【翻訳】The Pauper Take On Born Of The Gods by Alex Ullman 神々の軍勢へのPauperの見解
【翻訳】The Pauper Take On Born Of The Gods by Alex Ullman 神々の軍勢へのPauperの見解
【翻訳】The Pauper Take On Born Of The Gods by Alex Ullman 神々の軍勢へのPauperの見解
遅くなりましたが神々の軍勢のPauper目線での評価になります。
僕自身でも評価記事を書きましたが取り上げているカードに差があるので比べてみるのも面白いかもしれません。(http://surucucu.diarynote.jp/201401241820273020/

拙訳ですがよろしければどうぞ。













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The Pauper Take On Born Of The Gods(http://www.starcitygames.com/article/27824_The-Pauper-Take-On-Born-Of-The-Gods.html


ALEX ULLMAN
1/30/14

僕はこう言えたら良かった、僕が初めて神々の軍勢のスポイラーを見た時、神啓/inspireを受けたとね、しかしそれでは嘘になる。ちょうど何処にでもいるマジシャンのように、僕は新しいセットを熱心に貪ったが、僕の食欲はPauperで使えるもののためにある。ほとんど常に何かが最初の段階で僕を捉え、「僕で構築して!」と叫ぶだろう。この時、何かが僕の頭にアイディアを叩き込む前に何度も製品ページを訪れることになる。別の段階を経て、それらが頭蓋からこぼれ出してこのデジタルページで述べる準備が出来た。

神々の軍勢はPauperにとって興味深いセットだ。新しいメカニズム、神啓と貢納、は比較的複雑でありPauperはこれらのカードを最も簡単な方法で実行するであろうことを意味している(New World Order(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/172)の設計方針のおかげだ)。カードリストに目を向けると、非常に少ないカードが予選を通過している。貢納は興味深い能力だが、この能力をもつ2つのコモン、《ファラガックスの巨人/Pharagax Giant(BNG)》と《黄金の木立ちの蛇/Snake of the Golden Grove(BNG)》はプレイされるのが遅すぎる。神啓は直ちに盤面に影響を与えない別のクリーチャーメカニズムだ。これはPauperデッキに入れるためのかなり高いハードルを設定するが、お呼びがかかるかもしれないものが2つある。

僕を興奮させる追加のカードはほとんどテーロスのメカニズムを拡張させるものだ。これは、追加のカードが、ある戦略がデッキとなるための臨界点へと近づかせてくれるためだ。それを考慮するとテーロスブロックのテーマは近い将来には同様の形でプッシュされない可能性が高く、もしそのテーマを中心に構築したいのならすべての有り得るカードを抽出しておくことが重要だ。

《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》を例にとろう。白のクリーチャーであるということは、それがほぼ確実に攻撃的なレンズを通して見られるだろうということを意味する。トップの白いクリーチャーデッキは白ウィニーだが、今のところそれは英雄的を上手く誘発するカードを使っていない。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》はこの外殻には収まらないが、呪禁のようなデッキに居場所を見つけるかもしれない。1つの大きな脅威を作ることを目的としているからこれは良く似ているよね。《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》をそのテーロスの先例である《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と組み合わせれば実直な白単英雄的デッキの核が出来上がる:
Heroes
Alex Ullman

Creatures (26)
4 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
2 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
4 《サルタリーの強兵/Soltari Trooper(TMP)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4 《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》
4 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
4 《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》

Lands (18)
18 《平地》

Spells (16)
4 《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
3 《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》
3 《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTH)》
4 《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》
2 《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》

これは非常に素直なデッキで、別の新カードである《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を活用している。盾の仲間は十分軽い授与コストを持っていて、どんなデッキにも1クリーチャーに複数のオーラを貼るという魅力的な選択肢を与えてくれる。このデッキはいくらか信じられないくらい強力なスタートを切ることが出来る、《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》に《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》と《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》を付けて2ターン目に4/5絆魂っていう風にね。もしくは二つの《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》で7/7絆魂を夢見てもいい。

