さーて今日もウィー=ゼロックスでPauperDE参戦だ。
平日の割に107人も集まりました。最近モダンも下火気味で、スタンダードの次に人気のあるフォーマットなのではないでしょうか



#5625470
Round1 青単ポストストーム
①後手。土地と《悪鬼》と《サイクロプス》とドロー呪文。
《悪鬼》で3Tキル。相手も流石に干渉できなかった。
②土地と《デルバー》と《紅蓮破》。
1T目《デルバー》から攻め始める。相手の《フェアリーの大群》は打ち消して攻勢を保つ。すぐに《悪鬼》を引いて展開。これを《悪鬼》をバウンスして何とか一撃を防いで来るもコンボには繋がらず相手はじり貧。最終的に息切れしたところに一撃を決めて勝利。
○○

Round2 赤単ゴブリン
①後手。土地と《悪鬼》と《ストロボ》とドロー呪文。
《悪鬼》が《稲妻》で除去され、あとは手札に《ストロボ》が3枚溜まって動けず、ちくちく殴られて負け。
②土地がフェッチのみでマリガン。島無し。土地と《水流破》と《ストロボ》でキープ。
《火花鍛冶》に出られてクリーチャーが機能せず、《ストロボ》が2枚溜まって反撃も出来ず負け。
××
クリーチャーが居ないときに機能しない呪文が手札に溜まると弱いですねえ。良いとこ無しでした

Round3 緑単ストンピィ
①先手。《島》と《サイクロプス》。
《山》を手に入れて《サイクロプス》を展開。5T目の一撃は《巨森の蔦》で阻まれるも返しの攻撃を何とか残り1点で凌いで6T目に一撃を決めて勝ち。危なかったー
②土地と《悪鬼》とドロー呪文。
クリーチャーを沢山引くことが出来たが呪文が欠けて殴り負ける。呪文が無いとみんな小柄なんですよ、本来は
③土地と《デルバー》とドロー。相手がダブマリ。
こちらは《デルバー》スタートで殴っていく。相手は《イラクサの歩哨》と《スカルガンの穴潜み》で殴ってくる。3T目に《サイクロプス》を展開。返しで《胞子ガエル》を出される。4T目に《シャドーの裂け目》で7点殴ってみると《胞子ガエル》を使ってくれて一安心。相手はダブマリが響いてここまで土地1枚のみ。5T目に《使徒の祝福》で躱して一撃。
○×○
ぎりぎりの勝利って感じです

Round4 ウィー=ゼロックス
①後手。《島》とクリ―チャーでマリガン。土地と《サイクロプス》とドロー。
先に《悪鬼》を出されて対処できず負け。このマッチアップは先手とるのが大事だよなあ。
②《島》と《デルバー》と《悪鬼》とドロー。相手は1マリガン。
相手は《デルバー》を出したものの《山》が引けずに沈黙。《悪鬼》と相手の《デルバー》で相打ちになるも《サイクロプス》を展開してこれが除去されず勝ち。ドロー呪文無しで島だけキープも結構やっちゃいけないキープ。でも1マリガンじゃ仕方ないか
③土地と《サイクロプス》と除去。相手は1マリガン。
1T目に《デルバー》を引いて展開してのスタート。相手はクリーチャーが引けない模様。3T目に《サイクロプス》を展開。これも除去されず。4T目、《ストロボ》を唱えて殴ると《デルバー》に《稲妻》、《サイクロプス》に《断絶》が飛んで来るがそれぞれ《水流破》と《紅蓮破》で弾いて勝ち。こっちの攻撃に合わせて動いたら裏目になったとき痛いからダメだって!
×○○
相手は《魔力変/Manamorphose(SHM)》、《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》の入ったタイプだった。《紅蓮破》、《水流破》は見なかったけど入ってなかったのかな。

結果3-1




















なんだか調子いいです。
ここで久しぶりにリストを上げてみますね。

クリーチャー(12)
《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》
《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops(DGM)》
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》

呪文(32)
4 《思案/Ponder(M12)》
4 《定業/Preordain(M11)》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》
3 《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》
3 《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》
2 《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》

土地(16)
2 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
8 《島/Island(USG)》
6 《山/Mountain(USG)》

サイドボード
4 《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》
4 《水流破/Hydroblast(ICE)》
2 《払拭/Dispel(WWK)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
2 《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
1 《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》


おそらくウィー=ゼロックスのリストで遊びがあるのは青字の部分ではないでしょうか。

ここが人によっては《断絶/Snap(ULG)》だったり《魔力変/Manamorphose(SHM)》だったり、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》だったりします。《シャドーの裂け目/Shadow Rift(TMP)》は《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》か《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》との選択ですね。

他のウィー=ゼロックスと比べて珍しいのは《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》と《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》を積んでいるところだと思います。

《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》はもはやマナフラッド恐怖症の自分が、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》などとの組み合わせで手札の土地をライブラリーに戻す効果を狙って入れています。単純にキーカードのサーチが目的ならば《手練/Sleight of Hand》の方が良いのかもしれません。

《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》は青単テンポを意識して入れているカードです。そもそも環境に青が多いので島渡りが生き易く、青マナで使えるピン除去はフェアリー達に対処するのに都合がいいんです。こちらのクリーチャーのパンプアップにも使えるので腐らない良いカードだと思うんですけど、他の人が使っているところはあまり見ない・・・。

