年末に済まそうと思っていた翻訳がこんなに伸びてしまいました。
今回はPauperに影響を与えたカード10選。
特にリリースによる環境への影響に焦点を当てています。
拙訳ですがよろしければどうぞ
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Impacting Pauper: A Top 10 List(http://www.starcitygames.com/article/27552_Impacting-Pauper-A-Top-10-List.html)
ALEX ULLMAN
12/19/13
これが掲載されるまでに、僕は30歳の誕生日から2日経っていることになる。僕はマジックを20年近くプレイしていて、Pauperは8年だ(それがまだプレイヤー運営のフォーマットだったころに遡る)。デイリーイベントが無くなったにも関わらず、Pauperは健全で多様性のあるフォーマットのままで、そして僕がソーシャルメディアとコンテンツで色んな形で言及したように、それは路上の小さな障害を越えて生き残れると信じているよ。
先週、ウィザーズのアナウンス(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/12092013/eventsreturn)の結果として今のところPauperはデイリーイベントには戻ってこない、僕はフォーマットの歴史について考え始めた。僕は「Pauperコミュニティ」において最も長くプレイし続けているメンバーの1人で、過去のPauperの主なイベント全てを経験してきた。僕はPaueprの歴史と潜在的未来についてポッドキャストに録音した(http://www.castingcommons.com/podcast/common-cause-future-cancelled/)、そしてツイッターからいくつか興味深いリプライを貰った、中には《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》ストームマスターのVictor Jenny(grapplingfarrangとして知られている)からのものもあった。Victorは印刷時点でPauperにおいて大きな影響力を持っていたカードについて尋ねた。しばしの議論の後、僕は記事のトピックについて彼に感謝してリストを作成し始めたんだ。
僕は自分自身にいくつか追加のパラメータを与えた。僕は制定されたPauperでの影響に目を向けた、つまりゼンディカーから後のセットと、テンペスト、ウルザズ、メルカディアン・マスクスの「クラシック」ブロックだ。なぜ制定される前のPauperじゃないのかって?簡単にいうと、当時のフォーマットは競技指向ではなく、多くの素晴らしいデッキ(ストームコンボデッキのようなもの)はまだ作られていなかったんだ。賞品がかけられて、勝利への欲求は遥かに向上した。ゼンディカーとテンペストはPauperの承認直前に実装されたとはいえ、数週間というのそれらを含めるのには十分短いよね。これは《怨恨/Rancor(ULG)》や《目くらまし/Daze(NEM)》のようなカードを含めることを妨ぎもする、両方とも深刻な影響を与えたが、オリジナルセットがオンラインに実装されるより前にデュエルデッキでリリースされていたからね。
これらのカードはPauper環境における、その直接の最終的な印象によってランク付けされる。これは僕による歴史であるから、もし僕がカードを忘れているとか間違っていると思うなら、コメントではっきり注意をしてくれ―僕は君たちの声が凄く聞きたいんだ!