《浄火の鎧/Empyrial Armor(WTH)》は最も古いカードで、20年前のUSナショナルチャンピオンの白ウィニーのリストの基盤だったものだ。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、更なるダメージを与える魅力的選択肢になるし、僕らはMatt Lindeからシャドーの恩恵を受けた《サルタリーの強兵/Soltari Trooper(TMP)》も借り入れている。《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》は、《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》をより強化するのでこのデッキでは《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》の強化版になる。Pauperがほとんど単色のフォーマットであることを考慮すれば、《チョー=マノの祝福/Cho-Manno’s Blessing(MMQ)》はさらに「対象の除去呪文を打ち消す。このクリーチャーはブロックされない。」ことに繋がる。クリーチャーが2つの鎧を着こめば、ああ、そいつは危険だね。

Pauperの呪禁のように、Heroesは巨大な《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》か《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》で一騎当千ルートへ向かうことが出来る。また、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》で手広く行って、遥かに伝統的な白ウィニーのようにも戦える。現在の構築ほど強固なものではないが、このデッキは複数の兵士による軍隊を保持することが出来る。

《オーラ術師/Auramancer(ODY)》は上記のデッキに含める価値があるかもしれない。それは元々の役目もこなしながら《グレイブディガー/Gravedigger(6ED)》の位置も務めることが出来る。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》と組み合わせれば、コモンキューのより除去主体のデッキに対して力を溜めるゆっくりとしたゲームをさせてくれるかもしれない。

《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》は2色の英雄的戦略も可能にする。《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と違って空護衛は白の信心が濃くないので、ギルドに沿ったデッキでも楽に唱えさせてくれる。《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》は授与コストが十分軽くてどちらも魅力的な選択肢であることから、また一緒についてくることが出来る。緑の英雄、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》と《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は最も印象的なボーナスを持っているが、それぞれいくらかの問題がある。《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior(THS)》は4マナですぐに盤面に影響を与えない、これはそれを使われにくくしているね。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は案内するマナベースでプレイする時に《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と同じ問題を抱えている。

Pauperのラスト・アクション・ヒーローは《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》だ。居場所のないパワフルなカード、《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》は他のクリーチャーを《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》効果から守りながら自らの軍隊を送り出すことが出来る。それは今のところ最も軽い授与コストを持つ《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》と色を共有してもいる。ボロスのリストはこんな感じにすることが出来る:
Boros Heroes
Alex Ullman

Creatures (23)
4 《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》
4 《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
3 《ヴィーアシーノの初太刀/Viashino Firstblade(DGM)》
4 《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》
4 《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
4 《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》

Lands (20)
10 《山》
10 《平地》

Spells (17)
4 《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》
4 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》

このデッキは追加の《稲妻/Lightning Bolt(M10)》としていくらかの《感電の弧炎/Galvanic Arc(RAV)》を入れても良いかもしれないし、《馬力充電/Dynacharge(RTR)》は軍隊をもっと強烈にする(英雄的の誘発にもなる)。もし君がデッキをより速く強襲したいなら、《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle(THS)》も考慮できる。《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はこんな風にデッキで輝く。例えクリーチャーに一度貼られただけでも、《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》はアクロスからの兵士に付けて4点のダメージを生み出すだろう。

《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》はこのセットで一番のお気に入りの1つだ。Pauperのクリーチャー戦闘はほとんどが公平な戦いだ、《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》と《怨恨/Rancor(ULG)》のようなカードが重要になる理由だね。《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》は(以前の《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》と《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》みたいに)《破滅の刃/Doom Blade(M12)》のような場合にも後にものを残しつつ殴り合いを制することが出来る。もちろん、1/1の体格はそれほど印象的ではないが、上記のリストでは《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》や《向こう見ずな技術/Madcap Skills(GTC)》を着込んで素晴らしい仕事をするんだ。僕は《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》がフォーマットを真っ二つにするとは考えていないが、それは1マナ域にも2マナ域にもなるからどんな攻撃的な赤デッキにもツールを提供する。

このデッキは上記の白英雄より安定性が低いがよりパワーを秘めている。追加の授与クリーチャーと《アクロスの十字軍/Akroan Crusader(THS)》による潜在的な軍隊はこのデッキを除去に対して強くしてくれる。

