【翻訳】Week One In The New Pauper by Alex Ullman Pauper新環境、新デッキ
【翻訳】Week One In The New Pauper by Alex Ullman Pauper新環境、新デッキ
【翻訳】Week One In The New Pauper by Alex Ullman Pauper新環境、新デッキ
《雲上の座/Cloudpost(MRD)》、《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》禁止。テーロス導入と激動のPauper環境。新しいメタゲームで頭角を現してきたデッキを特集します。

拙訳ですがよろしければどうぞ














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Week One In The New Pauper(http://www.starcitygames.com/article/27105_Week-One-In-The-New-Pauper.html


ALEX ULLMAN
10/10/13

10月の禁止がやってきた、そしてそれは僕らがPauperの新しい時代に入ったことを意味する。フォーマットが制定されてから初めて、そこには《雲上の座/Cloudpost(MRD)》が無くストームが無い(当分はね―僕は誰かが《鋼の霊体/Astral Steel(SCG)》をベースにして勝つことに挑戦すると想像している)。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》と《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》がフォーマットを去るということはフォーマットは1週間では完全には計り知れないくらい大きく分岐することだろう。このことはテーロスが調度環境に参入してくることでよりこじれる、皆まだ新しい調整のための新カードを手に入れてるところなんだ。

しかしそれは皆がすでに研究室で自らのリストに取りかかっていないというわけではない。Pauperが何に取り組んでいるのか見てみよう。
Saps Attack!
Butakov
6th Place at Magic Online Daily Event on 10/6/2013

Creatures (24)
4 《深夜の護衛/Midnight Guard(DKA)》
4 《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》
4 《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel(RAV)》
4 《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》
4 《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》
4 《古参兵の武具師/Veteran Armorer(RAV)》

Lands (22)
3 《森》
7 《平地》
4 《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》
4 《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate(RTR)》
4 《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary(RAV)》

Spells (14)
4 《ゴンドの存在/Presence of Gond(SHM)》
3 《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor(MMQ)》
3 《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》
4 《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》

Sideboard
4 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
4 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
3 《塵は塵に/Dust to Dust(5ED)》
4 《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage(SHM)》

まあ、これは中々の出発点だ。Magic Online 2013 World Champion[訳注:2013ではなく2012と思われる]であるDmitriy Butakovとして知られているButakovは10月3日にこのリストで3-1を記録した。一部は最高にヤバいモダンマスターズの緑白ドラフトデッキで、一部は無限コンボで、Butakovの苗木は素晴らしいデッキだ。Butakovはメタ外の使える苗木デッキのキーピースを手にし、フォーマットの無限コンボの1つに十分な枠を用意した:《ゴンドの存在/Presence of Gond(SHM)》と《深夜の護衛/Midnight Guard(DKA)》だ。《淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm(PLC)》と《大量の芽吹き/Sprout Swarm(FUT)》を組み合わせれば、このコンボはそれ自体が無限ダメージへと姿を変える。《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》と《魂の管理人/Soul Warden(EXO)》と組み合わせれば無限ライフだ。

このデッキは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》の不在により恩恵を受けたものの一例だ。Butakovのデッキはセットアップに時間がかかり、以前のフォーマットでは遅すぎたのだろう。現在このデッキは面白い選択肢だが、君のコンピュータが滑らかに動作し、指を光速で動かす必要がある、全てのクリックをするまでに時間切れしてしまう可能性が十分あるからね。このデッキは攻撃が好きで、対戦相手のターン終了時にクリーチャーを出すためにパーマネントをタップするのを厭わない人々のためのデッキだ。
Rebels
Shyft4
7th Place at Magic Online Daily Event on 10/6/2013

Creatures (26)
4 《アムローの偵察兵/Amrou Scout(TSP)》
1 《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)
2 《果敢な隼/Defiant Falcon(NEM)》
4 《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TSB)》
1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider(MMQ)》
4 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant(MMQ)》
4 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant(MMQ)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
1 《熱風の滑空者/Thermal Glider(MMQ)》
1 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》

