【翻訳】Magic2014に対するPauperの見解 by Alex Ullman
【翻訳】Magic2014に対するPauperの見解 by Alex Ullman
【翻訳】Magic2014に対するPauperの見解 by Alex Ullman
M14が出たということでAlexさんが記事を書いてくれましたので翻訳します。やっぱり目玉はスリヴァーな訳ですが、それだけってわけじゃあないですよ。

拙訳ですが、よろしければどうぞ













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A Pauper’s Take On Magic 2014
(http://www.starcitygames.com/article/26541_A-Paupers-Take-On-Magic-2014.html)

ALEX ULLMAN
7/18/13

この記事が掲載される頃には、君たちの多くがプレリリースでMagic2014をプレイする機会を得ているだろう。現実生活の制約から、僕はプレリリースの一因にはなれなさそうだけど、このセットのコモンのPauperにおけるインパクト(ヒント:スリヴァー)について意見を述べちゃいけない訳じゃないよね。

コアセットはPauperにとって興味深いリリースだ。派手なものは滅多にないし当然新しいメカニズムは追加されない。むしろ、これらのセットは既存の、トップと末端でも両方のアーキタイプのためのツールを提供して、計画をダメにするんじゃなくてリストに丸みをくれる。去年、僕は13枚のカードを取り上げた。その中で、1つは主要なデッキで本格的に使われた:白単ウィニーでの《軍用隼/War Falcon(M13)》だ。他2つは役割をもった奴だった、フォーマットを形作るもの(《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》ストームのリストの《古術師/Archaeomancer(M13)》)から独自の軸で動くデッキ(オーラアグロにおける《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》対策としての《結合虫/Bond Beetle(M13)》)までね。今年のコアセットの収穫は深みはないけれども、報酬はもっとすごいものかもしれない(ヒント:スリヴァー)

どうやって僕は試してみるカードの順番を決めていると思う?今回はGathererを使ってアルファベット順にしてみたよ。他には何も前置きは無いや・・・

《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》はレビューの始まりとしてはかなり良いね。赤の略奪/lootingの才能により(かき回し/rummanging?物あさり/rooting?)、このカードは実際にはもっと弱々しい《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》と比べて弱々しく見える。ブロックしづらいけど(赤いクリチャーはいつもタップしてるからね)、3マナっていうコストは非常に大きい障害だ。同じコストで、青は《巻物泥棒/Scroll Thief(M13)》という回避能力は無いけれどそよ風では死ににくいクリーチャーが使える。これは、Adam Styborskiが何故このクリーチャーが、すくなくとも僕の目には、弱く見えるのかについて教えてくれたことだ。

僕が《略奪者/Raider》がコストが1小さいか更なるパワーがあったらどうかという提案をしたら、Stybsはパッと見でわずかな統計上の理由があったんだと保証してくれた。このクリーチャーをより良くすると、R&Dが望む以上に赤い攻撃的なデッキを押し上げてしまうんだろう。ブロックしづらいビート役で火力を探しに行けることはとても強力だ。その点から、《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》が何故パワーレベル的に《アカデミーの学長/Academy Rector(UDS)》より《アカデミーの研究者/Academy Researchers(USG)》に近いのかが見て取れる。

泣き言はもういい―なんのカードのことだ?

ええ、これかい?《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》は居場所が無いかわいいやつだ。今のところ最高の赤いデッキ2つといえばゴブリンとバーンで、どちらも3マナでパワー1の人間・戦士を使うことはできない。もしこれがゴブリンだったら、居場所を見つけられたかもしれない。ゲームを決めるカードを探しに行ける能力は信じられないくらい強力なんだ。最新ヴァージョンのRed Deck Winsを見てくれ:
Red Deck Wins
Alex Ullman

Creatures (21)
4 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge(NPH)》
4 《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》
4 《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker(RTR)》
3 《内炎の見習い/Inner-Flame Acolyte(LRW)》
4 《モグの狂信者/Mogg Fanatic(TMP)》
2 《瓦礫帯のマーカ/Rubblebelt Maaka(DGM)》

Lands (19)
19 《山》

Spells (20)
4 《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten(ISD)》
2 《硫黄の流弾/Brimstone Volley(ISD)》
2 《火炎破/Fireblast(VIS)》
3 《火葬/Incinerate(ICE)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
3 《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》

この構築では《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》がスムーズなドローとゲームエンド呪文を探す手助けをしてくれる。《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》は《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》ではないけれど似たようなデッキに居場所を見つけられるかもしれない。さらに、これは親和、ニヴィックスのサイクロプス、もしくはゴブリンでないデッキ(こいつを守ってやることの出来るもの)に結びつく可能性が非常に高い。カギは、他の多くの危険なカードでこれを取り囲んでやることになるだろう。しかしながら、そういう場合は《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》か《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》の確実な起動型能力の方が良いかもしれない。僕の第一裁定は、このカードはかなりのポテンシャルを秘めている、しかし居場所はないということだ。