まず第一に、いくつか公正な言及をしておく:
ギルド門:僕がこれらのカードに期待を持っていなかったと言えば嘘になるだろう。これらのカードはPauperにタップ状態で戦場に出るというコストだけで使える最高のデュアルランドをくれた。このテンポへの打撃は集団に打ち勝つには高すぎるハードルだというのが証明された。幾つか使われているのが見受けられる、特に《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》は禁止前のイゼットポストと現在のイゼットブリッツで使われているね。全体的に、しかしながら、これらの土地は期待外れだったが重要なデッキ構築の選択肢を残してくれている。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》:そう、コイツが問題だ―このカードは僕のTop10に入っていない。僕のTop15にすら入っていない。神への冒涜だ。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》のリリースは間違いなく皆に、より青のデッキ使うよう促したが、そのリストは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》の前と後で殆ど変らなかったんだ。何が変わったのか?コイツを引っくり返す人は青に超攻撃的な1マナ域を手に入れたし、多くのスパイク[訳注:競技指向プレイヤー]は可能ならばこの小さな昆虫・ウィザードを使っている。
ドラムロールを頼むよ・・・
10.《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》:このランキングはこのカードによってスタートする。それは適したコンボデッキにおけるあるカード(《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と下記のリストの他のカード)には見劣りしたが、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》は確かにPauperにその存在感を示した。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》がトバされても、このカードは未だにフォーマット主力のコンボデッキの一部で、《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と組み合わせて《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》で対戦相手を削り切るんだ。現在のディミーアコントロールの構築では、それは《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と組み合わせて対戦相手のドローステップをロックしてしまう。
各デッキは突発的な墓地相互作用に準備しなければならない。《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》は《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》とその友と組み合わさった時に最高に働き、このサイクルが繰り返される時に悪用が始まる。ある時点でアヴァシンの帰還が墓地に属することに突出しているので、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》や《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》がこのデッキに適応するのは理に適っている。現在はこうする動機は十分強くない(《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》デッキは入賞者のメタゲームの極一部でしかない)ので《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》デッキは勝利をつかみ取り続けることができる。
《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《古術師/Archaeomancer(M13)》の最良の友、僕はこの1年は、もしくは少なくとも場に出た時に面白い能力を発揮するクリーチャーが印刷され続ける限りは《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》はフォーマットにおける定番カードであるだろうと予想するよ。
9.《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》&8.《エイトグ/Atog(MRD)》:単独でも、これらのカードは親和をトップメタデッキに押し上げた。組み合わさっては(そのリリースの時間経過にも関わらず)、それらはマシン達をフォーマットにおける主力デッキの1つにさせた(親和への準備をしなければ失敗してしまくらいにね)。それらを別々に見てみよう。《甲殻の鍛冶工》は《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と腕を組んで破格のコストでの体格を提供してくれる。ミラディンブロックはお気に入りだったし、親和にファンタスティックな枠を留めてくれた。単独での《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》は二重に脆弱であるために(クリーチャーとアーティファクトの両方である)だいぶ物足りない。いくつかのリストが《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth(DST)》を使っていたが、定期的に再キャストするのは扱いにくく、手札に留まってしまう可能性がある。
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》は代わりに2ターン目に処罰者サイズの体格を提供してくれる。これは親和をスピードアップさせてくれるし、普通の対策カード(《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》、《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》、《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》)では死なない脅威をくれる。《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》と《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》はPauperでの80年代後半のラップコンビだ:曲は長くて詩は簡単。
一方、《エイトグ/Atog(MRD)》は90年代前半の西海岸ラップの到来だ。それは君に直面し、完全にゲームを変えてしまう。マスターズエディション4で《エイトグ/Atog(MRD)》がコモンでリリースされたことは親和に《投げ飛ばし/Fling(STH)》と組み合わせた超高速コンボキルを与えた。これは機械の脅威と追加の破壊的な攻撃軸を与えた。相当な量のアーティファクト対策を一気に投入するのはそれはヤギのアナグラムのため単なる燃料であったように、十分なものではなかった。