僕が全てのセットレビューでやっていることが1つあるとするなら、それは黒単アグロを強化する新しいお土産を確認することさ。今回僕の闇の部分に希望を与えてくれたカードは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》だ。授与コストは法外な5マナだが、このクリーチャーはビートダウンを目指した沼デッキのマナカーブに合致するんだ。
Black Beats
Alex Ullman

Creatures (32)
4 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
4 《カーノファージ/Carnophage(EXO)》
4 《死体運び/Corpse Hauler(M14)》
4 《ダウスィーの怪物/Dauthi Horror(TMP)》
4 《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer(TMP)》
4 《ラクドスの切り刻み教徒/Rakdos Shred-Freak(RTR)》
4 《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
4 《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》

Lands (18)
18 《沼》

Spells (10)
2 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
4 《血の署名/Sign in Blood(M13)》

ここでは《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はその全ての仲間と一緒に2ターン目のちょうどいいクロックになる。ゲーム中盤では、それは《ダウスィーの怪物/Dauthi Horror(TMP)》や《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》を強化することが出来て、ゲームを速やかに終わらせることが出来る。5マナの授与コストは大きすぎる、けれども、黒単アグロを使う人たちは使うに値する2マナ域を探し求めているということを意味している。

もしかしたらニクスへの旅が良いカードをくれることがあるかもしれない。その時まで、僕は希望を持っていよう。

緑は神々の軍勢での大いなる勝者だ。ストンピィデッキに代表される―軽い緑クリーチャーを強化呪文と《怨恨/Rancor(ULG)》でバックアップする―森使いは力仕事のできるいくつかの強固な選択肢を得た。ストンピィは現在あまり使われていないデッキだ、それの理由は部分的に現在の黒いコントロールデッキの除去から生き残るのに十分丈夫なクリーチャーがいないことにある。ストンピィは非常に盤面で戦うデッキであり、早期に決着をつけるデッキだ。10月からこのリストを例に採ろう:
King Stompy
Jason Sirichoke
1st Place at Magic Online Daily Event on 10/13/2013

Creatures (25)
4 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
1 《生命の咆哮の思念/Shinen of Life’s Roar(SOK)》
3 《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》
4 《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》
3 《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》
4 《若き狼/Young Wolf(DKA)》
2 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》

Lands (17)
17 《森》

Spells (18)
1 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《怨恨/Rancor(ULG)》
4 《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》
3 《地うねり/Groundswell(WWK)》
2 《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》

Sideboard
1 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》
3 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
1 《生命の咆哮の思念/Shinen of Life’s Roar(SOK)》
2 《濃霧/Fog(4ED)》
3 《スズメバチの一刺し/Hornet Sting(M11)》
3 《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage(SHM)》
2 《木化/Lignify(LRW)》

ストンピィは1、2そして3ターン目に場を埋め尽くす最高のデッキの1つだ。しかしながら、4ターン目の《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》で奪われてしまう。でも《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》を使われる前にどうしたらストンピィは勝てるだろうか?《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》はこの追求に役立つ。《地うねり/Groundswell(WWK)》と枠を争うことになる《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》は3ターン目に簡単に1マナで5点ダメージを与えてくれる。Patrick Sullivan並みのダメージを叩きだすことが出来る。[訳注:バスケの選手らしい]

信心を意識した構築はPauperで意味を持つ。先ほど述べたように、各デッキはほとんど1色であり、マナシンボルから何等かのボーナスを得ることは難しい条件ではないんだ(黒単コントロールを見てごらん)。この変化はストンピィにもっと緑マナシンボルを意識して再構成することを求める。《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》のようなカードと、トランプルのないお友達の《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》はどちらも候補になる。《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》も理に適っている(それは2マナ域として再び使える)。悲しいかな、《ムルタニの見習い/Multani’s Acolyte(ULG)》は攻撃的な構築で使えるほど強力じゃない。信心ストンピィデッキはこんな風にすることが出来る:
Devoted Stompy
Alex Ullman

Creatures (26)
4 《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》
4 《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
4 《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》
4 《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》
4 《若き狼/Young Wolf(DKA)》
2 《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》

