。《梢の蜘蛛/Canopy Spider(TMP)》自体が《昆虫の逸脱者/Insectile Aberration(ISD)》を止められないのでまず採用されないのが痛い。出てくるトークンがエンチャントであるので、インスタントタイミングで星座を誘発出来るのはちょっと面白い。
《サテュロスの木立ち踊り/Satyr Grovedancer(JOU)》(http://p.tl/dqDz)
《鋼胴の甲虫/Ironshell Beetle(JUD)》の同型。これを出し入れしてカウンターを沢山乗せたり出来ないかな。でもそういう使い方だったら《結合虫/Bond Beetle(M13)》の方が軽いんだよなあ。
多色、アーティファクト、土地にコモンは無し。
てな感じでした。
個人的に期待しているのは、
《アジャニの存在/Ajani’s Presence(JOU)》
《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer(JOU)》
《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》
《擬態するセイレーン/Cloaked Siren(JOU)》
《印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish(JOU)》
《トリトンの岸忍び/Triton Shorestalker(JOU)》
《戦争翼のセイレーン/War-Wing Siren(JOU)》
《血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite(JOU)》
《回帰の泉/Font of Return(JOU)》
《群衆の決起/Rouse the Mob(JOU)》
《サテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite(JOU)》
《定命の者の大敵/Humbler of Mortals(JOU)》
《クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight(JOU)》
《自然からの武装/Nature’s Panoply(JOU)》
このくらいでしょうかね。
第3セットが出て、英雄的デッキのピースが揃ってきたなって気がしてます。
僕は赤を基調にした英雄的デッキを作ってみるつもりです。
コメント
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》、《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret》の流れがあったから、黒のコモンでテーロスのキーワード能力持ちドレイン生物のサイクルができると思ったのに、今回のがドレインじゃなくてちょっと残念です。
《楽園の拡散/Utopia Sprawl(DIS)》なんかで授与のためにマナを伸ばすってのもいいかもしれませんね。
確かにサイクルだったら面白かったですね!調整の結果ドレインだったら強すぎたのかなあ。灰色商人は調整すり抜けちゃった感がしますけどねw