僕は《獣の代言者/Advocate of the Beast(M14)》について書き飛ばす準備が出来ていた。僕はそのコストを③緑と思って単にひどいカードだと感じていたんだ。もちろん、こいつのコストは②緑で、2/3にしてはずっと良い。《代言者》を使う動機は、もちろん、ビースト大きくするためだ。しかし《獣の代言者/Advocate of the Beast(M14)》より先に降臨できるものがどれだけいる?信じるかどうか、Pauperで2マナ以下のビーストは16体いる(《獣の代言者/Advocate of the Beast(M14)》と《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》や《セロドンの一年仔/Cerodon Yearling(ARB)》を唱えられるほど柔軟なマナベースがあるかは疑問だけど)。[訳注:多相を持つクリーチャーを含めると後5体増えます。]

より興味深いカードは《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》、《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》、《盲目の忍び寄るもの/Blind Creeper(5DN)》、《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid(ONS)》そして最後に《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》だ。後ろから始めると、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》はすでにフォーマットの主要クリーチャーだ。これを利用するデッキがイゼットか赤単だろうと、グルールデッキにフル投入することはこじ付け過ぎって訳じゃない。《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》と強化呪文、そして《殺戮角/Slaughterhorn(GTC)》のようなビーストに《獣の代言者/Advocate of the Beast(M14)》なら、追加のマナコストなしで脅威を作り上げるという点で居場所を見つけられるかもしれない。

黒のビーストはどちらも問題のある欠点を持つ攻撃的なクリーチャーだ。《時間の亀裂/Temporal Fissure(SCG)》ストームコンボデッキは毎ターンいくつもの呪文を唱えるし、場の十分なクリーチャーを《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》すれば《盲目の忍び寄るもの/Blind Creeper(5DN)》を殺せて、《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid(ONS)》を使うのを後悔させられるだろう。

《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》は既にオーラアグロデッキの一員として小さな波を作っている。これが《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》や他のビーストと一緒に部族的なビートダウンデッキで使われるのは想像に難くないね。まだちょっと足りないけど、このタイプのクリーチャーが増え続けるなら《獣の代言者/Advocate of the Beast(M14)》は見られるようになるかもしれない。





最初に《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》をじっと眺めた時には目がくらまなかった。むしろ、非常に弱い《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》的な効果だと思った。《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》単体の攻撃に対応して使っても滅殺の誘発でパーマネントを失った後だろうってね。《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》デッキとやっているときに、このカードは同類の中でも素晴らしい回答になると気付いたんだ。《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》や呪禁に守られた《林間隠れの斥候/Gladecover Scout(M12)》をやっつけられるのは多大な影響があるだろう。黒が生け贄除去の市場の一角を占めているとはいえ、これも白の守備的な特性を生かした条件付きのヴァージョンとして良くできていると言えるよ。





《死体運び/Corpse Hauler(M14)》はこのPauperに関してはこのセット一番のお気に入りだ。僕は「時のらせん」で《奈落の守り手/Pit Keeper(TSP)》が登場してからこいつの大ファンなんだ、だって墓地に何もいなくても価値がある《グレイブディガー/Gravedigger(6ED)》なんだぜ―2マナでパワー2はそれだけで良い。現在は、こういうカードはPauperではだいぶ劣っている、でも《死体運び/Corpse Hauler(M14)》はちょっと違うんだ。

ゲームの序盤数ターン、こいつは《クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel(CSP)》だ。それは2点の攻撃をしたり他の同サイズのクリーチャーと交換したり、2マナのパワー2として出来る素晴らしいことが全部できる。僕の予想では、実に甘美な生け贄効果のために、君はコイツを守りたくなるだろうね。

後のターンでは、《死体運び/Corpse Hauler(M14)》は陰鬱を誘発できるとても高価な《死者再生/Raise Dead(4ED)》として働く。でもそれより、これはその前に2/1として出てくる《死者再生/Raise Dead(4ED)》なんだ。これは大体は、「お前の準備がいいなら《墓暴き/Disentomb(M10)》を引くぜ」って言う平凡なクリーチャーのような感じだね。こいつに除去を使うのは悪く感じるかもしれないが、それは何かしら取り戻すはずだった素晴らしいクリーチャーへの除去であるわけだから、最悪の事態って訳ではない。