Lands (17)
17 《森》

Spells (17)
2 《茨の盾/Briar Shield(WTH)》
4 《怨恨/Rancor(ULG)》
4 《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
3 《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》

《茨の盾/Briar Shield(WTH)》は《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》と《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》の代わりに更なる緑の種としてここにいる。ストンピィは実績のある選択肢であり、《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》を最大限に生かすためにいくつかの枠を入れ替えることはこのデッキをトップメタへと押し上げるのに十分かもしれない。以下のような初動は想像に難くない:

ターン1:《森》、《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel(EVE)》
ターン2:《森》、2点攻撃、《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》、《若き狼/Young Wolf(DKA)》
ターン3:《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》、《森》を戻して再プレイして《怨恨/Rancor(ULG)》を《スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk(GPT)》に、攻撃して5点の《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》

12点のダメージだ。除去がこれらを一掃する前に決めるのはそれほど難しくないだろう。

しかし信心はストンピィの取れる1つの道に過ぎない。《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》は《怨恨/Rancor(ULG)》を付ければ絶対的に巨大な5/3トランプルになる(そして強化呪文1つで更に厄介になるだろう)。《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》は、一方で、《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》と《かき集める勇気/Gather Courage(RAV)》の組み合わせとで非常に上手く働く、単純に攻撃するより遥かに大きくなる可能性があるね。もし神啓持ちのクリーチャーで注目するとしたら、《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》だ、1度攻撃することが出来ればPauperでの最高のブロッカーもやっつける準備が整うからね。

このセットでの個人的なお気に入りは《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》だ。墓地にカードを送る以上に僕が好きなカードは無い、そしてこの小さな奴はそれを非常に上手くこなす。《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》と共に、僕はゴルガリ拷問生活が舞い戻ってくるための姿勢を整えていると思うね:
B/G Tortured Existence
E. Hustle

Creatures (28)
3 《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》
4 《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
3 《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RAV)》
3 《墓を掻き回すもの/Grave Scrabbler(FUT)》
4 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
4 《臭い草のインプ/Stinkweed Imp(RAV)》
3 《吸血犬/Vampire Hounds(EXO)》
4 《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》

Lands (23)
8 《森》
10 《沼》
2 《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm(RAV)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》

Spells (9)
4 《拷問生活/Tortured Existence(STH)》
3 《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》
2 《強迫/Duress(USG)》

Sideboard
2 《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
2 《斑の猪/Brindle Boar(M14)》
2 《膿絡み/Festercreep(MOR)》
3 《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》
2 《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
2 《殺し/Snuff Out(MMQ)》
1 《強迫/Duress(USG)》
1 《カラスの罪/Raven’s Crime(EVE)》

僕はまだコイツが動いているリストを作っていないけど、それを作ってみることに間違いなく興奮しているよ。僕は《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》をこれでめくることも考えているけど、それはいつも《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》を捨てることを考えているからなんだ。《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は妥当な体格に信じられないくらい強力な効果が加わっている。正しいデッキでは、それは4枚のカードを「引く」ことが出来る、そいつは馬鹿にできないものだ。

《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》はコモンが新世界秩序の下で強力であることを示してもいる。模造の《衝動/Impulse(VIS)》はそれが「ぴったり」土地を引けたときはとても強力だ。ポイントなのは、コモンは弱いのではなく、むしろリミテッドで盤面の複雑さを低減するということだ。これはその要件を満たす強力かつ面白いカードなんだ。僕がこのクリーチャーを使っていくつか構築をすることを約束しておくよ。

他にいくつかのカードが僕の目を引いた:

《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
オルゾフ《拷問生活/Tortured Existence(STH)》か《黒死病/Pestilence(USG)》主体のデッキでの別の妥当な《オーラ術師/Auramancer(ODY)》系のカードだ。これはタフネスが4あるので後半に間違いなく良い役割を果たしてくれる。ゲームを変えるものではないけれど、これはエンチャントを使うことを間違いなく安全にしてくれるね。

