【Pauper デッキ】ナヤZooと高マナレシオのクリーチャー
2013年5月16日 デッキ コメント (7)
完全にぴぃさんのアグロドメインにあてられて作りたくなってしまったデッキです。
あーだこーだ弄っているうちにナヤカラーのグッドスタッフに落ち着きました。
始めの内は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CMD)》の、土地を揃える動きに上陸とのシナジーを見出して、上陸デッキお馴染みの《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を並べ、《砕土/Harrow(TMP)》をうってインスタントタイミングの《踏み荒らし/Overrun(TMP)》のようなブン回りが出来るナヤ上陸のようなデッキを回していたものの、上陸クリーチャーは受けに弱く、一度息切れを起こすと攻めにも行けなくなってしまうのでもっと大きくコストストパフォーマンスの良いクリーチャーを採用してみたのがこのリストです。
考えてみると赤緑って色は今のPauper環境に合っている気がします。メインから積んでいる《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage(MIR)》、《電謀/Electrickery(RTR)》に加えてサイドボードの《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》はタフネス1のフェアリー達に人権を与えません。親和への《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》、ポストストームへの3マナ土地破壊を積めるのは赤緑の専売特許です。なのでこれらのデッキには(回れば)ほとんどマウントをとって勝つことが出来ます。
ビート系デッキには持ち前のクリーチャーの質によって戦うことが出来ます。
問題なのは青赤ポストや黒系のコントロールなどで、こちらのクリーチャーを捌かれアドバンテージを獲られ出すと、せいぜい《若き狼/Young Wolf(DKA)》の除去耐性や土地配分の低さとデッキ圧縮による手数の多さに期待するしかなく、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》、《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》あたりを連打されようものなら、羽交い絞めに合ってボディーをコツコツ殴られるような苦しみを味わう他ありません。そういうデッキを使っている方にはこのリストは完全にカモに見えるんじゃないでしょうか。
このデッキはグッドスタッフなのでコンセプトというコンセプトがあるわけではないですが、しいて言えば「多色化のリスクを負うことで、マナレシオの良いクリーチャーを召喚して圧倒する」ことです。
というわけでマナ域ごとにマナレシオの高いクリーチャーをまとめてみよう。
・8マナ
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
Pauper最大。いきなり無色が最強という矛盾。こいつは仕方がない。
ちなみに同じマナコストに《軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist(SCG)》という1/1クリーチャーがいる。
・7マナ
6/7の《斧折りの雄鹿/Axebane Stag(RTR)》と7/6の《土引きずりの巨人/Loamdragger Giant(SHM)》がせいぜい。
・6マナ
《破滅のワーム/Ruination Wurm(GTC)》が7/6が1番。
というわけで7マナクリーチャーを使うくらいならこっちを使った方がいいみたい。
《西風のスピリット/Zephyr Spirit(RAV)》というわけのわからないクリーチャーも6マナ。
・5マナ
6/4の《通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm(GPT)》、5/5の《喰らうワーム/Gorger Wurm(ARB)》、4/6の《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
Pauperだとタフネス5以上あるのが親和の4/4を止められて偉いかもしれない。
《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》もいちおう5マナだけどあれは何か違う
・4マナ
バニラとしては《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute(ARB)》の4/4が1番。
デメリット持ち・条件付きを上げるとキリがないけど、やはり《ブラストダーム/Blastoderm(NEM)》が強い。他には《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》、《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》がクリーチャーで殴るデッキには合っていると思う。《とどろくタナドン/Thundering Tanadon(NPH)》も4マナとみていいかもしれない
・3マナ
デメリットなしでは3/3が最高。中でも《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》だけはメリット能力持ちなので隔世の感がある。
他には《縫い目のドレイク/Sewn-Eye Drake(ARB)》、《首無しスカーブ/Headless Skaab(DKA)》、それと《走り回る怪物/Skittering Horror(UDS)》が使いやすいか。スカーブ強いなあ
・2マナ
《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》、《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith(M10)》が高マナレシオかつメリット能力もちで優秀。あとは《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》をたまにトーナメントで見かける。
しかし実際使われるのは2マナ2/2のメリット能力持ちが多い。
戦闘で強いのは《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》、《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》。《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》も殆ど3/3みたいなもんで能力も便利。《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》はデッキを選ぶけどサイズが圧倒的。
リストを眺めていて、《アクリディアン虫/Acridian(USG)》と《ベナリアの騎兵/Benalish Cavalry(TSP)》も殴り合いでは悪くないと思った。
・1マナ