Lands (24)
16 《平地》
2 《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》
3 《流砂/Quicksand(VIS)》
3 《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》

Spells (10)
2 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
3 《静寂の捕縛/Bound in Silence(FUT)》

Sideboard
1 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
1 《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
3 《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》
2 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
2 《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》
1 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec(TSP)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《太陽の槍/Sunlance(PLC)》

このヴァージョンのレベルは《雲上の座/Cloudpost(MRD)》無しのレベルポストと大差無いと思われる。Shyft4のデッキは白ウィニーが実践済みのボードを埋め尽くす戦略にしたがって動かされている。ここでのアドバンテージはひとたびレベルが3マナに到達すれば打消し呪文を無視して直接クリーチャーをサーチ出来ることだ。《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》を入れているのは多くのクリーチャーが重複するようなデッキではステキなタッチだろう―重要なのは頭数だ。

《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》はレベルでないにの関わらず姿を現している。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》は長いこと白ウィニーのリストのキーカードであるが《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》によって抑えつけられていた。盤面を発展させる能力はこれらの鳥がより使われることを意味する(そして直ぐ後にその特徴的なデッキを見るだろう)。

白レベルは攻撃にさらなる方向をくれる、僕はより伝統的な白ウィニーへの優位性に夢中になってる訳ではない。
White Weenie
Celobee
8th Place at Magic Online Daily Event on 10/6/2013

Creatures (30)
4 《剃刀のゴーレム/Razor Golem(DST)》
3 《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》
3 《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》
4 《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TSB)》
2 《コーの奉納者/Kor Sanctifiers(ZEN)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
4 《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
2 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》

Lands (21)
21 《平地》

Spells (9)
3 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
4 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
2 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》

Sideboard
2 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
2 《真紅の見習い僧/Crimson Acolyte(INV)》
2 《真心のハープ奏者/Devout Harpist(ULG)》
3 《孤独な宣教師/Lone Missionary(ROE)》
2 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
2 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
2 《塵は塵に/Dust to Dust(5ED)》

単純で効果的、白ウィニーは短期に大量の脅威を展開できる。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》や《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》のようなクリーチャーは黒いデッキの1対1の除去を非効果的にする。《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》は強固なクリーチャーで現在のメタゲームでは勝利をもたらしてくれるものだ。多分僕がサイドボードで一番気に入っているカードは《真心のハープ奏者/Devout Harpist(ULG)》だ―Celobeeは授与に準備してきたんだ。これに関しては、白ウィニーが《希望の幻霊/Hopeful Eidolon(THS)》をいくつか組み込んでスタートするという論理に基づいている。このスピリットは1マナ圏として優秀で、後半でも腐らずに《剃刀のゴーレム/Razor Golem(DST)》を警戒持ちの地上の天使へと変える。何も間違っちゃいない。
Sage Combo
The_Raging_Flump
5th Place at Magic Online Daily Event on 10/6/2013

Creatures (23)
4 《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》
2 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
3 《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》
2 《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》
4 《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》
4 《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》

Lands (21)
7 《島》
1 《平地》
1 《沼》
3 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》
3 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》
3 《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》

Spells (16)
1 《上天の貿易風/AEther Tradewinds(WWK)》
4 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
4 《断絶/Snap(ULG)》
4 《強迫的な研究/Compulsive Research(RAV)》
1 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
2 《予感/Foresee(M11)》

Sideboard
2 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
4 《孤独な宣教師/Lone Missionary(ROE)》
1 《寄生牙のドレイク/Wormfang Drake(JUD)》
1 《払拭/Dispel(WWK)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
3 《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》
1 《墓の刈り取り/Reaping the Graves(SCG)》