《忠実なペガサス/Loyal Pegasus(BNG)》
《軍用隼/War Falcon(M13)》は知っているよ、そして君は《軍用隼/War Falcon(M13)》じゃない。このカードは3ターン目より先に攻撃することが出来ない、そして《軍用隼/War Falcon(M13)》と違って2ターン目に《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》と相打ちすることが出来ない。似ているように見えるけれども、その基本セットの親戚より明らかに劣っている。《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》は《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen(GTC)》が出る前にはゴブリンで使われていたが、ゴブリンは《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》を使うことも出来て、不利なテキストを無視して攻撃するのが簡単だったんだ。

《保護色/Crypsis(BNG)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキに入る可能性がある。《保護色/Crypsis(BNG)》はブロッカーとして戦う上で《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》と争うだろう。重いけれど、《保護色/Crypsis(BNG)》はライフを支払わなくていい。これはフォーマットがある程度攻撃的になったら重要になるかもね。

《無効化/Nullify(BNG)》
これはストンピィと呪禁に対する素晴らしい《対抗呪文/Counterspell(TMP)》だ。青は驚異的な選択肢を持っているけれど(そうだよ、《対抗呪文/Counterspell(TMP)》自体も含むよね)、これは別の装備として悪くないね。

《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
最速でこれは4ターン目に展開されるだろう、そしてそれで終わりじゃないんだ。もしかしたら遅い黒デッキのサイドボードに入るかもしれないけど、そのクリーチャータイプは《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》を躱せないんだよね。もし《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》が主力の除去になったなら、《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》はより使われるようになるだろう。

《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
素晴らしいが遅い。もし赤くて遅いデッキが占術を望むのならばこのカードの出番だ。

《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
それがアンタップしたとき、魔法のサイズ4/3になる、それは《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》をやっつけられるんだ。僕はそれが十分だとは思わないが、フォーマットが進化するにつれて考慮されると思うよ。

《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
それ自体のサイズは十分良いが、《葉冠のドライアド/Leafcrown Dryad(THS)》によって授与の比較には負けてしまう。もしストンピィがより長いゲームと戦闘での除去を望むのならば《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》にお呼びがかかるだろう。

さて、それが僕の神々の軍勢の感想だ。これが僕がすぐにピックしたカードだ:

《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
《ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate(BNG)》
《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker(BNG)》
《ハイドラの血/Aspect of Hydra(BNG)》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur(BNG)》

そしてドラフトの最後に採るカードだ:

《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》
《保護色/Crypsis(BNG)》
《無効化/Nullify(BNG)》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan(BNG)》
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos(BNG)》
《クラグマの解体者/Kragma Butcher(BNG)》
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper(BNG)》
《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf(BNG)》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn(BNG)》

君はどう思う?どのカードで構築することに興奮して君のPauperデッキで使うかい?下記のコメントで聞かせてくれ!

Keep slingin’ commons -

-Alex

SpikeBoyM on Magic Online
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結構授与クリーチャーを評価しているのが意外なところでした。《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》はかなりAlexさんの趣味が入ってそうですけどね。

えーと、ちなみに《保護色/Crypsis(BNG)》をウィー=ゼロックスに入れる構想は今のところ有りません。あくまで戦闘を有利に運ぶカードなので、もともとクリーチャーデッキに対して強いウィー=ゼロックスはそこを意識しません。むしろ戦闘以外、呪文による除去への耐性の方がずっと重要なので《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》に取って代わることは無さそうです。少なくとも今のところはね。「カードを1枚引く」って書いてあったら使ったのになあ

《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》は完全に見逃していました。こいつは最高に夢が有りますね。《衝動/Impulse(VIS)》的なサーチかと思ったら《根囲い/Mulch(STH)》のように墓地が肥えるんですね。こりゃ凄い。


実は次に訳す予定のAlexさんの記事はこの《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》を取り上げたものになっています。お楽しみに。

コメント

たなべ いちろう
2014年2月13日19:28

サテュロスの道探しはぜひ使用感を試してみたいです。
マナベースを整えるならもっと安定したクリーチャー(桜族の長老とか)が居ますが、
墓地肥やしと両方一度に出来るのは非常にありがたいです。

surucucu
2014年2月14日10:39

>>たなべいちろうさん
今まで居そうで居なかったコモンクリーチャーだと思いますね。こういうデザイン非常に好みです。ぜひぜひ試してみてください

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