デメリットなしだと最大は1/2。中でも《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は能力が便利。
というか1マナで多色化のメリットを生かせるのは《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》くらいしかいない。あとは《ギルドの魔道士/Guildmage(MIR)》、《学院の弟子/scape Apprentice(INV)》、《信奉者/Disciple(APC)》のサイクルが楽しくて、1点飛ばしてアドバンテージを稼げる《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage(MIR)》と《祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmage(MIR)》がやたらと強いと思う。
言うまでもなくPauperには1マナ2/2デメリット持ちのクリーチャーがうようよしているので、2マナ以上のカードにはこれらを止められるか討ち取れる性能が欲しいところ。
うーん。アンコモンやレアにはとんでもないマナレシオのクリーチャーがいるんだけど、Pauperは流石に平和だなあ。3マナ以上になると他のフォーマットで見かけるクリーチャーがとたんに居なくなる。《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》とか使いたい・・・。
あーだこーだ弄っているうちにナヤカラーのグッドスタッフに落ち着きました。
クリーチャー(28)
4 《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》
4 《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage(MIR)》
4 《若き狼/Young Wolf(DKA)》
4 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CHK)》
4 《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
2 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
4 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》
2 《クローサの大牙獣/Krosan Tusker(ONS)》
呪文(14)
4 《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
4 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
4 《怨恨/Rancor(ULG)》
2 《電謀/Electrickery(RTR)》
土地(18)
3 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
8 《森/Forest(USG)》
4 《山/Mountain(USG)》
4 《平地/Plains(USG)》
サイドボード(15)
4 《石の雨/Stone Rain(MMQ)》
2 《Thermokarst(ICE)》
4 《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》
3 《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》
始めの内は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder(CMD)》の、土地を揃える動きに上陸とのシナジーを見出して、上陸デッキお馴染みの《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》と《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を並べ、《砕土/Harrow(TMP)》をうってインスタントタイミングの《踏み荒らし/Overrun(TMP)》のようなブン回りが出来るナヤ上陸のようなデッキを回していたものの、上陸クリーチャーは受けに弱く、一度息切れを起こすと攻めにも行けなくなってしまうのでもっと大きくコストストパフォーマンスの良いクリーチャーを採用してみたのがこのリストです。
考えてみると赤緑って色は今のPauper環境に合っている気がします。メインから積んでいる《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage(MIR)》、《電謀/Electrickery(RTR)》に加えてサイドボードの《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》はタフネス1のフェアリー達に人権を与えません。親和への《古えの遺恨/Ancient Grudge(ISD)》、ポストストームへの3マナ土地破壊を積めるのは赤緑の専売特許です。なのでこれらのデッキには(回れば)ほとんどマウントをとって勝つことが出来ます。
ビート系デッキには持ち前のクリーチャーの質によって戦うことが出来ます。
問題なのは青赤ポストや黒系のコントロールなどで、こちらのクリーチャーを捌かれアドバンテージを獲られ出すと、せいぜい《若き狼/Young Wolf(DKA)》の除去耐性や土地配分の低さとデッキ圧縮による手数の多さに期待するしかなく、《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》、《騒がしいネズミ/Chittering Rats(DST)》あたりを連打されようものなら、羽交い絞めに合ってボディーをコツコツ殴られるような苦しみを味わう他ありません。そういうデッキを使っている方にはこのリストは完全にカモに見えるんじゃないでしょうか。
このデッキはグッドスタッフなのでコンセプトというコンセプトがあるわけではないですが、しいて言えば「多色化のリスクを負うことで、マナレシオの良いクリーチャーを召喚して圧倒する」ことです。
というわけでマナ域ごとにマナレシオの高いクリーチャーをまとめてみよう。
・8マナ
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》
Pauper最大。いきなり無色が最強という矛盾。こいつは仕方がない。
ちなみに同じマナコストに《軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist(SCG)》という1/1クリーチャーがいる。
・7マナ
6/7の《斧折りの雄鹿/Axebane Stag(RTR)》と7/6の《土引きずりの巨人/Loamdragger Giant(SHM)》がせいぜい。
・6マナ
《破滅のワーム/Ruination Wurm(GTC)》が7/6が1番。
というわけで7マナクリーチャーを使うくらいならこっちを使った方がいいみたい。
《西風のスピリット/Zephyr Spirit(RAV)》というわけのわからないクリーチャーも6マナ。
・5マナ