ある人はコンボが死んだと考えた。最初に提案され(記録に残っ)たのはCasting Common(http://www.castingcommons.com/welcome-to-casting-commons/)[訳注:Pauper専門のブログ]とそのBrewer’s Challenge(http://www.castingcommons.com/pauper-brewers-championship-october-2013/)[訳注:賞品ありの新デッキ投稿企画]において、Ministered_by_Angelsによるものだった。賢者コンボは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》コンボのフィニッシャーを《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》に置き換えただけのものだ。すべてのパーマネントをバウンスし、ゆっくりと何ターンもかけて勝つ代わりに、このデッキは今や相手を削り切ることが出来る。このデッキは《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar(PLS)》と《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PLS)》で青い呪文のコストを軽減することで動作する。《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》と《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》を使うことで《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》で《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》や《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》を1ターンで唱えられるなかなか大きいマナを生み出すことを可能にする。《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》は《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》が相手のカードを4枚墓地に送るということを意味する。

Wizard of the CoastがPauperに「とっぴな」デッキを見出すために《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》を残したいと言ったとき、僕はこれが彼らの考えていたことだと思う。賢者コンボは勝利条件を作り出すパワフルなコンボデッキだが、実際にフォーマットのツールと戦ったことのあるカードを使ってもいる。初期段階ではこれはビートに対するコンボデッキに見える、そして時間がたてばその先祖ほど支配的になれるかどうかが判明するだろう。
Zombies
grappalingfarrang

Creatures (28)
4 《屍肉喰らい/Carrion Feeder(SCG)》
2 《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie(ALA)》
3 《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》
4 《宝石の手の汚染者/Gempalm Polluter(LGN)》
4 《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》
4 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
4 《朽ちゆくネズミ/Rotting Rats(CON)》
3 《臓物を引きずる者/Viscera Dragger(ALA)》

Lands (22)
22 《沼》

Spells (10)
2 《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
4 《グール呼びの詠唱/Ghoulcaller’s Chant(ISD)》
4 《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》

Sideboard
3 《押し寄せる砂/Choking Sands(MIR)》
4 《強迫/Duress(USG)》
3 《無垢の血/Innocent Blood(ODY)》
2 《最後の儀式/Last Rites(ODY)》
3 《減縮/Shrivel(ROE)》

同様のCasting Commonブログからもっと直接的な第一段階のリストを持ってこよう。GrapplingfarrangはPauperにおける《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》ストームへの取り組みで良く知られていて、これは全く違ったものだ。多くの人たちが《グール呼びの詠唱/Ghoulcaller’s Chant(ISD)》を使ったゾンビを作ろうとしてきたがGrapplingfarrangは数か月前のTravis Wooの蘇生Ratsデッキの外殻とこれを融合した。《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》はデッキのどんなクリーチャーをも戻すことが出来る(前述のレベルデッキとは違って、特定のクリーチャーを選べないし場に出すことも出来ないが)。《グール呼びの詠唱/Ghoulcaller’s Chant(ISD)》と《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》は《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》(ゾンビ)と上手く働く、これは+3/-3の多相インスタントが16枚もデッキにあるって事を意味する(無作為な選択が奇跡的に君に味方すればね)。

このスタイルのデッキはしばしばゲームを終わらせる方法を欠くので、このリストは2つのゲームを終わらせるゾンビでこの修整を試みている:《宝石の手の汚染者/Gempalm Polluter(LGN)》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》だ。《汚染者》は時々ゾンビデッキで見られたものだが《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は素晴らしいフィニッシャーになる。フォーマットで価値のある体格(白ウィニーに対してどれだけ上手くブロック出来るかな)をしているというだけでなく、ミニ《堕落/Corrupt(USG)》が組み込まれてもいるんだ。《堕落/Corrupt(USG)》は10月2日以前のフォーマットでは遅すぎたが、今なら優れているかもしれない。