[訳注:《エイトグ/Atog(MRD)》は、なんでもむしゃむしゃ食べるヤギ/Goatのスペルを並び替えたものが名前の由来です]
では、これらのカードはPauperの環境にどんなことをしただろうか?親和はトップの競争者であり、フォーマットでのよりパワフルな選択肢の1つだ。それは武装を選ぶに際して評価されるべきデッキである。これは、それが多様化した使える脅威であること以上に、ゲーム2,3において一定量の定番クリーチャー除去呪文を残すことを強要する。《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》は《エイトグ/Atog(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》の両方をコントロールしていることよりもずっと重要だ。《死の重み/Dead Weight(ISD)》は《エイトグ/Atog(MRD)》を殺せる能力のお蔭で主力の除去呪文になる。
7.《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》:第7位に登場するのは、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》と《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》とで素晴らしく愉快なパーティを織りなすカードだ。2色の呪文主体のアグロデッキは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》によって長い間存在してきたが、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》はそれをPauperのメタゲームの第一線に押し上げた。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は元からの《稲妻/Lightning Bolt(M10)》への耐性によって良きブロッカーとなる。以前は大概の除去がこのデッキのすべてのカードを除去できたことを考えると、これは非常に大きなアップグレードだ。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》の《角海亀/Horned Turtle(TMP)》のサイズは軽視できるものではない。殆どのPauperクリーチャーの素のパワーは3を上回らないし、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は打撃を吸収したり時にはインスタントによってアタッカーを討ち取ることが出来る。
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》自身は《破滅の刃/Doom Blade(M12)》のような無条件除去の必要性を単に増加させる一方、このデッキの人気は《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》を処理するための《死の重み/Dead Weight(ISD)》の存在も増加させている。親和の人気と合わさって、素のタフネスが2のクリーチャーは苦境を強いられている。
6.《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》:このリストでは最新の追加になる、灰色は大したカードだ。黒単コントロールはフォーマットが公式に制定されるずっと前からPauperの定番だった。テーロスに至るまでの数か月の間に、このデッキは概ね《発掘/Unearth(ULG)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》を背景にして復活を遂げた。ゲームを決める《堕落/Corrupt(USG)》が去って、嫌らしい《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》、《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》、《発掘/Unearth(ULG)》、そして素晴らしい除去へと置き換わった。
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》がリリースされて、すべては一変した。
今や黒単コントロールは過ぎ去りし日の《堕落/Corrupt(USG)》デッキをはるかに思い起こさせる。《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》はもはやそれ自体で嫌がらせするだけでなく、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》のスラムダンクのための梯子のステップにもなる。彼に親しみを込めて呼ぼう、灰色は除去の枠に《Oubliette(ARN)》を含めるように変化させもした、それは信心に貢献するんだ(クリーチャーを追放しっぱなしにしてしまうバグもあるけどね)。《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は黒単コンにゲームを決めるために《堕落/Corrupt(USG)》を使うように後押しした。この時点で黒単コンのマナカーブは3マナを過ぎていたために《発掘/Unearth(ULG)》はもはや人気ではない。ライフ総量を蝕んでいく代わりに、黒単コンは今や強烈な一撃でゲームを決めるんだ。
これは、白単ウィニーのようなアグロへの耐性のチャンスを与えて、彼らをメタゲーム上で後退させている。ネズミベースの黒単コンの持続的な除去無しでは、クリーチャーは何度も戦闘出来る―少なくとも灰色が盤面に着地するまではね。商人のタフ4は《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》の有用性を大きくさせもする、だから斧の為に準備しておくことを勧めるよ。
5.《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》:久しぶりだが、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》はPauperの環境を様変わりさせた最初のカードの1つだ。それはリリースされて直ぐに2つのデッキに入った:元祖たるゴブリンとストームだ。前者は明白だ;《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》は部隊を強化するだけでなく部族としても良い働きをするし、何もないところから勝利をもたらしてくれる。これは(《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》に対しての)《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》と組み合わさって黒単コントロールが溢れかえる場でゴブリンを最高のデッキにしてくれる。短期間での《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》と《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》とのリリースはゴブリンを2010年前半の「最高のデッキ」へと押し上げた。
これがこの小僧がやったこと全てであるなら、それはTo25に入るには十分だがTop10だって?