6/4の《通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm(GPT)》、5/5の《喰らうワーム/Gorger Wurm(ARB)》、4/6の《鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider(DGM)》
Pauperだとタフネス5以上あるのが親和の4/4を止められて偉いかもしれない。
《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》もいちおう5マナだけどあれは何か違う
・4マナ
バニラとしては《ロウクスの粗暴者/Rhox Brute(ARB)》の4/4が1番。
デメリット持ち・条件付きを上げるとキリがないけど、やはり《ブラストダーム/Blastoderm(NEM)》が強い。他には《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》、《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》がクリーチャーで殴るデッキには合っていると思う。《とどろくタナドン/Thundering Tanadon(NPH)》も4マナとみていいかもしれない
・3マナ
デメリットなしでは3/3が最高。中でも《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》だけはメリット能力持ちなので隔世の感がある。
他には《縫い目のドレイク/Sewn-Eye Drake(ARB)》、《首無しスカーブ/Headless Skaab(DKA)》、それと《走り回る怪物/Skittering Horror(UDS)》が使いやすいか。スカーブ強いなあ
・2マナ
《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》、《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith(M10)》が高マナレシオかつメリット能力もちで優秀。あとは《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M12)》をたまにトーナメントで見かける。
しかし実際使われるのは2マナ2/2のメリット能力持ちが多い。
戦闘で強いのは《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》、《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》、《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》。《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》も殆ど3/3みたいなもんで能力も便利。《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》はデッキを選ぶけどサイズが圧倒的。
リストを眺めていて、《アクリディアン虫/Acridian(USG)》と《ベナリアの騎兵/Benalish Cavalry(TSP)》も殴り合いでは悪くないと思った。
・1マナ
デメリットなしだと最大は1/2。中でも《散弾の射手/Scattershot Archer(CON)》は能力が便利。
というか1マナで多色化のメリットを生かせるのは《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》くらいしかいない。あとは《ギルドの魔道士/Guildmage(MIR)》、《学院の弟子/scape Apprentice(INV)》、《信奉者/Disciple(APC)》のサイクルが楽しくて、1点飛ばしてアドバンテージを稼げる《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage(MIR)》と《祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmage(MIR)》がやたらと強いと思う。
言うまでもなくPauperには1マナ2/2デメリット持ちのクリーチャーがうようよしているので、2マナ以上のカードにはこれらを止められるか討ち取れる性能が欲しいところ。
うーん。アンコモンやレアにはとんでもないマナレシオのクリーチャーがいるんだけど、Pauperは流石に平和だなあ。3マナ以上になると他のフォーマットで見かけるクリーチャーがとたんに居なくなる。《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》とか使いたい・・・。
コメント
あとやっぱりケンタウルスの癒し手は3マナにしては破格だと思います。
長老でマナが2から4に伸びるので、回りを考えると4マナに何か強いアクションがあるといいかもしれませんね。
まあ、ケンタ出して稲妻構えるだけで十分強いとは思いますけどw
この色構成だとどうしてもコントロール相手が厳しいですよね。黒単だと除去と手札破壊でズタズタにされますし、赤濃くしてバーン戦略取っても長引くと堕落されるし。
白絡みならギルドパクトの守護者が小粒ですがいい動きしました。怨恨つかないのがかなり痛いですが、地上止めるのには安心できますね。
緑単色でLLLに近い感じ。フィニッシャーはブラストダームにしてましたが
あいつは除去耐性の高さもあって今でも通用しますね。
青が横行するとステロイド、はいつの時代も変わらない。
よろしければ相互リンクお願いします!
厄介な発掘クリーチャーを《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で対処出来たり、《拷問生活/Tortured Existence(STH)》を《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》で破壊できたりと相性が良かったですからね。2→4の流れは特に意識してなかった。ここら辺を詰めればもっと完成度が上がりそうな気がします
>>ぴぃさん
色々試した割にはなんだかありきたりになってしまった気もします^^;青赤ポストには《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact(DIS)》が良いですね!黒単には《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale(RAV)》で殴り続けるってのも考えていますが、やはり何かアドバンテージが獲れるギミックを積みたいものです
>>たららんさん
単色が主流のPauperでもこれだけポストが多いと土地破壊系もありですよね。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》で再利用も見据えて《ブラストダーム/Blastoderm(NEM)》入れようかなあ。
>>Gold Experienceさん
こんな日記でも参考になれば幸いです。リンクお返ししましたのでよろしくどうぞ!
>>Tomoさん、Nunahさん
Thank you for reply.I’m glad to hear that^^