《死体運び/Corpse Hauler(M14)》はPauperのアリストクラッツのリストで上手くいくだろう。特に《死せざる邪悪/Undying Evil(DKA)》を利用してね。これが《死体運び/Corpse Hauler(M14)》で改良して整えたリストだ:
Aristocats
Alex Ullman

Creatures (26)
2 《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》
3 《屍肉喰らい/Carrion Feeder(SCG)》
3 《死体運び/Corpse Hauler(M14)》
3 《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》
4 《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
3 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(APC)》
4 《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UDS)》

Lands (23)
8 《平地》
8 《沼》
2 《やせた原野/Barren Moor(ONS)》
1 《エスパーの全景/Esper Panorama(ALA)》
3 《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(GTC)》
1 《隔離されたステップ/Secluded Steppe(ONS)》

Spells (11)
1 《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk(MBS)》
4 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《死せざる邪悪/Undying Evil(DKA)》
2 《損ない/Unmake(EVE)》






本当に《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》は必要なんだろうか?僕はフレーバーの観点から理解しているが、Pauperではエルフデッキはこれ以上のマナクリーチャーは必要だとは思えない。もし下手にそれを必要とするなら、世の中には別の(悪い)選択肢がある(《ボリアルのドルイド/Boreal Druid(CSP)》)。僕はこれらのデッキは同程度の数の1マナどもに固執していると思うが、《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》、《Fyndhorn Elves(ICE)》、そして先人たる《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(4ED)》を3-2-2で分ければ《残響する衰微/Echoing Decay(DST)》による破滅を無効に出来るだろう。





ただれたおじさん(として知られる《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》)がペットを得た!《ただれたイモリ/Festering Newt(M14)》は自軍のクリーチャーを対象にできない分、(種族を抜きにして)《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》の上位互換だ。《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》の方が恒久的なカウンターを置くことが出来るし、自分で起動が出来るので賛同されがちだが、この能力は1マナのクリーチャーでタフネス2が基準となる2マナクリーチャーと交換が出来るんだ。生け贄偏重のアリストクラッツ・スタイルのデッキに人気がでたら(夢を見たっていいよね)、《ただれたイモリ/Festering Newt(M14)》は《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》よりずっといい選択肢だ。





よろしい、さあ来たよ。ついに議論すべきスリヴァーカードに到着だ。分けてしまうより、僕は《巣の活性化/Hive Stirrings(M14)》、《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver(M14)》そして《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》について1つのセクションで語ろうと思う。スリヴァーはかつてPauperでも存続力のあるデッキだった。公認イベント最初期、《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》と《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》をフル投入したデッキは良く見られる光景だった。スリヴァーは使うパーマネントの殆どが互いに正のシナジーを持っていることで親和と似ている。

《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》はこの軍団3番目のロードで、議論の舞台に颯爽と舞い戻らせるのには十分だ。《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver(M14)》は元が2/2ということで語る価値がある。昔は《紡績スリヴァー/Spinneret Sliver(TSP)》が2/2として選択されていたが、これら2つを分けることは可能性の域を外れちゃいない。《紡績スリヴァー/Spinneret Sliver(TSP)》は青から出てくる飛行戦力に対する能力を持っているが、警戒はストンピィや親和に対して一般的にもっと便利な能力だ。色の内のカードアドバンテージとして、本当に珠玉なのは《巣の活性化/Hive Stirrings(M14)》だ。もちろん2体の1/1に3マナ払うのは良くないが、考えてみてくれ:多くの場合、これは3種のロードの内の場に出ている1体の手によってパワー4として出てくるんだ。それに引き続く4ターン目の+1/+1のスリヴァー(もしくは合わせて2)というのは、敵が相当な攻撃に脅かされるということを意味する。

これが僕が簡単に考えたスリヴァーデッキのリストのラフスケッチだ:
Slivers
Alex Ullman

Creatures (32)
4 《メタリック・スリヴァー/Metallic Sliver(TMP)》
4 《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》
4 《板金スリヴァー/Plated Sliver(LGN)》
4 《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》
2 《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver(M14)》
4 《横這スリヴァー/Sidewinder Sliver(TSP)》
4 《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》
2 《紡績スリヴァー/Spinneret Sliver(TSP)》
4 《悪性スリヴァー/Virulent Sliver(FUT)》

Lands (20)
9 《森》
9 《平地》
2 《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate(RTR)》

Spells (8)
4 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《巣の活性化/Hive Stirrings(M14)》