まあいい。
《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》は2つの角度からメタゲームに影響を与えた。ゴブリンに応えて、ライフを得るカードが人気になり、白ウィニーの使い手が増えた。ストームは、各デッキに《巣穴からの総出/Empty the Warrens》への回答を積むことと、《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》と戦う方法を強制した。間違ったサイドボードカードを取ることが死につながるために、これはストームが勝者のメタゲームに残り続けることに貢献しただろう。
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》がメタゲームから消えてからも、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》はその部族デッキで使われ続けているが、そのカードが真の恐怖を植え付けた時期が存在したんだ。今は、それは単なる増強剤みたいなものだ。
4.《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》:現在Pauperで適正な「最も壊れたカード」のリーダー、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》は非常に多くの仕事をする。このリストの10番目のカードと組み合わさると、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》はゲームを終わらせたり、あらゆるペテンを可能にする。でも僕は既にそれについて触れているので、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がした他の事について話をしよう。
デルバーブルーは主にカウンターの脅威に影響している。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》はこのデッキによる多大なテンポプレイだ―君の呪文を打ち消す、見てくれよ僕はクリーチャーで攻撃する準備ができた―しかし、早期に1マナ域を打ちのめす必要がある。《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がいれば、デルバー使いは青くないデッキ相手には何の恐れも無く実質無料で2マナ域を展開することが出来る。今やローウィンの部族の恩恵のお蔭で、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》は1マナも2マナも打ちのめし、青プレイヤーはより多くの脅威が使えて敵はさらに辛くなる。
これは相手のデッキにとって何を意味するだろう?1/1に対応出来てコストが1のクリーチャーは急に需要が高まった。《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TSB)》、《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》、そして《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》/《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》タッグチームの効力を無力化するためにメインデッキやサイドボードで見られることが増えた。これは現在のPauperのデッキ構築の重要な要素として残っている。
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後半に続く
(http://surucucu.diarynote.jp/201401070210569281/)
今回はPauperに影響を与えたカード10選。
特にリリースによる環境への影響に焦点を当てています。
拙訳ですがよろしければどうぞ
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Impacting Pauper: A Top 10 List(http://www.starcitygames.com/article/27552_Impacting-Pauper-A-Top-10-List.html)
ALEX ULLMAN
12/19/13
これが掲載されるまでに、僕は30歳の誕生日から2日経っていることになる。僕はマジックを20年近くプレイしていて、Pauperは8年だ(それがまだプレイヤー運営のフォーマットだったころに遡る)。デイリーイベントが無くなったにも関わらず、Pauperは健全で多様性のあるフォーマットのままで、そして僕がソーシャルメディアとコンテンツで色んな形で言及したように、それは路上の小さな障害を越えて生き残れると信じているよ。
先週、ウィザーズのアナウンス(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/12092013/eventsreturn)の結果として今のところPauperはデイリーイベントには戻ってこない、僕はフォーマットの歴史について考え始めた。僕は「Pauperコミュニティ」において最も長くプレイし続けているメンバーの1人で、過去のPauperの主なイベント全てを経験してきた。僕はPaueprの歴史と潜在的未来についてポッドキャストに録音した(http://www.castingcommons.com/podcast/common-cause-future-cancelled/)、そしてツイッターからいくつか興味深いリプライを貰った、中には《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》ストームマスターのVictor Jenny(grapplingfarrangとして知られている)からのものもあった。Victorは印刷時点でPauperにおいて大きな影響力を持っていたカードについて尋ねた。しばしの議論の後、僕は記事のトピックについて彼に感謝してリストを作成し始めたんだ。
僕は自分自身にいくつか追加のパラメータを与えた。僕は制定されたPauperでの影響に目を向けた、つまりゼンディカーから後のセットと、テンペスト、ウルザズ、メルカディアン・マスクスの「クラシック」ブロックだ。なぜ制定される前のPauperじゃないのかって?簡単にいうと、当時のフォーマットは競技指向ではなく、多くの素晴らしいデッキ(ストームコンボデッキのようなもの)はまだ作られていなかったんだ。賞品がかけられて、勝利への欲求は遥かに向上した。ゼンディカーとテンペストはPauperの承認直前に実装されたとはいえ、数週間というのそれらを含めるのには十分短いよね。これは《怨恨/Rancor(ULG)》や《目くらまし/Daze(NEM)》のようなカードを含めることを妨ぎもする、両方とも深刻な影響を与えたが、オリジナルセットがオンラインに実装されるより前にデュエルデッキでリリースされていたからね。
これらのカードはPauper環境における、その直接の最終的な印象によってランク付けされる。これは僕による歴史であるから、もし僕がカードを忘れているとか間違っていると思うなら、コメントではっきり注意をしてくれ―僕は君たちの声が凄く聞きたいんだ!
