【翻訳】Crush & Ramp In Pauper by Alex Ullman Pauperの緑単ポスト
【翻訳】Crush & Ramp In Pauper by Alex Ullman Pauperの緑単ポスト
【翻訳】Crush & Ramp In Pauper by Alex Ullman Pauperの緑単ポスト
今回はウィー=ゼロックス特集、と見せかけた緑単ポスト特集です


拙訳ですが、よろしければどうぞ














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Crush & Ramp In Pauper
http://www.starcitygames.com/article/26618_Crush-Ramp-In-Pauper.html

ALEX ULLMAN
8/01/13

全ての始まりは僕が攻撃をしたかったからだ。1か月前に取り上げたRatsデッキを使った後、違った性質のゲームをしたいと決めた。善人にして時代遅れ仲間のJoshua Claytorは、Nivix Fiendやもっと変わった名前でEye Candyとして知られている《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》と《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》のアグロデッキによってそれなりの成功を収めてきた。そこで僕はデッキに本腰を入れてみた、そしてそれは僕がクライアントで全部まとめて保存して始めるってことを意味する。
Eye Candy
Joshua Claytor

Creatures (12)
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4 《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
4 《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》

Lands (18)
9 《島》
6 《山》
3 《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》

Spells (30)
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
4 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
3 《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》

Sideboard
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》
3 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
2 《粉々/Smash to Smithereens》
2 《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》

上手くいってないんだ。一度もね。多くのみんながこのリストで成功を収めているものの、僕はその一員じゃない。それはEye Candyの可能性に頼るよりもデッキのスタイルに関係している。ミスをするな―このデッキはパワフルだ。君の手札の質を高めて呪文をダメージに変換する能力を軽視してはいけない。このデッキは、2ターン目の《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》に大きく依存している、という弱点があるが、3,4ターンキルを簡単に達成できる。僕が言いたいのは、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》が使えるようなデッキは、どれも一考の余地があるということだ。

しかしながら、僕はレールの上を走るのが好きじゃない。僕はコンボデッキのファンであったことがない、ある点で全部機械的な手順になってしまうからだ。僕はこれをPauperが制定された初期に、定期的なテストパートナーが僕のデッキを見て”引きが悪い時はどうなるんだい?”って尋ねてきたときに頭に叩き込まれたことだと考えたい。Magicには様々な負け方がある;みんな最初の7枚を失いたくはない。それ以来、僕は選択肢をくれるデッキを好んでいる(少なくともPauperではね)。これは、《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》に対する僕の不自然な強迫観念を説明するのに役立つ―こいつは沢山の選択肢をくれるんだ!








話を戻して、Ratsを書き留めてEye Candyを放棄した後、僕は他の何かを探した。ありがたいことに、6月12日のデイリー・イベントのこのリストが僕の目を引いた:
Green Post
doublecheese
1st Place at Magic Online Daily Event on 7/14/2013

Creatures (24)
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
1 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
3 《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》
1 《獣道の変わり身/Game-Trail Changeling(MOR)》
1 《ジャングルの織り手/Jungle Weaver(ALA)》
4 《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》
1 《大槌の接合者/Maul Splicer(NPH)》
4 《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
1 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
4 《根の壁/Wall of Roots(MIR)》

Lands (23)
3 《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》
11 《森》
4 《雲上の座/Cloudpost(MRD)》
4 《微光地/Glimmerpost(SOM)》
1 《流砂/Quicksand(VIS)》

Spells (13)
2 《輪作/Crop Rotation(ULG)》
3 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
4 《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》
4 《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》

Sideboard
3 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
3 《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider(TSP)》
4 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
2 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
1 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
2 《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage(SHM)》

さて、このデッキは君に選択肢を与える。もちろん、多少はレール上でプレイするよ―大本のプランは土地を伸ばしてデカい怪物につなげることだ。それはそれとして、これは君にいくつもの道筋を与える。《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》から《根の壁/Wall of Roots(MIR)》へ繋がる壁の道は、4ターン目に自然に7マナへとアクセスさせてくれる。《根の壁/Wall of Roots(MIR)》が第二の《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》であったなら、4ターン目の《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》は値千金だ。ほとんどのゲームは速やかに片付くだろう。

マナ拘束のオプションもある。《石の雨/Stone Rain(4ED)》や《Thermokarst(ICE)》ではなく、《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》と《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》はカードとテンポアドバンテージを生み出す。ああ、君はターンを消費する、しかしカードを場にだしてリソースは増していく。《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》は、《雲上の座/Cloudpost(MRD)》(他の神座が出ているなら《微光地/Glimmerpost(SOM)》)を取ってくることで1ターン分をくれるからこのデッキのオールスターだ。《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》は時には土地を伸ばしたくて2つの使い方ができるお蔭で小さくないマージンがあり、2つの呪文として使うのは強い。

