【翻訳】Pauper禁止改訂 DCI声明
2013年9月16日 翻訳 コメント (3)
きっと公式で翻訳は出るでしょうが嬉しいのでアップ。
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September 27, 2013, DCI Banned & Restricted List Announcement(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/265b)
Magic Online Pauper
《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《雲上の座/Cloudpost(MRD)》を禁止
Explanation of September 27, 2013, B&R Changes
Erik Lauher
昨今、「フリースペルメカニズム」のパワフルなデッキがPauperを埋め尽くしています。それは《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《断絶/Snap(ULG)》を《雲上の座/Cloudpost(MRD)》と組み合わせて大量のマナを生み出します。《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》、そして《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》はカードの一定の流れを与えくれるのです。これは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》があなたの対戦相手のクリーチャーを大量にバウンスするということだけでなく、あなたにカードアドバンテージクリーチャーを再び唱えさせてくれるということをも意味します。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》デッキはループを形成します。パーミッションデッキでもない限り、大部分のデッキはこの強力なデッキに干渉するのが難しいのです。
DCIは、どのカードがこれを対処困難なものにしているのかを検討しました。第一に、ストームメカニズムはPauperでは殆ど回答がありません。我々のゲートクラッシュでのアップデートでは、《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》と《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》を禁止にしました。我々は《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》も強力であることは知っていましたが、他の2つよりは強くはありませんでした。カードの禁止より、メタゲームがどのように変わるのかを見たいと思います。少量ならば、《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》デッキは面白いでしょう。しかし大量にあっては競技的メタゲームを狭めてしまうのです。
第二の問題は《雲上の座/Cloudpost(MRD)》です。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》は、わずかな欠点であなたのマナを加速します。1つの土地をタップすることで複数のマナを生み出せるということは、「フリースペル」をマナ生成器に変えていました。一方、ラヴニカのバウンスランドというのも2マナを生み出せますが、大きな欠点を持っています。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》がモダンで禁止になった際、ウルザランド(《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》、《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》、《ウルザの塔/Urza’s Tower》)は結局十分に強力な競技モダンデッキとなりました。我々はそのようなレベルの削減がよりダイナミックなPauperのメタゲームを作るだろうと信じています。
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今後、青単デルバーやストンピィはますます隆盛を極めるでしょう。今までストームに虐げられてきた黒単コントロールや青黒コントロールなども復権すると思います。それら黒系コントロールの煽りを受けて呪禁オーラに若干厳しい事態となるか。親和、ウィー=ゼロックスは今までとそこまで変わらずに活躍をすると思います。
それよりも気になるのはストームによって存在を許されていなかったミッドレンジ系のデッキの台頭です。《現実の酸/Reality Acid(PLC)》デッキや、《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》などを再利用するボロスキティ。《拷問生活/Tortured Existence(STH)》デッキ。ここら辺は現環境でもちらほら見るので今後チャンスがありそうです。
《ゴンドの存在/Presence of Gond(SHM)》+《深夜の護衛/Midnight Guard(DKA)》の無限トークンデッキや《キヅタ小径の住人/Ivy Lane Denizen(GTC)》+頑強+サクリ台による無限頑強デッキ、《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》+《黒死病/Pestilence(USG)》のデッキ。ここら辺は環境のスピードについていけなくて流石に無理か?
イゼットポストというデッキが禁止の煽りを受けましたが、今後どうなるでしょうね。ウルザトロンを導入するのか、完全にビッグマナ戦略を切るのかはわかりません。青赤のコントロールデッキというコンセプトはポストが無くてもまあまあ強力なものだと思っているので形を変えて生き残るのでは?と思っています。
以上!とにかく良かった!Pauper環境は良くなった!