まず第一に、いくつか公正な言及をしておく:
ギルド門:僕がこれらのカードに期待を持っていなかったと言えば嘘になるだろう。これらのカードはPauperにタップ状態で戦場に出るというコストだけで使える最高のデュアルランドをくれた。このテンポへの打撃は集団に打ち勝つには高すぎるハードルだというのが証明された。幾つか使われているのが見受けられる、特に《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》は禁止前のイゼットポストと現在のイゼットブリッツで使われているね。全体的に、しかしながら、これらの土地は期待外れだったが重要なデッキ構築の選択肢を残してくれている。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》:そう、コイツが問題だ―このカードは僕のTop10に入っていない。僕のTop15にすら入っていない。神への冒涜だ。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》のリリースは間違いなく皆に、より青のデッキ使うよう促したが、そのリストは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》の前と後で殆ど変らなかったんだ。何が変わったのか?コイツを引っくり返す人は青に超攻撃的な1マナ域を手に入れたし、多くのスパイク[訳注:競技指向プレイヤー]は可能ならばこの小さな昆虫・ウィザードを使っている。
ドラムロールを頼むよ・・・
10.《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》:このランキングはこのカードによってスタートする。それは適したコンボデッキにおけるあるカード(《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と下記のリストの他のカード)には見劣りしたが、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》は確かにPauperにその存在感を示した。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》がトバされても、このカードは未だにフォーマット主力のコンボデッキの一部で、《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と組み合わせて《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》で対戦相手を削り切るんだ。現在のディミーアコントロールの構築では、それは《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》と組み合わせて対戦相手のドローステップをロックしてしまう。
各デッキは突発的な墓地相互作用に準備しなければならない。《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》は《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》とその友と組み合わさった時に最高に働き、このサイクルが繰り返される時に悪用が始まる。ある時点でアヴァシンの帰還が墓地に属することに突出しているので、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》や《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》がこのデッキに適応するのは理に適っている。現在はこうする動機は十分強くない(《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》デッキは入賞者のメタゲームの極一部でしかない)ので《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》デッキは勝利をつかみ取り続けることができる。
《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》と《古術師/Archaeomancer(M13)》の最良の友、僕はこの1年は、もしくは少なくとも場に出た時に面白い能力を発揮するクリーチャーが印刷され続ける限りは《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》はフォーマットにおける定番カードであるだろうと予想するよ。
Esper Sage
The_Raging_Flump
2nd Place at Miscellaneous on 11/29/2013
Creatures (21)
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
3 《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》
1 《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》
4 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》
Lands (21)
4 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
4 《島》
1 《平地》
1 《沼》Swamp
3 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》
3 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》
2 《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
Spells (18)
3 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
4 《断絶/Snap(ULG)》
4 《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
2 《予感/Foresee(FUT)》
1 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
Sideboard
4 《孤独な宣教師/Lone Missionary(ROE)》
2 《寄生牙のドレイク/Wormfang Drake(JUD)》
1 《転覆/Capsize(TMP)》
1 《神への捧げ物/Divine Offering(MIR)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
3 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
1 《墓の刈り取り/Reaping the Graves(SCG)》