全てのマナにおいて、このデッキは素晴らしいクリーチャーの流れを生み出すことが出来る。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は親和に対するオールスターであり、《輪作/Crop Rotation(ULG)》と《伝承の樹/Tree of Tales(MRD)》とは上手く使える。《大槌の接合者/Maul Splicer(NPH)》は1枚の軍隊であり、《ジャングルの織り手/Jungle Weaver(ALA)》は・・・まあ、フライヤーをブロックしてサイクリングできるね。最高の纏まりは《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》と《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》だ。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》は世界一遅い《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》だが、強烈に打撃を与える。親和にだけは普通に4/4が居て、1体以上の《獣群》で攻撃することは、いいブロックは出来ないってことを意味する。別の「オーロクス」を持ってくる能力は緑マナが要るとはいえ5枚目の4/4(《獣道の変わり身/Game-Trail Changeling》)への柔軟性があるし、《名も無き転置/Nameless Inversion(LRW)》を探すことも可能だ。

《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》は別の小型の軍隊だ。《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》と違う、けれども、君はたった1枚でその他を1緑という低コストで場に出せる。大局的には、5緑緑緑緑で4体に分かれたパワー8が作れる。これは殆ど2/2が基準になっているフォーマットでは非常によい、特に君のものが全部《ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur(4ED)》だったらね。2枚目の《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》を手に入れるだけでも、マナを伸ばすまでの強固な防御になるからすばらしい。

《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》はデッキに更なる奥行きをくれる、君のフィニッシャーは互いに更なるコピーとして探してこられるものだ。僕はそれを不安定に感じた。テストでは、何かを探すためにエルフに3マナを払おうと思えることは稀だった。このカードはパワフルだが、フィニッシャーを見つけるよりも《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》によって時間を稼ぐ方が勝るね。

《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》はこのゲームプランを助ける。メインに3枚(サイドボードに4枚目)を取ることで、このデッキは自由なターンを作ることが出来る。かなり多くのPauperデッキ(基本的にフィッシャーポスト、時間の亀裂ストーム、イゼットポスト以外)は攻撃によって勝とうとし、これは失速させて君のエルドラージがやってくるまで防ぐことが出来る。いいプランと言えるだろうね。

《輪作/Crop Rotation(ULG)》は、一方で、いい印象を感じなかった。このデッキはマナが欲しい。ああ、《微光地/Glimmerpost(SOM)》経由でのインスタントスピードのライフゲインはいいもんだろう、でもこの能力のために何らかの土地を生け贄に捧げたいことは稀だ。むしろ、僕はその土地全てを後半に呪文を唱えるのに使いたい。《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》全部とか2体の《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》を1ターンで唱えたりね。《輪作/Crop Rotation(ULG)》は、どんなに甘美でも、メリットよりもこのプランに対する痛みが大きいんだ。

何戦かした後、このデッキの土地を伸ばす方向性とカードアドバンテージクリーチャーが本当に楽しいことにはっきりと気付いた。壁達はすばらしく、ブロックと加速の二役を引き受ける。《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》につぎ込んで《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》で時間を稼ぐ可能性も楽しめた。僕は巨大クリーチャーの可愛らしい選択肢にワクワクしたね。このデッキはいくつか追加のドロー呪文と、もっとパーマネント主体のクリーチャー対処手段が必要だとも感じた。

数え切れないテストマッチと僕のFacebookページを経由したフィードバックの後、このリストに落ち着いた:
Sentinel Green
Alex Ullman

Creatures (19)
4 《オーロクスの獣群/Aurochs Herd(CSP)》
4 《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》
4 《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
1 《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》
2 《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
4 《根の壁/Wall of Roots(MIR)》

Lands (23)
14 《森》
4 《雲上の座/Cloudpost(MRD)》
4 《微光地/Glimmerpost(SOM)》
1 《滑りやすいカルスト/Slippery Karst(USG)》

Spells (18)
2 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
3 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
3 《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》
2 《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》
4 《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》
4 《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》

Sideboard
1 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
3 《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》
2 《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》
4 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
2 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》
1 《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》
2 《帰化/Naturalize(ONS)》

この相違点は大きな影響を生んだ。まず、《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》は《輪作/Crop Rotation(ULG)》と《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》の良いとこどりだし、このデッキでは《加工/Fabricate(MRD)》でもあるんだ。土地や《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》をより深く掘ることが出来るのは素晴らしい。《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》を探して来ることができる能力は、貴重なスロットを解放して2つの-1/-1カウンターマシンを使うことすら可能にする。1枚は初手に欲しくて1枚は後に引きたいが、複数あると深刻に厄介だから4枚は多すぎる。

