Pauper ウィー=ゼロックス デッキ解説と公式自慢
2012年9月28日 デッキ コメント (2)
新クライアントのデッキリスト画面は見やすいですね。
・基本コンセプト
インスタント、ソーサリーをたくさん唱えて《窯の悪鬼/Kiln Fiend》と《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》を大きくし、大ダメージを与える。
《シャドーの裂け目/Shadow Rift》でブロックを回避し、《突撃のストロボ/Assault Strobe》でパンチ力を上げるのが主な勝ち筋で、これらのキーカードを各種ドロー呪文で探します。キーカードを探す動作がそのままパワーの強化に繋がるのがこのデッキの強み!
では個別のカードの説明をしてみます。
・《窯の悪鬼/Kiln Fiend》、《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》
メインアタッカー。
竜装者は重く感じることもあるが飛行が役立つ場面が結構ある。紅蓮破、水流破でボコボコにされるのはご愛嬌。
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
コンセプトと関係ないじゃんと思うかもしれませんが、このデッキはインスタント、ソーサリーがとても多く(30枚前後)なるので実はこのデッキによくマッチしているクリーチャーです。
ライブラリー操作もあるので50%以上の確率で変身してくれることになります。こいつに除去を消費してくれれば御の字だし、こいつを守っているだけで勝ててしまうこともある。
・《突撃のストロボ/Assault Strobe》
このカードの有無で一撃必殺率が大きく変わると思います。ただし自軍がいなければ手札で邪魔になるし1枚引ければ十分なカードなので3枚で落ち着きました。
・《シャドーの裂け目/Shadow Rift》
このデッキ一押しのカードです。
《ひずみの一撃/Distortion Strike》や《巧みな回避/Artful Dodge》と比べて、カードが引けるというのがこのデッキにぴったり。こちらにクリーチャーがいない場合でも、とりあえず相手のクリーチャーに撃ってサイクリング的なことが出来たりもするので腐りにくいです。あと、クリーチャーが相手に1体、こちらに2体以上並んでいるときに自軍の攻撃を全て通すこともできます。これもストロボと同様に3枚。
・《思案/Ponder》、《定業/Preordain》
優良ドロー呪文。4枚固定です。
《渦まく知識/Brainstorm》もあるけど「必要なカードを探し当てる」ことに関しては《思案/Ponder》、《定業/Preordain》が優るので使ってません。シャッフル要素もそんなに多くないし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が勝手に変身してくれるというのも不採用の理由。
・《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
コンボデッキにとって相手の手札確認は重要。その動作がコンボを助長するとあっては使わない手はない。
・《使徒の祝福/Apostle’s Blessing》
除去回避、ブロック回避のどちらにも使える便利な呪文。なるべくこれを構えながらクリーチャーを出したいので4枚いれていますが3枚でもいいかな。でもホント便利。自軍が1体のときに《未達への旅/Journey to Nowhere》の返しに使ってやるのが楽しくてしょうがない。
・《稲妻/Lightning Bolt》
ブロッカー排除はもちろん、本体に撃って悪鬼で殴ればかなりのダメージ効率。決して必須カードではないんだけど感染や各種ビートのいる環境では4枚固定。
・《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》、《海賊の魔除け/Piracy Charm》
ビート環境を意識していれています。前者は《尖塔のゴーレム/Spire Golem》を焼けるのが重要。後者は、このデッキは赤マナ捻出が滞ることがあるので撃ちやすい除去として。加えてブロッカーがいなければ自軍のパワーアップ。青いデッキに対して島渡りモード。ストームに対して手札を攻めたりと色んなところで役立っています。
・《噴出/Gush》
これは元々黒単等の手札を攻めてくるデッキがあまりにも痛いので入れたカードでした。入れてみたら爆発力が上がっていい感じになりましたが1、2枚が限界ですね。噴出を何枚積むかを悩めるのはヴィンテージとPauperくらいなもんだ。
土地は17枚。
多くのドロー呪文で少ない土地でデッキを回し、無駄ドローを少なくすることがゼロックスのコンセプトですが、これ以上は減らせませんでした。
こうして見るとクリーチャー以外は見事に1マナばっかりですね。噴出はゼロマナだし。そのおかげで島が1枚、と後何かドロー呪文があれば一応キープできます。しかしキークリーチャー達は赤いので山も引けないと勝てません。やはり2色はなかなか安定しません。島と山をきれいに引き込めればあとは比較的に安定して回るんですけどね。
キープ基準が結構難しくて未だに良く解りません。もっと積極的にマリガンしていった方がいいのだろうか。。。
除去や戦闘での駆け引きが必要だったり一発逆転があったりと、とにかく回していて楽しいデッキなので皆さん使ってみて下さい。おそらく6〜7チケで組めると思います。(噴出、渦巻く知識を増やすと急に高くなる)
実は以前DEで優勝したときに公式に取り上げてもらったことがあって
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/pr/203
(MOのメタ分析みたいなコラム。一番下にPauperについて)
その後このデッキをDEで見る機会がちょっとだけ増えたんですが、皆なかなか勝てなかったのか最近またあまり見なくなってしまった・・・。
またDEで結果だすしかあるまい
・基本コンセプト
インスタント、ソーサリーをたくさん唱えて《窯の悪鬼/Kiln Fiend》と《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》を大きくし、大ダメージを与える。
《シャドーの裂け目/Shadow Rift》でブロックを回避し、《突撃のストロボ/Assault Strobe》でパンチ力を上げるのが主な勝ち筋で、これらのキーカードを各種ドロー呪文で探します。キーカードを探す動作がそのままパワーの強化に繋がるのがこのデッキの強み!