9.《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》&8.《エイトグ/Atog(MRD)》:単独でも、これらのカードは親和をトップメタデッキに押し上げた。組み合わさっては(そのリリースの時間経過にも関わらず)、それらはマシン達をフォーマットにおける主力デッキの1つにさせた(親和への準備をしなければ失敗してしまくらいにね)。それらを別々に見てみよう。《甲殻の鍛冶工》は《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と腕を組んで破格のコストでの体格を提供してくれる。ミラディンブロックはお気に入りだったし、親和にファンタスティックな枠を留めてくれた。単独での《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》は二重に脆弱であるために(クリーチャーとアーティファクトの両方である)だいぶ物足りない。いくつかのリストが《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth(DST)》を使っていたが、定期的に再キャストするのは扱いにくく、手札に留まってしまう可能性がある。
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》は代わりに2ターン目に処罰者サイズの体格を提供してくれる。これは親和をスピードアップさせてくれるし、普通の対策カード(《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》、《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》、《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》)では死なない脅威をくれる。《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》と《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》はPauperでの80年代後半のラップコンビだ:曲は長くて詩は簡単。
一方、《エイトグ/Atog(MRD)》は90年代前半の西海岸ラップの到来だ。それは君に直面し、完全にゲームを変えてしまう。マスターズエディション4で《エイトグ/Atog(MRD)》がコモンでリリースされたことは親和に《投げ飛ばし/Fling(STH)》と組み合わせた超高速コンボキルを与えた。これは機械の脅威と追加の破壊的な攻撃軸を与えた。相当な量のアーティファクト対策を一気に投入するのはそれはヤギのアナグラムのため単なる燃料であったように、十分なものではなかった。
[訳注:《エイトグ/Atog(MRD)》は、なんでもむしゃむしゃ食べるヤギ/Goatのスペルを並び替えたものが名前の由来です]
では、これらのカードはPauperの環境にどんなことをしただろうか?親和はトップの競争者であり、フォーマットでのよりパワフルな選択肢の1つだ。それは武装を選ぶに際して評価されるべきデッキである。これは、それが多様化した使える脅威であること以上に、ゲーム2,3において一定量の定番クリーチャー除去呪文を残すことを強要する。《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》は《エイトグ/Atog(MRD)》と《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》の両方をコントロールしていることよりもずっと重要だ。《死の重み/Dead Weight(ISD)》は《エイトグ/Atog(MRD)》を殺せる能力のお蔭で主力の除去呪文になる。
Affinity
darklilou
3rd Place at Magic Online Premier Event on 12/14/2013
Creatures (16)
4 《金属ガエル/Frogmite(MRD)》
4 《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》
4 《エイトグ/Atog(MRD)》
4 《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
Lands (17)
1 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》
4 《大焼炉/Great Furnace(MRD)》
4 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
4 《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》
4 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers(MRD)》
Spells (27)
4 《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》
3 《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》
2 《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
4 《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum(LRW)》
2 《投げ飛ばし/Fling(STH)》
4 《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
4 《危険な研究/Perilous Research(CSP)》
4 《物読み/Thoughtcast(MRD)》
Sideboard
2 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》
1 《クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman(MRD)》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge(TSP)》
2 《破滅の刃/Doom Blade(M12)》
1 《電謀/Electrickery(RTR)》
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《強迫/Duress(USG)》
7.《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》:第7位に登場するのは、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》と《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》とで素晴らしく愉快なパーティを織りなすカードだ。2色の呪文主体のアグロデッキは《小柄な竜装者/Wee Dragonauts(GPT)》によって長い間存在してきたが、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》はそれをPauperのメタゲームの第一線に押し上げた。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は元からの《稲妻/Lightning Bolt(M10)》への耐性によって良きブロッカーとなる。以前は大概の除去がこのデッキのすべてのカードを除去できたことを考えると、これは非常に大きなアップグレードだ。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》の《角海亀/Horned Turtle(TMP)》のサイズは軽視できるものではない。殆どのPauperクリーチャーの素のパワーは3を上回らないし、《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》は打撃を吸収したり時にはインスタントによってアタッカーを討ち取ることが出来る。