厄介と言えば、《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》は《予言/Divination(M12)》を基準とした最下層に近いから奇妙に見えるかな。これは《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》と同様の役割を果たす:フィニッシャーを探すことだ。《激情の共感者/Fierce Empath(SCG)》と違って《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》はゲームの序盤に《雲上の座/Cloudpost(MRD)》や、実際に5ターン目よりも早く唱えられるクリーチャーを引き増すためにも使うことが出来る。このデッキでやりたいこと全てを考慮すると、それはクリーチャーと土地を引くことだ。《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》はそのための正しいカードである。ああ、このカードで1枚しかカードを引けないと不味く感じるよ、でも2枚引けるメリットは消極的なリスクよりも十分に素晴らしいものだ。

《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》も影響力を持っている。《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》だけに頼るのは、相手は君が《濃霧/Fog(4ED)》を使い切るまでただ待つことが出来るから厳しいんだ。《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》は彼らのクリーチャーを扱いやすいサイズに縮めることが出来る。戦闘で非常に簡単にクリーチャーを交換できるようになるし、巨大な怪物を引いて場に出すまでの更なる時間を稼いでくれる。どこからともなく君を殺すことが出来る危険なクリーチャーと戦うのにも役立つ、《エイトグ/Atog(MRD)》と《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》の両者をやっつけるんだ。

最後に、《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》だ。リミテッドでのオールスターであるこのカードはその価値を証明している。もう一度言おう、4/4は皆が使う大体のクリーチャーより大きく、ブロックしづらい。警戒を持っていることは驚異的で、《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》は突っ込んでも防御に回ることが可能だ。攻撃したときにはしばしばすぐに相手の2体の最大のクリーチャーと相打ちになるだろう、でもそれは5マナにしては悪すぎはしない。最後に、到達によってこのクリーチャーは《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》と《厳粛な空護り/Somber Hoverguard(MRD)》をシャットダウンすることが出来る。

さてどうしてこのデッキを使うんだろう?緑ポストはもともと《大あわての捜索/Frantic Search(ULG)》を動力源とした時間の亀裂ストームデッキと、それを討ち取る親和がきっかけで目立ってきたものだが、メタゲームは、再び土地破壊と《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》を唱えることが理にかなうようなポイントに達している。現在、(ストンピィ、ゴブリン、Eye Candy、親和で定義されている)アグロは勝者のメタゲームの40%を占めていて、他の25%は《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキでできている。時間の亀裂ストーム(特殊地形に依存した他のデッキ)をくわえるとSentinel Greenは予想される勝者のメタゲームの約3分の2と有利なマッチアップになる。

それに加えて、このデッキは親和以外のどのデッキよりも早くより大きな脅威を生み出すことが出来るし、ロボットたちでさえもその機械の足を《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》の陰を震えさせる。壁には、土地破壊、土地を伸ばす呪文、そして巨大クリーチャーという多くの相乗効果がある。

サイドボードについてのいくつかの注意事項だ:最もサイドアウトする呪文は《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》と《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》だろう。それらは異なるスペクトルの両端なんだ。攻撃的なデッキに対しては《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》は遅すぎる。《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》と違って《微光地/Glimmerpost(SOM)》を持ってくることが出来ないからより防御的な(《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》や《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》や2枚の《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》のような)カードの為にしばしば首になる。

反対に、《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》はフォーマットのコントロールデッキやコンボデッキに対しては殆ど役に立たない。そこには、《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》(フォーマットには沢山のアーティファクトがあるよね)や《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》(これは・・・ときにはただの5/5もほしいよね)のような脅威が入る。《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》は除去への耐性のお蔭で入ってくる。《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》はデルバーと時間の亀裂ストームのためで、複数のフライヤーを排除出来る能力が役に立つ。

サイドボードははっきりと親和に向けて合わせている。人気のある攻撃的なデッキのなかで、これが一番恐ろしい。《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》は君を生き残らせるために沢山の仕事をする。このマッチアップでは、《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》だけでなく、《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》と《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》も抜いて《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》、《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(EVE)》、《帰化/Naturalize(ONS)》そして更なる《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》と《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》を選択する。