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September 27, 2013, DCI Banned & Restricted List Announcement(http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/265b)
Magic Online Pauper
《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《雲上の座/Cloudpost(MRD)》を禁止
Explanation of September 27, 2013, B&R Changes
Erik Lauher
昨今、「フリースペルメカニズム」のパワフルなデッキがPauperを埋め尽くしています。それは《フェアリーの大群/Cloud of Faeries(ULG)》と《断絶/Snap(ULG)》を《雲上の座/Cloudpost(MRD)》と組み合わせて大量のマナを生み出します。《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》、そして《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》はカードの一定の流れを与えくれるのです。これは《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》があなたの対戦相手のクリーチャーを大量にバウンスするということだけでなく、あなたにカードアドバンテージクリーチャーを再び唱えさせてくれるということをも意味します。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》と《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》デッキはループを形成します。パーミッションデッキでもない限り、大部分のデッキはこの強力なデッキに干渉するのが難しいのです。
DCIは、どのカードがこれを対処困難なものにしているのかを検討しました。第一に、ストームメカニズムはPauperでは殆ど回答がありません。我々のゲートクラッシュでのアップデートでは、《巣穴からの総出/Empty the Warrens(TSP)》と《ぶどう弾/Grapeshot(TSP)》を禁止にしました。我々は《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》も強力であることは知っていましたが、他の2つよりは強くはありませんでした。カードの禁止より、メタゲームがどのように変わるのかを見たいと思います。少量ならば、《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》デッキは面白いでしょう。しかし大量にあっては競技的メタゲームを狭めてしまうのです。
第二の問題は《雲上の座/Cloudpost(MRD)》です。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》は、わずかな欠点であなたのマナを加速します。1つの土地をタップすることで複数のマナを生み出せるということは、「フリースペル」をマナ生成器に変えていました。一方、ラヴニカのバウンスランドというのも2マナを生み出せますが、大きな欠点を持っています。《雲上の座/Cloudpost(MRD)》がモダンで禁止になった際、ウルザランド(《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》、《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》、《ウルザの塔/Urza’s Tower》)は結局十分に強力な競技モダンデッキとなりました。我々はそのようなレベルの削減がよりダイナミックなPauperのメタゲームを作るだろうと信じています。
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今後、青単デルバーやストンピィはますます隆盛を極めるでしょう。今までストームに虐げられてきた黒単コントロールや青黒コントロールなども復権すると思います。それら黒系コントロールの煽りを受けて呪禁オーラに若干厳しい事態となるか。親和、ウィー=ゼロックスは今までとそこまで変わらずに活躍をすると思います。
それよりも気になるのはストームによって存在を許されていなかったミッドレンジ系のデッキの台頭です。《現実の酸/Reality Acid(PLC)》デッキや、《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》などを再利用するボロスキティ。《拷問生活/Tortured Existence(STH)》デッキ。ここら辺は現環境でもちらほら見るので今後チャンスがありそうです。
《ゴンドの存在/Presence of Gond(SHM)》+《深夜の護衛/Midnight Guard(DKA)》の無限トークンデッキや《キヅタ小径の住人/Ivy Lane Denizen(GTC)》+頑強+サクリ台による無限頑強デッキ、《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》+《黒死病/Pestilence(USG)》のデッキ。ここら辺は環境のスピードについていけなくて流石に無理か?
イゼットポストというデッキが禁止の煽りを受けましたが、今後どうなるでしょうね。ウルザトロンを導入するのか、完全にビッグマナ戦略を切るのかはわかりません。青赤のコントロールデッキというコンセプトはポストが無くてもまあまあ強力なものだと思っているので形を変えて生き残るのでは?と思っています。
以上!とにかく良かった!Pauper環境は良くなった!
コメント
最大勢力はもちろんテンポでしょうけど。
秘密には非常に同意です。
コントロールはあまり好きではないのですがそれが一番大きい理由だったり。
やっぱりそうですよねー。ストーム、感染のいた環境ははやくて好きでした
>>ななーしさん
そうなんですよ。封印したはずなのにまた欲が出てきてしまって・・・。今後コントロールがどれだけ出てくるかに依りますね