《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》はカードが実際に近くにいるときに一度にフォーマットにやって来た。同様に、この金色面の僕らの仲間の場に出た時の能力は自身の2つの黒い種を上回る可能性が高い。ゾンビはこれの最大のアドバンテージを生かせるわけではないが、よりコントロールらしいデッキが黒マナシンボルで埋め尽くされるのは想像に難くない。
Gray Merchant Control
Alex Ullman

Creatures (20)
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》
3 《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches(CHR)》
4 《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
4 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
4 《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》
1 《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination(TSB)》

Lands (23)
23 《沼》

Spells (17)
4 《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》
2 《ゲスの評決/Geth’s Verdict(NPH)》
1 《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》
4 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
2 《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
3 《骨読み/Read the Bones(THS)》
1 《血の署名/Sign in Blood(CMD)》Sign in Blood

これは《灰色商人》に全力を捧げた第一歩だ。これといったテスト無しではサイドボードは時期尚早だろう。《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》はこのデッキで《堕落/Corrupt(USG)》の役割を務めるが、ゲームを決めるソーサリーと違って《商人》は《無残な収穫/Grim Harvest(CSP)》で蘇ることが出来る。このデッキの除去の選択肢は信心のためにいくつか譲歩している(そのための《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》だ)。《灰色商人》はPauperのキープレイヤーになりそうだし、潜在的にゲームを決める能力を使った異なるデッキを皆がデザインするのを見ることに興奮しているよ。僕は頭で試している《死体発掘/Exhume(USG)》と《灰色商人》を使ったリストを持っているんだが、このデッキが他にやりたいことがしっかり把握できていないんだ。
PauBlade
Goliat2
1st Place at Magic Online Daily Event on 10/6/2013

Creatures (14)
2 《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》
4 《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4 《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》

Lands (24)
2 《古えの居住地/Ancient Den(MRD)》
2 《教議会の座席/Seat of the Synod(MRD)》
9 《島》
5 《平地》
4 《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(RTR)》
1 《孤立した砂州/Lonely Sandbar(ONS)》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》

Spells (22)
1 《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》
1 《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》
1 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
1 《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》
1 《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》
2 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
2 《対抗呪文/Counterspell(TMP)》
2 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
1 《蛇変化/Snakeform(EVE)》
2 《主の募兵/Cenn’s Enlistment(EVE)》
4 《定業/Preordain(M11)》

Sideboard
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》
2 《沿岸の見張り/Coast Watcher(SCG)》
2 《軍旗の旗手/Standard Bearer(APC)》
1 《鎖の呪い/Curse of Chains(SHM)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3 《水流破/Hydroblast(ICE)》
2 《否認/Negate(M13)》
3 《塵は塵に/Dust to Dust(5ED)》

僕はこのリストがあるレベルで見慣れたものであると断言するね。僕が《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》について行ったことを覚えているかい?このCaw-Bladeの派生物はPauperで最高の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》デッキかもしれない。この方向性は以前にも試みられてきたが、未だに持続的な成功に至っていない(構築によるものかフォーマットの速度によるものだ)。Goliat2はこのコンセプトを選択し、ついに彼のPauperのCaw-Blade(もしくはPauBlade)で成功するための正しいカードの組み合わせを見つけた。無料の《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》のための《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》は居ないものの、Pauperにはオリジナルがある。《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》の貧相な偽装だが、確実におもちゃを貯蔵してくれる。《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》に付いた《骨断ちの矛槍/Bonesplitter(MRD)》はゲームを素早く終わらせられるし、《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》とブロッカーを合わせれば大量のライフになる。僕のお気に入りの対象は《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》だ、これはピンチの時に仲間を呼べてカードが引ける。このデッキには他にも巧妙な相互作用がある、《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》でアーティファクト土地を探して来れば《主の募兵/Cenn’s Enlistment(EVE)》でトークン2体にすることが出来る。