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》自身は《破滅の刃/Doom Blade(M12)》のような無条件除去の必要性を単に増加させる一方、このデッキの人気は《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》を処理するための《死の重み/Dead Weight(ISD)》の存在も増加させている。親和の人気と合わさって、素のタフネスが2のクリーチャーは苦境を強いられている。
6.《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》:このリストでは最新の追加になる、灰色は大したカードだ。黒単コントロールはフォーマットが公式に制定されるずっと前からPauperの定番だった。テーロスに至るまでの数か月の間に、このデッキは概ね《発掘/Unearth(ULG)》と《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》を背景にして復活を遂げた。ゲームを決める《堕落/Corrupt(USG)》が去って、嫌らしい《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》、《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》、《発掘/Unearth(ULG)》、そして素晴らしい除去へと置き換わった。
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》がリリースされて、すべては一変した。
今や黒単コントロールは過ぎ去りし日の《堕落/Corrupt(USG)》デッキをはるかに思い起こさせる。《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》はもはやそれ自体で嫌がらせするだけでなく、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》のスラムダンクのための梯子のステップにもなる。彼に親しみを込めて呼ぼう、灰色は除去の枠に《Oubliette(ARN)》を含めるように変化させもした、それは信心に貢献するんだ(クリーチャーを追放しっぱなしにしてしまうバグもあるけどね)。《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は黒単コンにゲームを決めるために《堕落/Corrupt(USG)》を使うように後押しした。この時点で黒単コンのマナカーブは3マナを過ぎていたために《発掘/Unearth(ULG)》はもはや人気ではない。ライフ総量を蝕んでいく代わりに、黒単コンは今や強烈な一撃でゲームを決めるんだ。
これは、白単ウィニーのようなアグロへの耐性のチャンスを与えて、彼らをメタゲーム上で後退させている。ネズミベースの黒単コンの持続的な除去無しでは、クリーチャーは何度も戦闘出来る―少なくとも灰色が盤面に着地するまではね。商人のタフ4は《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》の有用性を大きくさせもする、だから斧の為に準備しておくことを勧めるよ。
Mono-Black Control
Lickitung
1st Place at Online Event on 12/14/2013
Creatures (18)
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
4 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》
4 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
4 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
2 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
Lands (23)
23 《沼》
Spells (19)
3 《死の重み/Dead Weight(ISD)》
2 《Oubliette(ARN)》
1 《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
4 《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》
3 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
2 《堕落/Corrupt(USG)》
4 《血の署名/Sign in Blood(M13)》
Sideboard
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》
2 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
3 《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》
2 《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
1 《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
2 《死せざる邪悪/Undying Evil(DKA)》
1 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
2 《精神ねじ切り/Wrench Mind(MRD)》
5.《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》:久しぶりだが、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》はPauperの環境を様変わりさせた最初のカードの1つだ。それはリリースされて直ぐに2つのデッキに入った:元祖たるゴブリンとストームだ。前者は明白だ;《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》は部隊を強化するだけでなく部族としても良い働きをするし、何もないところから勝利をもたらしてくれる。これは(《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》に対しての)《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》と組み合わさって黒単コントロールが溢れかえる場でゴブリンを最高のデッキにしてくれる。短期間での《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》と《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》とのリリースはゴブリンを2010年前半の「最高のデッキ」へと押し上げた。
これがこの小僧がやったこと全てであるなら、それはTo25に入るには十分だがTop10だって?