ちなみに《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキではシナジーが薄くて決して必須枠ではないのです。それでも4枚積みなのは、何枚か抜いてみて、このデッキのバランスの良さを支えているのはこのカードだと気付いたからです。中途半端なデッキは良くないですが、尖り過ぎても脆さがでます。《稲妻/Lightning Bolt(M10)》はこのデッキの丸みの部分なわけです。


サイドボードは、お高くなるのを承知で《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》4枚積みです。環境が青いので《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》はもはや必須。同型や《エイトグ/Atog(MRD)》対策も考えると《水流破/Hydroblast(ICE)》も4枚積みたい。

《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》は親和の4/4を除去するために入れます。緑単ストンピィにも《海賊の魔除け/Piracy Charm(PLC)》と代えて入れますね。

《電謀/Electrickery(RTR)》は青単テンポ対策。これがハマれば大体勝てます。ゴブリンストームが居た頃は4枚積んで大活躍していました。

《払拭/Dispel(WWK)》は青単ポストストームや赤単バーン。あとは青赤ポストと黒単コントロールに対してサイドインします。

《鋭い痛み/Flaring Pain(JUD)》は《一瞬の平和/Moment’s Peace(ODY)》や《虹色の断片/Prismatic Strands(JUD)》対策ですね。最近これらが減って来たので1枚に抑えました。





もしもこのデッキの値段を抑えようとするならば、メインの《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》を抜いて《手練/Sleight of Hand》や追加の《巧みな回避/Artful Dodge(DKA)》に。

サイドボードの《紅蓮破/Pyroblast(ICE)》、《水流破/Hydroblast(ICE)》を抜いて、追加の《電謀/Electrickery(RTR)》、《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》、《介入/Intervene(ULG)》あたりが候補になるかと思います。

そうすると多分全体で10チケちょっとで組めます。
さあお試しあれ。

コメント

youbun
2013年7月3日10:02

調整・工夫の跡が色濃く見えて参考になります。
ブレストは今までつかってなかったのですが使い勝手はどんなものでしょうか。
(他のドロー操作だったら・・・という場面がどれだけあるのか)

surucucu
2013年7月3日18:01

>>youbunさん、非常に鋭い質問なのでこっちとしても嬉しいです

初手にドロー呪文がブレストしかないときはあまり信用してません。特に土地1キープでブレストしかない時は、土地が1枚も見えずに悶絶なんてことがあるのでダメです。その場合は要らないカードを下に送れる《手練/Sleight of Hand》と《血清の幻視/Serum Visions》の方が良いのだろうと思います。

後は青単テンポのように1T目のデルバーを確実に変身させる使い方も出来ます。とはいえ勝手に変身するのであまりやりません。というのも、カードを探しに行くときにには《定業》→《思案》→《渦まく知識》の順番で使うのが1番掘れるので最後まで取っておくことが多いからです。

実際は、不要な土地カードをライブラリーに戻してフェッチや《思案》、《定業》でシャッフルという使い方が出来ることは滅多にありません。10戦して1回くらい?一番プレイに影響するのは、後半に要らない土地を2枚までは抱えておくようになったことですかね。そうすると殆ど3ドローのように使えるので流石に強いです

まとめると、序盤に(シャッフル手段がないと特に)イマイチで後半には3枚みれる効果が単純に強い。それでも複数引いても見れるカードが被るので2枚から増やそうとは思いませんね

nophoto
fiat
2013年7月5日11:15

はじめまして。リミテ専だったのですが最近pauperを始めてみようと思いウィーゼロックスを組んでみたのですが同型戦ではサイドはどうしてますか?

紅蓮破*4と水流破*4と炎の斬りつけ*3を入れようと渦巻く知識と稲妻を抜いてから他のストロボなんかを一枚ずつ抜いてみたのですがなんか中途半端でsurucucuさんの意見を参考にさせてもらいたいと思い質問させてもらいました。

デッキはsurucucuさんのリストから魔除けを抜いて土地一枚と払拭を一枚増やしサイドに一枚斬りつけが増えた形になります。(リストを参考にさせてもらったので大体一緒です)

surucucu
2013年7月5日17:24

>>fiatさん、はじめましてコメントどうも。
参考にされて頂いているようでありがたいです。

サイドボーディングのコンセプトは受け身な呪文を抜いて能動的に打てる呪文をいれるってことですね。自分のターンに動くようにすれば、相手に対応されてもそれによって大きくなったクリーチャーに殴られることはないですから。

具体的には受け身なスペルである《払拭》2、《使徒の祝福》4を抜きます。あと効き目が無いので《海賊の魔除け》2も抜きます。相手も《シャドーの裂け目》を使っていたら《祝福》の代わりにこっちを抜くかな?

代わりこちらから動ける除去を入れます。《水流破》4、《紅蓮破》2、《炎の斬りつけ》2でやってると思います。相手のクリーチャーは、打ち消すことができるならば場に出る前に打ち消します。そうやって相手の《使徒の祝福》などが腐ってくれると楽です。

それと、お互いに《突撃のストロボ》を引かなくとも結構なスピードのライフレースになることが多いのでファイレクシア・マナの支払いには気を使った方がいいですね。後はがんばって先手を取りましょう!

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