もしくはカードを2枚引いて上空から2点のダメージを叩きこめる。ご存知の通り、純正の青デッキのようにね。

Pauperはとてつもない転換を経験した。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》を使用可能なカードから摘出することは、デッキに次へ繋げるための時間を与えてくれる。PauBladeとレベルは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》に対しては全く勝ち目がなかっただろう。《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は黒いデッキの使われ方を変えるべきカードの代わりの5マナ域だろう。

そしてそれだけではない。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》の不在はコントロールを手の届きやすいものにする。いくつもの古きデッキがその空白を埋めようとしている、青コントロールからディミーアトリンケットまで。ウルザトロン(《ウルザの塔/Urza’s Tower》、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》そして《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》)がフォーマットにあるとはいえ、ランプデッキは見たところ消えてしまった。トロンランドはより枠を喰うし、《微光地/Glimmerpost(SOM)》の延命力もない。動き出すために2つでなく3つの土地が必要だというのもビッグマナデッキにとっては致命的だ。

Pauperの未来について書いてきた。これらのデッキはほんの少しのデイリーイベントから持ってきたものだ。君は新しいPauperでどんなデッキを使う?どんなカードを試すことに興奮している?コメントで知らせてくれ!

Keep slingin’ commons-

-Alex

SpikeBoyM on Magic Online
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いくつかデイリーイベントで実績を残し始めたデッキが取り上げられました。他にもボロスキッティ(赤白アーティファクト)、アシッドトリップ(現実の酸デッキ)なんかも注目。《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は実際に使われるところを見ましたが予想以上に強いですね。特に、《堕落/Corrupt(USG)》4積みは辛いけれど《灰色商人》なら4積みできるのが良い。故に2体目、3体目と破壊力を上乗せできるのがかなりヤバいと感じました。

とかなんとか言いつつウィー=ゼロックスがトップメタで頑張っているのが意外と言えば意外。黒系コントロールが出てきて落ちると思ったけれど踏ん張っていますね。スゴイや。

なんだかんだで勢力的には未だに青いデッキがメタの上位に居座っていますね。黒単と白単が復権したものの、緑単ストンピィがガクッと数を減らしてしまいました。一番少ないのは赤単ですが。ちょっと色のアンバランスはあるものの環境は混沌さを増して面白くなってきたと思います。

青単ポストストームが消えればDEの待ち時間が減るのでは?と思っていたけれどそんなことはなかった。コントロール同士のマッチがやっぱり長引くようですね。3T目に20点叩きこむマッチもあれば20T以上かけてライブラリーアウトや時間切れて決まるマッチもあるのが現在のPauper環境のようです。

コメント

おうゆう
2013年10月16日23:45

お疲れ様です!

前環境の緑単ストンピィでDEに出てみたら
わけもわからないデッキたちにボロボrにされたので
この記事をゆっくり読んで環境を勉強します!

ぴぃ
2013年10月17日9:49

翻訳お疲れ様です!
黒単は《灰色商人》のおかげで大きく躍進しましたね。《堕落の触手》《堕落》と合わせて12ドレイン体制のデッキもあり、よほど速度特化しない限りライフを簡単にひっくり返される構成になってますね。トナプラでもよく当たりますし、息切れ合戦されるとかなり厳しいです。
過去活躍したデッキや復権したデッキ、新規コンセプトのデッキが乱れている状態なので毎日のDE記録が今とても面白いです。最近気になったのは緑黒で拷問生活を使わず、《モルグの窃盗》を4枚積んで墓地利用するデッキが入賞してたことですね。

surucucu
2013年10月19日6:21

>>おうゆうさん、ありがとうございます!
参考になれば幸いです。でもこの記事が載ってから更にメタが動いてきていますね。不安定でエキサイティングな環境はもう少し続きそうです

>>ぴぃさん、ありがとうございます!
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》は《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》レベルとは行かないまでも強力な5マナ枠として定着しそうですね。
緑黒の拷問生活レスデッキを見ましたが随分変わってましたねwグダらせてウラモグクラシャーで勝つのかな。他にも連日新しいデッキが見られますね。現環境非常に楽しいです

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