何がこのデッキをデッキたらしめているのか?僕の考えでは、スリヴァーを奪い去らせないための2つのアイテムがあると思う。第一にマナだ。2色というのは、良い2色地形がないことからPauperではディスアドバンテージだ。門は正しいデッキでは強く、マナが最大の懸念とはならないくらい、4年前から明確にステップアップしている。しかし、スリヴァーを食い止める同じカードが以前から存在している:《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》だ。最初期において、いいタイミングでの《墓所のネズミ/Crypt Rats(7ED)》は大群を壊滅させ得た。現在、これはさらなる《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》によってより頑丈になる見通しがある。君がM14のリリース後にPauperをするつもりなら、僕に言えることはただ1つ、スリヴァーに気を付けな。





《ミノタウルスの嫌悪者/Minotaur Abomination(M14)》をお呼びする時間をもらえるかい。僕はこのカードが大好きだ。これを見た時、《ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur(4ED)》2体が一緒に括られたものだと気付いた。僕と同じくらい長いことゲームをしている誰かの為に、これは「時のらせん」のジョークのような閉鎖感が無い、良いうなずきだ。もちろん、僕はスポイラーを読み進めて、これは実は2体の《アンデッドのミノタウルス/Undead Minotaur(M14)》が縫い合わされたものだと知った、マナコストまで完璧で、「R&Dは良くやったな」と思ったよ。マジックを非常に多くのレベルで発見のあるゲームとしているのはこういった些細なものなんだ。





緑のランプデッキは実際《雲上の座/Cloudpost(MRD)》デッキの他には存在していない。その理由は、ゲームの後半では《不屈の自然/Rampant Growth(MIR)》が不十分だからだ。《胞子塚/Sporemound(M14)》はゲーム後半の土地セットを1/1トークンへと変えることでこの問題を解決してくれる。これ自体だけでは不十分かもしれないが、潜在的なランプの攻め手である《戦杖の樫/Battlewand Oak(LRW)》を組み合わせれば、《雲上の座/Cloudpost(MRD)》無しの緑のランプデッキが実現可能になるだろう。





さて、これで出揃った。M14はPauperにとって深みのあるセットではない、けれどトップの座に戻ってくるカギとなるプレイヤーを強化する手助けになりそうだ。これが僕がM14で獲得したカードのリストだ:

《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》
《死体運び/Corpse Hauler(M14)》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》
《ただれたイモリ/Festering Newt(M14)》
《巣の活性化/Hive Stirrings(M14)》
《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》
《歩哨スリヴァー/Sentinel Sliver(M14)》
《胞子塚/Sporemound(M14)》
[訳注:《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》忘れられてた]

Keep slingin’ commons-

-Alex

SpikeBoyM on Magic Online
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やっぱり目玉はスリヴァー。1マナスリヴァー16枚体制のロード12枚体制。これは怖そうです。あとは《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》や《怨恨/Rancor(ULG)》があってもいい仕事をしそうかな?と思います。


個人的に気に入ってるのは《死体運び/Corpse Hauler(M14)》ですね。2マナ2/1という基本スペックにこの能力。色んなギミックが楽しめそうではありませんか。


《天界のほとばしり/Celestial Flare(M14)》はウィー=ゼロックス使いとしては頭の痛い存在ですねえ。白単ウィニーに一撃を狙いに行くときに《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》に加えてこれもケアしなければいけなくなると面倒だなあ。



皆さんは、何か使ってみたいカード見つかりましたか?

コメント

もうやだこのこ
2013年7月22日18:19

前から雑談で何度かいってたけどやっぱりスリヴァー。
愛好家としては組まざるを得ないし、世界中のスリヴァーフリークが同じ選択をすると信じています。

youbun
2013年7月22日18:45

環境に影響を与えそうなカードは出ている通りですが
西風の突撃、影生まれの使徒あたりはやらかしそうな雰囲気が少し

ぴぃ
2013年7月22日23:42

影生まれの使徒はpauper以外でなら夢が広がるカードなんですけどね。外科的摘出と組み合わせてデッキからコンボパーツのみ残すとか。他は個人的にはレガーサの火猫みたいな極端なマナレシオの生き物は好きです。

バニラとかフレンチバニラの性能が上がってるのを見ると隔世の感がありますね。青で2マナ1/3飛行とか、単色で4マナ4/4とか。

surucucu
2013年7月23日1:31

>>もうやだこのこさん
ですよね!やっぱり白緑になるんでしょうか。クリーチャー以外のスペルの選択が興味深いところです

>>youbunさん
西風の突撃は結構コモンらしからぬ面白性能をしてると思いますねー。ひたすら影生まれの使徒が出てくるデッキってのも相手にするのは嫌そうw

>>ぴぃさん
ほんとクリーチャーの性能は上がりましたね。4マナ4/4はギリギリ使っても良さそうなスペック。単色でこれが出るとは驚きですねえ。4マナ53もかなりの打点で、コンバットトリックと併用すれば強いかなと思っています。

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