このデッキを回す上でのいくつかの注意点:
・《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》に頼って土地少な目の手札をキープするな。《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》は素晴らしい補完だが、青い親戚と違って実際君のドローの質を上げてはくれない。パズルのピースを探すために使うべきで、結論へ向けて使うべきではない。
・もし《根の壁/Wall of Roots(MIR)》か《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》かの選択を迫られたら、《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》の恐れが無ければ《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》だ。これなら《根の壁/Wall of Roots(MIR)》を唱えてから《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》で2マナを使えるだろう。土地をプレイすればこれで4マナにアクセスできる(《根の壁/Wall of Roots(MIR)》のお蔭でね)。また、《根の壁/Wall of Roots(MIR)》をミスクリックしちゃいけないよ―このマナ能力はundo出来ないんだ。
・Eye Candyと対戦するときは、いつでも《払拭/Dispel(WWK)》を構えられてると思いな、大体持ってるからね。
・バーンに対しては積極的に《微光地/Glimmerpost(SOM)》をプレイする。君の5点のライフを詰められる何らかのクリーチャーを縮めるために《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》と《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》をサイドインすることを恐れるな。バーンはおそらく最悪のマッチアップだが、メタゲームのごく一部だから殆ど気にしなくていい。
・消耗戦主体のデッキ相手には、ただ脅威を叩きつけるだけだ―君のものの方がデカいし、仲間を連れてくる。
・最後に、《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel(WTH)》を1体だけ探してくることを恐れるな。ときにはそれはマナを節約するために完全に正しく、1枚のカードでさえも十分素晴らしいんだ。

Sentinel Greenは今のところ僕の最愛のデッキだ。トーナメントプラクティス部屋と2人構築キューでは、65%程度の勝率だった、ちょっとびっくりしたね。スロットを探し続けているカードは《戦場のたかり屋/Battlefield Scrounger(JUD)》で、後半にも殴り続けられるだろう。しかしながら、僕がこのカードを好きなだけで、ゲームはそんなに長く続かないんだよね。

先に進むと、このデッキの最大の脅威はスリヴァーだ。テスト中に負けた内の1つははM14以前のスリヴァーで、きっちり僕を倒すことが出来た。もしそのデッキが流行れば、Sentinel Greenは除去の枚数を増やさなければならないかもしれない。5/5のスリヴァーも《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》と《捕食/Prey Upon(ISD)》で格闘したら死ぬからね。

Keep slingin’ commons-

-Alex

SpikeBoyM on Magic Online
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Eye Candyことウィー=ゼロックスは、使ってみたけど飽きてしまったようですね。Alexさん曰く選択肢が少ないとのことですが、まあそんなこと無いと思うわけですよ。

《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》で攻めるがメインのプランではありますけれど《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》と《稲妻/Lightning Bolt(M10)》なんかで押し切るパターンもあります。相手の地上が固まっていて攻撃が通せそうにない時は《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》をブロッカーに回して《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》で殴りにいくプランを選択する場合もあるんです。そこら辺の選択って繊細で面白いんです。

他にも、1ターン目の行動が面白い。例えば、《デルバー》、《悪鬼》、《島》、《定業》とあるとき、2ターン目に《悪鬼》を唱えるために《定業》で《山》を探しに行くのか、《デルバー》を展開するのかは結構難しいところなんです。

というか、《思案》、《定業》が入ってる時点で選択肢めちゃくちゃ多いんです。ウィーゼロなめんな!Eye Candyって変な名前はなんだ!いくらなんでも記事での扱い酷すぎんだろ!








・・・・とまあ熱くなってしまいましたが、緑単ポストのお話です。

マナを伸ばしつつ、土地を破壊し、決定力のあるフィニッシャーでゲームを決めます。現在ポスト系デッキ、バウンスランドを使ったデッキがそれなりに居るので土地破壊は有効。《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》をメインから積んでビートへの耐性もある、と理に敵ったデッキのように見えますね。

既存のポストのようなぶっ壊れ感の無い、実直で親しみの湧くデッキだと思います。
Pauperという広いカードプールの中から《ガルガンチュアンの贈り物/Gift of the Gargantuan(ALA)》とかを選択する調整具合、Alexさん毎日どれだけMOしてらっしゃるんでしょう。凄いですね

コメント

ぴぃ
2013年8月7日7:47

翻訳お疲れ様です。
ウィーゼロ様が荒ぶってらっしゃる…^^;Post使うのも含めて、Alexとsurucucuさんはだいぶ趣向が違ってそうですね。こういう記事だとカードの取捨選択の理由が出てくるので面白いです。
ガルガンチュアンの贈り物は確かに面白そう。むしろスリヴァーの息切れ防止に入れたら使えそう。

youbun
2013年8月7日18:45

こういった考察を見るとメタがゆるーく回る気配が見て取れて面白いですね

surucucu
2013年8月19日0:12

コメ返だいぶ遅れました。すいません

>>ぴぃさん
だってウィーゼロの扱いがあんまりひどすぎるからー><
息切れしたくないなら土地切り詰めればいいじゃんって考えちゃうのは自分はウィーゼロ脳

>>youbunさん
メタを回してやろうって意気込みを持っている人は相当数いると思いますね。自分も然り
そう簡単に崩せるほどトップメタの牙城は甘くないですが、徐々に回っていくんでしょうね

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