まあいい。
《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》は2つの角度からメタゲームに影響を与えた。ゴブリンに応えて、ライフを得るカードが人気になり、白ウィニーの使い手が増えた。ストームは、各デッキに《巣穴からの総出/Empty the Warrens》への回答を積むことと、《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》と戦う方法を強制した。間違ったサイドボードカードを取ることが死につながるために、これはストームが勝者のメタゲームに残り続けることに貢献しただろう。
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》がメタゲームから消えてからも、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》はその部族デッキで使われ続けているが、そのカードが真の恐怖を植え付けた時期が存在したんだ。今は、それは単なる増強剤みたいなものだ。
Goblins
Alex Ullman
Creatures (35)
4 《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》
4 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
4 《ゴブリンの群勢/Goblin Cohort(BOK)》
4 《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》
1 《風切るイグアナール/Hissing Iguanar(ALA)》
4 《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts(TMP)》
4 《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》
4 《モグの略奪者/Mogg Raider(TMP)》
4 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
2 《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》
Lands (17)
17 《山》
Spells (8)
2 《死の火花/Death Spark(ALL)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
2 《Chain Lightning(LEG)》
Sideboard
2 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
1 《マイアの種父/Myr Sire(MBS)》
3 《沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf(APC)》
3 《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman(ALL)》
1 《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
3 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
1 《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
The Pauper Perfect Storm
grapplingfarang
1st Place at Magic Online Daily Event on 7/22/2012
Creatures (2)
2 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
Lands (12)
3 《古き泉/Ancient Spring(INV)》
3 《地熱の割れ目/Geothermal Crevice(INV)》
2 《用水路/Irrigation Ditch(INV)》
4 《硫黄孔/Sulfur Vent(INV)》
Spells (46)
1 《彩色の宝球/Chromatic Sphere(INV)》
4 《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
2 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual(TOR)》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual(4ED)》
4 《魔力変/Manamorphose(SHM)》
1 《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
2 《強迫/Duress(USG)》
4 《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》
2 《留まらぬ発想/Ideas Unbound(SOK)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
2 《血の署名/Sign in Blood(M13)》
Sideboard
2 《消灯/Curfew(USG)》
3 《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》
2 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
1 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
3 《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》
1 《強迫/Duress(USG)》
1 《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》
2 《鋭き砂岩/Sandstone Needle(MMQ)》
4.《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》:現在Pauperで適正な「最も壊れたカード」のリーダー、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》は非常に多くの仕事をする。このリストの10番目のカードと組み合わさると、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》はゲームを終わらせたり、あらゆるペテンを可能にする。でも僕は既にそれについて触れているので、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がした他の事について話をしよう。
デルバーブルーは主にカウンターの脅威に影響している。《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》はこのデッキによる多大なテンポプレイだ―君の呪文を打ち消す、見てくれよ僕はクリーチャーで攻撃する準備ができた―しかし、早期に1マナ域を打ちのめす必要がある。《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》がいれば、デルバー使いは青くないデッキ相手には何の恐れも無く実質無料で2マナ域を展開することが出来る。今やローウィンの部族の恩恵のお蔭で、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》は1マナも2マナも打ちのめし、青プレイヤーはより多くの脅威が使えて敵はさらに辛くなる。
これは相手のデッキにとって何を意味するだろう?1/1に対応出来てコストが1のクリーチャーは急に需要が高まった。《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TSB)》、《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》、そして《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》/《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》タッグチームの効力を無力化するためにメインデッキやサイドボードで見られることが増えた。これは現在のPauperのデッキ構築の重要な要素として残っている。
Delver Blue
Mezzel
1st Place at Magic Online Daily Event on 8/11/2013
Creatures (22)
3 《尖塔のゴーレム/Spire Golem(DST)》
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》
3 《幻影の熊/Phantasmal Bear(M12)》
4 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
Lands (19)
17 《島》
2 《流砂/Quicksand(VIS)》
Spells (19)
4 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
4 《対抗呪文/Counterspell(TMP)》
3 《剥奪/Deprive(ROE)》
2 《除外/Exclude(INV)》
2 《噴出/Gush(MMQ)》
4 《断絶/Snap(ULG)》
Sideboard
4 《珊瑚の網/Coral Net(TOR)》
4 《払拭/Dispel(WWK)》
4 《水流破/Hydroblast(ICE)》
3 《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》
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後半に続く
(http://surucucu.diarynote.jp/201401070210569281/)
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