では個別のカードの説明をしてみます。
・《窯の悪鬼/Kiln Fiend》、《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》
メインアタッカー。
竜装者は重く感じることもあるが飛行が役立つ場面が結構ある。紅蓮破、水流破でボコボコにされるのはご愛嬌。
・《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
コンセプトと関係ないじゃんと思うかもしれませんが、このデッキはインスタント、ソーサリーがとても多く(30枚前後)なるので実はこのデッキによくマッチしているクリーチャーです。
ライブラリー操作もあるので50%以上の確率で変身してくれることになります。こいつに除去を消費してくれれば御の字だし、こいつを守っているだけで勝ててしまうこともある。
・《突撃のストロボ/Assault Strobe》
このカードの有無で一撃必殺率が大きく変わると思います。ただし自軍がいなければ手札で邪魔になるし1枚引ければ十分なカードなので3枚で落ち着きました。
・《シャドーの裂け目/Shadow Rift》
このデッキ一押しのカードです。
《ひずみの一撃/Distortion Strike》や《巧みな回避/Artful Dodge》と比べて、カードが引けるというのがこのデッキにぴったり。こちらにクリーチャーがいない場合でも、とりあえず相手のクリーチャーに撃ってサイクリング的なことが出来たりもするので腐りにくいです。あと、クリーチャーが相手に1体、こちらに2体以上並んでいるときに自軍の攻撃を全て通すこともできます。これもストロボと同様に3枚。
・《思案/Ponder》、《定業/Preordain》
優良ドロー呪文。4枚固定です。
《渦まく知識/Brainstorm》もあるけど「必要なカードを探し当てる」ことに関しては《思案/Ponder》、《定業/Preordain》が優るので使ってません。シャッフル要素もそんなに多くないし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が勝手に変身してくれるというのも不採用の理由。
・《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
コンボデッキにとって相手の手札確認は重要。その動作がコンボを助長するとあっては使わない手はない。
・《使徒の祝福/Apostle’s Blessing》
除去回避、ブロック回避のどちらにも使える便利な呪文。なるべくこれを構えながらクリーチャーを出したいので4枚いれていますが3枚でもいいかな。でもホント便利。自軍が1体のときに《未達への旅/Journey to Nowhere》の返しに使ってやるのが楽しくてしょうがない。
・《稲妻/Lightning Bolt》
ブロッカー排除はもちろん、本体に撃って悪鬼で殴ればかなりのダメージ効率。決して必須カードではないんだけど感染や各種ビートのいる環境では4枚固定。
・《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》、《海賊の魔除け/Piracy Charm》
ビート環境を意識していれています。前者は《尖塔のゴーレム/Spire Golem》を焼けるのが重要。後者は、このデッキは赤マナ捻出が滞ることがあるので撃ちやすい除去として。加えてブロッカーがいなければ自軍のパワーアップ。青いデッキに対して島渡りモード。ストームに対して手札を攻めたりと色んなところで役立っています。
・《噴出/Gush》
これは元々黒単等の手札を攻めてくるデッキがあまりにも痛いので入れたカードでした。入れてみたら爆発力が上がっていい感じになりましたが1、2枚が限界ですね。噴出を何枚積むかを悩めるのはヴィンテージとPauperくらいなもんだ。
土地は17枚。
多くのドロー呪文で少ない土地でデッキを回し、無駄ドローを少なくすることがゼロックスのコンセプトですが、これ以上は減らせませんでした。
こうして見るとクリーチャー以外は見事に1マナばっかりですね。噴出はゼロマナだし。そのおかげで島が1枚、と後何かドロー呪文があれば一応キープできます。しかしキークリーチャー達は赤いので山も引けないと勝てません。やはり2色はなかなか安定しません。島と山をきれいに引き込めればあとは比較的に安定して回るんですけどね。
キープ基準が結構難しくて未だに良く解りません。もっと積極的にマリガンしていった方がいいのだろうか。。。
除去や戦闘での駆け引きが必要だったり一発逆転があったりと、とにかく回していて楽しいデッキなので皆さん使ってみて下さい。おそらく6〜7チケで組めると思います。(噴出、渦巻く知識を増やすと急に高くなる)
実は以前DEで優勝したときに公式に取り上げてもらったことがあって
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/pr/203
(MOのメタ分析みたいなコラム。一番下にPauperについて)
その後このデッキをDEで見る機会がちょっとだけ増えたんですが、皆なかなか勝てなかったのか最近またあまり見なくなってしまった・・・。
またDEで結果だすしかあるまい
コメント
サイドのin/outをどうするのかが気になるので教えてもらえれば嬉しいです
サイドボードはちょくちょく変えるのでサイドカードについては別にまとめようかと思います。